高江雅人  竹工芸職人の独り言  竹工房オンセ

高江雅人  竹工芸を初めて37年、徒然なる出来事をアップしています。

小物達いろいろ

2009年11月03日 09時09分09秒 | 作品紹介

注文でいろんな物を作ってます。お客様から「アイフォーンを入れるケースを作って!」とご注文。オーダーは「乱れ編みでざっくりと!」と云う事でしたが、残念ながら、小さくて薄いものを、ざっくりとした編み方で形作ることは、竹の性質上無理があります。

Cimg0652 そこで、オーダーとは違いますが、こんな編み方ならば出来そうだ。と試作しています。小さな物は小さな物なりに大変さがあり、精密な割り出しが要求されます。

大きな物であれば、1ミリ違っても、全体の比率から考えると、及第点であっても、これくらいの大きさになると1辺の長さが1ミリ違っても、相当歪んで見える。丁寧な仕事と高度が技術が要求される。

外の形が出来たら、今度は「アイフォーンの液晶部分に傷が付かないように、柔らかさのある素材で、篭との間にクッションを付けていかなくてはならないのだが、これも、厚さや強さ、加工のし易さなど、素材探しから…。

しかし、「オーダーメイドの竹かご屋」を謳っていく以上、この大変さが大きな財産に為るはずだ。

自分磨き  記念日 贈り物 オーダーメイド 名入れ箸

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