ひとりぼっちのロックンロール

ミナミWHEELが開催されたのだが、毎年ながら、知り合いや友達も沢山出演しているし、TwitterのTLも楽しそうだ。それを見る度に僕はバンドが出来ないなぁと思ってしまう。
フライヤーを撒いて、個性的な看板を作って宣伝し、圧倒されるばかり。
凄いパワーを感じる。
学園祭にも似た熱気。

僕は自分が好きで、オレオレで、我が強いと言われますが、まぁそうだとも思っていますので、反論は無いのですが、そうやらなきゃ誰にも愛されない自分が可哀想やったからです。
自分くらい自分を好きでいたげないといけないなぁと思ったんです。

学園祭も苦手だった。
ある店が年中学園祭のようだねと言われていました。
その店がとことん苦手です。
初めて出会ったお客が「楽しー！のも！のも！」とか、めちゃくちゃ苦手です。

先日、ある若いミュージシャンが古いロックンロールのアルバムをとても愛してました。
高校生の頃にめちゃくちゃ聴いたそうです。
渋い高校生だねーと僕は言ったのですが、彼は「友達居なかったっすもん。こんなん聴くやつ、まわりにおらんかったし」彼は自分でレンタル屋に通い、ロックンロールのCDを勉強したのだと言った。
俺と一緒やん！と本当に嬉しく思いました。

古いとか新しいとかはどうでも良いんですわ、友達とか彼女おったらロックンロールに目覚めんかったなぁ。

ロックンロールはひとりぼっちの怨念の塊が爆発してるから美しいのかなと思っております。