北海道でノンビリと

タブタブの何処かへ行こう を改題しました。
何処かへ行く機会も減ってきたので 北海道を楽しもうと思ったからです

パッカン婆さん

2018-05-22 20:59:17 | 旅行
その昔、ツイッギーと云う女性がミニスカートを流行らせて以来、その長さはどんどん短くなり、ついにはパンティよりも短くなるのではと余計な心配をしていたものだが、残念ながらギリギリのラインで止まり少し戻った。

その超ミニが流行っていた頃、私は京都にいた。もちろん勉学のためだ。
テレビなど無くて唯一の情報源はラジオ。

当時良く流れていたのが、先日Kクンご夫妻にご馳走して頂いた焼肉の天壇とそして知恩院のコマーシャル。寺がコマーシャルすることに不思議さを感じた。

貧乏学生に天壇は遠い存在だったが、知恩院は街を彷徨っている時に偶然見つけることができた。



聳え立つ見事な石段に圧倒された。



それを上がるのは大変なのだが、我々よりも大変なのはミニスカを穿いたオネエチャン達だ





何しろ一段の高さがあるし傾斜もキツイのでパッカン パッカンしないと上がれないのだ。

私は別にパンティーが見たいわけではなくて、ヒーヒー云いながら目線を上に向けると偶然視界に入るだけで、決してエロが目的ではなく普通に石段を上がっていただけだ。





知恩院には左甚五郎忘れ傘など七不思議と云われるものがあり、それを探すのも楽しみであるし見事な三門を眺めるのが好きで時々この石段を上がった。

ある時、当時流行していた小さなハンドバッグでパッカンしていた中心部分を上手に隠す女性が現れた。



このテクニックは瞬く間にミニを穿く女性に広がり、パッカン女性は後ろから上がってくる男どもの視線を(残念でした)とでも云うように隠し始めた。

我々は、と云うより私は行く先に偶然白やピンクや時には黒い色がチラチラしていただけで清純派の私としては別にどうと云うことは無いのだが何故か知恩院を通る機会は減った。



今回の京都訪問で、この石段のことを思い出し懐かしくなって行ってみた。

石段を上がっているのは爺さん婆さんばかりだが、もしかしたら婆さんは昔はパッカンをしていた人かも知れない(笑)

残念ながら知恩院本堂は改修工事中で二年後にならないと思い出深い七不思議を見られないのだそうだ。

「二年後においで下さい」とは言われたけれど、その時にまた超ミニが流行っているのかどうか。

石段を上がっているのが「元」パッカン婆さんだけと云うこともあり得るしね。


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