風に吹かれて、気の向くまま

人生折り返し地点を過ぎた下町男の思いつき。

08 する賀てふ  

2007年01月16日 | 今昔 江戸名所百景 
08 する賀てふ  

この絵には呉服店越後屋と、その通りの賑わいと霊峰富士が書かれている。


この写真の左側は三越、右側は三井本館


江戸の中心地日本橋の南北の町屋は、江戸城と霊峰富士が望める様に
都市計画がされていた。
駿河町でも南西の方向を望むと、真正面に富士山が見えていた。
駿河町の通りの両側全域を占めていたのは、呉服店越後屋である。

越後屋
越後屋(現在の三越)が始めた現金掛け値なし。正札販売
(それまでの店では、ツケで販売をしていたが、取りっぱぐれる事が在った為
正規の値段に上乗せして販売していた)

反物の切売り販売もした。(通常は一反単位)
急ぎの客には数十人の職人が総がかりで、その場で仕上げるサービスもしていた。

当時としては、画期的な商売の仕方で繁盛した。



今も昔もこの辺りは人通りが多く、賑やかな町。
見掛けのみ変わっているが、人が集まり華やかな部分は変わっていないのかもしれない。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿