風に吹かれて、気の向くまま

人生折り返し地点を過ぎた下町男の思いつき。

105 御厩河岸

2007年02月10日 | 今昔 江戸名所百景 
105 御厩河岸

この絵は、御厩河岸から隅田川を望んだ夕景。
渡し舟に乗っている女性は夜鷹(私娼)



吾妻橋と両国橋との間のにあった米蔵(蔵前)(参照→61 浅草川首尾の松御厩河岸)の北に三好町が有り、
そこで幕府の馬を飼っていた厩が有った事から、御厩河岸と名付けられた河岸が有り、対岸の本所石原町との間に『御厩河岸の渡し』が有った。

御厩河岸は、その西北にあった浅草寺界隈の盛り場への入口に当り
対岸の本所からも、渡し舟で多くの人がやってきた。

現在は、橋が架かり蔵前3丁目と本所1丁目をつなぐ。



この橋の上流は62 駒形堂吾嬬橋




橋の手前にある欄干。







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