風に吹かれて、気の向くまま

人生折り返し地点を過ぎた下町男の思いつき。

13 下谷広小路

2007年01月21日 | 今昔 江戸名所百景 
13 下谷広小路

この絵の右手前の建物は、尾張藩御用達の呉服商伊藤屋が買収した松坂屋
その前に道に突き出している小屋は髪結床。
道を行く人達は桜見物だろうか?



下谷の名前は、上野、湯島、本郷などの高台の下にあった事から名付けられた。
ここを通っていた道が下谷広小路で、将軍が上野寛永寺に参拝する際に通る御成道。

元禄時代以降、下谷広小路の両側に町屋が整い、名物や名産を売る店が立ち並ぶようになった。


現在の地名は上野広小路
松坂屋は現存しているが、髪結床(床屋)は無い。
松坂屋の屋上には、小さなゲームコーナーと熱帯魚屋があり、小学校に上がる前叔父と良く遊びに連れて行ってもらっていた。未だに行っても懐かしい場所の1つ。

通りを挟んだ向かいには、風月堂がある。

建物が高くなっているだけで、江戸時代と
あまり雰囲気は変わって居ない場所なのかもしれない。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
上野松坂屋! (ばく子)
2007-01-21 22:27:07
この間行ったら金魚があり得ない値段で売ってました。笑



江戸時代とそんなに変わってなぃ、かぁ‥

そう思うと何だか上野行きたくなっちゃう^^
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松坂屋は (下町男)
2007-01-22 09:29:50
>ばく子様
σ( ̄。 ̄)の中で松坂屋の熱帯魚屋は、セレブな所だと思っているので、見てるだけ…(ノ∀`)

江戸時代と変わっていない。と言っても
髷結っている人は、いませんよ。


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