何の花かはわかりませんがアサギマダラの蝶が
花から花へと飛び交っていました。

そして急斜面には草が生い茂りその中にオレンジ色が目を引くユリが咲いていました。

これまた独特な濃い紫色の実を付けているイシヅチミズキもありました。
1ヶ月にわたった四国登山紀行シリーズはこれでおしまいですが
一番ビックリしたのは寒風山トンネルを抜けて林道に入った頃からまとわりつくように
飛び回っていたハエ、アブ、蜂たちでした。
写真を撮ろうと林道の途中で車を止めようものなら車にまとわりつく、まとわりつく。。
窓を開けたのが失敗でした。中に30匹ぐらい入ってきて
パートナーがパニック状態に・・・。
これは登山道中や弥山の頂上小屋でも同様で本当に閉口させられました。
頂上小屋の神主さんとおぼしき人も知人と見られる人と
「今年はホント多いわ~」と話をしてられましたね。
まあ、今となってはいい(?)思い出のひとつですけど。。

石鎚山で出会った植物達、その2です。
このかわいらしい小さな花はアカバナ(赤花)というそうです。
吹けば飛んで行ってしまいそうなこの花も標高約1800mのこの地でたくましく生きていました。

同じ色の系統のこの花はイヨフウロまたはシコクフウロと呼ばれています。
「フウロ」って「風露」と書くそうで何ともいえない風情が感じられますね。

そして登山道はひらけたところもあれば森の中を歩くところもありました。
そしてこの日は曇ってモヤの中を歩くこともしばしば。。
ブナの木なのかなぁ?何の木かはわかりませんでしたが
いい雰囲気でした。
ここからは登山の道中に出会った植物たちを紹介していきます。
ホントはカテゴリーは「花卉」なんだけど、「登山・ハイキング」にしておきます。
色々出会った中でも一番目を引いたのがこれ、シシウドです。
線香花火のように広がって幻想的な世界を感じさせてくれます。
本州、九州、四国と広い範囲に分布して、根は煎じて薬用としても用いられるようです。

これまた打ち上げ花火のような植物はミヤマノダケ。イシヅチノダケともいうそうです。
濃い紫一色で独特の雰囲気があります。

道中で一番よく見かけたのはこのアザミかなぁ。
山頂に近くなればなるほど見なくなったけど多かった。
登りはじめは頂上までの4.6kmは適度な距離だと思ってたけど
鎖場についた頃には右膝の関節が痛くなっていたし
結構身体にダメージを受けていたと思う。
頂上に着く直前では「あと少し、あと少し」を心の中で連呼してたし。。

同じく西日本最高峰となる南尖峰 (1982m) です。
この峰も同じく絶壁を持つ岩峰となります。
他の人のWebページを見てみると反対側(東側)からも上れるようです。

天狗岳頂上から北北西側を覗いてみると眼下に二ノ鎖場の小屋と
もう一つの登山道の成就杜ルートが見えます。
弥山から天狗岳に渡る途中の岩場です。
まさに「切り立った崖」ですね。
途中で行き交った女性が下を覗いてます。
私も同じように覗いて撮った写真がこれ↓です。

落ちたら最期ですね。この岩場を通る時、身体がすくんで這ってわたりました。


そしてついに西日本最高峰(1982m)に立ったのです。(感動)
そこには石の祠があり、傷んで取り替えられたのか屋根だけが綺麗で新しめでした。
奥に見えるのは同じく 1982m の南尖峰です。
迂回路を上がっている途中で三の鎖場が有りましたがそこはそのまま通過して頂上を目指します。
金属製の階段も途中で普通の山道に変わっていました。
尾根に出るとそこは足元からドンと落ちて下に向けて視界が広がっていました。
お鉢の縁に立っているようです。
そしてそこから5~10分で弥山(1974m)に到着です。
写真の山はその時は名前はわからなかったのですが家に帰ってから調べると
西ノ冠岳(とんがった山)(1894m)だそうです。
ところで国土地理院による石鎚山の三角点の登録は石鎚神社がある弥山(1974m)でもなく
最高峰となる天狗岳(1982m)、南尖峰(1982m)でもなく、弥山の北西にある1920.6mの山に
三等三角点「石鎚山」が設置されているとのことです。
写真の右端に建物がちょっとだけ写っていますがこれが石鎚山頂上山荘です。
なかなか立派な建物で食堂やお土産物も売っていました。

石鎚神社ご神体前から南東方面を写したところです。
この左側に西日本最高峰の天狗岳、南尖峰があります。

これが西日本最高峰、天狗岳(1982m)です。
とんがりすぎですよね。
手前の鎖を使って下におり尾根伝いに歩いて行きます。
見ての通り、一歩間違えば命に関わるところで渡っていく人も多くはありませんでした。
せっかく来たのだから鎖場を登りたかったけど、恐怖のあまり断念した
パートナーを一人にするわけにもいかず、一緒に迂回路の方を上がったのでした。
迂回路の足場はメッシュ状になっており下が透けて見えます。
また、外側はなんと手すりがありません。
もしもの時は場所が悪ければ下の方まで転がって落ちていくことでしょう。


迂回路から北方面の写真です。旧東予市方面です。
今、知ったのですが東予市って合併して今は西条市なんですね。
私の見ている地図が古かった。。
その先には今治市があって、前々から通りたいと思っている
しまなみ海道があるんですよね~。

土小屋ルートと成就杜ルートの合流地点がここ。
両ルートから上がってきた人達はやはり疲れるのか
この辺りの階段に腰掛けて休憩される人が多かったです。
鳥居をくぐって上がるとすぐに二の鎖場があります。

二の鎖場の手前には小屋があります。
まさに山小屋という感じですが意外と大きい。
眼下には西条市の町並みと瀬戸内海が見えます。
ここで標高が1800mぐらいなので頂上まで残り200m弱。

二の鎖場の写真を追加しました。
ここから20m程上がったところで登る前から腰の引けていたパートナーが
これ以上登るのを拒否。断念して迂回路の方に回ったのでした。

石鎚山への登山道のメインルートはロープウェイを使う成就杜ルートと
今回、私が利用した土小屋ルートの2つあるようです。
登山道を通ってみて思ったことは「すごくよく整備されている」ということです。
古くからの修験道であり、また、西日本最高峰(1982m)ということで
登山される人も多いのだろうと思われます。
山の情報を集めようとインターネットで色々な人の書き込みを見ましたが
多くの人から愛されている山なんだなあと言うのを感じました。
登山道が整備されているのもその現れなのでしょう。

石道も有りました。

道なき道も何のその。
急な斜面でもこのように組まれた木道が何カ所もありました。
石鎚山
です。歩を進めると森も浅くなり所々で左右の展望がきくところが出てきます。
写真は登山道から南側に見える石鎚スカイラインですね。
久万高原町若山当たりが起点(終点?)で土小屋が終点(起点?)らしいです。

こちらは北東方面で少し前に通過した瓶ヶ森と子持権現山が見えてます。
うーん、次は絶対、瓶ヶ森に登るぞ。
土小屋を出発するとすぐに登山道があります。
100mちょっとぐらいかな?ホントにすぐです。
登山道はちょっと薄暗い森の中(ツリートンネルみたい)を結構な距離を歩きます。
その途中途中に写真のような道標がありました。
土小屋から石鎚山頂まで4.6km。
まあまあの距離だなぁとその時は思いました。

瓶ヶ森林道を行き着くと土小屋というところに着きます。
ここに車を止めて、登山開始となります。
写真の右から白石ロッジ、駐車スペース、石鎚神社(林の中)です。
白石ロッジは食堂、売店があり、宿泊もできるようです。
写真には写っていませんが右側にも広い駐車場がありました。
8時28分、すぐ先の登山口に向けて登山開始です。
ひとつ前の写真にも写っているが牙のように生えているのが
これ、子持権現山。
なぜ子持と呼ばれるのかはわからないが非常に興味を引かれる岩峰である。
一の鎖~五の鎖と鎖場が5カ所もあるらしい。
瓶ヶ森とともに次、来た時に登ってみたい山のひとつ。
西日本最高峰である石鎚山に登ってきた。
13年前に四国の第二峰の剣山に登って以来、第一峰である石鎚山に
いつか登りたいと思っていたがその願いが叶ったのである。
ちょっと大げさか。

8月10日の晩(正確には11日)1時に神戸を出発。
明石大橋を渡り、鳴門大橋を渡り、徳島道から松山道を走り
いよ西条ICを降りたのは6時前だっただろうか?
記憶が定かではないが西を向いた車に朝日が真後ろから差し込んできたのは憶えている。
11号線をしばらく走った後、加茂川橋を渡ったところで左折し194号線に入り
寒風山トンネルを目指す。
この寒風山トンネルを抜けたところすぐに急坂が続く林道があるからである。
この林道を1000m以上登るとそこには雲上のスカイラインが
土小屋まで20km以上も続くのです。
その途中にあるのがこの瓶ヶ森。右端にある一番高く見える山です。
左下奥に見える、雲から頭を出している山が石鎚山です。
この写真を撮ったのは7時26分。
青空がとても気持ちが良かったです。























