田舎びと歳時記

花鳥風月、演歌と津軽に一筆啓上

『桜』二題

2008-04-07 10:50:00 | 田舎暮らし
桜にうかれ、桜に酔いしれている自分に一言! 『もっと、シャキィッと、せいッ!』 この時期、そうは言ってもね~ わずか一週間位のあいだじゃないですか。こんないい季節、そうはありませんよ。
桜が咲いてからの私、ボーッとしてしまって、仕事にも身が入りません。
桜を見ながら、この世の哀れでも感じてみようと詩人?気取りで出かけてみました。

一つは、群馬県邑楽郡大泉町城之内公園の桜。
いま一つは私の愛する、織田家の城下町だった甘楽町小幡の桜です。

大泉町というのは、群馬県の南東部で太田市の南に隣接する人口約42,000人の町ですが、そのうち約16%ほどがブラジル、ペルーと言った南米の日系人で占められているそうです。確かに、町には私には読めませんが、ポルトガル語やスペイン語の表示のあるお店が目に付きます。
またこの町は、最近ラグビーの日本選手権で優勝した三洋電機の工場が町のほぼ中央にあり、まさに企業城下町というにふさわしい所です。

大泉町に行ったのは4月1日ですから、今日辺りはもうだいぶ散ってしまっていることでしょう。桜舞う今時の方が絵になったかも知れませんね~

 
城之内公園はかつてお城があったところで、内堀の水面と桜


  
内堀の内部、本丸跡には露天のお店が



この城之内公園には二十年程前、大泉町に仕事で来ていた頃、昼休みによく来ていました。桜の木もだいぶ大きくなって、我が子の成長を見る思いです。


次は、城下町小幡の桜です。織田家150年の城下町。今度の日曜日(4月13日)は桜祭りと武者行列が行われます。
小幡の桜を撮影に行ったのは4月3日ですから、今日辺りが最盛期になるでしょうか。今度の日曜日まで桜が残っていてくれればよいですが。ただし武者行列の凱旋式が行われる公園広場の桜は13日頃がちょうど見頃になるのではないでしょうか。




古い町屋風建物と桜並木の間の通りを武者行列が練り歩きます。





群馬県内で田舎暮らし最適地であると信じている甘楽町、一度訪れてみてはいかがでしょうか。


桜にうかれて、『夕桜』 『夜桜』 『朝桜』 の季節はまだまだ続いています。


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