ハンハン Taka Blog

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大和ミュージアム

2011-01-05 | 
広島の呉市にある博物館的施設だ。
現在ではキムタク主演シネマ,昔だったら沖田艦長と古代進,森雪が登場する宇宙戦艦ヤマトを思い出すが,太平洋戦争で撃沈された日本最大級の戦艦「大和」についての資料を展示してある施設である…と思っていた。

しかし,実際は,大和についてだけでなく,軍港呉の歴史とそこで造られた戦艦などの紹介を通して,戦争期の町や人々,兵士たちの当時の様子を知らせてくれる奥深いものがあった。



館内に入って入場券を購入し,展示室の入り口にある大和の1/100のモデル。
四方そして上下の方向からしかも間近で見ることができ,写真撮影もOKである。

そこから展示室へ入ると,数々の資料,当時の品,各戦艦のモデル,映像による説明があり,特に映像による解説は手短ながらもエキスの部分がしっかりと構成されていて聴き応えがある。
大和は撃沈されたものの乗組員の中には生存者もいて,沈没時の様子や生きて残った者としての思いが語られる映像もあり心打たれる。
沈没した大和を探索するプロジェクトも映像化されていて,発見時の様子もよく分かる。
その探索から海底で眠る大和は次のような状態だったようだ。



別の展示室には,初めて造られた人間魚雷の原寸大のレプリカもあり,厳しい戦局と当時の日本の教育,軍の思想等がうかがい知れる。
最上階には体験コーナーがあり,大人の心もくすぐるが小学生などにとっても人気のコーナーとなっていた。

建物の外には,原寸大の大和のいかりと主砲の筒,スクリューが設置されていて迫力物である。



主砲の後ろに見える大きな潜水艦は,てつのくじら館という海上自衛隊呉の資料館である。
時間がなくてコチラには行けなかったので,機会があれば訪ねてみたい。







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