06年4月30日のサンデープロジェクトに竹中平蔵氏が出演した。田原氏との討論を聞きながら2つのことを思った。
一つは、彼は仕事を通じて成果を出してきたし、今も更なる成果を出そうとして努力されている。竹中氏は金融大臣として不良債権問題に取り組んで日本の銀行の完全な回復を果たし、今また、総務大臣として通信と放送の融合問題に取り組んでいる。NHK受信料問題やテレビ会社とネット企業による業務提携問題などがある。
金融と通信・放送といういずれの問題も日本固有の問題ではなく、グローバル化の中で解決が求められる問題であると思っている。竹中氏がそうした視点を明確に捉えながら問題に取り組んでいる姿勢が見て取れた。
ただ、気になったのは質問に対する受け答えに、以前はあった新鮮さが欠けてきたことである。疲れもあるのだろうが、段々と政治家の属性が身に付き始めたように見える。竹中氏には新鮮さを失わず、息長く日本の理論派リーダーとして活躍してほしいと思っている。
二つ目は世の中に三通りの意見があるなあと思った。3つとは、正論と、意図的意見と、愚論である。
竹中氏の意見は私には正論に見える。意図的意見はメディアに多いように思っている。自分の世界の利益を誘導するため、あるいは自分のことしか考えない意見である。最後の愚論はお笑いの世界に多く見られる話しを面白くするための意見である。正論が多くなれば良いと思っている。
<参考>
TV朝日のサンデープロジェクトHP>http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/
一つは、彼は仕事を通じて成果を出してきたし、今も更なる成果を出そうとして努力されている。竹中氏は金融大臣として不良債権問題に取り組んで日本の銀行の完全な回復を果たし、今また、総務大臣として通信と放送の融合問題に取り組んでいる。NHK受信料問題やテレビ会社とネット企業による業務提携問題などがある。
金融と通信・放送といういずれの問題も日本固有の問題ではなく、グローバル化の中で解決が求められる問題であると思っている。竹中氏がそうした視点を明確に捉えながら問題に取り組んでいる姿勢が見て取れた。
ただ、気になったのは質問に対する受け答えに、以前はあった新鮮さが欠けてきたことである。疲れもあるのだろうが、段々と政治家の属性が身に付き始めたように見える。竹中氏には新鮮さを失わず、息長く日本の理論派リーダーとして活躍してほしいと思っている。
二つ目は世の中に三通りの意見があるなあと思った。3つとは、正論と、意図的意見と、愚論である。
竹中氏の意見は私には正論に見える。意図的意見はメディアに多いように思っている。自分の世界の利益を誘導するため、あるいは自分のことしか考えない意見である。最後の愚論はお笑いの世界に多く見られる話しを面白くするための意見である。正論が多くなれば良いと思っている。
<参考>
TV朝日のサンデープロジェクトHP>http://www.tv-asahi.co.jp/sunpro/