13日、雲仙温泉の地獄めぐりをしました。噴気が吹き出しているところがたくさんあって、硫黄のにおいが漂っていました。遊歩道が整備されていて、地獄めぐりができるようになっていました。温泉卵がおいしかったです。
普賢岳の火砕流で被災した小学校です。授業中でしたが、全員避難して無事だったそうです。校舎内はメチャメチャに焼けて壊れています。校庭の鉄棒はグニャリと曲がっていました。一時は枯れたかと思われていたイチョウの木は復活していました。すごい生命力です。被災したままを保存している小学校でした。
島原と言えば、記憶にまだ新しい、雲仙普賢岳の噴火・火砕流・土石流による災害。13日、雲仙岳災害記念館に立ち寄った後、南島原市深江町にある道の駅『みずなし本陣ふかえ』内に保存されている、土石流被災家屋を見学しました。土砂が屋根近くまで埋まってしまっています。土石流災害の恐ろしさを感じる、保存家屋でした。
島原は湧水の町としても有名です。水路には、写真のように、たくさんの鯉が泳いでいました。水が冷たくてとてもきれいでした！
13日、昼食後、武家屋敷を見学しました。中央に水路が流れていて、風情を感じました。この武家屋敷街は、中・下級武士の武家屋敷で、屋敷はそれほど広くはなかったです。
13日、島原での昼食は、島原城前の姫松屋で、郷土料理『具雑煮』を食べました。もち、ごぼう、鶏肉などたくさんの具が入っている雑煮でした。具雑煮は島原の乱の時に、天草四郎が、籠城の際、農民達にもちを兵糧として貯えさせ、山や海からいろんな材料を集めて雑煮を炊いたことに由来するそうです。スープのダシがとてもよく出ていて、とてもおいしかったです。
13日、フェリーで熊本から島原に渡った私達は、島原城を見学しました。天守閣には、各階に、歴史や文化財に関する展示物がありました。最上階からは、島原市街や宇土半島、天草などが見えました。
熊本新港から長崎県島原まで熊本フェリーオーシャンアローに乗船しました。この区間は、九商フェリーと競合していますが、今回乗船した熊本フェリーは、高速カーフェリーで、九商フェリーの半分の30分で熊本～島原を結びます。途中、九商フェリーの船を追い越していきました。とても速いフェリーで、あっという間に着いてしまいました。