Smoke will be with me!

cigar, cigarette, pipe tobacco等、タバコと私の濃密な時間

二本目のパイプ~part1

2005-09-19 | pipe
 二本目のパイプを買うにあたり、いろいろ考えてみた。

 一番重要なのは火皿のサイズではなかろうか?直径と深さ、このサイズの違いが味わいに大きく関わってくるのは明らかである。Cigarの公式がそのまま当てはまるならば、火皿の直径が大きくなればなるほどタバコの味わいは円やかになるはずであり、深さがあればあっただけ味わいの変化が見込めるはず。今使っているパイプとは違うサイズの火皿を持つ物を選べば、一つのタバコで二種類の味わいを感じることが出来るはずだ。もっとも、どのぐらいの差があればどのぐらい味の変化を感じられるのかはわからない。従って大きいか、小さいか…大まかにしか分類出来ないが(苦笑)

 二つ目の要素はやはりシェイプである。
シェイプが違うとどう変わるのか?これについては全く予想出来ないから好みで選ぶのがいいだろう。しかしパイプ経験二ヶ月、二本目のパイプとして手を出してはいけない(出すべきではない)パイプはあると思う。まずはフレスコ、そしてピーターソンのシステムなどのある意味特殊な加工や処理の施されたパイプである。サビネリのカプリやサンドブラストなども避け、スムーズ仕上げの物がイイのではないかと個人的には思う。というのも一本目のパイプ、つまり基本はスムーズ仕上げのビリヤードである。ここから違う要素が増える度に味わいの差がどこから来るものなのかが不明確になり、迷路に迷い込んでしまいそう…そんな気がしたからである。

 三つ目の要素は…予算だ(笑)
安い物でいいじゃないかと最初は思っていたが、そう頻繁に買う物ではないのだから二本目には多少お金を出したいという気持ちが出てきた。買い物をするという積極的な気持ちでWebを見ているうちに銀座・菊水のオリジナルパイプに辿り着いた。なるほど16,000円か…安い、とは言えないが、べらぼうに高価なわけでもない。よし、このパイプを基準にしよう。金額もここが上限だ。あとは実際に店頭で見て、触れて、その上で選べばいいだろう。もしこのパイプよりも気に入った物が見つかれば、それを買うことにしようじゃないか。

 火皿は大きめ、金額は16,000円以下。シェイプはこの目で見て決める。私は銀座へ向かった。