Smoke will be with me!

cigar, cigarette, pipe tobacco等、タバコと私の濃密な時間

Montecrist No.4

2006-04-14 | cigar
 いつものPartagas Shortsにしようと思ったが、久しぶりにMontecristo No.4を吸ってみたところ…いや旨い。どちらかと言えば地味。それほど強いわけでも無いし、悪くは無いが唸るほどの旨さは感じない、むやみに主張しないcigar…それが私の持つ印象だった。ところが今夜は違った。唸るほどに旨かったのだ。

 Montecristoを語る時、外せないのは現在のトップブランドであるCohibaの存在だ。そもそもCohibaはFidel Castroの専用cigarだった。今はすでに禁煙して数十年が経つがその昔、cigarがまだ彼のトレードマークだった頃、彼の運転手(ボディガードという説もある)が吸っていたcigarの香りが気に入り、その職人を指名し巻かせたのがCohibaの始まりだと言われている。1963年頃の話しだ。

 以来、CohibaはCuba外交時の贈答品としてのみ存在し、一般市場に登場するのは1982年まで待たなければならなかった。つまり我々がCohibaを吸えるようになってまだ20年ほどしか経っていないことになる。

 そのCohiba以前、Cubaのトップブランドに君臨していたのがこのMontecristo。1935年に誕生したと言うからその歴史は意外にも新しいが、世界中で最も多く吸われたcigarであるのは間違いない。そういう意味では、Havana cigarはMontecristoの代名詞だと言っても過言ではないだろう。

 サイズがPetit Corona、価格も手頃だからなのかもしれないが、その中でもNo.4というcigarはとてもポピュラー。Cuba旅行の際、多くの観光客が買い求めるのもこのcigarである。

 ベストセラーにはそれなりの理由が存在する。
今まで過小評価してきてごめん…私は今夜のcigarに謝罪した(笑)

WBC~ Semi Final Dominican Rep. vs. Cuba

2006-03-22 | cigar
 アメリカで行われている野球の世界一を決めるWBC。日本は宿敵韓国を破り決勝へ進んだ。その前に行われたもう一つの準決勝はDominican Rep. vs. Cubaだった。cigar smokerならば、この対戦カードにニヤリとしたはずだ。

 戦いの舞台であるアメリカはKennedy大統領が60年代に始めた輸入禁止措置により、今もCuba製品が持ち込めない。Cubaに対し経済制裁が始まる時、多くのcigar生産者はMiamiや近隣諸国に逃げた、タバコの種を持って逃げたのだ。そうしたCuba難民がCuba以外の国で、Cuba産と同じブランド名を付けて自分たちのcigarを作り始めた。その結果、モノが違うにも関わらず、同じ名前のcigarが存在すると言う非常に複雑な事態を招いた。

 CubaのPartagasとCuba以外のPartagas…Cubaにあるほとんどのブランドは他の国にもある。アメリカで売られているH. UpmannやRomeo Y JulietaなどはもちろんCuba産ではない。きっと種もブレンドもCubaと同じなのだろうがタバコ葉は農作物だ。それがたとえ似た気候であっても味わいは違う。cigarを始めるとまずそこで混乱する。名前こそ同じだが、似て非なる物なのだ。

 公式にCuban cigarを輸入する事が出来なくなったことも手伝い、今では世界最大のcigar生産量を誇るまでに成長した。需要と供給のバランスだ、Dominicaはアメリカの大きな資本をバックに生産量を増やし続け、最大の顧客であるアメリカの要求に応えたわけだ。

 野球の話に戻ろう。 Majorの選手をずらりと並べたDominicaに対し、アマチュア野球最高峰と言われ、こうした国際大会でなければ選手を海外に派遣しないCuba。何を隠そう私の予想ではDominicaが優勝することになっていたからCubaの勝利には少し驚いた。やっぱりCubaは強いの?と聞く妻に私は答えた…

 「うん、やっぱり土が違うからな」

 一番大切なのは大地である。
たとえそれが野球であろうがcigarであろうが…
かくして葉巻大国同士の戦いは赤い土のCubaに軍配が上がった。

Camacho Corojo Churchill

2006-03-18 | cigar
 cigarに使われる葉巻葉にcorojo(コロジョ、スペイン語ではコロホ)という種類がある。かつてCubaではwrapperにこのcorojo葉を使っていた。

 wrapperとはcigarを作る時に最後に巻かれる一枚葉のこと。cigarにおいて、人の目に触れるのはこの葉だけであるから、葉脈が少なく見た目に美しい選りすぐられた葉が使われる。

 ところがこのcorojoというタバコ葉は育てるのに大変な手間がかかる。虫が付きやすく、収穫量が非常に少ない。タバコとしては非常に優れた香りと味を持ちながら、作り手にとっては"あがり"の見込めない農産物だった。これが原因となってcubaでは作られなくなったといういわく付きのタバコ葉である。

 その厄介な品種をwrapperだけでなく、cigar全てに使い、Hondurasの地で蘇らせたのがCamacho Corojo。パワフルで香り高く、それでいてリーズナブル。私のお気に入りの一つである。(cigarはもちろん農作物であるから、たとえ種が同じであっても土が変われば味は大きく変わる。しかしHondurasの気候はもっともCubaに近いと言われている。)

 箱を開けると一枚のカードが入っていた。 それによれば、収穫は2001年、箱詰めは2005年の1月、出荷は2005年の4月。そして生産と梱包の責任者二名のサインがあった。2001年にはHondurasの畑にあり、4年寝かされた後、タバコ葉はcigarに形を変えアメリカに出荷され…私の手元に届いたのだ。この一枚のカードはCamachoの自信であり誇りの表れにほかならない。

 良き日に吸おうと、私は再び箱を閉じた。

La Cumanesa Ricaurte Especial

2006-02-04 | cigar
 基本的にCuban Cigarが好きな私だが、決してCuba産にこだわっているわけではない。それこそ世界には一生かかっても吸い切れないほどのブランドやサイズのcigarが存在し、その中にはCuba産を超える物だってある。Venezuela産のLa Cumanesaというブランドはそんなcigarの一つだ。中でも私のお気に入りはRicaurte Especial。日本の小売価格500円、この小さなcigarには"Cuba産だけではない"というメッセージが込められている。cigarの魅力が凝縮されているのだ。

 その旨さに打ちのめされた私はしばらくの間、こればかりを吸っていた時期があった。そして吸いながら考えた…今でもこんなに旨いのだ、もし熟成したらどうなるのだろう?

 そして、しばらく寝かせてみようと決めた。そのためには…出来れば3年の時間が欲しい。しかしどういう方向に向かうのかが気になる。そこで、2年経った段階で一度味見をしようという計画を立てた。その2年が今夜だった。

 ラッパーはツヤツヤとして見るからに旨そうだった。フラットにカットした切り口も美しくコンディションは上々。ターボライターでフットを炭化させ、そのまま火を着けた…旨い、一口目から旨かった。若いcigarにありがちな嫌なエグ味も全く無く、ほのかに花の香り、そしてCumanesa特有の甘味もしっかりあった。何よりも嬉しいのはその煙の量だ。このサイズからは想像出来ないほどの煙が私を包んでくれたのだ。最後は少し辛味が感じられたが、これは時間が解決してくれるだろう。3年を迎える来年が楽しみになってきた。

*写真のリング、手前が今夜吸ったもの。
その後デザインが変更され、奥にあるリングに変わった。

Partagas Lusitanias

2005-12-28 | cigar
 多くの国がそうであるように、カナダでもクリスマスは一年を通じて最大級のイベントと言っていいだろう。正月よりも、thanks givingよりもやはりクリスマスなのだ。

 祝い事にはcigarが欠かせない、などともっともらしい事を言っては吸う機会を作っている私だが、クリスマスはその格好の機会である。となればそれに相応しいcigarを選ぶのが礼儀だろうと、数カ月前に決めたのがPartagas Lusitaniasである。ring gauge(太さ)49、長さは7 5/8inch(約194mm)、ゆうに2時間半はかかるDouble Coronaという太くて長いcigarだ。

 このcigarを吸うのは二度目、二本目だ。最初はCubaで吸った。あの時はcigarの魅力にハマって3ヶ月、cuban cigarをほとんど経験してない状態だったから、ある意味"好みのブランドを模索する旅"だった。それは物凄く贅沢なことだったと今になって思うのだが、その時のノートにはこんなことが書いてある…
 ヘミングウェイが愛したBar、Foriditaにてハバナクラブ3年とともに。これもまた吸うのが大変なサイズ。(注・これを吸う前にPunch Churchillを吸ったのだが、巻きがきつくて煙が上がって来なかった。どうやらこのLusitaniasもそうだったようだ)しかし、吸って、吐いてその後!その後の香りの持続力、深さは今までで一番。半分吸ったところで一度消し、カットし直してHotel Sevilla 9F(レストランとBarの間にあるソファ)でカフェオレと。最後の辺りは辛さが目立った、若いcigarだったか?

 そう、後味の深さとその時の香りがとても良いという感想を残していることがわかる。ローストチキンの後に吸ったこの日のLusitaniasもその時に負けないほどの後味を披露してくれた。起承転結…4段階の変化も見せてくれ、最初に吸ったあの一本の印象が間違いでなかったことを教えてくれた。そして決めた、Lusitanias貯金をする。

良い事もある、BC州

2005-11-28 | cigar
 カナダはとにかくタバコが高い。
シガレットは一箱700円から900円、パイプタバコは50gのパウチが1700円前後、Cigarはほぼ日本と同じか少し高目。しかもそれに加え国の消費税7%が加算される。喫煙事情の話しをすると、室内は全面禁煙、レストランはもちろんバーでもテラス席でなければそれは不可能だ。室内で唯一喫煙が可能なのはシガーバーだけである。もっともこれは私が住んでいるBritish Columbia州に限っての事、OntarioやQuebecなど他の州になるともう少し緩い。きっとカナダ全土で我がBC州が最も禁煙に積極的な州だと思う。

 ならば海外通販と言う手があるではないかと言うかもしれない。ところが、そうは問屋が卸さない。これなら国内で買った方が安いと思うほど高い関税をかけられるのだ。国境を越えてきた荷物は全て開封し、関税がかからないものでもしっかり消費税(国と州、合わせて14%)は取る。いつもはアバウトなくせに、こと税金となると急に勤勉になる。彼らの爪の垢を煎じ、日本の税関関係者に飲ませたいぐらいだ(笑)

 ところが、ことタバコの保管となると話しは変わってくる。
冬場は雨期と呼べるほど雨が多く、当然湿度も高いのだが室内はセントラルヒーティングで室温が保たれ(我が家の場合は20度に設定)、そのお陰で湿度は低い。春から夏にかけては晴天が多くなるが湿度はとても低くカラッとしている。気温は30度近くまで上がる事もあるが日陰は涼しく、室内が25度を超える事はそう滅多に無い。Cigarに青カビが発生する可能性、tobacco beetle(タバコムシ)が孵化する可能性は極めて低い。従って温度や除湿を気にする必要がなく、保管は加湿だけを考えれば良い。高価なヒュミドールなどは必要なく、杉板をすのこのように敷いたプラスチックの衣装箱に箱ごと保管している。加湿に使うプロピリングリコールは500mlで800円程度。蒸留水は4lで200円、どちらも薬局やスーパーで買える。こんな方法で私のなんちゃってヒュミドールは、冬場は16~18℃、67~69%、夏場は19~23℃、70%以下を保っている。とても簡単、しかもリーズナブル。

 Cigarを保管する時に一番いけないのは温度と湿度の急激な変化だと思う。これを繰り返すとCigarの風味は失われる。年間を通して気温差の少ないBC州はまさにうってつけのロケーションなのだ。日本や日本と同じように高温多湿の東側だと、もっと保管に気を遣わなければならなかっただろう。その点ではとても助かっている。とにかく静かに寝かせておく事が大切だと考え、今ではパイプタバコのストックもこの簡易ヒュミで保管している。

 そう、そのパイプだが、ここでは夏場のパイプが旨い。まだパイプは始めたばかりで季節による味わいの差、そのデータは持ち合わせていないが、夏場でも空気が冷たいからパイプは間違いなく旨いはずだ。そして乾燥した室内のお陰で、吸い終えたパイプは勝手に乾いてくれる。

 悪い事ばかりでなく、良い事もあるBC州タバコ事情…ま、それぐらい無かったらやってられないというのが本音。

Koppelman氏はCigar Smokerか?

2005-11-19 | cigar
 最近のお気に入り番組は公開就職番組・Martha StewartのThe Apprenticeであるが、ホストのMartha Stewartのワキを固める人物が二人いる。一人は娘でありMartha Stewart Living Omnimedia社のコンサルタントを務めるAlexis Stewart、そしてもう一人が同社の会長職にあるCharles Koppelman氏である。私が気になるのはこのKoppelman氏。何が気になるかと言えば、人の良さそうなこのおじ様は番組中、常にCigarを銜えているのだ。

 ここまでの放送では、彼のCigarにリングが付いていたことがない。だからどのブランドなのかはわからないが、かなり太く長さはそれほどでもない。想像するに、リングゲージは50から54、長さは6インチぐらいではなかろうか。俺はCigarを持っているぞというアピールには充分なサイズだ。

 そして更に気になるのは、銜えているだけで火が着いていたことがないということだ。ただの一度も、である。最初は屋内だから吸えないのだろうと思っていたのだが、屋外でも同じ。指に挟んだり口に銜えて右左…そんなにコロコロしていたら唾液でべちょべちょになってしまうではないか…と一人余計な心配をしている。

 彼がCigar Smokerだという情報がどこかにないものか調べてみたが、その裏付けを取る事は出来なかった。まあホスト側唯一の男性であるし、手持ちぶさただろうと局側が用意した可能性は充分にある。

 裏は取れなかったが面白いことがわかった。彼は元ミュージシャンだったのだ。60年代、つまり若かりし20代の頃はバンドマンだった。なんでもトップ10に入ったこともあるらしい。プロデュースする立場になってからは有名歌手とも仕事をし、レコード会社の出版部門の重役を務めたそうだ。そんな流れから今の職を得たのだろう。根っからのビジネスマンだと思っていたら、飛んでもない。昔はかなりブイブイ言わせていたに違いない。

 番組は最終的に、Marthaと供に働く一人を選ぶわけだが、それまでに果たしてKoppelman氏がCigarに火を着けるシーンを見る事が出来るかどうか…興味は尽きない。  

勝利の一服~ White Sox

2005-10-30 | cigar
 88年ぶりにWord Seriesを制したWhite Sox。 勝負事にVictory Cigarは欠かせない。間違いなく吸うはずだと探してみると簡単に見つかった。

 NHLの時のように、アメリカではご法度のCuban Cigarを発見することが出来るかもしれないという期待もあったが、この画像からそれを判断するのは難しい。

 注意深く画像を見てみよう。
左右のCigar、明らかにリングが違う。左は茶系の地に金ぶち、金文字。右のCigarは全体的に金を使ったリングで幅が広い。少なくとも二種類以上のVictory Cigarがそこにあったことを表わしている。そして、そこそこの太さはあるがそれほど長さは無いように見える。二人の体格を考慮してもチャーチルより少し短め、コロナゴルダぐらいではないだろうか?

 ちなみに右はサードを守るJoe Crede、そして左はコーチ。どちらがどちらに火を着けてあげたのかは定かではないし、普通こんな火のつけ方はしない。しかし頂点に立った男達…この瞬間にタブーは無い。更に言えば、サイズはもちろん産地がどこであろうと、どの銘柄だろうと関係ない。何を選んでもこの夜のCigarは最高に旨かったはずだからだ。

葉巻愛好者

2005-06-12 | cigar
 書店で購入出来る唯一のCigar雑誌は言わずもがなのcigar aficionadoである。隔月発行されるこの雑誌の発行人はMarvin R. Shankenという人物。一般には全く知られていないがCigar Smokerでこの男のことを知らない者はいないだろう。

 話しは変わるが、米国第35代大統領John F KennedyはCuban Cigarが大好きだった。中でも常喫していた銘柄はH. UpmannというブランドのPetite Upmannという小さなハバナシガー。

 1962年のCuba封鎖前、秘書のPierre Salinger(彼はつい先頃亡くなった)に命じてPetite Upmannを集めさせた。その数は1,000本とも1,200本とも言われ、自分のCigarを確保するとCubaに対する経済政策を開始した。自分のタバコはしっかり確保しておいてその仕打ちは無いだろうと思うが、この政策が今も引き続き行われているせいでCuba製品は一切アメリカに持ち込むことは出来ない。

 その政策から一年後、Kennedyは何者かに暗殺される。この時の調査結果、その資料の公開は2039年にその封印が解かれることになっていて、それもまた楽しみではあるが…結局Kennedyは確保したCigarを吸い切る前に亡くなった。

 前置きが長くなったが、KennedyのCigarを保管していたHumidor(ヒュミドール、当然残りのCigarも含まれる)これをオークションで落札したのがMarvin R. Shankenという男なのだ。価格は当時のレートで約6,000万円と言われている。もちろん全米の注目を浴びた。彼は確信犯である。なぜならオークションはCigar Aficionadoの創刊に合わせるかのように行われたからだ。もちろん彼自身もaficionado(愛好者)ではあるが、それと同時に商売人なのだ。

 雑誌の内容については別に機会を設けるつもりだが… 現在書店に並んでいる最新号の表紙を飾るのは俳優のJimmy Smits。これまた馴染みの無い名前だが、StarWars Episode3で重要な役を演じている。彼もまた、cigar aficionadoである。

勝利の一服

2004-06-11 | cigar
 50本入りキャビネットや一部のCigarには無い物もあるが、たいていはリングが巻かれている。もちろんリングは各ブランドそれぞれ特徴があり、遠目で見てもそれがどのブランドなのかがわかるようになっている。

 このCigar Ringを外して吸うのがイギリス式、付けたまま吸うのがアメリカンスタイルだと言われている。どこのそのルーツがあるのかはわからないが、紳士の嗜み(たしなみ)としての歴史が長いイギリスと自己主張の強いアメリカ…お国柄が出ているようでなかなか興味深い。  

 さて、アメリカには祝い事にCigarを吸うという習慣がある。結婚式や子供が産まれた時などがその代表だがスポーツにおけるVictory Cigarも例外ではない。

 この写真は先日Stanley Cupを制したTampaBay Lightning、試合直後のロッカールームの1シーン。カップを抱くJohn Grahame選手の口にはしっかりとCigarがあった。優勝を決めた後のシャンパンとCigar…その味は格別だったことだろう。

 彼のCigarを見てみると…
やはりアメリカンスタイル、リングは付いたままである。  

 実はこの画像、NHL.comにあったものを拝借して来た。著作権問題?いやいや、その前に彼がくわえたCigarに注目して欲しい。このリング、紛れも無くCuba産のCohiba。いくらTampaとCubaが近いからと言ってもそれはマズイだろう。アメリカはもう40年もの間Cuba製品の輸入を禁止しているのだから(笑)

 ちなみにDominican RepublicにもCohibaは存在する。しかしこのリングを使えるのはCubaのCohibaだけ。もちろん贋作Cohibaはその限りではないが、まさかNHLの優勝チームにCuban Cohibaの贋作・Dominican Cohibaが配られるなんてことは…TampaBay Lightningに失礼というものだろう。 

 Cubaが最も多くCigarを輸出しているのはSpainだそうだ。植民地時代からの影響で、Spainとの結びつきは未だに強いということを表しているわけだが、その一方でCuban Cigarを最も多く消費しているのはアメリカだと言われている。

 アメリカを経由するだけでも没収になるCuba製品、Cuban Cigarを一番多く灰にしているのがアメリカ?まさか…そのまさかを確信に変えたのが、この"勝利の一服"だ。

 私は思う…NHLを制したチームの祝勝会なんて一般の目に触れるところではリングを外すイギリス式にすべきではないのか?せめてそのぐらいの気遣いを見せて欲しいと。どこにでも裏の世界はある…変な自己主張はやめて、裏はどこまでも、完璧に裏であるべきなのだ(笑)

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