車で走っていると、急に「ドン、ドン、ドン…」と音がし始めた。
何ごとかと思い、止まってタイヤを見ると、プラスチックバケツの取っ手らしき部分の
太い針金が見事にタイヤに突き刺さっていた。すでに結構、奥まで刺さっていて抜くに
抜けない。近くのガソリンスタンドまで行き、引っこ抜いて貰ったら、そのままパンク
した。
「それにしても、見事に刺さりましたね。こんなの刺そうと思っても刺さらないですよ…」
全く、その通りだと思う。
さらにこんな日はついていない。催事担当者の梶芽衣子(似ているので勝手にそう呼ん
でいる…)から夕方ごろ「明日着で、至急送ってほしいものがあるんだけど…」と催促
され、急いで発送の準備をしなくてはいけなくなり、慌てふためいていたところ仕事部
屋の床に置いてあった秤のフック部分の先端が、足の親指の爪の下部分に刺さり悶絶。
思わず泣きそうになった。
ともあれ痛みをこらえ発送を済ませ、一応、梶芽衣子に電話で再度確認の連絡をすると、
どうも送ったものが、彼女の指示したものと違っていたことが判明。
普段は冷静な彼女が、いらいらした様子で「あなたね、人の話は最後までちゃんと聞か
ないとダメですよ…、今からまた、すぐに送って!」と言って一方的に電話が切れた。
今度は、このひと言が心に突き刺さった。
ついていない日というのは、こんなものなのかもしれない。
今日は、もう、寝ようと思う…。
何ごとかと思い、止まってタイヤを見ると、プラスチックバケツの取っ手らしき部分の
太い針金が見事にタイヤに突き刺さっていた。すでに結構、奥まで刺さっていて抜くに
抜けない。近くのガソリンスタンドまで行き、引っこ抜いて貰ったら、そのままパンク
した。
「それにしても、見事に刺さりましたね。こんなの刺そうと思っても刺さらないですよ…」
全く、その通りだと思う。
さらにこんな日はついていない。催事担当者の梶芽衣子(似ているので勝手にそう呼ん
でいる…)から夕方ごろ「明日着で、至急送ってほしいものがあるんだけど…」と催促
され、急いで発送の準備をしなくてはいけなくなり、慌てふためいていたところ仕事部
屋の床に置いてあった秤のフック部分の先端が、足の親指の爪の下部分に刺さり悶絶。
思わず泣きそうになった。
ともあれ痛みをこらえ発送を済ませ、一応、梶芽衣子に電話で再度確認の連絡をすると、
どうも送ったものが、彼女の指示したものと違っていたことが判明。
普段は冷静な彼女が、いらいらした様子で「あなたね、人の話は最後までちゃんと聞か
ないとダメですよ…、今からまた、すぐに送って!」と言って一方的に電話が切れた。
今度は、このひと言が心に突き刺さった。
ついていない日というのは、こんなものなのかもしれない。
今日は、もう、寝ようと思う…。