「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

黒幕は誰だ

2010-10-23 21:36:32 | ファミ劇日誌
『♯46 黒幕は誰だ』
主演:石原裕次郎(藤堂俊介)
出演:萩原健一(早見淳)露口茂(山村精一)竜雷太(石塚誠)下川辰平(野崎太郎)小野寺昭(島公之)
藤竜也(三浦)奈美悦子(風間洋子)伊沢一郎(麻薬撲滅協会・坂口会長)荒木保夫(戸川組組長)朝倉宏二(正夫)幸田宗丸(七曲署部長)菊池英一(坂口の手下)入江正徳(七曲署部長)林寛一(本庁刑事)

プロデューサー:岡田晋吉 清水欣也(日本テレビ)梅浦洋一(東宝)
企画:魔久平  脚本:鎌田敏夫
撮影:安本英 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:吉岡昇
音楽:大野克夫 演奏・井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊
助監督:吉高勝之 擬斗:宇仁貫三 制作担当者:莟宣次 現像:東洋製作所 アシスタントプロデューサー:梶山仗祐 
協力:国際放映 制作協力:渡辺企画 企画協力:ジャックプロダクション
監督:山本迪夫
制作:東宝株式会社

覆面車:MS60クラウン(セダン・スーパーサルーン)、フォード・タウヌス15M(32-09)


趣がちょっと違った感じがありますね。
いつもの太陽とは。

今回はペイ絡みの事件ですが、覚醒剤摘発というのは太陽でも永遠のテーマになっていました。
ただ初期はそれほどでもなかったのですが、戸川組=覚醒剤というのは確かこの作品からだったと思います。
ボスも内定していたんでしょうが、ここにきて三浦と「組みます」
組むといっても、背任ということではなく、刑事としての藤堂とペイを欲しがる患者に潤滑に提供しようとする三浦との利害関係ような協力ですが・・・
というよりは三浦は「ペイ買占め組織」への意地だけだったと。
ボス自体既に三浦の尻尾は握っていたわけですから、表向きには対等な関係に見えますが、完全に囮捜査に近いものがあります。
三浦だってボスは「ハイ、お前と組むよ」と言ったって、何回も逮捕されているわけですから、それは覚悟の上だったと思います。
でも、それだけ三浦が追い詰められていたと云うのも確か。
こういう面で、ボスは非情であります・・・。
結果的には洋子まで巻き込んでしまいましたからね。

ところでボス、
初期はエリート然としているところがあって、それほど危ない橋は渡らないように見えましたが、とうとう踏み込んだ手を使いました。
もともとはエリートコースを渡っていたボスですが、こういうところでそのラインから外される原因というのがあったんでしょうね。ただ、長い付き合いのゴリさんにさえ疑心暗鬼にさせるぐらいですから、昔の話だと思います。
でも、警察組織の中でルール通りに歩いてきた人間であれば、いくら偽装とはいえ洋子とのやり取りや三浦との渡り合いがあれ程うまく行くわけがないので。

しかし坂口という金持ち。
どういう男かあまり語られませんが、ひどい奴です・・・。
ある意味暴力団以上、マフィアの域。
でもその割には詰めが甘いなぁ・・・自分が死んじゃったら意味ないじゃん(^_^;)


ところで今回の一係。
ベテランの山さんと長さんは多少面喰った感じはありましたが、ボスの行動について殆ど意に介していない感じ。
結構早い段階で悟ったのかもしれません。
ただ、ボスとの付き合いが浅いマカロニとデンカはもう「信じられねえ」という感じ。
特にデンカは。
ただ、ボスはデンカを色々と連れまわしたり洋子のボディガードを任せたり。
この辺りからボスにとってデンカは弟的存在になっていきます。
(そういえば、下戸のはずの小野寺さんがビールを口にしていました・・・)
一番可哀想だったのはゴリさん。
デンカほど疑いをぶつけたくないけれども、いつものボスとは違った行動をとる。
三浦の容疑は確定的なのにお預けを食らうし。。。
でも、ちゃんとボスが今回の件を告白するのがゴリさんだったというのは、この二人の親密性を感じます。

=音楽=
葬送曲(’72)がメインで使用されます。
まるで三浦のテーマのように・・・。

尾行のテーマM2→行動のテーマという流れは良いですね・・・。

ブルージンの子守歌インスト、ボスとゴリさんのシーンにぴったりです。

ラストは愛のテーマ・ピアノバージョンのフルコーラスで締める。
誰も骸になってしまった冷え冷えとしたアスファルトの道を一人歩くボスの後姿・・・。

洋子=奈美悦子さんが熱唱していた
「逢いたくて逢いたくて」
「夢は夜ひらく」
ナベプロ絡みでOKですね。

=ゲスト=

藤さん、いい味だしています。
この頃は破滅的なイメージがあったようで。

奈美さん、いやぁ・・・可愛い。
ヒロインとしては色々とサービスもあった作品です。

結構驚いたのは伊沢さんの悪役。
時代劇では定番だったと思いますが、現代劇だと善人役が多い方なので、なかなか意外なキャスティングです。

新マンの菊池さんも凄い悪役メイク。

=クルマネタ=
初代後期セドリックの白パトはもうちょっと活躍します。
今回、覆面車の出番があまりありませんが、三浦のベンツ250S、坂口のポンティアック ボンネビル&130後期セドリックと、例の三浦の精製所があったジャンクヤードのラインナップ。
初期観音開きクラウン(デラックス)
RS40クラウン
中期型スバル360
130系初期セドリック
ベンツ
ハイエース
コルト
ブリズカ?
10系カローラバン
キャロル
んん・・・よだれ出そうです・・・。

=ロケ地=
*ファーストシーンは新宿百人町。
中華屋と道の狭さは健在。

*新宿ゴールデン街
酒の店三平、凸凹など。

*三浦との密会場所日産の中古車屋のようです。

*ボスのマンション(青葉マンション)は9話と同じ
また爆発。。。
ボスの部屋は爆発はあるし、人は死ぬし・・・。
そういえば「1万人の容疑者」では、入口付近で爆発があります(^_^;)
危うく管理人を巻き込みそうになったり。
よく出ていけと運動が起こらないものです(^_^;)

=コネタ=

*デンカの帽子は#11の小池の?

*ゴリさんの両手撃ちは珍しいです。

*マカロニの髪、外長い 室内短い(^_^;)

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月日が経つのは早い・・・

2010-10-23 10:18:37 | エトセトラ
例によってまた疲れたマリ隊(つかれたまりたい)でございまして。
昔からの常連さんはご存じだとおもいますが、「何かをしながら寝る」癖が出てきました。
すっかり、日誌もHDDも溜まっておりますので、今日明日で流してしまおうと思っています。

で、私の「不携帯電話(ゴールド)」に太陽系の兄貴分からメールが・・・仮称としてスコ兄(ご存知の方は多いと思います)としておきます(^_^;)
気付いたの今日でした・・・すみませぬ。。。

「熊本」に飲みに行きたい、五里霧中で・・・・w

うんうん、飲みに行きたい、ゴリムチュウで・・・

そういえば数年前、スコ兄ともう一人の紳士と西口界隈を「熊本」探して歩いたら、「九州」っていう居酒屋があって、
そこで五里霧中になった素敵な想い出がございまして・・・(^_^;)
待ち合わせは、新宿ニューシティホテルにて。
あれは、まだ19時ごろでしたか?
え~、スコ兄は貫禄のある長身、紳士はアカデミックな感じ、俺も181センチあるのでデカイ。
こんな3人が、居酒屋で太陽の事を終電まで語り合ったという壮絶さ・・・(^_^;)
いや、想像は難しいと思います。
ただ、スコ兄と俺を御存じの方は噴き出していると思いますが・・・(自爆

私がお会いした太陽ファン諸兄って、結構長身の方が多いんですよね。
なので、集まるとかなり圧迫感があるかもしれませぬ・・・。

太陽バンドのヨコハマライヴの時、
女性も集まったのですが、多分怖かったのでは・・・<(_ _)>
いやぁ・・・呑みたい・・・五里霧中で・・・。


【ファミ劇へのおさそい<あやしい】

太陽にほえろ!HDリマスター版 初回放送(土)22:00~23:00  再放送:(水)16:00~

2010年10月23日(土) 22:00 - 23:00 『#47 俺の拳銃を返せ!』
2010年10月27日(水) 16:00 - 17:00 『#47 俺の拳銃を返せ!』

この話は、私の中では「切なくて、やるせなくて・・」という話なんですが、
マカロニの心中もそんな感じだったのでは・・・と思います。
平凡そうに見える人間でも狂気を孕んでいるいるし、大したことが無いことでも立場が変われば生命にかかわることもある。
滅多に観ることが出来ない森本レオ氏の壮絶な形相も見どころですね。
マカロニの単独捜査っぷりもベテラン並みです。

太陽にほえろ! 初回放送:(土)23:00~25:00(2枠連続) 再放送:(木)・(金)16:00~17:00(1話ずつ) 

※カウント欠番6話除く

2010年10月23日(土) 23:00 - 24:00 『#692(698話) 淋しさの向こう側』
2010年10月28日(木) 16:00 - 17:00 『#692 (698話)淋しさの向こう側』

今まで殆ど女っ気の無かったデュークだったので、香坂みゆきさんとの共演はなかなか魅せました。
スコッチで云うと「すれ違った女」的な作品ポジジョンだと思いますが、あっちはゲーム感覚があったのが、
こっちは少々重い仕上がりになっています。
デュークの理路整然とした心は動くか?


2010年10月23日(土) 24:00 - 25:00 『#693 (699話)優しさごっこ』
2010年10月29日(金) 16:00 - 17:00 『#693 (699話)優しさごっこ』

当時の美保純さんのイメージにハマる今回の元不良役。
結局、「優しい」と思っているor思わせている部分が本当のことなのか「ごっこ」なのか、
そして、本当は誰が「優しい」のか?
という感じでしょうか。

1986の記憶にも書きましたが、
今回を以ってボスが降板します。
なので、通常のボスを観ることが出来る最後の作品となります。
最終話は厳密にいえばゲスト出演ですし、当時も感じましたが、ボスの「調子の悪さ」は画面から伝わってきてその意味でも泣けてきましたから・・・・。


【故・南美江氏】
612話「怒れる狙撃者」でシルバーチームのマドンナとしてゲスト出演した南美江さんが、8月に亡くなられていたんですね・・・。
別な方の訃報を確認していて、関連記事に南さんの訃報があったので驚きました。
文学座から円創立というご経歴なので、太陽には縁深いラインなのですが、太陽ゲストは1回のみです。
ただ、さまざまなドラマで、「凛として、毅然とした婦人」を好演なさって強烈な印象があった方だったので・・・。
残念です。
ご冥福をお祈りいたします。



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耳はよくもなく、わるくもなく・・・

2010-10-22 12:52:02 | 「けぶのたわごと」
検索キーワードに
「太陽にほえろ 42話 欠番」
という物騒なものが根強く入ってくるので、何のことかなぁ・・・と考えたら、
そういえば、マカロニは42話「欠場」してるなぁ・・・と。
この前放送されたばかりなので、ビビりました(^_^;)

ところでファミ劇、
「マカロニ死す」の予告が入り始めましたが、
なかなか凝ったつくりです。

ところでこの52話なのですが、
予告編も2種類あることが確認されていますが、
どうも音声も2種類あるような・・・。

VAP関連に収録されているマスタはみんな音が小さいんですよね。
#51や#53は高音質なんですけど・・・。
でも、その2作も再放送プリントのクリアな音源に比べると聴き落ちしちゃうというか・・。

今回のファミ劇作成の予告を見ると、結構いい音なんですよね・・・。

実は再放送プリントの音質、ずば抜けてクリアな場合が結構あります。
ただ、ジーパン編に入るとだんだん減少していくのですが・・・・。

テキサス編のある作品の「音源」だけ持っているのですが、
かなりクリアなんですよね・・・。

「オリジナル・サウンド・トラック」派(^_^;)としては、
気になる部分であります。

音といえば、現在のファミ劇2話連続放送。
再放送マスタは同じはずなのに、北海道の再放送時に比べ明らかに音がコモっているんですよね・・・メインテーマはやっぱりシンバルの音が抜けないと気持ち悪い・・・デューク登場後は少し改善されているように感じますが、それでも高音の抜けはまだまだです。
北海道の再放送だと、マミー登場からかなり音が良かったので。

んん・・・ミキサーのセンスの問題なのかなぁ・・・。
それとも俺の耳が悪いのか。。。

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あくまでもナビに従っている俺って一体・・・

2010-10-21 12:46:35 | 「けぶのたわごと」
『相棒 シーズン9』
ソツが無かったですね・・・。
今製作されているドラマの中では、出演者や製作スタンス等、一番太陽に近いラインを走っている番組です。
もう既に安心して観ることができる番組ですから、な~んも考えないで観ています。
初回がスペシャルじゃないのは、おそらく年末年始に連続スペシャルをぶつけてくるのでは?と思います。
右京と薫の時代は「ホームズとワトスン」的なカタチだったので、安心して観ていられましたが、神戸に代わってから「ホームズとホームズ」的になってこりゃ大丈夫か?と思っていたら、神戸がワトスン化しているのでその心配もなくなりました。
実は、右京単独編も結構好きだったりして。。。。。
東映も変わったよなぁ・・・。
東宝は太陽的なものより、『踊る大捜査線』の方にシフトしていっていますので、ちょっと残念なんですよね・・・。
東宝らしい、東宝じゃないと出来ない刑事モノも観てみたい・・・。

話変わって、前お話していた「ナビでも太陽視聴」も収録数が結構なものになってきました。
ワンセグ画像をSDカードに保存しそれを再生するという、パナソニックのポータブルナビなのですが、8GBで結構な量入るようで、今20話ほど入っていると思います。
昔からカセットテープ音声での本編保存をして、ドライブ時にはよく聴いていましたから、走行中の画面ロックはあまり気になりません・・・。
正真正銘のオリジナルサウンドトラックですから(^_^;)

最近は「俺の相棒」と「正面18度」が気に入っております。

「俺の相棒」は正直、かるいベスト盤みたいな感じで・・・。
思わず運転中叫んでいるセリフが・・・
「食え!テメェで!」
「オリャ!」
「なんちゅうボロクソグルマかぁ!!!」
「いつも殴るくせして」
・・・って、カラオケじゃないんだから<俺。。。

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総じてグチっぽい俺って一体・・・

2010-10-19 23:15:50 | 「けぶのたわごと」
しかし、最近どうもついていない部分があって・・・。
私が「周到」に計画すると、その計画がつぶれてしまうという・・・。

PART2、スタート時の三原山噴火。

太陽2001での中断。
(中断した理由は十分理解できるのですが、あの伝説の「原稿ないわよ!!」は・・・・)

太陽も後年なにかやるときに待ったがかかることががありました。

私の場合、それが宴会の司会&幹事という不甲斐なさ・・・。

去年はハモさんのライヴ時に、

今年は旅行計画に、

この宴会を爆弾のようにぶつけてきました・・・当然サラリーマンの身の上、逃げられず・・・会社の正式行事なのですが、11月と12月に2回もあるもんですから・・・どっちも100人以上の宴会なのでヘタリます。
緊張はしませんけど、酔っ払いの相手はね・・・。
その100人でビンゴするんだからもう。。。

ちくしょう、今年は日数短縮してでも計画実行してやる・・・(T_T)

ちくしょう、やけくそで日テレプラス日誌毎日書いてやるぞ・・・!

と最初からグチで申しわけありません。


ところで、1982DVDはAmazonに注文しました。
梱包がちょっと不安なので、ギフト包装にしました・・・(^_^;)
まあ、カバー1枚かませば、あまり心配しなくともいいと・・・。

ところで、唐突に、
バップの9月売上ランキングですが、

1.太陽にほえろ!Vol.4 山さん殉職編

2.太陽にほえろ!1980 DVD-BOX I

3.太陽にほえろ!1980 DVD-BOX II

4.太陽にほえろ!Vol.8 スペシャル「殉職刑事たちよ、やすらかに」

5.太陽にほえろ!Vol.33 スペシャル「エスパー少女・愛」

6.太陽にほえろ!Vol.130ヨーロッパロケ編

7.太陽にほえろ!Vol.150 七曲署ハワイロケ編

8.太陽にほえろ!Vol.3 殿下&スコッチ殉職編

9.太陽にほえろ!Vol.5 ロッキー&ラガー殉職編

10.太陽にほえろ!Vol.13 ジーパン・テキサス・プレ登場編

1980DVDについては日テレプラスの放送、
1985年からのVTRはファミ劇の影響だと思いますが、
しかし、#665&ハワイ編は根強いですね・・・結構ベスト10に入っています。
その影響で後期海外ロケ編の本格派、新野P氏の好演も光るヨーロッパ編も・・・というところだと思いますが、
「エスパー少女・愛」は意外です。
太陽の中ではキワモノなんですけど、結構「楽しい」作品ではあります。
そりゃ、いつも「ブルブル」云ってる俺の贔屓目かもしれませんが(^_^;)
それでも、ある意味現実的な感じでシャープな太陽でも、超能力という題材を料理できるんだ・・・という意表をつかれた感じで、拘りなく楽しんだものです。
ファミ劇でも放送が近いので、是非。
全く茶化しの要素はないので。

それにしても、やっぱり殉職編が多いですね・・・。
正直、4800シリーズの殉職編カップリングはちょっと抵抗がありまして・・・。
やはり、殉職編のカップリングはその殉職するメンバーの危機編とかの方がいい。
これはVTRがまだ1本1万円以上していた時代はそういう感じだったんですよね。

販促目的もあったと思いますが、
入門編というにはちょっとキツいしなぁ・・。

ロッキー&ラガーはあまりにも話的にかけ離れてるし、
殿下&スコッチは、正直言って最初このVTRを買って観た時に相当ヘコみました・・・。
2作とも本当に消耗する作品なので、もう10年以上このVTR観てないです。。。

で、やっぱり放送後に売れた#691。
資料的に貴重なものが収録されているので、滅多に観なくとも買いそろえておきたい一品です。
何度も観るのには他の殉職編以上に相当なエネルギーが要りますけど、
それでも自分でお金を出して買い求めてもOKなんじゃないかと思います。

何気にラガーにも特典映像入ってますから。

バップのVTRシリーズで想い出すのは・・・

当初は全33巻予定で各12,000円で発売になりました。
途中若干の値下げがありましたが、33巻に至る前に4,800(円)シリーズに切り替わったので、幻となったカップリングもあります。

元々カナダ編は前後編で1巻でしたし、マカロニ殉職編は#50とカップリング、テキサス殉職編も「死ぬな!テキサス」とカップリングでした。そのまま予定されていたものをカップリングしたケースもありましたが、
幻になったのは・・・
「ジーパン殉職編 #110 #111」
「殿下殉職編 #335 #414」
でした。
この方が見やすい・・・。

そもそも33巻で終わるとは思っていませんでしたが、まさか160巻以上出るとは。。。。

薄給な私は北海道の再放送を睨みながら必要なものだけ買いましたが、最初のリリースはゴリさん殉職までの11巻を購入するとタペストリが漏れなくもらえましたので、とりあえずそれまでは全部買いました。
そのころはまだ再放送やってませんでしたから、必然的に買っていたとも言えますが。
無論、この頃は太陽中毒として禁断症状にありましたから、殉職編であろうが何であろうが舐めまわすように観ました。
それもあってか、今は完全に殉職編は普段視聴する選択肢に入っていません。

あの当時は・・・今のような永久欠番除く全話コンプリートできるなんて夢にも思いませんでしたから・・・。



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当面、土曜日は日曜にまたがり太陽漬け状態。。。

2010-10-18 22:59:36 | 日テレプラス日誌
21日から日テレプラスでドック登場編の再放送が開始されます。
毎日それもサラリーマンにはいい時間(^_^;)
毎日の酒が旨くなるか・・・?

それはさておき、DVDでも散々見ているのですが、
録画しないと損だなぁ・・・。
とりあえず、ナビ用に録っておきます。
音源はオリジナルなんで、やっぱり音楽の差し替えを気にする人はこっちですね。


太陽にほえろ! ドック登場編
10月21日から
毎週月~金 21:00~
再放送 翌日 5:00~

10月のラインナップ
と、
けぶの変な「思い浮かび」ポイント。。。

第415話 ドクター刑事登場!・・・前回と同じく、ゴリさんの出番が少ない・・・。
第416話 ゴリさんが殺人犯?・・・「熊本」のママは良い感じだったのに・・・。
第417話 ボスの誕生日・・・スニの提案「ヨットのプラモデル」って、いつ作るんだ?ボス・・・。
第418話 ルポライター・・・スコッチは、生命を賭ける人間にシンパシーを感じるよう。
第419話 禁じられた怒り・・・ドックを理解するならこの話は外せない、ゴリさん・・優しいっす。
第420話 あなたは早瀬婦警を妻としますか・・・計画的に見えて大胆なロッキー、それについてくる令子もそうとう大胆。
第421話 ドックとスニーカー・・・スニの歯科医・・・喚かれそうで怖い(^_^;)

ゴリさんって、ドックのダジャレには厳しいですが(^_^;)、それ以外はドックに結構やさしいんですよね。
ある意味、ヒゲジュンコンビのほうが、ドックに冷たいかも。。。
完全に先輩扱いされてませんから。
しいたげられるドックをぜひ<って何?


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忘れている活路

2010-10-17 17:59:18 | ファミ劇日誌
【ファミ劇日誌・ミニ】

「黒幕は誰だ」
大人のムードムンムン、ハードボイルド感たっぷりの異色作です。
一係も疑心暗鬼、ただゴリさんとボスの関係性っていうのはすがすがしいものがあります。
藤さんも奈美さんもイメージ通りな役柄ですが井沢さんの悪役っていうのは現代劇では珍しいかもしれません。
しかし・・・あのラストは頭に焼きつきますね。
ボス、一人行く。

「正面18度」
子供が間もなく生まれるブルに自分でも言っていますが「たかが寝違い」で死にそうな思いをして、忘れていたものを取り戻すという、かなり凝った内容です。
何かある前の危機編というのは、結構あるのですが・・・こういうパターンは初めて。
これもブルだから出来たものと。
しかし、ブルが肉体的に苦戦するというのは、なかなかハラハラするものです。

「マミーを怒らせた少年」
前回はブルの得意技が封じられて苦戦しますが、今度はマミーの得意技である「子供との交流」で苦戦します。
でもハッキリ言って、あの子は子供というよりは男といってもいいぐらいの行動力と度胸なので、母親・マミーというよりは女・令子の方が説得力あったという事だと思います。
しかし、長谷さんは魅力的だぁ・・・(照 <令子フェチ諸兄、すまんです・・・。


3作品とも、忘れている素の部分を発揮した事件?

ボス=ハードボイルド的度胸

ブルース=ボクシング

マミー=女

むむむ・・・。


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赤いドレスの女

2010-10-17 17:39:52 | ファミ劇日誌
『♯695  赤いドレスの女』
主演:MIE(野口美絵)石原良純(水木悠)
助演:神田正輝(西條昭)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)又野誠治(澤村誠)
成瀬正(響組・西岡修次)石橋雅史(貿易会社社長・沼田)八津勲(マンションオーナー・石川)大島宇三郎(坊主頭にヒゲ男)吉中六(レディースファッション宣伝部員)加治良介 渕上大二郎 布施木昌之 今井昇 

プロデューサー:梅浦洋一 服部比佐夫 新野悟
脚本:大川俊道 小川英
撮影:安本英 美術:沢田清隆 照明:原裕慈 録音:岡田聖
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:芝山隆二 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:加藤美代子 制作主任:原雄次郎
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House BOUTIQUE R
監督:山本迪夫
制作:東宝株式会社

覆面車:クラウン(62-40)マーク2(23-74)スープラ(41-58)


ミュージシャンと麻薬の関係って、いま思うと古くからあるんですよね。
未だにずっとあるというのは、やはり芸能界というところは大変なんだろうなぁと思います。
それにプライド無いとやっていけないですからね、そのプライドをズタズタにされたら、クスリに走りたくなる気持ちにもなると・・・やっぱりそこで自制出来るかどうかでしょうね。
いたちごっこに見えても、それはちゃんと取り締まらないと、ジャンキーばっかり世の中に野放しにされちゃ、法も秩序もあったものじゃないですから・・・。

そのクスリ好きな響組が懲りもせずまだ絡んできています。
#692であれだけの事件おこしたばっかりだって言うのに。
戸川組もこの当時は復活していますし、七曲管内もまた物騒に。。。

マイコンの手ぬるい取調べ
西山整骨院への支払を心配し無ければならないブルの取調べ
ブルコンコンビって両極端(^_^;)

そんな二人の間をスイスイ泳いでいるドックでしたが・・・。

「コカインの運び屋」の噂がある、アルトサックスの名手・高野が密輸拳銃を持っているという。

その高野はいるかもしれないディスコ店の男に追われているという謎の赤いドレスの女とチークを踊るマイコン。
しかし、一係のメンツはチークしか踊れないのか・・・・例外は何人かいますが(^_^;)
ウーロン茶ってこの時代からあったんだなぁ・・・と。
ウーロン茶の第2次ブームがこのころだったようで、結構「下戸」には便利な飲み物だったと。

しかしマイコン、
美絵に翻弄される割にはちゃっかりちゃんと後をついて回ってますね。
彼ものほほ~んと構えている割りには頭の回転が速いので、やることはやってます。
ただ、美絵が指摘する「後ろの甘さ」はどうしても否めないですね・・・。
射撃の腕はかなり上がっているように見えます。

そして、赤いドレスの女=野口美絵。
村岡女史はある意味プロフェッショナルの権化みたいな人で、ボスとも対等に渡り合える威厳を持っていました。
美絵も村岡の申し子のように、ファッショナブルでミステリアス。
ボスとも顔見知りのような雰囲気があります。
ただ、ボスも土壇場になって気がついたぐらいですから村岡ラインからの事前情報はなかったようですね。

村岡の場合、黒幕を土壇場で取り逃がすのがパターンでしたが、今回は暴力団のコカイン摘発なので、村岡が扱っていた「素人の組織」とは違ってやりやすかったのかもしれません。ただ、若さからかちょっといろんなところに首を突っ込みすぎるきらいがあったから、ヒヤヒヤするところがありましたが・・・これはマイコンがいなければ切り抜けられていたかどうか微妙ですね・・・。

それにしても、
本当に久々の女麻薬Gメンの設定復活には小躍りしました。
さらに「ミー」派だった俺は間違いなく、眼・・・キランキランしていたと思います(^_^;)
村岡はどうしても、新人刑事と組ませないと、村岡自身の威厳が邪魔して他の刑事と組めないような感じでしたが、
美絵は誰とでも組めそうですね・・・マミーとかブルでも、無論トシさんでも。
そのあたりはライトになったということでしょうか。
「美絵」のネーミングは、
MIEさん+浜美枝さんを意識したものだと思います。

=ロケ地=
*高野のマンションとされるところは赤坂に現存しています。(オーナーの料理店とされる店も現存)
ディスコは別の場所のようです。

*山中湖

=クルマネタ=

ワインレッドのスープラがセリカに替って登場、登場回から遠乗りです。
同じくニューカマーのマーク2がメインで活躍します。この車懐かしいですね・・・おんなじターボで同じ色のクルマ、結構乗りまわした(愛車ではなく)過去がございます。

セミレギュラー化している、黒い110系後期クラウンセダン(後の警部専用車)、3代目マーク2は今回も登場。マーク2はPART2で破壊されますから・・・。
センチュリーとかZとか珍しいクルマも登場。

=ゲスト=

*石橋氏って太陽では意外にも初登場なんです。

*常連ゲストの吉中氏、今回はカタギ役です(!)
それにしてもファッション誌の編集部員とは・・・!
この人、初出演時は殺される幹部役でしたが、ずっとチンピラ役だったんですよね。
スコッチの先輩刑事・倉田を撃ったのもこの人が扮した犯人ですし、
河原でタクボン氏とチンピラ同志の素晴らしい喧嘩シーンを演じたのも印象深い。
後期は殺し屋とか、幹部役とか「昇格」しましたが。
あ、「似顔絵」の寿司屋店員もカタギでした。

*西岡はかつてトシさんが使用したジャケットとセリカXXネクタイを使用。


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出口のない迷路

2010-10-16 17:49:07 | ファミ劇日誌
『♯694  出口のない迷路』
主演:神田正輝(西條昭)
助演:石原良純(水木悠)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)地井武男(井川利三)金田賢一(島津公一)長谷直美(岩城令子)又野誠治(澤村誠)
永島暎子(尾島幸子)高木美保(看護婦・キョウコ)井上高志(尾島和久)有馬昌彦(若井医師)古藤芳治(文芸若葉編集部員)江藤漢(石上)千葉裕子(看護婦・佐内サワコ)中平良夫(竹下貞男)兼田晴臣(尾島の執刀医)柏木隆太(ドックのアパートの住人)奥山貴彦 吉田憲司 井上三千男(城南署刑事)森田浩平(黒木)宮原永海(尾島ひとみ)

プロデューサー:梅浦洋一 服部比佐夫 新野悟
脚本:四十物光男 小川英
撮影:田端金重 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:富田実
音楽:大野克夫 演奏・大野克夫バンド 井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊 選曲:小林和夫
助監督:関良平 擬斗:宇仁貫三 現像:IMAGICA 番組宣伝:山口晋 記録:斉藤能子 制作主任:岩堀光樹
協力:国際放映 原案:小川英 企画協力:ジャックプロダクション 衣装協力:株式会社センチュリー Best House 撮影協力:横浜新都市脳神経外科病院
監督:鈴木一平
制作:東宝株式会社

覆面車:セリカ(17-53)クラウン(62-40)


実は本放送当時、あまり気ノリしなかった作品のひとつで、尾島があまりにも可哀想で(^_^;)
確かに不運かもしれないですけど、あれだけ良い家族がいて、上昇気流に自分から乗ればどうにでもなりそうなのに。
どうも自分から貧乏くじ引いているような感じがして・・・。
無い物ねだりが過ぎたのか?
というのも考えられますが。
幸子にしても、無理心中の一件が無ければあれ程頑なにならなかったでしょうし。
人間、見切りも肝心ということで・・・。
しかし、そうは行ってもああいう死に方はしたくないです。

それにしても石上という金貸しもあそこまで色々手をまわして、かつ殺人を繰り返すというのはいくら金に強欲とはいえやり過ぎ・・・医療事故の保険にしたって、幸子に根回ししないと難しい手ですし、あそこまで廻りくどいやり方をしたというのは、どうしても犯罪を楽しんでいるようにしか見えない・・・太陽の犯罪者の中でも凶悪さから行けばかなり最悪な方に入ると思います。

病院関係者も今回は被害者ですね・・・
尾島の執刀医にしても、新人看護婦にしても、救急部門で懸命に頑張っていた人たちですから、身内の裏切りで陥れられるという部分でも可哀想ですしね。
それに血栓症の竹下も可哀想・・・なんの関係もないのに。。。

今回は可哀想な人が多いなぁ。。。

と、改めて見直すと思ったわけで。

この事件はドックが絡まないと解決は難しかったでしょうね。
被害者側も医師側も加害者の範疇にとりこまれちゃってますから、疑惑に思っても動機の面で医学の聖域ってやつで表ざたにならないと云う可能性の方が高かったわけですからね。
怖い怖い。。。
とりあえず、真っ当に終わったラストでこれで良しとしなければならないでしょうね。
病院も裁判に持っていかないで、ちゃんと賠償責任を果たしたわけですから、
石上がいなけりゃみんな善人だったということで。


=ロケ地=

あの病院、横浜なのですがなるほど、世田谷から近い。
石上金融のビルはいつもの新宿駅近く「暴力団ビル」ですね。

=ゲスト=
永島氏も井上氏も十八番のような役でしたし、江藤氏も・・しかし江藤氏「美しき花の誘惑」出演からあまり日が経っていませんね。(兼田氏も似たような感じですが)
高木氏は#606に続き2度目のゲストですが、映画『Wの悲劇』で好演してから仕事をこなされているので、現在の堂々とした感じがすでに今回は出ていますね。セリフも多いし。
宮原氏は現在、声優&歌手として活躍なさっているようですね。この人を見ていると、あぁ・・・そりゃ24年経ってるかぁ・・という感じが。

=コネタ=

*ドック「暗いだろ、停電みたいな話だろ」
と云った矢先に病院で停電騒ぎ(^_^;)

*尾島の殺害の凶器となってしまった「ヘパリン」
太陽では#474でもお出ましのクスリ。
この時もドックが気づいていました。

*覆面車セリカの最終出演作一時休演(すぐ復帰してすぐ#701で引退 訂正2015/6/22)になりましたが、意外と酷使され続けていた為かエンジンから変な音していました。
ありゃ、ベルト系かシャフト系のクラックの可能性が・・・。

*初期から使用されてしばらくご無沙汰だったキーボード押しっぱなしのSE曲が唐突に採用。キョウコが注射器にラベルを張る回想シーンに使用されていました。

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太陽ハードボイルドの代表作

2010-10-16 10:36:55 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのお誘い<あやしい】

太陽にほえろ!HDリマスター版 初回放送(土)22:00~23:00  再放送:(水)16:00~

2010年10月16日(土) 22:00 - 23:00 『#46 黒幕は誰だ』
2010年10月20日(水) 16:00 - 17:00 『#46 黒幕は誰だ』

ボス主演、藤竜也さんと奈美悦子さんがゲストの豪華作ですが、
脚本の鎌田さんが敢えて狙ったと思われる「日活・裕次郎」味がムンムンです。
一係のボスではなく、刑事・藤堂としての元々の素がこういうハードボイルドタッチだったのかもしれません。
というよりは、やっぱりこの当時の裕次郎さんのイメージの大部分が今作に生かされていると云った方がいいかもしれません。
若きボスを妄想しながら、バンバン撃ちまくる(^_^;)ボスを観るのもいいかもしれません。
一係のメンバー、みんな面喰ってますが・・・。

太陽にほえろ! 初回放送:(土)23:00~25:00(2枠連続) 再放送:(木)・(金)16:00~17:00(1話ずつ) 

※カウント欠番6話除く

2010年10月16日(土) 23:00 - 24:00 『#690 正面18度』
2010年10月21日(木) 16:00 - 17:00 『#690 正面18度』

寝違えて左が向けないブルース、平気そうな顔してますがかなりキツそう。
そんなブルースが追うのが一見ダメっぽいオヤジ。
いつものブルであれば事もないところなのですが、じつはそのオヤジもかなり手強い。

無敵のブルースがハンデを背負うという珍しい作品です。
さてどうなるか・・・<ってわかってるくせして。

2010年10月16日(土) 24:00 - 25:00 『#691 マミーを怒らせた少年』
2010年10月22日(金) 16:00 - 17:00 『#691 マミーを怒らせた少年』

嘘つきというよりは、頑なな少年から証言を引き出そうとするマミーの対決なのですが、
今回のマミー苦戦します(^_^;)
結果的に事態はどんどん不味くなりますが・・・。

名作「鳩の舞う街」の尾口康生氏が久々のゲストです。


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