「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ボンの独り立ち編

2012-06-10 15:42:08 | ファミ劇日誌
【ファミ劇日誌2012】

第175話 偶像

云わば「ボン独り立ち編」。
(ボンは衣装も変更)
そこにスペシャルゲスト(クレジットセンター)石橋正次さんを迎え、不良だった少年たちの更生との葛藤と団結力にボンが真っ正面からぶつかっていくという、当時多少斜光がさしていた「青春もの」のテイストをとっぷりと取り入れながら、その少年たちが世間に理解されるか否かという部分と、その中で不幸にも起きてしまった殺人の不条理さが太陽らしいですが・・・・。
ラグビーに興じるボンたちを見て、ボンのおかげで刑事さんになった沖縄出身のお兄さんの事がポッと頭に浮かんだのは私だけじゃないはず(^_^;)

七曲署管内では慈善家として通り、不良少年の為にラグビーチームを立ち上げた男性が殺され、その容疑者としてラグビーチームのメンバーに疑いがかかり、ボンは単独でチームに潜入しますが・・・。
顔を知られていないから潜入捜査を行うという新人刑事にありがちな思想ですが、ボンについては2回目、それも連続。
前回のリベンジ的な感覚だったかもしれませんが、危うさは変わらない訳で。
ただ、今回ボスがそれを許可したのは恐らくそのリベンジを次のステップに繋げようとした賭けだったように思います。

正吾の石橋さん、渋くカッコよく、活発に動く、更生チームのリーダーとしても理想的ですが、自らの信じる道を真っ向から進んでいこうという姿と、堂々とした風格が魅力ですね。

ボンのひとり立ち。
七曲署に転属してからは、自信があった部分が結構脆く崩れ去って、身体ごとぶつかっていく根性だけがその刑事生活を支えていた感じのボンが、今回は自分自身を十分理解しつつ、刑事として人間として両方の立場からチームにぶつかっていきます。それに、正吾が犯人を庇う図式に自分自身を重ねた部分があったから、正吾たちの世間的な立場をボンは理解するのに必死だったものと・・・。
そのボンの姿に正吾たちも共感した部分があったというのは、別な観点からすればそういうボンのやり方が周囲に認められた証だったと思います。
しかし、丁寧だなぁ・・・ボンの描き方。

*ラグビーチームには常連の小原秀明、藤田漸両氏の他に、サブキャプテン的な立場の森大河氏。
太陽では初出演ですが、これから印象的な役で常連になっていきます。

*ラスト、ラグビー参加に不器用なテキサス(^_^;)を選び、ゴリさんを袖にするボン。
小雨にぬれる~♪刑事・誠~♪悔しがってヨレヨレ~♪「お前トシなんだからゴリ、気にしない気にしない」(泣~♪
(コーラス「なけなけ~♪」)
お粗末・・・・(逃

ロケ地:多摩川河川敷(東和泉?他)、寿司屋現存!(祖師谷3丁目)、新都心歩道橋~京王プラザ付近、
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