「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

興味深いつながり

2012-10-30 07:05:22 | 浮気心
しばらく「浮気心」カテゴリを前のようにUPしていませんが(^_^;)
太陽とかなり繋がりが濃いと思われる作品があったので・・・。

七人の刑事(新)#19 スナック・ジャック

実はこのサブタイトルを見たり、山田正弘氏の脚本だったり、あらすじを読んだりして、まさかとは思いましたが・・・。
まさかでした(^_^;)

無論先発の太陽#36は市川さんと共同脚本の形ではありましたが、もしかするとこちらのほうが山田氏が描いた原型だったのかもしれません。
マカロニと犯人の心理描写関係を市川さんが担当なさったと考えれば、場面設定の方は山田氏が担当なさったと言った方が良いのかもしれません。ということは、七刑分については山田氏の原案を忠実に映像化というところなんじゃないかと思います。

七刑ではマカロニ的立場はポマード北川になるのですが、犯人(火野正平さん!)に感情移入することなく信頼されることも無かったわけですが、火事→ボコボコはあったりして(^_^;)

スナックは若いカップルと浮気&不倫カップルが2組(増えてる)、酔いどれおじさん、やくざな2人組は北川の追っていた殺人容疑者のヤクザに置き換えられたようです。興味深いのは途中少女が入ってきたり、スナックに北川と落ち合うためナンさん異変に気づきながら本庁に連絡もせずそのまま入ってきて説得するも捕らわれてしまったこと。
また犯人の動機は女性がらみではなく、診療拒否で妻(妊婦)子を失った復讐という切迫したものですが、妊婦の診療は専門外の医者が安易な診断はできないと専門医のところへ行かせたという、太陽でも扱った題材を盛り込んでいます。

話の原案的なものが垣間見られる貴重な作品でした。

個人的には昔はこういう脚本の他作品への流用や題材の再利用は珍しくなかったので、逆に面白い感じがしています。
リメイクというのもありましたしね。
逆にこの題材を他の刑事メンバーで観てみたいというのもあったりして(^_^;)

今では視聴者の方がそういう事に敏感な感じで、結構叩かれる材料になってしまうところがあったりして・・・・(^_^;)

太陽#36も刑事貴族#31にて正式リメイクされていますので、それと見比べるのもオツだと思います。

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