「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

鮫さんが仲人さん(照、刑事として一個人としての生きがい

2013-05-11 07:12:03 | ファミ劇日誌
【ファミ劇へのおさそい】

あらすじなど大体先日の放送予定の記事ではりきってUPしてしまったので、軽くいきます。

第252話 52.05.20 鮫島結婚相談所 (鮫やん・チーム)

セミレギュラー:藤岡琢也/北あけみ

ゲスト:大和田獏 鈴鹿景子 清水のぼる 久保田忠佑 中島秀夫 星一 大山豊 麻ミナ
脚本:長野洋
監督:澤田幸弘

脚本の市川森一さんが生んだ鮫島刑事というキャラクターはあくまで明るく破天荒なキャラクターを精神的に追いこんでいくというヘヴィーな展開になり、とうとう鮫やんに刑事をしていたところで良いことなんて一つもなかったと言わせて辞職に追い込んでしまいます。
だからこそ刑事を辞めた後に市川さんから太陽番組自体に「引導」を渡すべく「ジョーズ探偵」(#206)が誕生したわけですが、その探偵職も1回きり、そこで毎回転職するという後期鮫やんの基本的フォーマットが生まれました。
今回はその第一弾と言っていいと思います。

この話もあくまでも主役は鮫やん、親友の殿下と盟友のボス、そして弟子格のボンを巻き込みながら、今回は意外とあまり絡みが無かったゴリさんとも結構絡みます(というか鮫やんの被害に遭います(^_^;))。

後期鮫やん編は肩ひじ張らずに愉しんで観ることができるという逆説的魅力もあったり・・・・(^_^;)


  
第253話 52.05.27 生きがい (ゴリさん)  

ゲスト:寺尾聰 中島ゆたか 入江正徳 大丸二郎 みやけみつる 多田幸雄 福原秀雄 牧れいか 桂三郎 安井真璃子 相原巨典
脚本:小川英 高階秋成
監督:澤田幸弘

横浜港署刑事の西本に寺尾さんを迎え、コンビを組むゴリさんとの刑事としてというか人間としての「生きがい」が対比されます。

スマートで飄々としていながらも、鋭い視点を持ち、自分自身の生活のこともよく考え、美人の妻も居て、出世の事もちゃんと考えている西本のキャラクターは太陽史上でもゲストキャラとしては破格な細かい設定がされています。もしかするとセミレギュラー候補だったかもしれません。
そのキャラクターはおそらくPART2のオサムさんに継承された部分はあったようで、「個人主義」という点では2者は同じです。

一方ゴリさんにしても、昇進試験を受けたいのだけれども結局はすっぽかしというのを繰り返し、仕事に追われるというか情熱を注いでいます。

方向性は違えど、「生きがい」は持っている二人が、刑事として対立し理解しあう過程がこの話の見どころであり、魅力です。
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