「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

ファミ劇太陽放送12/28=血の繋がりしか信じない若者の末路にマカロニは・・・/年上のグーなひとに忍び寄る影とマカロニが対決

2018-12-27 23:11:52 | ファミ劇日誌
さて、あすの太陽放送です。

チバテレはお休み。
ファミ劇は今年最後の放送となりますが、「初」放送は当然ながら#19は欠番なので、豪華SPゲストを迎えた2編です。
#19については、幸いにもノベライズに掲載されているのと、予告編とTVジェネレーション地井さんゲスト回での「衝撃の放送」で、脳内妄想はある程度具体的に可能なのですが、やっぱりフルで観たいですよね・・・・。
OPだけでも観たい・・・。
何しろ、ゴリさんの初ライフル使用回ですからね。


【CS】

▼ファミリー劇場HDリマスター版 マカロニ編

12/28(金)
6:30~7:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#17
ファミリー劇場HD(CS)
第17話 47.11.10 俺たちはプロだ (ボス)


12/28(金)
7:30~8:30
=再放送=[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#18
ファミリー劇場HD(CS)
第18話 47.11.17 つかみそこねた夢(マカロニ・ゴリさん)


12/28(金)
19:00~20:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#20
ファミリー劇場HD(CS)


12/28(金)
20:00~21:00
[HV]太陽にほえろ! HDリマスター版/マカロニ刑事編#21
ファミリー劇場HD(CS)



第20話 47.12.01 そして、愛は終った(マカロニ・長さん)

SPゲスト(友情出演):沢田研二

ゲスト:三条泰子
神鳥ひろ子 千石規子
木田三千雄 有川兼光 増田元男
 
脚本:市川森一
監督:金谷稔

ある夜、指名手配の殺人犯・桑田を張り込んでいたマカロニと長さんは桑田に遭遇したものの、マカロニは殴られ、終いには覆面車まで奪われてしまった。必死に桑田を追ったマカロニは、長さんを置いて走行中の黄色いスポーツカーを止め、運転手の若い男に強引に乗り込み追跡協力を求め、自ら運転し追跡したが、途中で桑田に拳銃を発砲され、スポーツカーはパンクし停止、スポーツカーの持ち主は不意に暗がりの外へ飛び出してしまって、崖から転落してしまい、桑田はそのまま覆面車に乗って逃げ去ってしまう。その場所は既に都会から遥か離れ、埼玉県の川越付近の山中。マカロニは失神した男を担いで山を下り、やっと人里の産婦人科になだれ込んだ。
若い男は失神しているが軽いけがで、すぐに意識をとりもどした。
ボスに留まるように命令されたマカロニと共に産婦人科で一夜を過ごすこととなったが、明日ここを辞めて都会に出るという看護婦とケンケンガクガクがあり、若い男から犯罪捜査についての動機の有り方をマカロニが問答したり、さらに若い男は異常に魘されるなどのことが起きながらも、朝を迎えた。
マカロニが気付くと、若い男と看護婦は消えてしまっていた。院長によると二人で都心へ出たという。
その後マカロニはスポーツカーが頓挫した山中に戻って、地元の警察と現場検証を行っていたが、スポーツカーの持ち主の身分証明証が発見され、若い男は清坂貞文という美大生ということが判った直後、駆け付けた長さんたちがスポーツカーから老婆の死体を発見した。
被害者は川村きよという老婆で、自室のアパートで殺された形跡があったことと、現場に残されていたメガネレンズが清坂のものと一致したことから、清坂の犯行であることは明白だったが、彼は裕福な大学生であり、きよを殺害した動機が不明だった。そんな時マカロニはあの夜に清坂と犯行動機について問答したときに、「血のつながり」だけが信用できるという意味合いの発言をしていたことが引っかかっていた。
そのキヨと清坂に繋がりが見つかった。
きよは10年ほど前まで、清坂の叔母・九条絹子の家でお手伝いとして勤めていた。
マカロニとゴリさんは絹子と面会するが、きよとも清坂とも10年ほど会っていないという。
そのうち、マカロニのもとに例の看護婦から電話が入る、あれ以来ずっと清坂と行動を共にしていたが、自殺するのではないかと心配になってきたらしい・・・・。

特別出演のジュリー氏、市川森一さんの脚本と昔も今も話題性が大いにある「意欲作」と云っても良いかもしれませんが、
マカロニが初めて「射殺」を経験し、号泣する様が圧巻です。
それに「血族」しか信じない体の恐ろしく不気味ですが、純粋な清坂という男をジュリー氏が好演しています。

アクションは抑えめで、全編アンニュイな感じに仕上がっていますが、それがなかなかいいので・・・。



第21話 47.12.08 バスに乗ってたグーな人 (マカロニ)

SPゲスト(特別出演):星由里子

ゲスト:勝部演之 江見俊太郎
石山雄大 露原千草
神弘予 遠藤義徳 池田勝美 高橋義治 大宮幸悦 柿木恵至 野本博 芦田昌子

脚本:鴨井達比古 小川英
監督:山本迪夫


シンコにデートの約束を仕事の為キャンセルされたマカロニは、むしゃくしゃしながらなんとなくバスに乗り込もうとすると、今度はバス料金の小銭が見当たらない。そんな時、不意に傍にいた美女から拝借することができた。
マカロニはその美女が気になって仕方なくなり後をつけてしまうがまかれてしまう。
しかし、あるデパートでおもちゃ売り場で買い物をしている彼女を見つけたが、マカロニのほかに彼女を尾行している男に気付く。
その場でやっと彼女に話しかけることに成功し、彼女の買い物の御伴を申し付かったマカロニは、彼女・寺沢彩子がカメラマンだということを知る。
しかし、彩子を尾行していた男には逃げられてしまう。
彩子の自宅まで付き合ったマカロニだったが、次のデートに誘う際に、自分が刑事だと告げると悪い冗談と解釈した彩子を怒らせてしまう。
彩子がファッション誌の撮影を終えた後、マカロニがパトカーで乗り付けてきた。
目を丸くする彩子だったが、やっと刑事であることを信用したが、実はマカロニを痴漢だと思い昨日撮影したマカロニの写真を警察に届けようと思っていたということだった。そんなやり取りをしている最中、マカロニが急襲され、例の写真と財布を盗られてしまう。
更に翌日にはパトカーの私用について、ボスからこってり脂を絞られてしまう。
そんな中、マカロニを襲った男が乗り去った車が神谷商事という不動産屋の所有であることがわかったが、神谷は盗まれたのだという。
ただ、マカロニは自分が襲われたのではなく、出会った日から男の監視の目があった彩子の方が実はターゲットではないかと考えたが、確証が無い為ボスに捜査を却下された。しかし自分が襲われた事件の被害届を出して自分で捜査することとした。
そんな騒動を傍で聴いていた山さんは、神谷のことが気になった。
そして、半年前の終戦記念日に発生した大川という不動産屋殺しを突き止める。
その時神谷は重要参考人だったが、当日は九州に居たというアリバイを崩すことが出来なかったのだという事だった。
何故、彩子は神谷に付け狙われるのか?
彩子をガードするマカロニだったが・・・・・・


改めて考えると、マカロニのロマンスでまともな話というのは初めてなんですよね。
11話は山さんの奥さんとデートを妄想するだけだし(^_^;)
シンコが居るので、その辺りは積極的に描かなかった感じですが、今回は職権を濫用してまでも色々と行動するマカロニ(^_^;)
星由里子さんが特別出演、マカロニのターゲットになってしまうわけですが、マカロニは手中で転がされている感じ。

個人的には好きな部類に入る作品です。
ロマンスあり、サスペンスあり、爆破(あのショボさがいい・・・)あり。
というよりも、マカロニの魅力が意外に発揮されている一編といった方が良いかもしれません。
多分、前回の裏返し的にこの話を持って来たんでしょうね・・・前回はちょっと救いようがない話だったので。

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