「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

太陽放送 2016.11.17 ファミ劇=堕る男への愛情に女は、そして知人マミーは・・・/赤子の生命から「逃げる」男たちに怒るブルース チバテレ=ペンフレンドはニセロッキー?裏に潜む危険

2017-11-17 06:19:14 | 放送予定
何とか体調回復に励んでいるけぶでございます<(_ _)>
やっぱり加齢に伴って、あらゆる意味で局部毎に温めなければならないということを痛感いたしました(^_^;)
頭部は汗かいていても、腰は冷えっ冷えだったり。。。。

そんな中でファミ劇のテキボン期を観たのですが、#169はスポ根テイストなのですが、基本クールな太陽テイストが入るので、スポ根臭があまりしないのが好きですね・・・。
しかし、改めて観ると歴代新人刑事の中でボンが一番ゴリさんにいち早く愛されたのではないかと・・・ゴリパンチの後悔っぷりが何時になく激しいので。
さらに、蝶々先生と裕次郎さんが二人っきりになった時に漂うそこはかとない緊張感、というか裕次郎さんがかなり蝶々先生に気を割いている感じが伝わってくる。
という「ぼこぼこ刑事登場!」というトピックス(^_^;)もありながら、この作品、結構見どころ満載なんですよね。

さて、本日の太陽放送です。


【C S】

▼ファミリー劇場 デューク登場編=初放送=


第681話 60.01.24 それでも貴方は女なの! (マミー)島村佳江 加藤大樹 時本和也 

坂手経済研究所に強盗が入り、警備員に重傷を負わせて逃走。被害者の証言から、犯人は元秘書の倉本と判明。
倉本が奪ったのは政界汚職にからむ重要書類だった。
倉本は所長の坂手に解雇されたことを恨み、汚職の証拠をネタに坂手を脅迫する計画を立てていた。
それから間もなく、マミーは根元の恋人・さゆみを張り込むこととなったが、さゆみは亡きロッキーと共に買い物をして以来何度も訪れているブティックの店主だった。
しかし、ロッキーにしてもマミーにしても刑事であることは彼女には明かしていなかった。
一方、汚職の発覚を恐れた坂手は殺し屋を雇い倉本を亡き者にしようと画策していた。
やがて、さゆみのもとへ倉本から電話が入るものの、マミーを気にして電話を切った。
それから間もなく、倉本は坂手から身を守るため、警察官から拳銃を強奪しようとして失敗、図らずも警察官を殺してしまう。倉本が凶暴化するのは目に見えていた為、手掛かりであるさゆみをマミーたちが徹底的にマーク、やがて倉本から呼び出しを受けたさゆみを尾行し始めたが、倉本はさゆみに坂手から一億円を自分の代わりに受け取るよう指示していた。
取引現場に出向いたさゆみだったが、彼女が書類を持っていないことを知るや、坂手の部下たちはさゆみを脅して連れ去ろうとしたが、ドックたちの機転で免れた。
そのまま自宅に立ち戻ったさゆみのもとにマミーが訪れたが、さゆみはマミーが刑事であることを察知し、態度を硬化させた。マミーはさゆみに倉本の自首を促してもらうつもりだったが、さゆみは説得どころかマミーから拳銃を奪って消えてしまった・・・・・。

ロッキーの話が「殉職」という悲劇で語られるより、良い想い出として語り始められてちょっと経ってからの作品。
ストイックに刑事として邁進する傾向のある一係の刑事たちの中にあって、ロッキーは一般的感覚がある実は唯一無二の存在。
ちゃんとお買い物も夫婦で楽しんでいたという所もあったというのは、ヒゲフェチからすると嬉しい部分です。

ただ、この作品は太陽シリーズ典型話の一つである「私事に仕事が絡んで苦悩する」というストーリーなので、結構厳しめな話なのですが・・・。
しかし、結構悲劇になる傾向がある一連作の中で、本作はラストにマミーらしい「救い」があるのは、実は「夏子という女」と同じ展開ではあるのですが、こちらの方は情念より恋愛感情の方が深いさゆみの「愛し方」なので、そこはハラハラするところではないかと思います。
島村佳江さんの安定した落ち着いた演技も楽しめます。

第682話 61.01.31 揺れる生命 (ブルース)竹中直人 中島久之 鳥居恵子 藍ともこ

運送会社社員の太田が停車中の外車からいきなり飛び出してきた有巳子をはねた。
有巳子は車の中で男といさかいを起こし、車外に飛び出したのだが、太田が過去に冤罪で逮捕された苦い経験から警察沙汰になることを恐れその場から逃走した。
目撃者で有巳子の同僚である久坂の証言から、太田の身許はすぐに判明したが、久坂の何か煮え切らない態度にブルースは不審を抱いた。
一方、意識不明の重体に陥っていた有巳子は妊娠しており、担当医師は母体保護を優先し赤ん坊を墜ろすことを主張したが、間もなく父親になろうとしていたブルースは何とか赤ん坊の生命を救ってほしいと医師に懇願、しかし赤ん坊を救うとなると母体を損なう恐れのある処置を必要とし、それには赤ん坊の父親の同意が必要と判った。
とりあえず太田の確保に向かったが、太田に感付かれて逃げれてしまう。
その後の調べから、久坂が赤ん坊の父親ではないかという疑問が生じたが、彼は上司の娘との縁談がまとまり、ニューヨーク栄転の話が本決まりとなっていた。ブルースは久坂が有巳子への手切れ金と見られる50万円を同僚から借金していた事実をつかみ、久坂へ探りを入れたが、彼の口は堅く、また決定的証拠もない。
ブルースは逃走中の太田が車の中でもめる久坂と有巳子の姿を目撃したものと見て、太田の妻・紀子に協力を依頼したが、太田と同じく警察に極度の不信感を抱いており、こちらもなかなか難しい状態だった。
しかし、太田の証言が赤ん坊の生命が掛かっていることを知った紀子は、太田に自首を勧めに隠れ家へ向かったが、太田は拒否、尾行していたブルースに気付いてダンプを盗んで必死の暴走・・・。
赤ん坊の生命をかえりみようとしない男たちに、ブルースの怒りが爆発した・・・・。

父親ブルースとして父性が爆発する本作、彼にしてみれば赤ん坊の生命から「逃げる」男たちが理解できず言い知れず激怒する気持ちもわかるし、逃げる男たちも「世間なんてこんなもの」とも感じながら、この頃の太陽は「大人的」展開な話に向く傾向があったものの、本作はダークな展開に直球ブルースが風穴を開けようとするのが中々「懐かしい」展開であるかもしれません。
ブルコンコンビも「いいなぁ・・・」と思える部分があり、いよいよこの辺りからコンビのうま味が出始めた時期なので、その辺りが愉しめるかもしれません。

ゲストがこの時期は豪華なのですが、今回はやたら豪華。
竹中さんは映像作品にご出演されるようになった時期ですが、まだモノマネ芸人のイメージが強かった時期で、太陽登場は「やったじゃん」と個人的には思わせていただいた時期でした。
中島氏と鳥居氏は久々な太陽ご出演ですが、メインゲスト格を揃えて今回の事件人間相関図を作ったようになっています。


【地上波】

▼チバテレ ボン&ロッキー編

第314話 53.08.04 拝啓ロッキー刑事様 (ロッキー)立枝歩 矢吹渡 中村ブン

ロッキーは見知らぬ女性、小谷早苗の訪問を受ける。早苗はロッキーからの手紙に励まされ栄養学校に通っているという。また、そんな折、岡山市内の信用金庫に勤めるOLが東京で殺された。この被害者も早苗と同じく「松永伸夫 方 岩城創」という数通の手紙を持っていた。
ロッキーは二人の女性を全く知らないが、松永という男についてはスナックのボーイで一度チンピラから助けてやった男だった。
捜査の結果、被害者はペンフレンドが交通事故を起し金に困っているので東京に行くと同僚に話し、200万円の金を引出していたことが判る。
ロッキーたちは松永の行方を追及するが、松永らしい男に襲われる。
松永を重要容疑者として捜査するが、その松永が水死体で発見された。
自殺に見えるが、他殺の疑いが濃かった・・・。

女っ気が薄いロッキー、久々にロマンスか!?と思いつつも、そうは問屋が卸さないというか・・・・(^_^;)
実直な性格ゆえ、のロッキー・・・。
同居コンビ間n「ニラレバ」初登場、ボンもどんどん生活がロッキーペースに・・・(^_^;)
裏模様としては、裏番組の影響で視聴率が落ちたり、木之元さんが結婚したり、色々あった時期のようです。



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