「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

#49 クライマックス

2017-08-09 23:29:41 | ロケ地検索&メモ
ロケ地検索短信です。

ちょっと前にツイッターにて#49で友子が山さんに自分生い立ちのようなことを話した橋が品川区上大崎2丁目の白金桟道橋であることを披露なさっていた方がいらっしゃいましたが、私もお返しに(何?)・・・。

クライマックスで米田を自白させた後に、時計の針を動かしたのは自分だと告白した友子・・・
要は友子と米田が再就職した食堂の場所ですが、これも品川区で、西五反田1丁目でした。

無論すっかり建物は変わっていますが、高架や歩道橋などは改修はされているとは思いますが、位置的には同じところにあるようです。

品川のロケっていうのも、太陽全体からいくと珍しい部類に入ると思います。

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太陽放送予定 2017.8.9 大原麗子さん登場「ニセ札 警察に連絡乞う 島」

2017-08-09 00:08:33 | 放送予定
さて、本日の太陽放送

TVQマカロニ編も、大原麗子さんを迎えた豪華な一編で、ラス前を迎えます。


第51話 48.07.06 危険を盗んだ女 (殿下)大原麗子/灰地順 土方弘


ある朝、殿下は通勤中のバスで美女に足を踏まれた。
謝ってくれた彼女をボーっと眺めていると、美女が中年の男性から財布をスリ取るところを目撃、男性と共にバスを降りた美女を捕まえ、派出所に連行した。
果たして、美女のバックには男性の財布が入っていたのだが、警察が絡むとなってから男性の様子がおかしい。見つけた先にはかなり怒り心頭だったのに対し、今度はその財布は似ているが自分のものではないという。美女は殿下に謝罪をさせ、その場は解散となったが・・・。
男性は美女から財布を強引に奪い返そうと襲ってきて、殿下に見つかり逃走してしまい、美女にも逃げられてしまう。
そんなことがあった数日後、逃げた男性がどぶ川で死体となって発見された。遺体は拘束されリンチされた形跡があり、衣服から印刷で使用されるシアンが検出された。
身元は偽札の原板作りの名手で何度もお縄になっている松尾で、先月出所したばかりだという。
殿下はあの財布をめぐる一連の出来事で、今回の殺人捜査の鍵となるのはあの美女だと考え、ボスの許可を受け専任で美女探しに当ることとなったが、残る一係メンバーは皆どぶさらいに回ることになった。殿下の捜査と比べると雲泥の差だとすねる一同だったが、捜査二係から空き巣事件への応援要請があったため、その電話を受けたマカロニが半ば強引に担当、どぶさらいから逃げてしまった。
ボスがどぶさらいに残りの総力を挙げたのは、シアンが今回遺体から検出されたからだ。シアンの垂れ流しは法律で禁止されており、そんなものを流していて、松尾に関係があるとすれば、偽札製造工場がかかわっていると推理、どぶさらいというよりは、川に流れ込んでいる各下水道から水を採取することが目的だった。
マカロニは空き巣被害に遭ったマンションの一室で、住人である美女=デザイナーの京子から事情を訊こうとしたが、管理人が勝手に通報したのだから帰ってくれの一点張り。
ただ、マカロニは殿下から聞いていた美女スリの特徴が京子に合致することに気付き、殿下をマンションに呼び寄せご対面と相成った。
確かに女スリではあったが、京子は断固知らぬ存ぜぬ。ただ松尾が殺されたことを話すと動揺を隠しきれないでいたが、正気に戻って実は手も足も出ない殿下たちを部屋から追い出した。
しかしこれらのことによって殿下は松尾の財布の中には偽札が入っていて、それを取り返すために偽札偽造組織が京子の身元探し、家探ししたのではないかと考えた。
殿下とマカロニはそのまま京子をマークしたが、レストランでのひと悶着でマカロニが目を離している隙に、悪漢に襲われそうになっていた京子を助け出そうとした殿下もろとも拉致されてしまう。
そんな状況の中、やっと手がかりがつかめた。空き巣事件の方で検出された指紋から、指名手配中の奥村という男が浮かんだ。奥村は拳銃密輸の大ボスである秋山の弟分だった。
その頃、殿下と京子は偽札工場で松尾の偽札をどこに隠したかを詰問されていたが、意外にあっさりとあきらめられ、殿下と共に地下室へ監禁された。
殿下と京子の二人っきりになり、京子が偽札のありかを明かした。なんと殿下のポケットに松尾の財布をスリの技を駆使して入れ込んでいた。
しかし、その様子を秋山たちが盗聴していた・・・・。
自首をした。


もう解っている、確かに解っているんですけど、マカロニ存命最後の作品。
それを、魅力的な女スリ・京子に扮した大原麗子さんがセンタークレジット・ゲストとして豪華に登場、殿下との色恋ほぼ抜きではありますが、軽快な感じで物語は進む訳ですが・・・というか、何となくですが『ルパン三世』的な雰囲気もあるのかなぁ・・・。
この二人に絡む偽札組織は殺人は何とも思っていない凶悪な集団なのですが・・・。
殉職&降板編の前回には異色作というセオリーを早くもここで完成させて、変な表現なのですが「前夜祭」的なお祭り騒ぎ的な部分も香らせています。
もう、殉職編の撮影に入っていたショーケンさん=マカロニの力の抜けようと殿下へのサポート(というかいチョッカイ?)も愉しめますし、ゴリさんのドブ嫌いも愉しめますし(^_^;)
クライマックスの銃撃戦も何気に軽快な異色作というか名作です。

でも、今にして思うと、大原麗子さんの可憐さは無論良し!なのですが、殿下も相当成長した感じがします。
ただ、殿下の場合「もっとも優しい刑事」というキャッチフレーズの為、脚本家によってその優しさが、甘さだったり厳しさだったり不安定な部分がジーパン時代まで続きます。
それが優しい厳しさの方に確定的シフトをするのがテキサス登場後という感じなのですが、初期殿下編の中では一番安心して見られる、後期にも繋がる殿下像がこの作品で描かれていると思います。

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