「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

酔いどれドックは天使か?

2014-05-22 23:51:37 | 日テレプラス日誌
さて、金曜日のファミ劇・マイコン登場編は、

第633話 60.01.18 ホスピタル (ドック)

セミレギュラー:三上剛仙

ゲスト:清水章吾
 潮哲也
 上田忠好 北條清嗣
 松本真季 大和撫子 兼田晴巨
 倉地雄平 佐野大輔 塩見三省
 奥山貴彦 兼松隆 金田明夫 岡重淳子 柏木隆太 山田博行

脚本:古内一成 小川英
監督:鈴木一平

ドックの友人・広川の勤める「矢追総合病院」から、深夜に患者がいなくなるという事件が相次いだ。いずれもまだ働き盛りなのに。酒ばかり飲んで肝臓を悪くした身寄りのない男だった。
ドックは調査に乗り出す。
広川の手配でアル中男になりすまし入院に成功、しばらくは平穏に過ごしていたが、行方不明の患者のうち一人の水死体が発見され、その体には肝臓のところに縫いあとが残されていた。その為、犯人は臓器売買組織かも知れないという見方ができた。
そしてある夜明け方の4時にドックと同室の立川がこっそりと病室を抜け出した。
早速、後をつけたドックだったが、地下通路で見失ってしまう。
同時に入院患者の少年が行方不明になり、担当医の北見が血相を変えて探し回っているのと遭遇、間もなく、少年は窓から飛び降りて死んでいるのが発見された。
少年は血液のがん・白血病であることを知り絶望したための自ら選んだ死だった。
少年の亡骸を見て、苦渋に満ちた顔で「どうしてもう少し待てなかったんだ・・・」と呟いた北見の姿がドックに妙に印象に残った。
一方、立川はその夜以来行方不明になり、消えた男たちと同じ立場の人間で病院に残っているのはドック一人になった。狙われるとすれば、次はドックだった。
そんな時、ドックは北見がガンウイルスを退治する抗血清を作るのに奮闘している研究所の所長であることを知って、ある疑惑が沸き立ってきた・・・・。

登場して、昨年までは医大生を匂わせながらも、そちらが主題になる話というのは少なかったわけですが、本作から、元来の「ドクターのドック」という設定が生かされる作品が増えていき、いつの間にかサプリメントオタクに変貌していく(^_^;)さきがけ的作品です。でも、ドックがアル中というのは見た目からピンとこないのですが、それはさておき、なかなか喜怒効いた作品になっていると思います。

前作に続き、ゲストも現代の目でも、太陽常連ゲスト好きの観点からも、非常に豪華な布陣なっています。清水さんの医者役もピッタリですが、北條さんの医者役はゾッとしてしまいます(^_^;)、またアル中患者役の上田さんも適役、また塩見・金田両氏はまだ有名になる前の時期なので、これもまた貴重な映像になっています。
でも、このお二人はあまり変わられていないかもしれません。


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