「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

「ゴリカレ」血染めのメッセージ/ボンの青春の想い出は・・・・

2014-02-01 06:17:37 | ファミ劇日誌
本日のファミ劇・ボン&ロッキー編は、開始時間を18:00にかえ、飯時の放送になります(^_^;)


第318話 53.09.01 カレーライス (ゴリさん)

セミレギュラー:長谷直美

ゲスト:溝口舜亮
 沢井桃子
 伊東平山 高橋英三郎 吾桐芳雄
 小原秀明 紺あきこ 広瀬すみ 入江正徳 宍原正義 篠田薫 佐野光洋

脚本:小川英 四十物光男 櫻井一孝
監督:小澤啓一

ゴリさんは交通事故で瀕死の重傷を負った黒沼という男の依頼で、川田弓枝という女性に会いに行ったまま行方不明になった。
大食漢のゴリさんが好物のカレーライスを注文したまま消息を絶つ事もないと一係では不審に思う。
そんな時、何者から電話が入り、ゴリさんと交換に黒沼を引き渡せと言ってきた。
引き渡しの時刻は午後5時、3時間後だ。
事情も分からぬままボスは、一係メンバーに黒沼の素性を洗うとともに、弓枝、そしてゴリさんの行方を捜索するように命じる。
調べの結果、黒沼は仲間3人と十億円の覚醒剤を暴力団から奪い取ったことが判明した。
しかも覚せい剤の隠し場所は瀕死の黒沼しか知らないようである。
その黒沼が死んだ。そのことが万が一仲間に知れるとゴリさんは殺される。約束の5時までに残す時間は20分、ボスたちの顔に焦りの色が出てきて・・・・。

ゴリさんの拉致監禁編はある意味定番なのですが、今回は#98の溝口氏を再び別役でゲストに招き、さらに令子が久々の登場、ゴリさんの結構仲がいいのではないのか?(^_^;)という所をみせたり、さらには薄々はファンの間では認知されていたことかもしれませんが、初期の「そば」以来久々の公式披露(^_^;)となるゴリさんの大好物というか趣味の域に達している「カレーライス」が結構全面に押し出され、色々な意味で要素がミックスした作品になっています。さらに脚本には櫻井監督も参加しております。


第319話 53.09.08 年上の女 (ボン)

ゲスト:丘みつ子
 中尾彬
 相沢治夫 小島孝夫 小倉雄三
 館野玲 清水美子 丸山詠二 佐藤淳一 田内秀 横尾三郎 小寺大介

脚本:小川英 大山のぶ代
監督:木下亮

ボンの高校時代の先輩・矢島が経営する建設会社が手抜き工事でマスコミの追及を受けていた。
そんな時、矢島から「俺は殺されるかもしれない、文子を頼む」という電話をボンは受け、驚いたボンは矢島建設を訪れると、矢島は失踪しており、しかも一億円にのぼる手形小切手が紛失していた。
数日後、矢島らしい人物の焼死体が発見され、さらに殺人事件として捜査が開始、重要容疑者として金井常務が浮かぶ。
ボンは必死になって金井の行方を追及する。
だが、ボスはそれまでの捜査状況から金井犯人説に疑問を抱いていく。
割り切れない思いのボンは文子に会いに出かけた。
彼にとって文子は高校時代の憧れの女性だった。何度か文子と会っている中に、ボンは彼女の様子に不審なものを感じる。
ひょっとしたら矢島は・・・・。

ある意味、「裏切られる」ボンを描くわけですが・・・・久々のどっぷりボンらしい主演作です。
丘さんと中尾さんの唯一の太陽ゲスト作、なかなか豪華な顔ぶれをボンの高校時代の先輩とし、作品に深みを与えています。
また、大山のぶ代さんの太陽最後の執筆作となります。
この当時、唯一無二のロングラン新人刑事として新人刑事としては異例の出演となった映画『悪魔が来りて笛を吹く』や歌にも挑戦して、既に新人刑事枠からはみ出てきたボン=宮内さんのこの後の活躍を太陽作品の中ではこの作品が一つのポイントとして象徴しているかもしれません。
今後のボン主演作はいろんな角度の話が出てきますので、ボンフェチには気になるシーズン突入というところだと思います。
ただ、頭にはいつも「殉職」の二文字がチラついているという結構厳しい状況ではありましたが。

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