「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

馴染みのブランドが消えるさみしさ・・・・

2013-01-31 18:55:18 | 「けぶのたわごと」
タバコのマイルドセブン、パッケージはかなり昔に変更されているのを忘れていました・・・。

さて、マイルドセブン。

セブンスターの「軽い」版として1977年の登場、来月には名称変更で名目上姿を消します。

太陽のタバコといえば、当初はマカロニのハイライトが中心だったと思いますが、ジーパン編の突入してからチェリーをボスはじめ殆どのメンバーが愛飲、ジーパンはその後ミスタースリムに変更したものの、マイルドセブンが発売されるまではチェリーがメジャーでした。(これは世間一般にも言えました。)
スコッチは外国産のサン・モリッツでしたが。

ただ、ロッキー登場後からあまりタバコに対する細かい描写が無くなったため、パッケージで目撃できるのは、山さんがタレコミ屋に渡したり、ボスやジプシーそしてトシさんが愛飲したマイルドセブン、タバコ自体で確認できるのは復帰後のスコッチのラーク(一説では柴田恭兵さんの影響である赤ラークともう一説ではラーク・マイルド)ぐらいだったと思います。

裕次郎さんがチェリーやマイブン(略)を愛飲しているとはちょっと思えないですし、ボスのマイブンを持っているシーンは大病復帰後なので、禁煙が義務付けられていた時期。誰かのタバコを拝借して吹かすだけのフェイクだと思われますが、言ってみれば太陽の歴史の中で大部分、マイブンが「汎用タバコ」だったと思われます。

確かに身体には悪いですが、アイテムとしては結構思い入れがある部類に入るので、名称消滅は寂しい限りです。

これ、クルマ(太陽覆面車)にも言えることでして(^_^;)

ただ、クルマの場合はコンセプトはキープしているのに名称をころころと変えられる昨今。
マトモに残っているのがクラウンとカムリ、サブネームが付いてしまったカローラ、サブネームが本チャンになってしまったコロナ→プレミオ、マークIIがマークX、カリーナがアリオン、強いて挙げればスターレット・ターセルがヴィッツ。
そうそれぐらいになってしまいました・・・・まあ、トヨタは他メーカーよりはマシな方ですが・・・。

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太陽放送予定 2013.1.29号(後)

2013-01-31 07:21:25 | 放送予定
山さんたちが愛用したタバコ「マイルド・セブン」の名称を「メビウス」に変更するとの知らせ。
世界的に進むタバコに対しての「マイルド」表現削除の時流乗った形のようです。
確かに私の愛用している「ケント9」もちょっと前までは、「ケント・マイルド」でございました。

タバコ自体が悪役的になってしまった昨今、名称変更は些細なことかもしれませんが、
あのパッケージが見られなくなるのは残念です。

さて、太陽放送予定の続きを。

▼ファミ劇・スコッチ登場編
死んだ男に成りすまし生きてきた男にゴリさんが食い下がる #231。

腐乱死体の身元は所持品から2年前詐欺罪で手配された辻井だと判明したが、疑問に思っていたゴリさんは所持品の一つである時計の修理履歴から野村という絵描きを突き止める。
野村は時計については紛失したと話したが、ゴリさんは野村は実は辻井ではないかという疑惑が生じ、辻井の妹・君子に野村の姿を見せるものの、君子は否定した。
ゴリさんは野村に彼が本当に野村であることを証明できるかどうかを訊いたが、野村は証人はいないという。
まるで決め手がない中、ゴリさんは野村の描いた数々の絵の中にセーラー服の少女を描いたものに目を付ける。

ゴリさんと孤独な男との静かな対決。
一枚の絵を突破口にその男の正体を暴きます。

1976年末の太陽、孤独な若者とボンの交流と悲しい事件の#232。

根本という男の死体が発見された。死因は頭部強打で、その傍らには所狭しと書かれたアドレスブックが発見された。
その各「アドレス」を丹念に調べる一係であったが、書かれていた個人々繋がりが無く、所有者が全く見えてこない。
ボンはそのアドレスの中の一員である新聞配達員の竹中に当たるが心当たりがないという。しかし竹中はボンの捜査に協力を申し出る。
他のアドレスに描かれた人々の顔をボンと共に見続ける竹中だったが、やはり記憶にないという。
一方、捜査の中で所在が分からなかった男性の証言で、ボクシングの観戦中に牛乳配達をしているという若者に話しかけられ嘘の電話番号を教えたということがわかった。

ボンが都会の中で孤独に過ごす若者に出会い、その若者の現実を目の当たりにしながら、友情のような感覚が芽生えるという、彼らしい話です。
コミカルな役が印象的な森川正太氏ですが、太陽ではストイックな若者という役どころが多く、この作品はその代表的な位置にあると思います。

▼とちぎ・ジーパン編
田舎から夢を持って都会に出てきた若者の悲劇を山さんが嘆く#58。

強盗犯・次郎をビルの屋上に追いつめた一係、山さんの説得もむなしく、次郎は自ら命を絶った。
マスコミは山さんを非難する・・・・山さん自身はその非難とは別に若者を死なせてしまったという自責の念に苛まれる。
そんな時、ゴリさんの情報屋トクさんから福永芸能社が拳銃密売を行っているというタレコミが入る。
その芸能社は次郎も所属していたため、山さんは次郎と同期の実という若者をマークする。

若者の直向きさに忍び寄る魔手、それを絶対に許せない山さん、死んでしまった若者の弐の前を踏ませない為にいつも以上にエネルギッシュになる山さんが目撃できます。
峰竜太さんのほぼデヴューに近い頃のお姿も見どころです。

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