「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

まさに、レギュラー&ゲストの競演

2011-05-29 23:40:53 | ファミ劇日誌
【ファミ劇日誌 ミニ】

遅まきながら、89話よりオープニング(タイトルバック)がマイナーチェンジしています。
(タイミング的にはもっと早くてもよかった気がします。)

ジーパンは恐らくよみうりランドでしょう。
ボスの歩きも場所は同じように見えます。

ジーパンは散髪後なので、今回の作品撮影中かその直後のセッションだったと思います。

ところで、

セミレギュラー主演編が続いた次は、ゲストが主演な作品が2作です。

ただし、受けて立つ山さんやゴリさんも負けてはいません。

レギュラーとゲストを強烈に立てる作品というのは難しいと思いますが、奇しくも連続したこの2作はそれを実現させている凄い作品であります。


第90話 非情の一発
私は当時の山さんと同じような年齢になりかけていますが、
あそこまでハードには成れないでいます(^_^;)

ただ、先が見えてくるというのは解るような気がします。

山さんと坂田は同じ世代で同じ時代を生き抜いてきた男同士。
それに、立場は真逆でも似たような性格と性質を持つ2人。

山さんは坂田がもうバクチに出なければこの先は無いということが見えていたようなそぶりだし、
坂田にしても、見るからに破滅に向かうであろう道を敢えて進んだところもあるし。

安定・正義・悪・不安定・賭け。
そういうものが錯綜している感じで・・・。

坂田は周りの人間を巻き込んでまで悪い賭けを成功させたいという欲求は、そりゃ道の選択肢は無いにせよ、他に何か無かったのか・・・山さんもそう思っていたに違いないと思いますが・・・。

気持ちの若さと体力の限界を感じさせる世代。

なんとも切ないです。



第91話 おれは刑事だ!

ニセモノ劇というのは刑事ドラマ限らず定番なのですが、今回は善人が自分の善行をやりやすくしたいという所から始まるわけですが、矢部はまあ巧くいった方ではないかと(^_^;)
まだてんぷくトリオの色が濃厚な頃の伊東さんなのでコミカルな仕上がりになっています。
でも、矢部に関してはかなり特別扱いです・・・何にしても軽犯罪には違いないのでその男を囮に使ったり、ボスもだんだん危ない賭けに出るようになってきています。。。
その特別扱いは劇中からラストまで一係に居るというのもあります・・・。
めったにそんなことないですからね。

それにしても、元スリという設定も結構隠し味になっていますね。

ゴリ編常連の渥美さんや江幡さんに仙波さん、常連に本山さん、キレンジャーの畠山さんなどのゲストも多彩な話なので、そっちで楽しめる話ともいえますが、
江幡さんの殺され役というのは、太陽では珍しいです。

高辻が出てきたクラブは、旧:西大久保1丁目、現在の歌舞伎町、新宿コマの裏あたりのようです。


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