「太陽にほえろ!」当直室 仮設日誌 PART2

6年半ご愛顧いただいた『太陽にほえろ!当直室』(since2002年5月)復活ブログ、引っ越しました。(2014年7月)

まあ、不安定かもしれません。

2011-05-03 23:51:03 | 当直室業務連絡
【当直室通信 2011.5.3】

ほぼ私信です<(_ _)>

溜まりにたまってもう身動きが出来なくなっていたHDレコーダー2台の整理に一日費やしました・・・。
それと並行して、調子が悪かったパソコンのメンテナンスを。
数か月、仕事モードだったツケをはらった感じなのですが(^_^;)

ただ、そのツケというのも色々あって、身体にも人とのお付き合いにも様々にしわ寄せ・・・ただ仕事モードの方がすぐ改善出来ないので、なかなかその辺りはしばらく平行線を辿ることでしょう・・・。
出来ることからやっていきますので、申しわけありませんが本当に長い目で見てやってください・・・。

たまさんから貰ったブツをじっくり噛みしめながら、太陽リハビリに励んでいます。

そういえば、ゲルググさんから、40代の哀愁についてメールを頂き・・・「無様に生き続ける」というのは仕事屋の半兵衛さんの受け売りなんですけど、励みになる言葉ですよね・・・かっこつけてても持続をするのは難しい、自分の無様さを知ってかつそれを受け入れながら生きていくしかないわけですけど・・・。
しかし、それにしてもこの2か月は辛い事が多すぎる・・・。
kaneさんもお辛いようですし、スコ兄は大丈夫だろうか・・・深酒してないだろうか。。。

そんなこんな考えていて、いつの間にか無意識に「マイコンがトシさんを撃った!」を視聴。

無論ハモンド音楽部長の好きな、ドックの「立派なデカか?」のシーンも良し。
山さんの「餞別をやろう!」もいいですし・・・。

刑事としては致命的なミスを犯すマイコンを刑事のプロとして一端拒絶するブルの気持ちも解りますし。

実は本放送当時はあまりにも衝撃的な内容だったので、正直あまり好きじゃなかったのが、これも再放送で気付いたことですが、
様々な立場で様々な味方が出来る秀作だったことに気付きました。

ミスを犯したマイコン、自分の事件を最後まで解決出来なかったトシさん、切り捨てるような言葉を使いながら実は一番潤滑油的な役割であちこちに目を配っていた山さん、あくまでも傍観しながら状況をガップリ受け入れるボス、人間として仕事としての同僚という部分で悩むドックやブルにマミー。

今回はどの立場で観たんだろう・・・・山さんでしょうか。
いや、いつも違うんですよね。

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夜明けの青春

2011-05-03 12:05:19 | ファミ劇日誌
『♯58 夜明けの青春』 昭和48年8月24日放送

主演:露口茂(山村精一)
出演:石原裕次郎(藤堂俊介)松田優作(柴田純)竜雷太(石塚誠)下川辰平(野崎太郎)小野寺昭(島公之)青木英美(永井久美)平田昭彦(西山隆行)
峰竜太(村木実)降旗文子(山下直子)上田忠好(情報屋・政→徳岡に変更)中庸介(倉田)平田守(いちふくの客)平野康(伊沢→畑中次郎)槇ひろ子(いちふくの女将)東大二郎(福永隆三)田中志幸(ハニーレコード社員?)堀内泰治(若者)木島進介(黒川)

プロデューサー:岡田晋吉 清水欣也(日本テレビ)梅浦洋一(東宝)
企画:魔久平  脚本:武田宏一 小川英
撮影:安本英 美術:小汲明 照明:松田清孝 録音:指田漸
音楽:大野克夫 演奏・井上堯之バンド 編集:神島帰美 整音:坂田通俊
助監督:桜井一孝 擬斗:宇仁貫三 制作担当者:市川一義 現像:東洋製作所 アシスタントプロデューサー:梶山仗祐 
協力:国際放映 企画協力:ジャックプロダクション 
監督:竹林進
制作:東宝株式会社

覆面車:セリカ(57-63)

それまでの太陽の流れからはちょっと特異な作品かもしれません。
というよりは、青春路線にかなり寄った内容と言った方が良いかもしれません。
田舎出の実と直子の素朴なカップルが一つのアタッシュケースによって人生が狂ってしまうわけですが、拳銃の魔力は素朴な実だからこそいっそう効いたのだと思います。ナスを育てるところも、昔は多少違和感を感じましたが、今観ると辛い東京生活の中での唯一の希望の象徴にちゃんと見えます。
人間というのは、何か一つでも心の糧があれば生きていけるというのが解るような気がします。

この作品、峰さんのデビュー当時作としては比較的利用されやすい作品な為、峰さんの大根芝居ばかりが注目されるんですが・・・それはあまりにも峰さんが可哀想。。。確かにオーバーアクションなのですが(^_^;)あの感じがこの作品に丁度いいと私は思いますよ。

流しの歌手というのは今や殆ど絶滅してしまいましたが、当時はそれこそ現代の「路上ライブ」的な部分も兼ね備えていたと思います。ただ決定的に違うのは、それを生活の糧にしていたというところだと思います。レコードデビューしたいし、歌手の仕事はしたいという夢を持った人たちの修業の場でもありました。

山さん。
次郎の説得に失敗し死なせてしまいますが・・・。
あの場合誰が説得したって同じ結果になっていたと思いますが、山さんは説得を失敗してしまったことよりも若者を死なせてしまった方のショックが相当大きかったことが伺えます・・・新たな事件へストイックに挑んでいきますが、そこに次郎の事件を起こすまでの経緯が潜んでいて、同じ雰囲気を感じる実に拘りを持つのですが・・・。

諸々考えると、山さんも実も直子も「ナスの花」に救われた感じです。
山さんも説得の軸にしましたし、実たちも本来の自分たちに戻るきっかけとしましたし。

いや、ベタです。
けれども、それが響く。

というところでしょうか。


=ボスNG=

劇中、ボスは実を手配する際「キムラミノル」と言っています。
実は峰さんのウィキペディア記事でも「木村ミノル」と記載があります。
本編のみ見ている場合であれば全くそれで問題ないわけですが・・・・(^_^;)

ただ、本編でも実の履歴書には「村」の文字が最初に見えますし、何よりノベライズは「村木実」です。

今回は若干、準備稿と比べると役名変更が多いかもしれません。
次郎も「伊沢」から「畑中」になっています。
さらに今回再登場した情報屋の徳さんは元々「情報屋・政」だったので、当初、徳さん再登場は考えられていなかったようです。

=山さんのスーツ=

夏場用のちょっと丈が短めの今回の山さんスーツ。
実に撃たれて血に染まってしまいましたが・・・・。

テキサス登場時に復活します(^_^;)


=ロケ地=

新宿副都心周辺

福永芸能社は道玄坂2丁目のようだが面影なし。

新宿中央公園

取引場所は宮下公園のようです。

渋谷1丁目~渋谷駅及びその周辺

冒頭とラス前のビルは特定断念(^_^;)

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