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大分県 鉄道遺産「豊後森機関庫」

2015-01-20 | 大分県
町の文献によると、旧国鉄久大線を走る蒸気機関車(SL)の点検、格納庫として1934年に完成。
鉄筋コンクリート造りで、SLの向きを変える円形の転車台を中心に扇を広げた形をしており、当時最高の技術を用いて建築された。 車庫は久大線が全線開通とともに業務を始め、広さは1734平方メートル。最盛期の23年には蒸気機関車25両の修理が行われ、250人の職員がいた。機関車は60―70キロごとに石炭や水の補給基地が必要で、久大線では豊後森が補給基地の機関区に選ばれた。戦時中は軍事輸送の拠点となったため、米軍の攻撃目標にされ、壁面には機銃掃射の弾痕が残っている。 原形のまま残る機関庫としては九州唯一、全国的にも14年に造られた京都の梅小路機関庫とここのみで、その規模から鉄道遺産としてあらためて注目されている。現在は老朽化のため車庫の内部は立ち入り禁止。撮影や見学を希望の場合は申請書を役場商工観光振興課に提出。また、建物内ではヘルメットの着用。ヘルメットの貸出は玖珠町役場商工観光振興課にておこなっている。希望者は申請書の備考欄にその旨を記入して借用。

まずは全景から





転車台ー1

転車台ー2



内部ー1

内部ー2(模型)

内部ー3

内部ー4

内部ー5









遠景