人の思いに 殺ラレル日には・・・

さて・・先日、
仕事場の・・若い映画好き女子に
「『カムイ伝』観に行って来ます！」と
何となく報告すると
「ええと・・監督は　誰でしたっけ？」
と、聞かれたので・・

「ええと・・確か　崔洋一監督・・・」
・・と、答えると

「あー！！　『御法度』の監督ですね！！」

と・・言われました・・・・。

違ーう！！
・・いや・・合ってますけど・・・
（あっちは監督はしていないです・・・）

と、云うと
更に

「あれ『王の男』の人でしたっけ？」
と、曰われました・・・

・・・っ！？
一切　接点無いわい！！

無理矢理　くっつけるとしたら
韓国つながりだけですって！！

気持ちは何となく判ります・・
勘違いっぷりも　何となく腑に落ちます・・・

彼女の中では　『崔監督』＝『御法度の監督』＝『お兄ちゃん達がうろうろしている映画』

・・という　公式が　何故か出来ていたようですが・・・


最近・・・確かにイルジメ、イルジメ・・
と、五月蝿かった　私に　珍妙な罰が当たったのか？！そうなのか！！？

と・・考えつつ・・

いや！！　しかし　『王の男』の話は　一切した覚えが無いぞ！
しかも　こっちの　内容はうっすらとした　記憶しか御座いませんし！！
此処まで来たら　もう一度　何かを　観念して見直すべきなのか？！



何だか・・　色々　行く前に　脳味噌の中が　ごろんごろんになっていた
今日この頃でした・・・


で・・肝心の『カムイ外伝』

一言・・・「もったいない」

です・・・・

・・・察して下さい・・・・

やっぱり・・千葉御大の　アクションで育った　自分ですから・・・

ええ・その・・ごにょごにょごにょ・・・

ま・・呑もっか！
うん！呑もう！！・・・


・・・・

食い道楽は かくありけり？

食物とは　食べる為にあるのでは無く、消化する為に食うのである！

・・と、かつて　大好きな
　仏国の文豪！A・デュマは　仰られたとかそうで無いとか・・・

相変わらずのうろ覚えです・・・

さて、そんな？　食い道楽のたいやき・・
食事時には塩辛を一瓶持たせておけば
大人しい子供だったのですが・・・

大人になってからも
相変わらず　面白くて　美味しい物が大好き！！

しかし・・　当然そんな事に　金を使える余裕なんぞこれっぽっちも
御座いません！

でも・・　あれへんねやったら　作ってしもたら　ええやん！！「

と、気になる食材が手に入る度に　図書館に直行！

５０円の　キャベツを手に入れては
「ザワークラウトだ！！」と　ドイツ料理の本を借り
サメの切り身を　手に入れては
「ロシア料理だ！！」と
・・じわじわ　ヨーグルトがチーズになるまで　
待たされたりしていた物ですが・・・

さて・・図書館で料理の本を漁ると　新旧色々な事もあって

やたらと単位のでかい物があります・・・

「七面鳥が手に入らなければ　雉子で代用しましょう」
（・・それは　帰って現在　手に入りにくいのですが・・・）
「砂糖が無ければ　サッカリンを使いましょう」
（発行年は何時だ！！？）

とか・・何とか・・・

・・そんな中でも　家庭料理の本としては
かなりでかい単位の料理が・・・

じゃあん！
『ハマグリのガソリン焼き！！』

土地から？！ガソリンも！？


・・・確か　その本・・・
韓国料理と云うよりは朝鮮半島全土の　料理本だった様なのですが・・
この他にも

しれっと　そのまま　一週間待ちましょう・・
と書かれていたり
鶏の　羽をむしって　一匹丸ごと　ゆでる料理だの・・・

とにかくスケールがでかい！！

でも、家庭料理・・

は！！確か！！中国とかは　確か　多めに作って
残させるのが礼儀だった筈！？
なら　この単位でいいのか？！　そうなのか！？
お隣　朝鮮半島も　こういう認識で良いのか！？

と・・なんだかもう・・・　この本一冊で
朝鮮半島の　家庭料理の量の基準が　よく判らなくなった
私ですが・・・

まあ・・美味しければいいかあ・・・
と、　最初は　計算し直して　美味しく頂いております・・・


中でも　トルコの　キャベツの御飯巻きと　
韓国のナツメの鶏煮込み、
伊太利亜の鰯の豚肉詰焼き
は　美味しかったなあ・・・

最近は　レシピも　ネットに頼る様に　なってしまい
図書館の　新旧情報に　翻弄される事も無くなり
一寸残念な所なのですが・・・

出来たら又・・小さく異文化コミュニケーションとして
図書館の料理本を　あさりに行きたい所です・・・


ところで　ザワークラウト・・・
「缶詰を開けろ」と　堂々と書いてある　ドイツ語の本があるのですが・・・


本当にアレはレシピ本だったのでしょうか・・・


はて・・さて．．．

来襲！アジアの大スター！！

さて・・・

いやはや・・
ええと、画面の前の　
故郷から遠く離れ　お仕事，学業に勤しむ
そこの友人様・・・

実家から届く　救援物資！と　言う物は非常に有り難い物ですよね！
ダンボールを開けた瞬間！
畑で穫れたらしい　野菜や果物、あるいは米！
一寸混じった　実家の猫や犬の毛
に、郷愁の年に駆られ
お袋の有り難さを　改めて感じる！


・・で！たいやき屋
・・有り難い？事に　そういう事には全く無頓着な
御袋様からの　そういった　世間一般的な荷物！
は一切　受けとった　ことは無いのですが

何故か　
毎回　珍妙なラインナップで
伯母が荷物を作って　送ってくれるのです！

いやはや有り難いです！

さて、今回は　昨今の　我がイルジメブームを知った伯母！

「ええもん　送ったるわ！！」と、
醤油と春雨と　黒米と　酢と　大好きな　プロペラカリントと
イ・ビョンホンさんの　ポストカードを送ってくれました！！・・・


イルジメに　出てたっけー！！？！

しかも　後は皆　韓国食材でもなんでもない！
何故か　小瓶サイズの　日本物！！

何の関係性も無いですって！？

余りの謎に　慌てて　伯母に電話かけると

「ふん！あったから！　格好いいやろ！？」

・・・そんだけですかー！？



・・いやでも・・そうです・・・！！
毎回　伯母からの荷物！
大体何故か　毎回　謎の物体・・もとい
各国の辞書が必要な物ばかりが
送られて参ります・・・

明らかに　スペイン語か　ポルトガル語で書かれた
赤い何か！の粉だの　黄色い何かの・・多分　タコスらしいモノ！
だの・・

そうかと思えば

今度は　多分タミル語らしい
黄色い何か・・とか・・・缶詰・・とか・・・

別に　国際的に　活動をしている訳でもないのに
（いや・・中国圏はありか・・？！）
毎回何処で　どうやって仕入れて来ているのかも謎なのですが・・・
とにかく　正体不明の食材を送ってくれます・・・

さて・・その度に　たいやき　食材を抱えて　そのまま　図書館に直行！
必死で　辞書を引きまくって
やっと
　口に入れられる何かにする！・・・のですが・・（本当にその調理法で会っているかは不明・・）

何故だ・・・

多分・・・何か見つけた瞬間　面白くなっちゃって
面白さのお裾分けを　して頂いているのだと思うのですが・・・

実家？からの荷物の定義って
こんな感じで　よいのでしたっけ～！！？！？



結局・・・　ポストカード。
冷蔵庫にしまう訳にもいかず
さりとて　机に飾る勇気も無く

哀れアジアの大スターは　引き出しに　封筒に保管され
ぎゅううっと　しまわれている事に
なったのですが・・・
仮に・・　これが　所謂　イルジメのイ・ジュンギさんの
ポストカードでも　どうして良いやら・・・


・・俺のマルベル堂　ポストカードコレクションに　入れるべきなのか！？
千葉御大と　三島由紀夫先生、志穂美悦子さま
の　コレクションに　イ・ビョンホン氏？！

・・・　

結局　何をどうして良いやら　全く判らなくなるのが
所謂　我が実家からの荷物なのかなあ・・・
と、何かの一族の血を感じつつ
一応　郷愁の念に　浸ってみる
たいやきだったのでした・・・

・・・そういえば　確か何かの映画が　公開されているのですよね・・・
たしか～・・・

そして龍馬は何処へ行く？！

やっと　『龍馬が行く』４巻の壁を越えました！！

いやはや・・・昔　図書館で借りて来ては　
ぼそぼそ呼んでいたのですが・・
さて、４巻までさしかかった所で　こつん！と車にひかれて入院してしまったので・・・（おい）
４巻以降が　さて、どうなっていたのやら
．．．そんなこんなで　私の龍馬は　～年の間
何処にも行けなかったのですが・・・


そんな話を友人にしておりますと、
「ほしたら　たいやき　儂　貸したるわ！
まあ、ゆっくり読みよし！」と
有り難く　貸して頂き　読み進む事が出来ました！

基本、本は　殆ど風呂で　読んでおりますので
さすがに借り物は　此処では読めん！
と、細々　時間を作って読んでおりますが・・・
４巻まで来るのに　既に　お風呂文庫では
３、４冊を　消費しております・・・

買った方がいいんじゃ・・・・

いや・・・ゆっくり読みます・・・

Les mise'rables!

さて・・時々　ぱらぱらと　読み返したくなる・・
もとい、読めません・・眺めているだけです！
J・コクトーの『双頭の鷲』

いやあ・・舞台で　又観たいです！

美輪様の舞台で観ると
もう、全て　美輪様のぞっとする様な　王妃に眼が眩んでしまいますので
王妃が主人公だ！！
と思っていたのですが
ジャン・マレイの　映像版で観たりすると
いやはや・・・
スタニスラスが　カッコ良くて！！

確か日本では　美輪様番以外でも
堤さんが　演じていらしたと思うのですが・・・（うろ覚え・・）

これ・・機会があれば
ちゃんと　アクションのできる役者さんで
スタニスラス　メインで　是非！観てみたい！！


もうですね・・このスタニスラスと云う男
無茶苦茶なのです！

粗筋を追うと・・
婚礼の席で　王を暗殺された王妃は
その後１０年、活きる屍の様に　旅から旅に暮らしている・・

さて・・その王妃暗殺に選ばれた男が
王に瓜二つの顔を持ち、王妃を攻撃する詩を　
地下出版で発表し続ける　

我等がアナーキストの詩人『スタニスラス』

王妃の肖像画が飾られた　ショーウィンドウに
石を投げつけ　その後
警察に追われ　下水道に隠れて何日かを過ごしていたり
　
結局、暗殺実行の際は　王妃の部屋まで
侵入に成功したのは良いモノの
その場で　疲労とけがの為に
ぶっ倒れて　王妃に解放され

それを「私を暗殺者なんかに　してしまったのは
王妃！　貴女がこの世にいたからだ！
全て貴女が悪いんだ！！」と
責任転嫁を　とうとうと演説！

その後可哀想な王妃の身の上に
同情した結果
暗殺者仲間を裏切り
王妃と恋に落ち・・（何故だ！！？）

結局、悪徳フェーン伯爵の陰謀にはまり
毒を煽って　王妃に　鞭打たれ

階段から真っ逆さまに転げ落ちて　死んで行く・・・


何だよ！この男は！！！
と、自分が書くと　もう、お笑いキャラにしか
ならないのですが・・・

いやあ・・・でも、このだめっぷり？が大好きです！！
ああ、もう、仕方が無いですな・・あの兄ちゃんは・・・
と、苦笑気分になって来ます！


やっぱり・・これはちゃんとカッコ良く　観てみたいですね！

何方か・・・
美輪様の王妃と　対等に渡り合える様な
役者さんを御存じないでしょうか？！

いままで　色々な役者さんで　このスタニスラスを
観たのですが・・・（個人的には　岸本祐二氏が
一番良かったなあ・・・）

その回その回で観て　充分すぎる程　おいおい泣いて
魂を抜かれた様に　感動して帰って来るのですが・・・

観たい！！

・・・人の欲望は果てしないですな・・・

機会が御座いましたら　其所の画面の前の貴方様も是非！！

スタニスラス君の　だめっぷり？だけでも
観に行って上げて下さい！！

・・ところで・・今回のタイトル・・
Les mise'rables!（レ・ミゼラブル）
意味が４重にも５重にもあって　とても翻訳出来ない感じの
スタニスラスの科白です。

一枝梅 再び！

いや・・・本当に　しつこくて恐縮・・
・・本当に面白かったのです！


（・・・主人公の顔を
未だに覚えとらん奴が言うなあっ！！）


・・そんなこんなで・・・

・・やっと観念して　DVDで　鑑賞しているのですが・・

いやはや・・もう、　このシーン切ったのか！？
と、地上波放送の　フィルムカットぶりに
大笑いしております！（・・・ええと・・・ファンの皆様！！
ほんとうに御免なさいです・・・はい）
でも、又　その　無かった部分が　おまけとして楽しめたりして
やっぱり面白いですなあ・・・


『影の軍団』をぶつ切りにされた時には
大激怒したモノですが・・・（は！同じ枠じゃないか・・・）
いやでも・・これを切って　よくあそこまで　話繋げて仕上げたな！
と、思うと　やはり凄い技術・・
・・と、いうより

某監督のお言葉を思い出しました！

戦争中、泣く泣く　軍部の検閲で切った　フィルム
しかし・・・ディレクターズカットを　後日行ったらしいのですが
何だかかえって　散漫な状態になった！とか・・・

結局・・　『一生懸命！愛情一杯に　作った物は
カットしても　　ちゃんと　伝わる！！』
　と、いう結論に　至ったそうです！！


又、R・ベッソン監督の『レオン』!
現在多分流通している？らしい　
インターナショナル　ディレクターズカットでは無く
多分　　フランス版の　ディレクターズカットを
鑑賞した時に　吃驚したのですが・・・
いやはやこれも・・・
もう、フィルムの繋ぎ！　編集と、１シーン入れかえるだけで
・・・もう・・・この役者さん達の熱演は　何だったのだろう！？
と、いう位
次の感情表現と　印象と余韻が
スタンダードバージョンとは　
印象が変わって来て　
吃驚した物です！
（あ、『新幹線大爆破』もか・・・）

結局・・　『一生懸命！愛情一杯に　作った物は
カットしても　　ちゃんと　伝わる！！』

との　監督の　お言葉！

世の中　やっぱり・・愛だ！！　愛だ！！

と、　いらん感じで　気持ち悪くなっている　たいやき・・・


確かにですね・・・
私、美里様　大好きです・・・ええ・・大好きです・・・
カットされない場面は　全くなくて良い！！

と、その　観点からは　思うのですが・・・

全体的な面白さから考えると
編集ってもう・・何処まで必要なんでしょうね・・・

たいやき　よく判らなくなってしまいました・・・

しかし・・・

愛は思いっきり伝わるのです！！

さあ！　画面の前の其所の貴方！！
ごいっしょにい！！

Ich bin Mutter Sonnne!! でぃ　とわるで　でぃ　えあるて　ばいなふと！！

・・でしたっけ・・・！？

・・ああもう！！
いいよ！！　無駄に　独逸語でなくても！！
しかもここで　ドイツ語って　唐突過ぎますって！！

はい！！　では　画面の前の其所の友人様！！

気を取り直して・・・・

しあわせですかあ！！

はあい！！　活きていまああす！！
　はい！　３回繰り返して！！


１．２・・





・・・友達無くしそうで　一寸怖いたいやきでした・・・

君は日本語を知っているか！？

イタリア旅行の際、友人が
何気なく　捲った伊和辞典が
あんまりにも面白いので　重く無ければ
お土産に　買って帰ろうと思った！！

・・と、宣う　その辞書

所謂　イタリア語で一人称の『私』・・にあたる　所の　日本語訳が

私、僕、俺、拙者、みども、あちき、うち、あっし、わし、あたい・・・と

無数の一人称が書かれていたとか・・

何処に使うんだ！？それ！！？

いや・・・時代小説とか読もうと思ったら　必要なのでしょうか・・・

確かに　海外ドラマを　吹き替えで見ていると
元の言語は　１つか　２つですのに
吹き替えは
俺様、だの・・僕だの・・　私だの　、儂だの・・

とにかく　キャラクターに依って
色々使い分けられていますようですね！・・・

いやあ・・・　日本人に産まれて良かったです・・・

今更　外国人に産まれても
こんなに多くの　一人称は使い切れません！！

いや、しかし・・中国、韓国は言語体系が同じ・・と考えると
相当数の一人称が　あるのでは！？＿

と、考えておりましたのですが
意外に
例の韓国時代劇『イルジメ』を　ハングルでチェックしておりましても
主人公は　『ナ』と『チョ』の　２種類位しか
使っていない様なのです・・・

でも吹き替えでは　私、俺、僕・・・と３種類に増えていたりして　又それが非常に判りやすいです！
そういえば『アボジ』も『父上』『父さん』と、　キャラごとに　変わってましたな・・

何だか　色んな映画は　実は　吹き替えに騙されているのでは無いか・・・と
一寸色々な　何かが過った　私ですが・・・

いっかあ！！面白ければあ！！
と何だか　相変わらず　幸せな自分でした！

あ・・『自分』も　入れて良いでしょうか？！


ちなみに　韓国時代劇『イルジメ』
いや・・この際『チャングム』もですが・・・

宮殿警備　甘過ぎんか・・・・

たいやき屋の正体？！

いや、アジアの隅っこで　毎日
たいやきか何かを　ひっくり返している人です・・・

さて・・そんな　たいやき屋　大旦那様から　秋の旅行計画の　
幹事をたのまれ・・
大旦那様が　お喜びなら！！
・・と、調子良く引き受けてしまったのですが・・

まあ、へたれ　たいやき
・・本当に美味く　こなせるのか　どうなんだか・・・


そんなこんなで・・いいかげん　どうも
　自分は　頼りないながらも　何故か人様から
マネージャーとしてたよりにされる何かの
オーラを出しているらしいです・・・


・・さて、そんなこんなで・・何故か時々
海外アーティストさんの　お手伝いを頼まれたり
した事が御座います・・

かつては　絶世の？美少女？・・（多分）としてならした
その音楽と容姿で　たいやきを　めろんめろんにした？
（仮）ウンチェお嬢様・・
（まあ、現在は・・いや！　お美しいマダムとなられております！！はい！！）


いつもねえ・・やっぱり未だにめろんめろんです・・・

来日される度に　その美しい音色に　酔いしれ
もう、天に　ふわふわ　浮かされていたのですが・・
さて、そんなある日、急に　同じくアーティストの（仮）シフお兄様から
「明日、楽屋に来ナサイ。スタッフが足りません」と、何故か　本当に急に珍妙な日本語で
白羽の矢を　ぶすっとたいやき屋に　ぶちこまれました・・・

店のど真ん中の　矢の穴を　どうやって　塞げばよいのか
途方に暮れながら　更に
もう、よく判らん事態に　たいやき　焦りまくりですって！！？

なんで！？　どうして！！？
いや、光栄？ですよ！？しかし！！
スタッフを喜んでやろう！なんてファンの方なんて　他にもいるだろう！？
何で！？　私この方々に何かした？！
無理ですから～！！
たいやき　本当の　へたれで何も出来ない人ですから～！！



さて・・楽屋に入った瞬間に・・もう、やった事も無いのですが
チラシを配りまくり
大声張り上げ　CDを売りまくり

さて、開始時間！
緊張もピークの頃　（仮）シフお兄様に捕まった！！

「今日は　僕も演奏に　出なければなりませんから
楽屋の鍵を預かって頂けませんか？」
・・・・
？？？？！！！！

ええええ！！！

（仮）しししし・・シフ様！！　貴方　私の事知らないでしょ！！？
何処の馬の骨とも付かない　野郎に
鍵預けている場合ですか！！
入っちゃいますよ！！　私　入っちゃったらリコーダーくらい
ぐるんぐるん　回しちゃうかも知れませんよ！！

どうすんの！？　たいやきどうすんの！？

「Can you?」
にっこり微笑される　（仮）ウンチェお嬢様
舞い上がるたいやき！
「おふこ～っす！！　あい　きゃん！！」

心弱いって！！　俺！！


・・・バンドの皆様方の　も含め
１０本近くの鍵を　預かり
音がしない様に　必死で　タオルで包んで　懐に入れて（←此処注目・・）
がたがた　舞台袖で震えるたいやき！！

間、何故か　会場管理人さんに　公演時間の押し具合の
調整を依頼されたりして　途方に暮れます！！

だって！　今現在　それを管理されている
責任者の（仮）シフお兄様は　舞台で　どすどす
ピアノをかき鳴らしていらっしゃいますからね！！
どうやって　伝えるのよ！！どうやって！！

アレか！？あれか！？
ほれ！　TVのNG集とかで　時々見る
スケッチブックに　マジックで『巻け！』とか『時間短く！！』とか書いて
そう！！見せればいい！！　そう！！　視界に回って！！


Wir habe keine zeit!か！！We habe no time!か？！
いや！！　ロシア語だ！！どうすんだ！！

いや！書け！！　何でもいいから書・・・

そもそもスケッチブックなんか用意してません！！

もう、泣きそうになりながら　やっと　演奏が終わり　
舞台袖に上機嫌で帰っていらした　（仮）シフお兄様と（仮）ウンチェお嬢様！！

「時間が・・・！！時間押してます！！」何とか　日本語・・で
泣きそうになりながら　訴えると

「判りました・・ところで　鍵は？」

慌てたたいやき　必死で　懐から　生暖かくなった
鍵を１２３・・と取り出し・・・

一本足りません！！

！！！！

は！？そういえば音が鳴らない様に　タオルで包んで・・・
あのタオルどうした！？タオル・・・

ああ！さっき　自分トイレ行った！！

モンの凄い勢いで　舞台袖から飛び出し　お手洗いにダッシュ！！

は！とそのとき　ポッケの奥底でちゃりん！　と鈍い金属音！！

ああ！あった！！

もう　汗だくになりながら　どりゃ！！と、そのまま回れ右！！
しまったまんまの　楽屋口で　じいと立ち尽くす
（仮）シフお兄様に　鍵を渡します！

「スパシーバ！」とモンの凄く嬉しそうな　お兄様！
ああ！お兄様！！　貴方なんて良い方なんだ！！


もう・・後の打ち上げにも　誘って頂いたりしたのですが
たいやき・・明日の仕事時間と　ただならぬ疲労に
ぐったりして　その場を離れました・・・


あかん！！！やっぱりあかん！！
幹事なんてあけしまへんって！！大旦那はん　
たいやき屋だけは　信用したらあきまへん！！


たいやき屋　こんなんです！
いっつもかっつも　このへたれっぷりにおいては　
大旦那はんが　一番ご存知で御座いましょうに！！
無理ですから～！！
たいやき　本当の　へたれで何も出来ない人ですから～！！


・・・・
こんなたいやきですが・・・　相変わらず　来日の度に
（仮）シフお兄様は　声を掛けて下さるのですが・・・
さて、未だに何故　自分に　声を掛けて下さったかは
謎のままです・・・

いつかちゃんと　理由はお尋ねしたいのですが・・
その前に　かなりの　語学力が必要な事に

何だかやっぱり　へこたれる　たいやきだったのでした・・・

所で・・これらの舞台・・　たいやき　毎回　チケット代は
出しています・・
いや・・・ファンだからいいのか・・・？ファンだから・・・
・・・・