台湾体験ー片倉佳史のブログ

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北投石の発見者・岡本翁の頌徳碑

2005-09-28 14:45:38 | 台湾の日本統治時代の遺構
鉄道作家洪致文さんの家は台湾では指折りの名家で、台湾北部の歴史をたどっているとよく洪家に出くわします。台湾善光寺には「北投石(ホクトライト)」の発見者である岡本要八郎氏の頌徳碑がありました。しかし、終戦後、国民党政府がやってきたことで、この石碑も撤去の憂き目に遭うのでした。しかし、洪さんのお爺さまにあたる洪長庚氏(台湾最初の眼科医です)がこれを自宅に移して保管。石碑は守られました。洪長庚氏は岡本翁が萬華の国語学校の教師だった頃の教え子です。今は善光寺に戻されていますが、雑草に埋もれ、たどり着くまでたいへんでした。私が前回、ここに初めてやってきたときは草が刈られていたため、すぐにわかりましたが、この状態では探し出すのは不可能に近いという感じでした。
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9 コメント

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Unknown (三田裕次)
2005-09-28 20:11:52
>洪長庚氏(台湾最初の眼科医です)。



大阪医大留学。医学博士(東京帝大論文提出)。

達観眼科医院長(台北市下奎府町)。
Unknown (三田裕次)
2005-09-29 00:19:41
草山(陽明山)中腹?に(磁石が変になる)「反経石」と言う大きな石があったと本で読んだことがあり、現物を見ようと思ったのですが、遂に「お目見え」できず。



何処にありますか?
ホクトライト (片倉佳史)
2005-10-03 10:32:12
ホクトライト(北投石)ですが、これはほとんど目にすることができないそうです。北投温泉博物館にレプリカがありますが。綿sも現物は見たことがありません。なお、確認はしていませんが、現在、北投石は学術名からはずされているという話しをきいたことがあります。



反経石については私も聞いたことがあるだけで詳しくはわかりません。今度、その方面に詳しい友人に尋ねておきます。
淡水紅楼 (洪長庚氏)
2005-10-03 10:34:29
最近、淡水の観光スポットとして話題になっている赤煉瓦建築・紅楼餐廳(カフェ・レストラン)は、かつてはこの洪家の所有物だったそうです。また、淡水の清水巌にはやはり洪家が奉納した扁額があります。
シンポジウム (片倉佳史)
2005-10-08 16:49:50
昨日、北投温泉博物館で北投石のシンポジウムがありました。岡本要八郎氏の遺族の方も来られたそうです。行けなくて残念でした・・・聞いてみたい話はたくさんあったのですが。
Hokutolite (葉雪淳)
2005-10-22 13:38:39
私は、1948年の冬、早坂一郎先生に連れられて、北投石をサンプル採取しました。場所は、新北投駅の前にあった公園の板橋(長さ5、幅3メートル)を中心に上下流約50メートルの小川の中にありました。

北投石は、安山岩の表皮に沿うて結晶した厚さ1センチ以下の淡黄色または淡黄褐色の放射性鉱物です。

当時、沢山あったわけではありませんが、あまり探すことなく見られます。

台湾の果物に、セッキャウ(釈迦)がありますね。その表皮は、淡緑色ですが、それを淡黄色または淡黄褐色に代えたら、北投石そっくりだと思ってください。



少し学術的で、面白くないかも知れませんが、付け足しとして――

北投石は、斜方晶系に属し、菱板状結晶をなす。軸率は重晶石と同じで、劈開面は001。硬度3.5、比重6.1・・・



北投石(Hokutolite)の命名者は、神保小虎博士です。
Unknown (三田裕次)
2005-10-22 16:39:03
ホクトライトは稀にヤフーオークションに出てきますが、小粒でピリリと辛い(かなり高値)。



>淡黄色または淡黄褐色の放射性鉱物です。



と聞くと何か怪しい効果がありそう。お風呂に入れると効くぅ!ですか?



打ち身、切り傷、皮膚病、肩凝り・・・なんでも来い。
反経石 (葉雪淳)
2005-10-22 19:45:57
「反経石」と言う大きな石は、大屯火山彙の北側にある「菜公坑山」にあります。

http://www.phys.tku.edu.tw/PHOTO/050723/012.jpg



菜公坑山一帯には、磁鉄鉱を含有する安山岩が噴出されており、磁気を持つので「反経石」という名前もつけられています。



「菜公坑山」の標高893メートルにある岩が「大」と思われています。



露出していない岩で、もっと「大」もあると推定できますね。
葉さん、ありがとうございます。 (片倉佳史)
2005-10-24 02:22:00
葉さん、初めまして。書き込みありがとうございました。私もすこし興味がありますので、これからいろいろな資料を当たってみたいと思います。私自身は北投石を見たことがないのですが。。。

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