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福祉教育を考えるみんなの研修会に参加しました

2010年11月18日 | 社協事務局
平成22年11月18日(木)、美里町社会福祉協議会主催「福祉教育を考えるみんなの研修会」に参加しました。
「学校・社協・地域がつながる福祉教育の展開を目指し、学校における福祉教育を推進するため地域における福祉教育関係者との連携協同の実践へとつなげる機会」とすることを目的に開催され、200名を超える参加者が美里町駅東地域交流センターに集まりました。

【午前の部】
「学校・社協・地域でつながる福祉教育の展開」と題したパネルディスカッションが行われ、学校・社協・地域の活動者5人から活動の発表がありました。

改めて福祉教育とは年代を問わない幅広い取り組みで、だからこそ学校に限らず地域に住む全ての人が関わることができるものなのだなと感じました。

【午後の部】
「福祉教育の位置づけと学校・社協・地域をめぐる新たな位置付け」と題した日本福祉大学の原田正樹先生の講演会が行われました。

「福祉の主人公は自分。毎日の暮らしの中にあるもの。困っている人や障害者・高齢者だけではない。『ふだんのくらしのしあわせ』こそがふくしである」と語っていたのが印象的でした。


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感想を少々。

今回の研修会では、福祉教育の分野では著名な原田先生がはるばる名古屋からいらっしゃるということで研修会、さらには交流会にも参加させていただきました。
交流会の中で、原田先生から「がんばって」とお声がけいただき握手をしていただいたとき、大きな勇気をもらいました。本当に嬉しい貴重な機会となりました。

それから、研修を主催した美里町社協のパワーは特筆すべきものがあります。
松田局長さんによると、キャップハンディ体験を学校等で実施しているが「障害者はかわいそう」「自分は幸せでよかった」などの言葉が返ってくることに福祉教育がもたらすはずの“全人的な理解”とは程遠いと感じていたそうです。
「地域福祉は福祉教育にはじまり福祉教育に終わる」という原田先生の言葉にふれ、共に生きる、共に生きられる社会、地域を作りたい。そしてその思いを多くの方々と共有したいと感じたそうです。
そういった“思い”を形にするバイタリティとチームワークを美里町社協の皆さんはしっかりと持っているように見受けられました。
同じ市町村社協の職員として刺激をビリビリ受けた一日でした。

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