宗教を知る（イスラム教と「ヒジュラ暦」）

宗教行事に用いられるイスラーム教独自の暦

イスラーム教では、「ヒジュラ暦」が用いられています
断食が行われるラマダーン月
イスラーム教徒の義務１日５回の礼拝
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
本には、綺麗な絵画が記載されています
　☆出典、『宗教史（成美堂出版）』ＷＩＫＩＰＥＤＩＡ他引用＆参照








「ヒジュラ暦」（ネットより画像引用）


イスラーム教では「ヒジュラ暦」が用いられています
ムハンマドがマディーナ(メディナ)に移住した西暦６２２年を紀元元年とする太陰暦（月）です
１カ月は２９日～３０日で、１年は３５４日あるいは３５５日です
１年間で、太陽暦より１０日～１２日短く、季節は毎年ずれていいます
イスラム教では、宗教行事には伝統的なヒジュラ暦を利用しています

断食が行われるラマダーン月
西暦に換算すると、毎年月日が変わることになります
マッカ(メッカ)への巡礼や祝祭の行事もヒジﾕラ暦を元に行われてます

祝祭は宗派によって異なるものもある
全イスラーム教徒に共通の祝祭としては「断食明け祭と犠牲祭」がある
犠牲祭は「大祭」ともいわれ、盛大に祝われる

イスラーム教徒の義務１日５回の礼拝
イスラーム教徒の日常生活として特筆すべきは礼拝の習慣です
礼拝は、身を清め、マッカの方角を向いて低頭、平伏するなど「ラクア」の一連の動作で行う
礼拝は、１日５回と決められており、礼拝で「ラクア」を何回くり返すのかも決められています
成人男性は、金曜日の正午過ぎの礼拝にはモスクに集まり、集団で行う決まりになっています

ラマダーン月の断食
断食は、ヒジュラ暦のラマダーン月に行われる
１カ月間、イスラーム教徒の成人男女は、日の出から日没まで、飲食、喫煙や性交等を禁止されている
子ども、病人、老人、妊産婦、旅行者、戦場の兵士などは除外される
断食は、享楽などの欲求を絶つための修行として行われる
苦しみを共有することで全イスラーム教徒の一体感を高める効果があるとされてます