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死と復活(涅槃図=釈迦、受難劇=イエス)

2021年12月12日 | 宗教
🌸死と復活(涅槃図=釈迦、受難劇=イエス)

 ☆釈迦は弟子を育て続け、80歳で弟子たちに看取られて死んだ
 ☆イエスは34歳ごろ十字架刑で殺された
 *社会的対立の中で起きた悲劇、不条理劇、受難である


大涅槃図(釈迦・大いなる死)
 ☆涅槃とは、火が消えた状態を表す言葉
 *迷い(煩悩)の火が消えた悟りを意味する
 *生命の火が消えた死をも意味する
 *死後の釈迦の行方も不明である
 ☆後世、釈迦の神格化が進む
 *釈迦は、1神教の神の様に異次元空間に生存し続けている
 ☆自分の死後は、自己と仏法を頼りにして修行しなさいとの
 *訓戒を述べて釈迦は入滅する
 ☆パロディ涅槃図もある
 *釈迦や弟子や動物たちを野菜に置き換えた涅槃図
 *不謹慎というよりも、動物はおろか植物にまで
 *人間の生と共通するものを見出す
 *日本仏教型の思考の中から生まれた表現
 ☆仏教の物語は、対立が生み出す煩悩が消失に焦点がおかれている
 ☆開祖の死を巡っても、社会的対立は描かれていない

受難・十字架・復活・昇天(イエス)
 ☆キリスト教の物語は、対立に焦点を置いている
 ☆神自身が、不条理で死ななければならない人間の死を引き受ける形だ
 ☆キリスト受難劇の構成要素(ジョットの絵)
 ①エルサレム入城
 *イエスと弟子たちのエルサレム入城の場面から始まる
 *民衆は歓呼して迎える
 ➁商人を追い払う
 *イエスが、商人たちの机をひっくりかえす
 *神殿内で両替商や生贄の動物を売っている商人たちの机
 * 一種の革命家としての示威行動との解釈もある
 ③最後の晩餐、④弟子の足を洗う
 *イエスとその弟子たちは最後の晩餐をとる
 *弟子たちとのお別れ会で、イエスは死を覚悟している
 *イエスは弟子たちの足を洗い、友愛の行為を師自らが示した
 ⑤ユダの接吻
 *晩餐のあとイエスと弟子たちは郊外の園に行く
 *ユダが祭司の部下を連れて現れ
 *イエスに「死の接吻」で逮捕の合図とする
 ⑥裁判
 *捕縛されたイエスはまず大祭司のもとに連れていかれる
 *最高法院の裁判を受け、冒漬罪とされる
 ⑦ゴルゴタヘの道行き
 *イエスは総督のいる場所から、ゴルゴタの処刑場まで
 *「市中引き回し」となる
 ⑧礫刑
 *イエスは十字架に釘で打たれる
 ⑨哀悼
 *イエスの死後に人々がイエスの遺骸に泣きすがる絵
 ⑩復活
 *イエスは死後、墓地に葬られるが死後三日目に
 *女たちが墓が空っぽであることに気づく
 *女たちは、天使のような存在に声をかけられる
 *マリアは、復活したイエスの姿を見、触ろうとすると
 *「私に触れるな」と言われる
 ⑪昇大
 *イエスは40日ほど地上にいて、弟子たちの面前で天に挙げられる
 ⑫聖霊降臨
 *さらに10日後、聖霊が信徒たちに降る
 *信徒たちは、聖霊は異国の言葉で語り出した
                        (敬称略)
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『宗教図像学入門』






死と復活(涅槃図=釈迦、受難劇=イエス)
『宗教図像学入門』記事より画像引用)

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