２０１２～２０１３シーズンが終了。
今シーズンは激動のシーズン。
地元宮崎から移籍を決意して大分を選択し、移籍。
ものすごいメンバーが集まって、
練習からレギュラーポジションを勝ち取るためにお互いが切磋琢磨しながら緊張感のある練習をしていた。
練習の質がとてもよかったと思う。
開幕からスタートダッシュに成功した。
周囲からの当たり前に勝てるだろうというプレッシャーもあったけど、
開幕戦しっかりと勝つことができてほっとしたのを覚えている。
沖縄との1戦目負けたのは悔やまれるなぁ。
11月の給料日、事務所に全員集合がかかり、まさかっと思った。
まさかっとは思ったけど、給料が少し遅れる、申し訳ない、という話だろうと予想した。
宮崎でも度々給料の遅延はあったので、それを予想した。
実際はそれ以上だった。
メインスポンサーがクラッシュして、続けることができないという話だった。
頭が真っ白になった。
言葉も出なかった。
初めての経験だったし、どうしていいのかがまったく分からなかった。
今週の試合はどうなるか
試合するのか、試合ができるのか
その週は、みんなで遅くまで事務所にいた。
何をするでもなく、みんなで一緒にいることで気を紛らわしたり、現実逃避していた。
とりあえず佐伯での宮崎戦に臨み、次週、ビーコンでの沖縄戦。
沖縄戦、日本人だけで臨み、大敗。
バスケットを続けてきて1番の大敗。直人やJと人生で1番の差だって話していた。
沖縄戦が終わって、今あるお金をみんなで配分して10月分の給料に当てた。
12月からリーグ管理する中、TGO(テンポラリー.ゲーム.オペレーション）によって運営されることにより、
シーズン続行が決まった。
でも、12月からだったので11月分の給料は支払われることはないことや、予算の関係で中心選手は散り散りに。
ポスティングが行われたけど、怖くてポスティングに行く決断ができなかったので残留を決めた。
12月から13連敗。
そんな中、大阪からアンドレが、群馬からトーマスが
アメリカからPJ、ウィル、最後にバーデルがチームに合流してくれた。
チームが、がらりと変わり、練習もファンダメンタル、反復練習。
とにかくファンダメンタル、反復練習。
同じことをユキさんに何度も注意され、大丈夫かよっと思ったことも何度もあった。
連敗続きの中、トレードの話が来た。
本当に悩んだ、悩みまっくた。ユキさんにも相談した。
ちょうど杵築での滋賀戦の前だ。
ユキさんも優勝しようと言って大分に誘ったからトレードを止めれないって。
土曜日、滋賀に大敗。
ユキさんからの突然の電話。
『タイシロー、クビだー、明日が最後の試合だ、
気持ちよくプレーして、俺の分までプレイオフ行って、優勝して来い』
と背中を押された。
そんな中での日曜日の滋賀戦の勝利は本当に嬉しかった。
今まで嬉し涙は流したことはない。
この試合、勝った瞬間、涙が出た。
優勝でもなく、トーナメント戦でもなく、リーグ戦の中のたった1試合。
嬉しくて涙が出た。でも涙も一瞬だった。
勝利の嬉しさに浸ることもなく、
こんなに切羽詰まってバスケットボールをしていたのかっと
大分で最後なのかっと思ってしまった。
滋賀戦が終わった週にチームのみんなにはトレードするかもしれないという話をした。
この週、自分自身まったく集中していなかったので練習を休ませてもらっていた。
そして、ブースターに会うのが辛かった。
ブースターのみんなには、残ってくれてありがとう、身体に気をつけてっと
温かい言葉をたくさんかけてもらい、そんな中でトレードを悩み、試合をしていたので
会うのが辛かったなぁ。
悩みに悩みまくってトレードを断った。
このチーム、俺いなくなったらどうなるんだろうとも思ったし、
移籍するなら、移籍するでスッキリとして移籍もしたかったので
ダラダラと長引いた感が強かったのでスッキリはしていなかった。
なので、残りのシーズン大分でプレイして、結果を残して来年につなげるっと決断した。
この決断をしてからは、バスケに集中できてたかなと思う。
終盤にきて7連勝もできたし、おまけに週間、月間MVPまでもらうことができた。
後半戦、イーブンで来れたことはとても良かったと思う。
バーデルの加入が大きかったなぁ。
激動のシーズンだったけど、
たくさんのことを学べた。
いろんなことを感じることができた。
バスケットも精神的にも成長できたと思う。
そして、感謝ということを改めて実感した。
こんな中、ブーストはもちろんのこと、署名活動や募金活動をしてくださった大分ブースターや大分県バスケットボール協会の皆さん、
署名してくれた大分ブースター、bjブースターの皆さん、
運営してくれたbjリーグ、
そして、こんな中でも支援してくださったスポンサー皆さん、
本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして少ない人数の中、走り回っていたフロントスタッフの皆さん、
ボランティアスタッフのヒートレンジャーの皆さん、
ありがとうございました。
感謝です。
皆さんのおかげで今シーズン、バスケットができて、シーズン終了を迎えることができました。
今シーズンのバスケットを通じて、
バスケットができる喜び、
1勝の難しさと1勝の喜び。
そして、何よりもいろんな方々に支えられてバスケットができているということを再認識しました。
チームのために選手がいて、
地域のためにチームがあって、
みんなが元気で笑顔で喜んで、
そうやってやっていければと思った。
2012～2013シーズンありがとうございました
＃11 清水 太志郎
今シーズンは激動のシーズン。
地元宮崎から移籍を決意して大分を選択し、移籍。
ものすごいメンバーが集まって、
練習からレギュラーポジションを勝ち取るためにお互いが切磋琢磨しながら緊張感のある練習をしていた。
練習の質がとてもよかったと思う。
開幕からスタートダッシュに成功した。
周囲からの当たり前に勝てるだろうというプレッシャーもあったけど、
開幕戦しっかりと勝つことができてほっとしたのを覚えている。
沖縄との1戦目負けたのは悔やまれるなぁ。
11月の給料日、事務所に全員集合がかかり、まさかっと思った。
まさかっとは思ったけど、給料が少し遅れる、申し訳ない、という話だろうと予想した。
宮崎でも度々給料の遅延はあったので、それを予想した。
実際はそれ以上だった。
メインスポンサーがクラッシュして、続けることができないという話だった。
頭が真っ白になった。
言葉も出なかった。
初めての経験だったし、どうしていいのかがまったく分からなかった。
今週の試合はどうなるか
試合するのか、試合ができるのか
その週は、みんなで遅くまで事務所にいた。
何をするでもなく、みんなで一緒にいることで気を紛らわしたり、現実逃避していた。
とりあえず佐伯での宮崎戦に臨み、次週、ビーコンでの沖縄戦。
沖縄戦、日本人だけで臨み、大敗。
バスケットを続けてきて1番の大敗。直人やJと人生で1番の差だって話していた。
沖縄戦が終わって、今あるお金をみんなで配分して10月分の給料に当てた。
12月からリーグ管理する中、TGO(テンポラリー.ゲーム.オペレーション）によって運営されることにより、
シーズン続行が決まった。
でも、12月からだったので11月分の給料は支払われることはないことや、予算の関係で中心選手は散り散りに。
ポスティングが行われたけど、怖くてポスティングに行く決断ができなかったので残留を決めた。
12月から13連敗。
そんな中、大阪からアンドレが、群馬からトーマスが
アメリカからPJ、ウィル、最後にバーデルがチームに合流してくれた。
チームが、がらりと変わり、練習もファンダメンタル、反復練習。
とにかくファンダメンタル、反復練習。
同じことをユキさんに何度も注意され、大丈夫かよっと思ったことも何度もあった。
連敗続きの中、トレードの話が来た。
本当に悩んだ、悩みまっくた。ユキさんにも相談した。
ちょうど杵築での滋賀戦の前だ。
ユキさんも優勝しようと言って大分に誘ったからトレードを止めれないって。
土曜日、滋賀に大敗。
ユキさんからの突然の電話。
『タイシロー、クビだー、明日が最後の試合だ、
気持ちよくプレーして、俺の分までプレイオフ行って、優勝して来い』
と背中を押された。
そんな中での日曜日の滋賀戦の勝利は本当に嬉しかった。
今まで嬉し涙は流したことはない。
この試合、勝った瞬間、涙が出た。
優勝でもなく、トーナメント戦でもなく、リーグ戦の中のたった1試合。
嬉しくて涙が出た。でも涙も一瞬だった。
勝利の嬉しさに浸ることもなく、
こんなに切羽詰まってバスケットボールをしていたのかっと
大分で最後なのかっと思ってしまった。
滋賀戦が終わった週にチームのみんなにはトレードするかもしれないという話をした。
この週、自分自身まったく集中していなかったので練習を休ませてもらっていた。
そして、ブースターに会うのが辛かった。
ブースターのみんなには、残ってくれてありがとう、身体に気をつけてっと
温かい言葉をたくさんかけてもらい、そんな中でトレードを悩み、試合をしていたので
会うのが辛かったなぁ。
悩みに悩みまくってトレードを断った。
このチーム、俺いなくなったらどうなるんだろうとも思ったし、
移籍するなら、移籍するでスッキリとして移籍もしたかったので
ダラダラと長引いた感が強かったのでスッキリはしていなかった。
なので、残りのシーズン大分でプレイして、結果を残して来年につなげるっと決断した。
この決断をしてからは、バスケに集中できてたかなと思う。
終盤にきて7連勝もできたし、おまけに週間、月間MVPまでもらうことができた。
後半戦、イーブンで来れたことはとても良かったと思う。
バーデルの加入が大きかったなぁ。
激動のシーズンだったけど、
たくさんのことを学べた。
いろんなことを感じることができた。
バスケットも精神的にも成長できたと思う。
そして、感謝ということを改めて実感した。
こんな中、ブーストはもちろんのこと、署名活動や募金活動をしてくださった大分ブースターや大分県バスケットボール協会の皆さん、
署名してくれた大分ブースター、bjブースターの皆さん、
運営してくれたbjリーグ、
そして、こんな中でも支援してくださったスポンサー皆さん、
本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
そして少ない人数の中、走り回っていたフロントスタッフの皆さん、
ボランティアスタッフのヒートレンジャーの皆さん、
ありがとうございました。
感謝です。
皆さんのおかげで今シーズン、バスケットができて、シーズン終了を迎えることができました。
今シーズンのバスケットを通じて、
バスケットができる喜び、
1勝の難しさと1勝の喜び。
そして、何よりもいろんな方々に支えられてバスケットができているということを再認識しました。
チームのために選手がいて、
地域のためにチームがあって、
みんなが元気で笑顔で喜んで、
そうやってやっていければと思った。
2012～2013シーズンありがとうございました
＃11 清水 太志郎
