ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
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初詣そして初出

2008年01月04日 | 楽時々益


“一年の計は元旦にあり”

毎年、これも恒例ですが、家族で初詣に出かけます。





親父は夜明けに神社へ向かい参拝をします。私は朝から酒を飲み、
その勢いで昼頃になってからようやく初詣に出かけるパターンです。
どう考えても私に御利益があるとは思えません。ただ、御利益が
有るとか無いとかではなく、家族が元気で参拝できることこそが大切
なことであり、そういう意味では、その一年、御利益があったと云える
わけであり、その感謝を表すために参拝しています。これが社寺へ
参拝する本来の姿だと私は思っています。

まあ、うちの家族は “そんなこと関係ねえ!” とばかりに、
お賽銭を投げ込み、毎年、そのお賽銭以上の願い事をしています。
私は、願いが叶うより罰が当たらないか心配で仕方ありません ・・・ 。
毎年、同じ神社(実家のある市でたぶん一番大きな神社)へ初詣に
行くのですが、昔は、元旦に行くと黒山のような人だかりで、本殿に
辿り着くのに相当時間が掛かっていました。しかし、ここ数年は
目に見えて参拝客が減少していました。それと共に、参道に数多く
軒を連ねていた的屋のお店が年々減っていました。なぜか、それと
反比例するように、ここ2年ほどは参拝客が少し戻ってきているような
印象です。勝手な憶測ですが、的屋の数やそこに群がる若者や
子供の姿が、余りにも “祭り気分” で神聖さに欠けていたからでは
ないでしょうか。それが少し改善されたことで、素直に参拝したい方々
が戻ってこれたのではないでしょうか。(神社の方針変換かどうかは・・・)

人はそう心配しなくても、意外と自然に道を正すものです。ただ、
生活や仕事も同じですが、自分が正しいと信じているものを見つめ直す
ことは難しいものです。特に、良い状態に見える時ほど難しいものです。
人から注意指摘される前に自ら気づき方向修正できる人間が素晴らしい
のでしょうが、なかなか素直になれないのも事実です。本当に賢い人間は
神仏に縋るのではなく、その精神を大切にできる人間なのでしょうね。
時には、神仏に祈りを捧げることも悪くない習慣かもしれませんよ。

今日は、初出です。
(店や会社によりますが)昔から生業で飲食業を営んでいる現場では、
初出の日には塩や酒で仕事場を清めてから仕事に入るところが多いと
思います。私は今、現場の一線ではありませんので、初出には挨拶程度で
現場を離れますが、現場の責任者をしていた頃は、家業(船舶関係)の
影響もあり、厨房の水周りや調理器具・道具に清めの酒を振り掛けます。
さすがに神棚までは作りませんが、スタッフにお神酒として酒を一杯ずつ注ぎ、
新年の挨拶を行ないます。職場での初出は仕事の元旦であるということを
若い世代にしっかりと伝えます。玄関に盛り塩をして営業開始です。

さて、この光景は今の世代にどう映りますやら ・・・ 。



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