リバーサイドホテル / 井上陽水
誰も知らない夜明けが明けた時
町の角からステキなバスが出る
若い二人は夢中になれるから
狭いシートに隠れて旅に出る
昼間のうちに何度もKISSをして
行く先をたずねるのにつかれはて
日暮れにバスもタイヤをすりへらし
そこで二人はネオンの字を読んだ
ホテルはリバーサイド
川沿いリバーサイド
食事もリバーサイド
Oh- リバーサイド
チェックインなら寝顔を見せるだけ
部屋のドアは金属のメタルで
シャレタテレビのプラグはぬいてあり
二人きりでも気持ちは交い合う
ベットの中で魚になったあと
川に浮んだプールでひと泳ぎ
どうせ二人は途中でやめるから
夜の長さを何度も味わえる
ホテルはリバーサイド
川沿いリバーサイド
食事もリバーサイド
Oh- リバーサイド
ホテルはリバーサイド
水辺のリバーサイド
レジャーもリバーサイド
Oh- リバーサイド
作詞 作曲 / 井上陽水
1982
■ 昭和譜心 ■
某
大学を
受験するために
前日、初心者マークで大阪へ
宿泊したのはリバーサイドの某ホテル
翌日、その大学までの道に迷い一方通行を逆走
目の前に現れたのはPB(ポリボックス)
当然のように反則切符を切られ
試験にも間に合わず
一つのプラグが
外れた
・
・
・
第五大成丸