陰陽座の『陰陽魂譜』で昇天間近ッ。

たぁちゃんの出品リスト

こんな深夜に出品活動をしている。それでも、なかなか進まないのには訳がある。今回の出品では、バンドスコアの曲目を、すべて入力しているからだ。だから、ひとつの商品を出品するのに、膨大な時間と労力がかかっていて、休憩もとりつつなので、まだ20冊しか出品できていない状態である。あとザッと見て150商品ぐらい出品待ちなのだが、、、。
さて、先ほど出品したバンドスコアは、ホントに時間がかかった。陰陽座の『陰陽魂譜』というバンドスコアなのだが、これだけでも、何となくイヤな予感がするはずである。やたら難しい漢字を使っているので、読めないわ、変換しても出てきてくれないわと、ホントにうんざりである。そして、ウンザリ、グッタリの僕が打ち込むのは何となく絶望的な言葉なのだから、ただでさえ漢字を苦手とする僕の頭は、ダメージ限界突破で昇天間近である。

陰陽座『陰陽魂譜』の出品ページ

【収録スコア】
鳳翼天翔
妖花忍法帖
舞いあがる
火車の轍
羅刹
煌
月に叢雲花に風
塗り壁
がいながてや
百の鬼が夜を行く


...僕は、まだ、生きていますか？

たぁちゃんの出品リスト

カテゴリー分けしました。

いつも、携帯で投稿しているので、カテゴリー分けをしていなかったのだが、この度、カテゴリーをいくつか作成し、整理することにしました。気付けば、120オーバーの記事を書いていて、我ながら、ビックリしてしまった。もともと、熱しやすく冷めやすい、性格であり、体質であるたぁちゃんが、半年で120もの記事を書いているのだから、まさに、ハマッているわけである。で、僕が言いたいのは、120もの記事をカテゴリー分けしていく作業は、想像以上に骨を折る作業だった。
では、カテゴリー別に開設していきたいと思う。

【俺んちオレンジ推進委員会】
　→今一番熱いカテゴリー。オススメ！
　→俺んちオレンジ推進委員会とは、「俺んちに、オレンジを。」と掲げて、部屋にオレンジのアイテムを増やそうとする団体で、僕たぁちゃんが会長を勤め、キャロルが監査的な役割をしていて、現在僕とキャロルの2名が在籍している。もちろん、随時募集しているのだが…。その活動報告を扱っていきます。

【キャロル】
　→大人気カテゴリー
　→たぁちゃんの部屋で飼っている愛猫「キャロル」のネタを扱っている記事を集めてあります。
　
【たぁちゃんのオークション】
　→たぁちゃんの趣味のひとつである、オークションのネタを扱っている記事を集めてあります。新しく出品したとき、レアなアイテムを出品したときの宣伝や、たぁちゃんが購入したアイテム、時には、出品のコツだったり、失敗談を扱っていきます。

【WILD MICKEY 作曲活動♪】
　→最近じっくりと満喫することができないが、僕たぁちゃんの一番の趣味、「作曲」ネタを扱っていきます。結構マニアックな内容も扱っていきます。
　→ワイルドミッキーとは、僕が作曲活動をするときの、架空のバンド名です。T.M.Revolutionみたいな感じですか？

【スロット魂】
　→スロットを打ちに行ったときのネタを扱っていきます。また、僕自身が、パチンコ店の、スタッフをしているので、仕事上の話や、裏事情なども扱っていきます。

【携帯電話】
　→携帯電話ネタもたまに扱っていくので、カテゴリーを作っておきました。たぁちゃんは現在、auの音楽携帯W31Sを使っています。ブログのコンテンツのほとんどは、このW31Sを使って暇なときに作成しています。カメラの性能もなかなかなので、積極的に写真を取り入れていきたいと思っています。

【しっかりしろ、竹ノ塚っ。】
　→たぁちゃんの勤務地（本拠地）のある、竹ノ塚について扱っていきます。竹ノ塚といえば、手動式の踏み切りをスタッフが降ろしそびれてせいで、何事も無く踏み切りに侵入した人たちが、準急電車にはねられるという悲惨な人身事故を起こしたことで有名ですが、いいところも探していこうという、ある意味必死なカテゴリーです。

【トラックバック練習版】
　→トラックバック練習版に投稿したものを集めています。現在は、トラックバック練習版を利用していません。携帯では、トラックバック送れませんから…。

【その名も、たぁちゃん。】
　→以上のカテゴリーに属さないものはまとめて、こちらに集めてあります。携帯から投稿されたものは、PCで編集するまで自動的にここに集められます。

以上、カテゴリー分けをしてみたわけだが、カテゴリーさらに増える予定で、カテゴリー名も変わる可能性があるので、予めご了承いただきたいと思う。
いやいや、ここまで、書くのにも大変大変ッ。もう、複雑骨折したんじゃないかってほど、骨が折れたぞ。

( ;￣ω￣)ゞイテテ…

★ジャンク★キャロル★即決1円!★

いざ、オークションへの出品作業を再開したのだが、なかなか捗らない。

「ナゼだ～。」

部屋は、出品待ちのバンドスコアや攻略本で溢れかえっている。

「ダメだ～。」

っていうか、出品待ちのダンボールで邪魔してる奴がいる。

「ダレだ～。」

キャロル、、、即決で出品しちゃうぞ。

★ジャンク★キャロル★即決1円!★

くれぐれもノークレーム、ノーリターンでッ！

オークション、出品再開ッ！

オークションへの出品を再開しました。
まずは、邦楽バンドスコアからです。次に、洋楽バンドスコア。続いて、ゲームの攻略本を出品してまいります。
バンドスコアには大変希少で貴重なスコアもございますので、順次出品される商品に、どうぞご期待くださいませませ。

たぁちゃんの出品リストには↓をクリック!!

俺んちオレンジ推進委員会活動報告...03

俺んちオレンジ推進委員会の活動として報告すべきかと迷ったのだが、...03として報告することにした。いや、ネタがないからというわけではないんだが、、、。

「ハンガーが足りない。」
実は冬からのずっと悩みだった。この歳になって服を買う楽しみを覚えた僕は、服の整理が全くもって苦手である。まず、畳むのが大の苦手なので、安物のパイプハンガーに取りあえずかける。すると、あっという間にハンガーが足りなくなる。ハンガーを買えば済む問題なのだが、ハンガーなんてものは、買おうと思っても、すっかり忘れてしまうアイテムだ。うん、絶対にそうだ。そうして、冬が終わり、春が去り、夏になった。

先日、プラッと100円ショップを覗いていたとき、ハンガーコーナーで足が止まった。ハンガーを買わなきゃというのを思い出したのではない。そこにモダンなオレンジ色をしたハンガーがかかっていたからだ。だから、モダンなオレンジ色のハンガーがなければ、今日も素通りしていたことになる。
100円で俺んちにオレンジ色のアイテムが追加される。大いに結構なことだ。せっかくなので2つ購入することにした。

その日、大掃除、模様替えと部屋の大改革をすることになり、冬物も全部片付けるとにした。以前100円ショップで購入した、あまり機能しない圧縮袋に詰め込んで押入にポイッ。調子に乗ってポイポイして気づけば、ハンガーが山のように余ってしまった。なんとも切ない気持ちになったが、無理して使わず冬までとっておくことにした。
冬になれば、押入から冬物がどっさり出てくる。その頃には、すっかり圧縮が解かれているのだから、圧縮袋は良い物を使いたいものだ。といっても、普通は袋から出して日干ししなきゃいけないことを考えると、自然解凍の圧縮袋はたぁちゃん向けかも知れない。。。

俺んちオレンジ推進委員会活動報告...02

俺んちオレンジ推進委員会として蛍光オレンジのレターケースを2つ買ったわけだが、さらに、以前から気になっていたアイテムを買うことにした。

ホームセンターにて、いつものようにぐるりと店内を回っていると、前回立ち寄ったときと同じく特設コーナーにシュレッダーが並んでいた。特設する必要性に疑問を感じながら、サラッと眺める。シュレッダーも以前から欲しいと願っていたアイテムで、性能の違うシュレッダーが10種類近く展示されている。
まず、手動か電動の違い。次に、紙だけなのか、カードやCDも裂くことができるのか。A4サイズがそのまま入るのか、一度折りたたまなければならないのか。裂かれた後のゴミの形も違う。形によっては、同じ枚数を裂いても、できるゴミの量が変わってくる。一度に挿入できる枚数もまちまちだ。本体の大きさも様々。デザインも、カブトムシを飼うようなムシカゴみたいなものや、タワー型のパソコンみたいなものまである。

シュレッダーを「以前から欲しいと願っていたアイテム」と書いたが、初めに書いた「以前から気になっていたアイテム」とは、シュレッダーのことではない。気になっていたのは、モダンなオレンジ色をしたシュレッダーである。だから、この特設コーナーで悩むことはなかった。決して高性能ではないが、電動式、A4サイズもペロリと飲み込む、モダンなオレンジ色のシュレッダーを大きなカートに乗せた。

前回も書いた通り、クーラーの不調で、シュレッダーをババーンと登場させることができなかったが、「ジョリジョリしたい～」という思いから、猛暑真っ最中の部屋で箱を開けることにした。

パンパカパーン

コンセントにプラグを差し込み、いざジョリジョリ～♪と思ったが、いらない紙がない。散らかっているのは、それなりに必要なもの達だ。むむむっ、こうなったら、まだ見ていない、シュレッダーの説明書をジョリジョリしちゃうかっ。か～っ、か～っ。

誰か紙をくれ～っ！

俺んちオレンジ推進委員会活動報告...01

事故に遭い、連休をとらざるを得ない状態なのは、前回の「熱いクーラーに困惑MAX」で書いた通りだが、実際にどんな事故にあったのかは明かしていなかった。今回も謎のままで話を進めていきたいと思う。

窓付けタイプのクーラーを買うことになり、今まで暑くてできなかったことをやることにした。今まで「いつか、買おう」と先送りにしてきたアイテムをまとめて買うことにした。

そのひとつがレターケースである。何かと小物や書類やらで散らかる部屋を片付けるのに「いつか必要」と思っていたアイテムだ。いつかといいながら、一向に部屋が片付かないところをみると、「今すぐ必要」なアイテムだった。

カラーバリエーションが豊かで、蛍光色に富んでいる。ここで僕が選らんだのは、蛍光オレンジである。もちろん「俺んちオレンジ推進委員会」として、この色を選んだ。モダンなオレンジではなく蛍光だがキャロルは気に入ってくれるだろう。

クーラーを設置したら、早速片付けようと思っていたのだが、前回お話したように、クーラーの不調で一日がパーになり、片付けなんてできなかった。そして今、整頓すべく買ったレターケースは、散らかった部屋にガラクタとして転がっている。。。(^_^;)

熱いクーラーに困惑MAX

スタジオミッキーに窓付けタイプのクーラーがやってきた。

わけあって、仕事を連休せざるを得なくなった。簡単にいうと軽く事故り、肩を打撲したのだ。パチンコ店での仕事は力仕事的要素もあるので、肩の負傷は致命的とまでは言わなくても、大打撃である。
やむなく連休になったものの、肩が痛いので自由なわけではない。プールでも行こうかとも考えたが、事故で連休、日焼けで復帰はさすがに反感を買ってしまうと思い自粛。

スロットを打ちに行くのはどうか。実は事故当日、示談が終了した後、北越谷駅まで送ってもらったので、ちゃっかりスロットを打ちにいったのだが、挫折することとなる。まず座った体勢からメダルを借りることができない。腰を上げて挿入口に千円札を入れる作業を繰り返すのは、とても辛い。そもそも、「半立ちで挿入」ってこと自体、昼間からいかがわしいことをしているようだ。
更に、借りたメダルを投入口に入れるのも右手ではできず、スロット機の右側にある投入口に左手でチャラチャラと入れなければならなかった。

「軽く立って、座って、体を右にひねって、戻して、タン、ポポポン」

僕はスロット機の前でエアロビクスをしている気分になり、何とも言えない疲労感を背負うこととなった。

やはり、家でゆっくりするのが一番、と考えたのだが、クーラーのない部屋「スタジオミッキー」に、趣味娯楽の全てががあるために困惑MAXになった。

そこで奮発して、クーラーを買い、趣味を満喫してやるぅと、鼻息荒く、ホームセンターまでやって来た。早速、工事費がかからず、即日使うことができる窓付けタイプのクーラーを買った。

家に持ち帰り、異様な熱気の溢れる部屋で、取り付けにかかった。まず、枠の取り付けである。窓枠のタイプによって取り付けかたが若干異なり、うちの窓枠は、補助部品を取り付けなければならない、一番面倒なタイプだった。
窓枠を付け、本体もはめ、ビッショリ、グッタリのたぁちゃんが、いよいよスイッチを入れる。

「ピッ」

フーと風が出てくる、出てくるが、まだ冷たくはない。5分ほど待ったが、冷風はでない。あくまでも送風だ。エアコンの設定は「冷房、強風、16度」である。16度がイケないのかと、現実的な、24度に変更、更に待ったが、冷風は出ない。焦って全ての窓を閉めたせいで、部屋の温度は急上昇していた。例のごとく、アクティブダイエットをがぶ飲みし、今日一日で肉がなくなってしまうのではと思うほど、汗をかいた。
本来は冷やしてくれるエアコンとの熱戦を1時間繰り広げ、サービスセンターに電話することにした。
事情を説明していると、いきなりコンプレッサーが作動し、冷風が出だした。何だか気まずく電話を終え、ここでようやく、飯を食べる事にした。2時前からとりかかったクーラー取り付けは、3時半に終わりを告げた、ようにみえた。。。

部屋をしっかり閉め、クーラーを16度に設定。部屋に戻った時にガンガンに冷えた状態にして、遅い昼食を採る。軽くスキップで部屋に戻ると、そこは、サウナのようだった。コンプレッサーは止まり、またもやぬるい風が吹き出していた。
先ほどの件もあり、サービスセンターに電話するのは何だかイヤなので、待った。たった一度だが、コンプレッサーが起動し、冷風が出たのだから、100％壊れているわけではない。時は既に4時半を回った。サービスセンターの受付時間は、残り30分しかない。やはり、電話するしかない。
気まぐれクーラーが電話中に直らないことを祈りながら、もう一度電話をした。明日修理に来てくれることになった。最悪、そっくり交換になるらしい。

クーラーを買う前に想像していた、涼しいお部屋で趣味を満喫。叶うどころか夕方まで汗だくになり、クーラーの電源をオフにし、窓を開け、グッバイ・ホビーである。

明日は越谷花火大会なのに、、、
夜中になり、リベンジすることにした。取りあえずスイッチを入れる。
「ピッ」
「ブーン」
「オヤッ(汗)」
あっさりとコンプレッサーが作動し、冷風が出だした。しかも、止まらない。

翌日、クーラー、快調。

修理の人から連絡が入り、修理はキャンセルした。その後も、異常なし。

なんかムカつくな、コイツ。

そして、越谷花火大会に出かけるのであった。。。

越谷花火大会

7/30(土)、曇り時々雨
越谷花火大会が開催された。

越谷駅東口駅前通りを5分ほどだろうか、旧4号(県道49号)を渡ると左手に市役所、右手に中央公民館が現れる。そこに2つの川が流れており、平和橋が架っている。会場はここである。
川が2本並んで流れているがどちらも堤防が作られているので、計4本の土手があり、花火観賞をするにはもってこいな場所なのだ。
僕は5時過ぎに現地についた。地元なので駅は利用しないが、家からは遠いので、途中まで車でいき、土手の上の散歩道を歩いてきた。
去年の建物が気になる場所に陣取ってしまった失敗をしないように、川と川の間の土手を攻めた。
なるべく前で、でも、ぎゅうぎゅうにならない場所、花火がちゃんと見える場所にレジャーシートを敷いた。近くにやたら広くブルーシートを強いてあるのが気になったが、これより前なら邪魔にはならないだろう。

花火が始まるまではまだ時間があるので、出店のズラリと並んだところへ行くことにした。

似たような店が並ぶが、取りあえず僕の大好きなあんず飴を買うことにした。200円を払い、ガラポンを回す。ガラポンとは、抽選会などで姿を現し、クルッと回して玉を出す原始的なマシーンだ。ここでは玉の色が黄色なら2つ、オレンジなら3つ貰えるのだ。俺んちオレンジ推進委員会の会長であるからには、オレンジを引き当てたかったが、白い玉が勢いもしょっぱく落ちた。もちろん僕テンションも堕ちた。
みかんやパイン、チェリーなど邪道なものがあるが、王道のすももを選んだ。そもそもあんず飴の看板を掲げてあんずの飴をおいていないこと自体、外道である。

右手に水飴が垂れて更に気分は下がったところで、焼き鳥を買うことにした。焼いているのを待っていると雨が、、、。なるほどなるほど、雨を予想して傘を持って来ているしっかり者もいるのかと感心して、肝心の花火は上がるのか心配になってきたが、大粒の雨は、花火より先にあがった。

大盛況のコンビニは、トイレ待ちが一番賑わっているなぁと横目で見ながら、相変わらず飲み続けているアクティブダイエットのミディペットを買った。

ある程度買い物も終わり、陣取った場所へ戻ってきた。その頃にはすっかり忘れていたが、レジャーシートとカバンと重りとして置いていった本は濡れていた。レジャーシートを軽く払い、ふて寝をすることにした。

まだ花火は上がらないのか、気になってマジ寝はできなかった。体より小さなレジャーシート、そばの大きなレジャーシート、「来年はブルーシートでのんびりするんだからっ」と花火大会が始まる前に来年の花火大会への抱負を抱いていた。

ブルーのところへ若者ひとりがやってきた。謎に包まれていたブルーシートの集団が姿を現すようだ。ヤツは携帯で仲間を呼んでいる。遅れて浴衣に身を包んだ女性が二人やってきた。
「くっ、若者の集団かぁ、、、うっとうしいなぁ」
何とか自治会みたいなオッサンオバハンを想像していたので、ちょっと困惑である。

「すっごーい、ひろーい。」
女性陣の声に男は「オレは凄い、オレは偉い」アピールをしだした。実にウザイ。
「シート濡れてるじゃーん」
ブルーシートもしっかり雨に打たれいるのだ。浴衣女性陣のテンションが一気に下がった。
「雨を気にする女の子には、ジャジャーン」
男はもう一枚シートを取り出した。すかさず「オレは凄い、オレは偉い」アピールが始まった。やっぱりウザイ。新たなシートの登場に、浴衣女性陣の反応が薄かったのは、男にひいていたのであろう。
・・・今年の花火大会は楽しくなりそうだ。

7:15花火大会が始まる。まず、ほとんど聞き取れないマイクで、無駄な挨拶が始まる。その途中から、また大粒の雨が降りだした。
「早く、花火を。」
会場中のみんながひとつになり祈った。それなのに、挨拶は長かった。

ようやくカウントダウンが始まる。若者集団は更に増えて5人になっていた。「カウントダウンしたって、どうせゼロで花火が上がるわけじゃないんだろう」という意見を発する者がいた。納得である。

5.4.3.2.1...。

シラケた会場に連中は再びカウントダウンを始めた。

5.4.3.2.1...。

続いて全く別の集団が、

5.4.

負けじと、連中が重ねてきた。

3.2.1...。
5.4.3.2.1...。

とうとう会場は静まりかえった。花火が上がったのは、カウントダウンを始めて1分位してからだった。

実行委員さんへ、
来年はカウントダウン廃止しませんか？あと、挨拶も廃止でっ！

花火を携帯に収めることに夢中になった。高画質モードで撮影しているせいか、ボタンを押してから2秒ほどしないと、作動しないので、一番よく咲くと思う2秒前に押さなければならない。
ここぞって時に押せば暗闇が、ピューと上がってからでも、萎れかけの花火が撮れてしまう。
連続で打ち上がるであろうときに、シャッターを切るとなかなか良い写真が撮れたりする。偶然を頼りにいくつか良い写真が出来たので、後にゆっくりと公開したいと思う。

雨はすぐにあがり、花火大会も順調に進んでいた。ところが、花火が下のほうでポンポン花開き出したのだ。
「事故じゃないのか。」
誰かの言葉に会場は騒然となった。本当は上がるハズの花火、次から次へと引火してしまっているのでは。水平線上でゆっくりと淡々に大きな花を咲かせていた。ようやく治まると、ド派手な花火が上がった。フィナーレらしい。
フィナーレ前の演出だったのか、実は事故で、急遽フィナーレにしてしまったのかは定かではないが、大きなニュースになっていないようなので、演出だったのだろう。
かくして、花火大会は終わったのだが、7人まで増えたブルーシートの若者集団にて、ヤツのひとり舞台はまだまだ続くようだった。
他の皆さま、お疲れ様で～すっ。

【完】