その名も、まめちゃん。-虹色流星号-

日本一ダメダメ男、まめぞの日記。
...今日もトホホな一日を過ごしました。
 *旧「その名も、たぁちゃん」

入院日記41-1

2009-07-23 06:00:55 | その名も、たぁちゃん。
潰瘍性大腸炎で入院41日目第1話(7/7)

-闇に堕ちた夜編-


【闇に堕ちた夜】

昨日、激動の月曜日を迎え、ついに退院が見えた。テンションは右肩上がりのはずだった。

ところがその夜から7月7日の朝、一気に堕ちた。

2時間ばかり眠った深夜1時、異変に気づいた。

濡れてる。

漏らした。

不眠が続いていたから、逆に深く眠りすぎたのかも知れない。

本当は腹痛を訴えていただろうに、気付かなかったのだ。

パンツを汚しているのは、ほとんどが粘液主体の水分だ。うんち特有の臭いはない。
嗚呼、憂鬱だ。

シーツまでは汚れていなかったが、はいていた甚平のズボンにまでシミが広がっている。

とりあえずはトイレに行って、お尻を拭いて、着替えなきゃ。

トイレに行ったら行ったで、超ロングバトルに発展し、軽く30分以上過ぎて部屋に戻った。

頭には幾重にも重なったくすんだ雲がかかり、物凄い勢いで渦を巻いている。そのくせ目が冴えている。鼓動も不定期に高くなり焦燥感を掻き立てる。

…眠れない。

一言で片付けるなら《不安》となるだろうか。体に重くのしかかってきた。


昨日の昼間、見舞いに来た妹と、うつ病について真剣に語り合った。妹が《パニック障害》と《うつ》の精神病で苦しんできた過去を初めて聞かされ、僕は僕で、誰にも話せなかった《心の闇》みたいのを話た。
その結果、とても充実した解放感を得た。
いろんなことに希望が持てた。

…その代償か。


【つづく】

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