潰瘍性大腸炎 de 入院6 大腸全摘出編
手術5日目第4話「艶声ナースと…眠れぬ夜・四」
ぐったり。
車イスで病室に戻るも、喉への刺激で吐き気が止まらず、ベッドに移ることができない。
声を出すことも出来ないので、看護師にはジェスチャーで伝える。
ウゲッ、グホッ。
涙。
僕「喉が、喉が…」
涙。
看「胃までのと違って管が太いからね~辛いよね~」
…全く知りたくなかったぞ、ゲロォ。
時計を確認。
→16:00
…明日には外してもらわなきゃ。朝の回診まであと17時間か、耐えるしかない
1時間以上経ってようやくベッドに移るも、横になれない。テーブルに肘を立て、手で額を押さえて、ひたすらうつむいていた。
…まるで絶望を背負った《考える人》みたいだ
うつむいている口の下にはガーグルベースを設置し、飲み込めない唾液を捨て続け、様子を見に来てくれる看護師さんがちょくちょく捨ててくれる。
顔を少しでも動かすと、喉が刺激されて、即座にもどしてしまうので、考える人のポーズはホントに石像のように固まったまま、消灯時間ギリギリまで続いた。
→22:00
横になるのは到底無理なので、起こしたベッドに寄りかかってただ唾を吐き続けた。
今日の夜勤の看護師さんはとても優しかった。何度も背中をさすってくれたし、声をかけてくれた。
まぁ、それに反応する度に、いちいち吐くハメになるのだけど…(汗)
僕は顔をあげることもできず、看護師さんのことは声だけしかわからない。話の内容と声色から察するに若い方だと思う。今まで担当になったことがないのも間違いない。
…この声、好きだな
嗚呼、どんな方だろうか…一晩中何度も助けに来てくれたのに結局顔を確認することができなかった。ただひとつ分かっていることは苗字がTKHSさんだということ。いつか顔を確認しなければ(…後悔するかも知れないが)。
結局、一晩中ゲコゲコし続けて、一睡もすることができなかった。
うぅ、このままじゃ死んじゃうよ(ノ△T)
もう無理…、ムリムリムリ~(*_*)
絶対抜いてもらう!
【5日目終了;;;....
手術5日目第4話「艶声ナースと…眠れぬ夜・四」
ぐったり。
車イスで病室に戻るも、喉への刺激で吐き気が止まらず、ベッドに移ることができない。
声を出すことも出来ないので、看護師にはジェスチャーで伝える。
ウゲッ、グホッ。
涙。
僕「喉が、喉が…」
涙。
看「胃までのと違って管が太いからね~辛いよね~」
…全く知りたくなかったぞ、ゲロォ。
時計を確認。
→16:00
…明日には外してもらわなきゃ。朝の回診まであと17時間か、耐えるしかない
1時間以上経ってようやくベッドに移るも、横になれない。テーブルに肘を立て、手で額を押さえて、ひたすらうつむいていた。
…まるで絶望を背負った《考える人》みたいだ
うつむいている口の下にはガーグルベースを設置し、飲み込めない唾液を捨て続け、様子を見に来てくれる看護師さんがちょくちょく捨ててくれる。
顔を少しでも動かすと、喉が刺激されて、即座にもどしてしまうので、考える人のポーズはホントに石像のように固まったまま、消灯時間ギリギリまで続いた。
→22:00
横になるのは到底無理なので、起こしたベッドに寄りかかってただ唾を吐き続けた。
今日の夜勤の看護師さんはとても優しかった。何度も背中をさすってくれたし、声をかけてくれた。
まぁ、それに反応する度に、いちいち吐くハメになるのだけど…(汗)
僕は顔をあげることもできず、看護師さんのことは声だけしかわからない。話の内容と声色から察するに若い方だと思う。今まで担当になったことがないのも間違いない。
…この声、好きだな
嗚呼、どんな方だろうか…一晩中何度も助けに来てくれたのに結局顔を確認することができなかった。ただひとつ分かっていることは苗字がTKHSさんだということ。いつか顔を確認しなければ(…後悔するかも知れないが)。
結局、一晩中ゲコゲコし続けて、一睡もすることができなかった。
うぅ、このままじゃ死んじゃうよ(ノ△T)
もう無理…、ムリムリムリ~(*_*)
絶対抜いてもらう!
【5日目終了;;;....
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます