★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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ハート・ロッカー

2010-03-29 18:30:30 | 映画【は行】

第82回アカデミー賞で、作品賞、監督賞など6部門を受賞した作品。
私の住む地域でも上映したので、戦争映画は苦手ながらも観に行ってみた―
【story】
2004年夏、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊のリーダーに、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナー)が就任する。まるで死への恐怖などないかのように遂行されるジェームズの爆発物処理の様子に、サンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)らは不安を抱くようになり―
     監督 : キャスリン・ピグロー 『K-19』

【comment】
映画を観てから5日ほど経っているが、、、どうしても感想が湧いてこない―

舞台はイラク・バグダッド。異様なまでの緊迫感を突き付けてくるのはアメリカ軍の爆発物処理班。
臨場感溢れる手持ちカメラの映像を最後まで食い入るように見入ったし、数々の悲惨な場面に慄きながら目を背けたりもしたし、、、物語のようなものはあまりなくても、十分惹き込ませる力のある作品だった―

だから、鑑賞後にスグに感想を書くつもりだったが、、、PCの前に座っても言葉が湧いてこないのだ。
一体何故なんだろう?
 
冒頭で、ガイ・ピアースがさり気なく登場。
「あれれ?知らなかった、、、彼が出ていたのかぁ~」と思ったら、あれよあれよという間に見事に爆死・・・
この瞬間、「ああ、、、これは今まで観てきた映画とどこか違うかもしれない―」と思った。

そして確かに違った―

どこか突き放したような、ともすれば冷徹なような、、、その描き方。
ドキュメンタリー風でもあるこの映画は、兵士の士気を描いているわけでもなければ、爆発物処理の命懸けの仕事だけをクローズアップしているのでもない。
極限状態に置かれた兵士の狂気に的に絞ったわけでもなく、戦争の悲惨さをこれ見よがしに見せつけているのともチト違うと思う。

だけど、圧倒的に“戦争”を描いていたのではないだろうか。戦争に関わった経験などあるはずが無く、イラクの現状をニュースで知るくらいしかない者が軽々しくそんなセリフを吐くのはおこがましいが。
そして、言葉では表せそうにないこの気持ち、、、今私の心の中でジクジクと蠢いているもの、、、を迷惑なことにザックリと残してくれた。
だが、それが形になって出てこないのだ。何をどう感じたのか、、、サッパリ分からないくらい一種の麻痺状態に陥ってしまっているのかもしれない。
そういう意味でも個人的にはこの映画はスゴイと言いたい―
 
さて、麻痺しているから上手く映画について説明出来そうにないので(とんだ言い訳・笑)、主役のジェームズ軍曹についてだけ触れておく。

映画の冒頭で“戦争は麻薬だ”というテロップが流れるが、ジェームズはまさにそれを象徴するような男なのだろう。
800個以上もの爆弾を処理してきたスペシャリストの彼は、ブラボー中隊にリーダーとして派遣された初日から、命知らずな仕事ぶりをチームメイトにも観客にも見せつける。
きっと彼は極限状態での爆発物処理をし続けたことの代償として、一種の人間性の破綻でも起こったのだろうか?それとも彼こそが“戦争中毒”の被害者か?―そんなことを思わせる。
しかしながら、一種異様なぶっ飛びキャラ以外の意外な面もジェームズにはあるのだ。
アメリカ兵に物売りをする少年への気遣い、反りの合わないチームメイトへのちょっとした男気、一般人に仕掛けられた爆発物を処理出来なかった時の謝罪の言葉、、、彼には正常らしいところも確かにあった。
すると、、、何者なのだろう?この男は―って気になってしまう。
 
終盤で、「俺は何も考えていない。何でだろうな・・・」と、危険を顧みない自分へ疑問を投げかけるシーンがあったが、本当にジェームズは何も考えていないんだと思った。
処理した爆弾の数で称賛されることはあっても、その爆弾の数だけ彼が心にロックをかけてきたことは誰も気にしない。自分ですら気にしている暇がない。
戦争が齎す狂気―なんて単純な括りでない何かをジェームズは見せてくれた。

だが、、、ジェームズを見て感じたことは、それこそ上手く言葉にならないなぁ~
それを映像で見せ、観客に何かを感じ取ることを委ねたそんな映画だと思ったし、数えるほどしか戦争映画を観ていないが、それのどれとも違った何かがあった。
 
ところで、私が一番印象的だったのは、ジェームズが無事帰途につき、スーパーに出掛けた時のエピソードだ。
奥さんに「シリアルを取ってきて」と言われてシリアルの棚を見たら、、、夥しい種類のシリアルが並んでいて呆然とするシーンだ。
戦場とはまるで違う世界。
彼の居場所はここじゃない―と思わせた瞬間だ。
そしてまた彼は戦場へと向かう―
何も考えていない空っぽな頭を抱えて(『ジャーヘッド』を思い出した)、説明の出来ない止まらぬ焦燥感にとりつかれて、、、彼の行き着くところは“死”しかないのではないか?―という虚しさを見せつけて―
 (レイフ・ファインズ、デヴィッド・モースもチョイ役で出演)
この作品がアカデミー賞に相応しいかどうかなんて私には分からない。
『アバター』とどちらが好きかも決められない。全く次元が違うから。
アカデミー賞を元夫婦で対決した―なんてのもどうでもいい。初の女性監督受賞ってのにも別段驚かない。監督は監督だ。
この映画
を劇場で観て良かったな―と思うだけだ。      (4点)

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ダレン・シャン

2010-03-26 23:37:37 | 映画【た行】
ここのところファンタジー小説にハマっていて、ハリポタシリーズも全作読んじゃった息子が、『ダレン・シャン』を愛読書としています。
で、、、映画を観るか観ないか―かなり悩んだようですが、「僕の愛読書がどんな映画になったのかやっぱり確かめたい―」と言うので(笑)行ってきました~ちなみに私は原作未読です―
【story】
高校生ダレン・シャン(クリス・マッソグリア)は、親友のスティーブ(ジョシュ・ハッチャーソン)とフリークショーを観にいくことに。そこで美しい毒グモに魅せられ、それを盗み出してしまう。しかし毒グモが逃げ出しスティーブに噛み付く事態が発生。ダレンはクモの持ち主であるバンパイアのクレプスリー(ジョンC・ライリー)と交渉し、自らがハーフ・バンパイアとしてクレプスリーの助手となることで解毒剤を得るが―
     監督 : ポール・ワイツ

【comment】
全体的にチープで子ども向けの映画だと思いましたが、まずまずだったかな
 
ダレン・シャンは優等生。だけど親友のスティーブは不良。
ある日二人は、<奇怪なサーカス/シルク・ド・フリーク>のチラシを手に入れ、こっそりショーを見に行くことに。
 け・謙さん・・・頭デカッ
サーカスの団長“ミスター・トール”(渡辺謙)が次々と紹介した団員は、蛇人間、肋骨男、胃袋が二つある男、体を再生できる女、、、など信じられない面々ばかり。
 髭が・・・似合う(汗)
そして未来が見える髭女(サルマ・ハエック)は、ダレンを見るなり不吉なものを感じます。
 ウィレム・デフォーもバンパイア
一方、美しい毒蜘蛛を操るクレプスリーをバンパイアだと見抜いたスティーブは、「僕もバンパイアにしてくれ―」とクレプスリーに頼みこみますが、クレプスリーは断固拒否します。
その成り行きを隠れて見ていたダレンは、咄嗟に毒蜘蛛を盗み出してしまいますが、その毒蜘蛛がスティーブに噛みつきます。

自分の責任で親友を死の淵に追いやってしまったダレンは、クレプスリーに親友を救うための解毒剤をくれるように頼みますが、クレプスリーは、交換条件として、ダレンがハーフ・バンパイアとしてクレプスリーの手下になるよう求めてきます。
 
交換条件を飲み、ハーフ・バンパイアになったダレンは、家族の元を去り、サーカスのキャンプで過すことになります。
その頃、停戦状態だったバンパイア(人を殺さずに血を少し飲むバンパイア)とバンパニーズ(人を殺すバンパイア)の戦争を煽るミスター・タイニーは、自ら書きあげた戦争のシナリオの中にダレンとスティーブを取り込もうと企んでいました―
 
・・・・・ってな感じのお話なのですが、、、
う~~~む、、、面白いような、そうでもないような

最近ティーンに爆発的にヒットしたバンパイア映画『トワイライト』『ニュームーン』とは全く違うバンパイア物でしたね。
アチラはウヒョヒョークッサ~イって感じのラブストーリーで、主演がイマイチでも物凄く惹かれてしまった自分がおりました(照)
コチラは、、、どうなんでしょう?子ども向けに仕上げていたとは思うんだけど、、、個人的にはどの年齢層にとってもそんなに喰いつくような要素がなかったような気がしました(あわわ
何でなのかなぁ~???
まずバンパイアやサーカス団の面々が、不気味なのか、怖いのか、キモイのか、、、どうも微妙なのがイケナイ気がしましたね。なんというか、、、世界観がイマイチ分からんというか、、、
あと、、、う~~~ん、、、ダレンの数奇且つ刺激的な運命やスティーブとの悲しい友情がメインになっていると思うのですが、イマイチそこがガッツリと伝わってこなかった気も、、、もうちょっとダークさがあっても良かったのではないかしら?
それから、もしかしてダレンを演じたクリス君の感情表現なんかに問題でもあったのかなぁ~
ハーフ・バンパイアになった葛藤とかがなくってサックリしていたと思うわん。
そのサックリ感は、先日観た『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』のデジャブでございました(笑)
だから観ている間はそれなりに面白いんだけど、、、なぁ~んにも残らないというか、、、そんな感じだったかなアハ
 
さて、原作大好き息子の感想ですが、、、
 「上手く纏めてあって、これはこれで面白いけど、、、
      やっぱり原作には敵わないなだそうです(笑) (3点)
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【本】ロスト・シンボル 上下巻

2010-03-24 08:00:00 | 本【小説・海外】

       『ロスト・シンボル』上下巻      ダン・ブラウン      角川書店
【comment】
何度か申し上げたが、私はダン・ブラウンの小説のファンなので、今回の新作を物凄~~~く心待ちにしていた。
従って、普段は古本屋で本を買ってばかりいるが、コチラはそうはいかないってことで、Amazon君でいそいそと予約して発売日には手元に届くようにしていた

で、、、面白かった、、、ラングドン・シリーズ独特の面白さは健在だった。
またしても一気読み必至のジェットコースター・ストーリーで、覚悟はしていたが徹夜で一気に上下巻を読了した。
・・・だけどぉ~だけどなの・・・
イマイチ物足りなさがあったわ~ん

  -story-
≪上巻≫
キリストの聖杯を巡る事件(『ダ・ヴィンチ・コード』)から数年後。大学での静かな生活を送っていたラングドンに。旧友から連絡が入る。フリーメーソン最高幹部のピーター・ソロモンからで、急遽講演を頼みたいという。会場の連邦議事会議事堂に駆けつけるが、そこでラングドンを待ち受けていたのは、切断された右手首・・・・・薬指には見覚えのある金の指輪。フリーメーソンの紋章をあしらったそれは、ピーターのものに間違いない。彼を人質に取ったというマラークと名乗る謎の男は、ラングドンに“古の神秘”に至る門を解き放てと命じる。そして、切断された手のひらには第一の暗号が記されていた・・・・・。
≪下巻≫
アメリカ建国の父祖でフリーメーソンのメンバーであるジョージ・ワシントンやベンジャミン・フランクリンらは、あらゆる象徴を首都・ワシントンDCにちりばめた。謎の男マラークは、彼らがこの街に“古の神秘”という人類最大の知恵を隠し、さらには、名家ソロモン一族がこの謎を解く鍵を代々守り伝えてきたというのだ。これらは全て単なる言い伝えにすぎないと考えていたラングドンだが、国家安全保障のためマラークの要求に従うよう迫るCIA保安局長サトウと共に、暗号に導かれて連邦議事会議事堂の地下へ赴く。そこで、伝説のピラミッドの存在を目の当たりにする!

≪フリーメーソンとは?≫
ヨーロッパ石工の組合に端を発しており、一説には1703年に設立されたと言われている。あらゆる人種、信仰の人間に対して開かれており、いかなる点でも差別しない超俗的な友愛団体。ただその儀式は固く秘密に閉ざされている。
歴代アメリカ大統領の約3分の1がメンバーであり、日本でも鳩山一郎元首相ほか、要人が名を連ねている。


さて、世界中に物議を醸した話題作『ダ・ヴィンチ・コード』は、トム・ハンクス主演で映画化されて益々有名になったわけだが、個人的には、「何なの?この映画原作が台無しじゃ~ん」という感想を持ってしまった。
で、、、ダン・ブラウンの作品の中で一番好きな『天使と悪魔』の映画化第2弾『天使と悪魔』の成功を切に願ったが、、、またまた期待を裏切られたので、「やっぱり映画化は難しいんだろうなぁ~原作者はきっと映画に不満に違いない」と思っていた。

と・ところが、ダン・ブラウンはちっとも不満などではなかったらしく(汗)、いや、、、それとも商業的な理由でもあるのだろうか?(汗)、シリーズ3作目は早々に映画化が決まっちゃっている。
そのせいかどうかは分からないが、ダ・ヴィンチ・コード事件から数年後の設定で始まった今作は、えらく映画化を意識しているような作風に思えてしまった。
つまり、、、ご都合主義が目立ち過ぎた気がする
登場人物や物語構成のワンパターン(ラングドン教授+ヒロイン+悪役+悪役もどき,タイムリミットつき,歴史探訪+謎解き・・・etc・・)はいいとしても(汗)、映画を、いや違う(汗)、物語を盛り上げるためとしか考えられないような安直な危機一髪的な展開がチクッチクッと私の神経を逆撫でしたのだ。
それは最初の方からで、「何故確認しない?何故そこでそれをする?それは不自然且つ強引というものだろう・・・」みたいな箇所が最後まで何度もあった。

前2作と底に流れる空気は変わらないし、知的好奇心を刺激してくれるし、面白いのは面白いのだが、、、例えてみれば、TVゲームに“EASY”、“NORMAL”、“HARD”があるが、ダン・ブラウンの作品にもそれがあったとして、その“EASY”体験って感じかなぁ~妙に簡単だとも思った。
見方によったら、『人間、宗教、科学―根源的なテーマを強烈に突きつける』とも言えようが、これなら中学生の息子でもサクッと読めそうな気がするので、ダン・ブラウン入門書には丁度いいかも的な気が起こったりした。

で、、、個人的には、深遠で永遠的な浪漫を感じるのがラングドン・シリーズの魅力だと思っているのだが、、、それも薄い気がした。
多分ガツンッとくるような結論が見え難かったせいと、抽象的な、、、というか、精神的?いや哲学的?な表現が多いので、どこに焦点を絞って浪漫を感じたらいいか迷ってしまい欲求不満に陥ったんだと思う。
あれ?あれれ???この感想だと点数が低いみたいですよね?
点数は4点なのよ。面白かったもの。
でも、前2作を満点花丸君として心に燦然と輝かせているもので、ついつい厳しくなっちゃうわけで・・・ファンだからこその愛の鞭って感じかしら(笑)

ということで、更に言うと、今回のテーマは“フリーメーソン”で、フリーメーソンの“古の神秘”がカギとなり、それに“純粋知性科学”なるものも絡めてあるが、“古の神秘”とは簡単に言えば、「はるか昔に蓄えられた秘密の知識の集まりで、その知識を得ると人間の意識下に眠る絶大な力を手にすることが出来ると言われている」もので、一方“純粋知性科学”は、「人間の精神の知られざる力を科学的に研究することで、精神は物質を支配し、人間の思考は物質世界を変容出来る」ことを証明するものだ。
で、、、個人的にはそういう内容には非常に興味を惹かれるが、内容が内容なだけに、言い回しが曖昧だったり、結局何が言いたいんだ?的なイライラ感もあったりして~
それと、前2作で、宗教的な方面に諸々の怒りを買う形になったかもしれないので、何だかそれの言い訳的な、ゴメンナサイ的な要素もあるかも?なんて思いも過り・・・(汗)
非常にどんでん返し的なムードがあった犯人についても、早い段階で読めちゃったのもイケナかったかも~ブツブツ・・・

・・・ヤバイ・・・ここまで色々文句タレた後に、どうやって褒めようか?
 一気読みさせるパワーに満ち満ちています
 謎解きやパズルにワクワク感があります
 古の歴史に思いを馳せられますし、人間の本質について考えさせられます
 巻き込まれ型ラングドン教授の命を懸けた活躍は面白いです
ファンの方なら一読の価値は十分にあると思います~信じてぇ~!!(笑)

あと、、、懲りずにまたまた褒め言葉でないことをいうと、この物語ならば、“純粋知性科学”の魂云々辺りをうんと省略すれば、前2作よりも見やすく面白い映画にはなると思った―

さて、早くも執筆中の次回作に期待を寄せる私(笑)
どんどこ蘊蓄を詰め込んで頂いて、ラングドン教授に歴史の神秘に触れさせて欲しい。

P.S.本作の仮タイトルが『ザ・ソロモン・キー』だったもので、ソロモン王が出てくるのかと思ったけれど、それは誤解で、主要な登場人物の名が“ソロモン”だったのね・・・あはは・・・・
  これだけ文句言っておいて、それでも大好きダン・ブラウン  (4点)

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スパイ・アニマル Gフォース

2010-03-22 11:15:55 | 映画【さ行】

『ダレンシャン』を愛読書としていて、外伝を含め全作読んでいる息子が映画化を楽しみにしていたんだけど、、、あまり評判が良くないことに怖じ気づき、劇場に行ってから急にコチラを観ると言いだしました(笑)
ということで、急遽吹き替え2Dで鑑賞―
【story】
ケードル博士によりBIOラボで特殊訓練を施された部隊“Gフォース”。彼らの正体はモルモット&モグラだった!人語を解し、コンピューターの暗号解読までする彼らだが、FBIによりラボが閉鎖、Gフォース解散を命じられていた。なんとか解散を避けようと、家電メーカーの社長セイバー(ビル・ナイ)の家にしのびこみ極秘情報を盗み出す。しかし、彼らが盗んだデータはダミーだった―
     監督 : ホイト・H・イエットマン,JR.
   
【comment】
 思いっっっきり子ども向けの映画でした~
    可愛いし、ストーリーも王道中の王道なので(笑)、
          小さなお子さんと一緒に春休みにどうぞ~

   
主役は特殊訓練を受けたモルモット、モグラやハエ、ゴキブリたち。
勿論CGですが、とってもリアルで、モルモット君たちにはキャワイイ~って顔をほころばせ、ゴキブリ君たちにはキモイ~と顔を背けました(笑)
吹き替えで観ましたが、コチラの声優を担当したのは、ニコラス・ケイジにペネロペ・クルス、サム・ロックウェルやスティーヴ・ブシェミなんですね~スゴイ、スゴイ
で、、、豪華俳優が名を連ねたディズニー映画なんだから、もっと面白いと思ったんだけど、、、個人的には大ヒットする系の映画ではない気がしましたね。
いかんせんお話が子どもっぽ過ぎるし、目新しい驚きのようなものもなかったので、イマイチ惹かれるってほどでもなかったのよね~
 
お話ですが、モルモットのダーウィン、ブラスター、フアレスとモグラのスペックルズが、所属するラボが閉鎖され、実験用などのために捕獲されそうになるピンチから逃走し、自分たちを認めてもらうために、そして世界を守るために、世界征服を企む電器メーカーの社長セイバーの悪事を止めようとする―っていうもの。
 
で、、、コチラのビル・ナイ氏が悪者セイバーなんだけど、、、
私、この方を尊敬するわ~どんな映画にもサクッと登場して下さるんだもの(笑)
『パイレーツ~』ではタコおやじ、『アンダーワールド』ではヴァンパイア、『ショーン・オブ・ザ・デッド』ではゾンビになっていましたね(笑)今回の役は、雰囲気からいって『アレックス・ライダー』系でしょうか。
 
さてさて、モルモット君たちは、一旦外の世界で一般人(普通の動物・笑)と知り合い、悪ガキにイタズラされ、、、などの度重なるピンチを乗り越えて、それでも世界を守ろうとします。
で、、、電器メーカー社長がどうやって世界を征服するんだ?!的な疑問があると思いますが、それにはビックリの仕掛けがあって、電気製品がロボットに変身し襲いかかってくるのです
・・・・・ああ~モロにトランスフォーマー・・・
あまりにもパクリなので笑うか引くか悩みましたが(笑)、映像としては面白かったです。
とにかく小さな動物がチマチマと一生懸命ハイテク機器を駆使して活躍する様は可愛くて笑えちゃいます。これはソコだけがミソの映画かも(汗)
悪者について一応一捻りはあるけれど、、、もうちょっとバカバカしさの漂わない展開にして欲しかったかな。一昔前にアメリカ映画でよく観た動物系映画っぽい展開でした―
 
さて、鑑賞後、イマイチ満足できなかった息子が、やっぱり『ダレンシャン』を観たいと言い出しました。自分の目で一応確認しておきたい―そうです。何さまだよ?って感じですが(笑)、春休み中に連れていってやるかな~     (3点)弱

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NINE

2010-03-20 10:17:20 | 映画【英・数字】

そろそろ春休み~観たい映画がテンコ盛りまずはコチラから・・・
【story】
イタリア、ローマにある映画スタジオで映画監督グイド・コンティーニ(ダニエル・デイ=ルイス)は頭を抱えている。撮影開始も間近だというのに、脚本は白紙のままなのだ。苦しみの果てに、彼は自分の弱さを抱きとめてくれる女たちとの幻想の世界へと陥っていく―
     監督 : ロブ・マーシャル 『シカゴ』 『SAYURI』
 *フェデリコ・フェリーニ監督『8 1/2』を元にしたブロードウェイミュージカルの映画化―

【comment】
 華麗なる映画族の奇跡の競演に酔いしれる
 ストーリーはハッキリ言って大したことがないが(汗)、
キャストの「これでどうだぁ~」的な
                歌とダンスの自己主張に拍手喝采だぁ~い

 ダニエル・デイ=ルイス
                                         第62回・第80回アカデミー賞主演男優賞

映画監督グイド・コンティーニ。
かつて名作映画を次々と生み出した天才グイドは、スランプという魔物に雁字搦めにされていた。
新作映画“イタリア”の制作発表がされ、撮影日時も決まり、スタッフが集結。マスコミがウジャウジャと群がり映画の内容を知りたがったが、、、実は脚本は白紙―という大ピンチだったのだ。

焦りと逃避が交錯するプレッシャーの中で、グイドは赤ちゃんがえりをし、自分がマザコンであったことを思い出すのであった―いや、違うか(笑)

とにかくグイドったら愛すべきダメダメ男なのよねぇ~(笑)
一番の理解者で庇護者でもある妻を愛しながらも、小悪魔的な可愛い愛人との関係を絶てない。
美しき大女優を女神のように崇め奉っているし、50才になった今でもママに甘えたい、ママに褒めてもらって守ってもらいたい、、、、、ガハハ、、、やっぱりこの方の原点はマザコンではないかしらん?(笑)
 
で、、、グイドを取り囲む、というか取り囲ませている女たちとの妄想と現実の狭間に揺れ動くさまを歌とダンスで描いている―これはそれだけの映画なんですね~特にストーリーがあるって訳でもないの。
だから好き・嫌いは分かれてしまうと思うけど、私にはかなりツボでした。
まず、ダニエル・デイ=ルイスが物凄く良かった
内に秘めた天才とマザコン、呆れる程の意志薄弱とどうしようもなく人を惹きつけるオーラを持つグイドの魅力は彼の演技力あってこそ―と思いましたね。
あと、言うまでもなく華麗過ぎる女優陣のパワーは素晴らしいの一言~

 
        これだもの~まさに圧巻~
           
ペネロぺ・クルス:第81回アカデミー賞助演女優賞 マリオン・コティヤール:第80回アカデミー賞主演女優賞
    『それでも恋するバルセロナ』               『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』

愛人カルラのペネロペはセクシーなダンスを披露して、ちょっと品の無い(笑)可愛い女を演じています。ハマり役~
妻ルイザは『パブリック・エネミーズ』が記憶に新しいマリオン。献身的な良妻にピッタリ~
 
         
二コール・キッドマン:第75回アカデミー賞主演女優賞    ケイト・ハドソン:第73回アカデミー賞助演女優賞ノミネート
                                            『あの頃ペニー・レインと』

女優クラウディアの二コールは綺麗~歌もステキ~『ムーラン・ルージュ』を観たくなっちゃった~
記者ステファニーのケイトはカッコ良かった~

 
一番インパクトがあったのは、子どもの頃のグイドに強烈な印象を与えた女性サラギーナのファーギーですね。このシーンはずっと観ていたかったわ~
 ジュディ・デンチ
                                          第71回アカデミー賞助演女優賞

衣裳係のリリーはグイドの精神的な支えになっているオフクロ的な女性で、ジュディ・デンチが演じています。
で、、、彼女まで激しい歌やダンスがあると思わなかったのでビックリカッコ良くってまたまたビックリ素晴らしかったですぅ~

 ソフィア・ローレン
                                      第34回アカデミー賞主演女優賞 第63回名誉賞

グイドのママはソフィア・ローレン。お綺麗で・・・こんなお母さんがいたらマザコンになるのも致し方ないかと(笑)若き日のソフィア・ローレンの『ひまわり』を観たばかりだったので、変わらぬ美しさにウットリしました~
 
さて、一人の映画監督の苦悩と挫折、そして再生を描いた本作は、ストーリーに特筆するべき要素がないっちゃーなく(笑)、女性たちが魅せる幻想世界を歌でブツ切りっちゃーブツ切りに寄せ集めているのですが(笑)、人の妄想って得てしてそんなものかも・・・と大らかな気持ちで見れば、魅惑の世界に酔えるでしょう。
で、、、私としては、グイドはやっぱり天才映画監督で、彼の内なる世界は素晴らしいとも思えた訳ですな(笑)
想像の世界を創造する者の情熱と煩悩(?)に敬意と賛辞を送りたいわん―そんな気分にもなったりして~
   エンドロールで流れるキャストのレッスンシーンも好き (4点)

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ディアボロス/悪魔の扉

2010-03-18 11:40:00 | 映画【た行】

WOWOWで鑑賞―
【story】
フロリダの青年弁護士ケビン(キアヌ・リーヴス)は、やり手のミルトン(アル・パチーノ)が経営する法律事務所に誘われ、妻(シャーリーズ・セロン)と共にニューヨークに移り住み、ミルトンの元で働きはじめるが―
     監督 : テーラー・ハックフォード 『Ray/レイ』 『愛と青春の旅立ち』

【comment】
以前からお友達にオススメされていた映画。
レンタル店で見当たらなくて、観るのを諦めていたんだけど、、、WOWOWで鑑賞出来ちゃった~るん

で、、、なかなか面白かったで~す
  野心家の弁護士ケビン・ロマックスは、自分が担当する被告が罪を犯していることを半ば確信していても、、、必ず無実に仕立て上げる―負け知らずの弁護士だった。
ケビンは、ある裁判で勝利を祝った晩、NYの大手法律事務所から突然引き抜きに遭う。
法外な報酬を約束したその事務所と契約したケビンは、愛する妻メアリー・アンを連れてNYにやってきた。
事務所のオーナーのミルトンは、早々にケビンを優遇し、豪華なマンションを与え、経験不足にも関わらず、大きな仕事を任せる。
ケビンの前途は洋々なはずだったが、時々説明のつかない幻覚を見るようになり、妻に至っては、幻覚や妄想が酷く、体調を崩し始め、ついには精神に異常をきたすが―
 
最初は、法廷物の映画なのかな?―と思っていたんだけど、これはオカルト系サスペンス物ですね。
真面目に法廷での様子が描かれるんだけど、、、徐々にどことなく不気味なものを感じさせるんですよ~
キアヌとシャーリーズ以外のキャストの挙動が妙~に不自然で、違和感がジワジワ~っときて、、、「一体何が起こっているんだろう?」って目が離せなくなっちゃうの。
惹きこませ方が非常に上手い映画でした。

で、、、ラストについては賛否両論は必至だと思います(笑)
公開当時はもしかしたらそんなに評判が良くなかったかも?―なんて邪推してしまうようなオチで、、、なんせオカルトチックですから(笑)でも個人的には好きでした。
“ケビンはこの先も運命から逃れられないのでは?―”と思って少しゾッとしました。
 
さて、話の内容がちっとも分からないと思いますが(汗)、コチラは何も知らずに雰囲気にハマって頂きたいので、詳しくは申しませ~ん(笑)
だから主要キャスについて少々

まずキアヌだけど、そんなに演技派ではないと思うし、この役についても微妙・・・と言ったら微妙なんだけど(笑)、ハマり役ではあったと思う。
わりと冷めた表情の多いキアヌだけど(汗)、アル・パチーノの影響かな?力の入った演技が新鮮でした~

驚いたのはシャーリーズ・セロン。物凄く良かったです
可愛らしく美しくセクシーな妻が、どんどん精神的に追い詰められていく様は見応えがあったし、改めて実力派の女優さんなんだなぁ~って思いました。

そしてアル・パチーノ。物腰も声色も役柄にピッタリ
最後の方は舞台を観ているような迫力があって圧倒されましたね。
まぁ~チョイ引いてしまう方もおいでかもしれないけど(汗)、、、私は好きだったわん。
 
1997年作品なので、その時代にわりとよくあったようなストーリー作りだとは思いますが、「一体どうなってしまうのか?」と気を揉ませる力のある作品だと思いま~す
   未見の方は是非観てみてね~     (3.5点)

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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女

2010-03-15 18:48:28 | 映画【ま行】

スウェーデン発の原作は、40カ国以上で翻訳されており、今世紀最大のミステリーと絶賛されているそうなのでスッゴク気になっていました~
【story】
ジャーナリストのミカエル(ミカエル・ニクヴィスト)は、ある大物実業家の違法行為を暴露し、名誉棄損で有罪になる。そんな彼に目をつけた大企業の前会長が、40年前に失踪した自分の姪についての調査を彼に依頼する。ミカエルは天才ハッカーの調査員リスベット(ノオミ・ラパス)と協力して、未解決事件の真相に迫るが―
     監督 : ニールス・アンデン・オプレヴ

【comment】
これは間違いなく原作が面白いのでしょうね。
で、、、その原作を上手く映画化したのではないか?―と想像致します。

『ダヴィンチ・コード』を超えるミステリーか?―というと、個人的好みからすれば、「そこまでではないかも?」って思いますが(汗)、ミステリ好きが夢中になってのめり込み一気読みする系のお話だと思います。是非とも原作を読みたいものです―
 
さて、コチラがドラゴン・タトゥーの女、リスベット。
例によって“傑作ミステリの映画化らしい”程度の前知識だけで鑑賞しましたので、彼女が天才ハッカーであることを知りませんでした。そして卓越した映像記憶能力の持ち主であることも。
また、とても辛い過去を抱えているようで、劇中で彼女の過去を小出しに見せてくれますが、その全貌は本編では明らかにはなりません。原作が3部作だそうですので、映画終了時に速報として流れた続編などで、徐々に見せていってくれるのだと期待します。

で、、、とある会社の調査員として働くリスベットは、依頼を受けて、ミカエルの調査をしているらしいことが映画の冒頭で分かります。
 
リスベットの調査対象であるミカエルは、ジャーナリストとして活躍していましたが、嵌められて有罪判決を受けます。
そのためジャーナリストの世界から干される形となったミカエルに、ミカエルの身上調査の報告を受けた大企業の大富豪ヴァンゲルが、40年前に起こった姪の失踪事件の調査を依頼するのです。
 
一方その頃リスベットは、過去の犯罪で監視員がついてしまっている御身分のようで、監視役の弁護士から性的虐待を受けていました。
弁護士の許されざる行為に果敢に反撃を試みるレスベットは、何故かミカエルの動向やミカエルが依頼を受けた40年前の事件に興味を持ち、独自にある突破口を見つけ出します。
それをミカエルに伝えた時から、彼女の運命は大きく動き出します。

ミカエルはリスベットに協力を求め、二人は事件を調査しますが、やがて、過去の凄惨な連続殺人事件との関連が浮かび上がっていくのです―
 
コチラは153分もの上映時間だったんですね~
そんな長さは感じずに夢中になって見入りました。ミステリの組み立てが上手く、かなり見応えがあるのではないでしょうか。
パッとしないけれど誠実そうなミカエルと、明らかに外見に難点があっても(笑)、天才で繊細なリスベットのコンビが非常に相性が良かったと思いますね。
少々過激な性描写があったり、サイコチックな犯罪が絡んできますので、全体的に暗くジメッとした空気があり、スマートだったり、スタイリッシュだったり、、、という作品ではありませんが、じっくり見せていくタイプのミステリとして楽しめると思います。

ただ、最初から3部作を作るつもりであったのでしょうか?
コチラ単品では少々欲求不満になってしまうところがありました。
というか、、、もう一つ何か物足りなかったんですよね。
何が?―と言われると答えに窮するのですが、、、主役の二人にイマイチ華がなかったことか、または二人の人間関係にもっと深みを見出せるはずだ―と勝手に思い込んだせいかもしれません。
それと、正直に言うと、ミステリ部分についても、ちょっと穴があるように感じたし、、、
そこの部分は是非原作で補いたいと思います。

コチラはハリウッドでリメイクされるそうですね~
少々味付けは変わるでしょうが、それはそれで楽しみです    (3.5点)
 

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シャーロック・ホームズ

2010-03-13 14:27:15 | 映画【さ行】

小さい頃に児童書で慣れ親しんだ名探偵シャーロック・ホームズをロバート・ダウニー・Jrが演じる―と聞いた時から、物凄く楽しみにしていました~
だって、彼なら面白いシャーロック・ホームズ像を見せてくれそうなんだものしかも監督がガイ・リッチーだし、、、期待が高まったわ~
【story】
新たな難事件に挑むことになった名探偵シャーロック・ホームズ(ロバート・ダウニー・Jr)。相棒のワトソン博士(ジュード・ロウ)とともにブラックウッド卿(マーク・ストロング)に立ち向かう―
     監督 : ガイ・リッチー 『スナッチ』 『ロックンローラ』

【comment】
      面白かったぁ~ 大満足で~す

シャーロック・ホームズとアクション・エンターテイメントの見事な融合なのではないかしら?

昔からのホームズファンの方はどうお感じになるか分かりませんが、“紳士的で知的なホームズ”
というよりも、“肉体派チョイ変人ヤンチャおやじ系で神がかり的脳細胞保持者のホームズ”を、“初めて出会うホームズ”としてとても満喫致しました~
目を一瞬でも画面から離したら勿体ない―とばかりに、物凄い勢いでのめり込んで見入りましたよ~

 
さて、舞台は19世紀末のロンドン。
名探偵ホームズは、パートナーのワトソン医師とともに邪悪な黒魔術を操り何人もの女性の命を奪ったブラックウッド卿を捕まえた。
ロンドン市民を恐怖に陥れたブラックウッド卿は無事に絞首刑に処せられるが、ほどなくして死亡したはずの卿が復活する―という怪事件が起きてしまう。
そして、再び殺人を重ねるブラッドウッド卿にホームズは立ち向かうが、時を同じくして、何者かに差し向けられたアイリーン(レイチェル・マクアダムス)がホームスに近づき―
  
とにかくキャスティングがスッゴク良かったぁ~
ロバート・ダウニー・Jrとホームズがこんなにピッタリだなんて、、、というか、このホームズのキャラって素敵ー
天才だけどオチャメなオヤジでチョイ寂しがり屋って感じのキャラなので、どうしても『アイアンマン』のトニー・スタークをかぶっちゃったんだけど(笑)、、、好きだなぁ~

で、、、ジュードのワトソンも良かった。ワトソンって私の中ではただ真面目ってイメージしかなかったんだけど、こういうのもアリだと思う。
手のかかるホームズを迷惑に思いながらも、しっかりとした絆で結ばれている二人ってところが良かったなぁ~
それに二人とも武術が強い、強い(笑)、、、格闘シーンを心から楽しませて頂きました。
  
ホームズが密かに心掻き乱される女性アイリーンも良かったですぅ~
『きみに読む物語』が大好きなせいか、レイチェルには可愛らしいイメージが強いんだけど、アクションもこなす小悪魔的な女性がハマっていました。

『ワールド・オブ・ライズ』が記憶に新しいマーク・ストロングも良かったですね。
・・・・・黒魔術を操る―ってわりには、ちょっ不気味さなんかは物足りなかった気もしますが(汗)、、、世界を転覆させる―ってわりには小者さも感じましたが(汗・汗)、、、まぁ~良かったです。
 
で、、、とってもスピーディーにお話が進んでいき、セリフのテンポもスゴクいいので、楽しいし、飽きさせませんが、ちょっと目を離すと何が何だか分からなくなりそうなのでご注意を(笑)

本格推理物を期待すると肩透かしかもしれませんが、謎解き部分も、それを導く伏線も一応しっかりしているので
、観ていてとっても気持ち良かったです。
時代を感じさせる小道具も面白いし、何よりもホームズとワトソンの掛け合いが最高でした
これは楽しいエンタメ作品として続編も観たいです (4.5点)

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【本】クリムゾンの迷宮

2010-03-11 22:51:30 | 本【小説・日本】

        『クリムゾンの迷宮』       貴志祐介       角川ホラー文庫
【comment】
先が気になって途中で止められな~い  一気読みでした~

  -story-
藤木芳彦は、この世のものとは思えない異様な光景のなかで目覚めた。視界一面を、深紅色に濡れ光る奇岩の連なりが覆っている。ここはどこなんだ?傍らに置かれた携帯用ゲーム機が、メッセージを映し出す。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された・・・・・」。それは、血で血を洗う凄惨なゼロサム・ゲームの始まりだった。

-story-から想像がつくと思いますが、コチラは、「何者かによって一か所に集められた数人が、見知らぬ場所で生き残りを懸けたゲームをさせられる―」系のお話で、『バトルロイヤル』や『カイジ』なんかを思い出させる設定でした~

そういう系のお話って、特に目新しさがなくても「どうなるんだ」って堪らなく興味をそそられるじゃーないですかぁ~
筆致が巧みな貴志さんの文章に乗せられて(笑)、セッセとページを捲りましたよ。

で、、、主人公の藤木は40才。バブル崩壊時に失業者となり、住居も妻も失った失意の元エリートサラリーマンです。
彼が、どう見ても日本とは思えない異様な場所で目覚めたところから物語は始まります。
何故そんな場所にいるのか?―に関する記憶がスッポリと抜け落ちている藤木は、不安の中で、傍らにある簡易な食料と水、ゲーム機の存在に目を留めます。
ゲーム機には奇妙な指示が、、、
 火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された。
 プレイヤーは、チェックポイントで進路に関する選択肢を与えられる。
 生存に役立つアイテムが得られる場合もある。
 選択肢によっては生死にかかわることも有り得る。
 各プレイヤーは協力するも敵対するも任意。 etc・・・
何らかのゲームに参加させられたと悟った藤木は、生き残りのための過酷なゲームを強いられることになるのです。
ほどなくして、同じくゲームに参加させられた女性、大友藍と接触し、二人は、第1チェックポイントを目指します。
そこには他の参加者が藤木も含めて9名いましたが、皆何らかの問題を抱えた人生の落伍者といえるような者ばかりでした。

9名は、第1チェックポイントで、
 サバイバルのためのアイテムを求める者は東へ
 護身用のアイテムを求める者は西へ
 食糧を求める者は南へ
 情報を求める者は北へ進め―と指示されます。
話し合いの結果、藤木と大友は情報を求めて北へ向かいますが―って感じで展開するんですよ~

誰が何のために大掛かりなゲームをさせているのか?
藤木たち9名を待っているのは、どんな凄惨で過激で悲惨でグロくてキモイ、阿鼻叫喚の運命なんだろう?と期待してしまいましたよ(ああ~残酷な私・笑)

で、、、“火星の迷宮”と題した舞台が良かったですね~
いかにもゲームらしい指示も面白かったです。その指示の裏を一瞬でも読み間違えれば死に直結するのではないか?―という恐怖感からドキドキと惹きつけらました~(どんだけ変態なんだ?私・笑)

ただですね、期待したほどのグロさはなかったですね(汗)
えっと~“食屍鬼”ってのが出てくるのですが、、、これが唯一気持ち悪かったところでしょうか。
多分、あくまでも藤木の目線で描かれていたために、他のメンバーの様子があまり伝わってこなかったのが難点で、恐ろしさが半減したんだと思いますぅ~
というのも、藤木の場合、同行する藍との関係も良好で、危機も中盤までは所謂普通よりチョイ過酷なサバイバル程度のものでしかないので、こういう設定で期待しちゃうものよりも迫力に欠けたんですぅ~
個人的には、チャプターにでも分けて、各々のグループの様子を教えてくれたらなぁ~なんて読みながら思いました。その方が緩急もついたかもですし、、、
まぁ~無駄に残酷な場面が少ないのは読みやすいと言ったらそうなのですが、、、正直ちょっと物足りなかったわん(笑)

それから、プレイヤーたちのゼロサム・ゲームの行く末だけでなく、誰が何のためにこんなことを?という疑問でも読者を引っ張るだけ引っ張ったわりには、、、オチがアッケなくて微妙でしたね。
もっとスゴイものを期待していたのだが、、、ちょっと物足りなかったです。

・・・などと、またまた2~3文句をタレましたが、一気読みさせる面白さは十分ありますので、こういう系のお話が好みの方にオススメしま~す

貴志さんの本が何気に気に入っちゃったので、『天使の囀り』も読んでみます
                                   (3.5点)     

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☆第82回アカデミー賞授賞式

2010-03-08 08:42:42 | アカデミー賞・年間ベスト10・ドラマ・雑記

第82回アカデミー賞授賞式は、スティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンを司会に迎えてロサンゼルスのコダック・シアターで開催されました。
今年はWOWOWの生放送を見ながら速報でお知らせしました~

    ☆第79回アカデミー賞授賞式 
   
☆第80回アカデミー賞授賞式 
     ☆第81回アカデミー賞授賞式 過去記事もお楽しみ下さい

【作品賞】 ハート・ロッカー
1944年にノミネート作品が5作品で定着してから66年を経て、今回10作品が候補となったのも話題でした。『アバター』と『ハート・ロッカー』の一騎打ちと言われていましたが、軍配は『ハート・ロッカー』に、、、
プレゼンターはトム・ハンクスです。
『ハート・ロッカー』の関係者が壇上に上がり、喜びを分かち合っていました。

【監督賞】 キャスリン・ビグロー 『ハート・ロッカー』
バーブラ・ストライサンドがプレゼンター。
女性監督が初めて受賞を果たしました。
キャスリンは、「軍にいて、命を日々危険に晒している人たちにこの賞を捧げたい―」と仰っていました。
今回は、キャスリンの元夫のジェームズ・キャメロンとどちらが取るか―話題になっていましたね~
  
【主演男優賞】 ジェフ・ブリッジス 『クレイジー・ハート』
ジェフ受賞の瞬間に全員が総立ちで祝福しました。ジェフは、オスカーを両親に捧げたいとスピーチしました。
今回は、候補者が過去に出演した作品の共演者が、それぞれを讃える演出があり、とても華やかで感動的でした。
ジェフ・ブリッジスにはミシェル・ファイファー。モーガン・フリーマンにはティム・ロビンス。コリン・ファースにはジュリアン・ムーア。ヴェラ・ファミーガがジョージ・クルーニー。コリン・ファレルがジェレミーレナーを讃えました。
そしてオスカーを手渡すプレゼンターはケイト・ウィンスレットでした。
  
【主演女優賞】 サンドラ・ブロック 『しあわせの隠れ場所』
コチラも過去の共演者がスピーチをしました。
サンドラ・ブロックにはフォレスト・ウィテカー。ヘレン・ミレンにはマイケル・シーン。メリル・ストリープにはスタンリー・トゥッチ。キャリー・マリガンにはピーター・サースガード。ガボレイ・シデイぺにはオプラ・ウインフリーです。
プレゼンターはショーン・ペン。
昨日ラジー賞で最低女優賞を受賞し、その会場を訪れたサンドラは、ここでは最高の賞を受賞しました。
「子どもたちの面倒をみる母親たちに賞を捧げたい」とスピーチし、感極まっている様子に貰い泣きしてしまいました。
  
【助演男優賞】 クリストフ・ヴァルツ 『イングロリアス・バスターズ』
プレゼンターは深紅のドレスに身を包んだペネロぺ・クルス。
前評判通りクリストフ・ヴァルツでした~ 彼は、「新しい大陸を見つけたいと思っていた。タランティーノ監督に出会い、ユニークな旅に恐怖心を持たずに臨ませてもらった。心から感謝している」というようなことをスピーチしました。
  
【助演女優賞】 モニーク 『プレシャス』
昨年の助演男優賞受賞者のヒースが亡くなっているので、プレゼンターは誰かな?と思っていましたが、、、ロビン・ウィリアムスでした。
モニークはコメディエンヌ。会場の皆さんからすごく支持を受けているように感じました。「時には人気の出るようなことではなくて正しいことをする方がいいのだと夫に教えてもらった」というスピーチが印象的でした。すごく存在感のある方でした~
  
【脚本賞】 『ハート・ロッカー』 マーク・ボール
ロバート・ダウニー・ジュニアとティナ・フェイがプレゼンター。
水色のネクタイ、水色グラスのメガネで現れたロバートがユーモアたっぷりのプレゼンターを務めました。

【脚色賞】 『プレシャス』 ジェフリー・フレッチャー
ジェイク・ギレンホールとレイチェル・マクアダムスがプレゼンター。

【撮影賞】 『アバター』 マウロ・フィオーレ
サンドラ・ブロックがプレゼンター。

【編集賞】 『ハート・ロッカー』 ボブ・ムラウスキー

【美術賞】 『アバター』 リック・カーター、他
シガニー・ウィーヴァーがプレゼンター。自分の出演する作品にプレゼントするなんて幸運ですね。

【衣装デザイン賞】 『ヴィクトリア女王 世紀の愛』 サンディ・パウエル
サラ・ジェシカ・パーカーとトム・フォールがプレゼンター。

【メイクアップ賞】 『スター・トレック』 バー二ー・バーマン、他
ベン・スティラーが『アバター』のメイクで現れました。青い顔で尻尾までつけて、、、やり過ぎのプレゼンターです(笑)

【視覚効果賞】 『アバター』 ジョー・レッテリ、他
プレゼンターはジェラルド・バトラーとブラッドリー・クーパーのイケメンコンビ。

【録音賞】 『ハート・ロッカー』 ポール・N・J・オットソン、レイ・ベケット

【音響編集賞】 『ハート・ロッカー』 ポール・N・J・オットソン
ザック・エフロンとアナ・ケンドリックがプレゼンター

【作曲賞】 『カールじいさんの空飛ぶ家』 マイケル・ギアッキーノ
プレゼンターはサム・ワーシントンとジェニファー・ロペス。
作曲賞は、ノミネート曲のパフォーマンスがあるので楽しいです。
 
【歌曲賞】 “ザ・ウェアリー・カインド” 『クレイジー・ハート』
マイリー・サイラスとアマンダ・セイフライトがプレゼンター

【長編アニメ映画賞】 『カールじいさんの空飛ぶ家』 ピート・ドクター
キャメロン・ディアスとスティーヴ・カレルがプレゼンター。
大好きなカールじいさんの受賞は嬉しいです。

【外国語映画賞】 『瞳の奥の秘密』 フアン・ホセ・カンパニラ (アルゼンチン)
タランティ―ノ監督がプレゼンター。

【長編ドキュメンタリー賞】 『ザ・コーヴ』 ルイ・シホネス
マット・デイモンがプレゼンター。

【短編ドキュメンタリー賞】 『ミュージック・バイ・プルーデンス』 ロジャー・ロス・ウィリアムズ

【短編アニメ映画賞】 『ロゴラマ』 ニコラス・シュメルキン
美しいパープル系のドレスのゾーイ・サルダナとキャリー・マリガン

【短編実写映画賞】 『ザ・ニュー・テナンツ』

司会のお二人はユーモアがあって面白かったです。
 
ジェームズ・キャメロン監督を紹介する時に、おもむろにジャケットから3Dメガネを出してかけたり(笑)、、、短編フィルムを作っておいて、それが『パラノーマル・アクティビティ』のパロデイだったり(笑)、、、お二人が共演した『恋するベーカリー』はまだ未見ですが、公開している内に観に行きたいです。
 
さて、毎回楽しみにしている女優さんたちのドレスを少しご紹介しますそれからイケメンさんにも少々登場してもらおうかな
  
  
  
  
  
とても楽しい授賞式でした。
9部門ノミネートの『アバター』と『ハート・ロッカー』は、『アバター』が3部門、『ハート・ロッカー』が6部門の受賞という結果になりました。
『ハート・ロッカー』は作品賞受賞の影響でコチラでも上映されるかも、、、観てみたいです。

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パーフェクト・ゲッタウェイ

2010-03-06 17:50:25 | 映画【は行】
先週この映画を観に行ったんだけど、上映が始まって約40分程してから映像が突然ブツンと切れたの。
何が起こったんだろう???―と思っていたら、、、なんと映画館のある施設全体が停電
になったらしく、ボーリング場やゲームセンターなどの他の施設まで機能がストップ
いつ復旧するか分からないということで、映画が面白くなりそうな時に払い戻しして帰ったのでした。
ということで、、、
リベンジ

【story】
ハネムーンでハワイを訪れたクリフ(スティーヴ・ザーン)とシドニー(ミラ・ジョヴォヴィッチ)のカップル。彼らはカウアイ島で2日間歩かないとたどり着けないという、ハワイで最も美しいと言われるビーチに行くためにトレッキングしていた。そんな中、「オアフ島で新婚カップルが惨殺され、犯人のカップルはカウアイ島に渡った」というニュースを聞く。道中、ニック(ティモシー・オリファント)とジーナ(キエレ・サンチェス)、ケィル(クリス・へムズワース)とクレオ(マーリ・シェルトン)というカップルに出会ったクリフたちは、疑心暗鬼に陥っていくが―
     監督 : デヴィッド・トゥーヒー 『リディック』『ビロウ』

【comment】
まずまずのサスペンスでした~

それにしても参ったなぁ~先週ある程度を観ていたので、最初の方で寝そうになったわん。
「伏線を見抜いてやる~」と意気込んでいたのに、、、
 
さて、コチラのカップルは新婚ホヤホヤハネムーンでハワイにやってきました~
二人のラブラブぶりをビデオに収めたりしながらルンルンしておりますが、せっかくのハネムーンに水を差す出来事が、、、それは新婚カップルが惨殺された―というニュース。
 
殺人犯は男女二人組―という情報が入ったのも束の間、ヒッチハイクをしてきた身なりからして怪しげなカップルに出会ったり、何度も危険を潜り抜けてきたという男・自称ジェダイことニックとヤギを手際よく解体する女・ジーナのカップルに出会い、ただならぬ危機感を抱きますが―って感じの話ですぅ~
 
先にも申し上げましたが、まずまずのサスペンスでした~
この映画は、ラストのどんでん返しを楽しむ映画だと思うので、ネタばれ厳禁の精神にのっとって、ストーリーについてはこれ以上触れませんが(笑)、映画後半でガツンとネタバレ致しますのでご安心を(笑)
ネタばれ後からは、今まで観てきたシーンとは違う空気になって、役者さんの表情もガラリと変わります。個人的にはソコが見所かも―って思いましたね。
で、、、その時からのドキドキ感が個人的には半端なかったですぅ~
というのも、、、「もしかして究極のバッドエンドになっちゃうかも?その方が映画としてインパクトが強いし、、、」なんて想像しちゃったもので、心臓がバクバクして(注:バッドエンドが苦手なの)ハッピーエンドになって欲しくて、映画館が空いていたのをいいことに、両膝を抱えながらビクビクして観ていました~
まぁ~結果的にはハッピーエンドだったのでホッとしました
内心ありきたりになるなぁ・・・と、我儘な物足りなさも過りましたが(笑)
 
さて、俳優さんたちについて言及しますと、ティモシー・オリファントがスゴク良かったです個人的にはミラよりも存在感を感じました。
いかにも怪しげなニタニタ笑いの表情と、ネタばれ後の表情では顔が全然違うんだもの~
彼の主演作『ヒットマン』も何気に好きだったし、俳優さんとしてちょっと気に入っているのかも

ミラですが、可愛い新婚さんって感じが良かったですね。後半ではアクションも見せてくれたし、、、
でもなぁ~先日の『THE 4TH KIND』といい、、、なんかイマイチB級なんですよね~作品が。そんなに惹きつけられる演技も見せてくれなかったし、、、
 
それと、最後のどんでん返しのオチについてですが、、、
個人的には無理矢理のこじつけに思えて、ちょっとスッキリしなかったですぅ~
説得力がないというか何というか、、、ミラの最後の決断にも違和感があったしなぁ~
まぁ~期待値低めでサラリと観れば、それなりに面白いとは思いま~す(3.5点)
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コララインとボタンの魔女

2010-03-04 14:35:35 | 映画【か行】

1コマごとに人形やセットを動かしながら撮影するストップモーションアニメということで気になっていました~
3D吹き替えで鑑賞です―
【story】
コララインは両親と新しい街に引っ越して来るが、二人とも仕事が忙しくてちっとも自分にかまってくれず不満に思っていた。コララインは退屈しのぎに築150年のアパートの探検を始め、その最中にレンガで封印された小さなドアを発見するが―
     監督 : ヘンリー・セリック 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』

【comment】
素晴らしい世界観に魅了されました~
子どもに振られちゃったので(笑)一人で観に行きましたが、これは息子たちも気に入ったと思うなぁ~『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』もお気に入りだし。

コララインの表情の種類は20万7336通りもあって、1分14秒の映像を作るのに1週間もかかって、、、気が遠くなる程手間が掛っている―と聞いていましたが、改めてビックリでしたね。

で、、、キャラクターやセットのデザインを担当するコンセプト・アートを手掛けたのが、日本人の上杉忠弘さんだそうですね~スゴイです
 
さて、ちょっと生意気な女の子コララインは、両親と築150年のアパートに引っ越してきた。
新しい土地でちょっぴり不安だし、親友とも離れ離れになったのに、両親は仕事・仕事で全くかまってくれず、話すら聞いてくれないぷりぷり
しかもママはご飯を作るのが苦手で、食卓にはパパが作る不味い料理が並ぶだけげんなり
庭は雑草でボーボーだし、知り合ったばかりのワイビーって男の子はストーカーみたいだし、同じアパートの住人も変だし、新しい学校の制服は地味なグレーだし、可愛いなぁ~って思った手袋さえ買ってもらえない、、、
ああ~んつまんない、つまんない、つまんないぷんぷん
 
そんな時、不思議なドアを見つけちゃったの、、、何で煉瓦で塞がれているの
ある夜、そのドアをネズミが通ったのを目撃したコララインは、恐れもせずにドアを通り抜けた―
 
そこを抜けると・・・
 
摩訶不思議な世界があったのよ~
ママがお料理作ってるっ パパがピアノなんか弾いてるっ
でも、、、
この二人ったら変っ 目がボタンだぁ~
絶対に変、、、なのよ。変なんだけど、、、この世界のパパとママはとっても優しいしぃ~お料理は豪華だしぃ~
 
庭だって完璧に綺麗だしぃ~何もかもが楽しいしぃ~
退屈な毎日よりもコッチの世界の方が断然いいじゃん。自由に遊びに行けばいいのよイヒ
 
だぁ~けぇ~どぉ~そんな都合のいいことなんてそうそうないのよ、、、少年少女の皆さん
そこは“ボタンの魔女”
が作ったマヤカシの世界だったんです~
コララインは最初っから魔女の罠に嵌められちゃっていたわけで、、、
コララインに、「コチラの楽しい世界に住むには目をボタンにしなくちゃーいけないのよん。さぁ~どうする?」なんて選択を迫ってくるのです。
おお~まるで現代の悪徳商法のような手口ではあ~りませんか
 
で、、、知恵のあるネコちゃんと協力して、こんな変な世界とは縁を切りたいコララインだったけど、、、本当の両親は魔女に捕まっちゃうし、昔魔女に捕まった目がボタンの子どもたちの亡霊から自分たちの眼を取り戻して欲しいと頼まれるし、、、
さあ、、どうするコラライン?
 
・・・という事で、お話はいたってシンプルで、そんなにハラハラすることもなく(笑)想定内の展開で、可もなく不可もなくって感じでしょうか。
ただ、個人的に一つ残念だったのは、コララインが可愛く見えなかったこと。
外見がどうの・・・ではなくて、性格的に『ライラの冒険 黄金の羅針盤』のライラを思い出すキャラだったんですぅ~(あら?これってライラの悪口?・汗)
可愛げが薄いというか、、、捻くれているというか、、、最初に変な世界に行った時に普通はギャ~」となると思うんだけど、アッサリ順応して楽しんじゃっている辺りにどうも違和感があって、、、
物語の内容で、私は、『千と千尋の神隠し』や『クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険』なんかを思い出したんだけど、不思議な世界に行っちゃったら、千尋のように怖がったり不安になったりするとか、しんちゃんのようにノリで乗り切るとか、、、色んな反応があってOKなんだけど、まぁ~コララインの個性なのでしょうが、それが私には合いませんでしたね。
・・・ってなわけで、コララインという女の子に魅力を感じませんでしたが、美術の素晴らしさにはうんと魅せられました。
     コララインのセットやお人形で遊ぶと楽しそう   (3点)

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’10.2にDVD等で観た映画★気ままにサクッとご紹介★

2010-03-02 08:45:00 | 旧作映画ミニ紹介
旧作DVDの鑑賞メモコーナーで~す
『失われた肌』 監督:ヘクトール・バベンコ 出演:ガエル・ガルシア・ベルナル
「幼馴染が結婚。12年の結婚生活の末に離婚した。男はとっとと新しい恋に踏み出すが、女は男に未練タラタラで付き纏う・・・。男はいつまでも元妻の影から逃れられず―」って感じの話。
で、、、言わんとすることは何となく分かるし、雰囲気も良かったので最後まで見入ったんだけど、、、
時間の経過がイマイチ分からなかったり、置いてけぼりのエピソードなんかもあってチョイ混乱したわん。もうちょっとのところで好みからズレていたかなぁ~ (2.5点)

『ハンティング・パーティ』 監督:リチャード・シェパード 出演:リチャード・ギア テレンス・ハワード
かなり面白かったんだけど、、、感想を書きそびれた(汗)
実在のジャーナリストの実話を基にしていて、2000年のサラエボを舞台に、国連もCIAも捕まえられない戦争犯罪人を命知らずな報道マンが追うストーリー。
社会派ドラマでありながら結構コミカルで面白かったですね。
個人的に、ラストがチョイ腑に落ちなかったんだけど、一見の価値アリかな (3.5点)

『アリスの恋』 
監督:マーティン・スコセッシ 出演:エレン・バースティン クリス・クリストファーソン
ベルモンドさんからご紹介頂きました~ ≪オススメ映画⑥≫
「夫を突然の事故で亡くしたアリスが、息子と共に故郷へと向かうロードムービー。お金のために歌手やウエイトレスをしながら故郷へと向かうアリスは多難続きで・・・」
面白かったですアリスの心の動きが、女性目線からするとスッゴクよく分かるの~コミカルだったり、ジーンとしたり、ちょっと呆れたり(笑)、、、かなり引き込まれました。それから子役でジョディ・フォスターが出ていてビックリ出番は少ないんだけど印象的でした~ (3.5点)

『永遠のこどもたち』
 監督:J・A・バヨナ 出演:ベレン・ルエダ
スペインのホラー映画。評判がいいようなので気になっていました~
「孤児院育ちのラウラが、閉鎖されていたその孤児院を買い取り、夫と息子とともに移り住みますが、ある日、息子が忽然と姿を消してしまって―」
観ていて、なんとなく『アザーズ』を思い出しました。独特の怖さと美しさがあり、最後まで惹き込まれましたが、、、あまりにも切ない結末で、ちょっと心が沈みこんでしまいました。ラストに温かさを感じる方もおいででしょうが、個人的には立ち直れないくらい哀しくなってしまったなぁ~ (3点)

『バッファロー’66』 監督:ヴィンセント・ギャロ 出演:ヴィンセント・ギャロ クリスティナ・リッチ
「5年の刑期を経て出所してきたビリーは、そのことを両親に隠しており、結婚して遠くにいると報告していたため、苦し紛れに通りすがりの女・レイラを拉致して両親の元へ連れていくが―」って感じの話。
好き嫌いが分かれそうな一風変わった映画だったけど、私は好きでした~
神経質でスグにブチ切れそうなビリーが、本当は繊細で優しいんだなって感じ取れるところがツボ。また、何も考えていなさそうなレイラが、妙~に温かな空気を持っている女性なので可笑しくって、、、二人のやり取りに何度もクスッて笑っちゃった~他に類を見ない変わったカップルが可愛かったなぁ~ (4点) 

『マンデラの名もなき看守』 監督:ビレ・アウグスト 出演:ジェセフ・ファインズ ダイアン・クルーガー デニス・ヘイスバード
先日『インビクタス~』を観た時に、沢山の方にオススメ頂きました~
とても静かな映画でしたが、マンデラと看守の心の交流に胸を打たれました。 (3点)

『あの頃ペニー・レインと』 監督:パトリック・フュジット ケイト・ハドソン
以前から観たかった映画です。
15才のウィリアムが、ライターとして取材でロックスターのツアーに同行する青春音楽ムービー。
さもない話なんだけど、キャラクターがいいせいか面白かったです。ところどころに笑いのツボがあったなぁ~結構好きかも (3点)

『ひまわり』 監督:ヴィットリオ・デ・シーカ 出演:ソフィア・ローレン
「ナポリの女性ジョヴァンナは、ソ連戦線に送られて以来、戦後も行方不明になった夫を探すことを決心する。だが、探し当てた夫は、シベリアで結婚していて―」という映画。
お友達に薦められて観ました。美しい音楽がずっと耳に残りました。そして哀しい話も。
1970年の映画なので古さはありますが、いい映画だと思います。
日本でも戦地に行った夫が別の女性と結婚して―という話はありましたよね?戦争が引き起こした悲劇に胸が痛みました― (4点)

『ハンサム★スーツ』
 監督:英勉 出演:塚地武雅 谷原章介 北川景子
ブサイクでモテない男が“ハンサム・スーツ”を着てモテモテのハンサム男に変身するドタバタコメディ。
TV放送で観ましたが、思いの外面白かったです~ (3.5点)

『モーリス』
 監督:ジェームズ・アイヴォリー 出演:ジェームズ・ウィルビー ヒュー・グラント
「ケンブリッジ大学へ進学したモーリスはクライブとホモ・セクシャルの関係になるが、やがてクライブは弁護士になるため、モーリスとの関係を清算するが―」
ふふ・・・ふふふ・・プラトニック・ホモの映画で~す以前から気になっていた映画をやっと観ました。で・・・ヒューが美しかったですぅ~あとモーリスとクライブの純真な気持ちが痛々しかったですね。 (3.5点)
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