★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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マイケル・ジャクソン THIS IS IT

2009-10-30 00:05:05 | 映画【ま行】
2009年6月に急逝したマイケル・ジャクソンによって、死の数日前まで行われていたコンサート・リハーサルを収録したドキュメンタリー―
   監督 : ケニー・オルテガ 
『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』

【comment】
公開2日目に観に行きました。劇場は前3列を除いてほぼ満員。コチラの劇場では珍しいことです。
私は、新型インフルにより2度目の学級閉鎖でダラけっぱなしの息子(涙)と観に行きましたが、息子ともども感動しました―
 
本当に素晴らしかったですマイケル
晩年の彼は、スキャンダラスな面だけが面白可笑しく取り沙汰されてばかりいましたが、、、それがつくづく残念です。
マイケルの歌声、ダンス、そして愛に溢れたメッセージの数々に圧倒されました―
 
映画の監督であるケニー・オルテガは、マイケルの幻となったロンドン公演の監督も務めていて、百時間以上にも及ぶリハーサルと舞台裏の貴重な映像を纏め上げてくれましたが、マイケルへの愛、そしてマイケルのファンへの愛をつまびらかに魅せてくれました。
また、監督やスタッフと最高のステージを作ろうと、何度もハードなリハーサルを重ねるマイケルの姿には終始胸を打たれました―
 
きっと世界中が驚くコンサートになったはずなのに・・・それを目前に急逝したことはさぞかし無念であったろうと思います。
マイケルと同じステージに立つためにオーディションを受けた方々を含め、コンサートに関わった多くの方々にとってもショックは大きかったことでしょう。
このようなドキュメンタリー映画という形で、世界中が、シンガーとしてのマイケル、ダンサーとしてのマイケル、そしてクリエーターとしてのマイケルを感じ取れたことは、せめてもの救いかもしれません、、、
 
2週間限定の公開なので、ご都合がつく方は、マイケルファンもマイケル初心者の方も是非観に行かれることをオススメします。
 『地球温暖化を4年で止めよう』
 『地球を癒そう HEAL THE WORLD』
マイケルの遺志を魂で感じるでしょう―

尚、この映画にとても点数はつけられません

さて、余談ですが、、、マイケルを見ていて、何故かリュック・ベッソン監督の『フィフス・エレメント』を思い出しました。
 至高な存在。地球を守るための第5のエレメント。
マイケルは、地球を平和にしたい、世界を一つにしたい―という願いを音楽という形で実現しようとした至高な存在だったのかもしれません。
どうか天国で安らかに―

MICHAEL JACKSON THIS IS IT MOVIE NEWS FEATURETTE HD
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【本】他人事

2009-10-28 12:35:55 | 本【小説・日本】

           『他 HITO GOTO 事』          平山夢明      集英社  
【comment】
こちらは、平山夢明さんの短編集で、14編のお話が収められています。
少し前に、古本屋さんで見つけまして、装丁に惹かれて購入致しました。
が、、、
   
その装丁が怖くって、なかなか読めなかったわ~んぶるぶる・・・
だって、見て頂戴な、女の子の絵を。
テーブルの上には木苺らしきものがあるけど、、、あの女の子ったら、何だか人でも喰ったみたいな目つきじゃーあ~りませんかきっと隠した左手に、、、人の首でも持ってるんじゃないのってな妄想で、本を持つだけで気持ち悪くなっちゃって、、、ああ嫌だ嫌だ。怖い怖い。嫌だ嫌だ。見るな私を、、、と思いながら読みました―

で、、、本の中身ですが、気持ち悪いのよ、これも鬱々・・・
どうにもこうにも救いのない、少々悪趣味の域に入っているお話が14編。
ジャンルでいったらホラーなんでしょうか?でもなぁ~怖いっていうよりは気分が悪いっつぅか、なんつぅか、、、丁度いい例えが見つかりませんが、読んでいるうちに自分の目がどんよりとしていき、頭の中に靄がかかるのは感じましたね。

ではでは、皆さんも道連れに―って事で(笑)、私が、興味を惹かれてしまったお話をご紹介させて頂きたいんだけど、短編って粗筋を伝え難いのよね。最初の一文からニュアンスっちゅうものが重要になってくるから。だからタイトルとショート紹介に止めますね~

*他人事 
結末がまるで映画の『SAW』みたい。崖から車が転落して瀕死の重傷を負ったカップルに近づいてきたアンビリーバボーな男の話。
*倅解体
引き籠りで、暴力的な息子を殺して解体しようとする夫婦の話。
*たったひとくちで
娘を誘拐した―という男が訪ねてきて、娘を返して欲しければ、自分の作ったシチューを食べるように―って話よ。・・・・・これは想像しやすいよね?(汗)
*おふくろと歯車
ヒロ君とチャコが、チャコの義父に暴力を受けて逃げ出すんだけど、、、グロイんだけど切ない話。
*クレイジーハ二ー
これはSF。かなり面白かった。下品なところもあるけど、一番好みだったかな。
*ダーウィンとべとなむの西瓜
これも切ない。淡々としていたのに、最後にグッときた。
*人間失格
タイトルの通り、太宰治『人間失格』をパロってるんだけど、、、予想外な展開に。
とにかく変な話ばかりなの(笑)でも7編も紹介しちゃったわ~結構好きなんじゃない?私

でね、、、この方の書くお話って、ただ怖いとかじゃーないんですね。始まりからは予想もつかないヘンテコな方向に話がいったりするんですよ。その居心地の悪さに顔を顰めながらも読んじゃうわけです。こんなの、、、悪趣味ぃ~とか思いながら。
えっと~決してジャンルが同じと思ったわけでもないのですが、乙一さんのホラーだと、じわりじわりと胸に迫ったり、ザワザワとした怖さで鳥肌が立ったりするのですが、平山さんのこのホラーはチョイ違って、「なんじゃーそりゃ?」とか、「何だったんだ?」とか、「この局面でフザケテいるのか?」とか「キモ変だろ?それ」とか、、、一種異様なものがあるんですよ~
う~~~ん、誤解を招きそうなのですが、映画で言うと『グラインドハウス』の2作品(『プラネット・
テラーinグラインドハウス』『デス・プルーフinグラインドハウス』)に通じるものがありましたね。訳分かんない意味不明な怖さというか、可笑しさというか、、、
だもので、これを短編映像のオムニバスにすると、、、一部の層で異常に支持を得る映画になるかも―と思いました~             (3点)

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きみがぼくを見つけた日

2009-10-25 13:33:00 | 映画【か行】
秋には恋愛映画がお似合い―ってことで観て来ました~
【story】
時空を旅する運命を背負うヘンリー(エリック・バナ)は、どんな時にどの時代のどこへ飛ぶのかは自分で選べない。秘密を抱えた孤独な人生を送る彼は、ある日、旅先の過去で、一人の少女に出会う。やがてヘンリーは、少女から美しい心の女性へと成長したクレア(レイチェル・マクアダムス)といつしか愛し合うようになるが―
     監督 : ロベルト・シュヴェンケ

【comment】
『ゴースト/ニューヨークの幻』の脚本家、ブルース・ジョエル・ルービンが脚本を手掛け、製作総指揮にはブラッド・ピットも参加、原作はアメリカで大ヒットした純愛小説―ということで、期待して観に行きましたが、、、個人的には可もなく不可もなくってことでフツウだったかなぁ~
 
主演のお二人は良かったと思います
エリック・バナは、個人的にはごっつくて精悍なイメージがあるので、恋愛映画にハマっているのだろうか?ってな疑問もありましたが(汗)、ヘンリー役はなかなか良かったのではないかしら。
レイチェル・マクアダムスは、とってもキュートでクレア役にピッタリ
レイチェルの『きみに読む物語』が大好きな私は、やっぱり彼女はこういう恋愛映画で魅力を放つなぁ~と思いました。
 
でも、、、あらすじを考えても、とってもロマンチックで切なくて胸キュンな予感があったのに、何故だか観ていてちっともそういうモードになっていかなかったのですぅ~
よくよく映画を思い返せば、『ベンジャミン・バトン数奇な人生』にも通じるような愛の物語なんだけど、、、観ている間は、そんなに気持ちが乗りませんでした(汗)

ヘンリーは遺伝的要素が関係しているらしいタイムトラベラーで、幼い頃から、時と場所を選ばずにガンガン行き先不明でタイムトラベルしちゃいます。
で、、、洋服などはタイムトラベル出来ないために必ず素っ裸のヘンリー、、、まぁ~どうでもいいことですね、それは
そして、ヘンリーは6歳の頃のクレアに会います。
クレアが、突然現れて目の前で消えた謎の男に小さな恋心を抱くのは必然で、、、
この時からクレアはヘンリーに会えることを楽しみに生きていくのです。
ある時、成人したクレアと同じ時空で出会ったヘンリーは、クレアと恋に落ちて結婚するのですが―
・・・ん?ちょっと待てそんなに単純なストーリーじゃーないような気が
とにかくヘンリーは行ったり来たりと忙しい神出鬼没なタイムトラベラーですから、色々あるんだけど、、、
う~ん、その色々の過程にちょっとロマンが足りないと思っちゃったわん。
お話的には結構好きなはずのジャンルなんだけど、単調な気がして、切なさや哀しさも感じられず、早く終わらないかなぁ~なんて考えちゃったりして
 
思うに、色々哀しく切ない要素があるのに、イマイチ中途半端な描き方だったのではないかなぁ~
*ヘンリーは、行く時と場所を選べないし、運命を変えることも出来ない。
*ヘンリーは、遺伝的なタイムトラベラーなので、子どもにも遺伝する。
*ヘンリーは、クレアに待つだけの人生は送ってもらいたくないと考えている。
*クレアだけがヘンリーを受け止めて愛してくれる―二人は運命的な恋人。
ってな要素があるんだからさぁ~、「あ~ん、どうか幸せになってぇ~」とか「何て可哀想なのっ」とか悶絶しても良さそうなものなのに、それがなかったなぁ~
 
個人的には、ヘンリーの運命を変えるために誰かが奔走するーみたいなエピソードがあった方が盛り上がった気がするなぁ~
ただただ受身のタイムトラベルなので、ハラハラしないで淡々と観ていたわん。
原作だと胸キュンなのかな?       (3点)
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ファイナル・デッドサーキット3D

2009-10-22 17:35:57 | 映画【は行】

『ファイナル・デスティネーション』と『デッドコースター』は観ました~DVDでで、、、結構好きだったのよ。
だけど、流石にワンパターンだろうと思って『ファイナル・デッドコースター』は未見。
それなのに、何故今回わざわざ劇場鑑賞しちゃったのかと言うと、やっぱり
3Dで体験したいって一心でですぅ~
でも、ビビリの私が一人で観に行けるはずもなく、お友達を強引に誘って行きました~

【story】
ガールフレンドのロリ(シャンテル・ヴァンサンテン)ら友人たちと訪れていたサーキット場で、レースカーがクラッシュして炎上し、会場が惨劇の舞台になるという予知夢を見たニック(ボビー・カンポ)。周りにいた数名とともにサーキットを離れ、難を逃れたニックたちだったが、死の運命を免れることはできず―
     監督 : デヴィッド・R・エリス 『セルラー』『デッドコースター』

【comment】
  3Dで観るショッキングホラー映画って楽し~い

だけど、、、鑑賞後、ほんの数時間で何の記憶も残っていない
 
                             
今回、予知夢を見るのは右端の適当なイケメン、ニック君。
一緒にサーキットに来ていた仲間と数名の命を一旦救うことになる。

 ←タイヤが女性の頭に・・・
だが、、、死の運命からは逃れられないのだぁ~奇跡の生還を果たした者を、死がスンゴイ執念で追っかけてくるのであった―
ああ~皆はどんな最期を迎えてしまうのか?
 
とにかく3Dなわけだから、「いつ、何が、どんな風に飛び出して見えるんだぁ~」って期待感でずっとワクワクしっぱなしでした~ビビリながらも期待しちゃうの。そう、やっぱりジェットコースター系のアトラクションに期待するのと同じような感覚よね。
で、、、いざ飛び出して見えると、「キターーー」って感じでブルンブルン震えて怖がりながらも密かに満足感もあるわけよ(笑)
で、、、大したことがなかったするとテンションが下がったりして(笑)
だから、内容なんてあまり注意を払わなかったなぁ~登場人物の名前だって覚えちゃいない(汗)

首がグショっとぶっ飛んだり、体がべチョって分解したりすると、「グロイ~悪趣味~もうイヤっ」って言いながら喜んでいたりもする私、、、
う~~~ん、“怖がり”って看板をそろそろ降ろさなくちゃーいけないかもしれない
 
そんなこんなで結構映画はエンジョイしました~
だけどね、冒頭でいったように、記憶には残らないわけよ。
一生懸命映画を作って下さった方々には申し訳ないのですが、観る前から中身じゃーなくって、グロ&エグ&ドピャーンな死に様を求めていたみたい。
それにしても、今回はそれがもっと顕著だった気がする。シリーズ4作目ともなるとパターンが分かっているせいもあるだろうけど、前は、死の運命から逃れられないことに同情して、何とか生き残る方法が見つかりますように―って願った記憶があるんだけどなぁ~
今回はそれがゼロで(残酷な私・汗)、予知夢のグロさを観て「ギャー」となり、ふと現実に戻って「ふぅ~」と一息つき、また死の運命が動き出すと「ぎゃー」となり、、、の繰り返しの90分でした~

一度体験するのもいいかもで~す。但しお値段が2000円だと高いかも。
私はサービスデイの1000円+300円で観たので、そんなに高くは感じなかったけど、2000円は出したくないです(笑)

それから、吹き替えはかなり酷かったですぅ~
吹き替えが良かったら、もっと恐怖感を煽ってくれたと思うんだけど、、、学芸会のノリだったのは残念                      (3点)

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【本】テンプル騎士団の古文書(上下)

2009-10-21 07:25:00 | 本【小説・海外】

   『テンプル騎士団の古文書』上下巻   レイモンド・クーリー   ハヤカワ文庫
【comment】
久しぶりに海外の歴史ミステリに手を出しました~
『ダヴィンチ・コード』(ダン・ブラウン)にハマって以来、何作かそういう系を読み漁ったんだけど、ダン・ブラウンの小説よりも面白いものに当たらなくて、いつしか醒めてしまっていたんですが(汗)、、、本の帯に、
『ダヴィンチ・コードが書ききれなかったテーマに正面から挑んだ心意気。とんでもない作家が現れた!』
『なにより読み進めるうちに線が点となるこの構成力!すごい作品だ!!』
って書いてあるんだもの~信じやすい私としては手を出したくなるじゃーないの。
オマケに、かねてより興味津々の“テンプル騎士団”がタイトルでしょう?
「失敗してもいいや」と思って読んでみました

で、、、ちょいと失敗だったかも~・爆

  -story-
≪上巻≫
ヴァチカンの至宝展が開催されるメトロポリタン美術館。そのオープニング・パーティで事件は起きた。中世ヨーロッパで栄華を誇ったテンプル騎士団のマントと甲冑を身につけ、馬に乗った四人の騎士が美術館に乱入、破壊の限りを尽くしていったのだ。騎士の一人が展示物の暗号機を奪うのを目撃した女性考古学者のテスは、事件とテンプル騎士団の関係を調べ始める。だが、その裏で美術館の襲撃者が次々と殺されていった―
≪下巻≫
美術館襲撃と連続殺人事件の捜査をFBIが進める中、テスは美術館襲撃の首謀者によって囚われの身となった。首謀者は意外な人物で、テンプル騎士団の秘宝を記した古文書を解読するため。暗号機を奪ったのだった。からくも逃げ延びたテスは、FBI捜査官とともに秘宝を追ってトルコへと向かう。だが、美術館襲撃の首謀者と巨大な勢力が追ってきた!中世と現代を結ぶ大いなる謎。知的興奮を呼び起こす冒険サスペンス巨編―
                                 (*上下巻とも裏書きを引用)


う~~~ん、、、実は上巻途中まではかなり面白かったのよ。
だけどねぇ~どんどんどんどんどんど~ん
物語が暴走していった気がして、、、
いや、、、だからといって破綻していたわけでもないんだよなぁ~
ただねぇ~ドカ~ンとかなりインパクトのある最初の美術館襲撃事件やご丁寧に背景が説明された沢山の登場人物が、どんどんどんどんどんど~ん忘れ去られて、中盤辺りから加速的にどんどんどんど~ん物語の路線が別方向にいって、、、「何じゃーこりゃー」状態だったかなぁ~

でね、、、この小説ってまるで海外ドラマを観ているようだなぁ~って思ったの。
海外ドラマでありがちなんだけど、人気が出た途端に超~バージョンアップして(笑)、観ている間は面白いんだけど、同時に「どうやって収拾つけるんだろう?」と不安にもなっていく。すると尻つぼみでいきなり最終回かよっ!みたいな感覚よ(笑)
そうしたら作家さんってば、元々ドラマの脚本家さんだそうで。
で、、、これは実際にドラマ化もされているそうで。
はは~ん、それならば頷ける、、、ゴージャスなんだけど安直ってところがありました~

でも、魅惑の“テンプル騎士団”の歴史についてはかなり分かりやすく纏めてあったと思います。
イマイチ分かり難かった“テンプル騎士団”の発祥と壊滅についてや、錬金術を含む伝説の数々が素直に頭にインプットされました~
だから読んで良かったとは思ったの。

物語の構成も悪くはなくって、<テンプル騎士団が壊滅に追い込まれた当時のお話><美術館襲撃犯とFBI><ヴァチカン><主人公テス>、、、それぞれの視点で場面が切り替わり、なかなか興味を引いたんです。
でも、同じようなテーマと構成でフリア・ナバロの『聖骸布血盟』があるけど、そちらの方が面白かったかなぁ~

さてさて、本作で1番困ったちゃんだったのは、事件物から遺跡発掘ロマンスへ―といく過程がご都合主義だったこと、登場人物たちの役割に説得力がなかったことです。
特に主人公の考古学者テスの思考や行動が浅はか過ぎ、自分勝手過ぎ、無鉄砲過ぎることには興醒めで腹が立ち、「バッカじゃないの、この女」って何度も何度も思っちゃいました~

それでも、キリスト教の根幹を根こそぎひっくり返す壮大な物語を匂わせていたので、一体どういう風に収拾をつけるのかと最後まで我慢して読んだんだけど、、、「そ・そんな終わり方にするの?」的なガックリ感を味わいましたとさ、、、チャンチャン     (2.5点)    

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あなたは私の婿になる

2009-10-19 17:15:00 | 映画【あ行】

楽しそうなラブコメっぽいので楽しみにしていました~
【story】
ニューヨークの出版社でやり手編集長として恐れられているマーガレット(サンドラ・ブロック)は、ある日突然窮地に陥る。カナダ人の彼女はビザの問題で国外退去を命じられ、失業を免れるためそこに居合わせた自分のアシスタントのアンドリュー(ライアン・レイノルズ)と結婚すると爆弾発言。その結果、週末に彼の実家のあるアラスカへと飛ぶハメになる―
     監督 : アン・フレッチャー 『幸せになるための27のドレス』

【comment】
軽~く楽しめるラブコメでした~ 面白かったで~す
 
出版社編集長のマーガレットは、部下から“魔女”と呼ばれて恐れられているアラフォーキャリアウーマン。
仕事に邁進する有能な彼女は、トントン拍子に出世街道を歩んでいたはずだったが、、、ある日突然上司から国外退去を命じられる。
なんとカナダ人の彼女は、ビザの申請でポカをやってしまったのだ―
その大ピンチの時に居合わせたアシスタントのアンドリューを見て、マーガレットは究極のアイデアを思いつく。
 「私とアンドリューは結婚しますっ
 
唐突な結婚話に、一体何が起こっているのか混乱するアンドリューに、マーガレットは自分たちは運命共同体なのだと思いこませ、アンドリューの昇進を条件に結婚を命じる。
だけど、“偽装結婚”とバレたらアンドリューは刑務所行き。そしてマーガレットは強制的に国外退去させられる。
この降ってわいた不自然過ぎるカップルの結婚が、愛によるごくごく自然な流れだ―と周りに思わせるために、いざアンドリューの実家アラスカへ向かう二人だったが―
 
さてさて、ブログを始めてから何本かラブコメを観ましたが、気のせいでしょうか?最近めっきりとラブコメがワンパターン化しつつあるような、、、
あんまり印象に残っているラブコメ映画ってないのよねぇ~

で、、、コチラも“ザ・王道”でございまして、予想通りに恙無く物語が進んでいきました。
だから、それほどドキドキしたりワクワクしたりもなかったし、笑いの方も想定内過ぎて、そんなに爆笑もなかったけど、、、それでもなかなか面白い類のラブコメだったかなぁ~
個人的にキャストがお気に入りだったので、そこそこ楽しめたのかな
 
サンドラ・ブロックは『スピード』の時から好きなので、彼女が演じるマーガレットも好意的に観れちゃった~
・・・・・・・まぁ~言いたくはないのですが、サンドラの素っ裸シーンでは、笑いよりも一抹の寂しさのような想いが過りましたが、、、彼女も40代ですものねぇ~むにゃむにゃ・・・

それからスカちゃん旦那のライアン・レイノルズ君ですが、先日も『ウルヴァリン』に出ていましたね~
実は私、結構彼がお気に入りなんですよん。
以前『スモーキン・エース』の時にも言及したんだけど、FOXドラマの『ふたりの男とひとりの女』に出ている時に目をつけたの~外見は好みじゃーないんだけど、彼のセリフの間が好きなんです。コメディが上手い俳優さんだと思うのよねぇ~

ってなわけで、二人の演技は観ていて気持ち良かったし、息もピッタリだったと思うわん。
それに、アンドリューのママやおばあちゃんのキャラもベタだけどいい味だったと思う。

 
だけど、どうしても一つ気になったことが、、、
いくらマーガレットが魅力的だったとしてもですよ、、、
  20代の男が40代の女に、んな簡単になびくかね?
愛を感じるようになるまで僅か3日って短かった気が、、、
そんな羨ましい状況になるならば(笑)、もう少し長い期間で、二人が惹かれあっていく様がじっくりと見たかったですぅ~
徐々にお互いの気持ちに気づいてですよ、、、笑いの中にもちょっとロマンチックじゃなぁ~いみたいな感じで胸キュンしたかった、、、ははは妄想が入っていますね、私・爆
この二人ならそれを心地よく見せてくれた気がするんだけどなぁ~ (3.5点)

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カイジ 人生逆転ゲーム

2009-10-15 10:23:45 | 映画【か行】

勝手に≪日本の若手俳優の主演映画『TAJOMARU』『カムイ外伝』と『カイジ』を見比べよう祭り≫第3弾―
【story】
フリーターの伊藤カイジ(藤原竜也)は、友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまう。そんな彼に金融会社社長の遠藤(天海祐希)は、一夜にして大金を手にできる船に乗ることを勧める。その船で奇想天外なゲームをするはめになったカイジは、人生を逆転するための命懸けの戦いに挑むが―
     監督 : 佐藤東弥
     原作 : 福本伸行

【comment】
ダダダダダダダダ(小太鼓の音)・・・
≪『TAJOMARU』と『カムイ外伝』と『カイジ』を見比べよう祭り≫で、私が一番面白かったのは、、、『カイジ』ですパンパカパ~ン

ううう・・・良かった。そこそこ面白くてボーボー
前に観た2作品で、かなりズッコケタので(滝汗)、コチラも楽しめなかったらどうしよう―と思っていたのよ~
でも、映画としての見せ場がちゃんとあってハラハラしたり引きこまれたりしました~
まぁ~根本的なところでイマイチ好きなお話じゃーなかったんだけどそれはそれ、これはこれよ~ん。
原作を全く知らないせいか、どんな展開になるかと思って見入りました~
 
さてさて、グータラ生活を送るフリーターのカイジは、安易な気持ちで友人の保証人になったことから多額の負債を抱えてしまうことになる。
それを告げにきたのは、金融会社社長の怖いお姉さん(遠藤)だった―

いや~~~迫力ありましたよ~天海さん。ドスが効いた声でカイジに詰め寄るんだもの圧倒されちゃった~
 
で、、、ゴミ呼ばわりされ、ぶるぶる震えるカイジの耳元に、ド迫力お姉さんは、「ある船で開かれるギャンブル大会で、もし勝ったら借金がチャラになる―」という上手い話を囁く―

くっわ~ダメよねぇ~世の中上手い話なんてないのよ。
だがカイジは船に向かうのであった今までの人生を変えるチャンスになると思って・・・

そこで待ち構えていたのは、金融会社の元締めの部下・利根川と、カイジのように膨らんだ借金を抱えて返済に苦しむ、所謂“負け組”の男たち―

でね、利根川を演じた香川照之さんが、、、もう最高っ~
良いわ~この方。何をやっても上手くってビックリです。
『20世紀少年』での気弱そうなヨシツネも『キサラギ』でのストーカーにしか見えないオヤジも、そして二枚舌をピョロピョロっと口から出しそうな嫌ったらしい利根川も、、、ピッタリなんだもの~
 
さてさて、カイジが借金苦から逃れるために挑むゲームは<限定ジャンケン>―

・・・ジャンケン?何それ?って思ったんだけど、、、
この辺りから、特殊な漫画チックな世界にどんどん慣らされてきましたね(笑)

そこで見事勝利を掴んだはずのカイジは、仲良くなったオッチャン(光石研)を庇って地下で強制労働させられることになる―
 
ち・地下で強制労働まるで『インディジョーンズ/魔宮の伝説』か~いってな展開でしょ?(笑)
どこまでヘンテコなんだ―と戸惑ったけど、いや、、、原作は漫画だから―と気にせずに鑑賞することにしました(笑)

そこでは松山ケンイチ君(佐原役)が登場で~す
今更言うまでもないけど(笑)Lとライトですよ~ちょっとウキウキ~ 
松山さんは出番が少ないと思っていたけど、結構いっぱいあって嬉しかったな。
 
そして、カイジは、地下労働から抜け出すために<鉄骨渡り>に挑む―

・・・もうあり得ないですから(笑)
ビルとビルの間にかけられた電流の流れる鉄骨を渡るなんて。
渡りきったら1000万円落ちたら死・・・

う~~~ん、、、ここは漫画だからヨシだとしても、ちょっと引っ張り過ぎだったかなぁ~長い長い。途中で飽きちゃった~
やたらと情に訴え咽び泣くカイジとオッチャン、、、実は普段から藤原君の大袈裟な演技がイマイチ苦手な私は(スミマセン・汗)、少し鼻についたかも・・・
 

まぁ~それはさておき、その後はクライマックスの<Eカード>でカイジと利根川が直接対決する―

ここの心理戦は、やはりクドカッタけど(汗)、お二人が上手いのでなかなか見応えがありました~


ってな感じで、娯楽映画として、あまり退屈せずに楽しんじゃいました~
ただ、先にも言ったけど、私、このお話がどうも好きじゃーなくって、、、とことんのめり込めなかったかなぁ~
それはきっと、利根川や遠藤が属していた組織(会社)があまりにもヘンテコだったこと、それから、カイジにインディのように強制労働をさせられている他の人たちを助ける―みたいな期待をちょっと持ってしまったせいかなぁ~
カイジが自分だけ自由になるって辺りがどうもスッキリしなかったんだと思う。
まぁ~
そんな期待をするなんて、それこそ利根川に「甘ったれるな~」とか怒鳴られそうだけど

さてさて、原作ではこの後の続きもあるのかしら?面白いのかな?
          ちょっとだけ興味が湧きました~     (3.5点)       

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ヴィヨンの妻~桜桃とタンポポ~

2009-10-13 16:52:52 | 映画【あ行】

第33回モントリオール世界映画祭、最優秀監督賞受賞作品―
【story】
戦後の混乱期。秀でた才能を持つ小説家でありながら、大酒飲みで、多額の借金をして浮気を繰り返す大谷(浅野忠信)の妻・佐知(松たか子)は、夫が踏み倒した酒代を肩代わりするため飲み屋で働くことに。生き生きと働く佐知の明るさが評判となって店は繁盛し、やがて彼女に好意を寄せる男も現れて佐知の心は揺れる。そんな中、大谷は親しくしていたバーの女と姿を消してしまい―
     監督 : 根岸吉太郎
     原作 : 太宰治

【comment】
原作『ヴィヨンの妻』は読んでいます。
おそらく太宰が自らをモデルにしたであろう小説家・大谷の“しょーーーーーもない男”っぷりが妙に可笑しい短編で、結構印象深いお話でした。

で、、、映画ですが、素晴らしかったです
万人受けするかどうかは分かりませんが(汗)、私にはツボでした―
 
まず、脚本が素晴らしかったと思います
ごくごく短い短編を、こんなに上手くアレンジするなんて、、、太宰ファンの方がどうお感じになるかは分かりませんが、個人的には、原作そのままの世界観で、セリフもかなり引用しながらのオリジナルストーリーとしては最高レベルなのではないか―と思いました。

それから、大谷を演じる浅野さんと佐知を演じる松さんが素晴らしかった

実は、大谷のダメっぷりを演じるのは難しいだろうなぁ~と思っていたんです。
大谷は、ただ“しょーーーーーもない男”ってだけではなくって、そこに知性や、品、それから色気というか、子どもっぽさというか、可愛げというか、、、女が“放っておけないわ~ん”的な魅力を醸し出さなくちゃーですもの(笑)
それを浅野さんがあまりにも上手く演じられるものだから、大谷が「男には、不幸だけがあるのです。いつも恐怖と、戦ってばかりいるのです」とか、「僕はね、キザのようですけど、死にたくて仕様がないんです」とか、「今は責めないでくれませんか」とか、、、手前勝手なセリフを吐く度に、笑う局面じゃーなくても笑いがこみ上げて仕方なかったです。
ホント、この映画でこんなに何度も笑ってしまうとは、、、我ながら驚きました。

佐知は、、、実は原作ではよく分からない女性だったんです。
でも、松さんの佐知があまりにも見事だったせいか、「これこそが佐知なんだ―」とスッカリ思わされました―
 
佐知は、ひょんなことで大谷と結婚し、一男をもうけ、、、元々貧しい家で育った佐知ですが、大谷と結婚してからは、益々
極貧生活に身を置くことになります。
だけど佐知には一種の気品があり、凛とした強さも秘めています。そして大谷を恐れさせるほどに素直です。
それ故か、大谷が金も払わず飲むだけ飲んだ小料理屋で働くようになってから、初めて愛した女性が佐知だった―という工員(妻夫木聡)や、昔佐知が想いを寄せていた弁護士(堤真一)などの男性に想いを寄せられるようになります。
そのお二人と佐知、そして大谷の関係はどこかユーモラスで可笑しく、そして切なく、、、いいエピソードだったと思います。
 
佐知は、大谷のような夫を持ち、ただ流されて、振り回されて、悲劇の渦中にいるようでいて、どこか人生を謳歌しているようで、とても美しい女性でした。
その美しさは、ある人からしたら、しなやかに逞しく生きているからだと捉えるでしょう。またある人は、愛や情が深く、とても誠実だからと捉えるかもしれない。
だけど、私は、佐知は何も考えていなかったように思えました。(あっれ~身も蓋もない・汗)
い・いえ、、、何も考えていないというと語弊がありますね、、、佐知は、どうして大谷のそばにいるのか、どうして大谷を愛し続けるのか、自分たち二人の関係は何なのか、、、本当は分かっていないのかも、、、と思ったんです(滝汗の釈明)
それなのに大谷のそばに居続ける佐知こそが佐知で、、、(しどろもどろ・・・)え~~~上手く言えないのに、中途半端な意見なんか書いてスミマセンです(汗)そもそも夫婦の愛なんてものは、口で説明出来るようなものじゃーないですよねぇ~あはは・・・

それはそうと、佐知は大谷に、「僕は死ぬのが怖い。生きるのが怖い。そして今は佐知が一番怖い」を言わしめますが、まさにそういうところがある女性だと思いました。
えっとぉ~男の人って、佐知のような女性に対して、どこまでも何をやっても許して欲しいくせに、どこまでも何をやっても許されると、、、怖くなってしまうかもしれないなぁ~と思って、、、

う~~~ん、何を書いても自分の真意とズレちゃいますね、困ったもんだ(汗)
とにかく、太宰作品の映画化としても、また、ある夫婦の愛の形を丁寧に描いた作品としても、とても素晴らしいと思います

尚、タイトルの“ヴィヨン”は、15世紀フランスの詩人・フランソワ・ヴィヨンからきています。高い見識がありながら強盗や傷害、入獄や逃亡、果てには放浪、、、と、放蕩な人生を送った方です。
また“桜桃”は大谷を、“タンポポ”は佐知を表わしているそうです。素敵な副題ですね~  
          広末さんがなぁ~イマイチなのよ・汗  (5点)

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私の中のあなた

2009-10-09 18:25:25 | 映画【わ行】

またまた話題作が続々と公開ですね~何本観れるかなぁ~ カイジ、ヴィヨン、ATOM・・・
【story】
白血病の姉(ソフィア・ヴァジリーヴァ)に臓器を提供するドナーとして、遺伝子操作によって生まれた11歳のアナ(アビゲイル・ブレスリン)。彼女はこれまで何度も姉の治療のために犠牲を強いられてきたが、母サラ(キャメロン・ディアス)は愛する家族のためなら当然と信じてきた。そんなある日、アナは姉への腎臓提供を拒否し、両親を相手に訴訟を起こすが―
     監督 : ニック・カサヴェテス 『きみに読む物語』

【comment】
何も言葉が見つかりません―

映画が始まってほんの数分で泣いてしまってから、一度も途切れることなく涙が溢れ続けました。
こんなに哀しくて、こんなに温かくて、こんなに愛おしくて、、、こんなに心揺さぶられる映画は久しぶりです。

ああ~本当に何も言葉が見つかりません。
これは、何の説明も理屈もなしに皆さんにオススメ出来る映画です。

では、私は何を書いたらいいのでしょう?
頭の中では色んな思いがグルグルと巡って、、、とても整理出来そうにないし、、、
ただケイトやアナ、サラにこっそりと声を掛けたいな。みんな優しくて、みんな愛があったよ―って思いを伝えたい―
 ケイト
ケイトは僅か2歳の時から闘病生活をしていましたね。
想像を絶するほど辛い日々の連続だったでしょう。だけど貴女はいつも明るく笑顔でいた―
何が貴女をこんなにも強く優しくさせたのでしょうか。家族を丸ごと包み込んでいた貴女の愛に涙が止まりません―
 アナジェシー
“姉を救うために遺伝子操作で生まれたアナ”―生まれてからずっと姉のために体にメスを入れ、針を刺してきましたね。
そんな運命を自分で受け入れて、自分で切り開いた貴女を私は尊敬します。貴女のとった行動は愛によるものだったことに涙が止まりません。貴女とケイトの絆はずっとずっと永遠です―

ジェシーは寂しい子ども時代を過ごしたのでしょうね。逃げ出したいこともあったでしょう。
だけど、貴方は姉を大切にし、妹を守り、そして両親を思いやる優しい子ですから、これからは自分の人生を大切に生きて下さいね―
 サラ  ブライアン
サラ、、、貴女がどんな手段を使ってもケイトを死なせないと闘った日々は決して間違っていないと思います。愛する娘を救うために周りが見えていないからって、、、誰が貴女を責められるでしょう。
私も自分の子どもが重い病気に掛ってしまったら同じようになるかもしれない。世界中を敵に回したって死なせてたまるか―って思うでしょう。
でも、、、貴女の子どもたちは、いつの間にか貴女を守り、貴女をより大きな愛で包み込んでいましたね。それは貴女が背負い込んだと思っていた荷物よりも大きかったかもしれない。子どもは知らないうちに自分できちんと考えて前を向いていたりする。これからはアナとジェシー、そしてブライアンにもっと甘えてもいいと思いますよ―

ブライアン―貴方の静かな優しさが家族を支えたのだと思います。
これからも家族を支えていって下さいね。
そうそう、、、パーティーに行く時のケイトを見守る貴方の顔が忘れられません。
ケイトはとても綺麗でしたね・・・
 
はぁ~感極まりながら皆に声を掛けてみました。我ながら恥ずかしい(照)

それにしても、この家族は本物の家族のようでした。知らず知らずに誰もに感情移入をしてしまったのは、きっと皆さんが本当に素晴らしかったですね~
 
実は、予告などから、アナが両親を訴える―という衝撃的な出来事が中心に描かれている映画だと思っていたんです。だけど違った。全編に愛が溢れているドラマでした。
それに、アナの弁護士役のアレック・ボールドウィンにもアナの訴訟を担当する判事役のジョーン・キューザックにもちゃんとドラマがあって、、、実に細かいところまで行き届いたお話だったと思います。
 
最後に、、、ケイトには同じ病を抱えたテイラーというボーイフレンドがいたのですが、、、二人の恋は本当に素敵でした。というか、、、出会い方からして気が狂わんばかりに興奮しました。
ケイトがテイラーと出会って本当に良かった―という思いで、泣いているんだか喜んでいるんだか訳が分からなくなりながら目が洪水状態で、、、大変でした。
テイラーは、髪の毛も眉毛もありませんでしたが、『ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ』のジョン役、トーマス・デッカーだと気がつきました。いい役でした・・・カッコ良かった・・・

    テイラー、ケイトを愛してくれてありがとう。きっとケイトを受け止めてあげてね                
                           (5点)

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おくりびと

2009-10-06 21:20:00 | 映画【あ行】

TVで鑑賞―
【story】
楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は、好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざまな境遇の別れと向き合ううちに、納棺師の仕事に誇りを見いだしてゆく―
     監督 : 滝田洋二郎 『バッテリー』

【comment】
第81回アカデミー賞外国語映画賞受賞作やっと観ました~

日本の作品が栄えある賞を受賞したということで、以前から観てみたいとは思っていましたが、今年の春先に義母を亡くした関係で、どう~しても観る気になれず、、、
だけど、地上波の放送ということで、ちょっと観てみようかな、、、って気になりました。
で、やっぱりいい映画だったと思います。

ただですね、個人的には「いい映画だけど普通かなぁ~」って思いました。
巷であまりにも大絶賛されていたので、期待をし過ぎたせいもあるでしょうが、そんなに私の琴線には触れなかった―というのが正直なところです。・・・・・ああ~ん、私って人非人でしょうか?(汗)
えっとぉ~例えは変ですが、以前、秋川雅史さんの『千の風になって』という歌が爆発的にヒットしましたよね?その歌は、私もいい歌だとは思うのですが、そんなにググッとこない普通の歌だと思って聴いていたんです。この映画を観た時に、それと同じような感覚があって、、、「いい映画だけど、好きってほどじゃーないなぁ~」と思ってしまったんですぅ~
私、多分、こういう系の邦画があまり得意じゃーないんですね
 
さて、本作に関してのあらすじは語り尽くされているでしょうし、あまり好意的でない感想を持った少数派の私の意見などはどうでもいいでしょうから(イジイジ・・・)、ごく簡単に感じたことだけを記させて頂きます。

まず、“納棺師”を演じられた本木さんの所作が美しく、彼がご遺体に丁寧に尊厳を持って接する姿を見て、何度も気が付くと涙が頬を伝わっていました。本木さんはハマり役でしたし、かなり訓練を積まれたのだろうな、と思いました。
それから、山崎さんが演じられた本木さんの上司の人となりには、映像で見せてくれる以上の奥深さを感じました。山崎さんの存在感があの役に合っていたとつくづく思います。
そして、沢山ご遺体役の方がおられましたが、各々の生死に纏わる哀しみをユーモアを交えて見せる業は良かったと思いました。時折わざとらし過ぎるかな、、、とも思いましたが(汗)、それでも人には一人一人にドラマがあるんだよなぁ~としみじみと思わせてくれました。
 
さてさて、では、どうして感動メーターがMAXまでいかなかったのかと申しますと、、、
まず、お話がベタ過ぎたかなぁ~ってのがありました。
いや、私は本来ベタ大好き人間なのですが、映画を観ながら、「このお棺はきっと後で○○だな。吉行さんは○○になるな。父親との確執は○○だろう・・・」など、自然にポッと想像しちゃったことがほぼビンゴで(汗)、、、
お話が単純で纏まりがあるからこそ多くの人の心を打つのだとは思いますが、まぁ~たまにはそれに白けちゃったりする人間もいる―ということでお許し下さい。
それから、お話がベタなわりには、登場人物が時々「へっ?」と思うセリフを言うのが、心に波打ってくる感動のさざ波を遮っちゃったりしたこともありました。
それは広末さんの「汚らわしい」って言葉だったり、杉本さんが友人の本木さんに向けた言葉だったり、本木さんの父親への思いを語る言葉だったり、、、「そこまで酷いこと言うか?普通?」って気持ちが起こってしまいました。優しさに満ちた作品だっただけに妙に違和感があったんです。
“納棺師”という特別なお仕事の立ち位置や、子どもを捨ててしまった親、または親に捨てられた子どもの気持ちを表すためであっても、個人的にはもう少し柔らかな言葉が合っていたのではないかと感じました。
特に広末さんのセリフは、ずっとそれだけフワフワといつまでも浮いているような感じがありました。

 
さてさて、色々と言ってしまいましたが、なかなかいい映画だとは思いました。
改めまして、アカデミー賞外国語映画賞の受賞、おめでとうございました―
                             (3点)

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30デイズ・ナイト

2009-10-04 17:30:17 | 映画【英・数字】

何気にヴァンパイア映画が好きなので観て来ました~
【story】
冬には30日間太陽が昇らない極夜が訪れるアメリカ最北の町バロウ。極夜の闇に乗じてバンパイアが町に現れ、住民たちを次々と惨殺し始める。氷と闇に閉ざされた町が陸の孤島と化す中、保安官のエバン(ジョシュ・ハートネット)は家族や住民を守るため、バンパイアとの絶望的な闘いに身を投じていく―
     監督 : デヴィッド・スレイド 『ハード・キャンディ』

【comment】
う~~~ん、、、思ったよりも地味だったなぁ~
私はジュシュを好きなので、彼の主演映画を観れたことには満足なんだけど、、、イマイチ怖さとかインパクトとかに欠けるヴァンパイア映画で物足りなかったかも(汗)
あとね、私はヴァンパイア映画に勝手に美しさや哀しさ、そして絶対的で永久的な強さのようなものを求めてしまうんだけど、この映画に出てくるヴァンパイアって、、、ゾンビっぽくってぇ~

 
さてさて、≪30日間太陽が昇らない極夜にヴァンパイアが現れたら、、、ヴァンパイアのやりたい放題でしょう≫ってのが本作のキーポイントなんでしょうねぇ~
だけど、イマイチそれが活かされていないような気がしちゃったなぁ~
というか、30日間という長いスパンがヴァンパイア急襲による緊迫感や恐怖感にブレーキをかけたかも。場面場面の繋ぎ方も良くなかったように思うし(汗)
生き残った人間たちも、じーーーっと隠れている時間が長いので、面白味がないし、人間が30日間も生き延びているわりには生活感ゼロで、不自然だとも思ったなぁ~(食糧や水、トイレなどの問題に疑問があって・・・)
それから、エバンが必死なのは分かるんだけど、やることがイマイチ功を奏さなくってグダグダに思えちゃって、気持ちが乗ってこなかったわん。
あと、長い時間を描いているわりには人間ドラマが弱く、どんどん人が犠牲になっていっても心動かされなかったのはイタイかも。

という訳で、自称怖がりでありながら、やけに冷静に観れちゃって、この映画なら“肉汁タップリなレアステーキを食べながら観る”自信あります(笑)
まぁ~ところどころグロイシーンはあるのよ。ヴァンパイアが人間の首に食らいつくんだもの。
ジクジク、、、ドクドク、、、って血が首から溢れ出るシーンなんかはゲゲッとなるけど、、、その気持ち悪さというかが持続しなかったなぁ~
 
それというのも、肝心のヴァンパイアの造形が個人的にはブッブーだったせいもあると思うの。
特にボスがねぇ~ボスを演じたダニー・ヒューストンは、『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』のストライカー大佐の方だけど、、、彼の中年ポッチャリ系のヴァンパイアが全然怖くない。
 
それに、こんな顔つきの仲間のヴァンパイアの皆さん、、、醜い、、、怖くない、、、何だかショボイ、、、動きもカッコ悪いし、、、
オマケに、このヴァンパイア族の出自などが最後まで曖昧だったのが不満だわん。
何だってこの方々はいきなりバロウに現れたんざんしょ。
しかも血ー吸ぅ~というよりゾンビみたいに人に食らいついていましたが、、、本当はゾンビだったりして

あと気になったのは、最初に出てきた小汚い謎の男(ベン・フォスター/X-MENファイナルの鳥人間)の存在かな。もうちょっと意味を持たせても良かった気がする。
 
そんなこんなで、少々消化不良でした~
でも、ラストは意外な展開を見せたので、そこは「おお」ってチョイ興奮
ジョシュの切なげな表情とセクシーな眼差しにチョイ萌えですぅ~
きっとこのラストを感動的に見せたかったんだろうなぁ~って思う。
でも、そこまでの描き方不足のせいか、感動的なラストとまではいかなかったのが勿体なかったわん       (2.5点)                    

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【本】鬼譚

2009-10-03 15:48:48 | 本【その他】

           『鬼譚』        夢枕  獏 編著         天山出版
【comment】
古本屋さんで、美しい装丁のこの本に惹かれた―
(*註:本当に本は美しいのですが、私の撮った写真がダメダメかも

『陰陽師』でお馴染みの夢枕獏さん編纂で、“鬼”の話ばかりを集めたらしい、、、んな、悪趣味な(汗)、、、いや、興味深い―

   -内容-
  『桜の森の満開の下』             坂口安吾
  『赤いろうそくと人魚』              小川未明
  『安達が原』                   手塚治虫
  『夜叉御前』                   山岸涼子
  『吉備津の釜』                  上田秋成
  『僧の死にて後、舌残りて~第三十一』   今昔物語集
   『鬼、油瓶の形と現じて~ 第十九』     今昔物語集

    『近江国安義橋なる鬼~  第十三』     今昔物語集
  『日蔵上人吉野山にて鬼にあふ事』     宇治拾遺物語
  『鬼の誕生』                   馬場あき子
  『魔境・京都』                  小松和彦・内藤正敏
  『檜垣―闇法師』                夢枕獏
  『死にかた』                   筒井康隆
  『夕顔』                      倉橋由美子
  『鬼の歌よみ』                  田辺聖子

実に色んなジャンルから集めた“鬼”の話がてんこ盛り~

手塚治虫さんと山岸涼子さんは漫画家なので、ちゃんとお二人の漫画も載っているの~
 
個人的には、山岸さんの漫画がメチャメチャ怖かったわん・・・ぶるぶる

で、、、私が特に気に入ったのは、坂口安吾さんの作品かな。
これを読めだだけでもこの本を買った価値がある―って思う。
えっと~お話に出てくるのは山賊とその山賊に浚われた美しい女なんだけど、その女が凄いのなんのって、、、
なんと!!その女の趣味が“首遊び”なのよ~~~んがっ
「何なの?その“首遊び”って?」と思われた方は、是非『桜の森の~』をご一読下さい。
あまり経験のない気持ち悪さと居心地の悪さを存分に味わえるでしょう。

それから、筒井康隆さんの作品がお気に入り~
これは笑える。グロいんだけど妙~に可笑しいの~ぷぷ

あと、倉橋さんと田辺さんの作品も面白かったです。
小川未明さんの『赤いろうそくと人魚』は、幼い頃に読んで、嫌~な感じのトラウマが残っているんだけど、やっぱり怖くて可哀想でした~苦手ですぅ~

さてさて、本書には今昔物語集をはじめとして古典も載っているんだけど、、、困ったことに現代語訳されてないのよ~
編著の夢枕獏さんとしては、現代語訳してしまっては、微妙に伝わらないであろうニュアンスを読者に読みとって欲しい―という心遣いだったみたいなんだけど、、、残念ながらニュアンスどころが文章の意味もよく読み取れなかったわ~ん
ここは、出来れば現代語訳も欲しかったところですぅ~
 
ということで、我が愛読書≪ビギナーズ・クラシックス『今昔物語集』(角川ソフィア文庫)≫に助けを求めたんだけど、載っていなくって残念。
  コチラはオススメで~す
原文、現代語訳、解説のセットになっていて読みやすいです。
中学生以上のお子様にもいいと思いますよ~(ちなみに芥川龍之介の『藪の中』の原話も載っています。映画『TAJOMARU』の元の元のお話です♪)

まぁ~全体的に言ってマニアックっちゃーマニアックなので、全部が全部興味を惹かれるわけでもなかったんだけど、鬼の入門書として(笑)一読の価値はありかも。
あと、個人的には夢枕獏さんの解説がツボでした~  (3点)

Comments (4)
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