★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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≪ドラマ≫ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ

2009-06-28 09:45:00 | アカデミー賞・年間ベスト10・ドラマ・雑記

レンタルで鑑賞―
【story】
軍事システム“スカイネット”を破壊してから5年、1997年に起こるはずだった「審判の日」は阻止された。爆死したサイバーダイン社のダイソン殺人容疑でFBIに追われる身のサラ(レナ・へディ)とジョン(トーマス・デッカー)の前に、彼らを抹殺するために新たなターミネーターが現れた。しかし、反乱軍からも親子を守るために女性型ターミネーター・キャメロン(サマー・グロー)が送り込まれた。
キャメロンから「審判の日」が2011年に迫っていることを知らされたコナー親子は、再び立ち上がるが―
 ダダッダッダダンッ~

【comment】
観ましたよ~ファーストシーズン全9話
観終わるまでにちょっ~と時間が掛ったので、もう最初の方はよく覚えていませんし(汗)、誰が誰やら、何が何やら細部はよく分からないですが(汗)、、、なかなか面白かったで~す。
まぁ~正直申し上げて、物語にグダグダ感を感じ、3~4話目あたりからチョイ飽きちゃったのですが(早っ!・汗)、一度観始めたら最後まで観ないと気持ちが落ち着かないので惰性で観続けたわけです。
でもねぇ~終わってみたら「この先どうなっちゃうの?」って気になりましたよ~
セカンドシーズンも観たいな
  T-888
それにしても、「ターミネーターを素材にどんだけ話を膨らませるんだぁ~」って関心しますね~
このドラマの設定は、映画の2の5年後だそうですが、映画の3や『ターミネーター4』とは物語的に関連がなく、2後の一種のパラレルワールドってことらしいです。
ああ~なんて都合がいいんでしょうパラレルワールドって(笑)
どんな事でもアリに出来ますものね~
そのせいか、ターミネーターが派手にバンバン出てきます。シュワちゃんやマーカスのようにカッコイイキャラではありませんが、それなりに不気味で強いです。
また、未来から抵抗軍の兵士なんかもバンバン送られてくるんですね~オマケにサラやジョンまでタイムスリップしちゃいます。
「こんなに何でもしちゃって大丈夫なの~?」って感じですが、盛り上がって面白ければOKなのでしょう(笑)
  さて、主役はサラは、『300』でバトラーの奥さんを演じていた方ですね。
私の中ではサラはリンダ・ハミルトン以外あり得無いのですが、、、それを言っても仕方がないので、最初の頃こそ違和感バリバリでしたが、いつしか慣れました(笑)

  そしてジョン。
イケメン贔屓の私としては、彼のジョンはなかなかいいです。合格です(笑)
彼は将来有望な俳優さんかも~
  本作の目玉、ターミネーちゃん(TOK715)キャメロンは、お顔的には美人さんなのかどうか分かりませんが(汗)、無機質な感じを上手く出していますね~
ジョンとキャメロンは、兄妹ということにしてハイスクールに通っちゃったりしていますが、そういう細かい設定はなかなか面白い、且つダルイ(笑)
一応若い娘なので(笑)お化粧したりバレエしたり、作り笑いもするし食べ物も食べる。まぁ~新しいタイプのターミネーターですな。

  さて、途中からビックリする人物が登場します。
それはリースですリースといってもカイルではなくデレク(ブライアン・オースティン・グリーン)・・・なんとカイルのお兄さんだそうです
おったまげでしょう?(笑)「何でもアリじゃん」と一瞬引きましたが、それはそれで観ていて楽しくなるもので、、、ジョンがデレクの中に父親の面影を見ようとするとジーンとなったりするわけです。
 
この4人がマシーンと闘いながら、何とか「審判の日」を阻止しようと頑張りますが、、、とにかく周りに理解されない孤独な戦いなので大変なわけです。
一時も普通の生活が出来ないし、母と息子の信頼関係は超~~~密なため、毎回のエピソードでジョンは正真正銘のマザコンぶりを発揮するし、、、いや~~~色々なわけです。
FOXドラマということで大金が掛っているため、派手なシーンも結構ありましたね~
映画ほどでなくても楽しめるシーンは満載ですね
 
でも、遅々として進まないドラマと、「どうせ頑張っても審判の日は避けられないんでしょ」っていう捻くれた気持ちからか、とことんドラマにのめり込めなかったかも、、、
でね、根本的なところで、「審判の日」がなかったら、そもそもジョンは生まれないんだから、サラとジョンが「審判の日」を回避するのに必死ってどうよ―みたいな思いもあったりして~
 
ってな感じで少々引きつつも、スッゴク中途半端で終わった第9話に、「何でこんなところで終わらせるのよ~サギじゃん」って思わされたので(笑)とりあえず続きは観たいです。
ターミネーちゃんキャメロンには、実は何か秘密の使命があるんじゃないの?って疑っていますし、デレクにも何かありそうだし・・・
チョイ萌えのジョン君の成長も見たいしぃ~セカンドシーズンのレンタル料が安くなったら借りなくちゃ
  (3.5点)

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愛を読むひと

2009-06-26 12:25:00 | 映画【あ行】

第81回アカデミー賞で、ケイト・ウィンスレットが最優秀主演女優賞を獲得した作品。
原作『朗読者』(ベルンハルト・シュリンク著)も先日読了し、映画を楽しみにしていました。
 というのも、原作では今一つ内容を感じ切れず、、、「映像で観た方が心に迫るかもしれないなぁ~」と思っていたからです―

【story】
1958年。大戦後のドイツ。15才のマイケル(デヴィッド・クロス)は、36才のハンナ(ケイト・ウィンスレット)と激しい恋に落ちる。ハンナはマイケルに本の朗読を頼み、いつしかそれが二人の愛の儀式となる。
しかし突然、ハンナはマイケルの前から姿を消してしまう。
8年後、法学生となったマイケルは、戦時中の罪を問う裁判を傍聴し、被告席にいるハンナと再会する。
かつて愛した人の忌まわしい過去と、自分だけが知り得た彼女の“秘密”に苦悩するマイケルだったが、ハンナは“秘密”を守るために、不当な証言を受け入れて無期懲役になってしまう。
その後、結婚と離婚を経験したマイケル(レイフ・ファインズ)は、刑に服するハンナのために本の朗読をテープレコーダーに吹き込み送り続けるが―
     監督 : スティーヴン・ダルドリー 『リトル・ダンサー』 『めぐりあう時間たち』

【comment】
        わずか1ページで終わった恋が、
                  永遠の長編になる―

このチラシのキャッチコピー・・・凄く合っていると思います。
その“永遠の長編”となった二人の物語に心動かされるかどうか、、、意見の分かれるところでしょうが、個人的には琴線をブルンブルンと揺らしてしまいました
 
物語は実に色んな要素をはらんでいます。
 21才も年の離れた人との甘酸っぱい切ない恋
 戦時中の底が深く出口が見えない忌まわしい過去が現在に齎す波紋
 どうしても守りたい“秘密”、そして、それによる胸が締め付けられる哀しみ、、、
深い深い物語なので、原作では「色々な解釈や受け取り方が出来る作品だなぁ~」と思っていました。
で、、、映画の方もやはりそうした風だったのですが、それが実に良い味となっていて、とても心に響きました。
鑑賞後、原作をサラリと読み返しましたが、実に原作と映画の相性がいい。
お互いを補い合うようで、物語に靄が掛っていたように思えた部分が、消化不良ではなく、心地よいものに変わりました―
 
さて、複雑な女性ハンナを演じたケイトですが、素晴らしい演技でした
ハンナは、下着にアイロンを当てるような、几帳面で綺麗好きな女性です。
また、真面目で親切ですが、頑なな厳しい表情をあまり崩しません。
わりと物事を四角四面に考えがちで、それがとても狭量なため、臨機応変な対応が苦手と思われます。
そして、人生を支配する巨大なコンプレックス(それは命にかえても守りたいハンナの“秘密”)の上にガラス細工のような生活を築いているためか、時折ヒステリックになります。
ハンナは、そのコンプレックスに立ち向かわず、逃げてばかりいたため、20年間もの刑に服することになるのです―

ハンナは生き方が不器用だったのだと思います。
恐らく貧しさから教養に接するチャンスを逃し、自分で一歩踏み出すことも誰かが手を差し伸べることもなかったことがハンナの悲劇でしょう。
彼女が不当な判決を受け入れた瞬間、そして、マイケルが送った朗読のテープが彼女に齎した変化には涙が止まりませんでした。

ただ、どうしてもよく分からないのは、ハンナが15才のマイケルと情事を重ね続けていた時の本当の気持ちです。
愛していたのでしょうか?それとも寂しかったから?
 
           
一方マイケルですが、大人のマイケルを演じたレイフ・ファインズ、若き日のマイケルを演じた
デヴィッド・クロスのお二人とも素晴らしかったです
若マイケルは、お顔的には「ムーミンっぽい」と思いましたが(汗)、演技は達者でした。

マイケルは、15才で36才の女性との関係の虜になります。
・・・・・そりゃーそうでしょう。
映画の前半部分は、二人の肉体関係のシーンが頻繁に挟まりますが、不思議なことにイヤらしくなく、寧ろ切なさが漂っていました。(展開を知っていたためかも)
いきなり幕を閉じたその情事は、マイケルにとって一夏の思い出とはならず、一生を支配されるくらいの足跡となるのです―
まぁ~一種の変則的マザコンのように、彼のその後の女性関係に影を落とすんですね~
ああ~可哀想・・・

時が経ち、戦犯の裁判の席にいるハンナと再会したマイケルは、徐々にハンナが隠す“秘密”に気が付くのですが、、、何も行動を起こしませんでした。ハンナに言葉さえかけなかった。
それは、どうしても“秘密”を守ろうとしたハンナの気持ちを尊重し、そうする事で、自らも罪の意識を背負うことを選んだとも言えるでしょう。
そうだとすると、、、マイケルもうんと不器用な生き方をしていたんですね~
自分でもよく気が付いていなかったでしょうが、マイケルはハンナを彼なりに愛していたのでしょう。

ところで、私はどうしてもマイケルに対して一言言いたいのですが、「何故ハンナに手紙を書かなかったのか?」って。せめて1通くらい書いてあげれば良かったのに、、、
マイケルはハンナの朗読者だった―ということなのでしょうか。
だからハンナは最後にああいう行動に出たのかもしれません。
コンプレックスを克服した後、朗読者は朗読者でなくなってしまうでしょうから―

 
さて、この物語は、原作でも映画でも、マイケルやハンナの“心”をあまり語りません。
お互いの気持ちや言葉の交換もあっ気なく、一方的だったり思わせぶりだったりで真意が伝わり難いです。
だけど、それこそがハンナとマイケルなのかもしれません。
決して美しい訳ではなく、ともすると愚かとも言える二人の生き方、そして愛でしたが、ナチス戦犯についての思考を上手く絡め、実に独特の深みがあり、言葉に出来ない感動がありました―
     いい映画だと思います          (4点)
P.S.
*裁判の席で、ハンナが裁判官に、「あなただったらどうしましたか?」と言います。
それは原作にもあって、とても心に響いた言葉でした。ケイトの言うそのセリフもグッときました。
*原作にはマイケルの成長した娘は出てきません。
映画の終わり方も良かったですが、個人的には、マイケルが一人で胸にハンナへの想いを秘めた終わり方が好きです。

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【本】名探偵の呪縛

2009-06-24 15:37:00 | 本【小説・日本】

        『名探偵の呪縛』       東野圭吾        講談社文庫
【comment】
先日読んだ『名探偵の掟』がなかなか面白かったので、シリーズ2作目というコチラも読んでみました~

  -story-
図書館を訪れた「私」は、いつの間にか別世界に迷い込み、探偵天下一になっていた。次々起こる怪事件。だが何かがおかしい。じつはそこは、「本格推理」という概念の存在しない街だったのだ。この街を作った者の正体は?そして街に掛けられた呪いとは何なのか。(裏表紙から抜粋)


前作の「ふぉふぉふぉ・・・」と笑わせてくれる作風とは随分趣が違いました。
ファンタジーのような不思議なお話で、ついつい引き込まれましたよ~
いつのまにか天下一としてレトロな街並みの別世界に迷い込んでしまった作家が、不可思議な殺人事件にドンドコ遭遇する。
“密室殺人”“消えた殺人者”“閉じこめられた空間“で次々に起こる殺人、、、名探偵天下一もとい作家は、自分が何故本格推理が出来るのか、この街の存在は何なのかと不思議に思いながらも事件を解決していく―って感じで、読み始めはなかなか面白かったです。
でもなぁ~何と言ったらいいか、、、物語の終着点は途中であらかた想像出来ちゃって、そこに近づくにつれて、読んでいて妙~~~にテンションが下がったのよね~何だか“暗い”っていうか、、、何と言うか、、、

このシリーズは、“本格推理”をテーマに据えていて、“掟”では、それを自虐的に茶化すことにより、作者自身が本格推理に疑問を投げかけていた風でしたが、本作では、本格推理に対する筆者の切なる思いが綴られていたと言っていいと思います。
で、、、う~ん、どうなんでしょう・・・
筆者自身のお気持ちを小説として著わすのは、人気作家さんだから出来ることで、そうでない方の作品ならば「なぁ~に湿っぽくなっちゃってるの~」で済まされちゃうかも・・・
乱暴な言い方をすれば、自己満足っぽい終着点だと思っちゃったなぁ~(きゃ~~~スミマセン言い過ぎですぅ~
前作が面白かっただけにチョイ消化不良だったんですぅ~

P.S.途中で出てきた『斜面館殺人事件』ってのは、まんま島田荘司さんの『斜め屋敷の犯罪』のもじりだったのでウケました     (2.5点)

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トランスフォーマー/リベンジ

2009-06-21 16:10:10 | 映画【た行】

うわ~ん超~~~楽しみにしていたのに忙しくて観に行くのが遅れた~
オマケに感想を書く時間もないよ~ 簡単に書こうっと・・・
【story】
オートボットとの壮絶な戦いに敗北したディセプティコンが、新たな仲間を率いてより凶悪になって復活。ディセプティコンの新たな侵略計画は、現存するオートボットたちの総力をはるかに上回る巨大なトランスフォーマー“デバステーター”やメガトロン以上に凶悪な“ザ・フォールン”を擁するものだった。
一方、オートボットの“オプティマス・プライム”らと兵士レノックス(ジョシュ・ディアメル)らの組織ネストは、ディセプティコンの残党を一掃すべく秘密裏に戦っていた。
またサム(シャイア・ラブーフ)は、親友のオートボット“バンブルビー”と離れて大学に進学。恋人のミカエラ(ミーガン・フォックス)とは遠距離恋愛関係だ。
ある日サムは、残されたオールスパークの欠片からパワーを受けて奇妙なサインが見えるようになるが、それをディセプティコンが狙っていた―
     監督 : マイケル・ベイ 『トランスフォーマー』

【comment】
        ド迫力~ 面白かったぁ~
   オプティマス・プライムカッコイイ♪
「車がロボットに変身」ってビックラこいて、「お話は子どもっぽいな・・・」と思いながらもトランスフォーマーに夢中になった私。
前作DVDで何十回も見直ししていましたよ~ガシャガシャガシャーンを(笑)
で、、、もっとスゴイという噂の続編を楽しみにしていたわけですが、期待以上のスゴさでした。いや~~~もうビックリです
まぁ~どのロボットちゃんが味方で、どのロボットちゃんが敵か・・・サッパリ分かりませんでしたが個人的には全然OKかな
「カラーロボット青目が味方で、シルバー単色赤目が敵って感じ?」っていう単純な区別で見入りました(違うかな?・笑)
見入ると言っても、ド迫力過ぎる映像の洪水で目がテンになって一か所から動かなくなる時が何度もあったくらい疲れ目必至だったけど(笑)、、、燃えました~
やっぱり派手~な映画って好きだわ~
 オプティマスメガトロン
お話的には、一旦冷静になる時間を与えられたらツッコミ所も浮上したんだろうけど、、、とにかく怒涛のスピードと息つく暇ないぶっ通しの戦いなので、キレイさっぱり何も考えられませんでした(笑)
とにかく「人類の存亡をかけての戦いなんだな、きっと」って思いながら、洗濯機の脱水機にでも入ってグルングルン回されているみたいにガックンガックンとなりながら観ていました(笑)

これでもかぁ~これでもかぁ~のロボット戦争と、時間の感覚が完璧に狂うバッタンバッタンの展開に疲れたのか、正直後半のエジプト辺りから飽きちゃって休憩を取りたい気持ちになったけど、、、150分しっかり楽しみましたよ~
さて、ちょいと多忙なので、感想は超簡単でお開きにしますね~
 可愛いバンブルビーちゃん
                  
 執念深いザ・フォールン
     サム&ミカエラも大活躍
ちょっと長く感じましたが、、、大迫力の映像を是非劇場で(4.5点)

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【本】チャイルド44(上下)

2009-06-15 09:39:39 | 本【小説・海外】

       『チャイルド44』上下巻      トム・ロブ・スミス      新潮文庫
【comment】
*2008年度CWAスティール・ダガー受賞
*“このミステリーがすごい!”2009年度版海外編の第1位
*リドリー・スコット監督で映画化決定
ふむふむ・・・・・絶対に面白いはずだぁ~わくわく・・・

  -story-
(上巻)
スターリン体制下のソ連。国家保安省の敏腕捜査官レオ・デミトフは、あるスパイ容疑者の拘束に成功する。だが、この機に乗じた狡猾な副官の計略にはまり、妻ともども片田舎の民警へと追放される。そこで発見された惨殺体の状況は、かつて彼が事故として遺族を説得した少年の遺体に酷似していた・・・・・。
(下巻)
少年少女が際限なく殺されていく。どの遺体にも共通の“しるし”を残して―。知的障害者、窃盗犯、レイプ犯と、国家から不要と断じられた者たちがそれぞれの容疑者として捕縛され、いとも簡単に処刑される。国家の威信とは?組織の規律とは?個人の尊厳とは?そして家族の絆とは?葛藤を封じ込め、愛するたちのすべてを危険にさらしながら、レオは真犯人に肉迫してゆく。
                                   (上下巻とも裏書きから抜粋)

かなり読み応えがありました。
だけど、ヤバイことに残念ながら好みの作品ではありませんでした~しょぼん・・・

それは、私が物語を読み始める前から勝手な先入観を抱いたせいもあると思われます。
本書購入の際、「ソ連に実在した大量殺人犯に着想を得て」という裏書を読んで、「ほほう・・・それはきっとアンドレイ・チカチーロのことだな」って思ったんです。
だけど違った、、、いやモデルはチカチーロであることは間違いないのですが、物語の視点が違ったんです。
つまり、本書は、あくまでもチカチーロの事件に“着想を得た”だけで、ここでの主役は国家保安省のエリートから民警に左遷されたレオであり、筆者が重点を置いて描きたかったのは異常殺人者ではなく、殺人者を野放しにしたソ連の社会体制と、それに立ち向かった者たちだったのです。

そこに私読みたかったことと、書いてあることの温度差が生じ、イマイチ乗り切れなかった―というのが正直なところです。

それでも、≪“理想の国”ソ連では”犯罪は存在しない”≫という思想の元、男女を問わず幼い子どもが残忍な手口で次々と殺されようとも本腰を入れて捜査することなく、国家の恥となる者に罪を押しつけ、次々と処刑していった社会の恐ろしさは痛感しました。
だけどねぇ~申し訳ないのですが、無意味に無実の者が処刑されていく様を読むのは辛く、気分が悪くなる一方でしたし、あまりにも理不尽な社会に圧倒されて辟易してしまいました。
そのためか、「どうなっちゃうの?ハラハラ」とか「レオ頑張って!ドキドキ」などの気持ちは起こらず、醒め~た感情で読みすすめた気がします。

さて、主人公レオは組織の歯車で、自由に人を処刑出来る権限を持っていましたが、あることをきっかけにして自分を見つめ直し、子どもを連続して狙う猟奇的殺人者を突き止めていくことに生き甲斐を見出していきます。
かなりダイナミックな展開でしたし、レオが殺人者の正体に気付く件になると一応感じ入り、「そう来たか~」と思いましたが、、、
う~~~ん、、、その展開はどうかなぁ~という気持ちもありました。
それだと殺人者の動機が希薄過ぎる気がしたんですぅ~
かりにもチカチーロをモデルにしながらその動機、、、個人的には白けてしまいました。
それに、その展開だと物語的には衝撃的ではありますが、レオという人間の人物像が根底からおかしなことにならなるのでは・・・という気持ちも過ぎりました。
そしてふと考えると、非常に凝っていてプロットにも厚みがあるようでいて、妻との確執にしても悪者の部下にしてもどこか安っぽい気がしてきたりして、、、

ソ連の暗部に迫るようでいて肝心なところでご都合主義だったりして描ききれていないのでは?とまで思ったり、オチがチープかも~って思ったりもしました。ふははのは~(ヤケクソ)
と言う事で、、、「このミス1位」に堂々とケチをつけてしまいました~(滝汗)
      映画化したら面白いんだろうか?        (3点)
さて、本書でモデルとなったアンドレイ・チカチーロ(Wikiに飛びます)
彼を題材にした本『子どもたちは森に消えた』(ロバート・カレン著)や映画『ロシア52人虐殺犯/チカチーロ』(クリス・ジェロルモ監督)があるそうですが、私はどちらも未読、未見です。
  今度紹介させて頂きます
じゃー何で彼を知っていたかというと、『異常快楽殺人』(平山夢明著)で“赤い切り裂き魔”として紹介されていたからです。
随分前に読んだ本ですが、異常殺人者を7名紹介する本書は強烈だったため、チカチーロの名前は、エドワード・ゲイン(人体標本を作る男)ジェフリー・ダーマー(人肉を主食とした美青年)とともに鮮烈に覚えていました。
今回、チャイルド44の読後に改めてチカチーロの頁を読み返しましたが、、、恐ろしい、、、凄いです。
殺人の手口が残忍過ぎる
吐きそうになりながらも個人的にはチャイルド44より引き込まれてしまいました(冷汗)
まぁ~全く視点が違うので比べるのも妙ですが、好みの問題ということで(笑)          

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お買いもの中毒な私!

2009-06-13 08:38:48 | 映画【あ行】

『プラダを着た悪魔』『SEX AND THE CITY』を担当した名スタイリスト、パトリシア・フィールドがセレクトしたという衣装目当てに鑑賞
【story】
一流ファッション誌の記者を目指す、NY在住のレベッカ(アイラ・フィッシャー)は、ショッピングに明け暮れる買い物中毒。カード破産寸前まで無駄遣いをする毎日だったが、ある日会社が倒産してしまう。支払のために転職活動を開始した彼女は、ひょんなハプニングから経済雑誌の編集長ルーク・ブランドン(ヒュー・ダンシー)に見込まれて採用されるが―
     監督 : P・J・ホーガン 『ピーターパン』
     原作 : ソフィー・キンセラ

【comment】   残念ながら超~辛口感想です




   

 好みじゃーなかったですぅ~
主人公のレベッカが可愛くないんだもん
        
いや、、、外見は女優さんですし、綺麗なんだと思いますぅ~
だけどなぁ~イマイチ華がないというか何というか、、、派手な衣装を着ていても「うっわ~これ着てみたいっ」って思わせるような魅力がなかったような気が。
妙~にオバさんっぽい雰囲気もあって、惹かれなかったわ~
それに、ラブコメのコメディ部分でもあまり笑えず、、、彼女が可笑しなことをしてもハマっていない気がして・・・
 
             
でね、、、個人的にはレベッカの性格がスッゴク嫌で、、、これっぽっちも共感も出来なかったのがイタカッタですぅ~
だって、いい加減で嘘ばかりついているんだもん・・・
レベッカのやることなすことが不愉快でねぇ~彼女が口から出まかせ言いながら買い物する様子を見ていてもドン引きでした。

それに、お話の展開がバカバカしかったなぁ~
レベッカが、酔った勢いで適当に書いたコラムや買い物の合間にチャチャッと書いたコラムが大当たりしてチヤホヤされてもねぇ~ウキウキしてこなくって・・・
オマケにさぁ~いい感じになった上司が、何でわざわざどこぞの御曹司なわけ?
買い物中毒で私生活がボロボロで借金まみれ、自分を信頼してくれた人も、優しい両親も、思いやりのある友達も裏切り傷つけたのに、、、最後は御曹司とハッピーエンドって、、、ありえない

それからさぁ~借金とり
に最後に仕返ししていたけど、それも解せない、、、そもそもアンタが悪いんやんけ~仕返しするなんてどういう神経よ~
 
まぁ~お話にそれ程期待はしていなかったんだけど、お買いもの中毒に関しても中途半端な描き方だったし、全くハマれなかったなぁ~
そのせいか楽しみにしていたファッションもイマイチ食いつかせてくれなかったわん。
一応パトリシアが渋谷の109でいっぱい調達したという衣装の数々をピックアップしますね
     なんだかキャリーっぽい・・・
                                                 でもイマイチ着こなしていないような・汗



 
 ←これなんかキャリー&サマンサに見える
  ほら・・・     (2点)           

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潜水服は蝶の夢を見る

2009-06-11 17:42:42 | 映画【さ行】

随分前に(汗)WOWOWで鑑賞―
【story】
脳梗塞による昏睡状態から目覚めたものの、左目の目蓋以外を動かすことが出来なくなったファッション雑誌ELLEの編集長ジャン=ドミニク・ボビー(マチュー・アマルリック)。意識ははっきりしているにもかかわらず言葉を発することが出来ない彼に、言語療法士のアンリエット(マリ=ジョゼ・クローズ)は瞬きでコミュニケーションを取る方法を教えるが―
     監督 : ジュリアン・シュナーベル
  ~ジャン=ドミニク・ボビーが20万回の瞬きで綴った自伝小説の映画化~

【comment】
残念ながらコチラでは上映がなかったが、ブロガーさんたちの評判がいいようなので是非観たかった映画をWOWOWが放送してくれた

しかも同日に、『潜水服と蝶』という短編ドキュメンタリーも放送したのでソチラも観れた。
 
ジャン=ドミニクは脳血管発作により『ロックトイン・シンドローム(閉じ込め症候群)』になる。
意識は清明であるが、全身が麻痺し、体を動かすことも喋ることも、食事を摂ることさえも出来なくなってしまうのだ。

ここで、原作についてAmazonに書かれていた説明を載せておく。
*著者のジャン=ドミニック・ボービー氏は1952年生まれ。
ジャーナリストとして数紙を渡り歩いた後、世界的なファッション雑誌『ELLE』の編集長に就任しました。
名編集長として名を馳せますが、1995年12月8日、突然脳出血で倒れ、ロックトイン・シンドロームと呼ばれる身体的自由を全て奪われた状態に陥ってしまったのです。まだ働き盛りの43歳でした。
病床にありながらも、唯一自由に動かせる左目の瞬きだけで本書を「執筆」しました。
本書は大きな話題を呼び、フランスだけでなく世界28か国で出版される世界的なベストセラーとなりました。
しかし、1997年3月9日、突然死去。本書がフランスで出版されたわずか2日後のことだったのです。*
 
本作は、上で紹介したように、華やかな世界で成功を手中にしながら突然の悲劇に見舞われた主人公を描いているので、ともすると涙・涙の感動的な実話物になるのかと思っていたが、、、これがそういう描かれ方はされていなかった。
物語性をあまり重視していたとは思えず、あくまでも主人公の視点から、ドキュメンタリー風であったり、幻想的であったり、妙にユーモラスだったり、、、上手く言えないが、観る者の五感に訴えてくる静かなパワーがある秀作だった。
 
映像が冒頭から凝っており、病に倒れたジャン=ドミニクの視点でゆっくりと描かれていて、ピンボケしたり、的がずれたりの映像をかなり長い時間見せられるが、そのカメラワークが素晴らしいと思う。
主人公が自分の陥ってしまった状況を判断するまでに費やす時間を観る方も味わうのだ。
そして、意識がはっきりしているため、主人公の声には出来ない心の声=モノローグを観る方に聞きとらせることで、彼の気持ちにすんなり同調出来るのだ。
それが、元々の主人公の性格がニヒルでユーモラスであったからだろう、悲劇的な状況であるにも関わらず、決して湿っぽくないのがいい。

また、途中途中で、ロックトイン・シンドロームによって、体を重い潜水服に包まれ、暗い海中を漂っているかのような感覚をジャン=ドミニクが味わっている映像が流れる。
それには、一瞬時でも止まったかのような錯覚が起こり、視界が混濁し、圧力で身動きできない状況を主人公と一緒に体感したような気持ちになった。
そして、まるで心に鉛でも流し込まれたような重苦しさを感じていると、ジャン=ドミニクの財産である“想像力”と“記憶”が、彼を潜水服から抜け出させ、蝶のように大空を羽ばく・・という映像が流れるその刹那、人間の持つ想像力はなんと素晴らしいことか―と感じ入ってしまった。
 
さて、原作にあるのかどうか分からないが、長い間異国の地で人質となった知人や脳溢血でアパートから出ることが出来なくなったジャン=ドミニクの父親の状況をロックトイン・シンドロームと重ね合わせたりしていたエピソードがあったが、そういう演出も上手かったと思う。
また、彼の父親もどんな状況でもあくまでも男であったように、ジャン=ドミニクも、世話をしてくれる病院スタッフたちの胸元や太腿に視線がいったり、想像の中でお気に入りのスタッフと抱き合ったりするシーンがユーモラスに描かれていた点が可笑しかった。

だが、途中でちょっとだけ不思議だなぁ~と思ったのが正直なところだ。
ジャン=ドミニクを清廉潔白な良き男性としてではなく、奥さん(未婚みたいだけど)と上手くいかず、3人の子どもを愛しているにも関わらず、自分本位の自由人であったらしいところをそのまま描いていた点だ。
献身的な奥さんの目の前で、愛人に愛を告げる病床の人を見るのはイマイチ違和感があって、「何でまたわざわざこんなシーンを入れたんだ?」なんて一瞬引いてしまった(汗)
ジャン=ドミニクの意志は体の中に閉じ込められているだけで、心は自由なままだったということかしら。

なんといっても、ジャン=ドミニクに根気よく意志の疎通方法を教えた言語療法士と、彼の言葉を書きとった編集者は素晴らしかったと思う。
『E・S・A・R・I・・・』と、それこそ何十万回も言い続けた周りの人々と、それに瞬きをしたジャン=ドミニク。
そうして本が書きあげられたのだ。気が遠くなる作業だっただろう―
 
短編ドキュメンタリーで本物のジャン=ドミニクを見た。
右目は映画のように縫い合わされてはおらず、両目がしっかり開いていた。(だが、右目は上手く動かないようだった)

それから、彼の瞬きは、瞬きというよりも、目を上に向けて意思表示していた姿が印象深かった。
30分に満たない短い映像だったが、映画と同じ構図のシーンがいくつもあり少々驚いた。
映画はコチラの短編を参考にしたのだろうか。

物語としては実に淡々としていたが、主演の演技の素晴らしさも手伝ってかいい作品だと思う。 
                                (3.5点)

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【本】暗闇坂の人喰いの木

2009-06-09 08:28:00 | 本【小説・日本】

       『暗闇坂の人喰いの木』      島田荘司      講談社文庫
【comment】
純然たる推理小説というよりもダークファンタジーとしての魅力に勝る。
『暗闇坂の人喰いの木』というタイトルは怪談めいているがハッタリではなく、物語の核としてその存在は抗い難い畏怖を抱かせる。

何を畏怖するのか―
    それは、人間の心に巣食う悪魔
        太古の昔から脈々と受け継がれているであろう悪魔の血筋の存在を―

  -story-
さらし首の名所暗闇坂にそそり立つ樹齢二千年の大楠。この巨木が次々に人間を呑み込んだ?近寄る人間たちを狂気に駆り立てる大楠の謎とは何か?
信じられぬ怪事件の数々に名探偵御手洗潔が挑戦する。だが真相に迫る御手洗も恐怖にふるえるほど、事件は凄惨をきわめた。(裏書より抜粋)


本書は、名探偵・御手洗潔の活躍を作家・石岡和己が著わした探偵小説という形をとっているが、まず物語の構成が凝っている。
凝り過ぎていて、最後まで読まないとそのパーツが何を意味し、何に繋がるのか混乱することも多分にあるだろうが、それが本作の味とも言える。

プロローグは1945年のスコットランド。
幻想的な童話のような様相を呈してはいるが、内容は吐き気がする程おぞましい。
そして、1984年現在。
暗闇坂で起こった藤並家の奇怪な事件に(屋根の上に変死体が!)御手洗が如何にして関わっていくかが語られる。
そこでは、彼の超人的な探偵としての才能を存分に堪能出来るばかりか、その活動範囲はスコットランドにまで及び、人間的魅力も(男性的魅力も?・笑)そこかしこに垣間見れる。
また、藤並家の面々は、大楠を中心として(何者かに)配置された駒のようではあるが興味をそそり、暗澹たる運命を匂わせる。
現在の事件の合間合間には、昭和16年、昭和20年、、、に大楠を介しての“死”、それは実際に事件として記録の残るものも(楠に女児の死体)都市伝説的なものも(女の子が楠に食べられた)含め語られ、時を超越したおどろおどろしさを増幅させている。
エピローグは手記だ。・・・・・・・またしても手記か(『占星術殺人事件』 『異邦の騎士』にも手記あり)という思いは正直過ぎったが、まぁ~他に方法がないのかもしれない。

さて、私は、本書のダークな持ち味にすっかり魅入られてしまったが、それでも、現在に起こり御手洗が挑んだ殺人事件についての種明かしはどうという事はないし、半ば肩透かしであったことは否めない。
だか、物語の終わりでは、それを敢えてプラスの要因として受け取れた。
何故なら全てを怪奇的魅力として置き換えられたからに他ならない。
つまり、読んだ方にしか分からない言い草で恐縮だが、”ジェームズ・ペイン”の悪魔的パワーの成せる技として納得したのだ!!
 何故あんな風に人々は死んだのか?―それは“大楠”が存在したからだ。
 何故あんな事件が起こり得たのか?―それは“絵”が存在したからだ。
この物語の登場人物たちは、ジェイムズ・ペイン=悪魔と関わったが故に呪縛に囚われた憐れな存在で、全ては彼が操ったのではないか―そう片づけても個人的には何ら疑問はないし、寧ろそう考えて一人で余韻に浸りたい。
そうして思いを馳せるのだ。御手洗にして『この大楠の老木は、人を食べる気なんです』と言わしめた大樹の存在に―

う~む、、、再三再四試行錯誤を繰り返したのだが、ネタばれ無くしてこれ以上感想を書けそうにないので、この辺で止めておこうと思う。
だが、本書で気になった箇所をご紹介したい。
まず、舞台がさらし首の名所であったこともあってか、かなりの頁を割き、拷問に近い死刑の様子を『図説 死刑物語』(カール・ブルノーレーダー著)からの引用で書いてあった点だ。
ここは恥ずかしながら引き込まれて読んでしまった。
そして改めて人間には残虐性が潜んでいることを痛感した。
また、解剖や解体についても、恐ろしく、怒りを覚えながらも引き込まれてしまったところだ。
それから、圧倒的存在感を放った大楠は、映画『スリーピー・ホロウ』の首狩りの騎士の木を思い出させた。

最後に、本書をオススメ頂いた『かいこ。に気ままに生活』かいこさん『C note』kenkoさんSGA屋伍一さんにお礼を述べたいと思う。
          スッゴク面白かったで~す ありがとう
 P.S.
『水車館の殺人』の絵って・・・これと通じてる???(4.5点)

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ターミネーター4

2009-06-07 13:07:15 | 映画【た行】

ターミネーターシリーズは大大大好きっ(3は、、、ジョン・コナー役の方に超~不満だし苦手だけど・汗)
未来を描く新シリーズを楽しみにしていました~ベイルが出るし
【story】
2018年。機械軍≪スカイネット≫に支配された世界で、抵抗軍のリーダーであるジョン・コナー(クリスチャン・ベイル)は、将来過去に送り込まれてジョンの父親になる少年カイル・リース(アントン・イェルチン)を探していた。
一方、マーカス(サム・ワーシントン)という記憶を無くした男は、偶然知り合ったカイルと行動を共にし≪スカイネット≫と闘うが、カイルは拉致されてしまう。
その後、抵抗軍に助けられたマーカスは自分自身の正体を知って衝撃を受ける。彼は人間ではなく、脳と心臓以外全て機械だったのだ―
     監督 : マックG 『チャーリーズ・エンジェル』

【comment】
     最高っ~ 面白かったぁ~
 
ツッコミどころは色々あるんでしょうが、、、敢えて無視します(笑)
深く考えないで、ただただ新シリーズの幕開けを祝いたい気分です
いや~~~面白かったなぁ~大満足
迫力ある映像、怒涛のアクション、重厚な(暗い?・笑)ストーリー、魅力あるキャラ、今までのシリーズに捧げるオマージュ、、、何もかもに夢中になれました~
  ジョンの奥さんのケイトは
                                                     ブライス・ダラス・ハワード

さて、ジョン・コナー役のクリスチャン・ベイル。
流石ですねぇ~しっかり役作りに励んでおられますしハマリ役でした~
3で味わった「どうなっちゃったの?ジョン・コナー」的気分を見事払拭してくれました(笑)
機械との戦争で常に死と隣り合わせにいる鬼気迫る佇まい、そして、幼い頃から未来を担うリーダーになる運命を背負ってきた孤独な魂とそれを全うしようとする強い精神力を魅せてくれました~(マザコンぶりも健在だし・笑)
ただ、ちょっと体重を絞り過ぎたような・・・本来の彼の美しさをあまり感じられずにファンとしては寂しかったかも(笑)まぁ~荒廃した世界で綺麗な男ってのも変だからいいのですが。
それから見せ場が思ったよりも少なかったですね。目立っていたのは寧ろマーカスの方だったもの。
 

で、、、そのマーカス。マーカス役のサム・ワーシントンは初めて見た俳優さんだと思いますが、かなり良かったです。
自分を人間だと信じ込んでいたマシーン。
凶暴性はあるけれど優しい一面もあるマーカスが、自分の正体を知って苦悶する姿に涙でした。
抵抗軍に敵と決めつけられて攻撃されるところは物凄~く可哀想で見ていて辛かったなぁ~一瞬ジョン・コナーが憎たらしくなったわよ~(笑)
彼の存在は、従来の人間機械の構図とは違う、人間の心を持った機械ってことで、、、かなり物語に深みを持たせていたと思います。

マーカスを改造した博士役でヘレナ・ボナム=カーターが出ていました。チョイ役なのにインパクトが大きかったです(笑)
 
コチラは将来ジョンの父親になるカイル・リース。
演じたのは『スタートレック』にも出演したアントン・イェルチン君。
ヤバイです・・・可愛かったですぅ~『スタートレック』では無反応だった私ですが、チョイ萌えしてしまいました(笑)
だいたいカイル・リースっていうキャラが好きな私は、彼の登場でテンションアップ(笑)
早くジョンと対面して欲しくてドキドキ・・・いざ会っちゃった時にゃー涙がチョチョギレルほど興奮しました。
あ~~~こういう王道の展開って大好きヨン
 
それにしてもターミネーターってキャラは最高ですね~
それに今回後半で「うっそ~~~」のサービスCGがあって(見てのお楽しみ・笑)、、、ビックリ&笑っちゃったなぁ~そういうサービス精神って大好きです。
とにかくターミネーターとのジョンをはじめ人間たちの死闘は、過去シリーズのシーンが散りばめられていて面白かったなぁ~引く方もおられるでしょうが、私はガッツリ喰いつきました!(笑)
 
さて、再鑑賞を決めているくらい個人的には超~気に入ったので、鑑賞後そのままの気分で1と2をビデオで見直しました。
いや~~~面白いし切ない話よぇ~何が切ないって、サラとカイルとジョンの運命が切ない
カイル亡き後、誰にも理解されずにずっと孤独に生きたサラとジョン。
そしてジョンは、母の遺志を継いで、これからも機械との闘いにに挑んでいくのねぇ・・・

シリーズが続くなら、今後の機械との戦争の行方、そしてカイルが過去へ送られる件も描かれるんだろうなぁ~期待して続編を待ちたいです
   ターミネーター復活万歳~ 大満足の(5点)

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ウォーター・ホース

2009-06-04 20:12:20 | 映画【あ行】

WOWOWで鑑賞―
【story】
父親を亡くした孤独な少年アンガス(アレックス・エテル)は、ネス湖のほとりで青く光る不思議な卵を見つける。家に持ち帰った卵から生まれたのは、スコットランドに伝わる伝説の海獣“ウォーター・ホース”だった。あっという間に成長したウォーター・ホースを湖に放し、アンガスは大人たちの目を盗んで会いに行くようになるが―
     監督 : ジェイ・ラッセル 『炎のメモリアル』

【comment】
公開当時、どう~~~しても主演の男の子が可愛く思えず(汗)観に行かなかった本作。
WOWOWで放送したので観てみました~

で、、、結構面白かったです。
とにかくウォーター・ホースのクルーソーの可愛いさには胸キュンでした~
 
えっ?もしかしてキモイとか思われた方がおいでですか?(笑)
そうですね~見かけはそれ程キュートとは言えませんが、私はトカゲなどの生き物も大好きなので可愛く思えたし、いたずらなクルーソーを見ているだけで楽しかったんですぅ~
大きくならないんだったら是非欲しいよぉ~ん
 
お話は、、、
第2次世界大戦の真っただ中、戦争から帰ってこない大好きな父を待ち続けるアンガスは、ある日ネス湖で青く光る卵を見つけます。
そこから生まれてきたのは、今まで見たことがない生き物でした。
アンガスはその子を“クルーソー”と名付け、こっそり飼いますが、日に日にどんどん大きくなってしまいます。
仲良しの姉と下働きのモーブリーに協力してもらいクルーソーの面倒をみていましたが、とうとう家では飼いきれず、ネス湖に逃がすことにします。
アンガスは時々クルーソーに会いに行き、二人の友情はずっと続くと思われましたが、ある日クルーソーは村人らに目撃され捕獲されそうになり、また、兵士たちからは敵の潜水艦と間違われて攻撃されてしまうのです―

 
う~ん、まずまずなお話でしたが、ちょっと登場人物の背景に深みがなかったかなぁ~それから、とってつけたような変なエピソードは正直邪魔だと思いましたね(汗)
例えば、「お母さんは二人の男にモテているって設定なの?!」とか「台所での中年男女のキスシーンは必要なの?!」とか「姉弟愛や母子愛が希薄過ぎない?!」、、、などなど(笑)
でも、そこら辺は深く考えずサラリと流した方がいいのかも。

ケルト人の古い伝説―年をとると卵を産んで死ぬので、いつも一匹しかこの世に存在しない世界一珍しくて世界一孤独な生き物ウォーター・ホースのロマンチックな伝説と有名なネス湖のネッシーの写真を上手く絡めたお話だけを堪能した方がいいんだと思います。
 
これを観ていて『遠い海からきたクゥ』や『ドラえもんのび太の恐竜』を思い出しました。
伝説の生き物が本当にいて、少年と深い友情で結ばれる―って夢のある素敵なお話ですよね~最後にはジーンとしちゃったなぁ~
・・・それにしても、何でいつも“少年”なんだろう?少女じゃなくて(笑)
変な生き物をこっそり飼ってたっていうとE.Tもそうだけど男の子よねぇ~
少女っていたかな?・・・・ナウシカ?        (3点)

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【本】人形館の殺人

2009-06-02 16:55:00 | 本【小説・日本】

        『人形館の殺人』       綾辻行人       講談社文庫
【comment】
こちらは、綾辻氏の“館シリーズ”4作目で、400ページ弱の長編だけど、、、
   40ページ目でオチがわかってしまったヨ~ン

   -story-
亡父が残した京都の邸「人形館」に飛龍想一が移り住んだその時から、驚倒のドラマは開始した!邸には父の遺産というべき妖しい人形たちが陣取り、近所では通り魔殺人が続発する。やがて想一自身にも姿なき殺人者がしのびよる!
名探偵島田潔と謎の建築家中村青司との組み合わせが生む館シリーズ最大の戦慄。(裏書より抜粋)


本作は、主人公である想一の目線で語られる。
想一は、34才で独身の画家。
病弱であり、画家と言っても作品を世に出すわけでもなく、ただ描いているだけに過ぎない。
資産家だった父の遺産を頼りに、育ての母とともに人形館で暮らし始めるが、その時から不気味な事件が想一の周りで起こりはじめ、と同時に、想一の心に過去の記憶が呼び覚まされていき―ってな展開なんだけど、、、
う~ん、、、オチを書くのは憚られるので伏せるけど、大体の方が遅かれ早かれ気が付いちゃうんじゃないかなぁ~「あっ!これって○○系の話ね」って。

何しろ、そのオチ以外に考えられない書き方だし、、主人公の心理状態をこれでもかぁ~これでもかぁ~と詳細に書き連ねてあるのでミエミエなのよねぇ~

でね、早くオチに気が付いてガックリきたのに、ちゃ~んと最後まで読み切ったのは何故か?というと、「それならば、そのオチに繋げる物語を楽しもう♪」と思ったからで~す。
元々人間の心理がクドクド書かれた文章は嫌いではないので、ナチネチ感を味わい(笑)、尚且つ綾辻さんの持ち味と思われる幻想的な雰囲気を味わいながら、一体どういう過程を見せてラストに持っていくのかを楽しみにしたんです。
だけどなぁ~ちょっとラストはありきたりだったかも~(汗)
一人の男の哀しい人生は切々と訴えくるものがあったけど、、、全体的に妙なアンバランスさを感じて、、、「○○系の話」は好きな方なんだけど、イマイチ完成度が高くないかも―と思ったわん(あれま生意気・汗)

さてさて、シリーズの探偵役島田ですが、今回は反則的な使われ方をされていました(笑)
その点については気が付かなくって、、、
「不自然だなぁ~島田の態度と推理」、とは思ったけど、まさかそんな使い方をするとは思いもかけなかったわ~ん。

そうそう!途中で『占星術殺人事件』が出て来たのには笑いました。
本作は、綾辻さんが島田荘司さんに贈るオマージュの意味合いもあったのかもしれません。
                        ちょっと厳しい点数ですが(2.5点)
  館シリーズ感想です 『十角館の殺人』 『水車館の殺人』 『迷路館の殺人』

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