★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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スター・トレック

2009-05-30 15:46:46 | 映画【さ行】
過去のスター・トレックは観たことがありませ~ん
  そんな私でも楽しめるかな?―
【story】
ジェームズ・T・カーク(クリス・パイン)が宇宙艦隊に入隊して3年。USSエンタープライズに乗ることに成功したカークだったが、船内のトラブルメーカーになってしまう。それが気に入らないスポック(ザカリー・クイント)は、カークを船から追い出そうとするが―
     監督 : J・J・エイブラムス 『M:i:Ⅲ』

【comment】
なかなか楽しめました~
過去の作品をご存じない方でも問題なく観ることが出来ると思いますよ~

まぁ~個人的には、ちょっとテンションは低めで血が湧き立つような興奮はなく、優等生的なSF映画だなぁ~って思いながら観ちゃったけど、、、でへ
 
さて、オリジナルを知らないせいか世界観がイマイチ把握出来なかったんだけど、スター・トレックって“未知なる宇宙の新世界を探索し、新しい生命と文明を求めるUSSエンタープライズとそのクルーたちの運命”を描いたものだそうで、本作は、1966年に創作されたオリジナルのTVシリーズをヒントに再構築したリ・イマジネーションだそうです。

ということは、、、宇宙の覇権をめぐる○○軍△△軍っていう単純構造じゃーないのね。
今回はロミュラン人が敵役になっていたけど、、、元々戦闘目的の宇宙物じゃーないとは知らなかったので、「そもそもこの人たちって何が目的で何してるんだ?」ってちょっと疑問を持ったりもしたのよ??
 
そんな風にイマイチ乗り切れないところがあった私だけど(汗)、壮大なドラマの幕開けを思わせるド派手なエンタメ作品を劇場鑑賞して良かったで~す
もしかしてこれは“スター・トレック/エピソード1”で(笑)、新シリーズ化されるかもですし。

で、、、主役のカークは、自らの命を犠牲にして800名の乗組員の命を救った惑星連邦軍戦艦の伝説のキャプテンを父親に持っているけど(このエピソードは泣けた)、自由気ままな反抗的な生活を送っています。
ところが、ある日、USSエンタープライズの現キャプテン・パイク(ブルース・グリーンウッド)に説得され、いとも簡単にダークサイドから脱出。宇宙に旅立つ決意をするの。
でねぇ~私ったら彼にイマイチ魅力を感じなかったんだよなぁ~
分かりやすいし筋は通っていたけど、お話が飛ぶので、カークの無鉄砲で感情的ところは分かるんだけど、強さや優秀さなどがよく分からず、、、
いつの間にかちゃっかり巨大な戦艦の艦長になっちゃったわね~的な気持ちがあったのよ。
 
それからスポック。
オリジナルを知らない私でも、この不思議な顔立ちのキャラは見たことがありました。
彼は、感情を表わさず、全てを論理的に判断する優秀なバルカン人。
でも彼の母親は人間なので、そのことで小さい頃から悩み苦しんでもきた―
う~ん、、、キャラ的には面白いし、正反対のカークと反発し、やがて分かり合っていく過程も見どころなんだろうけど、、、個人的には何だか魅力を感じないキャラだったなぁ~
それから驚いたのは、彼のお母さん役がウィノナ・ライダーだったこと
ふ・老けた・・・特殊メイクだとは思っても、、、あの皺は、、、ショック、、、スゴク可愛い人で好きだったんだけどなぁ~
 
コチラは敵役ロミュラン人のネロ船長。
この顔じゃー誰だか分からないだろうけどエリック・バナです
ネロは悲しいかな復讐の鬼と化しているんだけど、、、途中で、「タイムスリップ出来るんなら、復讐よりも何よりも自分の星を救うことを考えないのかな?」とか思っちゃった~
 
脇を固めるクルーにも個性があってなかなか面白いんだけど、、、
でもなぁ~戦艦には山のような乗り組み員がいるのに、この人たちが中央部にいくのって簡単よねぇ~みたいなシラケタものを感じたのよ、、、私。
何だかんだ言って引き気味に観ていたみたい。
面白いんだけど好みじゃーなかったのね・・・きっと
 
さてさて、オリジナルとの関わりやSFとしての整合性などは分からないけれど、この物語なりには纏まっていたと思うし、宇宙空間での戦闘シーン、お馴染みのワープに加え転送シーンも多用され、笑いどころもアリ、、、で、飽きることなく最後まで観れました。
それなのに夢中になれなかったのは、今思うと、好みのイケメンが不在だったせいかもしれないなぁ~・爆         
 (3.5点)  
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【本】時計じかけのオレンジ[完全版]

2009-05-28 19:07:07 | 本【小説・海外】

 『時計じかけのオレンジ』[完全版]    アントニイ・バージェス    ハヤカワepi文庫   
【comment】
なんと超有名な映画は未見です

じゃあ~なんで今突然この本なのか―というと、本屋さんで目立つようにディスプレイしてあったのを、他の本と一緒に衝動買いしちゃったからで~す(本屋さんの餌食になり易いタイプなの・笑)

で、、、なんでスタンリー・キューブリック監督の映画を未見なのかというと、、、
ほら~ん、何だか知らないけどキモイし、理解不能の世界のようなんだもの~
     
   理解不能な世界を映像で観るのは苦痛なのよねぇ~
                    (と、、、自分の先入観で決めつけている・汗)

   -内容-
近未来の高度管理社会。15歳の少年アレックスは、平凡で機械的な毎日にうんざりしていた。そこで彼が見つけた唯一の気晴らしは超暴力。仲間とともに夜の街をさまよい、盗み、破壊、暴行、殺人をけたたましく笑いながら繰り返す。だがやがて、国家の手が少年に迫る―
スタンリー・キューブリック監督映画原作にして、英国の二十世紀文学を代表するベスト・クラシック。幻の最終章を付加した完全版。(裏表紙より抜粋)


いや~~~想像以上に変な話でした(汗)
何が言いたいのか私にゃーサッパリで(滝汗)

まず、最初っから文章が読み難いったらありゃーしない。
それは、“ロシア語混じりの不思議なスラング「ナッドサット」喋り”が多用されているからなんですが、、、例えば、
『モロコに何か新しいベスチを入れちゃいけないって法律はまだないからモロコにベロセットとかシンセメスクとかドレンクロムなんてベスチを入れて飲んじゃう。そうすると、すごくハラショーな十五分間が楽しめるんだ』
・・・・・・・・って、意味不明ですから
勿論“モロコ”などの言葉には“ミルク”ってふり仮名が書いてありますが、、、読み難いし、文章の意味を読みとり難かったですぅ~

で、、、それに慣れる50ページくらいまではチンプンカンプンなところがあったなぁ~

でも、途中で投げ出さなかったのは、本代が勿体なかったからと(せこっ)、何気に先が気になったからですぅ~
最初っから超暴力フルパワーな主人公アレックスのぶっ飛んだ世界、それこそ理解不能な世界が、一体どういう展開を見せるのか、、、気になって気になって。(ほら、映画を知らないし♪)

それにしても・・・“超暴力”って何なのさ。
ただの退屈しのぎで、罪悪感の欠片もなく、まるで女の子が「次にどこのお店にショッピングに行く?」ってキャピキャピしているノリで、人をボッコボコにしたり、物を滅茶苦茶に破壊したり、女の子に出したり入れたりして(本での表現です・汗)平然としているその神経が、新種の人間を見るようで、、、ある意味新鮮のような気もしたりして。

さて、本作は3部から成っています。
第1部はアレックスと仲間たちの暴力の世界。
・・・凄いです。アレックスたちは人間の屑と言っても過言ではないでしょう。
そもそも舞台となる近未来の世界が、酷く歪み荒み切った世界のようなのですが、、、それでもねぇ~限度っちゅーもんがあるでしょ。
でも、その超暴力を真面目に責めても、青少年の一過性の反抗なんてお優しい言葉で取り繕っても意味がないんだろうなぁ~ここでは。
第2部は、仲間に裏切られ、殺人罪に問われたアレックスが、刑務所で服役し、その後“ルドビコ療法”という実験的な方法で、短期集中的に善人に作り変えられる過程を描きます。
で、、、ここが所謂本のテーマっちゅーヤツが提示されているところだろうなぁ~
解説では、本作は自由意志についての小説で、ルドビコ療法によって強制的に善になるように条件つけされた人間は、もはや人間ではなくなる―ということが書いてありました。
・・・・・私はその解説を読んで、「なるヘソーーーそういう事が言いたかったのねぇ」と事後納得したクチですが(汗)
第3部では、ルドビコ療法を受けたアレックスが釈放された後のことが描かれています。
まぁ~言ってしまれば、善人に作り変えられたアレックスは元通りの自分に戻っちゃうのですが、、、いいんだか、悪いんだか、、、よく考える気になれませんでしたが(汗)

さてさて、本作は1960年頃の作品なので、その時描かれた近未来って、もしかして今だってその近未来とも言えるんだろうけど、今読んでもこれは近未来の話だなぁ~って思えます。
それは物語が、いつの時代とも微妙に別次元なのか、はたまたいつの時代で読んでもちっとも古くないのか、、、よく分かりません。
ただ、驚いたことに、本を読んで俄然映画に興味を持ちました~
「これって・・・映像だと面白いだろうなぁ~」って感じながら読んだの。
変な話・・・って引き気味ながらも惹かれるところがあったのが正直なところでしてそれに、この理解不能の世界なら許容範囲っぽいし♪
あと気になったのは、映画と原作ではラストが違うらしいこと。
映画では原作の最終章をカットしているようなの。というか、、、そもそも英国で出版された初版には存在した最終章が、米国や日本で出版された時にはカットされて出版されたらしいのよ。
それで色々揉めたみたいなんだけど、、、とにかく今回私が読んだのは完全版の最終章付きなわけだから、、、それも含めて、多くの方に支持されてやまないらしい映画、、、観てみようかな
                                        (3点)

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天然コケッコー

2009-05-27 20:00:00 | 映画【た行】

レンタルで鑑賞―
【story】
小中学校合わせても、たった6人の生徒しかいない田舎の分校に、東京から転校生の大沢(岡田将生)がやってきた。そよ(夏帆)は、都会の雰囲気漂う大沢に心ときめくが、彼の冷たく乱暴な言動に戸惑いを覚える。しかし、海水浴でのあるできごとをきっかけに、そよの大沢に対する印象が変化し始める―
     監督 : 山下敦弘 『リンダ リンダ リンダ』
     原作 : くらもちふさこ

【comment】
・・・ご察しの通り、『重力ピエロ』に出演した岡田将生君を目当てに観ました~

いや~~~なかなか良かったですよ、岡田君も映画も

まず岡田君ですが、、、可愛いっ恥ずかしいけど胸キュン
都会ずれしてクールでぶっきらぼう、そのくせ女の子に“チュー”することに必死な思春期真っ最中の男の子のようでいて、ちゃ~んと優しさを秘めているピュアな大沢君を好演していました~
ますます気になる俳優さんになってきたなぁ~
TVドラマを見るのが苦手なので、あまり彼の出演作を見たことがないけれど、、、他の映画もチェックしようかな
 
で、、、肝心な映画ですが、恐ろしく何も起こらない淡々とした物語だったけど(笑)気に入りましたよ~

とにかく自然がいいのよね~
島根県の浜田という所が舞台になっているそうですが、行ってみたくなっちゃった。
私は基本的に田舎が好きなんですよ。
山も緑も海も人も、そして猫ちゃんも自然ととても仲良しで、眩しいくらい温かくって癒されちゃったなぁ~

お話はねぇ~説明が出来ないほど特にどうということはないんです(笑)
  山あいの分校に東京からイケメン転校生・大沢君がやってくる  
      中2のそよは初めての同級生に喜ぶけど、、、もしかして嫌な奴?
      意外に優しいところもある大沢君とだんだん初恋ムードになるそよ
  家族みたいな村の人たちに囲まれて、そよはやがて高校生へ―
ってな感じでほのぼのと時が流れていきます。
だけど、天然ボケのそよちゃんがププッと笑わせてくれるし、大沢君が可愛いし、、、いいんだよなぁ~ひよこ色の青春って感じで

そうそう!何となく「宮崎アニメを実写版にするとこんな感じかなぁ~」って思いました。
特に大きな事件はないんだけど、懐かしくて温かくて心地いい~の
 
きっと退屈に思われる方もおいでだと思います。でも、懐かしい~空気にまったりと幸せを感じる方もおいでだと思うわ~

先生も子どもたちも家族みたいに温かい分校―
兄弟はお互いを、子どもは親を、親は祖父母をさり気なく敬い大切に思う、、、そんな家族の様子や食卓の風景―
一日一日がセカセカとあっという間に過ぎていくように感じる毎日を送り、ちょっとしたことでカチンとくる私としては(反省してます一応・汗)、のんびりとした優しい時間が羨ましくなりました~
                                  (3.5点)

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消されたヘッドライン

2009-05-25 13:42:15 | 映画【か行】

観ようか、、、観まいか、、、悩んだのよ~コレ。
・・・・・ラッセル・クロウったら、、、
太り過ぎじゃないポヨ~ン
 
いや、、、笑顔はキュートだけどサ

【story】
ワシントン・グローブ紙の敏腕記者カル(ラッセル・クロウ)は、旧友の国会議員コリンズ(ベン・アフレック)と亡くなった女性とのスキャンダルを調べるうちに、もう一つの殺人事件との奇妙な関連性を発見する。カルは、編集長(ヘレン・ミレン)の指示のもと、後輩記者デラ(レイチェル・マクアダムス)とともに事件の真相を探るが―

     監督 : ケヴィン・マクドナルド 『ラストキング・オブ・スコットランド』
    *イギリスBBCのテレビドラマを映画化―

【comment】
なかなか面白かったで~す
派手さはないけれど引き込まれるサスペンスでした~
でも、、、これといってスゴイところはなかったかも・・・・・
どこかで観たような、ちょっと古臭いような、そんな感じはしましたね
 
さてさて、、、物語は、“一見何の関係もない2つの事件が一つに繋がった
                  
        “しかも巨大な力が裏に見え隠れする
                  
        “オマケに新聞記者と国会議員、議員の妻の関係には何かある
                  
        “真実のため、そして友情のために危険を顧みず戦う新聞記者

ってな展開に、曰くありげな暗殺者、私腹を肥やす悪徳業者や政治家、キュートで一生懸命な駆け出し記者、鬼編集長などが色を添え、退屈することなく楽しめま~す♪
 
だけどなぁ~チラシで、“巨大権力VS新聞社”とか“現代アメリカ最大の闇”とか謳っていて、結構それらしい展開だったんだけど、、、
ラストのどんでん返しのせいで、“超~こじんまりとした個人的な闇”に落ち着いちゃったような気がしたのは残念かも(汗)
それに、中盤から“裏の裏がありまっせー”ってのが見え見えだったなぁ~
個人的には、チープなどんでん返しを持ってこないで、ちゃんとアメリカの闇に迫るラストを迎えた方が重厚な映画になったと思うわ~
 
それはそうと、ラッセル・クロウの体型と髪型が気になってねぇ~
役がら的にはハマリ役だったんだけど、、、もっと痩せた方がいいんじゃーないかなぁ~
演技よりも“コートのボタンがはち切れそう”とか“二の腕太っ”とか“体が重そう・・・”とか、そんなことばかり気になっちゃったわ~    (3点)

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重力ピエロ

2009-05-23 14:07:00 | 映画【さ行】
伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ』は、私が最初に読んだ伊坂作品です。
大好きなお話なので映画化を楽しみにしていました~
【story】
遺伝子を研究する泉水(加瀬亮)と芸術的な才能を持つ春(岡田将生)は、一見すると仲の良さそうな普通の兄弟だ。そんな二人の住む街では謎の連続放火事件が発生していた。泉水と春は事件に深く踏み込み、家族を巻き込みながら次第に家族の過去にも近づいていくのだが―
     監督 : 森 淳一

【comment】
      じぃぃぃ~~~んボーボー
いや~~~良かったじんじんきましたよ~
個人的には、これは原作の雰囲気を壊すことなく、映画独自の演出も加え、上手~く映画化したんじゃーないかなぁ~と思います。
『アヒルと鴨のコインロッカー』の映画を観た時のような感動を味わいましたよ~

それではここでゲストに登場して頂き、『重力ピエロ』をオススメして頂きましょう。
 「原作も映画もどちらもいいよ~ニコッby瑛太

  
さて、原作の感想でも書きましたが、これは『放火と落書きと遺伝子を巡る家族愛の物語』です。
そして映画を未見の方のためには、物語について多くを語らない方がいいだろうなぁ~って思います。
  優しい父(小日向文世)と美しい母(鈴木京香)に育てられた兄・泉水と弟・春。
  二人は仲の良い兄弟だったが、数年前に事故で母を亡くし、父は癌の闘病中だ。
  この家族には過去に辛い出来事があった。
  仙台市内では放火事件が頻発している。
  放火された場所のそばにはメッセージ性のありそうな落書きが書いてある・・・
そんな一見すると地味で淡々とした風なエピソードの羅列が奇妙なリンクを見せる時、深く静かな切なさが押し寄せてくる―そんなお話です。
 
さてさて、脚本の良さもさることながら音楽も心に沁みましたし、場面場面の繋ぎもまぁ~なかなかでしたし、、、とにかくキャストがスゴク良かったですぅ~
加瀬さんはお上手な方ですね~繊細で優しい泉水の雰囲気にピッタリでしたし、彼が弟を思う気持ちをじんじん感じたなぁ~
岡田さんも良かったです。原作では超~イケメンと表現されている春なので、結構厳し~い目で見ましたが(笑)ハマリ役でした。
それから、原作では“言葉”が大切に表現されていますが、それをセリフにするとクサイかも・・・って心配していたんです。でもお二人とも自然に喋ってらしたので感動しました~
  小日向さんのズラはご愛敬(笑)
            
それからお母さん役の鈴木さんもお父さん役の小日向さんも良かったです。
特に小日向さん『グラン・トリノ』の偏屈オヤジに負けないくらい魅力的なオヤジでした(笑)
心が広く温かく優しい、、、「春は俺に似て・・・」と仰った時は、「グフッ」と声を漏らして泣いちゃいましたよ~
子役の方も上手かったです。何の違和感もなくて・・・
 
ちょっと変わったキャラのストーカー夏子さんを演じた吉高由里子さんもお上手でした。
喋り方も行動も仕草も、、、可笑しかったなぁ~
 
で、、、葛城役の渡部篤郎さんが素晴らしかったです
いや~~~本当に上手かった。ビックリ出番が多くないにも関わらず、葛城の嫌ったらしさを表現する演技力!!スゴイなぁ~(それに似ていたわ!!)
この役を渡部さんにしたのは大正解だと思います。

さて、、、原作を読んだ時も映画を観終わった後も、やはり春がしたことと、それについての物語の締め方にはちょっとだけ疑問が残りました。
それが個人個人の受け取り方によって別々な後味へと繋がるかもしれません。
私はと言えば、原作を読んだ時と同じようにどう考えていいのか答えが見つからず、「この兄弟は今後どうやって生きていくんだろう?」そう思いながら劇場を後にしました― 
                             (4点)
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【本】名探偵の掟

2009-05-22 17:50:05 | 本【小説・日本】

         『名探偵の掟』       東野圭吾       講談社文庫
【comment】
以前なんとなく購入したのですが、これってテレビ朝日系でドラマ化しているんですね~
松田翔太さん、木村祐一さん、香椎由宇さんが出演しているそうです。

  -内容-
天下一大五郎は、難事件が発生すると何処からともなく現れる『頭脳明晰、博学多才、行動力抜群』の名探偵。
一方、大河原番三は、難事件に対し的外れな推理ばかりする警視庁捜査第一課の警部。
実はこの二人、“天下一大五郎探偵シリーズ”と銘打った小説の登場人物だった!!
二人は、作家が綴る推理小説の矛盾点や不自然極まる設定、ワンパターンなトリックにブツブツ文句を言いながらも、“名探偵”と“ボケ警部”という自分の役割を諦め半分で務めていたのだ。
そう、本作は、本格推理小説をコメディタッチで検証する型破りな異色ミステリーなのだ―

これ、、、なかなか面白かったで~す
漫画でも読むようなノリで、クスクス笑いながら読了しました~
所謂“自虐ネタ”ってヤツでしょうか。推理小説作家が推理小説についてツッコミを入れるなんてスゴイです
一推理小説ファンとしては、何度も「そう、そう、そうなのよねぇ~ププッ」と、頷いたり吹き出したりしながら読みましたよ~

さてと、それでは本作の雰囲気をちょこっとご紹介しますね~♪
それぞれ違うシチュエーションで起こった殺人事件を名探偵が解決していく短編ミステリが12章で~す。

 ☆第一章 密室宣言―トリックの王様
~最近頭の痛いことの一つに密室トリックがある。これが出てくると、正直いって気が重くなる。ああ、またかという気持ちになる。~(本文より)

ふふふ・・・そうなんですよね~(笑)
実は私、ここ数年日本の推理小説から遠ざかっていたのですが、その理由がまさにコレだったんです。
「どうして、いつもいつもいつも密室なの?!日本の推理小説って閉塞的で広がりがないなぁ~」って思って、海外推理物ばかりを読み漁っていたんです。
まさか登場人物たちも“密室”に嫌気がさしていたとは

 ☆第二章 意外な犯人―フーダニット
~これは犯人当て小説(フーダニット)である。(中略)小説の手掛かりだけでは、どう逆立ちしても真相を解明することなど不可能というのが、この種の小説の実態でもある。~(本文より)

ははは~全くその通り!(笑)
しかも↑の本文の後には、~「あたし、途中で犯人がわかったもーん」という読者がいるが、実際に推理してわかったのではなく、こいつだ、と適当に狙いをつけたら当たっていただけに過ぎない。~って書いてあってねぇ~「それって私です」って思ったわ。ウケちゃった~

 ☆第三章 屋敷を孤立させる理由―閉ざされた空間
~こんな大掛かりな仕掛けを作る金があるなら、その金で殺し屋でも雇えば話が早いではないかという考えが頭をかすめたが、それはやっぱり本格推理の場では、いってはいけないことなんだろうなと思うのであった。~(本文より)

あははは~分かる分かる!!閉ざされた空間のミステリって色々あるけど、↑の考えがチョイ頭を過ぎるのよねぇ~それでも面白いんだけど♪

う~~~ん、この調子で12章紹介したら大変だということに気付いたので(汗)、あとは厳選して簡単にご紹介します~

☆第六章 『花のOL湯けむり温泉殺人事件』論―ニ時間ドラマ
~「小説をドラマにするのはいいんだけど、その場合、絶対に原作と違ってて、しかも必ずといっていいほど原作よりもつまらなくなってる。あれ、どういうわけだろうね。それとも脚本家とかは、こっちのほうが面白いと本気で考えているのかな」「面白いとか面白くないとかじゃなく視聴率だろう。」~(本文より)

小説の映画化、ドラマ化は難しいですよね。同じくらいの良さを出すって至難の業だと思うわ~

☆第九章 殺すなら今―童謡殺人
~『一人のわらべ、一人暮らし。だども祝言をあげて誰もいなくなった。』私は冊子から顔を上げて天下一を見た。「おい、これは君・・・・・」「そうです」と探偵は頷いた。目が輝いていた。「殺人はこの唄のとおりに行われています。今度の事件は、童謡殺人というやつなんですよ」~(本文より)

ひゃひゃひゃ~『そして誰もいなくなった』や『悪魔の手毬唄』に代表される童謡殺人!(笑)実は好きなパターンですぅ~脳内で視覚的に想像するのにピッタリなもので。

☆第十章 アンフェアの見本―ミステリのルール
~「なんてことだ」突然天下一は頭を掻きむしり始めた。「とうとうやってしまった。『私』が犯人という、お決まりのパターン。誰でも作れる意外性。芸もなければ技もない」~(本文より)

このパターンを最初に使った作家は何方なんでしょうね。
私が最初に行き当たったのは『アクロイド殺人事件』だったと記憶していますが、、、


さて、手を変え品を変えではあったけど、流石に後半で飽きがきてしまったのも正直なところですが(汗)、普段推理小説を読みながら感じていたことをズバッズバッと作家さんが指摘していることには心底感動しました~
苦労して物語を作って下さっているのに、しかも推理小説が大好きなくせに、文句タレていてゴメンネ~なんて気分にもなったし
とにかくコメディな作品ですが、ただ読者を笑わせようとしているだけでなく、短く簡潔なミステリの中にもどんでん返しがあったりして面白かったですし、自分も天下一と大河原のお仲間のような気分になって呟いたりして、読んでいて楽しかったです

サクサクっと読めますし、ご興味のある方は是非一読を   (3.5点)

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セブンティーン・アゲイン

2009-05-20 07:41:41 | 映画【さ行】
吹き替え版で鑑賞― (っていうか、吹き替えしか上映されていなかった・汗)
【story】
1989年、17才のマイク・オドネル(ザック・エフロン)は、ハイスクールのバスケ部のスター選手として活躍していたが、恋人が妊娠したと知り進学を諦め結婚する。20年後、マイク(マシュー・ペリー)の結婚生活は破綻し、間近に妻(レスリー・マン)との離婚を控えており、会社では出世コースから外され、子どもたちからは相手にされない―負け犬人生を送っていた。そんなある日、不思議な現象に巻き込まれ突然17才の肉体に戻ってしまう―
     監督 : バー・スティアーズ

【comment】
夢中になるほどではなかったけれど(笑)、面白かったですぅ~
楽し~いハートフルコメディで、ただの1点を除けば満足でした。

で、、、そのただの1点ですが、、、仰け反るくらい不自然だと思っちゃったところで、、、

20年という年月が流れ、その間、例えどんな食生活で肉体を痛めつけようとも、どんな苦労で精神的に追い詰められようとも、、、
  これがっ
                    
  これになるかいっ(『フレンズ』のチャンドラー、、、すっかりメタボになっちゃって、、、トホホ)

さて、ドラマ『ハイスクール・ミュージカル』で大ブレイクし、映画『ヘアスプレー』でその人気を不動のものとしたザック・エフロンですが、、、
私は別に好みではありましぇ~ん
だけど、この映画の彼は良かったわ~ん「いい男」と思ったわけではなく、「ザック、、、なかなか演技が上手いじゃん」なんて思ったのです。
セオリー通りのドタバタコメディなのに退屈せずに楽しめたのは、ザックの好演が大きかったと思いますぅ~
 
実はコレ、「面白そうだなぁ~」とは思っても、「ザックがまたハイスクールでバスケか~何だかワンパターンねぇ」とも正直思ったんです。
だけど、37才から突然肉体が17才に戻っても、心はそのまんまのマイクが、父親の気持ちで娘と息子を心配したり、失おうとしている妻への想いを改めて自覚する―そんな複雑(?)な心情を笑いとともに見せてくれるお話だったので面白かったです。
それにしても、、、ザックは結構童顔だと思うし、ちゃっかり通うことになった自分の子どもも通うハイスクールの面々の誰よりも一応カッコイイはずなのに、ちゃ~んとオヤジっぽい雰囲気が出せていたのはスゴイ(笑)
明らかに、「体は子ども。頭脳は大人。名探偵コナン」を凌駕していましたよぉ~(笑)

で、、、飽きさせない楽しいドラマ作りにも成功していたと思うし、脇のキャラも良かったと思いま~す
 
まずは、ザックの親友で、超~リッチなオタク、ネッド(トーマス・レノン)のキャラが面白かったです。
本筋とは関係ない彼のエピソードが、いい笑いを誘ってくれました~
 
コチラ、娘です(笑)なんと同級生よん
学校一の悪ガキと付き合う娘の貞操を守ろうとするマイクの奮闘ぶりは可笑しかったぁ~
 
コチラは息子(笑)
いじめに遭う息子に自信をつけさせ、バスケを一緒に練習する優しいパパに心温まりました~
 
奥さんスカーレットとのやり取りも面白かったなぁ~
この方、、、どこかで見たと思ったら『ジャングル・ジョージ』に出ていましたね~
線が細くて可愛らしいのでザックと並んでも変な感じがしなかったですぅ~(・・・チョイ羨ましいゾ・・・年下の男の子とダンスヒーヒッヒー

 
こういう肩の凝らないホンワカ楽しい映画って大好きで~す。
17才のマイクは最後どうなるのか・・・ご自分で是非お確かめ下さいね~

   さてさて、もし戻れるとしたら何才に戻りたいですか?
   私は22才に戻りたいなぁ~     (3.5点)    
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CASSHERN

2009-05-18 08:02:18 | 映画【英・数字】
レンタルで鑑賞―
【story】
50年続いた大戦に勝利した大亜細亜聯邦共和國。
ところが、その繁栄の裏側では、放射能、産業廃棄物などによる奇病や突然変異が人類を脅かしていた。
そんな中、病に苦しむ妻・ミドリ(樋口可南子)の為に、人間のあらゆる部位を自在に造り出す“新造細胞"理論を提唱していた東博士(寺尾聡)は、軍部の援助により本格的に研究を開始するが、実験場から新生命体“新造人間"が誕生。
大多数は軍によって始末されるが、生き延びたブライキング・ボス(唐沢寿明)らの新造人間たち(宮迫博之、佐田真由美、要潤)は、容易に戦いの道を選んでしまう人類の世界を破壊しようと攻撃を仕掛けて来た。
それを収めるべく立ち上がったのは、婚約者のルナ(麻生久美子)を残し戦死したが、新造細胞によって蘇生した東博士の息子・鉄也(伊勢谷友介)だった。上月博士(小日向文世)の開発したボディスーツを着用し、新造人間“キャシャーン"として生まれ変わったのだ―
     監督 : 紀里谷和明 『GOEMON』

【comment】
  SGA屋伍一会長率いる『GOEMON』を勝手に応援する会の会員としては(現在会員2名・笑、随時会員募集中です)、紀里谷監督のデビュー作を未見のまま済ますわけにはいかないのでレンタルしました~

で、、、惜しい、、、実に惜しいなぁ~

個人的な意見では、これは名作になり得たと思います。脚本さえしっかりしていれば・・・
 
まず、のポスターで代表される主要キャストはじめ出演者の方々はスゴ~ク良かったです。熱演でした~
大好きなGOEMONに何ら遜色のない個性的なキャラ、そして演者たちのなり切りぶりには感動しました。
今更ながら、「これが紀里谷ワールドの原点かぁ~」と思ったわぁ~
 
それから、の画像が代表するパラレルワールドが醸し出す世界観は見事でした~
モロCGでも、まんまアニメでも、、、この紀里谷監督独自の世界観にはホント魅せられます。
よく見ると、泣きたくなっちゃうくらい細部に渡って凝っている、、、スゴイです

でも、やっぱりGOEMONの方が見やすかったかな~コチラの方は加工を施し過で、見難かったところが多かったかも。
それと多くの方が感じられたように、プロモ映像のようなところは確かにありましたね。
 
さて、問題はストーリーなんです。
冒頭で紹介したように、凄くしっかりした物語の基盤があるにも関わらず、中盤から何が何だか分からない展開になってしまったのはつくづく残念ですぅ~

そもそも私は、原作となった、70年代に人気を博したというタツノコプロのアニメを存じ上げませんが、これは、GOEMONがそうであったように、全く独自の物語として再構築されたのでしょう。
それはそれで全然OKなのですが、誰が何のために戦っているのか分からないところがあったので、もう少し物語を単純化して、ヒーロー物の味を出しても良かったかなぁ~と思います。
また、愛や反戦、それから生きるということ、、、などの核にしたかったテーマがあったようだけど、それが不自然に浮いていて物語として生きてこないので、響いてくるものがなかった―ってのが正直なところでしたし、「お~い、どこいくの~お話君」状態でしたねぇ
 
で、、、私の勝手な想像では、監督さんは、本作を作るにあたって、それこそ湯水のようにイメージが果てしなく湧きあがったのだと思います。
そして、ご自分の脳内に充満したそれを映像として形にした。
だけど、キチンとした物語を添えきれず、インパクトのあるビジュアル重視の映像とテーマ性を持たせたセリフで繋いでしまい、、、受け取り手には意味不明になってしまった―そんな印象を持ちました。
 
でも、私はこの作品をあまり過小評価したくはありません。
それは、全体から溢れんばかりの情熱が感じとれたからです。
自分にしか出来ない新しい世界を映画にしよう―という意気込みをビンビン感じました。

そして今、多少の難はあっても(笑)、それをパワーで吹き飛ばす新作GOEMONを生みだしてくれたことに感謝です~
 
さてさて、紀里谷ワールドにドップリ浸かって、一人で感極まった私ですが(笑)、どう~~~してもここは知りたい!と思った本作に関する疑問を書かせて下さい。
で、、、どなたかご意見を聞かせて頂けると嬉しいです
①新造細胞の実験施設に突き刺さった巨大な柱は何?
②新造人間たちが逃亡の末に辿り着いた城は何?どうしてあんなにロボットがあったの?
③最後に鉄也とルナはどうなったの?
  (3点)
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天使と悪魔

2009-05-15 17:38:38 | 映画【た行】
 ダン・ブラウンの原作『天使と悪魔』は大好きですぅ~
             前作の映画はイマイチだったんだけど(汗)、、、今回はどうかな? 
【story】
宗教象徴学の権威、ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)は、秘密結社・イルミナティの復活を探るべくローマへ旅立つ。17世紀、ヴァチカンの科学者への弾圧の陰で結成されたイルミナティが、今にも教皇候補の暗殺を計画しているという。ラングドンと科学者ヴィットリア(アイェレット・ゾラー)は、ガリレオの暗号コードの解明に乗り出すが―
     監督 : ロン・ハワード 『ダヴィンチ・コード』『フロスト×ニクソン』

【comment】 (辛口感想です。未見の方はご注意下さいね



前作よりはマシ
だと思ったけれど、、、
やっぱり原作の面白さは出せていないんじゃーないかなぁ~
どうにもこうにも薄っぺらで、ただただ慌ただしく物語が進んでいくので、チョイ呆然として観ていました・・・ああ~ん悲しいよぉ~

という事で、以下は原作大好き人間の愚痴みたいなものです。あしからず・・・
 
さて、前作『ダ・ヴィンチ・コード』で世界的に有名になったハーヴァード大学教授ロバート・ラングドンが今回挑むのはイルミナティ。
イルミナティは、17世紀にガリレオが創設した科学者たちの秘密結社で、今では消滅しているはずだった。
だが、ヴァチカンで新教皇を選ぶコンクラーベが行われる当日、イルミナティを名乗る者が、かつて科学者を迫害した教会に復讐するため、教皇候補の枢機卿4人を誘拐した。
そして、午後8時を皮切りに、一時間に一人ずつ殺し、それぞれの胸に科学の四大元素≪土・空気・火・水≫の焼印を押し、死体を晒していくと脅迫する。
また、スイスの科学研究所セルンから、驚異的な破壊力を持つ反物質を盗み出し、ヴァチカンを破壊するという。反物質が爆発するのはちょうど深夜12時頃だ―
ヴァチカンは、この事態を回避すべく、宗教象徴学専門のラングドン、そしてセルンのヴィットリア・ヴェトラ博士を呼び寄せた。
二人は、前教皇の侍従カメルレンゴ(ユアン・マクレガー)やスイス衛兵隊隊長リヒター(ステラン・スカルスガルド)、ヴァチカン警察のオリヴェッティ(ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ)等とともにガリレオが遺したコードを追って計画を阻止しようとするが―
 
でね、、、
最初っから飛ばしまくりで駆け足過ぎるのよ~
登場人物たちは皆超~早口でセカセカしているし、ラングドンは超~天才のノリでドンドコ謎を解きまくるし、、、重々しさもヘチマもドキドキ感もありゃーしない。
とにかく余裕がない感じがしたなぁ~
時間内に描きたい事は山のようにあるんだろうし、タイムリミットありのジェットコースターストーリーだし、大急ぎチックになるのも分かるけどさぁ~それに、なるべくお話が分かりやすいように纏めた努力は認めるんだけど、、、
いかんせん、これじゃー誰が何を考えて24時間奔走していたのか、、、よく分からないじゃ~ん
 
という訳で、僭越ながら個人的に残念だった箇所を挙げると、、、
*物語の核となるテーマ、”宗教科学”がおざなりで、イルミナティも単なるお飾り程度にしかなっていない。
*せっかく舞台がヴァチカン、ローマなのに、歴史的建造物を堪能する余裕もないほど場面が慌ただしい。
*反物質がちゃち。それに、何故反物質を生成したかの意味について描かれていないので、“宗教科学”のテーマと結びつき難い。
*殺し屋の描き方も雑。彼には彼なりの信念があったのに、ただのお金目当てのコンコンチキじゃー面白味に欠ける。
*ラングドンは、そもそもイルミナティへの興味から事件に関わった部外者なのに、何の葛藤もなく自信満々の知的ハイレベル探偵みたいになっているのが悲しい。もっと人間的魅力を見せて欲しかったよ~
それから、トム・ハンクスがラングドンになった時点で、ヒロインとのロマンスは望むべくもないけど、前作も本作もヒロインとのほんのりとしたロマンスがあるのに、、、それがないせいか、どう~も物語が片道通行で行きっぱなしって感じで、「この先どうなるのかなぁ~」なんて想像の余地も持たせてくれないのが惜しい。
 
で、、、1番残念だったのは、、、
せっかくカメルレンゴをユアンが演じたのに、彼の生い立ちや心情をほとんど描かなかったのは返す返すも残念。絶対に上手く演じてくれたはずなのに・・・
何故カメルレンゴがああいう行動に出たのかが伝わらなければ、この物語に深みが出るわきゃーない。
彼がただの短絡思考アンポンタンに思えちゃうのは、、、心底残念。
物凄く期待していたところなので、どうしても納得出来ないよ~んジタバタ・・・でもユアンの演技は良かったわん
カメルレンゴの生い立ちについて描けない事情があるとは思うのよ。でも、そこに宗教と科学が絡んでくるのになぁ~せめて何とか別の話を作って、とにかくカメルレンゴに魅力を持たせて欲しかったよぉ~

と、、、原作が好きな故に、思いっきり文句タレちゃった少しスッキリ
今回も映画は映画として割りきれなかったですぅ~

さて、ダン・ブラウンは、次回作のラングドンシリーズで、ソロモン王をテーマにしたそうだけど、、、早く読みたいです
でも、もう映画化は止めて(とか言いながらきっと観に行くんだろうな・笑) (3点)
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【本】朗読者

2009-05-12 15:51:00 | 本【小説・海外】

        『朗読者』      ベルンハルト・シュリンク      新潮文庫
【comment】 (*ネタばれのないように書きますね~♪)
  第81回アカデミー賞で、ケイト・ウィンスレットが主演女優賞を受賞した『愛を読むひと』(6月19日公開予定)の原作です。
   
                     
映画のこ~んなシーンや、、、こ~んなシーンを時々見かける身としては、原作にムクムクと興味が湧いちゃって(照)読んでみました~ムフ

  -story-
1958年のドイツ。15才のミヒャエルは、気分の悪くなったところを21才年上のハンナに助けられる。その出会いから二人は肉体関係を結び頻繁に会うようになるが、ある時からハンナはミヒャエルに本の朗読を頼むようになる。そんな関係が続いたある日、ハンナは突然姿を消す―
数年後、法学専攻の大学生になったミヒャエルは、ハンナと法廷で再会をする。彼女は戦時中の罪に問われ、裁判を受けていたのだった―



気が急いちゃって本を読みましたが(照)、個人的には、「これは映像で観た方が心に迫るかもしれないなぁ~」と思いました。
まず、本書は、250頁程の中編のわりには沢山の要素が凝縮されており、読む人によって色々な解釈や受け取り方が出来る作品だと思うのです。
その要素は、「15才の青年と36才の女性との激しい肉体関係」だったり、「ナチス崩壊後、全く情勢が変わってしまったドイツで、戦犯をどう裁くべきかという問題」だったり、「一人の女性の哀しい生き方をどう感じるか」、また「自分たち自身でさえ正体の分からない一つの愛の形をどう受け止めるか」などであり、そのどこに重きを置くかによって感じ方が変わってくると思うのです。
私は、『一人の女性の哀しい生き方と愛についての物語』として本書を受け止めました。
でもそうすると、、、私の感性が鈍いのでしょうが、ハンナについて、もやがかかって伝わり難く思えてしまって、、、
ケイトならばハンナの魅力を十二分に魅せてくれ、愛を感じさせてくれるのではないか、、、そんな想像をしながら読み進めました。

さて、本作は3部からなっていて、ミヒャエルの視点で回想という形で描かれています。
第1部では、15才のミヒャエルと36才のハンナの出会いと、二人の性的な関係をかなり詳しく描写しています(照)
そこには、ミヒャエルのハンナを懐かしむ思いと同時に押し寄せる悔恨、そして、幸せだったであろう時に対するどうしようもない程の憧憬が切々と書き連ねてありました。ちょっと愚痴っぽくない?って思う程に(汗)
第2部では、全く違う展開を見せ、当時のドイツで何度も開かれたという戦犯に対する裁判の被告席にハンナがいるところから始まります。
若かりし日に狂おしいまでに愛した(と思っている)ハンナが、ナチスのホロコーストに関わっていた―その衝撃的な事実にどう向き合っていくのか苦悩するミヒャエル、そして不可思議で謎めいたハンナがずっと隠し続けていた秘密が明らかになっていくのです。
第3部では、裁判の後に二人がとった選択肢が綴られ、静かな哀しみとともに物語の幕を閉じます。
何とも言えない余韻を残したまま―

さて、私は正直この物語をどう受け取っていいのかよく分かりませんでした。
それは、先程も言いましたが、ハンナが一体どういう思いを抱いていたのかが分からなかったからです。
彼女がどうしても隠したかった秘密については痛いほど伝わりましたし、その秘密が『朗読者』というタイトルに見事に繋がって切なさと遣る瀬無さは感じました。
また、強制収容所で女性看守として働いたハンナがしたことや、それを後の時代で裁くことの難しさを痛感しました。
でも、21才も年の離れた、まだ子どもだった青年に対し彼女が求めた肉欲の正体についてや彼女の最後の選択の真意がよく分かりませんでした。
逆に言えば、如何様にも想像の余地を与えてくれているのかもしれませんが、、、
で、、、私としては、他力本願でお恥ずかしい限りですが、映画でしっくりと感じたいと思っています(笑)

また、本書では、ミヒャエルとハンナの気持ちの交流がほとんど描かれていなかったので、ミヒャエルについては、15才でハンナに出会ってしまってから、彼女に一生を支配されてしまったんだろうなぁ~ということは想像出来ても、彼の真意も分からないところが多々あったので、こちらについても映画でスッキリしたいと思います。
監督さんが物語をどう伝えようとするのか、演技者がどう演じるのかが楽しみです♪

今回は、非常に曖昧な感想になってしまいました~
第1部の官能的過ぎる描写には引きましたが、第2部以降は奥行きのある印象的な文章やセリフが沢山あり、かなり興味の引かれる良作だと思います。
ご興味のある方は是非ご一読を―         (3点) 

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ウォーロード/男たちの誓い

2009-05-10 11:17:00 | 映画【あ行】

アジア3大スターの競演  私のお目当ては金城すゎ~ん
【story】
19世紀の中国。太平軍との戦いで1,600人の兵士を失った清の将軍、パン(ジェット・リー)。街に出たパンは盗賊のリーダーのアルフ(アンディ・ラウ)、その養子のウーヤン(金城武)と出会い、昨夜ともに過ごしたリィエン(シュー・ジンレイ)がアルフの妻と知る。アルフとウーヤンは清軍に入り、3人は義兄弟の契りを結ぶことになるが―
     監督 : ピーター・チャン 『ラブソング』『ウインター・ソング』
≪2007年中国興行収入No,1、香港アカデミー賞8部門受賞、台湾アカデミー賞3部門受賞≫

【comment】
う~~~~~ん、どうなんでしょう、、、3大スターの華のためか見応えはあったけど、、、
ちょっと想像と違ったような気が、、、

想像というのは、タイトルにもある“男たちの誓い”即ち“投名状”部分に関するもので、“投名状”とは、運命を共にする証として義兄弟の契りを結ぶことなのですが、、、その肝心なところがねぇ~思ったほどピンとくるものでもなく、、、
結果、物語としてはチョイ中途半端なような気がしてしまいました~
 
さて、時は19世紀末期。アヘン戦争後の激動の清朝末期に太平天国の乱が勃発。
自分の部隊を全滅に追いやられた清朝軍将軍パンは、失意の中で偶然リィエン(シュージンレイ)と出逢い、一夜を共にする。
翌朝、盗賊団のリーダー、アルフとウーヤンに遭遇したパンは、彼らの村で過ごしリィエンと再会するが、彼女がアルフの妻だと知る。
その時村が軍に襲われ、盗賊として辱められたアルフは、パンに朝廷に従軍するべきだと諭される。そこでパンとアルフ、ウーヤンの3人は“投名状”で義兄弟の契りを結び、兵士として運命を共にすると誓いあう。
その後、3人は太平天国軍を次々と撃破し、西太后からも厚い信頼を得るようになるが―

 
でね、、、さっきもブチブチ言ったけど、“投名状”までの件がアッサリで、3人の気持ちの交流がサッパリ分からなかったので、最初から結束のようなものは感じず、無理矢理自分たち思惑や都合で義兄弟の契りを交わしたようにしか見えなかったのが残念だったなぁ~

想像では、もっと熱く、男臭く、義理人情に溢れているような、、、まるで任侠の世界のような関係が3人にあるのかと思ったんだけど、、、どうもバラバラなんだもん。
この関係にゃー先が見えてるってものですぜ、アニキ、、、ってなもので、3人が後半ですれ違っていっても、あまり哀しみのようなものは湧いてこなかったなぁ~

それから、個人的にはイマイチ物語が分かり難かったですぅ~
太平天国の乱について無知なせいかもですが(汗)、誰が何をしたいのか、どこをどう攻めてるのか、、、チョイ不明のままノリで観ていました。あはは・・・


それでは3大スターについてコメントしま~す♪
 
≪未来のために戦うパン≫
パンという名前のせいか、一瞬“アンパンマン”に見えてしまうほど顔が丸かったジェット・リー(スミマセ~ン
だけど身のこなしは流石だし、義兄弟の契りと自分の野望、そして愛に苦悩する姿を好演していたと思いますぅ~

だけどねぇ~パンというキャラそのものが、一体どういう気持ちだったのかイマイチ分からんところはあったのよ。
死体に隠れて生きながらえる一面もあれば、命を捨ててでも大軍に向かっていくところもある。
民や仲間を守り愛し、平和を願っているような一面もあれば、容赦なく、自分の野望にとりつかれているようなところもある。
そして、投名状を軽んじている風で、アルフ、ウーヤンへの想いはあるらしい・・・それらがイマイチ一貫性がないように思えちゃったなぁ~
 
≪愛のために戦うアルフ≫
私、『インファナル・アフェア』でトニーを酷い目に遭わせたことを根に持っているので(執念深いかしら?・笑)アンディ・ラウのファンではありませんが、今回の彼のキャラは1番好きでした~
愛のためというより、自分の民のため、そして自分自身が英雄になるために戦っていた気はしましたが、しっかり奥さん愛していて、奥さんを見る度に二カッと笑う顔が妙~に可愛かったですぅ~

それにしても可哀想だったなぁ~奥さんをパンに寝取られてて・爆
奥さんはこの人のどこが嫌だったのかな?
暴力夫だとか変態夫だとか、、、何か匂わせれば奥さんの気持ちも分かったけど、単細胞で考えなしだけど、優しく人望のある人に思えたので、奥さんがパンに気持ちが向くことに説得力がなかったような。
 
≪友のために戦うウーヤン≫
お目当ての金城さんは、美しいお顔をグシャグシャにして演じきっていました~
時々、ナベブタのような中国の帽子が似合わないよぉ~と思いましたが(笑)、兄二人に褒めてもらいたい犬のような純粋な役を好演していたと思います。(・・・褒めてます・汗)
 
さて、超話題作の『レッド・クリフⅡ』と時を同じくして公開されたコチラですが、個人的にはやっぱりレッドちゃんの方が好きで~す。(派手好きなもので・笑)
でも、コチラの戦闘シーンはウゲッってくらいリアリティがありましたし、人の命の儚さや戦いの虚しさはより感じました~ 
男臭く泥臭い戦いと友情、そして裏切り&3大スターの華を堪能されたい方は劇場で―
                                           (3点)     

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アイズ

2009-05-07 16:45:45 | 映画【あ行】
レンタルで鑑賞―
【story】
幼いころに視力を失ったバイオリニスト、シドニー(ジェシカ・アルバ)は、姉ヘレン(パーカー・ポージー)の勧めで角膜移植手術を受ける。そして、心理療法士ポール(アレッサンドロ・ニヴォラ)のもとで視力を回復させていくが、マンションを徘徊する少年や突然襲い掛かる女性など、不可解な光景を目にするようになっていき―
     監督 : ダヴィド・モロー、サヴィエ・バリュ
*アジアの異才オキサイド、ダニー・パン兄弟が手掛けたホラー映画『the EYE【アイ】』のハリウッドリメイク版―

【comment】 
「怖い映画は苦手」と言いつつ、劇場で『1408号室』『ミスト』『モーテル』・・・等を観た。
そう、、、私のハートは徐々に“怖いもの慣れ”しているのだ。
それは、毎朝否応なしに目にする疲れ果てて腫れぼったいマイフェイスと何か関係があるかもしれない―

という事で、ホラー映画をレンタルしました~

で、、、なかなか面白かったです ハッキリ言ってで挙げた映画より好みでした~
というのも、ホラー好きの方には物足りないんじゃーないかなって思うほど怖さが控え目で、どちらかというと切なさと温かさが漂う筋の通ったお話だったので、惹き込まれて観ることが出来たんですぅ~
 
さてさて、これは香港映画のリメイク版のようだけどオリジナルは未見です。
だって、アジアのホラーって怖いじゃーないですか~極力避けるようにしてるのよ~
それなのに以前『リング』をWOWOWで観ちゃってねぇ~暫くの間、夜になるとテレビが怖くて怖くてテレビ恐怖症になったんです。(貞子が出てきそうで・・・
だから想像するに、きっとオリジナルは怖いんだろうなぁ~って思うの。
でもコチラのハリウッド版は、主演のジェシカ・アルバが、魅惑の笑顔を封印し薄化粧で演じようがやっぱり“癒し系”なせいか、はたまた効果音がババーンと大きかろうが、登場する幽霊や死神っぽいものに怖さが足りないせいか、、、ホラーテイストは弱めだったと思います。
  ひぃぃぃ~やっぱ怖いかな
で、、、お話は単純で分かりやすいで~す。
でもよく練られていたし、わりと細部に渡って伏線が生きていて、ホラーにありがちな「ブツ切りエピソードの継ぎ接ぎで破綻気味じゃん」みたいなことが無かったのが好みでした。

要は、角膜移植で視力を得たシドニーが、見えるはずのないもの―幽霊とおぼしき少年や女性、死神のような影、炎に包まれる悪夢―を繰り返し見て混乱していく。
心理療法士のポールに相談しても信じてもらえず、追い詰められたシドニーは、自分の異変は角膜移植のドナーに関係があるのではないかと思いはじめ・・・って感じです。
 
シドニー役のジェシカ・アルバは、大口開けて叫んでいても可愛いいし、体当たりで好演していたと思いますぅ~彼女のファンの方は大満足の出ずっぱりですよん♪
ポールがねぇ~イマイチいいキャラでなくって魅力薄だったのが個人的には残念でした。
演じたアレッサンドロ・ニヴォラはわりと気になる俳優さんなんだけどなぁ~どうもキャラ設定が定まっていないように思えました。
 
 
さてさて、、、移植した臓器が前の持ち主の記憶を持つ―ってことは本当にあるのかしら?
そこら辺を詳しく追及する気もないけれど、もしかしたらあり得るのかもしれないし、この物語的には上手く哀しいテイストとして織り込んでいたと思います。
死神が怖くないとか、ホラーとしては中途半端だとか、、、あるかもですが(汗)、とても切ないお話でしたし、最後には、必死になったり可哀想だったりジーンとしたりで、、、面白いホラーだったなぁ~と満足でした~          (4点)
 
 ≪何気に変人じみた余談・汗≫
ところで、、、皆さんは“見えないはずのもの”が見えちゃう経験はありますか?
私はチョイあるんです(幽霊?ビジョン?オーラにチャクラ?妖精?予知夢?幽体離脱?なのかなぁ~よく分からんけど色々ありま~すブヒ
だけどね、自分にしか見えないと、それが夢なのか、幻想なのか、勘違いなのか・・・ホント判断がつかないのよ。
何度、見えているものを目をパチッとやって写真を撮れればいいのに・・・と思ったことか。
そんな経験のある方はいらっしゃいますか~
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グラン・トリノ

2009-05-05 14:25:25 | 映画【か行】

予告もチラシも見ずに、予備知識なしで鑑賞―
で、、、≪グラン・トリノ≫って車のことだったのね~
【story】
朝鮮戦争の退役軍人で、自動車工の仕事を引退したウォルト(クリント・イーストウッド)は、妻に先立たれ、息子たちとも疎遠で単調な生活を送っていた。そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、アジア系移民の少年タオ(ビー・ヴァン)とその姉スー(アーニー・ハー)と知り合う。やがてウォルトとタオの間に友情が芽生えていくが―
     監督 : クリント・イーストウッド 『チェンジリング』 『硫黄島からの手紙』

【comment】
    偏屈オヤジの生き様を心で感じろ
 
冒頭から乱暴な物言いを致しましたことをお詫びします。
いや、、、じっくり考えれば、映画には様々なテーマが込められているに違いないと思うんです。(生と死。暴力。移民。人種。etc・・・)
だけど、、、私にとっては、ウォルトという一人の老人が、ただひたすら愛おしくて、、、最後には彼の想いを慮ってボーボーと号泣じゃないのよ~―それだけでOKでして、背景なんぞを深く考えたくないのでございます。

物語は、いたってベタだ―と申し上げていいと思います。
ご覧になれば、きっと起承転結が容易にご想像がつくと存じます。
ウィットの利いた会話の中に忍ばせてあるご丁寧な伏線は、ウォルトの心の動きを詳らかに感じさせてくれるでしょう。
だぁけぇどぉ~泣かせる・・・だぁけぇどぉ~響く・・・のは、やはりイーストウッドがウォルトを演じたからに他ならないでしょう。
こっそり告白すれば、別にイーストウッドに思い入れがないんです、私(バチ当たり・汗)でも、俄かイーストウッドフリークになっちゃうかも?!的な錯覚に陥りそうです。
 
さて、全く前知識もなく鑑賞されて、ご自分の心で感じて欲しい
ので内容説明はバッサリと省きます。
変な言い方ですが、急いで劇場で観ずとも、いつか偶然TV放送で観て、「ああ~いい映画じゃないのコレ」と一滴の涙を流されてもそれで良いのではないか―と思えるくらいです。(注:劇場鑑賞向きではないと言っているのではありません)

とにかく、家族から疎まれ、毒舌ブリブリで他人も寄せ付けず、戦時中の記憶に悶々と苛まれ、何かと言うと銃を構えて人を威嚇し、人種差別バンバンな偏屈頑固オヤジ、ウォルトが、忌み嫌っていたアジア系移民のタオとスーと関わる内に心癒され、不器用な優しさを見せ始めるが―ってなとっかかりがあれば、後は心で感じて
下さい(いい加減しつこい・汗)
 
先程も述べました通り、お話は超~ベタです。あまり捻りはありません。
孤独な人間が心を開いていく様子などは、今までだっていくらでも描かれてきたでしょう。
ラストも・・・特に衝撃というわけでもないと思います。
ウォルトの生き様を2時間じっくり観ていれば、自ずと導かれる結末でしょう。
ああ~だけど泣けちゃった。ボーボーおいおい泣いちゃったよぉ~
わたしく、バッチリ心で感じました
。(以下略)
 
さて、イーストウッドは本作で俳優を引退するとかしないとか。
結局どうされるのか存じ上げませんが、79歳という高齢で演じたウォルトは、人間の渋みや哀愁、深みや情、、、様々な色合いを見せてくれて本当に素晴らしかったです。
そして、こういう何度観ても温かな涙が流れるであろう映画に老齢のイーストウッドが出てくれたことに、しみじみとした感慨を味わいました。エンドロールの歌もまた格別です 。 
                                  (4点)    

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GOEMON

2009-05-01 19:31:31 | 映画【英・数字】

『20世紀少年第2章』『ジェネラル・ルージュの凱旋』に続き、今年3本目の邦画鑑賞です
【story】
織田信長(中村橋之助)を暗殺した明智光秀が討伐され、豊臣秀吉(奥田瑛二)が天下を取った時代。超人的な身体能力を武器に金持ちから金品を盗み、貧しき者に分け与える盗賊・石川五右衛門(江口洋介)が庶民を熱狂させていた。そんな中、五右衛門は盗み出した財宝の中に重大な秘密が隠されている南蛮製の箱を見つけるが―
     監督 : 紀里谷和明 『CASSHERN』

【comment】
  メチャメチャ好みでした~  この映画大好き~
    
   それにしても江口洋介さんたら
カッコいいわ~最高

さてさて、本作は非常~~~に説明し難い映画です。
好みだぁ~好みだぁ~
と騒いで感想をお仕舞いにしたいくらいです(笑)

そこで、「決して誇大広告じゃないよなぁ~」と感じたチラシの宣伝文句に則って、どんな映画かお伝えしたいなぁ~私なりに。
 才蔵VS五右衛門
 ≪既成概念を破壊する美術と衣装の数々≫
スゴイですよ~美術は。ほぼCGと思われますが、、、冒頭で、ド派手な花火とシンデレラ城みたいに豪華なお城がババーンとズームアップされるのを見て、「なるヘソ・・・こういう突き抜けた美術感覚でいくのね」と悟った私は、モロCGだろうが、多少チャチだろうが、ぶっ飛んでいようが、、、ふふんと笑って楽しみました♪
衣装もねぇ~和洋折衷で時代無視の大袈裟な舞台衣装って感じで派手で(笑)
誰もチョンマゲなんか結っていないし、合戦時の甲冑も妙にカッコ良くて・・・好きですよ、こういうの。
 秀吉(鯉のぼりではありません)
 ≪最先端の技術による圧倒的な映像美≫
映像美・・・う~ん・・・映像美かぁ~
正直申し上げて、「ガチャガチャし過ぎじゃない?」とか、「何が何だか分からないじゃん」って時もありましたが(汗)、独特な映像感覚は嫌いじゃーありませんでしたね。
  才蔵(最後の見せ場カッコ良過ぎ)
 ≪日本映画の限界を超えた息もつかせぬアクションシーン≫
いや~~~クオリティの面ではド素人なので分かりませんが、『300』なみに迫力があったり、『ロード・オブ・ザ・リング』や『スターウォーズ』っぽいところもあったり・・・ありえねぇ~
の連続である五右衛門や霧隠才蔵のアクションは、『マトリックス』世界のネオのように強くってねぇ~「こうなったらトコトンやっちゃって下さい」って感じで楽しみました~
 三成(眉毛怖いよ・汗)
 ≪歴史の新解釈による奇想天外なストーリー≫
「どんな解釈なんだぁ~のぶっ飛び歴史絵巻でしたねぇ~(笑)これはご自分の目で是非確かめて頂きたいです。あまり先入観なく物語に身を任せた方がいいかと。
で、、、私はかなり好きですね、このお話。「うわ~そうくるかぁ~」と堪能しましたよん。
映像がぶっ飛んでいるので、お話までぶっ飛び過ぎると観ていて飽きそうなものですが、、、同じぶっ飛んでいても練られていたし、一応この物語なりに筋が通っていたので、面白かったですぅ~
 
さて、最後にキャストについて一言。
★江口洋介(石川五右衛門):とにかくカッコ良かったですぅ~
天下の大泥棒・五右衛門が実は○○であったり、茶々に○○であったり、、、実に面白いし、超~ハマっていて好演されていたと思います。
★大沢たかお(霧隠才蔵):この方も良かった!!それに五右衛門との友情がねぇ~泣かせてくれたわ~
★広末涼子(浅井茶々):実はあまり好きでないの、この方(汗)コメなしということで(汗)
★奥田瑛二(豊臣秀吉):流石に上手いっ 秀吉がこんなに憎々しいなんて(笑)
★要潤(石田三成):この方も良かった!いや~怖い顔が似合う方ですねぇ(笑)
★中村橋之介(織田信長):ちょっと信長のイメージと違ったかなぁ~声は良かったけど。
★ゴリ(猿飛佐助):実は私・・・この方がダメでした。浮いて見えちゃって・・・頑張って好意的に見ようとしてもダメでした
で、、、佐助のラストの行動がまたまたダメで(わざとらしく思えて・汗)この映画のマイナスはここだなぁ~
それからラストがチョイ寂しい終わり方だったのもなぁ~個人的にはマイナスですぅ~
それを差し引いても大満足の一本。好みがハッキリ分かれそうな映画なのでオススメし難いですが、、、私はGWにもう1回観ます    (4.5点)
 P.S.2回目観ました♪ヤバイくらい夢中になっちゃった。満点でもいいくらいよ~

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