★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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ミルク

2009-04-29 17:45:45 | 映画【ま行】
アカデミー賞主演男優賞、脚本賞受賞作品―
【story】
1972年、保険業界で働いていたハーヴェイ・ミルク(ショーン・ぺン)は、20才年下のスコット・スミス(ジェームズ・フランコ)と出会い、恋に落ちる。二人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み小さなカメラ店を開く。やがてミルクは、同性愛者、有色人種、シニア層など社会の弱者の“声”を伝えるべく政治の世界へといくが―
     監督 : ガス・ヴァン・サント 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』

【comment】
        流石ショーン・ペン
 
実は、大きな声では言えないが、終盤近くまでそれ程映画に引きこまれなかった。

これは、脚色があったとしても実話であるため半ドキュメンタリー風な流れであり、当時の映像と映画の映像を上手く組み合わせていて見せ方に魅力を感じても、「少し淡々としているなぁ・・・」と思うところもあったのだ。
ところが、終盤からラストにかけて、私の心に予想だにしない感動の波が押し寄せた。
涙が止まらず、エンドロールが終わっても暫く席を立てなかった。
そして思った。
地味なようでも、映画が持つ全ての要素が、ミルクの情熱を、希望を、勇気を、優しさを、そして愛を伝えていたんだなぁ~って。
作り手のミルクに対する尊敬の念や、ミルクの思いを伝えようとする真摯な願いが、1番いい形で観る者に届けられたんじゃーないかなぁ~って。

私は元来ミーハー人間なので、こういう映画を好きか嫌いかで区別すれば、それ程好きではない―と答えざるを得ない。
だけど、これは好き嫌いの次元を超えて、人の心の根っこの部分に訴えかけてくる素晴らしい映画だと思う。

そして、そう思わせてくれたのにはショーン・ぺンの力は大きい。
容姿は本物のミルクとは似ても似つかないし、ミルクの実物の映像などを見たこともないのに、不思議なことに彼がミルクにしか見えなかった。
 
さて、こちらの写真が本物のハーヴェイ・ミルク(クリックするとWikipediaのページに飛びます)。
私は全く存じ上げなかったが、同性愛者であることを公表してアメリカで初の公職に就いた方だそうだ。
それがどんなに困難なことで、どんなに意味があることなのか、ここで私がとやかく言うまでもないだろう。

映画は、ミルクがパートナーのスコットと出会ってから、苦難の末にサンフランシスコの市政執行委員に当選し、その後凶弾に倒れてしまうまでの8年間の軌跡を綴るが、鑑賞後にWikipediaで読んで驚いたのは、自らの暗殺を予見したミルクがテープに声明を遺したこと、3万人にも及ぶ人々がミルクの死を嘆き追悼に参加したこと―など、一見映画の演出とも思えることが事実だったことだ。
もしかして、少しミルクについて調べてから鑑賞した方がより映画を堪能出来たかもしれない―と思ったりした。

ここで、映画にも登場したミルクの遺した言葉を載せておく。
「もし一発の銃弾が私の脳に達するようなことがあれば、その銃弾はすべてのクローゼットの扉を破壊するだろう」(=もし私が暗殺されるようなことがあれば、それはこれまで隠れていたすべてのゲイの者たちをカミングアウトさせることにつながるだろう)

 
先程、映画の全ての要素が光を放っていた―というようなことを書いた。
それは、映像や音楽、脚本は勿論のこと、役者さんの素晴らしさもさす。
ショーン・ぺンだけではなく、脇を固める俳優さんが実に見事なのだ。
まずはジェームズ・フランコ(『スパイダーマン』『トリスタンとイゾルデ』よ)

いや~驚いた。この方の演技がスゴク良かった。今まで1度も演技派として見たことはなかったのだが(汗)、、、ちょっと役者としてステップアップしたのでは?と思う。
 
それからエミール・ハーシュ(ペンの左『スピード・レーサー』)。私、最初は誰だか分からなかった。イメージが違い過ぎて(汗)この方は今後演技派まっしぐらの逸材の匂いがした。
他にもルーカス・グラビール(『ハイスクール・ミュージカル』意地悪姉・弟の弟君)や、ディエゴ・ルナ、ジョセフ・クロス(見たことある・・・と思ったら『ブラックサイト』の犯人役)らも良かった。

 
それからジョシュ・ブローリン。この方は最近悪役系が多い気がするけど(『ノーカントリー』『プラネッット・テラー~』やっぱり上手い。難しい役どころなのにいい味を出していたと思う。
どうして皆さん各々の役にハマっているの?と不思議に思ったし、全員の演技のバランスが実にいい。監督さんの手腕だろうか。

本作には、アメリカで“20世紀の100人の英雄”にも名前が挙がったミルクに対する愛情がギュッと詰まっている。
ミルクに対する愛情ということは、つまり『人間は皆平等である』ことへの愛情に繋がる。
アカデミー賞の授賞式で、ショーン・ペンが、「全ての人を平等に扱うべきだ」、「洗練された人物を大統領に選んだこの国を誇りに思う」と言ったことが、改めて思い出された―(3.5点)
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【本】斜め屋敷の犯罪

2009-04-27 17:17:27 | 本【小説・日本】

        『斜め屋敷の犯罪』       島田荘司       講談社文庫
【comment】
     これは面白かった こういう推理小説は超~好み
  -story-
北海道の最北端、宗谷岬の高台に斜めに傾いて立つ風変りな西洋館。「流水館」と名付けられたその屋敷の主人で、巨大企業の会長である浜本幸三郎が、客を招いてクリスマスパーティを開いた。
屋敷に集まったのは全部で13人。浜本と仕事の付き合いのある菊岡や金井、また浜本の愛娘である英子の花婿候補の日下、戸飼たちなどだ。
英子が取り仕切った華やかなパーティは滞りなく終わったが、その夜、なんとも奇怪な密室殺人が起こる。
早速地元の警察が駆けつけ、犯罪の捜査が始まった。
外部からの侵入者による犯罪とは考えられず、かといって内部の者で犯行が可能だった人物がいそうにないことから捜査は難航する。折りしも酷い吹雪のため、身動きのとれない警察は、泊まり込みで捜査に当たることになったのだが、そんな中第2の密室殺人が起こる。
警察の監視下で起こった殺人に、警察はメンツを掛けて必死の捜査を続けたが、どうにも犯人の目星がつきそうになく、困り果てた部長刑事は、本庁に応援を頼むことにする。
ところが、助っ人として現れたのは、占星術師の御手洗とその友人石岡だった―


とにかく読んでいて物凄~く楽しくって仕方なかった。
楽しくって楽しくって心がウキウキしまくった。
別に物語自体はルンルンするものでもないのだが(笑)、自分のツボにハマる作品に出会った時、脳が勝手に≪ハッピーだぁ~指令≫を出すようで、読了までの間かなりの躁状態でいたと思う(笑)

という事で、今回は物語のどこを楽しんじゃったのか―について列挙していこうと思う

舞台や人物の雰囲気が素敵
まず、『斜め屋敷』が≪THE・推理小説の舞台≫って感じで素敵(笑)
屋敷は、本編に何度も図解説明があり、空間的想像力の無い私には限界があるが(汗)、いかにも“犯罪”の匂いがプンプンして心躍る。
私なら好んで足を踏み入れないであろうその屋敷に集う面々も、いかにも“犯罪”の渦中に巻き込まれそうな奴らばかりで素敵(笑)
そこに参入することになる警察にまでご丁寧に個性を持たせ、物語を盛り上げていたと思う。

人物描写が素晴らしい
とにかく人物描写が素晴らしく、特に心理描写が秀逸で、皮肉やユーモアに満ちている会話が絶妙なため、顔の筋肉が笑顔で固定されるほど笑った箇所が多い。
いや~島田先生って面白い方なんですね~ 
この本を読んで、島田先生に惚れちゃったわ~(笑)

引用文や蘊蓄が楽しい
プロローグを経て、第一幕から始まる物語の冒頭を飾る引用文が何気にそそられる。
それは意味のあるもので、物語に深みを持たせていると思う。
また、一見何にも関係なさそうに思える蘊蓄の配置がツボ(笑)
犯罪の舞台が「わざと斜めに建てられた屋敷」であるため、建築に関する蘊蓄があったり、屋敷の主人の「骨董趣味」に関する蘊蓄などがあるが、、、「きっとコレは無駄な話だろう」と感じながらも顔が緩んだりして。
こういう潤滑剤のようなエピソードを上手~く取り入れる作家さんて好きー♪

探偵・御手洗のド変人さが最高
本作の御手洗の変人ぶりは超~ツボでございました。
登場から飛ばしまくる狂人めいた御手洗に、心の底から親近感が湧いちゃって、「誰かを思い出す・・・」とデジャブにも似た感覚が過ぎり、、、
その“誰か”とは、京極堂シリーズの“榎木津”だと思い至った次第。
読めば読むほど、その素っ頓狂さが榎木津とかぶって勝手にルンルン気分に(笑)
そして改めて、「天才と狂人は紙一重なのねぇ~」と思い、御手洗が愛おしく思えたりして。
ただ、今回はあまりにも簡単に謎を解いているので、悶絶する御手洗が見られなくて残念だったかも(笑)

事件のトリックが感心するほど大掛かり
実は、犯人には早々に気付きました。
ただトリックがイマイチ分からなかったんだけど・・・
というのも、「これって『名探偵コナン』で似たようなトリックがあったよね?」と思った瞬間に考えるのを止めちゃったんですよ。もしかして漫画は本作を参考にしているかもしれないなぁ~
で、、、とにかく凄いトリックです。もう小踊りしたくなるようなアッと驚くようなトリックです。
分かった瞬間の私は、故・松田優作のような声を張り上げちゃった。「なんじゃあーこりゃあー」って(笑)


ってな感じで、すご~く楽しませてもらいました。
少々犯罪動機に弱さを感じたり、あのトリックは現実的にいってあり得るのか?なんて気持ちも過ぎりましたが、、、こんなに面白いんだもの~細かいことはいいじゃないの(笑)

個人的には、これぞ推理小説だぁ~っていう魅力を備えている作品だと思います。      
                           (4.5点)

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バーン・アフター・リーディング

2009-04-25 08:03:24 | 映画【は行】

豪華キャストのクライム・コメディ見逃せないわ~
【story】
CIAの機密情報が書き込まれた1枚のCD-ROMを、勤務先のフィットネスセンターで拾ったチャド(ブラッド・ピット)とリンダ(フランシス・マクドーマンド)。そのころ、元CIA諜報員のオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)は、機密情報の紛失にうろたえていた。一方、オズボーンの妻ケイティ(ティルダ・スウィントン)は、財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫中で―
     監督 : ジョエル、イーサン・コーエン兄弟 『ノーカントリー』

【comment】
いや・・・予感はしていたのよ。もしかして合わないんじゃーないかなぁ~って

これは、小さな偶然や誤解が思わぬ方向へいく系のお話なんだろうけど、個人的にはイマイチ好みじゃなかったわん。
一応ところどころ笑えたんだけど、、、そこに、「これって通(ツウ)でしょ?」みたいな空気を感じてねぇ~(捻くれた見方・汗)空笑いする自分がいたりして。

まぁ~コーエン兄弟監督が、ブラピ、クルーニー、マルコヴィッチに“あて書き”したという“残念なキャラ”(笑)と、それを生き生きと演じるキャストは楽しめました~
 
★残念1.オズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)⇒≪教訓≫飲み過ぎはほどほどに・・・
アル中を理由にクビを言い渡された元CIA局員。CIAの暴露本執筆を目論んでいる。

ずっと怒りまくりのマルコヴィッチは、脳の血管がピキピキ言ってたんじゃないかな(笑)
似合いすぎる役柄で(笑)エキセントリックな扱い難いクソおやじを好演
 
★残念2.ケイティ(ティルダ・スウィントン)⇒≪教訓≫何もかも打算で計れるわけじゃない
オズボーンの妻で女医。ハリーと不倫中で離婚を目論んでいる。

ティルダもイメージ通りの役(笑)インテリ、命令口調、利己的、冷たい、、、実際の彼女はどうだか知らないけど、そんなイメージがあるもの~(笑)
 
★残念3.ハリー(ジョージ・クルーニー)⇒≪教訓≫女遊びはほどほどに・・・
複数不倫関係をエンジョイする薄っぺらな財務省連邦保安官。ケイティリンダとも不倫中。

病的なくらい不倫に熱中するオヤジはクルーニーにピッタリではないか~(あまり褒め言葉でないような・笑)
ハリーは、情事の後に必ず何キロもジョギングしていたけど、、、何でだろ?(笑)
 
★残念4.リンダ(フランシス・マクドーマンド)⇒≪教訓≫強迫観念や思い込みはキケン
フィットネスセンターの従業員。全身美容整形を目論んでいる。ハリーと知り合い不倫中。

この方は細かい顔芸が上手い(笑)チョイ役でしか見たことがないけど(『恋愛適齢期』『真実の行方』 )迫力あったわ~♪
 
★残念5.チャド(ブラッド・ピット)⇒≪教訓≫頭もある程度鍛えましょう
スポーツドリンク好きのiPod中毒でリンダの同僚。天然おバカの単細胞だが、偶然CIAの機密情報を手に入れて・・・

頭空っぽの筋肉バカを無理なく好演(笑)
地なんじゃない?って雰囲気がアリアリで可愛かった

いや~皆さんハマリ役で(笑)CIA上官のJ・K・シモンズやチャドとリンダの同僚リチャード・ジェンキンスまで“あて書き”?って思うくらいハマってた(笑)

さてさて、キャストは良かったんだけど、“残念な5人が絶妙なタイミングで関わりあって残念な結末へ―”って展開がねぇ~
結構好きなはずなんだけど、いかんせんくだらなくって、個人的には失笑ものだったなぁ~(ゴメン・汗)
そんなに意外性もないし、皆おバカ過ぎて、誰がどうなっても途中でどうでも良くなっちゃったのはそれこそ残念だわん。
まぁ~私の場合、しっくりおバカがハマっていたブラピの運命にちょっとビックリして、、、「えっ?もう?」的な残念気分になったのもマイナスだったのかも。
もっとブラピのおバカぶりを見たかったし、他の人たちの結末も説明だけでアッサリ終わったのでチョイ消化不良かな。
・・・確か『ノーカントリー』でも消化不良とか言ってたなぁ~私。
コーエン兄弟監督と相性が悪いのかも
 
ではでは、日本でもブレイク中のおバカキャラを嬉々として演じたブラピのお気に入りのお顔でサヨウナラ。きゃわいいゾ~
  だぁ~♪
  でひ♪  (2.5点)

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レッドクリフPartⅡ★gooメーカー☆メーカー^-^*

2009-04-23 15:12:15 | アカデミー賞・年間ベスト10・ドラマ・雑記
鑑賞済みの映画『ミルク』の感想に手間取っている私・・・またスランプか?!
気晴らしにgooメーカー☆メーカーの『レッドクリフPartⅡ』特集で遊びました~エへ
 
 ココをポチっとして頂けるとページに飛びま~す お題は3つだよん。

★まずは“名セリフ”・・・

         由香さんにおすすめの名セリフはコチラ
    
おお~関羽登場は嬉しい・・・このセリフいつ言ったか忘れたけど(汗)

★お次は“大切なもの”だって。

           由香さんにとって大切なものは・・・
    
きゃん♪周瑜と孔明の登場よ~ 

★最後は“名場面”。

コチラは映像を見せてくれます。私の場合、『小喬が単身で曹操の元へ。その頃周瑜と孔明は琴を奏でていた。そして小喬は剣を持ち、、、』っていう例の場面でした。

     
     
これよ、これ。勇気ある小喬よりも、可愛く思えてくる曹操に魅力を感じたところ(笑)

皆さんも気晴らしに遊んでみては?

さて、私はこれから記事をセッセと書こうかな
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シューテム・アップ

2009-04-21 18:55:00 | 映画【さ行】

WOWOWで鑑賞―
【story】
ある晩、バス停に座っていたスミス(クライヴ・オーウェン)の前を大きなお腹の妊婦(ラモーナ・プリングル)が慌てて通り過ぎる。その後を車で追ってきた人相の悪い男の様子が気になり、彼が2人を追いかけて廃虚に入ると男は妊婦にナイフをかざしていた。スミスはとっさに彼女を救うが、男の仲間たちが次々となだれ込んできて―
     監督・脚本 : マイケル・デイビス

【comment】
アカデミー賞8冠に輝く『スラムドッグ$ミリオネア』には3.5点をつけたのに、、、私ったらこの映画には4点を付けちゃう(笑)
映画を楽しむ基準を疑問に思われそうだけど(汗)、意表を突く面白さがあってツボだったのよ~
 
さて、物語はハッキリ言って“オマケ”ようなもので(笑)、これは何も考えずに、ただ撃って撃って撃ちまくる銃撃戦、銃弾2万5千発のエクスタシー!を堪能するのが正解な映画だと思いま~す♪
だけど、賛否両論あるだろうなぁ~コレ。エロ&グロ&下品の嵐なんだもの~(笑)

私は普段ガンアクションオンリー系映画がそれ程得意ではなくって、観ても途中で飽きちゃったりするんだけど、コチラも時々あまりのバカバカしさに気が遠くなりそうだったけど(笑)、何故か「おっこれは面白いかも」と、好きスイッチがオンしちゃったの~

まずね、、、くだらないんだけど小ネタが可笑しいのよ。
そして、やたらと強いスミスが、その名前すらも偽名らしく、最後まで正体すら分からないところがツボ。
いつも苦虫を噛み潰したような顔をして、誰に対しても、人生に対してさえも関心が無さそうな一匹狼っぽいのに、見知らぬ女が産んだ赤ちゃんを悪漢から守る羽目に陥るシュチュエーションもツボでねぇ~
だいたいクライヴ・オーウェンと赤ちゃんが明らかにミスマッチなのも笑える。
それにさぁ~何なのよ人参は(笑)
超一流の射撃の名手スミスが常に携帯しているのは銃ではなくて人参で、時にはそれを武器にしたりして~変過ぎーーー(笑)
オマケにスミスはジョン・マクレーンも真っ青な不死身な奴で(笑)、ありとあらゆる状況での銃撃戦をクールに真面目な顔してキメるわけ。例えばS○Xの最中でも・爆
彼の口癖は「気に入らないな・・・」なんだけど、自分は数えきれない程の人間を撃ちまくっているのに、マナーの悪い奴を許さない信条の持ち主であったりする―そのキャラ設定のアンバランスさもツボだわ~

実はクライブ・オーウェンってイマイチ好きじゃーないんだけど(汗)、この映画の彼はカッコ良かったな

それから、共演者もいいのよ。
 
コチラはスミスのドタバタに巻き込まれたドンナ(モニカ・ベルッチ)。
彼女はいかがわしいお店で赤ちゃんプレイ専門で働く女性なの(苦笑)

やっぱりモニカって綺麗よねぇ~とんでもなく下品なこともさせられてたけど(汗)、、、何故かハマっていたりして(笑)
 
そして悪者ハーツ役のポール・ジアマッティが最高この方ってどんな役でもハマるかも。
だいたいキャラ設定が変わってて面白かったわん。
“元FBIのプロファイラーで行動心理学の先生”らしいのに、マフィアかなんかの手先をしていて、嫌ったらしくて、変態チックで、恐妻家で、ゴキブリみたいな性格なの(笑)

3人の配役が絶妙で、ちょっと変わったおバカ映画なのに面白いものにしていたと思うなぁ~
 
これは、始まって何分かで大嫌いになるか大好きになるか分かれる映画だと思うけど、私は「クダラナイ~バカバカしい~ありえない~」と思いながら喜んで観ちゃった(笑)
 近日中にWOWOWでまた放送するから観ちゃおっと   (4点)
   *お詫び:禁止用語があるのかTBに支障があるようです。申し訳ありません

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スラムドッグ$ミリオネア

2009-04-18 23:10:10 | 映画【さ行】

第81回アカデミー賞≪作品賞≫≪監督賞≫≪脚色賞≫など8部門受賞作品―
【story】
TV番組「クイズ$ミリオネア」に出演した
ジャマール(デヴ・パテル)は、あと1問正解を出せば番組最高額の賞金を勝ち取るところまできていた。だが、インドのスラム街で育った少年が正解を知るはずがないと不正を疑われて逮捕されてしまう。警察の尋問によって、何故ジャマールが番組に出演するに至ったのか、学校に行ったことがないにも関わらず一体どうやって答えを知り得たのかが明らかになっていくが―
     監督 : ダニー・ボイル 『サンシャイン2057』 『28日後…』

【comment】 (*ネタばれ気味です)
本作は何故評価されたのか?
それは、生命力に溢れ、躍動感
に満ち満ちているから。
目を背けたくなるような現実
をしっかりと捉え、その混沌と絶望の中の片隅に一筋の希望の光を描いているから。
そして何より、ピュアな愛が奇跡を起こすパワーとなって全編を駆け抜けているから―
 
エンドロールでパワフルなダンスとともに流れる『Jai Ho』が鑑賞後も耳に残った。
だけど、ちょっとした瞬間にこんな歌のフレーズも思い浮かんできちゃった~
   どんなに困難で挫けそうでも
   信じることさ 必ず最後に愛は勝つ~
 
さて、アカデミー賞8冠に輝いてから日本でもガンガンと宣伝している本作。
物語的にはわりと単純ですぅ~予告でバレ気味のように(笑)気持ちのいいサクセスストーリーですね
だけど、見せ方が上手いんだなぁ~
クイズ番組に出演するジャマール、警察で尋問を受けるジャマール、そしてジャマールの今までの人生の回想・・・を交互に見せて、否が応でも引き込ませるんですよ~
 
そのジャマールの人生は壮絶そのもの
インド・ムンバイにある貧困に喘ぐスラム街で育ち、宗教間の争いに巻き込まれて母を亡くし、子どもを喰い物にする連中の餌食になり、、、ただ生きるためだけに生きてきたジャマールと兄サリーム。
そんなジャマールの人生とクイズの問題が何故かドンピシャリとハマって(笑)、次々と問題を解いていくのよ~考えたら都合のいい話なんだけど、「今までの苦労は全てこの時のためだったのかしら?」なんて気にもなり、素直に見守っちゃった。

また、子ども時代を演じている子役さんたちがとても生き生きとしていていいし、辛いシーンの中にも笑いを忍ばせているのも良かったわん。
 
さてさて、無学のジャマールがクイズ番組に出たのは、お金のためってわけでもなかったの。
それがこの物語の美しい~ところなんですよねぇ~
ジャマールは、幼い頃に行動を共にした少女ラティカをとても好きで、、、だけど、兄弟とラティカは離れ離れになってしまうの。
ジャマールはラティカを1日も忘れることなく想い続け、盗みや詐欺まがいの生活をしながら暮らした後に、彼女を探し出そうとするんだけど、、、

まぁ~ねぇ~想い続けるのも当たり前の可愛らしさなのよねぇ~ラティカって。
ジャマールがどこにでもいそうな純朴なジャガイモ君なのに対し(笑)彼女はとっても綺麗
綺麗だからこそ彼女の人生も過酷だったんだけど、、、

一方ジャマールと兄は同じ兄弟でも途中から生き方が違ってしまった。
地道に生きていこうとしたジャマール。
兄のサリームは、悪の道へ―
これは悲しかったなぁ~
兄にもジャマールのように諦めず、逃げ出さずに明日を踏みだして欲しかったなぁ~
 
ジャマールは、過酷な人生を歩んでも卑屈になることなく一途な想いと希望を胸に抱き続けた。
そして愛を掴み、オマケに大金をも手に入れるんですよ~(なんと日本円で4000万円

ジャマールが手にした幸せは、きっと他者を勇気づけるだろうし、彼は今後、優しく寛大な人でいるだろうなぁ~という予感がそこはかとなく漂う心地良いラストを迎る良作だと思う。
彼の運命をご自分の目で確かめに劇場へ行かれても損はないのでは―


 個人的には『ベンジャミン・バトン』の方が好きかなエへ (3.5点)

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【本】トワイライト 上下巻

2009-04-17 07:17:37 | 本【小説・海外】

     『トワイライト』上下巻    ステファニー・メイヤー    ヴィレッジブックス
【comment】
ティーンに絶大な人気があり、全世界で2500万部も売り上げたというベストセラーを“いい年こいて”読んじゃいました~(チョイ照れる)
だってだって、、、「エドワード役がちっとも美少年じゃない―」と文句はタレたけど、
  映画『トワイライト』にハマっちゃったんだも~ん

  -story-
≪上巻≫
「きみは自分のことがぜんぜん見えていない。きみはこれまで会った誰とも違うんだ」
ハチミツ色の瞳、シルクのような声、彫刻のような横顔・・・・・雨と霧の街フォークスで出会った美少年エドワードは、他とは違う空気をまとっていた。なぜかベラだけをにらみつけ、避けようとするエドワード。そこには、彼にしかわからない秘密が隠されていた。
土地に伝わる〈冷人族〉の伝説、狼を守り神とするインデアンの掟・・・・・。
禁断の恋におちたベラとエドワードの切なく甘い運命が動き始める。
≪下巻≫
「足かせを持っておいで。ぼくはきみの囚人になろう」
ゴールドの瞳の美少年エドワードは、哀しい過去を秘めたヴァンパイアだった。永遠の命を持つエドワードにとって、ベラはやっと見つけた運命の相手だった。こんなあたしが彼を救えるの?あなたの孤独を埋められるのはあたしだけなの?
それぞれの思いに戸惑いながらも、どうしようもなく惹かれ合うふたり。
ベラを狙う凶悪なヴァンパイアを敵にまわし、引き返せない運命の恋がはじまった。
                                (*上下巻とも本の裏書きを引用)


ふはふはふは・・・
  「足かせを持っておいで。ぼくはきみの囚人になろう」
どっぴゃー こっぱずかしいぃ~ なんちゅーセリフじゃ~い

17才のベラとエドワード(あっ!エドワードは100才過ぎてましたね・汗)の熱く甘く、そして狂おしいまでに燃え上がる恋を、、、わたくし、変なモードで、変な汗かいて、変な顔しながら、時折変な声を出して一気読みしました(笑)

内容は、ほとんど映画と一緒だと言っていいと思います。
と言うか、映画が原作に忠実だったってことなんですよね(笑)
勿論原作の方が内容が濃く、エドワードの属するカレン一家それぞれの過去などを詳しく書いてあったり、狼族についてもより含みがあったり、ベラの学園生活についても厚みがあったけど、、、基本は一緒ですね。

それにしても、、、何で大ヒットしたんだろう?この本
私としては、物語的には特別なところはなく、いたって普通~のような気がするんだけど、、、それでも心を掴まれるのは確かなのよねぇ~不思議。
やっぱり、『普通の女の子が究極の美少年と恋に落ちる。そしてその人は、自分にとっては危険であり、自分を殺してしまうかもしれないヴァンパイアだった。更には、彼の孤独を癒すのは自分しかいない―』なぁ~んて設定が、女の子目線の妄想モードにスイッチを入れちゃうんだろうなぁ~

さてさて、物語はベラの視点で描かれていて、かなりのページを二人の会話が占めています。
惹かれ合い、、、探り合い、、、求め合うベラとエドワードの言葉の応酬は、私としては超~~~照れくさくって時々「ケッ」となったけど(笑)
ちょこっと紹介しますね~♪

*「そう。きみはぼく好みのヘロインだ。」
*「いまのぼくにとって、きみはなにより大切な存在だ。これまでの人生でいちばん大切な存在なんだ」
*「ライオンは子羊に恋をしてしまったわけだ」
*「ほら、弱虫なお嬢さん。背中にのって」
*「やってみたいことがあるんだ」そして、両手であたしの顔をつつんだ。
*「きみはもう、ぼくのすべてだ」
*「ベラ、ぼくが守ってあげるよ。~一瞬だってそばから離れない。約束する」

ふはふはふは、、、また変な汗かいてきた(笑)
甘い言葉に酔いたくて読んだけど、若さが足りないせいか(涙)、途中でバカバカしくなったりもしちゃったわ~ん(汗)

ラストは映画と同じで、ベラがどんどんヴァンパイアになりたくなり、エドワードはそれをいいとは思わない―ってところで終わるけど、、、今後も色々ありそうですねぇ~
ベラ自身にも秘密の匂いがするし、展開が気になるなぁ~続きも読んじゃおうかな(本屋さんで続編を斜め読みしちゃったよん
ケケケ
                                         (3点)

ちなみに、読めば読むほどエドワードはもっと綺麗な方に演じて欲しかったと思ったなぁ~
例えば、映画『アレックス・ライダー』のアレックス・ペティファーとか・・・
彼だったら天にも昇る心地で映画を観ただろうなぁ~

 
  

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イエスマン“YES”は人生のパスワード

2009-04-15 14:38:28 | 映画【あ行】

ちょっと前に観たんだけど、感想が遅くなっちゃった~ブヒ
【story】
カール(ジム・キャリー)は、面倒くさい相手からの電話はいっさい出ず、友達からの誘いも何かと口実をつけて断わり、勤め先の銀行ではローンの申し込みをほとんど却下する「NO」が基本の男。ところが、ある日友人に誘われて行ったセミナーで、『どんなことにもYESと答える』と強引に約束させられる。その結果、偶然知り合ったアリソン(ゾーイー・デシャネル)から好意を持たれるなど、運気を上げていくカールだったが―
     監督 : ベイトン・リード 『恋は邪魔者』
~すべてに「イエス」と言ったらどうなるかを実際に試してみた、イギリスのユーモア作家でテレビのパーソナリティーも務めるダニー・ウォレスの体験実話を基に映画化~

【comment】
普通でした~

ジム・キャリーの映画は、『マスク』と『エターナル・サンシャイン』しかキチンと観ていなくて、他の作品は、何故か途中で飽きちゃってねぇ~
最後まで観れないor記憶にない、、、という体たらくな私ですが(汗)、コチラは最後まで観れました~

う~ん、でも私って、こういうタイプのコメディってあんまり得意じゃないのかも・・・感想が出てこないわ~ん
 
さてさて、離婚も影響してか、後ろ向きな人生にドップリ浸かっていたカールは、あるセミナーで、主催者(テレンス・スタンプ)に、「どんな事に対しても“YES”と言う―」ことを誓わされます。その誓いを破ると“災い”があると半分脅されたカールは、とりあえず“YES”を連発してみたら、、、なんと運命が好転していくんですね~
可愛い女の子アリソンに巡り合ったり、会社で昇進したりして、すっかり人生が明るくなっていくのですが、、、
 
これはきっと「ジム・キャリーらしい映画―」と言ってもいいのではないかしら?
“YES”を言うことによってカールに降りかかることを、ジム特有の演技で楽しく見せてくれました~
それに、はじめは仕方な~く“YES”って言っていたカールが、見るからにネガティブシンキングからポジテイブシンキングになっていく様が上手く出ていて良かったと思いま~す♪

だけどなぁ~個人的には小学校の道徳レベルのテーマだった気がするし(汗)、イマイチ盛り上がりに欠けたので、クスクスと笑いながらも退屈を感じちゃったのが正直なところですぅ~
ゴメンナサイね~きっと好みに合わないタイプのコメディだったのかも。あっ!でも嫌いってわけじゃーないんですよ~
 
そもそも私って、どちらかと言うと普段からイエスマンの方で(汗)、危険を伴うくらいポジディブシンキングなもので(汗)、カールのドタバタが面白くってもちょっと冷めた目で見たのかもしれません。
「お主、、、何をそんなにアタフタしておる。まずは落ち着け」って感じで。(あらら、、、偉そうですね・汗)

それから、イエスマンになったことで、もっと途轍もなくデッカイ災難とか、あり得ないほどのデッカイ幸せなんかを勝手に期待していたようで、エピソードが無難に思えたなぁ~
で、、、可もなく不可もなくって印象になっちゃったワン  (3点) 

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【本】水車館の殺人

2009-04-13 17:11:35 | 本【小説・日本】

        『水車館の殺人』       綾辻行人       講談社文庫
【comment】
       
こ・これは?!
       かなり早い段階から犯人とトリックが分かってしまったゾ

ということで(汗)、、、チョイ安易なミステリかなぁ~とは思ったけれど、物語の持つ雰囲気はなかなか楽しめたかな♪
 
  -story-
藤沼紀一は、過去の事故で顔面を傷つけ、常に仮面をかぶっており、幽閉同然の美しい妻・由里絵とともに古城を思わせる異形の建物“水車館”でひっそりと暮らしていた。
紀一の亡き父は著名な画家で、毎年のように数人の招待客が、その作品を見るために十角館を訪れていた。
1985年。水車館で奇怪な殺人が起こり、紀一の友人である正木慎吾が殺され、客の一人である古川恒仁が密室から消え去る―という事件が起こった。
それから1年後の同じ日に、また招待客が水車館を訪れるが、この日は招かれざる客もいた。
それは、水車館が中村青司の作った建物であることと残忍な殺人事件が起こったことに興味を持った島田潔だった―


実は、読後からだいぶ時間が経ってしまい(かれこれ2か月以上・汗)、もう細部を忘れつつあるので、今回はあらすじ&感想を超~簡単に書こうと思う。

さて、『十角館の殺人』に満足し、『迷路館の殺人』で興奮した私としては、コチラにも期待大でした~
でね、私は綾辻さんの作風がやっぱり好きーと思ったわぁ~
でもね、今回の水車館ちゃんは雰囲気だけで押し切っちゃった感じがあったかも~

その雰囲気ですが、なかなかナイスなんですよ。
水車館の主人紀一が、モロに横溝正史さんの『犬神家の一族』のスケキヨさんだったりして(笑)
真っ白いマスクをかぶっちゃってね~笑っちゃうくらいそのまんまなの。
そう言えば、、、『十角館~』ではアガサ・クリスティを彷彿とさせていたし、『迷路館~』ではエラリー・クイーンを意識しているのかなぁ~と感じ取れるところがあったかも。
古典的名作の要素を取り入れているのかなぁ~

それから、奥さんの由里絵についてだけど、個人的には“自主性のないチャタレイ夫人”のように思えちゃった(笑)・・・・いや、色んな意味で(照)

さて、現在と1年前を交互にした物語の進め方、いかにもアヤシイ登場人物とキャラ設定、幻想的な雰囲気作りと、“館シリーズ”の位置付け、島田潔の探偵然とした活躍、、、などなど、楽しめる要素がいっぱいの本作でしたが、、、
    いかんせん犯人&トリックはバレバレよ~ん・爆  
(3点)     

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レッドクリフ PartⅡ―未来への最終決戦―

2009-04-11 07:22:10 | 映画【ら行】

『レッドクリフ PartⅠ』にボーボー燃えたので超ベリベリ楽しみにしていました~
【story】
西暦208年、魏呉蜀が争う中国・三国時代。孔明(金城武)の奇策で曹操(チャン・フォンイー)軍を撤退させた孫権(チャン・チェン)・劉備(ユウ・ヨン)連合軍だったが、食料不足と疫病のために戦意も尽きようとしていた。そこに曹操軍の2000隻の戦艦と80万の兵士が逆襲。司令官の周瑜(トニー・レオン)と孔明が作戦を仕掛けようとする中、周瑜の妻・小喬(リン・チーリン)がある行動に出る―
     監督 : ジョン・ウー

【comment】
鑑賞後、1番最初に思ったことは、
『PartⅠとPartⅡに分けないで、ちょっと位長くてもいいから、一気に一本の映画として観た方が良かったかもなぁ~』
ということでした
 
今回も私はきっと「再び燃えたっ~と熱く叫ぶに違いないと思っていたのに、何でこんなにテンションが低いのでしょうか。
PartⅠのラストで、「さあ~いよいよ最終決戦じゃ~い」と意気込み、PartⅡ公開までの5か月間、興奮をキープし続け(スゴイ持続力・笑)、また今度も、脳天を突くド派手な戦闘シーンを観て鳥肌立てる気満々だったので、後半まで戦いらしい戦いがなかったことに、まず退屈さを感じたのかもしれません。
それから、スッカリ虜になった劉備軍の関羽(バーサンジャブ)・趙雲(フー・ジュン)・張飛(ザン・ジンシェン)が、早い段階から不自然に途中退場してしまい、後半まで姿さえ見せず、戦いでも活躍の場が期待よりも少なかったことにガッカリしたのかもしれません。
前作で、怒涛の興奮を味わい、血を滾らせ、半分涙目になりながら見つめた英雄たちの不在で、今回は妙に冷静で、高揚感が湧いてこなかったのでしょう。
 1番贔屓の趙雲
で、、、そうなってくると、「このエピソードって必要なの?」と、冗長に思えるシーンばかり多く目についちゃってねぇ~
前作では、「こういう演出も監督さんらしい味よねぇ~」と寛大に受け止められたことが、今回はいちいち余計に思えてイラついてしまって、、、
ああ~ん!!私って何て自分勝手なのかしら?!(自己嫌悪
 
そして、私のダークサイドチックな心は、尚香(ヴィッキー・チャオ)に向いたりして~
高貴な身分(孫権の妹)であるにも関わらず、単身で敵陣に赴き隠密行動する尚香の姿や敵軍の兵士との淡い友情などが詳しく描かれていることに対し、「これはいいからさぁ~趙雲たちを出してよぉ~」って思っちゃって、、、
オマケに、ゆっくりペースで物語が進む分、私が“文句タレ子”に変身する余裕があるものだから、周瑜と孔明の鮮やかな策略を見ても(10万本の矢など)乗り切れず、「団子なんて食べなくていいから」、「小喬似の愛妾はそもそもいらないじゃん」、「また琴を弾くのね・・・」、「あら妊娠してるのに敵陣へ行くの?!メロドラマかい?!」などと、あっちゃこっちゃ余計なことを考えちゃいました~スミマセン
 
でも、そんな風に斜めに観見てしまったら、ジョン・ウー監督の思い描いた赤壁が台無しになってしまうのでしょう。
監督の作品に対する思い、『男たちの結束と女たちの勇気』、そして『愛と信念と友情』を感じ取るには、人間模様に東洋風な趣きや深みを持たせることが必須だったのでしょう。
そういう意味でも主役である周瑜の剣舞や、その妻小喬の茶の湯を嗜む美しく優雅な立ち居振る舞いは魅せられるものでありました。
ですが、、、ですがなんですよ~今回思った以上に女性の活躍が中心に描かれ、愛が前面に出ていた気がしたのは、、、求めるものと違ったと言わざるを得ないかもしれません。
 
ああ~ん、私ったらケチばかりつけていますよね~
PartⅠで馴染んだ世界観を再体験することには喜びを覚えましたし、周瑜と孔明の策略を上手く絡めた脚本の纏まりも良かったですし、最後の“火攻め”の決戦に至っては、視覚的に十分な迫力を味わったことも事実なのに。
まぁ~ラストは思いの外アッサリだなぁ~と思いましたが。あっ!また文句言っちゃった(汗)
 
さて、気分を変えて(笑)、気になる人物をピックアップしま~す。
まずはトニー演じる周瑜。
時々タケちゃんマンに見えたりしましたが(笑)、素敵でした~
 
でも実は、私が好きなのは周瑜よりも曹操だったりして~(笑)
憎たらしい~んだけど何か好きなの(笑)今回は残酷な面だけでなく、優しいところや男の子っぽいところも見えて可愛かったですし、チャン・フォンイーの演じ方が好みでした♪
 
で、、、1番素敵だったのは、愛する(いつのまにか愛するになっている・笑)金城さん演じた孔明ですぅ~
怒涛の戦いの時に、どこに隠れていたのか姿が見えませんでしたが(笑)、前回同様クールな眼差しが素敵でした。
あまり賢そうには見えない孔明でしたが(笑)、金城さん独特の味があっていいのよね~
 

前作は2回連続して劇場鑑賞しましたが、今回はどうしようかなぁ~
これを2回観るんだったら、ヴァンパイア映画にまた行こうかな(笑)とりあえずウキウキするし(笑)

PS.今回も本編が始まる前に親切な説明補足がありましたし、登場人物についての字幕もありました。前作ではしつこいと思いましたが、慣れでしょうか(笑)、今回は気になりませんでした。
点数は、3.5点だと低すぎるし4点にするには燃え足りなかったので (3.8点)

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トワイライト~初恋~

2009-04-08 18:30:50 | 映画【た行】

ケケケ・・・ヒヒ・・・ 青春だねぇ~
【story】
内気で風変わりなベラ(クリステン・スチュワート)は、母親の再婚を機に父チャーリー(ビリー・バーク)と暮らすことにした。そして、転入先でエドワード(ロバート・パティンソン)と出会い、知的で謎めいたエドワードに惹かれていく。だが彼は、1918年から年を取っていない不死のヴァンパイアだった―
     監督 : キャサリン・ハードウィック 『マリア』
     原作 : スティファニー・メイヤー

【comment】
        禁断の恋・・・に、萌えっ

ふふ・・・ふふふ・・・観ましたよぉ~
ぶふふ・・・ダメだ。映画の感想を書こうとすると、顔が笑うし大声を出したくなるぅ~

私は超~照れ屋なのです。だから、こういう物語に過剰反応します(笑)
だってだってぇ~何だか少女漫画のようなんだも~ん。
劇場で観ていなければ、ヒャッヒャヒャッヒャ言いながら「きゃ~~~何言っちゃってるの?あなた達ったら~ん」と、大騒ぎしながら観たに違いありません(笑)

原作は未読なのですが、大ベストセラーのようですね~
鑑賞後にちょっと調べたら、『甘く切ないセリフの連続に血が熱くなる、吸血鬼ラブ・ストーリーの決定版!』と紹介していました~
・・・・・うっわ~どうしよう。堪らなく読んでみたくなっちゃった~
女の子は、いくつになってもロマンチックな禁断の恋物語に萌えるのです。そう、、、いくつになっても(涙)―
 
                 
さて、コチラのドアップが、運命の恋人エドワードとベラですぅ~

エドワードはヴァンパイアなので100余年生きているけど、、、出会った瞬間にベラに惹かれるんですね~
そして、彼女の匂いを嗅ぐだけでも本能が刺激され、彼女を襲いたくなってしまうのよ~で、、、苦悩するわけなのだぁ~

一方ベラは、謎めいたエドワードが気になって・・・やがて愛してしまう。後に彼がヴァンパイアだと分かってしまっても―
・・・・きっやぁ~~~もう走ってきます、私ドタバタ・・・
 
・・・はぁはぁ・・・
も・物語にはですね、エドワードの他にもヴァンパイアが沢山出てきますぅ~
エドワードの種族は“冷人族”で、ドクター・カレン(ピーター・ファシネリ)を中心として7人いるの。
これが、とってもいいヴァンパイアたちなんですよ~食事は動物の血で、人間を襲う事をせず、ひっそりと優雅に暮らしています。
そして、驚くべきことに、エドワードとベラの関係にも寛大で、ベラを家族として受け入れようと努力するんですね~

ところが、のポスターの右にいる3人は、ちょっと悪いヴァンパイアで、ベラとエドワードの住む街の人間を襲うんですよ~
しかも、ベラに目をつけて襲おうとするの。で、、、エドワードがベラを必死に守るんだなぁ~
それから、本作では詳しく描かれなかったけど、どうやら“狼族”のような種族もいて、ヴァンパイアの周辺事情は色々と波乱含みみたい。
 
本作は一応完結しているけど、「何故人間とヴァンパイアであるエドワードとベラが強烈に惹かれあってしまったのか」、「二人の恋がどうなってしまうのか」などの謎が残るし、冷人族と狼族、別のヴァンパイアの種族の間で微妙に保たれていた均衡が崩れてどうなっちゃうの?って疑問も出てくるんだけど、続編が決定しているみたいですね~
今後も楽しみだなぁ~まず本を読んじゃおうかな
   
さてさて、これだけきゃ~きゃ~盛り上がったんだから、きっと私は高得点をつけるだろう、、、とお考えの方、一つ重要な点を見逃しています(笑)
実は、エドワードを演じたロバート・パティンソンが、
       
全っ然っ好みではありませんでした~
彼のロマンチックな様や苦悩する姿、ベラに対する熱い眼差しを見たり、白馬の王子様的セリフを聞く度に、「ああ~ん、これが好みのイケメンだったら良かったのになぁ~時々ストーカーみたいでキモイかも~」と思ったわけです。(ファンの方大変申し訳ありません
それがネックとなりまして、総合的判断で(3.5点)とさせて頂きます(笑)
   ★小説『トワイライト』上下巻(ステファニー・メイヤー著)の感想です

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【本】イニシエーション・ラブ

2009-04-07 18:35:15 | 本【小説・日本】
        『イニシエーション・ラブ』      乾くるみ      文春文庫
【comment】
「とにかく読んでみて―」と、義妹が言った。
「何?この本って面白いの?」と私。
「う~ん、、、とにかく読んでみて」
何なのよ~その意味深な薦め方は―??

  -内容-
僕がマユに出会ったのは、代打で呼ばれた合コンの席。やがて僕らは恋に落ちて―

甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説―と思いきや、最後から二行目(絶対に先に読まないで!)で、本書は全く違った物語に変貌する。
「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリ― (本書の裏書より引用)

「モロに恋愛小説っぽいなぁ~恋愛小説って苦手なんだけど・・・」と思ったが、可愛い義妹のオススメだし、一応“ミステリー”って書いてあるし、何より『最後から二行目で、本書は全く違った物語に変貌する』って説明が気になったので、とにかく読んでみた。

で、、、まず、これはミステリーではなく、モロに恋愛小説だと思う(滝汗)
だけど、“騙し絵”的な趣向を持ったなかなか面白い作品だった。
裏書説明では、『最後から二行目で、本書は全く違った物語に変貌する』と言っていたが、う~ん、、、それはチト大袈裟で、違った物語に変貌はしない、と思う(汗)
えっと~映画で言ったら、『アフタースクール』的な驚きは秘めていて、読者の思い込みの度合いによって、ラストでの印象が変わってくる類の作品だと思ったな♪

物語構成は、side-Aとside-Bから成り立っており、どちらもマユと恋に落ちた鈴木の視点で語られている。
私は、side-Bになった時点で妙な違和感を抱き、「これは何か変だゾ・・・」とビシバシ感じながら読んだので、残念ながら最後の二行でそれ程の驚きはなかったかな。
・・・うむむ・・・これ以上は何て書いていいか分からないわ~ん
これはネタばれ厳禁な物語だろうし、だからこそストーリーについても敢えて裏書の説明だけに止めたんだから、ポカをやっちゃーいけないわよねぇ~

さて、ネタばれなくして感想が書けないという難しい作品なので、とっとと書くのを止めるが、これから読まれる方は、1980年代半ばのヒット作品(TV番組名など)が物語上で頻繁に登場するのに是非注目して欲しい。騙し絵のヒントなのだぁ~イエ~イ♪

ページ数が少ないので、あっという間にサクサク読んで、「成程ねぇ~アイデア勝ちよねぇ~」と感心して本を閉じたが、、、
よくよく考えると、マユって女の子が、非常~に“したたか”に思えて、ちょっと空恐ろしくなった。
この娘は、どんな状況でも生きていけるー強い女かも~
彼女の心情は描かれていないので、実際は何を考えていたのか想像するしかないのだけど、、、

それにしても、、、私もマユのようなしたたかさや強さ、柔軟性があれば、もっと違った人生が送れたかもしれない―と思ってしまうのであった(笑)     

という事で、「とにかく読んでみて―」としか薦めようのない作品だけど、どんな“騙し”があるのかご興味のある方は「とにかく読んでみて」ね~(笑)  (3点)
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【本】迷路館の殺人

2009-04-02 11:17:50 | 本【小説・日本】

        『迷路館の殺人』       綾辻行人       講談社文庫
【comment】
  
くぅわ~~~やられた!見事に騙された!気持ちイイ

先日読んだ『十角館の殺人』に続き、『日々のつぶやき』hitoさんのオススメもあってコチラを読んでみた。
ハッキリ言ってスゴク面白かった
夢中にさせられ具合は、個人的には『十角館~』よりも上だった

  -story-
夏風邪で伏せっている島田の元に1冊の本が送られてくる。
“鹿谷門美”が書いた『迷宮館の殺人』は、昨年「迷宮館」で起こった現実の殺人事件を“推理小説的再現”したもので、島田がよく知っている事件だった。
島田はその本を読み始める―
 
   ~『迷宮館の殺人』   鹿谷門美~
推理小説界の老大家、宮垣葉太郎の誕生会が4月1日に「迷路館」で開かれることになった。
招待客は、宮垣の愛弟子の作家、清村、須崎、舟岡、林。そして評論家の鮫島、編集者の宇多山とその妻桂子、それから推理小説家マニアの島田だった。
「迷路館」は、有名な建築家で故人の中村青司(『十角館~』にも登場)の造った建物で、文字通り迷路のような作りになっている地下の館で、各部屋にはギリシャ神話からとった名前が付けられていた。
屋敷には招待客の他、宮垣の秘書の井野、お手伝いの角松がいたが、誕生会の定刻になっても正体主が姿を現さない。
招待客が不思議に思っていると、井野が、「宮垣先生は先程自殺されました―」と伝えに来る。
そして、宮垣の遺言が招待客に告げられた。
それは、「宮垣の数十億にものぼる莫大な遺産を賞金として、四名の推理作家に、迷路館を舞台にし、作家自身を被害者に仕立てた推理小説を書くように―」ということだった。
審査員を島田、鮫島、宇多山に任命し、四名に競作をさせるというのだ。
皆は騒然とするが、「屋敷には誰も入れない」「屋敷からは誰も一歩も外へ出ない」というルールに従い、閉じ込められた空間で十人が過ごし、作家たちは創作活動を始めることとなった。

だが、創作活動が始まって程無くして須崎が無残に殺された!!
しかも須崎は、須崎が書き始めた小説の通りに殺されていたのだ―
誰が?!一体何故?!莫大な遺産を巡る殺人か?!
その上、家と部屋の鍵の全て預かっていた井野が行方不明になり、電話線も切断された迷路館では、外部との連絡をとる術をなくしてしまった。
島田を中心として起きた事件を推理し、犯人を突き止めようとしたが、殺人者は、次の殺人の機会を狙っていた―


ふふふ・・・本作には、↑の後、エピローグがあって、あとがきがあり、そしてまたエピローグがある。
つまり、本作がとっている“作中作”という構成がまず面白い
『本の中にまるごと一冊の本が綴じ込まれているという趣向。中の本にも目次や「あとがき」を付けて、せっかくだから扉や奥付もちゃんと作ってもらって・・・』(筆者の文庫本あとがきより)
筆者も非常にワクワクしながら本作を執筆したらしいが、読む方も非常にワクワクさせられた。
言ってみれば、『入口の先に入口があり、出口の向こうに出口がある。』(解説より)構成になっているのだ。

で、、、オマケにスッゴク興味を引かせる展開で、またまた登場した"“
中村青司”にしても、所々で挿入されるギリシャ神話にしても(私はギリシャ神話好きです)、島田の勿体つけた推理にしても(笑)、登場人物の心理、及び亡くなり方にしても、、、とってもとっても面白くって夢中にさせられた。

さて、恥を晒せば、私はこの物語でいざ殺人が起きた頃に一旦本を閉じ、じっくり&ゆっくり犯人を考えた。
そして、「ありとあらゆる点で、犯人はこの人しかいない」と確信し、後半で、それが見事に当たった時には、「あれれ~?いくらなんでもあまりにも考えていた通りで、犯人、動機や手口、伏線や結末に至るまでピッタリだなんて、、、私って綾辻さんの書くミステリと相性が良過ぎでない?」などと、生意気に少々ガックリしたのだ。ああ~恥ずかしい

しか~し私のその考えが見事にバッサリぶった斬られたのだぁ~
最後の最後に、何重にも仕掛けがあったことに気付かされたのだぁ~
「なっぬぅ~見事に騙されてるじゃん。これって、もしかして、、、私ってば、筆者が読者にこう考えさせようと思った通りに考えさせられちゃったってことってことは、すんごいカモじゃん」ってなったわけだ。

い・いや、、、カモを恥じている場合ではないのだ。
このミステリに夢中になったひと時とカモとなった自分を堪らなく愛おしんでいいはずだぁ~
バンザ~イ『迷路館』大満足だよ~ん(絶賛?・笑)


さてさて、この本は、ミステリ好きな方に是非オススメしたい。
筆者が好きな「本格ミステリ」の肌ざわりを持った素晴らしい作品に仕上がっていると思う。
私は、遅ればせながら『館シリーズ』に愛着を持ったので、シリーズの順番としては前後するが『水車館の殺人』もゲットした(笑)
十角館で登場した天才建築家“中村青司”が建てた奇妙な建物で起こる殺人事件が、どういう展開を見せるのか楽しみだ。  (4.5点)

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