★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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2008年に読んだ本―★気ままにオススメな本★&【本】夢をかなえるゾウ

2008-12-28 11:01:11 | アカデミー賞・年間ベスト10・ドラマ・雑記

暮れも押し迫って参りました~
という事で、映画に続いて本の方でも2008年を振り返りたいと思いますが、その前に、、、
  『夢をかなえるゾウ』 水野敬也 飛鳥新社 をご紹介します♪

コチラはTVドラマ化もされているようですので、ご存じの方も多いと思いますが、私は例によってドラマは未見(汗)。以前何の気なしに古本屋さんで買い求めていた本です(本音:420円と安かったの・汗)
  -内容-
主人公は「人生を変えよう」として何かを始めるけど全部三日坊主に終わってしまうサラリーマン。しかし、ある日突然彼の目の前にゾウの姿をした奇妙な生き物が現れる。
“ガネーシャ”という名を持つ、インドからやってきたこの神様は、
  「今から自分が出す簡単な課題さえこなしていけば、お前は確実に成功する――」
と言い、主人公の家にニートとして住みつくが―

本作が、ジャンルで言えば「サクセス本」や「自己啓発本」の類らしいということを購入後に知った私は、そういう本を一切読んだことがないので(汗)、「苦手かも・・・」と構えてしまいました。
だけど、堅苦しいところは微塵もなく(笑)、漫画のように楽しい小説仕立てだったので、サクサクっと笑いながら読めました~
何といっても表紙にもなっている”ガネーシャ”のキャラが最高に面白いですし、大阪弁がたまらなくハマっていました(笑)
ガネーシャの言う成功のための課題はイチイチ納得のいくものでしたし、誰でも知っている偉人たちのエピソードも織り交ぜてあるのも興味深かったです。
そして、徐々に培われていく主人公とガネーシャの友情にはジーンとしたりして(笑)
ただ、ず~っと同じような調子なので、中盤からは正直言って飽きがきましたが(汗)、、、それでも読んで良かったと思える本でした。
大人向けに書かれているようですが、私としては是非子どもにも読ませたいな、、、と思いました。
成功云々というよりも、大人として、人としての常識やホッコリするいい話なんかが散りばめてあるので、「道徳観が薄いんじゃーなかろうか―」と心配している家の子には「道徳本」代わりになりそうです。
 ユーモアタップリで読みやすいですよ~♪  (3.5点)


                                     

さて、今年も色々な本と出会いました。
その中から、新旧ゴチャ混ぜですがオススメの作品をご紹介します

    * 『99%の誘拐』                 * 『占星術殺人事件』
          岡嶋 二人                      島田荘司
          
                          
       手に汗握る誘拐劇!!                   謎に包まれた完全犯罪!!
    * 『ファントム』上下巻                  * 『わらの女』
           スーザン・ケイ              カトリーヌ・アルレー
                 
     『オペラ座の怪人』ファントムの生涯!!           悪女を待ち受ける究極のバッドエンド!!
    * 『ブラックぺアン1988』        * 
『ガリレオの苦悩』
            
 海堂 尊                   東野圭吾
                          
       バチスタシリーズの番外編!!                ガリレオ先生の新たな境地!!
    * 『グラスホッパー』           * 
 『チルドレン』
         
伊坂幸太郎                  伊坂幸太郎
       
             
        伊坂が描く殺し屋小説!!                   ホンワカ温かな物語♪
    * 『ホームレス中学生』   
              田村 裕                    
                       
    
   人の温かさを感じる1作!!
とりあえず9作品をチョイスしましたぁ~
今年は、本を読む時間も感想を書く時間もなかなかとれませんでした。
来年も忙しくなりそうですが、マイペースで読書していきたいです。

拙い感想を読んで下さった皆様、コメントをして下さった皆様、面白い本をご紹介下さった皆様、本当にどうもありがとうございました
     来年もどうぞ宜しくお願い致します~

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K-20(TWENTY) 怪人二十面相・伝

2008-12-24 10:24:34 | 映画【英・数字】

近頃とっても気になる金城さんを目当てに鑑賞(笑)いそいそ
【story】
1949年、格差社会の架空の都市“帝都”では、富裕層のみを狙い、美術品や骨董品を鮮やかに盗み出す“K-20”こと怪人二十面相が世間を騒がせていた。ある日、サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、財閥令嬢・葉子(松たか子)と名探偵・明智小五郎(仲村トオル)との結納の儀に潜入して写真を撮ってくる依頼を引き受けるが、それは怪人20面相が仕掛けた罠だった―
     監督・脚本 : 佐藤嗣麻子

【comment】
            ヤバイ・・・惚れちゃったかも
 
私が惚れたかどうかなんて映画には何にも関係がないのだが、、、言わせて欲しい。
金城さんは決して好みではないのだ。だけど・・・カッコ可愛い~のよぉ~

私が金城さんを1番素敵だぁ~と思えたのは『Returnerリターナー』だったが、、、
先日の『レッドクリフ』での聡明な孔明も、そしてちょっと前の『Sweet Rain死神の精度』でのユニークな死神も良かった
でね、今回のサーカス団員平吉もいいのよぉ~
“平吉”って名前はあまりにも金城君と不釣り合いな気もするけど(笑)、まっすぐで、ちょっと子どもっぽくって、お茶目で、心優しい平吉がスゴクお似合いだったわ~勿論カッコイイし
 
と、、、金城君への熱い想いをぶちまけたところで(笑)本作について少々書こうかな。
原案は北村想さんの『完全版 怪人20面相・伝』。
で、、、実に面白いというか恐ろしい状況の日本を舞台に物語が繰り広げられるの。
第2次世界大戦を回避した架空の日本は極端な格差社会となり、富は一部の富裕層が独占し、平民は信じ難いまでの貧しい生活から抜け出すことなくスラム街のようなところで暮らしている。
う~~~ん、これには胸が痛みましたまるで『ツォツィ』などで見た世界が広がっているんですから―
 
 (以下、物語については何故か弁士風にやってみます・笑)
平吉は、サーカスの仲間に囲まれ、白い鳩を愛でながら(孔明か?!・笑)慎ましやかに暮らしていた。
ところがっ!ベンッある日、大金をチラつかせた謎の男に、名探偵明智小五郎と財閥羽柴家令嬢葉子の結納の写真を撮ってくるように依頼される。
だがそれは、怪人20面相が仕掛けた罠だったぁ~ベベン!さぁ~さぁ~どうなる?
あわれ平吉は“怪人20面相”と断定され、警察から追われ、お天道様の明るいうちにゃー外もおちおち歩けない身の上になり果てるぅ~べべんべんべん
さぁ~て、無実を証明するためには、本物の20面相をひっ捕えるしか道はない―と観念した平吉は、源治(國村隼)オジさんの協力のもと、20面相に負けない身体能力と変装術を身につけるべく日夜泥棒修業に励むのであった
ベベンッ
一方本物の20面相は、羽柴財閥が密かに所有しているという天才科学者テスラ(『プレステージ』でも出てきましたね~)の兵器にもなり得る発明品を狙っていた~
そして、そのありかを知るであろう葉子をかどわかそうとするが、、、そこに偶然居合わせた平吉がベンッ見事葉子を救出!!
かくして20面相に間違えられた平吉と、良家の子女葉子、ニヒルな名探偵明智、20面相の運命のバトルの準備は整ったぁ~ベンベン
 怪人20面相の正体はいかに?!そして本当の狙いはなんぞや?!―乞うご期待!ベン!
 
さて、架空の都市“帝都”の町並みはまるで映画『スチームボーイ』のようでした~
かなり凝った舞台設定で、一挙にこの映画の世界観に惹きこませます。
そして、脚本がよく練られてとっても面白かったですぅ~
・・・・・実は、映画の宣伝を見た時に「もしかして20面相って○○じゃーないの?」と予測したんだけど、そしてその通りだったんだけど(笑)、、、それでもワクワクさせられる魅力に満ちていました。
20面相の衣装もさることながら、アクションも良かったぁ~平吉が高い所へシュシュッと飛び移るシーンなどはスパイダーマンみたいでカッコ良かったですぅ~
かなりコメディ要素も強くて、劇場内では何度も笑い声が響きましたよ~俳優さんたちの間合いが良かったので、ベタな笑いでも気持ち良かったです♪
夢中になっちゃった金城さんだけでなく他のキャストの方々もそれぞれハマリ役で(特に松さんのお嬢様ぶりはツボ)、とっても楽しいエンタテイメント作品に仕上がっていると思うので、年末年始にご家族で鑑賞するにはピッタリだと思います。気負うことなく気軽に楽しんで下さいね

とっても面白かったので是非続編を作って欲しいなぁ~
気が早いので、続編があったら、きっとああなってこうなってこういう方向へいくだろうなぁ~うふ♪なんて一人で妄想して楽しんでま~す(笑) (4点)

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2008年に劇場鑑賞した映画―★気ままにベスト10★

2008-12-22 14:46:49 | アカデミー賞・年間ベスト10・ドラマ・雑記

去年と同じ書き出しで恐縮ですが、、、
ジャジャーン
衝動的にブログをはじめてから12月20日で2年経ちましたぁ~
これも仲良くして下さった皆さんや遊びに来て下さった皆さんのお陰です。

   どうもありがとうございました
               これからもどうぞヨロシクお願いします
さて、今年も『2周年のご挨拶』&『年間ベスト10』をペアでと企みました。
いつまでたっても映画の諸事情にとんと疎く、つくづくミーハー路線ですが、今年劇場鑑賞した『77本』の作品の中からチョイスしていきますね~(K-20とレオは鑑賞済み。感想は後日)

   1.  『ダークナイト』          2.『スウィーニー・トッド~』
   *映像、脚本、役者とも見事    *猟奇的だが芸術的な意欲作
           
   3.『インディ・ジョーンズ~』       4.『レッドクリフPartⅠ』 
 
*お帰りインディ懐かしさでワクワク♪  *戦いに燃えたぁ~ボォ~
                                        
   5.『ブーリン家の姉妹』        6.『SEX AND THE CITY』
 *史実は小説よりもドロンドロン   *ファンにとっては待望の映画化
                            
   7. 『イーグル・アイ』         8.『WALL・E/ウォーリー』
     *怒涛のスピード感        *健気なウォーリーに胸キュン
                      
   9.『P.S.アイラヴユー』        10.『魔法にかけられて』
  *何故かツボ・・・涙・涙でした     *楽しくってハッピー気分に
                                  
 番外編.『ペネロピ』 DVD鑑賞です♪
   *可愛らしいラブファンタジー
                                     
今年も自分がつけた点数を無視して(汗)今の気持ちで選びました。

次に、素晴らしいと思った俳優さんたちです。
 ジョニー・デップ
 『スウィーニー・トッド~』 陰気な表情も歌も良かった~
  ヒース・レジャー
 『ダークナイト』 映画史に残る悪役ジョーカーを魂を込めて熱演
    ナタリー・ポートマン
   『ブーリン家の姉妹』    『宮廷画家ゴヤは見た』
 
知的で勝気なアンも清純なイネスが正気を失う様も素晴らしかった
 ヘレナ・ボトム=カーター
 『スウィーニー・トッド~』 この役は彼女にしか出来なかったと思うなぁ~

それから、ベスト10以外でも印象に残る映画が多かったので、色んな賞を作って(笑)、役者さんや作品を称えたいと思います。
  いい女で賞     イケメンで賞      お茶目で賞
  
『ウォンテッド』      『ペネロピ』        『アイアンマン』
      

  救いがないで賞       酔っちゃったで賞     おかっぱで賞    
      『ミスト』       『クローバーフィールド』   『ノーカントリー』

          
  夢の競演で賞       ベストKiss賞       ともだちで賞
 『ドラゴン・キングダム』 『マイ・ブルーベリー・ナイツ』   『20世紀少年』
      
  可愛い~グッズが欲しいで賞
  『崖の上のポニョ』    『ミラクル7号』     『WALL・E』

   
 そろそろ今年も終わりますが、皆さん素敵な年末年始をお過ごし下さいね~

 ≪お知らせ≫
年末から2月末頃まで諸事情により多忙になります。
記事の更新、TBやコメントへのお返事が遅れがちになることをお詫びします。
アカデミー賞授賞式には復活したいと思っていますので、それまで忘れないでねぇ~
(寂しがり屋・笑)
とか言いながら、チョコチョコ参上すると思う♪

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地球が静止する日

2008-12-20 09:55:00 | 映画【た行】

年内の鑑賞予定はあと3本。そんな時期になったんですね~
【story】
巨大な謎の球体と共に地球に降り立った宇宙からの使者クラトゥ(キアヌ・リーヴス)。友好か、侵略か―。クラトゥの謎を解き明かすべく国防長官(キャシー・ベイツ)はじめ政府や科学者たちがやっきになる中、今訪れんとする危機に気付いたのはヘレン(ジェニファー・コネリー)と息子(ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス)だけだった―
     監督 : スコット・デリクソン 『エミリー・ローズ』

【comment】 
本作は、ロバート・ワイズ監督(『ウエスト・サイド物語』『サウンド・オブ・ミュージック』)が1951年に発表した『地球の静止する日』のリメイク作品だそうです。
キアヌは大好きだし、SF超大作ということで楽しみにしていました。

ところがっっ!!鑑賞後には少々腰砕けに、、、
というのは、ラスト付近の展開があまりにも盛り上がりに欠け、ハッキリ申し上げて陳腐ぅ~だったのではないかなぁ~と思っちゃったんです。
冒頭から中盤にかけては結構好きで、かなり惹きつけられたので、ちょっと残念でした。
 

さて、突如地球にやってきた球体の宇宙物体は美しかったし神秘的な魅力を感じました。
そして、そこから降り立ったキアヌ演じる宇宙人クラトゥもなかなか良かった
普段から感情の起伏が読み難い(笑)キアヌは、クラトゥに適役だったのではないかしら?
 
で、、、クラトゥは、宇宙の代表として地球に物言いにやってきたんですねぇ~
だけど、混乱し、過剰反応する地球側(と言ってもアメリカ政府・笑)は、クラトゥを武力をもって抑え込もうとします。
そこで、人知を超えたパワーを持つクラトゥは、かねてから地球に潜伏していた仲間からの報告を受け、地球を、いや人類を滅ぼす任務を決行することにします。
その根拠というのが妙に納得出来ちゃうんだなぁ~困ったことに。
『地球が滅びたら人類も滅びる。だけど人類が滅びたら地球は生き延びる―』
う~~~ん、耳の痛いセリフだし、それを言われたら人類は二の句が告げないわけで。
もうそれは、宇宙の摂理を守る立場の方々が長~い目で見て判断した決定事項なんだろうし、致し方ないことかもねぇ~と妙に納得したりして(汗)

ところがっっ!!そこに立ちはだかるのが科学者ヘレンなんですぅ~いや、立ちはだかるというほど大袈裟なものでもないのですが(汗)
  

    
     *** 以下、ネタばれしています ***


で、、、人類存亡の危機を回避するキーがヘレンと義理の息子ってことになるのですが、、、
だけどねぇ~そこがどうにもピンとこないわけです。
クラトゥの心を動かし、攻撃を思い止まらせるほどのエピソードが、その肝心なエピソードがどう考えても希薄でねぇ~
ヘレンは、「私たちは変われるわ!」って何度も叫んでいたけれど、何を根拠にそう言っているのか、、、また、それを聞いたクラトゥが何で「人類は変われるかも―」と安易に判断しちゃうのか、、、スッゴク不自然だったし、
その流れがあまりにも淡々とし過ぎて説得力に欠けるため、「へっ?それで納得して頂いて、攻撃はなしですか?か・簡単ですね・・・」みたいなガックリ感がありました。
 
思うに、脚本の練り込みが足りなかったんじゃーないかなぁ~
かなりスケールの大きいテーマなんだし、映像的にも工夫がなされていて、いかにも超大作の器を備えていながら、、、妙にこじんまりと纏まっちゃって、感動とか興奮とかの域には達しませんでした。
とりたててアクションがあったわけでもないし、予告にあったトラックやスタジアムなどが砂状に崩壊していくシーンも綺麗ではあったけど、、、何故かドキドキ&ハラハラ感が無かったかも。
そうそう!キアヌを守る巨大ロボット(?)は、ナウシカの巨神兵みたいでちょっとだけお気に入りです♪そのロボットが変形した時は一応「おお~!」って思いました^^・

キアヌもジェニファーも・・・キャストはとても良かったので何だか勿体ない気がします。
それからウィル・スミスの息子のジェイデン君は、とってもウィルに似てきた気がしました~
可愛いし、演技もお上手でしたよ~ウィルの自慢の息子でしょうね

P.S『エミリー・ローズ』のエミリー役の子がチョイ役で出ていたと思うけど気のせいかな?
                キアヌの魅力をもってしても(3点)かなぁ~

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幻影師アイゼンハイム

2008-12-18 19:07:17 | 映画【か行】

レンタルで鑑賞―
【story】
19世紀末のウィーン。魅惑的なイリュージョンで、大衆の心をつかむ幻影師アイゼンハイム(エドワード・ノートン)の評判を聞きつけた皇太子レオポルド(ルーファス・シーウェル)は、婚約者のソフィ(ジェシカ・ビール)を連れて彼のショーを観覧する。しかし、アイゼンハイムとソフィの間には、幼い日に身分の違いが原因で引き裂かれた過去があった―
     監督 : ニール・バーガー

【comment】
地味に開催していた”ノートン祭り”は終わっていたわけではないのだぁ~
ノートン作品を色々レンタルして観ているんだけど、ただ感想を書いていないだけなのだぁ~(ダ・ダメじゃん・汗)
ということで、今回こそは感想を書こうかなぁ~簡単に・汗

さて、イリュージョンものというと、『プレステージ』が記憶に新しいし、本作と時代もかぶっていると思うけど、個人的にはコチラの作品の方がずっとイリュージョンしていたと思うし、幻想的でロマンチックだったわ~
 
ただですね・・・私はどうやらチョッピリ失敗しちゃったんだなぁ~
というのは、私の住む地域で上映がなかったのが悔しくって悔しくって、、、いつもならスンナリDVD化を待つんだけど、今回に限って、我慢出来ずに地団駄踏みながらYahoo動画などで予告編をガンガン見ちゃったりしていたんですぅ~
でね、、、少々ネタばれ気味になっただけでなく、物凄~く勝手な妄想が巨大化した状態で本編を観たの(汗)
結果、面白かったんだけど、先を急いちゃうわ、途中が中だるみに思えるわ、最後も驚きとか感動とかが希薄になったような気がしてねぇ~
あ~ん、何だか勿体ないことをしたなぁ~
この作品は、真っ白な気持ちで観た方が断然良かっただろうなぁ~ちっ
 
ということで、物語については、ネタばれなしの方がいいと思うのでごく簡単に、、、
アイゼンハイムとソフィは幼馴染みで愛し合っていた。
だけど、身分の違いから無理矢理引き裂かれてしまう。
その後、アイゼンハイムは世界中を旅して、奇跡の幻影師となり名声を手に入れる。
そして二人は再会するが、ソフィは皇太子の婚約者になっていた。
やがて、アイゼンハルムとソフィは、時が経ってもお互いに変わらぬ想いを抱いていると知り、遠くに逃げようとするが、皇太子直属のウール警部(ポール・ジアマッティ)の監視も厳しく、逃げおおせるはずもない。
そこでアイゼンハイムは、誰も予想だにしない大掛かりなイリュージョンを仕掛けるが―
ってな感じで~す。

 
で、、、これは何といっても配役が良かったですねぇ~
まずはエドワード・ノートン
先日の『インクレディブル・ハルク』では正直???だったんだけど(汗)、やはり今回のような翳があって悩ましくって知的な役にはハマるわ~ん
イリュージニストの繊細な手さばきなども美しくって見事でした~なんでも物凄く練習したそうですね~彼のイリュージョンには、映画の演出と分かっていても魅せられました。
それからジェシカ・ビールも良かったです。豊満な体つきが魅惑的でしたし、ノートンとの相性もバッチリだったかな。
いい味を出していたのがポール・ジアマッティ。皇太子に逆らえない立場でありながらアイゼンハイムにも惹かれる難しい役どころでしたが上手かったですし、最後に見せる彼のニヤッとした表情は必見です♪
で、、、最近私は、ルーファス・シーウェルの悪役ぶりが好きで好きで(笑)
超~憎たらしい役ばかりなんだけど、だんだん見ていて快感になってきた(マゾか?・笑)彼が出ると悪にも気品が漂う気がしますぅ~
 
さてさて、肝心な感想を何も言ってませんが(汗)、、、
19世紀末のウィーンの佇まいに魅せられながら、幻想的でロマンチックなイリュージョンと、何もかも捨てても結ばれたいと願う二人の純愛が織りなす素敵な物語を堪能出来ると思います。
二転三転するストーリーに翻弄されても、ラストには爽やかな気持ちになれるのではないでしょうか。



とか言いながら、、、個人的には、、、鑑賞後、ちょっとだけ腑に落ちなくなって、、、
もしかして、、、もしかして、、、
  皇太子ってば可哀想っぽい?! 濡れ衣?巻き添え?ってこと?・泣
 
P.S.ノートンの子ども時代を演じたアーロン・ジョンソン君が将来有望なイケメンでございました~チェーック              
  (3.5点)

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【本】ガリレオの苦悩

2008-12-15 14:15:57 | 本【小説・日本】
       『ガリレオの苦悩』       東野圭吾       文芸春秋
【comment】
本作は、ガリレオシリーズの短編集『探偵ガリレオ』『予知夢』、長編『容疑者Xの献身』の続編として2冊同時刊行されたうちの一冊であり、5話が収められた短編集だ。
フジテレビのドラマ化や映画『容疑者Xの献身』の大ヒットを受けて、ガリレオ先生こと湯川准教授は、福山雅治演じるイケメン物理学者として世間で広く認知されるようになった、と思う。
それゆえ新刊には関心が高いだろうし、かく言う私も発売日にAmazon君から届くように注文しちゃったりして読むのを楽しみにしていた。

  -内容-
*第1章 『落下る』(おちる):殴られた後にマンションから落ちた女性
*第2章 『操縦る』(あやつる):日本刀のようなもので刺され、炎に包まれた男
*第3章 『密室る』(とじる):山奥のペンションの一室から消え、崖から飛び降りた男
*第4章 『指標す』(しめす):資産家の老女が殺され、10kgの金塊が盗まれた
*第5章 『撹乱す』(みだす):『悪魔の手』と名乗る者が湯川に挑戦状を叩きつける

まず、ミーハー的な感想を二発。
  ドラマで柴咲さんが演じた内海刑事が出てきた~
  第1章と第2章は、ドラマのエピソードゼロだぁ~
スミマセン、、、この2点でかなり尻尾を振ってしまいました。小刻みにでへ

次に、チョイ真面目な感想を。
  かなり面白かった。余は満足じゃー♪(どこが真面目じゃー)

今まで通り読みやすいことこの上ない。
その上、ドラマと映画の影響で、読みながらどう~してもガリレオ先生が福山さんと重なって、楽しくって仕方がないうふ
それにしても≪ガリレオ=福山さん≫の図式がピッタリ&しっくりなのはかなり不思議な現象だ。既刊のシリーズではちっとも≪ガリレオ=福山さん≫のイメージが湧かなかったのだが、今となっては福山さん以外の顔が思い浮かばない(笑)
本作にドラマで柴咲さんが演じた内海刑事が登場したことも大きいかもしれない。まぁ~コチラの内海刑事は、ドラマと違い知的でクールなキャラのように思えたが(汗)
もう一ついいなぁ~と思ったのは、湯川が物凄く人間的に描かれていたと思うところだ。
海馬老朽化につき(涙)勘違いかもしれないが、今までのシリーズの湯川とは少々趣が違っていたと思う。
今までは“変人”というカテゴリーに属していた湯川だが(断言・笑)、今回の5話では『なかなか気の利くいい人』だったり、『人の心の痛みに敏感』なところが少なからず垣間見えたりした。
もしかして、『容疑者Xの献身』での経験を踏まえた湯川が人間として成長したって感じなのかもなぁ~

えっとぉ~それと反比例して、事件に物理的要素が盛り沢山というこのシリーズ独特の持ち味が薄まっちゃった気がしたが(汗)、読み物としては面白いし、ドラマ&映画でガリレオ先生に興味を持った方が読んでも満足出来るのではないだろうか。
ただ、斬新さには欠けたかもなぁ~最初の『探偵ガリレオ』に比べれば、明らかに「湯川じゃーなくても解決出来るじゃん。警察ったら湯川に依存し過ぎじゃない?」的な内容もあったと思う。

せっかくの人気シリーズなんだしキャラも立っているので、少なくとも『操縦る』『撹乱す』くらいのパンチのある物語を生みだして頂いて、ドカ~ンと続編を発表してくれることを願っちゃうな

    同時刊行の『聖女の救済』も読みたいなぁ~ (4点)
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WALL・E/ウォーリー

2008-12-11 14:14:14 | 映画【英・数字】

子どもと吹き替え版で鑑賞―
【story】
西暦2700年の地球。宇宙に逃れた人間が残したゴミを、700年もの間片付け続ける“ゴミ処理型ロボット”WALL・E(ウォーリー)。ある日、地球にイヴという名のロボットが現れた。ずっと孤独だったウォーリーはイヴに恋をするが、イヴが宇宙船にさらわれてしまい―
     監督 : アンドリュー・スタントン 『ファインディング・ニモ』

【comment】
健気なウォーリーの姿に、何度も何度も胸が熱くなった―
実はあまり期待せずに観に行ったの。「子どもに付き合ってやるかぁ~」ってノリで。
だってぇ~ロボットがロボットに恋するだなんて、イマイチ心ときめかない気がして、、、
それが、あなた、大間違いだったのよぉ~
随所に泣きのツボがあって、ジワジワと涙を滲ませながら見入っちゃったなぁ~
 
ロボットのWALL・E(ウォーリー)は、ずっと一人ぼっち。
“WALL・E”という名前は、「Waste(ゴミ)A
llocation(配置)Load(積載)Lifter(運搬機)Earth-Class(地球型)」からきていて、彼の任務は、700年前にゴミで溢れかえった地球を捨てた人間のために、そのゴミを片付けることなの。
以前いた仲間のロボットはみんな壊れてしまい、今ではお友達は一匹のゴキブリ君だけ。
そんなウォーリーのお楽しみは、人間たちが残したゴミの中から“お気に入り”を見つけコレクションすること。そして、音楽を聴いたりダンスのビデオを見たりして寂しさを紛らわせていたの―
 
そんなある日、地球にピカピカで高性能のロボット・イヴがやってくる。
ウォーリーは、武器を搭載した気の強~いイヴにビクビクしながらも、初めて見る可愛らしい女の子(?・笑)に憧れて、密かに恋心を抱くの。
 イヴと仲良くなりたい― イヴと手を繋ぎたい―
一生懸命イヴの気を引いて、よおやくイヴと仲良しになれたのに、、、実はイヴには極秘の任務があって、突然宇宙船に連れ去られてしまうの―
 

・・・・と、お話を言葉で説明してみたけれど、映画の前半にはセリフらしいセリフがなくて、静かに静かに物語が進みます。
でねぇ~それがいいのよ~
荒廃し無人となった地球でただ黙々とゴミを片付け続けるウォーリーの様子を見ているだけで胸がジーンとしたし、、、
無機質なロボットのはずなのに、ウォーリーとイヴのちょっとした仕草がとても情感豊かに描かれていてねぇ~もう感動しまくり。
・・・・・ひょっとして、映像でこんなに想像力をかき立てさせて、世界観にドップリ入り込ませるなんて、、、物凄~いことなんじゃーないかなぁ~
観ながら「いい映画だ、、いい映画だよぉ~ボーボー」と心で熱く叫んじゃったわ~

で、中盤では、連れ去られたイヴを追って、ウォーリーが宇宙に飛び出すんだけど、もう~ウォーリーが健気で健気で、、、何をしても涙腺が緩みっぱなしよぉ~
 
えっと~ただただ感動しまくっていたわけではなくって(笑)、もちろん楽しくって笑えるシーンもたくさんですぅ~ビクビク君のウォーリーとシャッキリ系のイヴちゃんのコントラストが何とも言えず微笑ましい~の
それからツボだったのは小さなお掃除ロボットちゃんかな♪年末に是非我が家に来てもらいたい働き者です(笑)

そうそう、後半では人間たちがワサワサ出てきます。
それがねぇ~腹が立つくらいのメタボで
何も考えず、何もせずに、ただただ宇宙を700年もバカンス気分で漂流していたので、もう救いようのないくらい怠惰になっちゃっててねぇ~その体型にビックリだったし、こんな人間のためにウォーリーが働いてきたのかと思うと、またまた涙が出ちゃったなぁ~
 
物語の最後は想定範囲内だったし、情感豊かな前半に比べ、後半は少し駆け足だったかな、、、とも思ったけど、あまり文句を言いたくない気分かも。
とにかく素直に感動しちゃって素晴らしい作品だぁ~ってことで、鑑賞後にダッシュでウォーリーグッズを買い求めました(シャーペン&ボールペン&携帯ストラップ)
個人的には、これまで観てきたピクサー作品の中で『トイ・ストーリー』と並ぶくらい大好きで~す
 

さてさて、ここで余談ですが、、、
本作を観ながら、何故か大好きな他の作品を思い出していました。
   
まずは、ビル・ピートの絵本『ワンプのほし』   
こちらは、「バッチイ星からきたバッチイ星人が、平和で美しいワンプのほしにやってきて、あっという間にゴミで汚してしまう―」というお話です。人間の環境破壊や大量生産、大量消費を風刺していますが、子どもの心に響きやすいとてもいい絵本です。

それから、健気なウォーリーの姿を見て、『天空の城ラピュタ』のロボットを思い出しました。
私は、あのロボットを見る度にボーボーと泣けてしまうの。主人が去ってもずっとラピュタを守り続けているんだもの・・・ああ!健気(泣) 

また、イヴを必死に追い続けるウォーリーを見て、『未来少年コナン』を思い出しました。
コナンもひたすらラナを追いかけていたよなぁ~

やっぱり優しさの溢れる作品は、心に響くものですね~
   レビューはとことん簡単で、映画の内容をあまり書いていませんが(汗)、
   『WALL・E』をドドンとオススメ致します~  (4.5点)

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ペネロピ

2008-12-08 21:50:00 | 映画【は行】

レンタルで鑑賞―
【story】
魔女に呪いをかけられ、豚の鼻と耳を持って生まれた裕福な名家の娘ペネロピ(クリスティナ・リッチ)。マスコミと大衆の目から身を守るため、屋敷の中だけで生きてきた彼女は、永遠の愛を誓って呪いを解いてくれる男性を待ち続けていた。そんな中、名家出身の青年マックス(ジェームズ・マカヴォイ)が現れるが―
     監督 : マーク・バランスキー

【comment】
        最高ぉぉぉ~
  ドキュンと胸を撃ち抜かれたぁぁぁ~ 


 これは、切なくも可愛らしい現代のお伽話。
 きっと貴女もペネロピに心奪われ、彼女を大好きにはるはず―                                  
 
  “呪われたウィルハーン家”                                               
 その呪いは、今を遡ること5代前のラルフ・ウィルハーンの行いによりかけられた。
    『次に生まれる娘はブタの顔になれ―』                       
 魔女がかけた呪いを解く方法はたった一つ。                     
    『お前たちの“仲間”が娘に永遠の愛を誓うこと―』                 
                                                 
 その後、ウィルハーン家には男の子しか生まれず、呪いは伝説となった。    
    ペネロピが生まれるまでは―                                                                    
                                                                                                                 
 魔女の呪い通りにブタの鼻と耳を持って生まれたペネロピを             
  母ジェシカ(キャサリン・オハラ)は、世間の好奇の目から必死に隠そうとした。     
   そして、ペネロピは屋敷の中でずっと一人で過ごすのだ。              
  『この鼻は私の鼻ではなくラルフおじいさんの鼻。今の私は本当の私じゃない』 
  母にそう思いこまされ、呪いをとくべく良家の青年とお見合いを続けるペネロピ。
   だが、青年たちはペネロピの顔を見るだけで逃げ出してばかり。                         
  そんな時、没落した良家のマックスが現われて―                  
 
 (以下で、「とっても」「とっても」・・・とウルサイです、私・笑)
とってもいい映画だったわ~これは劇場で観たかったなぁ~
まず色彩が独特でとっても綺麗。それにセットや小物、衣装、、、全てに拘りがあって、何もかもがペネロピの世界をとっても可愛らしく演出してくれているの~
 
それに脚本もとってもステキ~ちょっと捻りもあって気が利いてるの~
お話的には『美女と野獣』の逆バージョンっぽいんだけど、ただのお伽話じゃーなくて、コミカルだったりシニカルだったりでとってもバランスが良かったわ~もう断然ツボ
 
でね、とにかくペネロピがとっても魅力的ー
彼女はイジイジしていたっておかしくないはずなのに、自分自身をしっかり受け止めて、素直で穏やかで賢くってとってもいい子なのよ~クリスティーナのブタ鼻ちゃんも何故かとっても似合っていて可愛かったし
周りの登場人物もいいの~
一応悪者っぽい新聞記者や金持ち青年なんかもいるけど、根っからの悪人ではなくて愛すべきキャラだったわん。
それにペネロピの両親も良かった~面白かったし。
特にお母さん役のキャサリン・オハラはハマリ役。
娘の悲劇を何とかしたいと必死過ぎて、ギャーギャー過保護でいるんだけど、その様子が親としては何となく身に覚えがあってねぇ~
心配し過ぎて、それが子どものためなのか自分のためなのかゴチャゴチャになっちゃう事ってあると思うなぁ~とにかくペネロピの御両親には「25年間お疲れ様でした―」って言いたいな。

 
それでですね、ここで本題です(笑)
ペネロピの運命のお相手マックスを演じたマカヴォイ君ですが、、、
 メチャメチャ可愛い~素敵~もうダメ~バクバクバク
もうステキでステキで、きゃ~きゃ~言っちゃいました。
マカヴォイ君は、例によって今回もヘタレの青年役なんだけど(笑)超~ハマっていて、、、やっぱり魅力的なヘタレを演じたら世界一よね~彼(褒めてます・笑)
今回は、賭け事にドップリハマってるヘタレなんだけど、ペネロピに刺激を受けて、緩やかにドンドン素敵になっていくの~
それに、今回の彼って何だかジェラルド・バトラーに顔つきや目つき、仕草が似ている・・・と思っちゃったなぁ~
気のせいかと思って5回ほど観直したんだけど(アホ)、全然違う顔立ちなのに、何だかかぶっちゃってドキドキが倍増でした~勝手に得した気分
                                   
 
                                   
さてさて、どうやってペネロピとマックスが結ばれるのか、そしてペネロピの呪いはとけるのか―と気になるところでしょうが、とってもロマンチックな展開で胸キュンですので、是非ご自分の目でお確かめ下さいね~
鑑賞後にはきっと、『ありのままの自分を好きになる』って素敵だなぁ~と思うはず―

 レンタルDVD怒涛の連続鑑賞新記録(5回)を達成。DVDも買おうっと

 女性の方にオススメで~す(5点)

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デス・レース

2008-12-05 21:15:00 | 映画【た行】

カーアクション・オンチなんだけど・・楽しめるかな?
【story】
近未来のアメリカ。犯罪が多発し、刑務所は営利目的の民間企業が運営していた―
四方を海に囲まれたターミナル・アイランドと呼ばれる脱獄不可能な刑務所では、服役中の凶悪犯による過激な死のレース“デス・レース”を開催。全米中にTV中継され、絶大な人気を誇っていた。
殺人の濡れ衣を着せられた元レーサーのジャンセン(ジェイソン・ステイサム)は、刑務所の所長ヘネシー(ジョアン・アレン)からデス・レース出場を迫られ、ナビゲーターのケース(ナタリー・マルティネス)を乗せレースに参加するが―
  監督 : ポール・W・S・アンダーソン 『バイオ・ハザード』『エイリアンVS.プレデター』
  ~『デス・レース2000年』(1975年)のリメイク(未見です)~

【comment】
ブログをはじめてから劇場鑑賞したステイサムの映画『アドレナリン』『ローグ アサシン』よりも断然楽しめた~

こういう映画は物語を気にしちゃーいけないよね?(笑)
だから、最初っからオンチながらもカーアクションだけに注目することに、、、
ついでにステイサムの肉体美と長いんだけどチョイ愛くるしいお顔にも目をやって(笑)105分しっかり堪能しました~

 

さて、“デス・レース”なんてアホなことを考えたのは、『ボーン・アルティメイタム』ではボーンちゃんの味方になってくれたこの方。
                  
 
今回の彼女は超~極悪人で、“デス・レース”をまるでコロッセオで闘いを強いられたグラディエーターばりに過激に演出し、
TV視聴率を上げるためなら何でもしちゃう。
で、彼女は、人気レーサー『フランケン』が死んだことをひた隠しにし、元レーサーのジェンセンをフランケンの身代りにすべく無理矢理刑務所に入れる―
←フランケンは仮面なので身代り可能
それも無実の罪を被せて―しかも妻殺しの罪よぉ~なんて可哀想なんだ!!
妻殺しの汚名を着せられても『ショーシャンクの空に』の主人公はじっと耐え抜いた。
だがジェンセンは、負ければ死が待つ過酷なレースに挑むのだぁ~
しゃ場を恐れるコーチ(イアン・マクシェーン/あれれ、、、この設定もショーシャンク?・笑)が整備する完全特殊武装のマシーンに乗って、さぁ~自由を勝ち取れ
 
って、、、このブーブ(車)とレースがスゴ過ぎる
コース上には、剣や盾、髑髏のマークがあって、それを踏むと様々な武器や装備が使えるっていう訳が分かんないんだけどスッゴク興奮する仕掛けがあって、参加者が次々に酷い死に方をするのよ~
なかでも私がショックを受け、アッパン口を開けちゃったのはこの方のお亡くなり方
 
これは凄かった
スローで再度グロイ死に方を見せるんだけど、、、ビックラこいた、、、鮮烈に目に焼き付いちゃった、、、
 
で、“デス・レース”は3日間行われるんだけど、2日目にはビッグサイズの装甲車まで出てきて、何が何だか分からない過激さと残酷さと派手さとスピード感にビビリながら観たわ~
それにしても、レースをTV放映する際の演出がゲーム感覚っぽくて、つくづくレーサーたちが憐れになったなぁ~喜んでレース見ている連中はどんな神経しているんだい?そちらの方こそ何某かの犯罪に加担してないかい?という気持ちもあって、『ブラックサイト』を観た時の感覚と被ったかな。
でも、ちょっと残念だったのは、“デス・レース”を見て熱狂する一般人や街の様子などを全然映さなかったので、その人気ぶりがよく分からなかったことかなぁ~
・・・・・・・もしかして、観客自体が視聴者だった―ってことかもしれないけど。

 
とにかく、映像にピッタリハマった音楽とともにレースの行方を固唾を飲んで見守ったんだけど、ラスト付近は予想外な展開に。
個人的にはデッドヒートを最後まで観たかった
レースの終盤で別の方向へ行っちゃったので、何となく胸の高鳴りが宙ぶらりんになっちゃったなぁ~
まぁ~あれもありだと思うけど、キッチリ勝負をつけて、キッチリ所長に対峙して、白黒キッチリ、ハッキリさせた方が好みだったかも(私はB型です。関係ないか・笑)
 
これは劇場向けの映画だと思う。
ちょっとグロシーンもあるけれど、派手なカーアクションがお好きな方にはオススメします。
私はスピード恐怖症で安全運転大好き人間ですが、それでも面白かったですぅ~
                                 (3.5点)

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【本】占星術殺人事件

2008-12-03 16:30:00 | 本【小説・日本】

       『占星術殺人事件』       島田荘司       光文社文庫
【comment】
いつもお世話になっている『SGA屋物語紹介所』SGA屋伍一さんにオススメ頂いた本です。
で、、、メチャクチャ好みでしたっ面白かったで~す
日頃SGA屋伍一さんの観察眼の鋭さには目ん玉をひん剥いて注目しているのですが、私のこの分かり難い性格をズバリと見抜き(いや、根本的なところでこのセリフには間違いが・笑)、よくぞ心躍る本をご紹介下さいました~サンキュー

さて、名前だけは存じ上げている島田荘司さんですが、作品を読んだのは今回が初めてです(多分・汗)。
近頃岡嶋二人さんの作品(『99%の誘拐』『クラインの壺』)にハマった折に、≪誘拐の岡嶋≫≪バラバラの島田≫と並び評されていたと知り、興味がワンサカ湧いていました。
ということは、島田さんの作品も20年以上前から愛されていたということなんですね~
えっと、、本作は島田さんのデビュー作だそうで、刊行は1981年だそうです。おお~古い。
ところがどっこい古さを感じさせない超~面白い物語でした。
最初っからズズンと惹きこまれ、、、
ですうっとり♪

  -story-
1936年に東京で起こった猟奇犯罪的な殺人事件。世にいう『梅沢家・占星術殺人事件』は、詳細な記録が残されており、全ての手掛かりが完璧に世間に公表されていながら40年以上も犯人が見つからなかった。
それは、星座に従い、6人の処女の肉体から必要な各部、すなわち頭部・胸部・腹部・腰部・大腿部・下足部をとり、完成美を持つ女性=“アゾート”を制作するという不気味な目的を持った殺人だった。
その殺人を意図し、計画を詳細に遺言状としてしたためた梅沢平吉が殺されてしまったにも関わらず、その1ヶ月後に6人の女性(梅沢家ゆかりの娘たち)がその通りに殺され、日本各地でバラバラの死体となって発見されたのだ―
時は流れ、1979年。
鬱病の気のある占星術師・御手洗と、イラストレーター石岡の元に、『占星術殺人事件』を調べて欲しいという依頼があった。
元々謎という謎に目がない石岡は、さっぱりやる気のない御手洗とともに、40年前の殺人事件について調べ始めるが―

いいねぇ~いいねぇ~こういう話って大~好き
冒頭は、梅沢平吉の世にもおぞましい手記で幕を開けるんだけど、その異様な文章にかなり惹きつけられちゃった。
文面には狂気が迸っていて、読めば読むほど味わいがあり、、、3回も読み直しました。(あら、物好き・笑)
私はほとほと気違いっぽい人間というか、暗部を抱えた人間の心理に興味を引かれるらしいなぁ~(笑)自分の精神状態にも気をつけようっと♪

で、次章からは、御手洗と石岡が梅沢家殺人事件の謎について考えまくる―という風になっていきます。
このコンビのキャラがいいんだなぁ~やっぱり主役に魅力がなくっちゃー面白くないもの。本作はそこでまず合格点かな。
御手洗は人並み外れた脳細胞の持ち主で鬱気味な変人。一方石岡は飄々とした好人物なんだけど、二人は、文中で取り沙汰されたシャーロック・ホームズとワトスンを彷彿とさせたり、それからやはり文中に名前が出てきてビックリした高木彬光の探偵・神津恭介シリーズのような味わいもありました。
40年間も散々考え抜かれてきた未解決事件の推理なので、二人は事件の資料を読みながら御託を並べていくわけなんだけど、そのどうでもいいような(笑)、かなり脱線した推理展開が非常に興味深くって退屈せずにハマり込んで読みました。
例えば、卑弥呼伝説や経度や緯度のうんたらかんたら等、「どんだけ壮大なんだぁ~」ってな蘊蓄を必死に理解しようと読ませるパワーはまるで京極夏彦のようだったわん(笑)

で、、、とにかく読む方としては、犯人を必死こいて考えます。
オマケに島田氏からの『挑戦状』まであるので、「受けて立とうではないか!」と意地にもなります(笑)でも私、犯人が分かりませんでした。悔しいっっ
だって、あんなトリックだったとは?!ちょっとズルイ?(笑)というか、、、隣町に行くのに日本一周しちゃったような感覚を持ったとでも言いましょうか(笑)

それにしても事件の内容そのものは面白かったなぁ~
なんたってアゾート制作ですから!!
想像するだけで気持ち悪い~でも考えられそうなことだよなぁ~海外の猟奇物映画で採用して欲しいような題材だわ。

さてさて、とっても堪能したので島田さんの他の作品も読みたくなりました。
SGA屋伍一さんとともやさん情報によると、『異邦の騎士』が面白いらしいです。それから『漱石と倫敦ミイラ殺人事件』も読んでみたいな♪

≪本作を読むにあたっての注意点≫
私は、読む前に本をパラパラと捲りもしませんでした。で、、、それが正解だったようです。
これは最初にパラパラ捲ったらダメです(笑)事件に関する図や絵などが書かれているので、それを見てしまったら勘のいい方はトリックに気づいちゃうかも。
1ページ目から順々に捲って島田さんの挑戦を受けて下さいね~

 ~これは有史以来、誰も思いつかなかった事だ。完璧な意味の創作だ。
  黒魔術のミサも、錬金術師の賢者の石も、女の肉体の美を追求するあらゆる彫刻も、
  このアゾートの創造に比せば、どれ程の意味があったと言うのであろう。~(本文より)
                                   (4点)

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ブラインドネス

2008-12-01 17:10:17 | 映画【は行】

参った、、、私には全く合わない作品だった―

【story】
はじまりは一人の日本人男性(伊勢谷友介)だった。突然目の前が真っ白になり完全に失明する謎の伝染病は、彼の発症を皮切りに爆発的な勢いで拡がっていく。
有効な治療法がない中、政府がとった政策は“感染者の強制隔離”だった。
最初に失明した日本人男性とその妻(木村佳乃)、彼を診察した医者(マーク・ラファロ)や眼帯の老人(ダニー・クローヴァー)、幼い少年・・・次々と収容所に感染者が集められた。
そしてその中にただ一人見えている女性がいた。夫の身を案じて収容所に紛れ込んだ医者の妻(ジュリアン・ムーア)だ。
収容所は軍によって厳しく監視され、食糧や薬品の要求もままならず、衛生状態も日増しに悪くなっていく。
そんな中、自ら『キング』と名乗る男(ガエル・ガルシア・べルナル)とその仲間が、銃の力によって支配を始めるが―
     監督 : フェルナンド・メイレレス 『シティ・オブ・ゴッド』『ナイロビの蜂』

【comment】 
辛口感想です。本作をお好きな方やこれから鑑賞予定の方はスルーして下さい
   尚、記事で気分を害された方がいらっしゃいましたら謹んでお詫び申し上げます。




どう言ったらいいか悩むところだが、、、
まず、退屈
だった。そして、不愉快だった。(ああ~んゴメンナサイ結局ズバッと言ってるし・汗)
 
何故退屈で不愉快だと感じたのだろう?
“ノーベル文学賞作家ジョゼ・サラマーゴの原作『白い闇』を未読”なことと“本作に対する理解力の欠如があるだろうなぁ~私”っていうことはこの際置いておいて、、、思った事を書いちゃおうかなぁ~ドキドキ・・・
 
本作は、「全世界、失明。恐怖の伝染病。地獄と化した街。生き残るのは誰なのか。」というキャッチフレーズの元、原因不明の失明による恐怖が織りなすパニック状態を描いた映画かな―と思っていた。
だが、ちょっと違って、有無を言わさず強制収容所に押し込められた人々が、不安や飢えにより、人間の醜さ爆裂状態になる―所謂極限状態に置かれた人間の心理にスポットを当てたようだ。
で、生意気だが、その描写がどう~も納得いかなかった。

まず、強制収容所の状態が酷過ぎる。
いくら緊急措置とは言え、アンブレラ社のやることじゃーあるまいし、失明した人たちの扱いがあまりにも粗雑で真実味がなく、まるで無法地帯と化したどこぞの刑務所みたいだと思った。
それから、原因不明の奇病が発生したにも関わらず、言い方が変だが(汗)皆失明だけで安心しているのは不自然だ。
奇病なんだから、「次はどこか他の箇所に異常がきて死に至るかもしれない―」的な不安を抱えた人がいてもおかしくはないはず。何故誰も死を恐れていなかったのか?そのせいかどうか分からないが、悲惨な状況なのにあまり危機感が感じられなかった。
また、妙~に頭に来たのは、奇病が発生する前からの盲人が何で悪役なんだろう?
目が見えなくても前向きに生きておられる方、この映画の登場人物たちにとっては先輩になる方が一人しか登場しないばかりか、嫌な奴っていう設定なのは、、、気にし過ぎかもしれないが大変失礼だと思った。
それに小さい子どもが一人だけしかいないのも不自然だし、それが物語上でイマイチ活きてないように思った。
あと、極限状態での人間の『欲』や『業』を描いたにしても、時間経過がよく分からなかったので、環境が悪化する様や飢えに苦しむ様、性欲に走る様がど~うもわざわざ人間を醜く見せているようで堪らなく不愉快だった。ああいう状況の中では『キング』のような人物が出てもおかしくはないと思うが、何だかチグハグにも感じたし、、、
というか、『失明』『一人だけ見えている女性』という根本的な設定を上手く活かしていないんじゃーないかと思ったなぁ~
 
・・・こ・こんなに勝手なことばっかり書いていていいんだろうか?
自分で自分を嫌いになりそうだ(汗)
だが、私は、人間はそんなに弱くて醜いものだろうか―と感じずにはいられなかった。
本作は、人間の醜いところばかりが浮き彫りになっていたが、醜いところを描くなら、その中で一筋の光のような人間の美しさも描いて欲しかったし、個人的にはそれをジュリアンに託したかった。
強制収容所の中でも、彼女はただ悲惨な有様を見守るだけだったし(みんなの世話はしていたが)、後半で強制収容所を出た後に彼女が連れ立ったのがたった数人だったのも心が痛かった。他の沢山の人たちはどうしたのだろう?
それに、スーパーマーケットで食料を見つけた時、周り中の飢えた人に寄ってたかって奪われそうになったけど、、、彼女は見えているんだから、もう少し見えずに飢えている人に何かしてあげることを考えてもいいんじゃーなかろうかと思ってしまって、、、
例えば、車であちこち回って餓えている子どもを助けるとか、食糧を確保して皆に配るとか、、、細かいことを言ってもしょうがないが、つまるところ登場人物が皆自分本位で、何にも共感出来なかったなぁ~
 
そんなこんなでゲンナリしたが(汗)、役者さんの演技は良かったと思う。
特にガエル君は、嫌な役だったけど上手かったなぁ~
伊勢谷さん木村さんも思った以上に出番が多くて頑張っていらしたと思う。
ジュリアンもスッピンで体を張っていた。全身がソバカスだらけなのには驚いたが(汗)

てなわけで、役者さんの渾身の演技のわりには物語に魅力を感じなかった。何故か音楽にも違和感を持ったし、、、
ラストもなぁ~『ハプニング』のような唐突な終わり方だったなぁ~希望あるエンディングなんだろうけど、その頃には心が遠くに行っていたので(汗)何の感慨もなかったなぁ~
全体的に何となく『バベル』っぽい空気もあったので、もしかしたら深みのある映画なのかもしれないが、私は残念ながら苦手だった。
もしかして突然の奇病に全世界が襲われる日がくるかもしれない。でも、そういう時に何ら参考にしたり教訓にしたりの素材がなかった気がする、、、ブツブツ(2点)

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