★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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アイアンマン

2008-09-27 20:45:45 | 映画【あ行】

ブログを始めてから2週間もの間、映画を観ず感想も書かなかったのは初めて。
で・・・もう何をどう書いていいのか分からなくなっている
き・緊張する。と・途方に暮れる。眠くなる・・・
という事で、簡単に書いてみま~す
【story】
巨大軍事企業の社長であり、天才発明家のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、テロ組織に拉致され、兵器開発を強制される。捕虜となった彼は、密かに自分専用のパワードスーツを作り、脱出に成功。奇跡的に生還を果たす。自分の会社が製造した兵器をテロ組織が使用していたことに怒りと絶望を憶えたトニーは、軍事産業からの撤退を発表し、テロ撲滅を決意。自らの手で究極のパワードスーツ=≪アイアンマン≫を開発するが―
     監督 : ジョン・ファヴロー 『ザ・スーラ』
【comment】
 
     ロバート・ダウニー・Jrが最高

アイアンマンはアメコミのヒーロー物だそうだが、原作は全く知らない。
人気のあるお話なのかなぁ~?
アイアンマンの造形自体は地味に思えてイマイチ
カッコイイ~とは言い難いけれど(汗)、、、ロバート・ダウニー・Jr演じるトニー・スタークのキャラが最高に良かった。

生まれながらの科学の天才にして発明家、若くして巨大企業の社長となった大金持ち、オマケに超~女ったらし―というと、途轍もなく嫌な男のように思えるけど、本当は純粋な信念を持ち、愛に不器用な男の子なんだなぁ~ってのが滲み出ているのよ~
アイアンマンがヒーローに思えたかどうかは別にして(汗)、トニー・スタークっていう一人の男の虜になっちゃったなぁ~

 
世間から『死の商人』と言われても気にすることなく、「最強の兵器こそが平和を齎す―」と信じて、軍事兵器を開発し続けるトニー・スタークは、武器で稼いだお金でセレブな毎日を送り、楽しい女性関係を満喫していた―
 
ところが、中東で新兵器のお披露目をしている最中に攻撃され拉致される。
その時に心臓に深手を負い、アーク・リアクター無くしては生きられない体になってしまう。
そして、3カ月もの間監禁され、テログループに新兵器の開発を強要されたトニーは、密かにパワード・スーツを開発し、やっとのことで逃げのびる。
 
奇跡的に生還を果たしたトニーは、自分が戦争のシステムの一部であったことに気づき、兵器の開発製造から手を引く決心をする。
そして、テログループに行き渡っている自社の兵器を壊滅するのが自分が生き残った理由であり唯一果たすべき役割だと信じて、アイアンマンを開発する。
 
ところが、それを快く思っていない者もいた。
トニー・スタークの敵はテロだけではなかったのだ―
  

主要キャストが渋くてgood、いかにも大人向けのドラマ―って感じだった。
                   

 
ロバートはまさかのハマリ役だった(笑)
もうトニー・スタークそのものって感じで、彼以外にこの役が似合う俳優を思いつかない。
いい加減なようでいて愛くるしさが漂う風貌は母性本能を擽るわ~良いわ~彼。
今回はアイアンマンの誕生までを丁寧に描いていたけれど、アイアンマンの製造過程が意外に楽しく退屈せずに楽しめた。マシン相手に一人で研究に没頭している時間が長いのに魅せるのはロバートの力だろうなぁ~ユーモア溢れるセリフも楽しかった。
秘書役のグウィネスも良かった。
有能で控え目、トニーへの愛情の示し方がほど良くって心地良かった。
トニーの良き理解者ローディ役のテレンス・ハワードは存在感があったなぁ~
続編があったら彼はもっと活躍しそうだ。パワードスーツも着ちゃうかもしれない(笑)
トニーの会社の盟友オバディア役のジェフ・ブリッジスは大好きな俳優さんだったのよ~
『白と黒のナイフ』なんか最高に面白かったんだけど、、、今回は坊主頭でビックリ最初は誰か分からなかったもの・・・
  
さて、今回の物語は、アイアンマン誕生秘話って感じだったし、世界を救うヒーローというよりも会社の権力争いだった?みたいなところがあったけど、続編も期待出来そう。
何たってトニー・スタークが魅力的だもの~

それにしてもこの映画は、凄くアメコミしているのに、何だかリアリティのあるドラマだったなぁ~
武器商人やテロなど現実の問題を絡めているせいだろうけど、、、アメコミを観ているのに、妙に深みのあるドラマ性を感じちゃった。
武器商人が己の過ちに気付き、最高の武器=アイアンマンを開発し自らが作った武器を破壊する―っていう行為に矛盾は感じなくもないけど、、、なかなか面白い展開だったと思う。

  エンドロール後の映像、、、どういう意味だったの?
  ボーっとしていてよく分からなかったの   (4点)

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【本】セル 上下巻

2008-09-24 14:32:20 | 本【小説・海外】

        『セル』上下巻     スティーヴン・キング     新潮文庫
【comment】
  十月一日午後三時三分
  携帯電話を使っていた人間がまるでゾンビのように凶暴化
  人間性を失った『携帯狂人』たちは
             意味不明の言葉を発し、正常人に食らいつく。
  街の至る所では爆音が鳴り響き、
    クソが扇風機にぶつかったような騒ぎ(←キングの表現です・笑)になり、
  ハロウィンを迎えるころには
             以前の世界は過去の記憶と成り果てた―
っていうお話でした~♪

いや~~~最近の映画で流行りの(笑)『世界の終わり』関連のお話でしたが、流石にキングの手にかかると一味違います。
「何?何?何がどうなっているの?」って先が気になって一気に読み終わりました~^^・
物語の持つ雰囲気は、今年観た映画でいうと『アイ・アム・レジェンド』『ハプニング』に近いと思います。
特に設定などは『アイ・アム・レジェンド』っぽかったです。
アチラはウイルスによって人間がゾンビみたいになったけど、コチラは携帯電話でゾンビっぽくなります。
で、いきなり世界の終わりのような現象が起きて、ごく普通の男女が生き延びるために逃げ惑う件りは『ハプニング』っぽいと思いました。
・・・・・と、そんな事を思い浮かべながら読んだせいもあって、何だか「映画になりそうなお話だなぁ~」って終始感じていました。
『ミスト』の監督さんだったら、上手く映画化してくれるかも・・・なんて思ったり(笑)

本作は上下巻からなる長編です。
上巻では一気に世界が崩壊へと向かう状況を詳しく描写していて、とっても映像的でした。
下巻になると、登場人物の心理を深く掘り下げ、こうなってしまった原因についての推察があり、必死に生き延びようとする人々の戦いを織り交ぜながら、世界の脆さとともに絶望感や無情感を醸し出し、じっくりと読ませてくれました。
上下巻合わせて読み応えがあるのではないでしょうか。
ただ、、、文句タレ子の私としては(汗)、グイグイと読まされながらも、何か、、こう、、キングにしてはチグハグな物語の運び方だなぁ~みたいなことを感じました。
多分、携帯狂人たちの段階を経た変貌ぶりと物語の収拾の仕方にチグハグさを感じたんだと思うのですが、、、よく言葉で説明出来ません(汗)

さて、物語について↑で軽くしか触れていませんが、、、
ポイントを話し過ぎると興醒めになる可能性が大ですので、簡単に『携帯狂人』のルーツと登場人物についてだけ書こうと思います。
何故に『携帯狂人』が生まれてしまったのか―については、『人間の頭脳の中身が、強力な磁石をあてられた旧式のコンピューターディスクのように、一瞬にして消去されてしまった―』ということのようです。
脳をリセットされた人間は、ホモサピエンス(知恵のある者)ではなくなり、最優先指令としての『生存』の本能だけが残り、根底にある狂気、殺人衝動に突き動かされた凶暴な生物と変わり果てます。
その携帯電話を使った無作為なテロ(?)の不確かさから脳に『システム障害』も生まれ、、、恐ろしさを増していきます。
これは面白い考えだなぁ~と思いました。
世界中に溢れかえる携帯電話にもしそういう仕掛けをされたら、、、そして、それによって引き起こる惨劇に助けを求めようとして使った携帯電話で新たな悲劇が生まれていったら、、、
また、連鎖する惨劇に別の要素も加わることが必然だとしたら、、、世界の秩序は崩壊の道へと突き進むしかないでしょう―恐ろしいことです。
登場人物は、妻子の安否を気遣う作家のクレイを主人公に、クレイと偶然知り合い行動を共にした小男のトム、15才の少女アリスの3人が中心です。
3人は、運命共同体宜しくクレイの家族の元へと決死の覚悟で旅をしますが、その道程は息詰まるものでした。
決して超人でない、普通の人間であるクレイたちの無事を祈り、『携帯狂人』たちの習性や進化に慄きながら読み進めましたが、、、迎えたラストはかなり救いのない未来のないものでした。
しかも唐突な終わり方だったので、「一体この先の人類はどうなってしまうのか―」と暗澹たる思いで本を閉じました―
   
 ~ピクシー・ライトは愛らしく小づくりな顔を蛇のようにすばやい動きで前に突き出し、
  力強さには疑いの余地のない若々しい歯を剥きだして、パワースーツの女ののどに
  がぶりと食らいついた。途方もない量の鮮血が噴水もどきに噴きあげた。
  ピクシー・ライトはその血のなかに顔を突き入れていった。
  血のシャワーを浴びているようにも見えたし、
           そればかりか血を飲んでさえいるようにも見えた~ (本文より)
                                         (3.5点)

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ウォンテッド

2008-09-15 17:02:17 | 映画【あ行】

予告に魅せられて、スッゴク、スッゴ~ク楽しみにしていた映画
【story】
上司に怒鳴られ、恋人には同僚と浮気され、何もかもにウンザリしていたウェスリー(ジェームズ・マカヴォイ)。そんな彼の前に突如現れた美貌の殺し屋フォックス(アンジェリーナ・ジョリー)は、ウェスリーの亡き父が、太古から存在していた暗殺組織、“フラタ二ティ”の凄腕の暗殺者だった事実を彼に知らせる。しかもウェスリーが暗殺者の血を受け継いでいるという―
     監督 : ティムール・ベクマンベトフ 『ナイト・ウォッチ』『デイ・ウォッチ』
     ~マーク・ミラーのグラフィック・ノベルを映画化~

【comment】
そうですね~(3.5点)から(4点)くらいの映画って思いました。

予告を観ただけで、「絶対大好きなタイプの映画だぁぁぁ~」と思い込み、期待が大きかったせいでしょうか。鑑賞後にちょっとトーンダウンしちゃったの
アクションシーンは派手で見応えがあったし、ドラマ部分もわりと考えられていたと思うし、キャストもスゴク良かったんだけど、、、展開が好みじゃなかったというか、腑に落ちない点が多々あったのよね~
 
さて、派手なアクションシーンですが、、、
『覚醒せよ、新次元へ』とか『新次元ビジュアルワールドを体感せよ』とか盛んに宣伝していましたねぇ~
で、、、個人的にはそんなに「し・新次元だ」とは思いませんでしたぁ~
だいたいそういう事には疎いので、「ここが新次元か?いや普通かな?こっちが新次元か?う~ん、ありきたりかな?」って感じで、判断なんて出来やしない(汗)
でも、『マトリックス』を初めて観た時は、体中の血液が沸騰するくらい興奮したよなぁ~
って事は、、、そんなに新しさがブリブリってわけでもないのかな?
まぁ~斬新さは思っていた程ではなくても、弾道が曲線を描いたり、車が宙を舞ったり、列車に突っ込んだり、、、と、息つく暇もない怒涛のアクションには大いに楽しませてもらいました~

さてさてキャストですが、まずは凄腕の暗殺者で、ウェスリーの指導者でもあるアンジー演じるフォックスは文句なくカッコ良かったぁ~
 
             
   ヘタレのウェスリーを見守る優しい瞳
       そして、獲物を狙う時の般若のような瞳
             
  きゃ~怖カッコイイ~
フォックスの一挙手一投足はセクシーな魅力に溢れ、、、クギ付けでございます。
それに、フォックスっていいキャラだったなぁ~
彼女だけはドロドロの組織の中で、唯一組織に純粋に忠実だったのかなぁ~って思う。
運命を信じていた彼女なら運命を変えられたかもしれないのに、、、あ~ん、最後が切ないわんわん

本作の主役ってマカヴォイ君だったんですね~で、アンジーはあくまでも彼を立てていたと思うところも凄く良かった。
それでいながら圧倒的な存在感と迫力だもの~スゴイッ
 

こちらは“フラタニティ”のボス的存在のモーガン・フリーマン演じるスローン。
 
モーガン・フリーマンって、どうしても気品ある善い人に見えるんだけど、今回は暗殺組織の親玉なのよね~
で、後半では、もっと性悪な顔まで見せちゃってくれました。

アンジー姐さんと並ぶとヒヨっ子に見える(笑)ジェームズ・マカヴォイ演じるウェスリー。
 
いや~~~彼の作品はタムナスさんと『ラスト・キング・オブ・スコットランド』しか観ていないんだけど、マカヴォイ君って、つくづく「素質はいいものを持っているのに浅はかでヘタレ、オマケにボコボコ殴られ血まみれになる運命―」って役柄が似合うと思うわ~
それにしても、、、今回痛めつけられ過ぎじゃーなかったでしょうか。
普通の青年を暗殺者として覚醒させるために組織がした特訓って、、、ハンパじゃーないんですもの
殴って蹴って切りつけて、、、回復液の中に浸され治癒させられ、また殴って蹴ってボコボコにされて、、、うう・・・痛いのが苦手な私には正直キツカッタですぅ~
そんなこんなの特訓を積み、組織の一員として父を殺した裏切り者をやっつけようとするウェスリー。
この、「ヘタレの青年から一流の暗殺者へ―」のところで、もうちょっとスカッとしたかったのですが、、、何故かスカッと出来ず、、、
マカヴォイ君は良かったんですよ~物凄い演技力で、ウェスリーのビフォー&アフターを演じ切っていたわ~
でもね、ウェスリーの成長物語っぽいようでいて、個人的には彼はちっとも成長なんかしていないと思ったの。
確かに強くはなったけど、彼が鍛えられたのは肉体だけで、頭脳や精神を鍛えてはいなかったんだと思う。
だから、やることなすこと浅はかで、、、
敵を追いつめるのに、犠牲が大き過ぎるのよぉ~
「1を殺して1000を助ける」はずだったのに、「1を殺すために1000を殺して」どうするって感じで。
列車やネズミのシーン、それに助けてくれた相手を怒りにまかせて撃っちゃって自分も転落―なんて件は浅はか過ぎる オマケにとんでもない悲劇になっちゃって・・・
そこら辺でどうしても引いちゃったなぁ~

 
でも、そういうことをシャットアウトして映像に身を任せてもいいのかな。
アクション映画がお好きな方は怒涛のアクションシーンを楽しめると思いま~す

なんでも3部作になるそうですね~次回作ではウェスリーの精神的成長を見たいな

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記憶の棘

2008-09-12 18:37:45 | 映画【か行】

Movie Plusで鑑賞―
【story】
10年前に夫のショーンを亡くした未亡人アナ(ニコール・キッドマン)は、長年自分を想い続けてくれたジョゼフ(ダニー・ヒューストン)と再婚することを決意する。しかし、そんな彼女の前に見知らぬ10歳の少年(キャメロン・ブライト)が現れ、「僕はショーン。君の夫だ」と名乗る―
     監督 : ジョナサン・グレイザー

【comment】(*少々ネタばれ気味です)
       生まれ変わりを信じますか?―

私は結構信じちゃっている方。だから凄く興味深く映画に見入った―

 
上流階級の美しい未亡人アナは、今は亡き夫ショーンへの想いを断ち切れずにいた。
だが、自分を誠実に愛してくれるジョゼフと再婚する意志を固め、婚約パーティーを開く。
 
そこへ現れた10才の少年は、「僕はアナの夫ショーンでアナを愛している。ジョゼフとは結婚しないで欲しい―」とアナに告げる。
少年の言動が性質の悪い悪戯に思えたアナは少年を突き放すが、やがて少年が本当に自分の愛するショーンなのではないか―と思いはじめるが・・・
 
 
いやいやいや~なかなかミステリアスで美しい作品だ。
全体的に無機質で冷たい印象の映像が続き、淡々と物語が流れていくが、、、アナ、少年ショーン、ジョゼフ、そしてキーパーソンとなるクララ(アン・ヘッシュ)などの登場人物の心の中には、熱い愛が燃えたぎっていたと思う。
その愛は、アッチッチな熱い愛というよりも、青白い妖気を含んだような熱を帯び、かなり息苦しい愛で、、、それぞれの胸に一生消えるとこはないであろう深さを感じた。
 
この映画では『生まれ変わり』が題材になっているので、私としても、
「本当に少年はアナの夫の生まれ変わりなのか?」
「だとしたら、何でアナに結婚しないで―と告げに来たんだ?・・・もしかしてジョゼフがショーンを殺して、その恨みを晴らそうとしているのか?」
「アナの友人クリフォード(ピーター・ストーメア)とクララの行動が変だ。きっと何か知っている!!ミステリーだぁ~」
などと、例によってブツブツと妄想しながら入り込んだのだが(恥)、、、終盤で少し様子が変わってくる(汗)
「もう絶対100%少年はショーンの生まれ変わりだぁ~」と信じていたのに、「へっ?」と思わせるようなエピソードがあるのだ。
そのせいで、「少年はショーンのふりをしていただけなの?」と一瞬思ってしまったが、、、
 
いやいやいや~やっぱり少年は生まれ変わりだと思うし、そのように映画は描いていたんだと思う。
少年は10年前に新しい命として生まれ変わり、あることが媒体となって自分の前世の記憶が蘇ったのだろう。
アナを愛し、アナと過ごした日々を思い出し、アナの元へと向かったのではないか?
ただ、、、自分の記憶には欠落した箇所があったのだ。
自分が前世においてアナに対して決して誠実でなかったことを知った少年は、アナの元を去る決心をしたのではないかと思う。
「僕はショーンじゃない。アナを愛しているから―」
たった10才の少年が苦悩する姿が切なかった。

また、忘れられない愛のために、たった10才の少年に振り回されたアナも可哀想だ。
新しい人生を始めようとしてもどうしてもショーンを思いきれない。
そんな自分の気持ちを見透かすように現れた少年を疎ましく思いながらも、「もしかして本当に少年がショーンだったら、、、私はショーンと過ごしたい―」と、自分の子どものような年齢の少年に、心かき乱され、少し意地悪な性的な質問を少年に投げかけるアナも切なかった。

そして、私に「殺人者か?」と疑われたアナの婚約者も(汗)、「今までもこれからも、ずっと自分はショーンの次だ―」という想いを打ち消しながらアナの愛を信じようとしたのだろうに、たった10才の少年によって押さえていた気持ちが溢れだし、理性をなくすほど取り乱してしまったのも可哀想だった。

皆、愛のために翻弄された。それも、もう10年も前に去ってしまった人との忘れられない美しい思い出のために。
その思い出は、記憶の棘となって決して抜けはしない―

  
さて、二コールはベリーショートでも美しいですね~
静かな映画だったので、彼女の顔の表情をゆっくりと映し出すシーンが多くて、その度に溜息が出ました。綺麗過ぎて、、、
少年は、『ウルトラヴァイオレット』『X-MENファイナルディシジョン』にも出ていましたね~
芸達者ですが、、、イマイチ好みじゃーなくて(汗)、もっと可愛い子なら、もっとドキドキしたかも~なんて思っちゃった~          (3点)      

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レッド・ドラゴン

2008-09-10 19:15:30 | 映画【ら行】
プチ・ノートン祭り~ 第2弾^^・ 手持ちのDVDで鑑賞―
【story】
天才精神科医ハンニバル・レクター博士(アンソニー・ホプキンス)が、連続猟奇殺人犯であることを見抜き、重傷を負いながらも彼を逮捕したFBI捜査官ウィル・グレアム(エドワード・ノートン)。
しかし、精根尽き果てたグレアムはFBIを辞職し、妻子とともに隠遁生活を送っていた。
そんなある日、元上司のクロフォード(ハーヴェイ・カイテル)が突然現れ、満月の夜に2つの家族を惨殺した殺人鬼“噛み付き魔”の捜査を依頼する。
グレアムは事件解決の糸口を探るため、ガラス張りの牢獄にいるレクター博士と再会することを決意する。
一方、“噛み付き魔”であるフランシス・ダラハイド(レイフ・ファインズ)は、レクター博士を崇拝しており、密かに連絡をとろうとしていた―
  監督 : ブレッド・ラドナー 『ラッシュアワー3』『X-MENファイナル ディシジョン』
  
原作 : トマス・ハリス   脚本 : テッド・タリー

【comment】
ハンニバル・レクターシリーズの4作品を個人的に好きな順に並べると、、、
原作 : レッド・ドラゴン>羊たちの沈黙>ハンニバル>ハンニバル・ライジング
映画 : レッド・ドラゴン≧羊たちの沈黙>ハンニバル・ライジング≧ハンニバル
って感じになると思う。
という事は、私はこの作品がシリーズの中で1番好きーってことみたい♪

で、、、映画『レッド・ドラゴン』を好む1番の要因は、グレアム捜査官、噛み付き魔、レクター博士、そして事件周辺の出来事のバランスがとてもいいせいだと思う。脚本がスムーズでバランスがいいって思ったのかな。
この作品が作られる前の2作で、圧倒的な支持を得た殺人鬼レクター博士を前面に出し過ぎることにブレーキをかけ、あえてグレアム捜査官の苦悩や噛み付き魔の心情を丁寧に描き、上手くレクター博士にエッセンス的役割を持たせることで、この物語が本来もっているサスペンス要素から変に逸脱することなく描き切っていたと思うのだ。
そのためレクター博士は大人しめな印象がしなくもないが、サスペンス物としては非常~に見応えがあり、脚本も演出も豪華キャストの演技も良く、とても完成度が高いと思っている。
 
さて、レクター博士であるが、この物語は『羊たちの沈黙』よりも前の出来事を描いたものなので、冒頭では自由に人肉ディナーパーティーを開いていた。
ところが、グレアム捜査官にシッポを掴まれ獄中に―
そこでは、因縁深いチルトン博士の嫌がらせを受けながらも、優雅に、そして知的に囚人生活を送っていた―
実は、本作でどう~しても馴染めないのがホプキンスの極端な丸顔だ
年齢のせいで仕方がないことかもしれないが、体型もかなりパンパンで、、、何度観ても引いてしまう(汗)
ただ黙って佇んでいるだけで不気味な雰囲気は出してくれているが、正直に言うと、「もう少し体重を絞れなかったのかなぁ~」と思ってしまう。
 
コチラは噛み付き魔のダラハイド。
彼は上唇の部分に問題を抱え、そのせいでコンプレックスを持っていただけでなく、幼い頃から祖母に度重なる虐待を受け、ついには怪物になってしまった哀れな男だ。
彼には変身願望があり、人を殺す事で力を得て、自分が人間以上の存在になれると信じていた。
彼が猛烈に魅せられたのはウィリアム・ブレイクの描いた『レッド・ドラゴンと太陽を纏う女』で、自身の体にその絵の刺青を施し、頭の中で鳴り響く『彼』や『祖母』の声に支配もされていた―
(*ジョニー・デップの『デッドマン』は、ウィリアム・ブレイクに対するオマージュ的作品でした~♪)

レイフ・ファインズの演技は素晴らいと思う。
彼の演技で、この殺人鬼の苦しみも哀しみも狂気もストレートに伝わってきた。
ただ、ダラハイドの容姿が少し美し過ぎたのではないだろうか。
少し上唇に線があるだけで超~美男なので、彼がコンプレックスを抱えて人目を気にして生きてきた人間には見えにくいのだ。
折角の熱演だったのだし、ヴォルデモート卿ほどのメイクはしなくていいから(笑)、レイフの顔をもう少し変形させ、喋り方も特徴を持たせた方が、より憐れさや不気味さが増したと思う。
 
コチラは、ダラハイドが初めて心を開こうとした盲目の女性リーバだ。
リーバは、不思議な雰囲気のダラハイドに惹かれていくが―

彼女の演技は物凄く光っていた。一度観たらなかなか忘れられない表情をしている。

また、脇で出ていた新聞記者のフィリップ・シーモア・ホフマンもいい。
この時の彼を見ると、いつも「太ったレオナルド・ディカプリオだ―」と思ってしまうが
で、ホフマンの憎々しげな演技は良かったのだが、記者の無残な死に繋がる演出は少し唐突だったと思う。敏腕捜査官がいきなりあの作戦に出るのは不自然だ。原作ではどうだったは失念したが、、、もう少し丁寧に繋いで欲しかった。
 
さて、グレアム元捜査官。
『芸術レベルの想像力を持った』グレアムは、他の捜査官が真似できない独自の考え方が出来、犯罪者を追いつめる。
その恵まれた才能である『想像力が支払う代償は恐怖』であり、恐怖の虜になったグレアムは一線を退き静かに暮らしていた。
だが、再び連続殺人の捜査に協力することになる。そして彼は、噛み付き魔だけではなく、人食いハンニバルとも対峙することになる―
祭りの主役ノートンちゃん、、、良いわぁ~
この作品が猟奇的な要素を含みながら、どこか品よく仕上がっているのは、やはりノートンのお陰かな・・・と思う。 いや・・・ホプキンスもファインズもいいけど♪
全編に知的な雰囲気が漂っているのだぁ~ 
想像力と恐怖と機転と勇気のバランスが素晴らしく良いわぁ~
私は、レッド・ドラゴンのノートンが大好きです
 
余談だが、、、
終盤で、グレアムとダラハイドが対決するシーンは物凄く緊張するし好きなシーンだが、グレアムが自分の息子を救うため、息子に「この醜いケダモノ!!」と罵るところはいつも泣きたくなる。
その時のダラハイドの表情を見るととても辛くなるし、、、
息子に変なトラウマが残らないように心から祈ってしまうし、自分の子どもに対してであっても、心ない言葉がどれほど傷を負わせてしまうのか―毎回肝に命じてしまうのだ。
                         (4.5点)
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【本】わらの女

2008-09-08 18:00:00 | 本【小説・海外】

       『わらの女』     カトリーヌ・アルレー     創元推理文庫
【comment】
この本を最初に読んだのは、1988年7月1日だ。
何でそんなに詳細な日付けが分かるかというと、本の裏表紙に、一言感想と一言日記が書き記してあったからだ―

先日思い立って本棚を整理していて、黄ばんでしまった本の数々にそれらの書き込みを発見した私は猛烈に焦った。
「そうだった、、私は読んだ本に感想や日記を書くのを習慣としていた時期があったっけ。
それにしても超~恥ずかしいゾ。このラブラブでキャピキャピな脳たりんな文面は
そこで、真剣モードに切り替えて、セコセコと青春の恥部の残骸をチェックしたのだが、、、「この本を放置したままで死んだらどうしよう~」と、冷汗をかいた究極の書き込みが記された本の内の一冊がこの『わらの女』だった。
スグにでも捨ててしまいたい衝動に駆られたが、本を捨てるのは忍びなかったので、「とにかくまた読んでみよう。で、、、面白かったら新しく買おう。で、、、これらの本は闇に葬ってしまおうではないか―」と決めた。
という事で20年ぶりに読んでみた。かなり面白かった記憶のある本を―

  -story- 
ヒルデガルデ・マエナーはハンブルグ出身の34歳の独身女性。
戦争で家族を亡くし天涯孤独の彼女は、翻訳の仕事に就きつましい生活を送っていた。
そんな彼女は、今の生活を抜け出し『玉の輿に乗る―』という夢があった。
ある日、ヒルデガルデは、毎週欠かさず目を通す新聞の縁談広告欄に、まさに自分が求めていた広告を見つける。
「当方、莫大ナ資産アリ、良縁求ム。ナルベクはんぶるぐ出身ノ未婚ノ方ヲ望ム。世間ヲ知り、家族系累ナク、ゼイタクナ暮ラシ二適シ、旅行ノ好キナコト。感傷的おーるどみす、暗愚ナ人形ハオ断ワリ」(注:古い本のせいか、ところどころ読み難く、言い回しも古めかしいところがあるが、、、現在発売されている本がどうなっているのかは分からない・汗)
千載一遇のチャンスを逃すつもりのないヒルデガルデは早速応募し、広告の主からカンヌへと招待される。
そこで待っていたのは、62歳の上品でエレガントな紳士、アントン・コルフだった。
有頂天になったヒルデガルデだが、コルフから意外な話を聞くことになる。
ヒルデガルデに結婚して貰いたい相手は、コルフが秘書を務める大富豪カール・リッチモンドであり、その男は異常に気難しい病気の年寄りであること。
リッチモンドに上手く接する方法を伝授するので、万が一ヒルデガルデがリッチモンドに気に入られて結婚出来れば莫大な資産が転がり込むこと。
自分の容姿・知性に自信があり、贅沢を手に入れるためなら何でもする覚悟があるヒルデガルデは、コルフには事前に成功報酬の20万ドルを支払う契約を結び、その話に飛びつく。
打算と虚栄に満ち、自己本位なヒルデガルデには幸福を勝ち取る自信があった。
だが、彼女は知る由もなかった。
自分が完全無比な犯罪計画に巻き込まれていることを―


1956年の作品だというのに今でも色褪せない面白さ
カトリーヌ・アルレーの描きだす悪女&完全犯罪は本当に凄い

最初の方では、『上手い話には必ず裏があるのに』とか、『コルフは信用出来るの?』とか思いながら、ヒルデガルデが大富豪の嫌なジイサンにどう取り入るのかが気になってページを捲る手を止められない。
コルフの言動や行動に小さな違和感を感じつつ、、、読み手が女性ならば尚の事バカな女=ヒルデガルデの心理が分からなくもないだろうから、ビビデバビデと玉の輿が成功するのか?と意識を集中させてしまう。
だが、中盤からは思いもしない、、、とうか、やっぱり!な怒涛の展開になっていっていく。
起きること全てが用意周到に張り巡らされた罠であり、そこまでの過程で少なからず引っ掛かりを感じていた事が、完全犯罪のためのピースだったことに唸りを上げる。
そしてヒルデガルデの運命に同情と蔑み、同じ女としての戒めを噛みしめるのだ―

さて、物凄く面白かったので新しく本を買わなきゃならない。
だけどカバーは捨てられないなぁ~何故ならショーン・コネリーとジーナ・ロロブリジタの写真入りなのだ。(映画化になった時の配役)
カトリーヌ・アルレーの作品は、他にも『死の匂い』と『目には目を』を読んでいて本棚に並んでいた。
内容は忘れたが、、、あ~ん、そこにも赤っ恥じな日記があるぅ~ 
                              (4点)

Comments (4)

幸せの1ページ

2008-09-06 19:40:00 | 映画【さ行】

大好きなジェラルド・バトラーが出る映画なのに、「コチラでは上映されない~」と思っていたら、された♪ラッキー
【story】
勇気あるヒーロー”アレックス・ローバー”(ジェラルド・バトラー)を主人公にした冒険小説で人気の小説家アレクサンドラ(ジョディ・フォスター)は、実は対人恐怖症の潔癖症で、何年も自宅に引きこもって暮らしていた。
ある日彼女は、新しい小説のネタをネット検索していて、孤島で暮らす海洋生物学者のジャック(ジェラルド・バトラー)の記事に目をとめる。そして彼に協力を求めるつもりで連絡したが、返事をくれたのは彼の11才の娘のニム(アビゲイル・ブレスリン)だった―

     監督 : マーク・レヴィン ジェニファー・フラケット
     ~ウェンディ・オアーの人気児童書の映画化~

【comment】
わりと好きな映画でした~
言い方がテンション低めなんですけど(汗)、、、わりと好きです。(他に言い方はないのか?!


コチラの地域では、この作品の上映が急に決まったんじゃーないかしら?
そのせいか、本作の予告を1回も観たことがない私は、映画についての前知識がゼロ同然で、どういうジャンルの映画かも知らずに観に行ったのですが、、、映画を観たイメージとしては、『ハートフル・アドベンチャー・ファンタジー物』って感じでしょうか。
で、、、原作が児童書のようですし、あったかポカポカの可愛らしいお話なのですが、イマイチ子ども向けってわけでもないし、そうかと言って大人向けでもないし、、、どっちつかずの中途半端な作りだった気がします。
まぁ~
その辺でテンションが低めではありますが、わりと好きな映画です。(まだ言う・大汗)
 
 
さてさて、、、こ~んな素敵なパパと二人っきりで孤島で暮らす
二ム。(何故か鼻息が荒くなる・・・ブヒーきっとアナタは一生結婚出来ない!!・・・って話ではなく(汗)、とにかく二ムはパパととっても仲良し。
美しい自然と海、動物たちに囲まれた生活はとっても楽しそうで、見ていて心が和みました~
 
でもねぇ~パパってさぁ~誰にも場所を教えずに幼い娘を孤島で育てるなんて、、、自分はいいと思うのよ自分は。だけど娘の人生を考えたらどうなのよ・・・と、ふと思っちゃったなぁ~
で、、、話は飛ぶけど、名作アニメの『未来少年コナン』で、コナンのおじいさんが、「人間は一人では生きられない。仲間を探しに行け―」とコナンに言ったセリフを思い出しちゃって、「パパさん、二ムにも友達が必要だよぉ~」って思いながら観たなぁ~
まぁ~ファンタジーでそんなことを思ったってしょうがないけどね

それはさておき二ムは、とっても想像力が豊かな女の子で、お気に入りの“アレックス・ローバー”の本を片手に自由自在に空想の世界へ行ける特技を持っていて、その件は楽しかったですぅ~
 
そんな彼女に、途轍もない心配事が襲ってきます。
もしかしたらパパが船で遭難したかもしれないこと―
そして、自分たちだけの島に観光客が押し寄せようとしていること―

  きゃん、ステキ
                           
で、、、二ムが助けを求めた相手は、冒険野郎アレックス~のつもりだったけど、、、
孤島へ向かったのは小説家アレックスで、友達も恋人もいない引きこもりの女性だったのです
                  
 
彼女の話し相手といえば、自分の空想のお友達兼アドバイザー兼理想の恋人である小説の主人公アレックスだけ。
これがね~結構ビックリ
彼女はいつでもアレックスと話しているんだもの~ほとんど『ファイトクラブ』や『シークレット・ウインドウ』状態よ~~~
それにしても、ジョディ・フォスターの潔癖症ぶりやコミカルな芝居は面白かったわ~
可哀想なくらいに情けなくなるドタバタなジョディなんてなかなか見られないし、不思議とハマっていました~
 
その後の物語はというと、≪アレックスの決死の珍道中≫≪二ムの『ホーム・アローン』的奮闘≫≪海から娘の元に生還しようと頑張るジャック≫の3人の様子が交互に描かれていき、なかなか面白かったで~す。
まぁ~あまり盛り上がりのない展開ではありましたが(汗)許容範囲でした
可愛い動物たちが活躍してくれてホンワカした気分になれたし♪

 
欲を言えば、、、
行動力や想像力はあっても外界を受け入れられない二ムと、外界に恐怖を感じ遮断して自分の妄想の世界で生きていたアレックスは、全く正反対のようでいても似たところを持っていたと思うので、その二人が出会う終盤に、もう少し感動的なエピソードを入れても良かったなぁ~
それから、アレックスと二ムとパパの3人の人生が今後は劇的に変わっていくんだろうなぁ~とは思わせても、物語の終わり方からいくと、まだ最初の1ページも捲っておらず、ほんのエピローグに過ぎなかった気がしたのは残念でした~
   
とはいえ、映画の雰囲気はわりと好きです。(しつこい・滝汗)
普通の感じのジェラルド・バトラーもステキだったし、、、『PS.アイラブユー』も楽しみ
                                                                             (3点)

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20世紀少年

2008-09-03 18:20:40 | 映画【英・数字】

原作を全く知らないし、邦画にイマイチ盛り上がれない性質だけど(汗)、3部作の第1部を見逃して後から地団駄を踏みたくないので(←よくやる・涙)観てきました~
 
 監督 : 堤 幸彦  『明日の記憶』 『自虐の詩』 『包帯クラブ』
 原作 : 浦沢直樹 『20世紀少年』
 主題歌 : T.REX 『20th Century Boy』

【comment】
    スッゴク面白かったで~す
        早く続編が観たいよぉ~
 
 
1969年、小学生のケンヂは仲間たちと空き地の原っぱに秘密基地を作った。
そして遊びの一つとして、「悪の組織」「世界征服」「正義の味方」・・・などの空想を膨らませて『よげんの書』を書いた。
 
1997年、ケンヂ(唐沢寿明)はロックスターになる夢を諦め、コンビニを経営しながら、失踪した姉キリコ(黒木瞳)の娘カンナの面倒をみていた。
だが、ケンヂの平凡な生活は、同級生のドンキー(生瀬勝久)の死、店の得意先である一家の謎の失踪事件をきっかけに一変する。
そして巷では、「ともだち」と呼ばれる教祖と、彼が率いる謎の教団が出現して恐ろしい事件が起こりはじめる。
事件は、ケンヂが仲間のオッチョ(豊川悦司)、マルオ(石塚英彦)、ヨシツネ(香川照之)、モンチャン(宇梶剛士)、ドンキー、ユキジ(常盤貴子)、フクベエ(佐々木蔵之介)らと作ったあの『よげんの書』とそっくりだった。
 事件は「ともだち」の仕業なのか?
 「ともだち」は世界を滅ぼそうとしているのか?何のために?
 「ともだち」の正体は一体誰なのか?
2000年12月31日、『よげんの書』に書かれた人類が滅亡する日を前にケンヂたちは立ち上がった―

 
 
原作をご存じの方がどう感じられるか分かりませんが、私は楽しめちゃったなぁ~
「子どもの頃の空想が30年経って現実に―」って発想だけでも面白いのに、その見せ方が上手かったと思う。
子ども時代の回想と現在の配分もちょうど良くって話も分かりやすかったし、「どうなっちゃうの~~~」とハラハラしながら引き込まれました♪

『よげんの書』に書かれた事は、いかにも子どもの発想で大胆かつ大味なんだけど、それが現実のものになるなんて・・・怖いわよね~
「細菌兵器」で人が死んじゃうシーンはグロかったし、「国会議事堂や羽田空港の爆破」シーンは派手で爆音がお腹に響きましたです。
ただ不気味な雰囲気を醸し出してドキドキさせてくれた前半に比べ、後半のクライマックスに今一つ危機感というか迫力というかリアリティというかが足りなかった気もするなぁ~
でも、それについては、「子どもの空想が現実になるんだから、リアリティがないのが逆にリアリティがあるかも・・・まるでケンヂたちの見ている悪夢のようで―」と、好意的に考えちゃった~

それからキャストがとっても良かった~皆さんがハマリ役で
キャラの子ども時代の子役と大人の俳優が似ているのも楽しかったし^^・
特にケンヂがソックリ!!ドンキーも似ていたし、ヤン坊マー坊の佐野史郎さんには思わず笑っちゃいました~
 
          
で、、、この「ともだち」ってキャラがキモ~イ
ずっとマスクやお面を被っていて結局誰だか分からないので知りたくてウズウズするぅ~
我慢出来ずに原作漫画に手を出しそうだけど・・・せっかく映画が気に入ったので、このままジ~ッと続編を待っていた方が正解な気がする。
エンドロール後には2作目の予告を見せてくれて・・・何が何だか分からないなりに期待値が上がっちゃったなぁ~面白そうっ

 今年観た邦画の中で1番気分的に盛り上がっちゃった。
 色々疑問があるので次回の展開が楽しみ~♪ (4点)     
 
    
 PS.どうしても気になって仕方がないのですが、ケンヂはどうなったんでしょう?
   ケンヂの運命をご存じの方はスミマセンがこっそり教えて下さい~眠れなくなるぅ~
   ≪無事≫≪駄目≫だけを知りたいの~

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