★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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【本】チルドレン

2008-06-29 17:05:00 | 本【小説・日本】

       『チルドレン』       伊坂幸太郎       講談社文庫
【comment】
この作品、好きー
物凄く大感動するとか、驚きの結末に感嘆するとかはないけれど、とっても心地良くって気に入っちゃった。
例えていうなら、「高級素材を使ったお料理も、職人さんの技が光るお料理も、なかなかお目にかかれない珍しいお料理もいいけれど、近所の定食屋さんのオムライスの美味しさにはホッとさせられる―」って感じの好きさかな(笑)

本作は5編の変則的な連作小説だ。
伊坂さん自身が『短編集のふりをした長編小説』と称しているそうで、≪陣内≫というキャラを核に、バラバラな年代で起きた出来事を陣内の友人たちの語りで描いている。
いつものように、「一見無関係な出来事が、やがて大きなうねりを生み、思いもよらない結末へと導かれる―」ジャジャーン的な話ではなくて、地味なんだけど、ホンワカ&アッタカ~な空気に包まれており、、、もうホント、スッゴク好き
最近「伊坂さんの作品には何かが欠けている気がする―」なぁ~んて思っていたのだが、本作は違ったわ~ん。
やはり独特の世界観はおありになるが(汗)、血の通った温かさがあって・・・
何でかな?
5つの物語のそれぞれの終着点がハッピーだからかな?
そのハッピーさが好みの人肌温度だったのかもしれない―

   -内容をちょっとご紹介- (*時系列がバラバラな物語です)
≪主な登場人物≫ 陣内(大学生だったり、家裁調査官だったり)
             鴨居(陣内の大学時代からの友人)
            永瀬(目が不自由な青年)&優子(永瀬の恋人)&ベス(盲導犬)
            武籐(家裁調査官で陣内の後輩)
*バンク
鴨居は、友人の陣内とともに閉店間際の銀行で武装強盗に巻き込まれ人質となる。そこで永瀬に出会い―
*チルドレン
武籐はスランプ気味の家裁調査官。先輩の陣内の破天荒ぶりに振り回されながら、万引き高校生の木原の担当になり―
*レトリバー
優子は、家裁調査官を目指して受験勉強中の陣内に永瀬とともに呼び出され、陣内の失恋のリハビリに付き合わされるが―
*チルドレンⅡ
武藤は、離婚調停中の夫婦を担当中。陣内は、居酒屋で働く試験監査中の少年の店へと武藤を誘い―
*イン
永瀬と優子はデパートの屋上でアルバイトをしている陣内に会いに出掛けるが―
それぞれのお話がみ~んな好きー
何といっても
、陣内というキャラが大~好きー♪で、陣内のお友達もみ~んな好き。
陣内は、ちょっと奇人変人の類に入るタイプなんだけど、面白いの~^^・
思い込みが激しく、強引で、いつも何かに立ち向かっていて、、、限りなくハタ迷惑なんだけど憎めない。
そんな陣内を愛おしく思いながら、物語が生み出す小さな感動を素直に受け止めた。
それはちょうど、偶然座り込んだ草原で四つ葉のクローバーを見つけた時の喜びに似ていて、人に伝えるほどじゃーなくても、ポッと心に差す明りのような心地良さだったなぁ~(←三つ葉じゃん・笑)

それから「アホじゃーないの?」という事をのたまわせて頂くと(汗)、本文中でスゴク驚いたことがあったんですぅ~
本を読んでいると、時々ピピ~ンとくるセリフに遭遇することがあるけれど、、、この本には、自分が喋ったセリフそのものが出てきて超~~~ビックリしたのっ
シュチュエーションは全然違うんだけど、ほとんど同じセリフをお友達と喋った経験があったのよ~
それは、、、
「誰だって自分だけはオリジナルな人間だと思っているんだよ。(中略)それなのに調査官が、『ああ、こいつはこういう家庭環境のパターンね』『これは以前扱った非行と同じケースだね』なんて型にはめたら、愉快なわけがない。(中略)『他の誰にも似ていない、世界で一人きりの奴』だと思って向かい合わないと駄目なんだよ」
というもので~す。
何となく嬉しくなっちゃったし、他にもチラホラ「おお~!このセリフは・・・」というものがあったので、ワクワクしちゃいました~

  ~「そう。トルーマン・カポーティ。彼の小説にさ、こんなことが書いてある。
   『あらゆるものごとのなかで一番悲しいのは、個人のことなどおかまいなしに
   世界が動いていることだ。もし誰かが恋人と別れたら、世界は彼のために
   動くのをやめるべきだ』ってさ」 (中略)
   「それが現実に起きたんだよ」 (中略)
   「失恋した俺のために、今、この場所は時間が止まっている」~
                               (本文中の陣内の会話より)

ということで、個人的にかなりツボにハマりまくった本ですし、伊坂さんにご興味がある方に、とてもとっつきやすい優しい作品だと思います。  (4点)

  PS.コチラの作品もWOWOWで映像化されているようです。
                 面白いのかな?お話はちょっと違うみたいだけど、、、

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奇跡のシンフォニー

2008-06-27 11:32:00 | 映画【か行】

予告を見ただけで涙・涙だったので、、、泣く気満々で鑑賞―
【story】
孤児院で育ったエヴァン(フレディ・ハイモア)には豊かな音楽の才能が備わっていた。ある晩、エヴァンは不思議な音を追い、施設からマンハッタンへと導かれる。さまざまな出会いにより、エヴァンの音楽の才能は開花。同じころ、離ればなれとなっていた両親も、それぞれの思いを胸にニューヨークへと赴いていた―
     監督 : カーステン・シェリダン

【comment】
        うっそ~~~泣かなかったっ
ヤバイですよ、これは。
年々涙腺が緩くなっているのに泣かなかったとは、、、
チラシに、『ピュアな涙を流してください―』って書いてあったけど、、、もしかしてピュアじゃなくなったってこと~~~カモ~ン、ピュア

 
窓から外を見つめるいたいけな少年。
彼の名前はエヴァン。彼は11年間孤児院で暮らしていた。
エヴァンは両親の顔も名前も知らず、どんな事情でここにいるのかすら分からなかったが、心の底から信じていたことがあった。
「ボクとパパとママは、きっと結ばれている―」
彼は、周りのもの全てに音楽を感じる不思議な力があり、音楽がいつの日か自分と両親を巡り合わせてくれると一途に思っていた―
 
エヴァンの両親はルイス(ジョナサン・リス=マイヤーズ)とライラ(ケリー・ラッセル)。
音楽を愛する二人は、ある日運命的に出会い結ばれる―
だが、その後会う事も叶わない日々を過ごし、二人とも音楽からは距離を置いた生活を無為に送っていた。
そしてライラは、たった一晩の関係で身籠り出産したが、父親(ウィリアム・サドラー)の策略により、お腹の子は死産だった思わされて11年間を過ごしてしまう―
 
一方エヴァンは、ある日孤児院を抜け出し、両親を探し求めてマンハッタンへと辿り着く。
児童福祉局のジェフリーズ(テレンス・ハワード)の心配をよそに、親のいない子どもたちが集まる場所でウィザード(ロビン・ウィリアムズ)と出会う。
ウィザードは、子どもたちに音楽を仕込み、ストリートで演奏させて稼がせ、その上前を撥ねていたが、エヴァンが初めて触ったギターを自己流で見事に引きこなし、並々ならぬ音楽の才能を発揮すると目の色を変え、彼に『オーガスト・ラッシュ』(原題)と芸名を付けて売り出そうとする―
 
その後、子どもたちとウィザードの根城に警察の手入れが入ると、逃げ惑ったエヴァンは教会へと辿り着く。
そこで初めて触るパイプオルガンを見事に弾きこなした様子を見た牧師が、彼を音楽院へと連れて行くのだ。
そこでも天才ぶりを発揮したエヴァンは、音楽院の野外コンサートで、自らが作った曲の指揮を務めることになるが、、、そこへはまだ見ぬ両親も向かっていた―
 

えっとぉ~本作はジャンル的にいうとファンタジーなんだろうから、もっと素直な気持ちで観れば良かったんだろうけど、、、
う~~~ん、イマイチだったなぁ~
音楽がスゴク良くって、心を打つウルウルシーンも沢山あったんだけどなぁ~
もう少し脚本や物語の繋ぎ方がなんとかなったらスゴイ感動作になった気がするけど、、、


物語はコテコテの王道で、ラストの奇跡に向かって、まるでお伽噺のように超~出来過ぎに事が進んでいくんだけど、何だかテンポが悪くってイライラしたし、、、
ベタ話ならベタなりに好きな方なんだけど、ちょっとベタの収まりが悪くって、物語にイマイチ入り込めなかったなぁ~きっとピュアさが足りないせいね

それから、せっかくいい俳優さんが揃っているのにキャラ設定が弱くって、各々のエピソードが魅力不足で上手く活かしきれていなかったと思うなぁ~(特にロビン・ウィリアムスが・・・イマイチ意味不明だったわん)
あと、フレディ・ハイモア君の演技に頼り過ぎていたんじゃーないかな?
彼は、無言でいる時の訴えかける目や、信じられないくらいピュアな笑顔が魅力なので、それはそれはハイモア君のカワユイお顔や涙にはジーンとしたけど、、、肝心なエヴァン自身のキャラが活かしきれていなかったと思う。
もう少し大人たちに深みを持たせて、エヴァンの心情ももっと描き出してくれたら、、、美しい音楽をバックに溢れ出る涙に身を任した私がいたんだろうけど、、、
 
いえ、あの、、、評価的には★3個なのですが、、、これじゃー文句タラタラ感想みたいになっちゃって、自分なりに焦っておりますので、これ以上は語らない方がいいかも
本作は色んなジャンルの心に響く音楽が主役で、音楽によって導かれる愛の奇跡を描いた秀作だとは思うの。
でも、、、せっかく美しい音楽を味方につけているんだから、もっと物語に工夫が欲しかったのですぅ~
 
それにしてもルイスはいきなりパパになっちゃって、、、自分の状況が俄かには信じられないだろうなぁ~
 
さてさて、天才子役として名高いフレディ・ハイモア君の演技はやっぱりメチャメチャ上手かった。
彼の目って何もかも見透かしているような感じがあるわぁ~
もし私がハイモア君にジッーと見つめられたら、、、、意味もなく焦って、「すみませ~んヘソクリは箪笥の下から2番目の引き出しに隠しましたぁ~」とか、何でもバラシテしまそうな気がする(笑)

   (3点)

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★『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』バトン★

2008-06-23 17:30:00 | バトン

毎日楽しい記事を更新されている『映画鑑賞★日記』ゆかりんさんからバトンを受け取りました^^・ どうもありがとう~   
超話題作『インディ・ジョーンズ/クリスタルスカルの王国』についてのバトンです。

さて、バトンのルールは以下の通り。
①『インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国』を見てからバトンを完成させてください。
②未見の方のことなど気にせずネタばれしちゃってください。
③質問を変更していただいても構いません。
④どんなに盛り上げてもパラマウント・ジャパン様からは何ももらえないと思いますので、過度な期待はしないでください。

ふむふむふむ・・・では、早速やってみましょう

【Q1】スティーブン・スピルバーグ監督に代わり、この映画の見所を一言
  
やっぱりハリソンのインディぶりだねぇ~
ブランクを感じさせない堂々としたインディ・ジョーンズに、往年のファンはきっと喜んでくれると思うよ。
このシリーズを知らない方でも、インディの冒険を楽しんでくれるんじゃないかな。
それからラストはね~ボクとルーカスなんだから、やりたいことをやっちゃった~

【Q2】あなたがジョージ・ルーカスなら、どれくらいヒットを予想しますか?
  
もちろん今年1番のヒットさ(希望・願望・お茶目なトリオ)
まぁ~スピルバーグが監督した『宇宙戦争』よりはヒットして、ボクが監督した『スター・ウォーズ/シスの復讐』までのヒットは難しいかなむふっ
 <  <  <
                                                                 
  いや、、、ジャックは関係ないし

【Q3】インディ・ジョーンズに代わり、マットに一言!
  
髪型に拘りがあるようだが、、、隔世遺伝をするとハゲるゾ

【Q4】マリオンに代わり、ジョーンズ博士に一言!
  
今度こそ逃がさないわよ~ん

【Q5】ヤング・インディことマットに一言!
  
学校はキチンと卒業しなさい

【Q6】あなたがイリーナ・スパルコなら、どんな超能力がほしい?
  超能力ねぇ~
どうせなら、X-MENのジーンくらいスゴイ能力が欲しいわ~
でね、いっその事外見はアンジーっぽくなっちゃってね(何で?・笑)、世界中を瞬間移動出来る能力も身につけておくの。
で、、、色んなところに出没するとマズイし、たまには気分を変えたいから、何にでも姿が変えられるようにしておきたいな~
そうそう!ついでに「ここ掘れワンワン」機能も搭載して(最早超能力ではないような・汗)、世界中に埋まっているであろう宝物をチョチョイとゲットもしたいなぁ~
 

【Q7】あなたがおすぎさんなら、この映画をどう宣伝しますか?
  
ハリソンはもちろん素敵だけど、やっぱり年よね~許容範囲外だわ。
映画はよく出来ていると思うの。だけど、アレはないでしょう?アレは(声が裏がえる) 
あれじゃーインディじゃなくて、未知との遭遇よ~~~(ぷりぷり怒る)
だけど、テーマ曲が聞こえてきただけで嬉しくなっちゃう映画はいいわね~(ふと我にかえる)
年齢を問わず誰でも楽しめる冒険活劇です。是非劇場で鑑賞してね~♪

【Q8】映画ファンとして、あのオチに納得してますか?
  例の賛否両論真っ二つなオチですね、、、
先日『めざましテレビ』でオチについてのアンケートをとっていて、『微妙』と感じられた方が多かったので、やっぱり流石にSF展開には違和感があったのかなぁ~と思います。
私も鑑賞中は、「ソッチ?本当にインディがソッチへいくの?」と焦る気持ちがありましたが、、、鑑賞後、時間が経ってきたら、だんだん受け入れる気持になってきました。
神秘的な考古学浪漫が魅力のインディシリーズですが、アレも神秘的には違いなく、、、
個人的にはSFチックなことを信じちゃう性質なので、今はOKと言いたいです。
再鑑賞予定があるので、その時にどう感じるか、ちょっと楽しみでもあります。

【Q9】一観客として、ヤング・インディのスピンオフに期待します?
う~ん、ヤング・インディも面白そうだけど、、、
  個人的には、シャイア君には『トランスフォーマー』の続編でガンガン活躍してもらいたいなぁ~
彼は、成長株のいい俳優さんだとは思うけれど、、、インディを演じるにはまだまだ青いのよねぇ~フォッフォッフォッ
大学を中退しているようじゃー間抜けな冒険になりかねないし


ってな感じで~す
さて次に回す方ですが、今回はフリーバトンにしたいと思います。
やってみたい方がおられましたら、是非お願いしますね~

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ザ・マジックアワー

2008-06-21 18:10:55 | 映画【さ行】

意識したわけではないけれど、今年に入って『月一邦画』のペースが出来ていて、今月の邦画は『アフタースクール』を観に行きました~^^・
だってぇ~三谷幸喜監督の作品は、『THE・食わず嫌い』で未見なんだも~ん
でも、、、あれだけ『コウちゃんズ』とか言ってTVで宣伝しまくっていると、、、辟易しながらもだんだん気になってきちゃったの~
「本当に面白いの?」って― (すぐに影響される性格・恥)
ポコっと時間が空いたので、チャチャっと観に行っちゃいました~
【story】
暗黒界の顔役・天塩幸之助(西田敏行)の愛人・高千穂マリ(深津絵里)に手を出してしまった手下の備後登(妻夫木聡)は、命の代償に伝説の殺し屋“デラ富樫”を探し出すハメに。期限の5日が迫ってもデラを見つけ出せない備後は無名の三流役者・村田大樹(佐藤浩市)を雇い、殺し屋に仕立てあげるという苦肉の策を思いつくが―
     監督・脚本 : 三谷幸喜 『THE有頂天ホテル』

【comment】
レディースデイの午前中に鑑賞しましたが、スッゴク混んでいました~
年齢層のかなり高いお嬢さん方が多かったのですが(私もか?!・冷汗)、運悪く、そのお嬢さんの仲良しグループがズラリと並んだ席の前に座っちゃいました~
   で・・・五月蠅いですから、物凄くっ
面白いシーンで笑うのは私も一緒なのですが、お仲間で解説し合うのはヤメテ欲しい。

「またさっきと同じことをしているわよ~」
「見ました?西田敏行のお顔!!」
「ほら、あれはカメラに映りたいのね~目つきが可笑しいわ~」(微妙に上品口調のお嬢さん方)
   ・・・オカシイのは、貴女たちですからっ

ってな感じで、かなりイライラしましたが、「負けるもんかぁ」と観て参りました~
 
さてさて、私は三谷作品に全く免疫がないピヨピヨで、本作を語るに値しないバブ~ちゃんですが(赤んぼ同然の初心者と言いたい)、なかなか楽しんで鑑賞出来ました。
涙が出るくらい笑ったところと、クサクて引いちゃったところが半々くらいだったかな

物語はドタバタなコメディで~す。
レトロな雰囲気漂う港町『守加護』を牛耳るボスの愛人に手を出しちゃった備後は、ボスの怒りを買い、愛人とともに海に沈められそうになる。
その時!機転だけは利く口先人間の備後は、ボスの命を狙った伝説の殺し屋『デラ富樫』と知り合いだぁ~と適当なことを口走る。
そして5日以内にデラ富樫を連れてくると宣言してしまうが、、、その殺し屋は伝説と言われるだけあって、そうそう簡単には見つからない。
困り果てた備後は、売れない俳優の村田にデラ富樫になってもらうことを思いつく。
村田は、自分が主役の殺し屋映画を備後監督が撮るんだぁ~と信じ込まされ、俳優生命を懸けて、一世一代の名演技を本物のギャングの前で披露する羽目になるが、、、

誤解が誤解を生み、思わぬ奇跡を呼ぶオカシナおかしな物語―
 
考えたら、スッゴク単純発想な物語で136分も引っ張るんだから、、、流石と言えば流石だなぁ~と思います。
しかも脚本が驚くくらい纏まっていて、まるで流しそうめんを一本残らずすくい取るような見事さで細部に渡ってちゃ~んと落とし所が用意してあり
、「一体アレはどうなったのよ?」などという立ち消えエピソードなんてありません。
笑わせるツボがしっかりしていて、我慢出来ずに「ヒーヒー」言いながら笑わせて頂き、キチンと邦画っぽい感動話も織り込まれており「ホロリ」とさせられ(何だか言い方が嫌味っぽくてゴメンナサイ・汗)、改めて三谷さんという方の稀有な才能に感嘆致しました。

凝りに凝った情緒豊かなセット、まるで舞台のような大袈裟な芝居、あちこちに配置されていたらしい古き良き映画へのオマージュ、そして豪華なキャストが個性を魅せてくれて、、、とっても楽しかったです。
でもぉ~正直時々クサクも思えちゃってねぇ~
それに、「面白くて笑える」っていうのと「好きな映画」ってのは別物かも、、、アセアセ、、、スミマセ~ン好みの問題だと思いますぅ~

 

さて、豪華キャストですが、TVでしきりに「今まで見たことがない佐藤浩市が見られる―」と言っていましたが、本当にそうでした~
というか、佐藤さんは『スキヤキ・ウエスタン・ジャンゴ』でもお茶目な平清盛を演じていて、それもスゴク好きでしたが、今回の学芸会なみの大袈裟な芝居しか出来ないけれど、映画を愛し、俳優という仕事に情熱を燃やす村田役もハマっていました~
それから、私は西田敏行さんが良かったな。
アドリブ厳禁で撮影に臨んだと聞きましたが、細かい顔の表情が上手かったなぁ~
妻夫木君は、何となく精彩を欠いていたような、、、いい男にも見えなかったし、、、備後という男が薄っぺら野郎だったので仕方ないのかな。
深津絵里さんは器用な女優さんですね~歌声も披露していましたが、お上手でした。
あと、寺島進さんと戸田恵子さんはクセのある役柄でしたが、いい味でした~
話題になったワンシーンだけ登場する方々が映画に彩りを添えていましたね~
寺脇康文さんの付け鼻がツボでした~
 
今回お初の三谷作品に大いに笑わせて頂きましたが、、、他の作品も観てみたいなぁ~とまでは思わなかったかもですぅ~
面白いのですが、何だか私には三谷作品がイマイチ肌には合わないようで、、、
物凄く失礼な事を言わせて頂くと、何となく物語の流れに、*ココは笑わせる*ココは泣かせる*ココはハジケル―とでもト書きが見えるような感覚があって、、、ス・スミマセ~ン
大笑いしたくせに、どうして変な事言っちゃうんだろう?  私のバカ~

さてさて、、、タイトルの『マジックアワー』は映画の専門用語で、太陽が地平線の向こうに落ちてから光が完全になくなるまでの僅かな時間のことだそうです。
その一瞬にカメラを回すと幻想的ないい映像が撮れるとか。
俳優・村田大樹には、マジックアワーに主役をはれるまで夢を追って欲しいですね♪
                                          (3点)

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アサルト13 要塞警察

2008-06-19 08:39:39 | 映画【あ行】

TV鑑賞―(かなり前に・汗)
【story】
大晦日のデトロイト。その日で閉鎖される13分署には、巡査部長のローニック(イーサン・ホーク)を含む数人の警察官がいた。そこへ、吹雪による悪天候のため、凶悪犯ビショップ(ローレンス・フィッシュバーン)たちを乗せた護送車が緊急搬送されてくるが―
  ~1976年「要塞警察」シリーズをジャン=フランソワ・リシェ監督がリメイク~

【comment】
本作は、以前WOWOWで鑑賞したが、「イマイチかなぁ~」と思い感想も書かずにいた。
ところがだ。
私の地味なイーサン祭りを後押しするようにTV放送があったわけだ。違うと思う・笑)
イーサン萌え状態で観ると、映画への印象も変わるかもしれないではないか―
「運命だわ~~~観なくっちゃ~~~」ってことで再鑑賞してみた(笑)
 
で、観終わってみて、「こういう映画も世の中には必要だよなぁ~」って思ったわん。
劇場鑑賞したら、恐らくそんなにはピンとこずに消化不良だと思うし、DVDで観たとしても粗が目立ってシラケそうな気がする。(実際、以前はシラケタ・汗)
だけど、、、『日曜洋画劇場』で観たら、なかなか面白かったのだぁ~
スミマセ~ンもしかして「
イーサン萌え効果」のせいかもしれないのですが、それだけでもない気がするんですぅ~
最近、劇場で怒涛の感動を味わい、DVDをいそいそと買って家で観たら、、、何故かツマラナイって作品がちょくちょくあるの~
逆に、劇場では生アクビが出たのに何となく買ったDVDを、毎度同じところにツッコミを入れながらも繰り返し喜んで観ちゃったりしてる
皆さんにもそんな経験がないかしら?

で、コチラは、時々CMを挟みながらの吹き替えで、恐らくカットもアリ、、の悪条件でも、何故かWOWOWで集中して観た時より面白さを感じたのですぅ~
またTV放送したら観たいな―なんて思ったし。
劇場鑑賞向け、DVD向け、TV放送向け、、ってのはあるのかなぁ~ブツブツ
  
さてさて、本作はリメイク作品だそうだ。
前作は知らないけど、まず、どういう意図でリメイクしようと思ったのか、、、サッパリ分からないほど物語に目新しさがなく、単純且つ強引で、オマケにご都合主義で人を殺し過ぎなところもある(汗)

・・・と散々悪口を言いながらも、適当に楽しんじゃったのよね~変なのぉ~(笑)

猛吹雪の大晦日―
閉鎖寸前の13分署には、巡査部長のローニックと引退真近なジャスパー、色っぽい事務員アイリスの3人しかいなかった。
そこに凶悪犯ビショップとゴロツキ3名の囚人が送られてくる。
一時的にその囚人たちを預かるだけのはずだった13分署は、吹雪を逃れるために立ち寄った精神科医アレックスと護送車の運転手らとともに地味にニューイヤーパーティーをしていたが、、、突然過激な武装集団に襲われる―
分署には、何の通信手段もなく、孤立無援の状態で武装集団からの執拗な集中砲火を浴びせられ続ける。
その狙いがビショップの口封じであり、襲ってくる連中が悪徳警察集団だと分かったローニックは、囚人たちにも武器を持たせて応戦するが―
 
物語も展開も、舞台設定も人物設定も、ちょっと古めかしい~匂いのする映画で、もうちょっと工夫があっても良さそうなものだとは思うが、まぁ~とりあえずこんなものかな(汗)

凶悪犯役のフィッシュバーンは凄味のある存在感で、主役のイーサンを食っちゃう程だったし、脇の囚人役にジョン・レグイザモが出ていたのも嬉しい。
そして悪徳警官の親玉はガブリエル・バーンだ。
彼は、壊れた自己チュー警官役なので、「何でこんな役をやったの~?」と、見ていて可哀想なくらいで、ちょっとアホ過ぎて逆にカリスマ性なんかを感じなかったのはイタイかも。
それと、他の登場人物の扱いも雑過ぎて、B級の匂いがプンプ~ン。
「えっ?!そんな死に方?!」ってのが結構あって、それが別に意外な展開!ってわけではなく強引だった気はするなぁ~

さてさてお目当てのイーサンだが、本当は心に傷を持った有能な警察官役なのに、そういう描写が少なくってちょっと残念。
彼は、内面に葛藤や哀愁を抱えたような演技が上手いので、もっとそこら辺を見せてくれる演出があると良かったなぁ~

  イーサンは警察の制服がイマイチ似合わなかったような気も・・・
 (3点)

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【本】軋轢

2008-06-17 18:08:20 | 本【小説・海外】

        『軋轢』       リンダ・フェアスタイン       ハヤカワ文庫
【comment】
このシリーズの感想は3作目なので、以前の記事から作者についてコピーしちゃうと、
*リンダ・フェアスタインは、マンハッタン検察庁性犯罪訴追課長だった。
同じフィールドで働く女性検事補アレックス・クーパーを主人公とした小説は、『誤殺』『絶叫』『冷笑』『妄執』『隠匿』『殺意』『埋葬』『墜落』に続いてこれで9作目である―って感じです。

で、シリーズ物の感想って、ご存じのない方には「何のこっちゃ?」でしょうから、作品の雰囲気やキャラについてご興味がありましたら以前の感想を読んで頂くとして(THE・不精)、今回は自分だけのボヤキを簡単に記しま~す

  -story-
アレックスの担当する不動産会社の共同経営者の裁判が始まった。容疑は妻殺し。
被告はマンハッタンの地下でトンネル掘りを生業とするアイルランド移民の出だが、上流階級入りし、その生活を謳歌していた。彼は本当に妻を殺したのか?
やがて、ある事故を契機に代々トンネルを掘り続けてきた二つの移民家族の反目し合う関係が浮かび上がるが―

さて、ボヤキですが・・・ハッキリ言おうかな
本作は、このシリーズを未読の方がいきなり手に取ったとしてもクソ面白くも何ともない作品だと思う。(あ~ん言い過ぎ。しかも汚い言葉で失礼します・汗)
シリーズ7作目までは、単品で読んだとしてもそれなりの面白さがあったと思うけど、前作からは、キャラに頼り過ぎて肝心なサスペンスがおざなりじゃーあ~りませんか
もしかして本シリーズは、深刻な停滞モードに突入したのではないだろうか―

好きなキャラに会いたくて、今までかかさずに読んできたし、きっとこれからも読むだろう。
キャラを楽しむことは十二分に出来る作品ではある。
でも、、、サスペンス部分がダメダメのダメ子ちゃん過ぎーーー
シリーズ物は順番に読む方が望ましいけど、たとえ単品でも何かしらの魅力があってしかるべきだし、そういう点をないがしろにすると、ファンが逃げてしまう恐れがあるわよ~

筆者の検察庁性犯罪訴追課長の経験を活かしたエトセトラ
も魅力なはずなのに、今回はNY地下の歴史にページを割き過ぎ、キャラの私生活にページを割き過ぎ、肝心要の事件が根本的なところから杜撰であったのは真に遺憾であるわ~ん

だいたいサ、物凄い回り道してのスッタモンダは一体何だったの?って展開じゃん。
私から言わせてもらえば、あんなにアッチコッチ動き回ってドタバタせずとも、あれくらいの事件などは、落ち着いてゆっくり灰色の脳細胞を使えば・・・たちどころに解決出来たと思うわ~

さぁ~困った。
ここらで一発ドカンと花を咲かせないと、、、パトリシア・コーンウェルの二の舞になってしまうではないか(またまた余計なことを言い過ぎ・滝汗)
    頑張れ!!リンダ・フェアスタイン 以上ボヤキでした~ (2.5点)

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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国

2008-06-15 13:25:05 | 映画【あ行】

ドキドキするなぁ~インディ・ジョーンズに会えるなんて―
   
*『レイダース/失われたアーク』
1936年、旧約聖書に登場するアークの行方を追い、ペルー、ネパール、カイロを駆け巡りナチス・ドイツと対決―
*『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』
1935年、インドで聖なる石サンカラ・ストーンをめぐり邪教の魔術を操る僧侶と対決―
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』
1938年、ナチス・ドイツを相手に、ベニス、ベルリン、トルコを駆け巡り、父ヘンリーとともにキリストの聖杯を探し求める―
     そして1957年、インディはどんな冒険を見せてくれるのか―
【story】
   ~考古学者インディ・ジョーンズの冒険活劇。19年ぶりの
シリーズ第4弾~
1957年、大学で考古学を教えているジョーンズ博士(ハリソン・フォード)は、超常現象的なパワーが宿っているという秘宝“クリスタル・スカル”を求め、相棒の若者マット・ウィリアムズ(シャイア・ラブーフ)とともに再び冒険の旅へと出る。しかし、インディたちの前に、秘宝を付け狙うソ連軍のイリーナ・スパルコ(ケイト・ブランシェット)
が立ちはだかり―
     監督 : スティーヴン・スピルバーグ
     製作総指揮 : ジョージ・ルーカス キャスリーン・ケネディ

【comment】
インディ・ジョーンズ大好き人間なので感極まって鑑賞しました。面白かったで~す

ハリソン・フォードが19年ぶりにインディに扮する―という事で、実は「ガッカリしたらどうしよう―」と、チョッピリ不安もあったのですが、、、そんな不安を微塵も感じさせない堂々のインディっぷり
ハリソン頑張ったなぁ~
インディの体のキレが昔よりも少し劣っちゃうのは当たり前のことで、、、それよりも、こんなに時が経っても自然にインディを感じさせてくれるって事が素晴らしいっ
そして、作り手が映画に込めたインディというキャラへの愛情や観客にインディの冒険を楽しんでもらおうという熱意がヒシヒシと伝わってきて、、、胸がいっぱいでした
 シルエットで泣けるぜぃ
さて、今回インディが相手にする敵はソ連の工作員たちです。
時は米ソ冷戦真っ只中。
工作員イリーナは、某所で一生止められないであろう遺跡発掘に勤しんでいたインディを拉致し、ネバタ州のロズウェルへと連れてきます。
そこに何が、、、って、「えっえ~ロズウェルまさかソッチの方に話を持っていくの~」って気がして焦りましたが、とにかくインディは曰付きの『死体』探しのお手伝いをさせられます。
  ケイト最高
そんなモノ見つけてどうする?って感じですが、スターリンの秘蔵っ子であるイリーナは、超常現象的なパワーの信奉者で、未知のパワーを手に入れて人間をコントロールしようと目論んでいたのです。
トレジャーハンターとしてのエキスパートであるインディは、チョチョイのチョイで目当ての品を見つけ、例によって大量の銃口を向けられ消されそうになりますが、得意の鞭を使ってスタコラサッサと逃げおおせます。
ところが今度は原爆実験の現場に足を踏み入れてしまい、、、大ピンチ
ああ~この冒頭のドタバタは超嬉しかったなぁ~
インディの物腰も、敵の微妙に大袈裟なB級っぽい動きも、歴史にチョッピリ皮肉を込めた展開も、小粋なセリフもセットも小道具も、、、何もかもがインディ・ジョーンズシリーズなんだもの~

 
その後、いよいよ新しい風のマット君が登場します。
マットは、クリスタル・スカルを見つけた後に面倒に巻き込まれたらしい恩人オクスリー教授と母親の行方を捜す手伝いをインディに頼みます。
クリスタル・スカル―と聞いて、インディが興味を引かれないわけがありません。
二人の会話に聞き耳をたてて、二人を捕まえようとしたKGBの追手を逃れ、いよいよ浪漫に満ちた冒険の旅が始まりま~すウキウキ
      インディ♪ 負けるなに(笑)―

そして結局、考古学に真実を求めるインディと、私利私欲を求めるイリーナを筆頭とした輩が、神秘のパワーを秘めたクリスタル・スカルを巡るバトルを繰り広げるんですね~
う~ん、ドタバタだけどインディっていつも一貫した正義があるのよね~素敵だわん
 
今回のインディは、ロズウェル→ナスカの地上絵→マヤ文明―へと駆け巡り、カギになるのが奇異な造形のクリスタル・スカルなのでぇ~行きつく先はおのずと想像がついちゃうでしょう。
で、、、個人的には、ソッチの方向にチョッピリ引き気味になりましたぁ~
絶対ソッチヘいくしかないだろうなぁ~と思ったけれど、本当にソッチヘいっちゃったら、何かが違う的な気持ちもあったかも、、、
 
さてさて、インディとマットがクリスタル・スカルを発見後、イリーナにとっ捕まり、ひっ立てられた場所では、『レイダース~』で派手にインディと口喧嘩しながら冒険を共にしたマリオンが登場しました~
彼女とのやり取りを聞いていると嬉しくなっちゃったなぁ~
彼女の登場には、ちょっとしたサプライズがあって、、、それが、インディ・ジョーンズというよりもジョーンズ家の家族の一コマに劇的に色を添えるもので、残念ながら写真のみの登場となったショーン・コネリー演じたインディの父ヘンリーの存在までも浮き立たせてくれたと思います。
ベタだけど愛を感じる大好きな展開でしたぁ~ 
 
で、インディのヘビ嫌いのエピソードもちゃ~んとあったし、ウジャウジャと気持ちの悪い生き物もシッカリ出てきたし、遺跡を守ってるらしい原住民さんたちも意味があってもなくても登場したし(笑)、古代のビックリ仕掛けにはワクワクできたし、、、もう言うことなかったわ~
まぁ~流石に滝から3度も落ちた時は、「しつこい」と思ったし、マットがターザンっぽくなった時も「やり過ぎ」とか思っちゃったけど、スグに「だけどいいの、、、だってインディなんだも~ん」ってなりました~超贔屓目姿勢で~すムフッ

ただねぇ~どうしてもラストの展開には賛否両論出そうだなぁ~とは思いました。
アレのアップに引いちゃう方もいるかもしれませんし(私もチョット・汗)
そこを抜かせば、驚くほど自然にインディ・ジョーンズの映画だったと思いますぅ~
ハリソン・フォードは、やはりお年を召してしまいましたが、シャイア君を相棒にして、これからも冒険を見せてくれることも出来るんじゃーないかしら―?と密かに期待してしまいました。
インディ・ジョーンズは永遠だぁ~バンザイ~
  是非劇場で (4.5点)

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アフタースクール

2008-06-12 18:28:18 | 映画【あ行】

面白いと評判なのに、コチラでの上映がないなぁ~と思っていたら、、、あった
【story】
母校の中学で働く教師、神野(大泉洋)のもとに、かつての同級生だと名乗る探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。探偵は、神野の幼なじみで今は一流企業に勤める木村(堺雅人)の行方を追っていた。心ならずも木村探しに巻き込まれるうちに神野の知らない木村の姿が明らかになり、事態は誰もが予想しない展開に向かっていく―
     監督 : 内田けんじ 『運命じゃない人』カンヌ国際映画祭4部門を受賞

【comment】
『騙される映画だ―』という前情報があったので、「騙されるもんか~いや、騙されちゃおっかなぁ~いや、やっぱり見抜いてやるゾ~」と、ブツクサ言いながら鑑賞―
で・・・見事に騙されましたぁ~ 
そういう仕掛けだったんですか~流石ですねぇ~って事でなかなか面白かったです♪

 
・・・・・う・あ・う・・・ここでいきなり詰まった
この映画は極力ネタばれなしで観た方が断然面白いと思うので、この後何て書こうかなぁ~困ったなぁ~
まぁ~『騙される映画』だという情報はガンガン出回っていると思うけど、、、う~む。

と・とりあえず主要登場人物の紹介などをタラタラと書こうかな
*神野(大泉洋):母校の中学で教師をしている。単純で人がいいキャラ・・・なのか?
*木村(堺雅人):神野とは中学時代からの親友で、甘いマスクのエリートサラリーマン。
いきなり謎の女性と姿を眩ました・・・のか?
*北沢(佐々木蔵之介):イカガワシイ店とイカガワシイ探偵で生計をたてている。
ギャンブル好きでヤクザからも借金があり崖っぷちのピーピー状態。『木村』の行方を探す仕事で起死回生を図れる・・・のか?

私たち観客の目線は、きっと探偵に近いと思う。
探偵北沢の目線で事の成り行きを見せられ、神野や木村、謎の女性に対して悶々とした思いを抱きつつアレコレ想像するんだけど、、、絶対トリックなんて見抜けないし、最後には北沢と同じようなショックを受けちゃうんですね~
でも、ふと思ったんだけど、北沢って探偵のノウハウがしっかりしていて、コネも技もあって頭も良さそうなのに、結局はツメの甘い男だったわね~
観客同様北沢も、先入観や思い込みがあって、、、というか、そういう風に見させられたんですね~なかなか巧かったなぁ~

 
でもなぁ~もうちょっとスカッとした展開でも良かった気もしたなぁ~
確かに騙される事は騙される伏線バッチリの面白い映画ではあるんだけど、宣伝等で「騙しているんだ」とあらかじめ分かっちゃって、案の定キッチリ「騙されて」、後半はダダダ~っと種明かしがあり「はい終わり―」だと、、、イマイチ心に残らないかなぁ~

比べるみたいで申し訳ないけど、以前観た『キサラギ』も騙してくれる映画だったけど、ソチラは、次から次へと怒涛の「えっえぇ~~~」があり、役者さんの見事なチームワークの会話劇で、可笑しくて楽しくてとことん堪能出来たが、、、コチラにはそこまでの驚きや笑いやパンチはなかった気がする。
「ほっほ~そういうことだったんですねぇ~でっ?!」みたいな感覚が正直あったわん
最近映画の宣伝の仕方にブツブツ言う事が多く、まるで文句たれ子のようで恐縮だが、これはあまり「騙す騙す」の宣伝の旗をパタパタふらずに見せてくれた方が楽しめたかも。
まぁ~それで鼻息荒くしちゃった私にも問題があるんだけど(笑)―
 
とか言いながら、冒頭から違和感を持っていた登場人物の会話や行動にはみんな意味があったんだなぁ~と思うと、鑑賞後に確認のためにもう一度観たくなっちゃったわん
内田監督さんの作品は未見なので、『運命じゃない人』も観てみたいな♪

    神野が北沢に最後に言ったセリフは良かったなぁ~
    何気なく言ったのにこの時代にはやけに重みがあったと思う (3点)

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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦

2008-06-10 17:20:30 | 映画【あ行】

私はこのシリーズの大ファンで、ビデオを一式揃えて、飽きるほど鑑賞しまくっている。
『魔宮の伝説』と『最後の聖戦』は劇場鑑賞しており、熱狂的に盛り上がった記憶もある。
さて、『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』公開まであと僅かっ

最近劇場鑑賞する際、クリスタル~の予告を何度か見るチャンスに恵まれ、その度に胸が熱くなって涙が出そうになり、「私はこのシリーズが超~好きなのねぇ~」と、つくづく再確認した。
で、、、ここのところ多忙で土日も身動きが取れない状態にピンチを感じつつも、先行上映は、万難を排し、根性で、義理人情も常識もかなぐり捨てて観に行く所存でおります
・・・・・と、手前勝手な決意表明をしたわけだが(笑)、シリーズ最後だと思い、一際愛着を持ったコチラの作品についての独り言を書いちゃおうっと

【story】
冒険家として考古学教授として多忙な日々を過ごすインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)に、大富豪ドノヴァンから相談が持ちかけられる。イエス・キリストの聖杯の所在を示す重大な遺物を手に入れたが、調査隊の隊長が行方不明になり、それを探して欲しいというのだ。
インディは、その行方不明になった隊長が自分の父、ヘンリー・ジョーンズ(ショーン・コネリー)であると聞き依頼を承諾。父が最後に消息を絶ったヴェニスへと向かうが―
     監督 : スティーヴン・スピルバーグ
     製作総指揮 : ジョージ・ルーカス フランク・マーシャル

【comment】
『レイダース/失われたアーク』と『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』で一躍ヒーローとなったインディ・ジョーンズは、本作でそのルーツを見せてくれる。
インディと言えば、トレードマークは帽子と鞭で、秘境にお出ましになるわりには大のヘビ嫌いで有名だが、何でそうなったのか―の逸話を少年時代のインディが披露してくれるのだ。
少年時代を演じたのは亡きリヴァー・フェニックス
出演時間は短いが、怖いもの知らずで正義感の強い若き日のインディが、考古学に目覚めるさまを活き活きとした活躍で魅せてくれる―
 
そして、この作品で何と言っても嬉しいのは、ジョーンズ父子のツーショットだ。
聖杯伝説に魅了されて研究に没頭するあまり家庭を顧みなかった父ヘンリーと、そんな父に対して少なからずわだかまりを抱いてきたインディ。
ショーン・コネリー演じる飄々とした父と、ハリソン・フォード演じる熱血息子の最高コンビのまるでコントのような駆け引きが絶妙で、何度見ても可笑しく、温かく、そして微笑ましい。

 では、この父子のドタバタツーショット+αをご紹介
 
 *ナチスの基地で久しぶりにご対面~
 
 *共に縛られ、殺される運命から必死に逃亡を図る―
 
 *サイドカーで基地から脱出~
 
 *ひょっこりヒトラーとご対面~
 
 *ベルリンからの脱出時に、父と大空へ、、、

  父子でこの女性とぷぷっ
さてさて、父子がドタバタと一体何をしているのかと言うと、、、
考古学に携わるジョーンズ父子は、聖杯を手に入れて永遠の命を得ようとするドノバンと、聖杯の力によって世界を掌中に収めようとするナチスに利用された上にポイ捨てされようとしているわけなんですぅ~
で、聖杯に対し浪漫を求める父と真実を求めるインディが、我欲を追求する悪者に真っ向勝負出たとこ勝負で、陸・海・空を縦横無尽に大騒ぎするんですねぇ~
ああ~面白いったらありゃーしない
とても纏まっている脚本で、テンポも良く、登場人物のキャラが皆活かされていて、退屈している暇なんて全然ないアイデア満載の冒険が織り込まれており、大満足すること間違いなしだと思うなぁ~
  
そして、ちょっと感動的な場面も用意してあって、、、
父子愛にウルッとさせられ、伝説と言われた聖杯が本当に存在し、それには千年以上にも及ぶ人の思いや願いがあった―って事にもジーンとするのだぁ~

大好きな『最後の聖戦』から19年もの時を経て、今回インディが帰ってくるわけだが、、、来日したハリソン・フォードを見る限りでは、紳士的で素敵ではあっても65歳という年齢は隠しきれないなぁ~と思ってしまった。
果たしてどういうインディの冒険が見られるのか―ちょっとドキドキだが、大好きなキャラ『インディ・ジョーンズ』を感極まりながら堪能して来ようと思う―
  (5点)

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ラスベガスをぶっつぶせ

2008-06-08 09:55:55 | 映画【ら行】

重なる時には重なるもので、ちょっと多忙な今日この頃。バタバタアタフタ・・・
映画を観賞したり感想を書いたりが今後スローペースになりつつありますが、マイペースでボチボチとやっていきますのでヨロシクお願いしま~す
【story】
マサチューセッツ工科大学の学生ベン(ジム・スタージェス)は、ある日、並外れた数学的資質を教授(ケヴィン・スペイシー)に見込まれ、ブラックジャックの必勝法を編み出した天才学生チームに誘われる。チームに参加した彼は、ジル(ケイト・ボスワース)や仲間たちと日夜トレーニングを重ね、卓越した頭脳とチームワークを駆使してラスベガス攻略に挑む―
     監督 : ロバート・ルケティック 『キューティ・ブロンド』

【comment】
本作は、90年代にマサチューセッツ工科大学の学生たちが、ラスベガスのカジノで、カード・カウンティングという手法を使って荒稼ぎしたという実話を基にしたベストセラーの映画化だ。
以前TVの情報番組で、その実話なるものを見知ったが、その時は、「天才はいいなぁ~」などと不謹慎な羨望を抱いた記憶がある(笑)

原作はベン・メズリックのノンフィクション小説。
未読だが、その内容は、『MITに在籍するケヴィン・ルイスら数学の天才たちが、イカサマではなく純理論的な方法でラスベガスのカジノで大儲けをしようと考えブラックジャッククラブを結成。
そのメンバーが繰り広げる頭脳的チームプレイで乱れ飛ぶ百ドル札の束。それを監視するカジノや警察との攻防戦。またハリウッドの俳優やNBAのスター選手、NFLのチアリー ダーらとの華やかな交流とハイ・ローラー(カジノで高額を賭けるVIP)になった彼らのセレブな毎日―』というものだそうだ。
何だか派手で面白そう、、、映画よりもスリルがあるかも?!
 
さて、映画の方の物語は、だいぶ原作を脚色していたように思う。
天才たちが挑むギャンブルのスリルと快感にキャッホ~っていうよりも、見た目はパッとしないが天才的頭脳の持ち主ベン・キャンベルを主役とし、ブラックジャックに関わってしまった彼の成長物語の様相を呈していた―

ベンは誰よりも勉学に励む成績優秀な学生で、念願のハーヴァード大医科への入学の切符も手にしていたが、年間30万ドルの学費が工面出来ない―所謂苦学生だった。
必死にアルバイトをしても時給は8ドルでしかなく、学費を捻出するのは至難の業で、頼みの綱の奨学金を手にする確率も限りなくゼロに近い―
う~む。まずここでビックリしたなぁ~
「あんなに優秀でも学費がなければ学ぶ機会を失う可能性があり、自分の力で何とかしようとするのねぇ~親がシッカリとお膳立てする日本の学生って何て温室育ちなんでしょう―」って思ったなぁ~
 
で、ベンの優秀な頭脳と弱みに付け込んでオイシイ話を持ってきたのが、、、ミッキー・ローザ教授だった(教授の名前がミッキー・ロークに酷似しているのが個人的にツボ)。
教授は、優秀な学生たちをコソッと集めて、カード・カウンティングという凡人(私・涙)には理解不能な技術を習得させ、ブラックジャックで荒稼ぎをするノウハウを徹底的に教え込み、自分も儲けをガッポリ手に入れる―というヒモのような存在で、いかにも『嫌な奴で~す』って感じがプンプンした人だ。
 
で、学費欲しさ&憧れの女性ジルの誘惑のダブルパンチで教授率いるチームに加わったベンは、特訓の末ラスベガスデビューする。
ダサイ天才君から、みるみる垢ぬけちゃったベンは、ちょっとセレブな気分を味わいながら順調に学費を稼いでいく。
だが、それと引き換えに、自分の大切な友達を失い、自分の方向性をも見失い、、、、恐怖やドン底も舐めさせられるわけですな―いやはや、、、恐ろしきは金の力よ
物語には恋愛模様や復讐劇などのスパイスも効かせてあり、なかなかメリハリのある展開で、起承転結もシッカリして纏まっていたように思う。
 
でもぉ、、、ちょっと無難過ぎたかなぁ~(それって我儘かしら?・汗)
カード・カウンティングの手法とやらが理解不能どころか、ブラックジャックのルールも分からないためか(汗)、どこにスリルを感じてワクワクしていいの?―ってところもあったし、ベンたちがやっている事は、良くない事であっても違法ってわけではないので、そんなにドキドキ&ハラハラしちゃうって程でもなかったわん。
それに、ケヴィン・スペイシーは流石に上手いんだけど、個人的にはこの教授の存在に必要性を感じなかったなぁ~
本作では、学生は教授の駒のようにされていたけど、純粋に学生たちが主になって、ぶっ飛んだ思考でギャンブルに手を染め豪遊し、ローレンス・フィッシュバーン演じる警備と対決する―的なお話の方が盛り上がった気がするなぁ~
 
さてさて、ベン役のジム・スタージェスは初めて見る役者さんだ。
あまり好みではないが(笑)、いかにも頭が良さそう~に見えてハマリ役だったし、感情表現も上手かったと思う。
憧れの女性ジルは、『スーパーマン・リターンズ』のケイト・ボスワース。
彼女はカジノへ繰り出す度に色んなファッションで登場し、目を楽しませてくれた。

それにしても、、、数学の天才がカジノで大儲け―ってのは実話なのよねぇ~
実際に荒稼ぎしたMITの学生たちが、その後どういう人生を送ったのかが気になるところだ―

 
 (3点)

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【本】医学のたまご

2008-06-06 12:01:01 | 本【小説・日本】

       『医学のたまご』       海堂尊       理論社
【comment】
本作は、東城大学医学部を舞台にしたシリーズの番外編だ。
中高生向けに書かれた作品だが、大人でも十分楽しめる作品に仕上がっている。
子ども向けという事で横書きに書かれていて少々読み難いが、読みはじめればすぐに慣れてしまうだろうし、シリーズをご存じならば、高階院長、田口先生、如月看護婦らが特別ゲストのようにちょこっと登場してくれるのが嬉しいはずだ。

  -story-
僕は曽根崎薫、14才。
歴史はオタクの域に達しているけど、英語は大の苦手だし、勉強は得意じゃない普通の中学生1年生だ。
そんな僕が、『潜在能力試験』なるもので全国第1位になって、文部科学省が教育プログラムの一環として行う『飛び級システム特別バージョン』で、東城大学医学部に入学することになっちゃった。
実は、その『潜在能力試験』は、僕のパパ(世界的なゲーム理論学者)の曽根崎伸一郎が作ったものなので、僕はその試験問題を事前に知っていたんだけど・・・そんな事は誰も知らないんだ。
医学部入学といっても中学にも通うわけだから、周りは羨ましがったけど僕は大忙しになっちゃった。
それに、医学部解剖学教室で網膜芽腫の基礎研究をするために分厚い医学書を読まなくちゃいけない。
僕は、中学の友達や医学部の同じ教室の桃倉さんや佐々木さんに助けて貰って、てんてこ舞いの日々を過ごしていたんだけど、ある日研究で大発見をしてしまったらしく、藤田教授が大興奮して―


薫のキャラがとてもいい味なので、冒頭から面白くて仕方なかった。
薫は父子家庭で、父は1年の大半をマサチューセッツ大学で過ごしているため、普段の生活はシッターさんとしている。
父親とは日々メールのやり取りをしていて、しっかりとした信頼関係がありとても好ましい。
それに、薫の友人関係や、医学部での人間関係も丁寧な描写で演出しており、ひょんなことから日本一の天才少年に祭り上げられてしまった本当は普通の少年薫の、爽やかな成長過程が見られて微笑ましい。
だが、個人的には、薫が大発見をした(?)後に、醜い大人の餌食になりそうになった件が可哀想で、、、面白さが失速してしまった気がした。
醜い大人とは藤田教授のことだが、、、彼は分かりやす過ぎる悪役だったと思う。
実際にああいう人物はいるとしても、中学生相手にあの仕打ちは、、、いくらなんでも非常識だろう。
『中学生が医学部に―』というせっかく夢のある設定だったのだから、もう少しワクワク感のある展開の方が良かったかなぁ~

まぁ~そうは言っても、人物描写や心理描写が上手く、ユーモアに満ち、シリーズとのリンクのさせ方も絶妙なので退屈せずに読み進められた。
それから、「こんな突飛な教育システムが・・・」と思っていたら、これはちょっと未来の東城大学医学部の物語だったのには驚いたし、ここまでの未来に、東城大学医学部に激震が走ったと思わせるニクイ技まで効かせていたところは良かった。

さて、中高生向けの作品ということで、我が家の小学生(6年)にも与えてみた。
読みやすいのかスイスイと読んでしまった。
で、感想は?
「面白かったよ。でも、藤田教授って嫌な奴だね~こんな教授っているの?
あと、薫のパパはいい事言うねぇ~タイトルの言葉がスゴク良かったよ。文章の中でちゃんとその言葉について説明してくれたし。
それから僕は佐々木さんが好きだな。冷たそうだけど本当は優しいんだ―」
そうですか・・・母と同じような感想ですね。私の感想も小学生レベルってことね
とりあえず、小学生でも楽しく読める作品だと思いま~す。

では、息子も『いい言葉だ』と言っていたパパの言葉を並べてみますね~
*世界は呪文と魔法陣からできている
*扉を開けたときには、勝負がついている
*初めての場所でまず捜すべきは、身を隠す場所だ
*エラーは気づいた瞬間に直すのが、最速で最良だ
*ムダにはムダの意味がある
*閉じた世界は必ず腐っていく
*悪意と無能は区別がつかないし、つける必要もない
*一度できた流れは、簡単には変わらない
*世の中で一番大変なのは、ゴールの見えない我慢だ
*心に飼っているサソリを解き放て
ではでは最後に、薫君の言葉を―
*道は自分の目の前に広がっている     (3点)お子さんに

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アヒルと鴨のコインロッカー

2008-06-04 16:32:00 | 映画【あ行】

レンタルで鑑賞―
【story】
大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた―
     監督 : 中村義洋 『チーム・バチスタの栄光』

【comment】
以前、伊坂幸太郎さんの原作を読んだ。
   『アヒルと鴨のコインロッカー』の感想はコチラです^^・
『現在』と『二年前』の出来事を交互に描きながら、河崎・ドルジ・琴美、そして椎名の物語が紡がれる。
とても風変わりな感覚を味わいながら読み進めると、その終着点はとってもとっても切なくて、、、物思いに耽ってしまった作品だった。
さて、この物語の映画化ってどうなんざんしょ?―って気持ちがあったが、多くの方々に薦めて頂いたので、1週間レンタルになる日を今か今かと待っていた(セコッ・汗)

『チーム・バチスタ~』の監督かぁ~(すみませ~んガッカリ映画だったのですぅ~)と、一抹の不安を抱きながら―

    
で、、、
  良かったですぅ~泣けましたし、瑛太君に惚れました~
                                         
原作を読んだ身ですので、まずその辺をゴチャゴチャ言わせて頂きますと、これは≪原作→映画≫でも≪映画→原作≫でも、グゥーなのではないでしょうか?
個人的には、稀に見る相乗効果を生む作品たちではないか―と思いました。
極端に言うと、原作とDVDのセットで完成品―ってくらいだと思いますぅ~
もう、の可愛い瑛太さんの持つモデルガンが原作とDVDに見えてきたわ~~~
「どっちも良いよ~ニコッ」みたいな感じ―


 
物語は、、、物語は、、、いや、これは多くは語らない方がいいかも。
原作を未読であれば、ネタばれ厳禁状態で観た方がいい作品だと思います。
「何だか変な話~」って感じで見始めて、、、張り巡らされた伏線にだんだんピピンときながら、途中から胸をギュンギュン締め付けられる、、、ってのが、本作の正しい鑑賞の仕方だと思います。
ただ、椎名が、知りあったばかりの河崎に誘われて、何故か一緒に本屋を襲撃して広辞苑を奪うことになる。
それには、二年前に起きた悲しい出来事が関係していた―
って事意外、スパッと何も語りますまい(注:決して怠けているわけではありません・汗)
 
本作の主題歌は、ボブ・ディランの『風に吹かれて』。
全編に流れるその曲が物語にとても合っていて(勿論原作でも登場します)、実は冒頭から何だか涙が溢れました~
原作を読んだ時は、あまりにも切なく少々血の通わない物語だ―と思った節もあるのですが、濱田さんの醸し出す飄々とした雰囲気、瑛太さんの謎めいた喋り方、そしてその曲に心を揺さぶられて、、、「ああ~こんなにも物語が生きている―」と思い感動しました。
監督さんのセンスがとても良かったのではないでしょうか。
原作の雰囲気を損なわずに、省略したり変えたりのエピソードがあり、それは決して嫌ではなくむしろ爽やかで、、、そして、原作を手にとれば、より登場人物の心の奥底が垣間見れる―なぁ~んて素晴らしいチームプレイなんでしょう
(例によって勝手に感極まる私・汗)
 
物語のキーとなる数々の言葉はとても好きです。
例えば、
 

   神さまを閉じ込めるんだ。そして見て見ぬふりをしてもらおう―

出来れば本当にそうしてあげたかった。

ドルジの言うように生まれ変わりがあって、3人はどこかで会えるのでしょうか。
願わくば、本当に生まれ変わり、また3人の新しい物語を紡いで欲しいと思います―
   瑛太さんと濱田さんがとても良かったです   (4点)

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秘密結社 鷹の爪 THE MOVIEⅡ~私を愛した黒烏龍茶~

2008-06-01 18:17:55 | 映画【は行】

前作は未見で~す♪
一部で(?)凄く評判が良かったようなので、今度は観たいなぁ~と思っていました―
【story】
世界征服を企む貧乏ベンチャー秘密結社「鷹の爪団」。彼らの敵、デラックスファイターの拠点をサイバー攻撃しようともくろむも返り討ちにあい、美津子という謎の美女に助けられる。美津子の話によると、Mr,Aという人物が日本の大企業の株を買収。国をも脅かすこのピンチを救えるのは、鷹の爪団の吉田だけだという―
     監督・キャラクターデザイン・声優 : FROGMAN

【comment】
劇場にお子さん連れが多くてビックリ
上映前に、座席で「タ~カ~ノ~ツ~メ~」と唱えて、両手首をブラブラしている子どもたちを見て、、、今更ながらに『鷹の爪団』の人気を再確認しました。
まだ映画が始まってもいないのに、お子さんだけでなく、カップルも野郎同士も、私のような淑女も(違うだろ・汗)、、、何だか楽しい気分で上映を待ちました~

 
まず上映されたのは、『古墳ギャルのコフィー~12人と怒れる古墳たち~』です。
これは、『一二人の怒れる男』(1957年・米)をモチーフにして、2009年5月までに実施されることが決まっている『裁判員制度』に一石を投じた作品です。(本当かよ?・
 
お話は、『獅子舞の練習を「五月蠅いゾ~」と阿武隈さんに怒られた前方後円墳のコフィーが、阿武隈さんの盆栽を故意に割り、その罪を四隅突出型墳丘墓のダニエルになすりつける。
そして器物破損の罪で起訴されたダニエルの審議が行われる法廷に突如現れたコフィーが、ダニエルの罪に関して裁判員に演説し、審議が思わぬ方向へと進んでいく―』というもの。
今後、私たちにも関わってくるであろう裁判員制度について、学び、そして考える絶好の機会を与えてくれました(違うかも・
 
左から菩薩峠、総統、フィリップ、吉田
そして、お待ちかねの「タ~カ~ノ~ツ~メ~」でございます。
本編開始前に吉田君から、本作の主だった特徴についての説明がありました。
予算の使い具合が一目で分かるバジェットゲージが向かって右の画面にあり、鑑賞しながら常に作品の残り予算を確認出来る親切な工夫が施されていること。
尚、予算がピンチになると、本編中にスポンサー名をバチッとだして、予算が少し回復するというスリルも味わえます。
リラックスタイム&告白タイムが設けてあり、観客が気軽に映画に参加出来る気の利いた形態をとっていること。     
 
          
   スーパーセントウロボ(鷹の爪団の秘密兵器) 
さて、微に入り細に入り趣向を凝らした本作の物語はいたって単純なものですが、決して油断は出来ない代物でした。
 人の不幸にお構いなしの金の亡者で、ネットで日本の全て買収しようとする≪Mr.A≫
                     
             世界征服を目指す≪鷹の爪団≫
その息詰まる攻防戦で、鷹の爪団を陰ながら補佐するのは、≪謎の女性美津子≫≪正義の味方デラックスボンバー≫そして、≪島根県の皆さん≫です。
戦いは、ネット上の仮想現実と島根県を舞台にし、やがて怒涛のクライマックスへ
美津子クマはレオナルド博士
万難を排し張り巡らせた伏線やジョーク、見逃すと損する沢山のパロディや品のないおふざけに満ち満ちた本作を、体中の緊張感を抜かれたような顔でヘラヘラ笑って観終えました~
そして、底に流れている≪愛≫というテーマを感じ取り、、、知らない間に涙も溢れ出ておりました―(これも違うかも・
吉田君のお母さん
本作は、ハッキリ申し上げると、気に入る方は一生の宝物にするくらいトコトン気に入り、ダメな方は生暖かい鼻息を漏らして気が遠くなるくらい全然ダメなのでは?―と思います。
私は結構気に入りました。
宝物ほどではありませんが、作品の持つ愛すべきバカバカしさは、思い出し笑いの必須アイテムになりました~
 
その愛すべきバカバカしさが、TOHOシネマズで劇場鑑賞する際に流れる『マナームービー』となんら変わりないバカバカしさであり、期待を裏切らないバカバカしさだったことが個人的にはすこぶる嬉しかったです―
それは、どうやってお伝えしたらいいか分かり兼ねるバカバカしさなのですが、他では味わえない突出したバカバカしさだと思います。(注:何度もバカバカしいと言いましたが、一種の褒め言葉です)
鑑賞予定の方は、それぞれの笑いのツボをオープン状態にすることをオススメします。
ちなみに私のツボは、、、
*マトリックス
*オオカミと踊る男
*ブルース・ウイルス
*頭を悪くして
*野沢雅子
*予算不足時の総統の絵、、、などなど、、、お伝えしきれませ~ん
誰にでもオススメは出来ませんが、興味のある方は是非鑑賞されてみて下さいね

    (3点)

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