★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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幸せになるための27のドレス

2008-05-30 11:58:58 | 映画【さ行】


   本作の主演キャサリン・ハイグルは、TVドラマ『グレイズ・アナトミー恋の解剖学』で、セクシーでお人好し、人には言えない秘密の過去があり、悲恋に打ちひしがれながらも外科医になるために奔走する研修医イジーを好演し、第59回エミー賞ドラマ部門助演女優賞を受賞している。
彼女はTVドラマでは光る存在だけど、、、スクリーンではどうかしら?―と一抹の不安を抱きながら、ドラマファンの私としては親心丸出しで観に行くことに、、、

そしてもう一つ本作でとっても気になることが、、、ジェームズ・マースデンが出ているのだぁ~
彼は、なかなかのイケメンなはずなのに、私が観る彼の作品では、いっつも横恋慕されてばかり、、、
   
  婚約者に去られ・・・      ライバルと張り合い・・・   恋人をとられ・・・
   記憶に新しいところではコチラで・・・おとぎ話の王子なのにお姫様の心を射止められなかったのよねぇ~
今度こそ、今度こそっ、女性の心をグワシと掴めるか

【story】
他人の結婚式を成功させることに生きがいと使命感を感じるジェーン(キャサリン・ハイグル)。そんな彼女が密かに思いを寄せるのは、優しい上司のジョージ(エドワード・バーンズ)。しかし、彼はジェーンの妹で美人モデルのテス(マリン・アッカーマン)と知り合い、短期間の交際を経て結婚することになってしまう―
     監督 : アン・フレッチャー 『ステップ・アップ』

【comment】 (*いきなりネタばれです)



       おめでとうマースデン
  パチパチパチ~
貴方のこぼれんばかりの笑顔を見られただけで、、、私は満足でございます。
良かったねぇ~恋の本命になって、母さんは嬉しいよぉ~(いつのまにか母さんに・笑)
得意の歌もちょっと披露していて、、、母さんは自慢だったよ。

で、、、
        頑張ったキャサリン
  ウルウルウル~
やっぱりスクリーンの主役にしては、少々華が不足気味だったけど、、、初めての大役だし、これからドンドンいい作品に恵まれれば、ニョキニョキと成長していけると思うよぉ~
今回のお話は、ちょっと母さん的にはイマイチだったけど、キャサリンのステップアップにはなったわよぉ~

 
さて、前置きがやたらと長~くなってしまったので、作品については簡潔に(汗)
というか、、、取り立てて作品について語りたいことがないから、前置きを長くした、、、という噂もあるです(滝汗)ハハハ
 
物語は、ラブコメの想定範囲内の展開でした~
ところどころクスッと笑えて、まずまず楽しめましたよ~

「NO!」と言えないお人好しのジェーンは、子どもの頃から結婚式の魅力に取りつかれ、自分の生活はそっちのけで、友人の結婚式のために奔走する毎日を送っている。
結婚式のありとあらゆる手配を一気に引き受け、ブライドメイドも務める彼女のクローゼットには、たまりにたまったブライドメイドのドレスが27着
 
そんなジェーンに興味を持った記者のケビンは、彼女を取材して記事を書こうとする。
大好きな男性がいるジェーンと、結婚に夢など持たないケビンは、反目しながらもいい雰囲気
でも、、、お互いは意外と気付かないものなのよね~ふふふ
 
ジェーンは、いつの日か亡き母のウェディングドレスを着て、愛する人と自分の結婚式を挙げることを夢見ていたけど、、、なんとその愛する人、会社の上司ジョージは、知り合ったばかりのジェーンの我儘な妹テスと恋に落ちちゃったぁ~
で、、、スピード結婚の運びとなったジョージとテスの結婚式をジェーンが仕切ることになってしまい―
 
 
『プラダを着た悪魔』のスタッフが贈る―ということで、お洒落な展開や衣装に期待したんだけど、、、
衣装は、イマイチ現実的でないドレスばかりの登場でピンとこず、、、あまりテンションは上がらなかったなぁ~
展開も、ラブコメの王道っちゃー
王道で面白いんだけど、個人的にはしっくりこない部分もチラホラあったかなぁ~
まず、上司と妹にあまりにも魅力を感じなかったので、そんなにジェーンに同情したり、ハラハラしたりがなかったわん。
それと、もう少し姉妹のキャラ設定が丁寧だと良かった気がする。
何で妹があんなに嫌な女なのか、ちょっと意味不明だったもの~
上司もねぇ~どうでもいい感じの男に見えちゃった
で、、、引いちゃった極めつけのエピソードは、優しいジェーンが、いくら妹に愛する人を奪われ、大切な思い出を汚されたと言っても、、、やっていい事と悪い事があると思うので、、、妹にした仕打ちは見るに忍びなかったなぁ~
その後の展開も安易過ぎな気が、、、
結婚式がメインの映画だからだろうけど、成り行きを最後までご親切に見せ過ぎたのも、、、好みとはズレテいたし、、、
あらら、、、何だか不満タラタラっぽいわ、私ったら、、、
でも、イマイチ物語が好みでなくても、キャサリンとマーズデンの絡みは良かったです。
二人が一緒に映っていると、、、何となく嬉しい気分に、、、母さん目線のせいもあるだろうけど、お似合いだったのではないかしら?
  お幸せにね~   (3点)

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ルワンダの涙

2008-05-28 10:23:45 | 映画【ら行】

WOWOWで鑑賞―
【story】
アフリカのルワンダで、フツ族によるツチ族虐殺事件が発生。公立技術学校を運営する英国カトリック教会のクリストファー神父(ジョン・ハート)とそこで働く青年協力隊の英語教師ジョー・コナー(ヒュー・ダンシー)は、生徒のマリー(クレア=ホープ・アシティ)ら、学校に避難してきたツチ族とともに不穏な状況に直面してしまう―
     監督 : マイケル・ケイトン=ジョーンズ 『ジャッカル』『氷の微笑2』

【comment】
以前、『ホテル・ルワンダ』を観賞した際に、多くのブロガーさんからこちらの作品を
薦めて頂いた。
ルワンダ紛争の悲惨さに打ちのめされた私は、なかなかレンタルすることが出来ずにいたが、この度WOWOWの放送でやっと観る機会を得た―

まず、ルワンダ紛争についてWikipediaから簡単に引用しようと思う。
*1994年、アフリカ中央部にあるルワンダにおいて、フツ族によるツチ族の大量虐殺が行われたこと。100日間で80万人~100万人が殺されたとされている―
 
『ホテル・ルワンダ』は、危機的状況に置かれながらも、1268人もの人間を匿い救った、実在するホテル支配人の目線で描かれている。
彼は、ツチ族の妻を持ったフツ族の人間で、所謂ルワンダ人であり、何とかして家族や人々を助けようと奮闘する姿が胸を打つ作品だった。
映画としては、多分そちらの方がドラマ性が高く、ルワンダで起こったことの概要も分かりやすかったと思う。
一方、今回鑑賞した『ルワンダの涙』は、公立技術学校を運営するクリストファー神父と、英語教師ジョー・コナーという白人の目線で虐殺が描かれている。
何も成す術がなかった無力な白人たちの姿と、とても現実とは思えない程の惨たらしい虐殺が、言葉はおかしいが淡々と描かれていた―
 
虐殺がはじまった時に、学校へは多くの人々が助けを求めてやってきた。
白人の神父と教師がいて、国連の駐留地でもあったその場所は、きっと安全だろうと信じて押し寄せた人々は、結局そこで多くの命を落とすとこになる。実に2500人もの命だ―
何故そのようなことになったのか―
それは、、、信じ難いことだが、フツ族がツチ族を根絶するためにナタで惨たらしく殺している現実を見ていながら、国連は人々を置き去りにして、学校を去ってしまったからだ―
国連が去る際に、ツチ族の代表が国連に対して懇願した言葉は私の胸をえぐり、一生忘れられそうにない。
こんな悲痛な願いが他にあるだろうか?
「退却する前に、どうか我々を銃殺して下さい。ナタで殺されるのは嫌です―」
「せめて子どもたちだけでも銃殺して下さい―」
人々の必死の願いも虚しく、白人のみが乗ったトラックは無情にも学校を後にした。
ダメだ・・・切な過ぎて言いたいことが纏まらない。文字を打つ度に涙が溢れてしまう―
 
本作は、実際に虐殺が行われた学校で撮影が行われ、虐殺から逃れて生き残った人々が映画の製作などに携わったそうだ。
起きたことを真摯に伝えようとする思いが痛いほど感じられる。
また、本作の原題は、『SHOOTING DOGS(犬を撃つ)』だ。
これは、国連の行為を皮肉った胸に突き刺さる言葉といえる。
国連がルワンダに駐留した目的は、あくまでも『平和監視』のためであり、『平和維持』ではなかった。
そのため、国連が攻撃された危険時のみに武器の使用が許可がされおり、ツチ族がどんなに大量に虐殺されるのを目の当たりにしても、国連は一切手出しをしなかった。
それなのに、散乱したツチ族の死体に食らいつく犬に対して、「衛生面」から犬を撃とうとした国連の行為を指すのがこの原題であり、これは虚しいを通り越して滑稽でしかなかった。
何のための駐留だったのか、、、、、複雑な事情があったとしても無力過ぎるし、感じた憤りのやり場がなかった―
 
主役となった神父と教師は、最後は別々の運命を辿る。
だが、それはただそうだっただけで、この物語ではさして重要ではないと思う。
ルワンダで、ジェノサイドが起こり、100日で100万人も殺された。
老若男女を問わず、乳児でさえもナタで惨たらしく叩き殺された。
それを見ながら、多くの白人は何もしようとしなかった―
ただその事実を世界に向けて知らしめてくれたのだと思う。
観る者がきっと何かを感じてくれると信じて―

ルワンダ紛争の犠牲になった方々に哀悼の意を表するとともに、世界の至る所で起きた(起きている)悲劇に対し、無関心でいることなく生きていきたいと思う―
                                                                               (3.5点)

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ガタカ

2008-05-26 17:21:17 | 映画【か行】

レンタルで鑑賞―
【story】
遺伝子操作により管理された近未来。宇宙飛行士を夢見る青年ビンセント(イーサン・ホーク)は、劣性の遺伝子のため希望の無い生活を送っていた。ある日、ビンセントは闇業者の手配により、事故により身障者となった優秀な遺伝子をもつ元エリート、ジェローム(ジュード・ロウ)に成りすます偽装の契約を結ぶ。そうして、ジェロームの遺伝子を借りてエリートとなったビンセントは、宇宙飛行施設“ガタカ”に潜り込む。が、そんな中、彼の正体に疑いを持っていた上司の殺人事件が起こり―
     監督 : アンドリュー・二コル   『ロード・オブ・ウォー』

【comment】
いい映画だった―
物哀しく美しい音楽を聴くだけでも、登場人物たちのさり気ない仕草や眼差しを見るだけでも心が震えた―

  『神が曲げたものを誰が直し得よう?』 伝道の書
  『自然は人間の挑戦を望んでいる』   ウィラード・ゲイリン (冒頭のテロップより)

そう遠くない未来―
遺伝子工学が進み、人間に関する何もかもが遺伝子情報により決定する世界。
子どもは科学の力によって授かるのが普通で、遺伝子操作により優秀な遺伝子を持った者のみが世の中の主流を担うことが常識となっていた。
最早差別は科学の領域であり、劣勢の遺伝子を持つ者は、夢を見ることさえ許されない下層階級での暮らししか選択肢がなかった―

 
*ビンセント
血液検査により、生まれて数秒の段階で心臓疾患で30才まで命がも
たないとされた。
優秀な遺伝子を持つ弟に両親の愛情を奪われ、宇宙飛行士になる夢はどんなに努力しても叶わない―そんな失意の日々を過ごす。
だがある日、弟との水泳の競争で勝ったのだ!!
これは、彼からあらゆる不可能が消えた瞬間だった―
彼は家出し、後に掃除夫としてガタカ=宇宙飛行施設へと向かう。彼の夢の場所へと―
ビンセントが憧れの宇宙飛行士になるためには、別の人間になること―優秀な遺伝子を持つ者に成り変わるしかない―

 
*ジェローム
最高の遺伝子を持つ元水泳選手。
事故に遭い、車椅子で生活している。
彼は、ビンセントに自分の身分をそっくり渡し、血液、尿、様々な体組織を提供するのと引き換えに生活を支えてもらう契約を結ぶ―

 
*アイリーン(ユマ・サーマン)
ガタカの職員。
ガタカで発生した殺人事件の調査を手伝っている。
ビンセントに惹かれるが―

 
3人の運命は、ジェロームとなったビンセントが、たゆまぬ努力により≪土星14番目の月タイタン≫へと旅立つことが決まった直後に発生した殺人事件を中心に大きく揺れ動く。
殺害現場の近くで、不適格者ビンセントの睫毛が見つかったのだ―
ビンセントは殺人事件の容疑者となり、警察が執拗に捜査の手を伸ばす。
ジェロームとしてガタカで働くビンセントの正体が明るみになろうとしていた―
 

3人の役者の演技が素晴らしい―
小さなエピソード一つ一つに意味が感じとれ魅了された。

毎日毎日自分の体組織をブラシでこすり落とし、ジェロームの尿パックや血液を身に付けてガタカへと向かうビンセント。
生まれた時から希望が絶たれた自らの人生を変えるべく、自分自身の努力によって可能性を掴み取ろうとしている彼を見ると胸が締め付けられた―
また、『遺伝子の申し子』とまで言われた完璧であるはずのジェロームは、そのプレッシャーからか上手く生きることが出来ず、自分自身をどこか突き放した目線で見ていたのは切なかった。
そして彼の最後の行動には涙が止まらなかった―
アイリーンは、ジェロームと名乗る男性に惹かれたが、、、彼の正体が分かった後も彼を愛した。
たとえ遺伝子が支配する世の中であっても、人の感情までは操れないのだ・・・
ビンセントの正体を知った時に、アイリーンは彼に対して「神の子なの?」と呟くが、その言葉がとても心に響いた。
ビンセントは自然に生まれた『神の子』、、、だとすれば、遺伝子操作で生まれた子どもは何の子なのだろう―
 

遺伝子操作、遺伝子情報、、、このような世界をどう見たらいいのか―
子どもを持つ身としては、、、正直、子どもに何らかのハンデを持たせる可能性を排除出来たらどんなにいいだろう―と思う。
だが、この映画の世界で決定的におかしいと思ったのは、遺伝子工学が進歩していても、先天的及び後天的疾患に対する医学の進歩についてはスッポリと抜け落ちていたように思えたことだ。
優秀な遺伝子を持つ者のみが優遇され、そうでない者はことごとく排除される―そんな人間の分別だけのための遺伝子工学なんて、片手落ちの進歩でしかないと思った。(まぁ~それは、また別の話になるのでしょうが)

  

さて、本作は主要な3人だけではなく、脇を彩る役者の数々のエピソードも素晴らしかった。
12本の指で素晴らしい旋律を奏でるピアニスト、不適格者の兄に命を助けられた弟、ビンセントの正体を知りながらも見守った医師、、、などの存在でも、たとえ科学が神の領域を冒し人間を作ったとしても、人間の感情や運命、そして可能性までは決して科学の領域でないのだ―と思わされた。

 
心臓に爆弾を抱えたビンセントの未来を決めるのは科学でも他者でもない。
自分が諦めない限りきっと―        (4.5点)

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ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛

2008-05-24 12:00:00 | 映画【な行】


     『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』は、
劇場で鑑賞したけれど、、、イマイチ好きになれず(汗)、その後もWOWOWで2度ほど観ても、、、やはり好きになれず(汗)、、、
でも、第2章には期待をしていましたよ~だってカスピアン王子が素敵なんだもの~
家族で吹替え版で鑑賞してきました~
【story】
  ~C・S・ルイスの児童文学を映画化した『ナルニア国物語』シリーズの第2章~
白い魔女に勝利してから1年。現実に戻ったペベンシー4兄妹は、角笛の音に導かれ再びナルニア国へと舞い戻ってきた。しかし、この国の時間ではすでに1300年が経過しており、平和で美しい魔法の国は暴君ミラースに支配されていた。荒れはてたナルニア国を目にした4兄妹は、この国の王位継承者であるカスピアン王子(ベン・バーンズ)と出会う―
   監督 : アンドリュー・アダムソン 『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』

【comment】
      カスピアン!!チャチャチャ
               カスピアン!!チャチャチャ

観て来ましたよ~カスピアン王子
思った程の大活躍はなく、期待した程にイケメンレーダーに刺激を与えませんでしたが、、、彼の実物は(あっ!TVや雑誌ですぅ~)素敵ですね~
今後の注目株に間違いなしかな?だって品があるのよ~~~品が
マイ好みとはちょっとズレていて、アゴがお尻なんだけど(笑)、ベン・バーンズという名前は覚えておかなくちゃーーーだわ。
恋愛物なんかに出たら、絶対ハマりそうっ ムフッ
  ←あら?何気にスーツ姿が混入・笑

さて、映画ですが、、、前作にはイマイチ盛り上がれなかった私ですが、今回は面白かったですぅ~
冒頭からググッと惹き込まれて鑑賞しました。
2時間半という上映時間を感じさせない迫力タップリのファンタジーだと思いま~す。
 
物語は、、、
ぺぺンシー兄弟とアスランの去ったナルニアは、テルマール人に征服され、ナルニアの民のほとんどが絶滅させられました。
わずかに生き残ったナルニアの民は、森でひっそりと隠れ住んでいましたが、、、そこに、暴君ミラースの野望により命を狙われるカスピアン王子が逃げ込みます。
そこで王子は、伝説の角笛を吹き、ロンドンで暮らしている兄妹を呼び寄せるのです―
また、王子は、ナルニアの民を滅ぼしたテルマール人ですが、ナルニアの民に接し、ナルニアを絶望から救う『最も気高き矛盾を抱えた』王子になることを決心します。
≪ナルニアの民+ペベンシー4兄妹+カスピアン王子≫≪戦闘民族テルマール人≫の戦いの火蓋は切って落とされました。
果たして、圧倒的に戦闘能力の劣るナルニアは勝利出来るのでしょうか?
そしてアスランは、ナルニアを助けるために再び戻って来るのでしょうか―

 
ペベンシー4兄妹は、前回から引き続き仲良くご出演です。
実は、、、困ったことに、、、私はこの兄弟にどう~しても魅力を感じないのですが、、、今回は、それぞれ成長のあとが見られたので、なるべく温かい目で見守りました。
  ピーター(ウイリアム・モーズリー)は、大人になりかけた少年の葛藤があり、ちょっと反抗的で無鉄砲なところもありましたが、戦いでは凛々しい活躍を見せてくれました。
何でそんなに強いのか―と、首を傾げたくなる程に(笑)
  エドマンド(スキャンダー・ケインズ)は、前回は問題児でしたが、今回は一番落ち着いていて正義感に溢れていました。
兄を立てて陰ながらフォローする・・・という弟の鏡のような子になっていました。
  スーザン(アナ・ポップウェル)は、、、スーザンは、、、、ダメ、、、ヤキモチを焼いてしまうぅ~(笑)
彼女は孤独が好きなポッチャリ系キャラですが、、、最後に、、、はぁ~
鑑賞後、いつまでたっても、「絶対にあの二人は似合わないよ~アレは不自然よぉ~」と言い続け、家族の顰蹙を買いました。
  ルーシー(ジョージー・ヘンリー)は、美人さんではありませんがチャーミングな女の子ですね~
優しくて、人一倍夢と希望を心に秘めた素敵な女性になりそうです。
彼女は、暗闇を照らす明りのような存在なんだと思います。


 
さて、カスピアン王子ですが、ちょっとひ弱でしたが(汗)、カッコ良かったです。
少々浅はかな部分はありましたが(汗)、まだ若いということで許したいところです。
とにかく、ベン君が『王子』って雰囲気がありありな気品ある佇まいでgoodでした~


さてさて、ナルニアの民のみなさんに登場してもらいました~^^・
   ドワーフさん 
  アナグマさん 
   ネズミ君
今回は、絶滅に瀕したナルニアということで、、、少々暗い性格の方々が多かったのですが(汗)、ネズミのリーピチープ君が凄く可愛くてお気に入りです
何だか『シュレック』の長靴をはいた猫のキャラに似ていて・・・面白かったです♪

  戦い:その1
戦いですが、最初にテルマール人に奇襲をかけるナルニアの戦いが唐突で無謀に見えて、、、沢山の犠牲者が出たのには胸を痛めました。ピーターとカスピアンの気が合わないのもイケなかったんだと思いますぅ~
最後の戦いは大きな広場で繰り広げられますが、ちょっと『ロード・オブ・ザ・リング』や『ハリー・ポッター』など、他のファンタジーを映画を思い出させる展開も多々ありましたが、、、ドキドキしながら必死に見守りました~
  戦い:その2
ぺぺンシー兄弟もカスピアン王子も所詮は子ども。
浅はかな部分はありましたが、彼らなりに、ナルニアのため、アスランのために勇気を持って戦い抜きます。
 
そして、最後には最強のアスランが―
一吠えであんなに凄いパワーがあるのに、今まで何処をほっつき歩いていたのさ?―と声掛けしたくなったり、一体アスランて何才なの?って疑問が湧いたりしましたが、やはりアスランが出てくると物語がシマルんですよね~ライオンなのに、CGなのにオーラがバッチリなキャラですね
 

で・・・ほんの少しですが、この方も出ていて嬉しかったです。
やはりティルダは魔女がお似合いですね~(笑)
 
 
壮大なスケールで、とっても見応えあるファンタジーだと思います。
大人も子どもも楽しめるのではないでしょうか。
次回作にもカスピアン王子が登場するそうなので・・・今後の作品も楽しみに待ちたいと思います    (4点)

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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー

2008-05-22 08:42:42 | 映画【た行】

トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツ、フィリップ・シーモア・ホフマンというアカデミー賞俳優が揃った豪華共演の映画だけど―
【story】
酒と女が大好きな下院議員チャーリー(トム・ハンクス)は、反共産主義者で大富豪の恋人ジョアンヌ(ジュリア・ロバーツ)にパキスタンに行くことを薦められる。現地に赴いたチャーリーはソ連軍の侵略から逃げる大量のアフガニスタンの難民たちの姿にショックを受け、ソ連軍と戦うゲリラたちに武器を密輸してしまう―
     監督 : マイク・二コルズ 『クローサー』

【comment】
豪華共演の映画だけど・・・個人的にはイマイチでしたぁ~
いや、イマイチというよりも、言い難いですが・・・ダメでした
これは、珍しく何も語りたくないタイプの映画だなぁ~(そのくせダラダラ書いている・汗)
 
とにかく鑑賞中に、違和感というか、不快感というか、、、が拭えず、何をどう感じていいのか分からずに困りました。
まず、本作の予告編って、どうしてお気楽なコメディタッチにしたのかなぁ~と、そこからして疑問に思っちゃった。だって、内容は全然コメディじゃないんだもの~
それに、シリアスな実話ベースの話なのに、どうして本編に締まりがないというか、深刻さのない雰囲気が終始漂っていたのかなぁ~と、腑に落ちなかったですぅ~
 
物語を簡単にいうと、
『米ソ冷戦下、お気楽な下院議員チャーリーが、富豪の元恋人に「アフガニスタンを救って!」と頼まれ、ソ連の侵攻により喘ぐ難民キャンプを視察。悲惨な現状を目の当たりにし、一念発起して、はぐれCIAガスト(フィリップ・シーモア・ホフマン)とともに、秘密裏に予算を捻出してソ連のヘリを撃墜するための武器をアフガニスタンに渡すことに成功する。その結果、ソ連はアフガニスタンから撤退し、下院議員チャーリーは時の人となった―』というもの。
 
で、、、何かが変だったのですぅ~
難民キャンプでは、“玩具地雷”などで命や手足を失った子どもたちが沢山いた。
残忍な手口で身内を殺され、生きるために必死な人々がいた。
それを見て、「何とかしよう。ソ連をやっつけよう―」と思うチャーリーの気持ちは分かるし、志は素晴らしいと思うけれど、、、「こっそり武器を与える」というやり方が愚かしく見えて、、、引いてしまったわ~
それに、ソ連のヘリが撃墜されて大喜びする人々の姿を見た時にドン引きしちゃった。
何時、何機が撃墜されたか―のテロップが流れると気分まで悪くなって、、、
「何が何なわけ?エイリアンを倒したわけじゃーなくって、人間の乗ったヘリを撃ち落としたのよ~~~どこかズレテいませんかっ?」って気持ちが渦巻いたわん。
 
困ったことに、チャーリーにも魅力を感じなかったわぁ~
これは、わざとそういう風にチャーリーを描いたのかしら?
彼が正義感から、またはもっとグローバルな視点からアフガニスタンを支援したようには見えなかったし、そもそも一個人の浅はかな行動にも見えかねなかったなぁ~
金持ち夫人もそう。
CIAが、「暇を持て余した人間が政治に口を挟むと腹が立つ―」と言うセリフがあったけど、彼女はそこの域を出ていないように見えた。
勿論、何もせずに無関心でいるよりは、行動を起こして難民を救おうとした二人は立派だけど、、、どう~も二人の描かれ方が個人的に肌に合わなかったみたい。

*共産主義をバッシングするセリフ
*「これは善と悪の戦いで、アメリカはいつも善の味方だ」というセリフ
*議員の間では、自分たちが予算を提供している国がどこだかすら分かっていないこと
*アメリカは、手を出すだけ出してそのまま去っていく―というセリフ、、、
これらは、どう考えても、ここで起きたことを好意的にみていない作り手の気持ちがあるような気がして、、、要は、チャーリーを英雄として描きたかったのか―、それとも、後の歴史に繋げて、彼のしたことの生んだ皮肉を描きたかったのか―が曖昧で、妙に中途半端だと思っちゃった。
 
先日観た『大いなる陰謀』は、映画というよりは講義のようで少々疲れる内容だったが、明確なメッセージがあった。
だけどこの作品は、同じく会話が多いわりには軽いノリでそれも感じられなかったなぁ~
ラストに、「1つしくじった―」などと反省っぽいコメントを織り込むのなら、もうちょっとそこら辺に突っ込んだ方が作品が締まったようにも思う。

それから、本作をロシアの方が観たらどう思うんだろう?なんて変な気を回してしまった。
気分が悪いだろうなぁ~『悪』と決めつけられて。
 
さて、チャーリーのした事が、『塞翁が馬』のごとく後にどういう流れに繋がっていったのかをWikipediaから引用しておこうと思う。

*アフガニスタン侵攻は、アフガニスタンに1978年に成立した共産主義政権を支える為に、1979年にソビエト連邦が軍隊をアフガニスタンへ進めて占領した事件。
この戦争においてCIAは、ソビエト連邦に対する抵抗運動を引き起こすために、10年以上にわたって21億ドルを費やした。
ムジャーヒディーンと呼ばれたこの抵抗運動の兵士たちの中には、20以上のイスラム諸国から来た20万人の義勇兵が含まれていた。サウジアラビア出身のオサマ・ビンラディンもそれに加わった一人である。後に、この戦争で戦った多くの義勇兵が同盟軍であったアメリカに対して同時多発テロを行ったのは歴史の皮肉といえる。
さらにソ連撤退後もアフガニスタンに平和な日々は訪れず、ムジャーヒディーンの内部抗争、ターリバーンの台頭、アメリカのアフガニスタン侵攻など戦火は続くことになる。*
だそうです。      (~Wikipedia参照~)
     大好きなジュリアがちょっと老けたなぁ~       (2点)

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【本】グラスホッパー

2008-05-20 19:01:00 | 本【小説・日本】

       『グラスホッパー』       伊坂幸太郎       角川文庫
【comment】
面白かったかなり好みだ―

これは、『鈴木』『鯨』『蝉』の3人の語りで交互に展開される―所謂伊坂さんお得意の手法で書かれた『殺し屋小説』だ。
関わりを持ちながらもバラバラの断片である3人の物語が、『押し屋』を媒体にして後半で見事に一つに集約されてく―

≪鈴木≫
元教師の鈴木は、復讐のために通称『令嬢』という会社の社員になった。
2年前に鈴木の妻が、令嬢の社長寺原のバカ息子に轢き殺されてしまったのだ。
寺原は、非合法的な会社を経営しており、悪どい商売で裏の業界では有名だった。
鈴木は危険を承知で妻の仇を討つ機会を狙っていたが、、、寺原息子が目の前で車に轢き殺されてしまう。
誰かが息子を車の前に押したのだ。
復讐を横取りされた鈴木は、その≪押し屋≫の後を追うが―
≪鯨≫
鯨はジサツ屋だ。
鯨が直接手を下さなくても、誰もが鯨の目を見ているうちに勝手に死んでいく―
三十三人目は政治家からの依頼で、政治家秘書を首吊りへと追いやった。
だが最近の鯨は幻覚に悩まされていた。
今まで死なせた者たちに始終付き纏われ、幻覚と現実の区別が曖昧になってきたのだ。
この仕事もそろそろ潮時か―
やり残したことを清算するには、≪押し屋≫に会わなければならない―
≪蝉≫
蝉はナイフ使いの殺し屋だ。
得意分野は一家惨殺。女子供であろうと殺すことを躊躇したとこはない。
今日も一家族を皆殺しにしたが、その後また政治家から殺しの依頼が入る。
だが、約束の時間に遅刻した蝉はターゲットを殺しそびれてしまう。
困った蝉は、その埋め合わせとして、寺原の息子を轢き殺させたと業界で評判の≪押し屋≫を探し出し殺すことにする―


実は、物語の読み始めは、人の死に際の描写や殺し屋が死に対して持つイメージが、とてつもなく悪趣味に思えたため不快感や嫌悪感を抱き、「気分の悪い話だなぁ~」と思ったのだが、、、途中からどんどん惹き込まれた。
またしても血の通った感じのしない独特な世界観であり(汗)、舞台が日本であっても別次元の話にしか思えないところもあったが(汗)、物語に流れているシャープな空気、ところどころに散りばめられた哲学的なセリフ、いかにも伏線として登場する数々のエピソードに今回は何故か惹きつけられた。
もうこの感覚は個人の好み―としか言いようがない。
合わない方にはとことん合わない作品だと思うが、私的には『重力ピエロ』に次いで面白い作品だった―

そして、私は特に≪鯨≫という人間が興味深くて、彼の運命が気になって仕方なかった。
彼は、人間というよりも≪死神≫に近かったのでは―と思う。
彼の底なしの瞳を覗きこむと・・・誰でも死にたくなってしまう。
彼が見続ける幻覚が非常にシュールで、彼の思考回路に非常に心惹かれた。

また、本作でも『神様のレシピ』というフレーズが出てきて嬉しかった。
更には、≪鯨≫のパートで登場したホームレスの田中が、『オーデュボンの祈り』に登場した田中とキャラが被っていて・・・それもまた面白い。

魅力ある文章だし、登場人物の運命が交差する件は流石だなぁ~と思わされた。
だが、物語の終着点が実はあまり好みではなかったかもしれない。
もっとドラマチックな結末を想像していたのだが―
まぁ~受け取り方によっては意味深で余韻が残るラストではある。
あれは・・・幻覚の始まりだったのか、それとも終わりだったのか―

  ~ジサツする奴ってのが大嫌いなんだ。
   人間だけだぜ、逃げるように死ぬのは。偉そうじゃねえか。
   どんなに酷い環境に置かれたって、動物は自分からは死のうとしねえのよ。
   自分たちが生き残るために、他の動物がどれだけ犠牲になったか知ってるからだ。
   人間ってのは傲慢だよ。~

  ~人間の知恵だとか科学は、人間のためにしか役に立たねえんだよ。
   分かってんのか?
   人間がいてくれて良かった、なんて誰も思ってねえよ、人間以外はな~(本文より)
                                         
  なんとなく雰囲気が『オーデュボンの祈り』に通じるわぁ~(4点)

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隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS

2008-05-18 06:58:08 | 映画【か行】

今年に入って、月一ペースで積極的に邦画を観ています
今回は、黒澤明監督の『隠し砦の三悪人』のリメイクを家族で鑑賞―
【story】
戦国時代―
とある地方に、海に面した豊かな国・早川と、早川と同盟を結ぶ秋月、そして覇権拡大に野心を燃やす山名という三つの国があった。
ある日、山名が秋月に侵攻。秋月城は陥落したが、生き残った雪姫(長澤まさみ)と莫大な軍資金・黄金百貫は城から消えていた―
秋月領で隠された黄金を探す山名軍の過酷な労役から逃亡した金掘り師の武蔵(松本潤)と木こりの新八(宮川大輔)は、河原で偶然秋月の隠し金を発見する。その直後、二人の前に真壁六郎太(阿部寛)というサムライとその弟(姫)が現れた。
六郎太に金を奪われた武蔵たちは、秋月領から金を運び出す奇策を授ける代わりに金の分け前を要求し、四人は黄金とともに一路早川を目指すことになる。
だが、その背後には、雪姫と六郎太、黄金を狙う冷酷無比な山名のサムライ大将・鷹山刑部(椎名桔平)の追手が迫っていた―

     監督 : 樋口真嗣 『ローレライ』 『日本沈没』

【comment】
オリジナルを未見なので、何も考えずに物語に見入りました~
あっ!でも、「オリジナルは、あの『STAR WARS』シリーズに影響を与えた―」という事を聞いたので、それはバッチリ意識して観ましたよ~
で、なかなか面白かったで~す
少し前に観た、やはり黒澤監督の作品をリメイクした『椿三十郎』よりは楽しめたかな。
 
物語は、黒澤版とはかなり変えてあるようです。
チラシには、『ストーリーとキャラクターを大胆に一新。独自のイマジネーションと21世紀の息吹を注ぎ込み、まったく新たな冒険活劇として甦らせた』とか、『娯楽映画の再生(リボーン)』とか、、、しつこく新しさをアピールしてありました~何だか可哀想なくらいに
名作のリメイクって勇気がいることなんだろうなぁ~
そういえば、この監督さんは『日本沈没』をリメイクしていらっしゃいましたね。
・・・えっとぉ~ TVで観ただけの分際で申し上げるのも恐縮ですが、『日本沈没』は、個人的には物凄くズッコケちゃった映画なんですぅ~最後まで観るのが苦痛なほど・・・(滝汗)
それを考えても、今回の『隠し砦~』はなかなか纏まっていたのでは?と思いました。

 
主役の松本潤さんの演技は初めて見ましたが(汗)、なかなか良かったのではないかしら?
普段はただのアイドルにしか見えないけど、小汚い感じが素敵に見えたわ~先日の『紀元前1万年』のスティーヴンみたいに(笑)
長澤まさみさんも雪姫役がお似合いだったと思います。
走った時に、意外に足が遅かったので「へっ?」とは思いましたが(汗)
そうそう、この二人がちょっとラブな雰囲気になるんですね~
そこは別に嫌ではありませんでしたが、、少~し違和感があったかも。
で、、、
二人が言ったセリフ「裏切り御免」には、凄~く違和感がありました(汗)
このセリフはオリジナルの肝となる名セリフらしいのですが、、、二人にはこの言葉が似合わずに、そこだけ宙にプカプカ浮いているような気がしてしまいましたぁ~無理に言わなくても良かったのではないかしら?
それから、阿部寛さんは一番良かったです!
最近邦画に阿部さんが出過ぎのような気がしていたのですが、今回は、ギラギラしたギョロ目にサムライらしい眼光を感じて、ハマっているなぁ~と思いました。
宮川大輔さんも良かったですぅ~周りがどんな状況でもマイペースな感じが可笑しくって、彼の「酒・金・女」のセリフには、劇場内から何度も笑いが起こっていました。
椎名桔平さんは、凄く恐ろしげな顔で好演していました。
でも、あまりにも姿形や雰囲気がダースベーダーに似ていたので、どんなに凄んでも妙に可笑しくて困りました。
オリジナルを未見なので、この方と同じキャラがいるのかどうか、どなたかに教えて頂きたいのですが、、、歩き方までダースベーダーだったので、隣に座っている子どもに、「この人は、もしかしたら武蔵のお父さんかもよ~」と、こそこそ話しかけちゃいました(笑)
 
配役も満足でしたし、物語も面白かったし、テンポも良かったし、、、楽しめました~
ただ、ラストの方はご都合主義だったし駆け足だったかなぁ~と思いました。
最後の最後もアッサリで・・・ちょっと拍子抜けだったかも。
もう少し感動的に終わらせるとか、とことん武蔵をカッコ良くして終わるとか・・・もうちょっと何とかならなかったのかなぁ~

PS.≪素朴な疑問コーナ―≫   
*はじめっから身軽な二人(雪姫と六郎太)で逃げた方が、、、早かったかも?!
*爆発から一体どうやって?!
      家族で軽く楽しめる娯楽映画だと思います~  (3点)

PS.2 全然関係ありませんが、『ドラゴンボール』の予告がチョイありました。
実写の孫悟空って・・・どうなるんだろう?(不安)早く詳しい予告が観たいです。

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ミスト

2008-05-15 08:17:07 | 映画【ま行】

本作は『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』のコンビ、≪原作:スティーヴン・キング≫と≪監督:フランク・ダラボン≫が描くパニック・ミステリーだ。
なんでも、原作のラストを変えて驚愕のエンディングが用意されているらしい。
怖い、、、怖いよぉ~
大判のタオルハンカチ持参で鑑賞―(もしもの時に目を覆うためのグッズ)

*ちなみに原作の感想はコチラです   『骸骨乗組員』スティーヴン・キング

【story】
ガラス窓を破るほどの嵐の翌日、スーパーへ買い出しに出掛けたデヴィッド(トーマス・ジェーン)。軍人やパトカーが慌ただしく街を往来し、あっという間に店の外は濃い霧に覆われた。設備点検のために外に出た店員のジム(ウィリアム・サドラー)が不気味な物体に襲われると、店内の人々は次第に理性を失いはじめ―
     監督 : フランク・ダラボン

【comment】
映画の出来、不出来よりも、皆さんが気になっているのはきっと『驚愕のエンディング』のことではないかしら?
 「本当に驚愕なの?
  最近、そう言われても驚いたためしがない―」って。

そういう私も噂のラストが気になって、ビビリにも関わらず観に行ったんだけど、、、
エンディングで思わず、「そんなバカなぁぁぁ~
と途方に暮れ、あまりの救いの無さに身も心も泥のようになり椅子に沈みこんでしまった。
確かに驚愕だ・・・それも好きではない種類の驚愕よぉ~酷過ぎるっ

だけど、『このラストの方が原作のラストよりも断然スティーヴン・キングっぽい』と思った。
そして、『映画の結末がキングの書いたもののようで、原作の結末の方が映画用に書き直された曖昧なラスト』のような気がして妙な感動を得てしまった―

 
物語は、ラストを除いて原作にほぼ忠実に描かれていた―

嵐の後、不気味な霧が山の方からやってくる。(この霧の不気味さをもっと見たかったかな)
息子のビリー(ネイサン・ギャンブル)を連れ、隣人のノートン(アンドレ・ブラウアー)とともにスーパーに買い出しに来たデヴィッド。
店はあっという間に霧に包まれ、店外から駆け込んできた者が、「霧の中に何かがいる!」と叫んだ。
電話もラジオも通じず、一寸先も見えないほど真っ白な外の状況が分からないため、不安な気持ちでスーパーに閉じ込められる人々―
 
そんな折、倉庫から外に出ようとした店員が巨大な触手を持つ何かに襲われ連れ去られた。
目撃したデヴィッドらは、外には得体の知れないものがおり、完全に危険であることを店の皆に知らせたが、人々の反応は様々だった―
容易に事実を受け留めようとはせず、自分の判断基準だけで押し通そうとする者―
これは神による罰だと言い始める者―
皆顔見知りであるはずの店内の人々は、己の信じる救いを求めてバラバラになっていく―
 
夜になり、明りの灯る店内を目がけて、今度は巨大な虫やコウモリのような怪物がガラスに激突してきた。
そして割れたガラス窓から入り込み、人々を容赦なく攻撃していく。
パニックになりながら人々は戦うが、命を落とす者も多かった―
 
追い詰められて極限状態に陥った人々は、『神の贖罪!』と叫ぶ狂信的なミセス・カ―モディ(マーシャ・ゲイ・ハーデン)の演説に聞き入りはじめ、店内は異様な空気に包まれる。
デヴィッドは息子を守るため、ダン(ジェフリー・デマン)やアマンダ(ローリー・ホールデン)らとともに店を脱出して生きる道を探そうと決心するが―
 

先にも述べたが、ほぼ原作に忠実な物語だったし、脚本は原作をよく理解した上での物語で、別に驚かそうという意図ではなくあのラストだったのでは―と思った。(あっ!でも好きではないです、あのラスト

本作のタイトルは『ミスト=霧』だが、霧が一体何だったのか―というような事は別段詳しく描かれてはいない。
軍による無謀なアローヘッド計画なるものの産物らしいことは示唆しているが、それを曖昧なままにし、霧の中の怪物に対しても少々微妙な造形で演出しているのみだ(超~怖かったけど


それよりもこれは、極限状態に陥った人々の異常心理を丁寧に描いた作品だと思う。
観客として冷静に(私の場合はビビりながら)見ていると、「危険と知らされながら、どうして無謀に外に出ようとするのか―」とか、「どうしてミセス・カーモディの訳の分からない言葉に人々がどんどん引きつけられるのか―」などと理解に苦しむが、あの状況に置かれた人々は、まるで取り憑かれたように何かを信じ縋ろうとする。
極限状態が去ってしまえば、熱病から醒めるように不自然な連帯感は消えてしまうのだろうが、恐怖に怯える人々を襲う異常心理はどうにもコントロールが出来ないのだろう。
「贖罪を!血の生贄を!」と叫ぶ人々が若い軍人にした事は、本当に恐ろしくて目を背けてしまった―
 
余談だが、原作にこんな文章がある。
「恐怖とは視野と知覚がひろがってゆくことである。(中略)
合理性が崩れはじめると、人間の脳の回路は充電過重になってくる。神経細胞の軸策突起が赤く熱を帯びてくるのだ。幻覚が現実となり、遠近法の関係で平行線が交わるように見える地点に、現実にきらめく水銀の池があらわれたり、死者が歩いて話をしたり、バラの花が歌を歌ったり、しはじめる。」
店内にいた人々は皆ある種の狂気を纏っていたのだ。誰しもが―

 
だからこそ、幼い息子の父親であり、一番冷静でまともな判断をしているように見えたデヴィッドに対して観る者は感情移入してしまう。
彼こそは、この異常な空間で唯一正しい判断をしたと確信しながら・・・
だが、決してそうではなかった―
それがこの作品の恐ろしいところだと思う。
極限状態では、人は誰もが誤った判断を下してしまうのか―

では、どうすれば良かったのか―
彼らを救うのは、残念ながら、理性でも勇気でも正義でも愛情ですらもなく、所詮は運次第だったのだろうか―
とてつもなく虚しくなって、ハンカチで目を覆う暇もなく劇場を後にした。
好き嫌いは別にして、これはキングの映画化としては成功だな―と確信しながら―
   (3.5点)

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ビフォア・サンライズ 恋人までの距離

2008-05-13 18:45:55 | 映画【は行】

レンタルで鑑賞―
【story】
列車の中で偶然出会ったジェシー(イーサン・ホーク)とセリーヌ(ジュリー・デルビー)は、意気投合して列車を途中下車し、ウィーンの街をあてどもなく歩く。しかし楽しい時間はあっという間に過ぎ、やがてお互いの生活に帰る朝がやってくる―
   監督 : リチャード・リンクレイター 『スクール・オブ・ロック』『ビフォア・サンセット』

【comment】 (*ネタばれ気味です)
                  ロマンチック過ぎるっ
もう~ドキドキ、二マ二マ、萌え萌えで・・・時々一時停止して「キャ~~~」って言いながら鑑賞しちゃった
これは、素敵な素敵なラブロマンス―こんな出会いに激しく憧れちゃうなぁ~^^・                
 

ジェシーはアメリカ人でセリーヌはフランス人。
二人は旅の途中で乗った列車の中で運命的に出会う。
そして、ふとしたきっかけで交わした会話が弾み意気投合した二人は、一緒にウィーンの街に降り立った。
ジェシーがアメリカに帰るのは翌日の朝の飛行機・・・
それまで、知らない者同士の二人はウィーンの街をあてどなく歩く― キャ~

  列車から降りた二人は、はじめはチョット照れくさそうでとっても可愛い。コチラまでドキドキして恥ずかしくなっちゃう―
  バスに乗り、、、≪質問タイム≫のはじまりはじまり~お互いのプライベートを質問し合う。
この時の初々しさが胸キュンキュンキュ~ンですぅ~
で、、、この後二人は、散歩をしながらずっと哲学的とも思えるような会話を続けるの~
「よく話が続くよな~」(よくセリフ覚えたな~・笑)って思うほど会話だらけ。
これが苦手な方は映画を楽しめないかもしれないけれど、私は二人の会話がツボ
あんな風に自分の考えている事を素直に話し合えるっていいなぁ~って思ったわ。
また、レコード店の試聴室、観覧車(イチオシのシーン)、占い師や詩人との触れ合い、、、などのシーンでも二人の気持ちが伝わってきて、、、ドキドキしたり切なくなったり。
こんなに素敵な二人がもうすぐ別れなければならないなんてっ― 誰かどうにかしてっ!!

  夜も更けて、レストランに入った二人は、≪電話ごっこ≫でお互いの気持ちを確かめ合う。これがまた可愛い
「離れなければならない、でも一緒にいたい―」揺れ動く心(悶絶・泣)
二人は、大人の選択として「もう二度と会わないことにしよう」と決めるけど―
 
超~惹かれ合っている二人は、別れ際にどうするのでしょうか―
 

ずっと二人の会話、会話、会話、、、なんだけど、美しいウィーンの町並みを楽しみながら、琴線に触れるセリフを堪能し、ロマンチックな関係に果てしなく入れ込めると思う。
そうそう、私の心に残ったセリフは、セリーヌの言った
『神さまは人の心の中にいるのではなくて、人と人のわずかな空間にいる―』
『もし魔法があるとしたら、人が理解し合おうとする力のことで、たとえ理解出来なくても相手を思う心が大切―』
これにはジーンとしちゃったなぁ~

運命的な出会いってあるのね―って素直に思える素敵な作品で~す
                            (4.5点)
                 
でね、、、こちらには続編があって、9年後が描かれています。
 
 コチラ『ビフォア・サンライズ』
二人のその後が気になって気になって早速観ちゃいました~
でも、私的にはイマイチでしたぁ~   (3点)くらいかな。
30代になった二人は再会を喜び合うんだけど、ちょっと現実的な問題の渦中にいて、、、ロマンに欠けたかなぁ~
終わり方も曖昧だったので、「えっえ~~~どうなるの~」と地団駄を踏んだりして(笑)
いい映画だけど、私は自分の妄想で、「あの二人は再会して幸せになった―」と思っていた方が満足だったかもです。ベタ好きなので

さて、私、イーサンにかなり萌えてましたぁ~(最近、自分の好みが分からない・汗)
のんびりイーサンの作品を観ていきたいな

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最高の人生の見つけ方

2008-05-11 14:25:10 | 映画【さ行】

ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン。
どちらも大好きな俳優さんなので楽しみにしていました~
【story】
仕事に人生を捧げた大富豪エドワード(ジャック・ニコルソン)と、家族のために地道に働いてきたカーター(モーガン・フリーマン)は入院先の病室で知りあった。共に余命は6か月。やりたいことをすべてやり尽くそうと決意し、無謀にも病院を脱出。“やりたいことリスト”を手に、さまざまなことに挑戦する―
     監督 : ロブ・ライナー 『スタンド・バイ・ミー』『アメリカン・プレジデント』

【comment】
とてもいい映画でした~
じんわりと温かく、適度にユーモラスで、、、ホロリとくる・・・そんな映画でした。 
 
エドワードとカーター。
エドワードはかなり傲慢な性格で、一代で富を築き上げた大富豪。
4度の離婚歴があり、うなる程の財力がありながら私生活は閑散としています。
カーターは博識で誠実な人柄で、富とは無縁ですが家族からはとても愛されています。
彼は、家族のために油まみれになりながら自動車整備工として45年間働いてきました。

全く正反対な人生を歩んできた何の共通点もない二人は、ガンを患い、何の因果か同室での入院生活を送ります。
そしてある日決定的な共通点が、、、
ともに余命幾ばくもない事を医師から告げられるのです―

そんな時に、カーターが何気なくメモに記した“THE BUCKET LIST(原題)=棺桶リスト”を見たエドワードは、「命のあるうちにやりたいことを一緒にやろう―」と誘います。
 
さて、その“棺桶リスト”には、二人の性格を如実に表す項目が書き記されました。
真面目なカーターが記した項目は、
 ・見ず知らずの人に親切にする
 ・荘厳な景色を見る
 ・マスタングで疾走する
 ・泣くほど笑う
などなどで、チョイ悪オヤジのエドワードが書いたのは、
 ・スカイダイビングをする
 ・世界一の美女にキスする 
 ・ライオン狩りをする
 ・刺青をいれる
などなどです。何だか楽しいですね・・・

カーターの妻は、病気の体でよく知らない人物と過ごすのは止めて欲しい―と懇願しますが、カーターは病院を出てエドワードとともに旅に出る決心をします―
 
 
ではでは、病気でありながらも陽気でパワフルな二人のオヤジの勇姿をご覧ください―
  スカイダイビングでGO
 
  マスタングでGO
 
 
死を目の前にしている二人の初老の男性の物語なのに、あまり湿っぽくなく爽やかな気持ちで見られるのは、やはりジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの持ち味が素晴らしいからだと思います。
二人ともそれぞれの地なのでは―?と思える自然体な演技で魅了します。
ニコルソンは我儘でお茶目なエドワードそのものに見えましたし、フリーマンの物静かで断固たる信念を秘めた知的な眼差しは、カーターそのものだと思えました。
この二人だからこそ映画が素晴らしいヒューマンドラマに仕上がったのでしょう―
 
「病気なのにやけに元気―」とか、「エドワードがお金持ちだから好きなことが出来た―」という傾向も無きにしも非ずですが、自家用機で自由に飛び回り、嬉しそうにリストをクリアしていく二人を楽しい気持ちで見守れました~
それに、お金では実現できない項目がリストにチラホラあったのも好印象でした。
『世界一の美女にキスする』や『泣くほど笑う』『見ず知らずの人に親切にする』、、、などには、素直に納得出来て心打たれ、笑いや涙を誘われました。
エドワードとカーターは、お互いの人生に欠けていたものをプレゼントし合えたのでしょうし、二人は死を前にして知り合えた大切な友人同士だと思えて心が温まりました。
人の出会いは何ものにも代えがたい素晴らしい奇跡を生むんですね~

  
それから、ピラミッドで二人が交わした言葉が印象的でした。
「自分の人生に喜びを見つけたか」そして、「他人の人生に喜びを与えたか」というものです。
私はどうかなぁ~と自分について色々考えました。
勿論“マイ棺桶リスト“についてもアレコレ思いを馳せましたし、、、

本作には、とてもアドリブが多かったそうです。
フリーマンの顔のホクロについてニコルソンが質問するシーンもアドリブだったようで、そこでは思わず吹き出してしまいました。
そういうちょっとしたユーモアが、この映画をより温かなものにしたのかもしれません。

ご家族が病気をされている方や、病気で大切な方を亡くされた方では、また映画への感じ方も違ってくるとは思いますが、、、名優の地に足のついた円熟な温かみのある演技を堪能出来るいい映画だと思います―

     ラストシーンも素敵でした・・・  (4点)

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【本】イン・ザ・プール

2008-05-09 17:40:00 | 本【小説・日本】

       『イン・ザ・プール』      奥田英朗      文春文庫
【comment】
ちょっとAmazonの書評を覗いたら・・・評判がいいので読んでみました~
本作には≪伊良部総合病院神経科≫に通う患者さんのお話5話が収められています。
先日読んだ『真夜中のマーチ』同様軽くて読みやすかったで~す。
全然知りませんでしたが、これは映画にもなっているんですね~
   松尾スズキさん主演でオダギリジョーさんも出ているそうです。

で、私の感想ですが、、、困ったことにイマイチ好きになれませんでした~
うわ~~~ん、世間の評判とはまたズレちゃったよ~~~ん少数派の孤独感・・・
あのね、面白いっちゃー面白かったのです。
声を出して笑ったりもしたんです。
現代人が抱える悩みというか特性を5人の患者さんたちになぞらえているので、「あ~こんな人もいるかもなぁ~」って気にさせられながら一気に読ませてくれるんです。
でもですね、個人的にですね、≪病気≫に対する深刻さとユーモアのバランスがしっくりこなくてですね、時々引いたり不快感を供なっちゃたりしたんですぅ~

で、5話の主役となる方々ですが、、、
*『イン・ザ・プール』:大森和雄(38才) 心身症、プール依存症
*『勃ちっ放し』:田口哲也(35才) 陰茎強直症
*『コンパニオン』:安川広美(24才) 自意識過剰、妄想癖
*『フレンズ』:津田雄太(高2) 携帯電話依存症
*『いてもたっても』:岩村義雄(33才) 強迫神経症

患者さんがそれぞれ抱える問題は、失礼ながら少々滑稽ではあるのですが、、、それでも本人たちにしてみれば超~深刻なわけで・・・
症状が激しくなる患者さんの様子を読んで笑いはしましたが(汗)、「ここで笑ったら失礼かも・・・」という訳のわからない理性が働いてしまいましたし、「作家さんも、ここであまり盛り上げたらイケナイんじゃ・・・」なんていらぬ心配までした次第です。いやはや融通が効かなくて申し訳ないですぅ~

さて、本作の特筆すべき大きな特徴は、患者さんを治療(?)する『医学博士・伊良部一郎』が超変わり者ってことです。
この医師のキャラを好きになれるかどうかで作品への印象も大きく違うと思うのですが、、、これが私にはダメでしたぁ~人気らしいのに・・・泣
伊良部医師で真っ先に思い浮かんだのは『チーム・バチスタの栄光』の白鳥です。
感覚的にキャラが被ってしまって・・・参っちゃったなぁ~
もし白鳥が持っている医師免許を使って医師をしたら、こんなだったんじゃーないかな?と想像しました。
でも、、、比べるのも変だけど、私としては伊良部よりも白鳥の方が好きかも・・・実があるんだもん(多分・汗)
本作だけでは伊良部が名医なのかバカなのか、全て考えてとった行動なのか偶然なのか、分からなかったので、「なんじゃーコイツは・・・ただのマザコン注射フェチか?!」って気持ちが過ぎっちゃったなぁ~
私は、トンデルっぽいキャラがトンデモナイ行動をする際は、圧倒的な実の裏付けを感じられる方が好きなんですぅ~

でね、伊良部のことを好きになれないまま読了しちゃったのが痛かったところです。

   文句を言ったわりには『空中ブランコ』も読んでみようかな♪
   直木賞だそうだから・・・気になって       (2.5点)

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キャンディ

2008-05-08 16:41:41 | 映画【か行】

レンタルで鑑賞―
【story】
強い愛で結ばれる詩人志望の青年ダン(ヒース・レジャー)と画家の卵キャンディ(アビー・コーニッシュ)。ダンはヘロインの常用者で、やがてキャンディも危険なドラッグの世界に足を踏み入れていく。2人はドラッグを手に入れるために身の回りのものを売りさばき、キャンディは街で体を売るようになるが―
     監督 : 二ーム・アームフィールド

【comment】 (*ネタばれ気味です)(goo禁止用語だらけでTBに支障があります・汗)
バカな二人、、、
これは、ドラッグに溺れる二人の若者、ダンとキャンディの物語だ。
ヒース・レジャーが主演でなかったら、きっと食指が動かなかったと思うほど暗く重たい内容で、観ていて時々息苦しくなった。
物語は3部構成で、それぞれに≪天国≫≪地上≫≪地獄≫とタイトルが付けられており、二人が辿った軌跡が綴られている―
 
最初に私は『バカな二人―』と書いた。
突き話した言い方だが、鑑賞しながらどうしようもない遣る瀬無さを感じ、、、ついつい何度もそう呟いてしまったのだ。
だが、詩人志望のダンと画家を目指すキャンディという芸術家を主演に据えたせいか、どこか詩的で美しく(決して二人を美化している訳ではなくて)物哀しい雰囲気が漂っており、最初は呆れてばかりいた二人に対し、「ここから抜け出して欲しい―」と必死に願いながら鑑賞した―


 ≪天国≫ 彼女の未来を壊す気はなく、ただ俺の人生を良くしたかった―
 
ダンは、とっくに親から見捨てられ、ジャンキーとしても10年選手で、定職もなく、だらしがなく、、、いいところと言ったら優しいところぐらいの青年だ。
そしてその優しさも弱さと紙一重といえる。
そんなダンが愛したのは可愛らしいキャンディ。
彼女もダンを狂おしいほど愛し、彼とともに麻薬の虜になっていく―
ここが私には解せなかった。
愛するダンに麻薬を止めさせようとするのではなく、自分も同じ中毒者になる―ってどういう事よ?と思ったのだ。
でもそれは、彼女の家庭環境、特に母親との確執にも起因しているのかもしれないし、彼女もダンと同じように弱かったのだろう。
とにかく、二人の1日のスケジュールといったらトリップorセックス―
その合間には無心、質屋、窃盗、、、挙句の果てには売春だ。
それなのに二人は、雑音の入らない二人だけの理想の世界にいて幸せだと思っている。
そして、あろうことか、何の生活力もないのに結婚までしてしまう。
その危なっかしい愛は、見ていて切ない程だった―

 

 ≪地上≫ 不安に苛まれる日々を過ごす―
 
二人の結婚生活が上手くいくはずもなく、、、愛に包まれた関係はすぐに荒んでいった。
キャンディは、生きるために、そしてドラッグのために娼婦になり、ダンは自分で働く気もなくただただ申し訳なさそうにしているだけ―
美しかったキャンディの顔はキツクなり、ハンサムだったダンの表情には生気がない。
二人の間に隙間風が吹きすさぶのは当然で、、、キャンディはダンに対し『ロクデナシ!』となじるばかりだ―
だが、そんな二人に重大な出来事が、、、キャンディが妊娠したのだ。
子どものために生活を変えようと努力する二人。
だが、ドラッグを絶つには想像以上の苦しみが伴い、とうとうキャンディは流産してしまう―
  ジェフリー・ラッシュ
                         ゲイのジャンキーで教育者という役でご出演

 ≪地獄≫ 愛しいダン。全てが金色だった―
        やがて亀裂ができ世界は崩れていった。何も生まない死の結婚―
 
流産という悲しみから、またドラッグ漬けになった二人は、生活を一新するために田舎へと引っ越すが、、、それでも生活は荒む一方だった。
『私たちはいつか終わる―』そう呟いたキャンディは、徐々に言動や行動に異常をきたし始め、とうとう精神を病み入院してしまうのだ―

ダンにとって全てであるキャンディ、、、だがダンは、二人の関係にある決心を下す―
 

男女関係だけでなく、人間関係というものは何らかの相乗効果を生みだすことがある。
それがプラスに働くのが理想的で、お互いのためにより良いのだろうが、、、
ダンとキャンディの場合は残念ながらマイナスに働いてしまったのだろう。
二人とも弱い人間で、甘えが抜けきれず、自堕落であることに罪悪感を持たず、ただお互い競うように悪しき方へと流れていくだけ―何度もドラッグを絶つチャンスがあったにも関わらず、スグに楽な方へといってしまう―
お互いの弱さに拍車をかける関係は、、、、やはりどこかでそれを断ち切る決心が必要なのかもしれない―

本作は、役者のジャンキーとしての鬼気迫る演技もあって、観ていて決して気分のいいものではなかったが、、、どんどん惹き込まれたし、ラストはとても良かった。
本当の意味でダンがキャンディを愛した瞬間かもしれない、と感じられた―

ヒース・レジャーの迫真の演技はいうまでもなく素晴らしかった。
返す返すも亡くなってしまったことが惜しまれる。
そして、アビー・コーニッシュの演技にはビックリした。物凄く上手かった。
彼女はこれからきっと大きく活躍する女優さんになると思う―     (3点)

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アレックス・ライダー

2008-05-06 15:32:25 | 映画【あ行】

レンタルで鑑賞―
【story】
両親を亡くしたアレックス・ライダー(アレックス・ペティファー)は、一緒に住んでいた叔父(ユアン・マクレガー)の交通事故死をきっかけに、叔父は銀行員ではなくMI6の諜報員で、自分がスパイになるべく武道や語学を仕込まれていたと知る。MI6にスカウトされたアレックスは、叔父の追っていたミッションを引き継ぐことになり―
     監督 : ジェフリー・サックス

【comment】
        
 私、これも、好きでっす
  可愛くって可愛くって萌え萌え状態で鑑賞しましたっ

 で、、、可愛いダーリンはこの子で~す
 
映画では14才の中学生。実際は1990年生まれだそうです。・・・わ・若いっ
そうかぁ~そんなに若いアレックス君にメチャンコ萌えたのね、、、私、、、(照)
ヨッシャ~~~
 これで自信がついた。
私はたとえ100才になったとしても、今と変わらぬ情熱を持って映画のイケメン発掘にいそしめるに違いない。
これで老後も安泰だ― (我ながら思考が突飛・汗)

  近いぞ、そこの女子
                                      
さて、本作の原作は、アンソニー・ホロヴィッツの子ども向けベスト・セラー小説『女王陛下の少年スパイ!アレックス』シリーズです。
  今回は第1弾の『ストームブレイカー』の映画化で、               
                     原作者自らが脚本を手掛けました。 
≪14才の中学生がスパイになっちゃう≫―という設定なので、少々子ども向けの作品になっていますが、なかなか面白い映画でした~
舞台は英国で、スパイというのは当然ながらMI6諜報員を指します。
まぁ~プチ007といったところでしょうか。


アレックスは平凡な中学生ですが、、、実は彼の叔父は敏腕スパイだったのです。
                            
叔父のユアン(すぐに退場・汗)
アレックスは叔父がスパイである事を知らず、、、ある日叔父が死んでしまった後に、その事実を知らされます。
そして、スパイになり叔父の仕事の後を引き継げ―と、怪しいMI6の面々(ビル・ナイ、ソフィー・オコネドー)に言われるのです。
「ありえねぇ~」って話ですが、実はアレックスは叔父から知らない間に武術やその他諸々を仕込まれており、14才とは思えない身体能力を持っていました。
また、頭脳明晰で冷静沈着、判断能力に優れた涼しい瞳のイケメンだったので、スパイの条件は揃っていました。
アレックスは愛する叔父の死の真相を探るため、そしてずっと世話をしてくれたシッター(アリシア・シルバーストーン)の永久ビザのため、、、軍隊での過酷な訓練をした後に、急成長したIT企業セイル社へとスパイグッズをしっかり持参して単身乗り込みます。
そこでは、新開発された『ストームブレイカー』というコンピューターを使ってのドス黒~い悪事が、社長(ミッキー・ローク)により行われようとしていました―
 

子どものスパイというと、真っ先に『スパイ・キッズ』を思い出すけれど、それよりも断然コチラの方が面白かったわ~
お話もわりとしっかりしているし、豪華キャストが皆面白い役どころを嬉々として演じてくれているのがイイ。
それに、ドニー・イェンがアクション監督を務めただけあって、アクションシーンもなかなか見応えがあると思う。若いのにアレックス君は頑張って色んなアクションに果敢に挑んでくれたと思うなぁ~(ちょっと贔屓目?・笑)

そもそも中学生がスパイということなので、ところどころ幼稚な展開はあるけれど(汗)、、、それを映画の味として楽しんじゃった方がいいかも。
1度シラケちゃうと最後までダメだろうけど、ハマれば楽しく鑑賞できると思いま~す

我が家は予定ゼロのGWに(泣)レンタル鑑賞して、とことん盛り上がりました~
コチラは、やはり男の子のいるお宅、イケメンに興味が出てきた女の子のいるお宅、イケメンの活躍に目がなく愛情を注いでしまう貴女、、、には楽しんで頂けると思います

それでは、将来有望なアレックス君の勇姿を、、、

 
 
  クール&ビューティ
                                     (4点)

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かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート

2008-05-05 10:15:05 | 映画【か行】

レンタルで鑑賞―
【story】
タイガー(ニコラス・ツェー)は、孤児たちが集まる道場龍虎門“ドラゴン・タイガー・ゲート”で育つ。ある日、彼は食事中のレストランで秘密結社“江湖”の連中といざこざを起こす。中でも一番の使い手ドラゴン(ドニー・イェン)の強さに歯も立たなかったタイガーだが、実は、彼こそが長年探し続けていた生き別れた兄だった―
     監督: ウィルソン・イップ

【comment】
       私、これ、大好きっでっす
 カッコ良くってカッコ良くって脳天パー子状態で観ましたっ

 
 これがこれに
原作は、香港の人気コミック『龍虎門』だそうです。
絵よりも人間たちの方が、、、素敵っ~~~

ドラゴン・ウォンをド二ー・イェンが、タイガー・ウォンをニコラス・ツェーが、ターボ・セックをショーン・ユーが演じています。
ああ~これは劇場で観たかったなぁ~
公開時にmigさんの記事を見て、観たいなぁ~と思っていたんだけど、1日の上映数が少ない上にスグ終わっちゃって見逃したの悔やまれる、、、
 

あのですね、お話はですね、ハッキリ申し上げて何が何だかよく分からなかったし、途中でクサくて笑っちゃったりもして、、、
で、借りてきて2回連続で観たわりには、説明もよく出来ないんだけど(汗)、
要は、正義を貫く『龍虎門』にはドラゴンとタイガーという兄弟がいたんだけど、幼い頃に生き別れになったの。
時を経て二人は再会するんだけど、ドラゴンは悪の組織に属していたわけ。
ちょうどその頃、ヌンチャクの使い手ターボが龍虎門に弟子入りしようとやってくるの。
で、色々あって(物凄く省略ゴメン)、ドラゴンとタイガー、ターボは、1番の悪の巣窟『羅刹門』のボスで史上最強のジブミに戦いを挑むわけよ~
       お分かり?(←ジャック・スパロウ風に・笑)

 
とにかく本作は、あまりにもぶっ飛んだ
アクションが最高です。
それこそありえねぇ~
って感じで、手をバンバン叩きながら鑑賞しちゃった
日頃の辛く切ない憂さを
パカ~ンとすっ飛ばしてくれる爽快さだわ~
アクションシーンの派手ップリは、『ドラゴンボール』やアメコミみたいな世界なので、
最早人間じゃない程身体能力のあるイケメン
が、凄い技でひたすらド興奮のるつぼへと誘ってくれるのに身を任しましょう―
それ以外は求めてはいけません(笑)
中途半端な兄弟の絆、そこはかとない友情、淡い恋、一族の使命、義理人情、、、
みんなみんな漫画のノリで潔く受け止めて軽く流してあげましょう―
で、、、、クライマックスの怒涛の戦いを堪能するこれに尽きる作品だと思いま~す。

男の子がいるお宅(何才でも男の子です・笑)、イケメンの戦いに目がない貴女、楽しけりゃーある程度のバカがOKの貴方、、、さぁ~早速レンタル店へGO

  ターボちゃん可愛い
  主役のドラゴンはちょっとイケメンとは違うような(汗)
                     でもアクションシーンはスゴイ
 
 きゃ~素敵~~~タイガー
            『PROMISE』では気が付かなかったけれど・・・何て可愛いのっ

アクションシーンだけ何度も観たい
                                   (4点)

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NEXT-ネクスト-

2008-05-03 11:27:00 | 映画【英・数字】

『ナショナル・トレジャー~』の時も髪型が気になったニコちゃん
どう~しても目がオデコより上にいってしまう
【story】
ラスベガスの小さなクラブでマジシャンをしているクリス(ニコラス・ケイジ)は、未来を予知する能力を隠し持っていた。一方、ロサンゼルスのどこかに核爆弾が仕掛けられ、アメリカ全体が2時間以内に壊滅する危機にさらされる。FBIのカリー(ジュリアン・ムーア)はクリスに協力を依頼するが、彼が予見できるのは自分の身の回りに起こるほんの2分先の未来で―
     監督 : リー・タマホリ

【comment】 (*辛口の上にネタばれ気味です
『ブレードランナー』『マイノリティ・リポート』の原作者、フィリップ・K・ディックの短編小説『ゴールデン・マン』を基にした作品という事だが、原作からは≪2分先の未来が見える≫というアイデアだけを拝借し、全く違う物語にしたらしい。
でね、、、
    どうせなら、もっとマシな物語に出来なかったものかしら?
    これじゃあ~なんじゃこりゃあ~って感じですぅ~

不思議髪型健在
ニコちゃん扮するクリスは、自分に関係のある2分先までの未来が見える。
で、、、最近何故か会ったこともない女性を未来の映像で見るので、それがどういうことなのか探りたいと思い、その女性リズ(ジェシカ・ビール)に近づく。
一方、核爆弾が何らかの目的で(これがよく分からない・汗)、悪者によってアメリカに持ち込まれるという大事件が起こり、FBIは上へ下への大騒ぎだ。
そこで、悪者たちが仕掛ける核爆弾の場所を特定し、爆発を阻止するための必殺技として、≪2分先の未来が見える男=クリス≫に何が何でも捜査協力させようとする。
また、FBIの動向を逐一観察していた悪者たちも、折角の自分達の悪巧みを邪魔させないために、≪2分先の未来が見える男=クリス≫を抹殺しようとする。
クリスを巡ってFBIと悪者たちが勝手に暗躍するが、、、クリスは自分が利用されることを嫌い、やっと巡り合ったリズとともにモーテルでラブラブだったのだが―
 
ダ・ダメだわ・・・物語のあらすじを書くのにもイチイチ皮肉っぽい言い回しになっちゃう。
スミマセンですぅ~別に私は嫌味な人間ではないつもりなんですぅ~お許しを
でもね、どう~~~しても途中からシラケちゃって、、、
だって、800万人を死滅させるかもしれない核爆弾があるというのにですよ、FBIも悪者もクリスを追っ掛け回すってどういう事よ~~~って思ったんですぅ~
そこが解せなくて解せなくて・・・激しく引いちゃったなぁ~
FBIは、国家の一大事だというのに、たった≪2分先の未来が見える男≫を血眼になって捜してばかりで、その男を捕まえて爆弾のありかを探させようとする―そんな捜査能力しかないのなら、
    FBIなんか解散してしまえっっっ なぁ~んて思っちゃったなぁ~

悪者も一体何者だったのか・・・サッパリ分からない(汗)
で、イライラしながら鑑賞していたら、、、オチがっ オチがぁぁぁ
かなりビックリ&ガックリでした。個人的に何の魅力も感じなくて(滝汗)
まぁ~リズとの出会いがクリスの能力を高めた―ということなのでしょうが・・・どうなんでしょ、これって
 
そこで、僭越ながら考えましたぁ~
ああいうオチにするのなら、せめて3段階くらいを経ないとイケなかったのではないかと。

で、、、≪鑑賞後、映画館の駐車場で悶々と考えた映画のスジ―単純思考回路編≫
     (*注:妄想族の戯言です)

①2分先までの未来が見えるクリスは、先住民居住区で働くリズの未来を見ることを通して、悪者が核爆弾を爆発させることを知る。
②クリスからFBIに近づき、疑心暗鬼のFBI(カリーだけは彼の能力を信じた)に情報を与えて悪者を捜索する。
③リズがそばにいると自分の能力が極端に高まることを知ったクリスは、順調に未来を見通していたように思えたが、、、捜査の過程で誤りがあり核爆弾が爆発する―
④だが、それはクリスが見たビジョンだった。その最悪のシナリオを変えるために、新たに開拓した能力―長時間見通せる力や分身の術を駆使し、一筋縄ではいかない悪者をを無事逮捕する。
⑤ところが、それはまたまたクリスのビジョンで・・・・・エンド
⑥エンドロール後、クリスが先住民に関係がありそうな意味深な映像で幕を閉じる―

なぁ~んていうのはどうかな?  ハハハ・・・ありがちですね
でも、これだと2分先ってキーワードが関係なくなっちゃか・・・まぁ~映画も関係ないみたいだったけど(笑)

 
とにかく、個人的にはシラケモードでの鑑賞でした~
アイデアはいいのになぁ~何だか残念だったわん。
それから一つ気になったんだけど、ニコちゃんの顔だけアップの時って、何だかオデコの真ん中あたりから映すアングルが多かった気がする気にし過ぎ?  (2点)

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