★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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いつか眠りにつく前に

2008-02-29 09:14:14 | 映画【あ行】

アン役ヴァネッサ・レッドグレーヴの娘役を実の娘ナターシャ・リチャードソンが、ライラ役メリル・ストリープの40年前を実の娘のメイミー・ガマーが演じ、二組の母娘共演を果たした本作。
感動作だということだが・・・
【story】
死の床にある老婦人アン(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)を、2人の娘コンスタンス(ナターシャ・リチャードソン)と二ナ(トニ・コレット)が見守る中、アンは、娘たちの知らないハリス(パトリック・ウィルソン)という名前を何度も口にする。そんな中、アンの記憶は1950年代のある出来事へとさかのぼっていく。親友の結婚式のため、海辺の町を訪れた彼女は運命の恋に落ちるが、その恋は取り返しのつかない悲劇を引き起こす―
     監督 : ラホス・コルタイ

【comment】 (*ネタばれ気味かも・・・)
誰にでも、忘れられない過去があるだろう。
普段は心の奥底で深い眠りについているそれは、時の経過とともにぼやけてしまっても、自分なりに程良く装飾するせいか色褪せることはなく、ふとした瞬間に目を覚まし心の表面を訪れる。
そして、その自分自身の分身でもある記憶の断片たちは繰り返し問い掛けるのだ。
「自分の人生はこれで良かったのか―」と―

 

死の淵を彷徨うアンは、恋も結婚も子育ても夢も・・・何一つ上手くいかなかったのではないか―という後悔からか、今まで決して1度も口にしたことがなかった名前をうわ言のように繰り返す。
アンの朦朧とした意識は、病床を見舞う娘たちと40年前の出来事とを彷徨い始める。

アンが呼んだ名前―それは、彼女の人生で1番心動かした人、ハリスだった。
親友ライラの結婚式で、海辺の別荘に招かれたアンはハリスと恋に落ちた。
だがその恋は叶わなかった―
ライラが結婚式を控えながらも幼い頃からハリスを愛しており、ライラの弟バディがアンを愛していたのだ。
それに、、、一瞬で恋に落ちた二人を疎遠にしてしまう程の悲劇が起きてしまう―

 

さて、、、本作は、美しい海辺の風景や時折挟まれる幻想的な描写、豪華な出演者の演技など見どころが多く、途中までは映画の雰囲気にとても魅せられた。
アンの過去の出来事と、現在の娘たちの立ち位置の繋げ方も、少々ありきたりながら上手かったと思う。
だが、、、どう~もトコトンのめり込めなかった。

アンとハリスが惹かれあう様にはドキドキしたし、素敵な恋だと思ったのだが・・・う~む。
あの悲劇も悲劇なんだけど、、、それで疎遠になった恋なら縁がなかったんだろうし、アンが死を前にしてハリスの名前を呼び続ける根拠が弱かった気がしたなぁ~

 

それから、私は枝葉末節に拘る人間なので、どうしても気になることが・・・
バディのことだ。
私はバディがとっても印象に残った。
アンをずっと愛していたバディ。
お金持ちのお坊ちゃんで、自分自身が分かっていない甘ったれ。夢を語っても実はなく、酒に逃げるどうしようもない男。だけどロマンチストで優しいところもある。
アンは、そんなバディの気持ちを受け止めてあげなかったばかりか、公衆の面前で激しく拒絶してしまった。
それを思うとバディが可哀想で可哀想で・・・
アンは、その事を後悔しただろうか。
私は、ハリスとの恋が成就しなかったことよりも、寧ろ、「他にバディに何かしてあげられなかったか・・・」と思い悩むアンでいて欲しかった気がする。
だから極端に言えば、うわ言が「バディ―」であった方がしっくりきたかもしれない(笑)

 

それに、アンの40年前の記憶を彩る4人の若者の中で、バディが一番他者のことを思いやっていたと思えた。
アンは、ライラがハリスを愛していることを知りながらハリスに惹かれた―
ハリスは、ライラの気持ちもバディの気持ちも分かっていながらアンに手を出した―
ライラは、自分のことでいっぱいで、弟の気持ちを分かってあげられなかった―
バディは、姉の幸せを願い、アンを愛し、ハリスを慕っていた―
どうしようもない男だったが、誰よりも愛に真摯だったように思えたのだ。
だから、バディがアンにどうしても告げたかった一言とは何だったのだろう・・・と思いを馳せてしまったなぁ~

で、しつこく考えたりして・・・
アンの性格では、もしハリスとあのまま付き合っても、自分の夢を諦めきれずにハリスとうまくいかなかったのでは・・・って―

 

   『あなたが最期に呼ぶのは誰の名前ですか?』
っていう素敵なキャッチコピーの映画なのに、それには触れずに、例によって全く的外れな感想を持ってしまったが(汗)・・・
どう~も感性が干からびかけているせいか、そういう深遠なテーマには心動かされずに、「アンは40年経ってもハリスを忘れられないのなら、もっと頑張れば良かったのに・・・それに、別れた旦那さまたちの立場がないじゃ~ん」なんてロマンのないことを考えたりして(滝汗)
アンは、「私は過ちを犯した。私とハリスがバディを殺してしまった―」と言ったが、その『過ち』がイマイチ過ちに思えなかったりもして・・・(焦)

アンが悩める娘に、「幸せになろうと努力して―」と告げたが・・・それには共感できた。
努力せずに逃した幸せよりも、努力が足りずに逃した幸せを悔いる方が私は好みだ。
人生に完璧なんてないと思うし、過ち、後悔と二人三脚しながら、ジタバタでガタガタでみっともなくても常に前を見て生きていきたいなぁ~「これで良かったのか―」と、時折自分に喝を入れながら―

  パトリック・ウィルスンは、見れば見るほど
                         ケビン・コスナーに似ているわ~(3点)

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ケリー・ザ・ギャング

2008-02-27 17:17:57 | 映画【か行】

レンタルで鑑賞―
【story】
19世紀オーストラリアは、イギリスの流刑地としての役割を負わされ多くの犯罪者が送り込まれてきていた。ネッド・ケリー(ヒース・レジャー)の父も犯罪者としてアイルランドから送られてきた移民の一人。犯罪者の息子として不当な差別と偏見に苦しむネッドは、貧しいながらも真っ当に生きようとしていた。しかし16歳の時、無実の罪で投獄された彼は、出所すると弟ダン、親友のジョー(オーランド・ブルーム)、スティーヴとともに“ケリー・ギャング”を名乗り銀行強盗を繰り返す。やがて彼らの行動は、イギリス支配に苦しめられていた民衆の心を掴んでいく―
      監督 : グレゴール・ジョーダン

【comment】 (*ネタばれアリです)
ちょっとぉ~この映画ったらスッゴク良かったぁ~
何だか琴線に触れちゃって、、、感想を書くどころではないかも―

 

ネッド・ケリーは、イギリスの植民地だった19世紀のオーストラリアに実在した人物だ。
窃盗、強盗、殺人などの数々の悪行を犯したが、民衆の人気が高く、彼の伝説は今でも広く語り継がれている。
それは彼が、最下層の虐げられた人々の根深い不満の代弁者であったからだ―

     『誰だって虐げられれば道を誤る―』

 

ネッドは、アイルランド系両親の長男として生まれた。
父は罪を犯しオーストラリアに流された流刑人で、父の死後も、家族は、ヴィクトリア警官から常に目を付けられ不当に扱われていた。
そして、ネッドは16才の時に、偽りの証言により逮捕され3年間も投獄されてしまう。
出所後も、
必死で働いても貧しい生活から抜け出すことが出来ないばかりか、警官からの締め付けは益々強くなっていく―
     『家族に日が差す時がくるのだろうか―』
そうい思いながら、ただ働き続けたネッドだったが、ある日、警官からデッチアゲの罪を被せられ、今度は母が逮捕されてしまうのだ―

 

怒りに震えるネッドは、弟のダン、親友のジョー、スティーヴとともに本当の犯罪者へと変貌する。所謂『ケリー・ギャング』の誕生だ。
だが、銀行に押し入り金を奪っても、その金を貧しい人々に分け与えたり、貧しい仲間の債務証券を焼き払ったりしたので、ネッド一味の名声は高まっていった。
多額の賞金がかけられ、「ネッド一味を見かけたら誰でも撃ち殺しても罪に問わない」とまでされたが、誰も彼らを警官に売ったりはしなかった。
彼らの反骨精神が、長い間虐げられてきた人々の心を掴んだのだ。
ネッドは現存する声明文で訴えた―

     『虐げられてきた人々に正義と自由を!!』

 

さて、ケリー・ギャングを追う捜査官は、圧倒的な存在感を放つジェフリー・ラッシュが演じていたが、その捜査官指揮の元、ケリー達は追い詰められて最後の決戦に臨む。
トレードマークともいえる手製の甲冑を身に付けて勇敢に立ち向かったが、、、
物語は実話であり、、、全警官を、いや英国を敵に回した無法者の4人組は、とても哀しい結末を迎えてしまうのだ。
それでも最後まで惹き込まれて必死に成り行きを見守ったのは、オーストラリアの英雄と称えられるネッド・ケリーを、オーストラリア人の監督が、オーストラリア出身のヒースを起用して作った映画らしく、とても丁寧に真摯に描いていたせいかもしれない。
鑑賞後に分かったのだが、ほとんどのエピソードが史実に忠実であり、印象的なエピソードの『緑と金の帯』(ネッドが10才の時に人命救助の褒美として貰ったもの)についても血痕が残ったまま現存していると知ってジーンとした―

 

それから、ネッドが一時恋に落ちた人妻は、やはりオーストラリア人であるナオミ・ワッツが演じていた。
出番は多くなかったが、二人が最後に交わしたセリフは印象的でドキッとした。
ヒース:「俺たちは最初から縁がなかった」
ナオミ:「どうか死なないで―」
ガビ~~~ンだったなぁ~

 

ネッドの親友のジョーはオーランド・ブルーム。
ちょっと頼りなげで女たらしで、何を考えているのかイマイチ伝わり難い風貌がよく似合っていたと思う。(褒めています・汗)
それと、彼が親友のアーロンを手にかけた時は辛かったなぁ~

ネッド役のヒースは、きっとネッド・ケリーの伝説を知っていただろう。
英雄として語り継がれている人物を演じるのはどういう気持ちだったのだろうか。
顎髭を蓄えた精悍な風貌のネッドは、まだたった25才だったのに、運命の歯車に乗せられ、あれよあれよという間に良きにつけ悪しきにつけ時代の寵児となった。
まるで何かに追い立てられるようにして一時代を駆け抜けたネッドの強さ、そして脆さをヒースは上手く演じていたと思う。素晴らしかった―

 

結局ネッドは捕えられ、3万人以上も集まった嘆願書(6万人とも言われる)も虚しく、1880年11月11日絞首刑に処せられた。
彼は最後に、『人生とはこんなものさ・・・ああ・・・こういうふうになると思っていたよ』と呟いたそうだ―

 
    派手な映画ではないが、心に響くものを持った良作だと思う。
    未見の方に是非オススメしたい―  (4点) 

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☆第80回アカデミー賞授賞式

2008-02-25 08:06:15 | アカデミー賞・年間ベスト10・ドラマ・雑記

ロサンゼルスコダック・シアターで、人気コメディアンのジョン・スチュアートが司会を務める授賞式の模様を、WOWOWの生放送を見ながら速報でお届けします―

【作品賞】   『ノーカントリー』
作品賞、監督賞とも『ノーカントリー』が受賞です。公開が待ち遠しいですね~
デンゼル・ワシントンがプレゼンターでした。
ちょっと雰囲気が違ってビックリ貫禄があって怖そうな面差しでした。

【監督賞】   ジョエル・コーエン イーサン・コーエン 『ノーカントリー』
受賞したわりには淡々としたスピーチでした。
去年の監督賞のスコセッシがプレゼンターでしたが、、、受賞に対する喜びを体中で表わしていたスコセッシが懐かしくなりました~

【主演男優賞】   ダニエル・デイ=ルイス 『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
本命のダニエルが受賞しました。
発表前に映画の映像が少し流されるのですが、ほんの数秒観ただけでもダニエルの凄まじい迫力を感じました。
オスカー像をヘレン・ミレンから受け取る時には跪いて、「爵位についた気分です」と、とても穏やかにスピーチしていました。
プレゼンターのヘレンは、気品溢れる深紅のドレス姿でした。

ジョニーの受賞は残念ながらありませんでした。
ジョニーは、その場にいるのがまるで苦痛のように(笑)、ノミネートの紹介の時にうつむき加減でした~シャイなんだなぁ~ふふふ・・・
奥さんがしっかりとジョニーの右側に座ってサポートしていました。

【主演女優賞】   マリオン・コティヤール 『エディット・ピアフ/愛の讃歌』
名前を呼ばれた瞬間から感極まっている様子でした。
スピーチで、「人生よありがとう、愛よありがとう!ロサンゼルスは天使の街です」と言っていました。
美しい銀の刺繍が施された白いドレスのマリオンはとても美しかったです
プレゼンターのフォレスト・ウィテカーは紳士的で、喜びにふるえるマリオンを支えて舞台袖に下がって行きました~
      
 
【助演男優賞】   ハビエル・バルデム 『ノーカントリー』
前評判通りバルデムが受賞しました。
この方は、映画だと変な髪型をしていますが、実物はセクシーでとっても素敵でした~ 
監督に「史上最悪の髪型にしてくれてありがとう!」とスピーチした後、スペイン語でお母さまに感謝の言葉を捧げていた姿に好感度もアップで~す
プレゼンターは、益々貫禄がついた気がする(汗)ジェニファー・ハドソンです。  

【助演女優賞】   ティルダ・スウィントン 『フィクサー』
クールなティルダでした~ 
ルビー・ディーではないかと言われていましたが・・・意外な受賞でした。
ご本人も驚かれたようで、開口一番「どうしよう・・・」と呟いていました。
私はケイトの受賞を願っていましたが叶いませんでした。
プレゼンターは、去年『リトル・ミス・サンシャイン』で助演男優賞だったアラン・アーキン。
       
 
【脚本賞】   『JUNO/ジュノ』
脚本家ストライキがあったので注目されていた部門です。
プレゼンターは、すっかり年を取ったように見えたハリソン・フォードでした。

【脚色賞】   『ノーカントリー』  
コーエン兄弟が簡単なスピーチをしました。
プレゼンターは、お気に入りの俳優ジェームズ・マカヴォイとジョシュ・ブローリンで、コミカルに演出していました。

【撮影賞】   『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
ポール・ダノ君が喜んでいました~
プレゼンターは、ピンクがかった白いドレスのキャメロン・ディアス。

【編集賞】   『ボーン・アルティメイタム』
プレゼンターは、シルバーのドレスのレニー・ゼルウィガー。

【美術賞】   『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
やった~~~ジョニーの映画が受賞しました
黒いシックなタキシードに身を包んだジョニーは、受賞者に投げキッスをして、穏やかに微笑んで拍手していました。
プレゼンターはお腹の大きくなったケイト・ブランシェットです。


【衣装デザイン賞】   『エリザベス/ゴールデン・エイジ』
こちらには『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』もノミネートされていましたが、やはり素晴らしい豪華衣装を堪能出来たコチラが受賞しました。
プレゼンターはジェニファー・ガーナーです。

【メイクアップ賞】   『エディット・ピアフ/愛の讃歌』  
『ワールド・エンド』は受賞を逃しました~残念。
プレゼンターは『グレイズ・アナトミー』でお馴染みのキャサリン・ハイグル。
朱色のドレスのキャサリンは、ちょっぴり緊張していて可愛かったです。

【視覚効果賞】   『ライラの冒険 黄金の羅針盤』
『トランスフォーマー』じゃなかった・・・ちょっと残念だわ~ん。
プレゼンターは、ドゥエイン・ジョンソン。

【録音賞】   『ボーン・アルティメイタム』  
プレゼンターは、ジョナ・ヒルとセス・ローゲン

【音響編集賞】   『ボーン・アルティメイタム』
こちらのプレゼンターもジョナ・ヒルとセス・ローゲンです。

【作曲賞】   『つぐない』   
プレゼンターは、『魔法にかけられて』のエイミー・アダムスです。
今回の授賞式で、エイミーはプレゼンターやパフォーマンスで大忙しでした~

【歌曲賞】   『Once ダブリンの街角で』 “Falling Slowly”
『魔法にかけられて』から3曲ノミネートされていましたが・・・受賞はしませんでした。
プレゼンターは、何故か変な髪型で登場のジョン・トラボルタです。


【長編アニメ映画賞】   『レミーのおいしいレストラン』
可愛いレミーでした~
プレゼンターはスティーヴ・カレルと赤いドレスが素敵なアン・ハサウェイ。

【外国語映画賞】   『ヒトラーの贋札』(製作国:オーストリア)
この作品は、こちらでは上映がありませんでした。DVDが出たら鑑賞したいと思います。
浅野忠信さんが出演した『モンゴル(原題)』(製作国:カザフスタン)は、残念ながら受賞はなりませんでした。
プレゼンターは、藍色のドレスのぺネロぺ・クルス。相変わらずお美しい・・・

【長編ドキュメンタリー賞】   「『闇』へ」
プレゼンターはトム・ハンクスです。

【短編ドキュメンタリー賞】   『
フリーヘルド(原題)』
こちらのプレゼンターもトム・ハンクス。

【短編アニメ映画賞】   『ピーター&・ザ・ウルフ(原題)』

【短編実写映画賞】   『ザ・モザート・オブ・ピックポケッツ(原題)』
プレゼンターはオーウェン・ウィルソン。今日は真面目な様子だったので、かえって可笑しかったです。

【名誉賞】   ロバート・ボイル(98才) 美術監督
輝くばかりに美しい二コール・キッドマンがプレゼンター。黒い素敵なドレスを着ていました。


≪メモリアム・トリピュート≫
授賞式では、毎年、亡くなった映画関係者の映像が流されます。
追悼の意味を込めて厳かな雰囲気が漂いますが・・・今年の最後の映像は、『ブローク・バック・マウンテン』のヒース・レジャーでした。

    
*「今年はジョニーが会場に来る!!」と思って凄く楽しみにしていましたが、インタビューもなく、映像にもほとんど映らず・・・残念でした。ちょっと欲求不満ですぅぅぅ~
    
  もっとジョニーが見たかったし声も聞きたかったわ~ん

*妊娠中のケイト・ブランシェット、二コール・キッドマン、ジェシカ・アルバは、、、妊婦とは思えない美しさで登場しました。
今回ケイトは助演、主演でノミネートされていましたが、どちらも逃して残念です。
   

*いつも女優さんたちの素敵なドレスを見るのも楽しみの一つですが・・・今年は「これだっ」ってドレスはなかったような気が・・・
というか、例年よりも授賞式前の俳優さんたちへのインタビュー時間が短くて、あまりドレスチェックが出来なかった気がします。
気になったのは、ヒラリー・スワンク、二コール・キッドマン、マリオン・コティヤール、アン・ハサウェイかなぁ~
  
  

                     ☆第79回アカデミー賞授賞式の記事です
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ライラの冒険 黄金の羅針盤

2008-02-24 13:15:35 | 映画【ら行】

かなり前から予告がガンガン流れていたので楽しみにしていた
ちょっと評判がイマイチかな?って感じだけど、、、子どもと吹替え版で鑑賞―
【story】
“オックスフォード”の寄宿生である12歳のライラ・ベラクア(ダコタ・ブルー・リチャーズ)は、一心同体の守護精霊“ダイモン”という動物といつも行動をともにしていた。そんな不思議な世界で、謎の組織に子どもたちが誘拐される事件が続発、親友を誘拐されたライラは自ら捜索に乗り出す―
 ~フィリップ・プルマンの児童文学を完全映画化したファンタジー・アドベンチャー~
     監督 : クリス・ワイツ 

【comment】
面白かった~ワクワクしながら鑑賞しちゃった―
次回作も楽しみだなぁ~

 

いや、、、この物語の世界を理解するのには少々手間取って、今もちゃんと説明出来そうにないんだけどね
もしかしてこれは吹き替えで観て正解だったかも・・・特に子どもは字幕だと訳が分からなくなりそうだもの。
本作独特の専門用語、『ダイモン』『ダスト』『ジプシャン』・・・などの説明は、日本語で聞いてもイマイチついていけなかったし(汗)
物語設定を簡単に言えば―
『私たちの世界と似ているようで違う平行世界(パラレルワールド)。そこでの人間はダイモン(守護精霊)を連れていて、人間とダイモンは決して切り離せないパートナーだ。』
ってことみたい。(パンフレットの抜粋だけど・汗)
で・・・その世界に、マジステリアムっていう悪(?)の組織があって、世界を支配しようと目論んでいるんだけど、、、それを阻止(?)出来るのがライラってことみたい。
何だか「?マーク」ばっかりで、申し訳ないわ~~~
確かなのはですね、『12才のライラって女の子が、真実を示すという≪黄金の羅針盤≫を読み解くとこが出来る世界でたった一人の特別な存在』だってことかな。
で・・・その気が強くってお転婆のライラを巡って、壮大なる冒険が始まったわけですよ・・・はい。(何だか説明になっていないような気が・汗)

  

ライラを演じたダコタちゃんは、先日来日した際にTVで観たら、とっても可愛い女の子だったんだけど、映画の中では意地悪臭~い顔をしていてちょっと残念
気が強い役だから仕方ないもかのしれないけれど、、、もっと優しい顔も見せてくれると良かったのになぁ~
でも、ライラのダイモンは超~可愛かった
で・・・「私もあんな可愛いダイモンがいたらいいなぁ~」と思って、公式ホームページで自分のダイモンを調べてみたら『トラ』だった 「もっと可愛いダイモンにならないかな?」と、再度挑戦したら『ライオン』だった・・・・・気が強いのかしら?私(汗)

 

さてさて、曰くありげな悪役のコールター夫人を演じた二コールは綺麗だったなぁ~
メイクをキツメにして、嫌~な性格の夫人を演じていたけど、意外にハマっていた。

 
 

ライラの叔父はダニエル・クレイグ。
渋くてカッコ良かったし、本作での出番は少なかったけれど、今後は大事なキーマンとして活躍してくれそう

 

最近ファンタジーは、アレもコレも・・・と見慣れてしまったので、本作に、それ程目新しい映像やパンチの効いた盛り上がりは感じなかったけれど、「この先どうなるんだろう・・・」というワクワク感でグイグイ引っ張られた。
ちょっと不思議なパレラルワールドなんて夢があっていいし、≪黄金の羅針盤≫を手にしたライラが、『鎧グマ』や『魔女』(エヴァ・グリーン)、『ジプシャン』や『気球乗り』(サム・エリオット)と遭遇しながらの冒険は面白かった。
よく世界観が分からなかったわりには、結構気に入ったみたい~エへへ
一緒に観た子どもは随分楽しんでいたので、多分お子さんは喜んで観てくれると思いますよ~

冒頭に、『ライラの冒険』の3部作についてのテロップが流れ、
第1作の舞台は、われわれの世界と似た世界であるが、多くの点で異なる。
第2作の舞台は、われわれが知っている世界である。
第3作は、各世界間を移動する。
とあったので、次回作は、ライラの世界ではないコチラの世界での冒険が観られるはず・・・
      どんなお話になるか楽しみだなぁ~   (4点)

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【本】死神の精度

2008-02-22 08:58:20 | 本【小説・日本】

         『死神の精度』      伊坂幸太郎      文芸春秋
【comment】
千葉は死神だ―

気が遠くなる程長い間存在している千葉は、時々人間界を訪れては仕事をこなす。
勿論仕事とは人の死に関わっている。
だが、千葉が独断で人の死を決定したり操作しているわけではない。
情報部からの命令を受け、死ぬ予定の人物に近づき、7日間でその人物を調査し、死んでもいいと判断すれば『可』、まだ死ななくていいと思えば『見送り』の報告をするのが千葉の役割りだ。
そして死に方も
千葉が決めているわけではない。
情報部が決めた死に方で死んでいく人間の死をただ見届けるだけだ。
対象人物が死ぬのは調査終了後の翌日、つまり8日目ということになる。
一つ大事な点は、死神は、病死とジサツには関わっていないことだ。
事故などの不慮の死にだけ千葉たち死神は関わっている―

さて、ここで死神の主な特徴を述べておこう。
①CDショップに異常に入り浸る
―死神はミュージックをこよなく愛している。人間が生み出した最も偉大なものはミュージックで、最も醜いものは渋滞だ、と思っている。
②苗字に町や市の名前が使われている
―死神は、人間界に来るたびに姿形を変える。ターゲットの人物に1番近づきやすい容姿になるためだ。だが、名前はいつも同じである。
③受け答えが微妙にズレている
―死神は、あまり人間に興味を持たない。なかには人間に肩入れする死神もいるらしいが、少なくとも千葉は人間のことはどうでもいいというスタンスだ。そのせいもあってか、微妙に人間との会話に上達がなくズレズレである。
④素手で人に触ろうとしない
―人間は死神に素手で触られると気を失う。そして1年寿命が縮む。だから死神はなるべく手袋をして人間に触らないように気を付けている。
⑤いつも雨にたたられる
―これは死神全般にいえることではなく千葉に限ったことである。彼が仕事をする時はいつも雨。猛吹雪も時もある。従って千葉は、晴れ渡った空というものを見たことがない。
以上が死神、若しくは千葉の特徴である―

本編は、死神・千葉が関わった6つの物語で構成される。
①死神の精度―自虐的で鬱気味の女性の愚痴を聞く死神
②死神と藤田―任侠なヤクザの男の生き様を見届ける死神
③吹雪に死神―吹雪の中の洋館に閉じ込められた、アガサ・クリスティ的な事件簿
④恋愛で死神―片想いをする青年の切ない物語
⑤旅路を死神―殺人を犯した若者と十和田湖までドライブする死神
⑥死神対老女―千葉が死神だということを見破った老女は・・・


で、感想であるが、「死神という設定はどうなのよ・・・」という気持ちで読み始めたが、またしても伊坂氏らしい風変りでセンスのいい、何とも不思議な空気を持った作品ばかりで堪能出来た。
短編なので読みやすく、その終わり方も潔くて気持ちいい。

千葉が6種6様の人と出会い、死についての『可』『見送り』の判断をするわけだが、、、人の死をテーマにしているようで、深刻さのようなものはあまり感じられない。
変な話だが、物語の延長線上に死があるのに、まるで生を描いているように思えたのだ。
みっともなかったり、一生懸命だったり、虚しかったり、または純粋だったりする人間たちが、今この時を一瞬でも輝き、今ただここにいるだけ―という感覚が常にあった。

6つの物語は独立しているが、例によって、微妙に時のズレがあったりしながらさり気なく関わっていたりする伊坂氏らしい技も見せていた。
今回は『重力ピエロ』の春君も
出てきて、千葉と随分長く会話しているのも面白かった。
それと、死神がミュージックを愛していたので『オーデュボンの祈り』の荻島を思い出した。
荻島にはミュージックがなかったから、死神が行きたくない場所だろうなぁ~なんて思った。
でもあそこには桜がいるからいいのかな・・・と思ったり(笑)

さて、お洒落で気が利いていて、さり気ない伏線が張り巡らされ、大変面白い作品ではあったが・・・今回はどこか血が通っていない空気を感じなくもなかった。
伊坂さんの作品を5冊読んで思ったのだが、時々どう~も何かが欠けているような気持ちに襲われることがある。(生意気言ってスミマセン・汗)
でも、それが何なのか、言葉でどう言っていいかも分からないし、それはもしかしたら単純な好みの問題かな・・・とも思うのだが、、、
まぁ~また他の本も読んでみたいと思う―

 ~人の死には意味がなくて、価値もない。
  つまり逆に考えれば、誰の死も等価値だということになる。
  だから私は、どの人間がいつ死のうが、興味がないのだ。
けれど、それにもかかわらず私は今日も、人の死を見定めるためにわざわざ出向いてくる。
  なぜか?仕事だからだ。~    (本文より)   (3.5点)   

                                

   本作は金城武主演で映画化されるそうだ。
             どういう雰囲気の映画になるのか観に行こうかな
                     映画『Sweet Rain 死神の精度』の感想です。

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デッドマン

2008-02-20 14:38:35 | 映画【た行】

レンタルで鑑賞―
【story】
1870年頃、アメリカ西部に東部から来た会計士ウィリアム・ブレイク(ジョニー・デップ)は、ディッキンソンが支配する町で、花売りの娘のセルの難儀を助け彼女の部屋に誘われた。そこへ、突如ディッキンソンの息子チャーリー(ガブリエル・バーン)が現れる。2人を見てチャーリーの銃が火を吹いた。銃弾はブレイクをかばおうとしたセルの胸を貫いてブレイクの心臓の脇にのめりこんだ。ブレイクは、お返しに撃った1発をチャーリーの喉に命中させて、胸をおさえて窓から逃げ出したが、息子を殺されたディッキンソンは、殺し屋(ランス・ヘンリクセン)を雇ってブレイクを追わせる―
     監督 : ジム・ジャームッシュ

【comment】
自称ジョニーファンなので大きな声では言えないが、この映画を観るのは今回が
初めてだ。
なんで今まで観ていなかったかというと、、、映画のあらすじを読んで、「ジョニーが可哀想で耐えられない~~~」と思ったからだ。(根性なし
だが、仲良くして頂いている『虎猫の気まぐれシネマ日記』ななさんから励まされ、いや薦められたのでレンタルしてみた。
写真だけで美しさに萌えていたが、やっと動くジョニーで萌えることが出来る
勇気をありがとう~ななさん
今までは、ジョニーの写真の胸の沁みで
                          妄想がグワ~っと膨らみ泣いていたっけ・・・

で・・・早速感想だが、、、ジョニーは神々しいほど美しいっである。
で・・・物語については、意味不明の部分が多く、謎に満ちており、相当マニアックな映画かな―という印象を受けた。

筋はこうだ。
≪ウィリアム・ブレイクという純真な若者が、些細なことから胸に銃弾を受け瀕死の状態になり、逃亡中にインディアンのノーボディと遭遇する。
そして、ウィリアムは濡れ衣を着せられ賞金首となり、殺し屋に後を追われる―≫
いってみれば、私の苦手な領分『悲劇っ+無実の罪っ』とダブルパンチなのだが、不思議なことに悲壮感や危機感があるわけでもなく、わりと淡々とした静かなムードであり、モノクロ映像のせいもあってか、まったりとした雰囲気すら漂っていた。
それに、ウィリアムが考えていることとノーボディの考えていることに微妙なズレがあり、妙に可笑しさもあった。
更に途中から、無垢だったブレイクが人をバンバン撃つ男に変貌もしていく―

ムムム・・・この映画は一体何を描きたかったのか―
                    (空気で感じ取れず、頭で考えようとする悲劇的特性の持ち主が持つ素朴な疑問・汗)


一旦疑問が湧くと、何が何でも知りたくなる5才児のような私は、「どうも変だ。この映画には何か意味が、いや裏があるに違いない―」と思い、セコセコと調べてみた。
すると、あったんですね~
本作は、実在した詩人ウィリアム・ブレイクに対するオマージュ的作品なのだそうだ。
だが、ウィリアム・ブレイクを知らない私にはピンとこなかった
が、、、
ブレイクは、映画『レッド・ドラゴン』に出てきた「巨大な赤い龍と太陽の衣をまとった女」の絵も描いている有名な詩人と聞き、「ああ~~~そうなの」となった。
それに、本作に出てくる登場人物の名前やセリフが、ブレイクの作品から多く引用されているというのを知り、セリフの不自然さにやっと納得がいったのでした~
例えば、、、
 毎晩そして毎朝 
 あるものたちは悲嘆に生まれつき
 毎朝そして毎晩
 あるものたちは甘美な歓びに生まれつく
 あるものたちは甘美な歓びに 
  あるものたちは終わりなき夜に
とか、
 鷹がカラスから教えを受けようとすれば時間を無駄にする
や、
 おまえの見るキリスト像は、おれのキリスト像の最大の敵
などのセリフは、ブレイクの詩の一節だったので~す。

 

という事は、、、ブレイクをご存じの方には、すこぶるツボな作品なんだろうな・・・と思う。
でもね、どうせならそういう事を知らなくても自然とセリフが響いてくるような映画にして欲しかったわ~ん。(私が鈍感という噂もあるが・汗)
繊細さと大胆さを併せ持ち、反逆者と呼ばれた詩人ブレイク(狂人というレッテルを貼られ、誰もいない(=ノーボディ)荒野を彷徨い歩いた文化的お尋ね者)を描きたかったためにジョニーを起用して、その生き様を本作のブレイクと重ね合わせただなんて・・・素人には分からないですから
私はただジョニー麗しのプロモ気分で鑑賞しましたわよ~ん


さてさて、本作で、私なりに感じた変なことが一つあるのだが、、、(見当違いの思考です・汗)
冒頭の「死人とは旅をさせぬ方がいい」というテロップが妙~に気になり、「もしかしたら、撃たれた時点でブレイクは死んでいたのかな・・・」と、ふと思ったのだ。
もはや肉体は死んでいたが、魂が留まってしまったブレイクの魂を帰すためにノーボディは付き合ったのかもしれない。
一度ノーボディは、ブレイクを通して骸骨を見ている。
それは幻覚ではなかったのかも・・・と思う。
ブレイクと関わった者は皆命を落とした。みんなみんな・・・ただ死んでしまった。
それは、死人ブレイクと関わり旅をしたせいかもしれない。
だが、ブレイクだけは静かに魂が戻るべき場所に帰っていった。ブレイクだけが・・・
それはとても不思議で、まるで生と死の境界線の先にあるものが、ブレイクを待ち望んでいたような余韻が残った―

 では、いつものようにジョニーの素敵ショットをご堪能下さい~
 

 
 

 
 
 
 
  ジョニーの美しさは満点物語はイマイチかなぁ~   (4点)

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サラマンダー

2008-02-18 13:10:01 | 映画【さ行】

レンタルで鑑賞―
【story】
現代のロンドン。12歳の少年クインは、母が働く地下鉄工事現場に立ち寄った時、そこで永い眠りから覚めた巨大竜“サラマンダー”の姿を目撃する。その後、驚異的な早さで世界中に繁殖したサラマンダーは、人間を喰らい、炎を吐いて何もかも焼き尽くし、人類を滅亡の危機に陥れる。わずかに生き残った人々は、都市を捨て荒野に要塞を築き身を潜めて暮らすしかなかった。あれから20年、要塞で親友クリーディ(ジェラルド・バトラー)や仲間と共に飢えと恐怖に苦しむ日々を過ごしていたクイン(クリスチャン・ベール)のもとに、ヴァンザン(マシュー・マコノヒー)率いるアメリカの義勇軍が現われ、一緒にサラマンダーと対決するよう迫るのだが―
     監督 : ロブ・ボウマン 『Xファイル ザ・ムービー』『エレクトラ』

【comment】
昔・・・確かにこの映画を観たはずだ。多分レンタルかなにかで・・・
だが、「面白くな~~~い」と思って記憶の片隅にも残していなかった。
ということは・・・その時の私は、クリスチャン・ベールとジェラルド・バトラーに萌えていなかったということか
   嘘だぁぁぁ~ごめんなさい愛しい人

で・・・彼等に目がハート状態で観た今回は、、、「結構面白かった」って思っちゃった。
     
    
うわ~~~映画の観方がやっぱりミーハーだぁぁぁ~

ハッキリ言おう―
物語は恐らくヘンテコ以上ヘンテコ未満なのだ(意味不明・汗)
とにかくコブの多いゲレンデのようにガクガクなのだ(更に意味不明・汗)

終末観を醸し出す雰囲気はなかなかgoodだし、サラマンダーの襲撃を恐れ、地下に潜む人々が必死に生きる姿も良かった。
そして、娯楽のない子どもたちのために即興の劇を演じるベールとバトラーには・・・胸が打ち震えた(結局それかい・汗)
だが、「サラマンダーが劇的に繁殖」⇒「人類が苦し紛れに核で対抗」⇒「効果なく・・・人類滅亡の危機」という過程があったにも関わらず、、、生き残った人々が、ショボイ手でサラマンダーに立ち向かう設定には無理があるのよねぇ~
そこに、何とか耐え忍んで生き延びようとする保守的なクインと、多少の犠牲はあってもサラマンダーをぶっ殺そうとする革新的なヴァンザンの対立という人間ドラマを織り込みたかったんだろうけど・・・ムムム
まぁ~アバタもエクボ、蓼喰う虫もなんとやら・・・ハート目線で観れば、『世にも恐ろしい火吹き龍サラマンダーに果敢に立ち向かういい男』を必死に見守りたくなるんだけど

なんたってこのツーショットよっ 貴重だわ~再鑑賞して本当に良かった
         
  親友同士なの~るんっ

でね、コチラもビックリなんだけど・・・キレたアメリカンのハゲ頭ヴァンザンは、マシュー・マコノヒーなんですのよ。全く別人ではないですかっ
  あなた誰って感じよ

物語はイマイチで、SFとしてもツメが甘いけど・・・ベールとバトラーに免じて許すわん
サラマンダーに斧で立ち向うマコちゃんにも拍手喝采です(というか・・・笑えた

怪獣映画のノリで観れば楽しめると思いま~す。

 ≪おまけ≫
   セ・セクシ~~~~~
 ≪おまけⅡ≫バトラーの最後のシーンは悲しかったな・・・いい人だったのに

     (3点)

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エリザベス/ゴールデン・エイジ

2008-02-16 18:28:00 | 映画【あ行】

前作の『エリザベス』(1988年)は当時鑑賞している。
10年経って制作された本作の予告編を観るだけで、ケイト・ブランシェットの迫力に圧倒され涙が滲むほどだったので・・・公開を楽しみにしていた―
【story】
1585年、エリザベス1世(ケイト・ブランシェット)は、プロテスタントの女王としてイギリスを統治していた。だが、欧州全土をカトリックの国にしようと目論むスペイン国王フェリペ2世(ジョルディ・モリャ)は彼女の失脚を画策する。そんな女王の前に、新世界から戻ったばかりの冒険家ローリー卿(クライヴ・オーウェン)が現れる―
     監督 : シェカール・カプール 『エリザベス』 『サハラに舞う羽根』

【comment】
歴史を再現した物語で大変興味深かったが、前作ほどのインパクトは感じられなかった。
だが、『敵を制し、愛を制し、国を制した女王の物語』としてのケイト・ブランシェットは文句なく素晴らしかった
やはり彼女は女優の中の女優だと確信し、最大限の賛辞を贈りたい―

 
本作は、以下の3つを軸にした物語だろう。
①最強を誇ったカトリックのスペインとプロテスタントのイングランドの宗教対立
②従姉妹関係のスコットランド女王メアリーとイングランド女王エリザベスの因縁の対決
③処女クイーンと呼ばれながら、恋愛への葛藤を抱え、自分自身の内面と闘うエリザベス
歴史好きな私としては、心躍る史実に惹かれ・・・興味深く鑑賞出来た。

だが・・・何というか・・・どのエピソードについてもイマイチ中途半端であり、盛り上がりに欠けたようには感じたかなぁ~
多分、歴史関係の本などから知りえたエリザベス女王の本質的な性格についての先入観があるため、そこをどうもボヤケテ見せているように感じてしまって、、、ケイトの迫真の演技では隠しきれない人間描写の甘さを感じ取ったのかもしれない・・・ブツブツ
 
まず、①のエピソード、スペインの無敵艦隊の侵攻(アルマダの海戦1588年)についてだが、、、これは、映画が1番盛り上がるところだと思うので、もっと派手な戦闘を観たかった気がする。
ケイトが颯爽と白い馬で兵士の士気を煽るシーンには感動したが、肝心な戦いがちょっとショボかったのは残念に思う。
 
そして②のメアリー女王だが、、、忘れっぽいのでうろ覚えだが、エリザベスとメアリーは相当のドラマを孕んだ関係なはずだ。メアリーはエリザベスを「お姉さま」と呼び、エリザベスはメアリーを「親愛なる妹」と呼んでいた。
本作では、数奇な運命を辿ったメアリー・スチュアート(サマンサ・モートン)についての描写が浅過ぎて、メアリーがどういう立場で何を願っていたか、どうしてエリザベスがメアリーの処刑を渋ったのか・・・などが分かり難かったのではないだろうか。
もしかしたら、そこをもう少しだけ掘り下げたら、エリザベスの人となりも伝わってくるし、物語に味わいが出たかもしれないと思う。

余談だが・・・メアリーは処刑の時に、本当に黒っぽい衣装の下に赤い服を着ていた。
鮮やかな処刑シーンだったなぁ~と思う。
 
さて、③のエリザベスの恋愛についてだが・・・本作でエリザベスの心を揺らすのは、実在したウォルター・ローリーだ。
冒険家で雄弁な伊達男ウォルターに惹かれるエリザベスだったが・・・エリザベスは前作でイングランドと結婚しているので(汗)男性との恋愛に踏み切れない。
それ故、自分と同じ名前を持つ侍女ベス(エリザベス)に自身を投影し、ウォルターとの恋愛をけしかけながら、、、狂おしい想いと闘うのだ。
エリザベスは、常に孤独と不安と自分自身の中の女と闘っていたんだなぁ~と思うと可哀想だったし、
ウォルターに「キスして・・・」と言うシーンでは涙が溢れてしまった―

だが、、、一方では、少々エリザベスを清く描き過ぎたのでは―?とも感じた。
実際のエリザベスは、結婚だけはしなかったが恋人は沢山いただろうし、その方が自然なのではないかと思う。
なんたって女王なんだから、お見合いの話だけでなく、寵愛を受ける殿方が何人もいて当たり前なんじゃーないかなぁ~実際ウォルターにも相当の勢いでご執心だったはずだ。
もしかして、女王としての職権乱用で、エリザベスが男を侍らせ、弄び、利用し、処刑する・・・というような面を描いても(妄想し過ぎ・汗)面白かったかも・・・と思う。
それもこれも突き詰めれば、エリザベスがイングランドのために決して女王としての理性を失わなずにいることなのだろうし、、、
それから、どうしてあくまで結婚をしなかったのか―という説得力に欠けていた気がする。
女性としての内面を描こうとしたため、例えば、女王の至上権が弱まる結婚を避けるような、冷たい確固たる意志を持ったエリザベスが隠れてしまったのではないだろうか―
 
さて、辛口感想と誤解されそうな文章だが、決してそんなことはないのだ(汗)
特に歴史物がお好きな方には魅力的な作品だろうし、この映画から当時のイングランドやスコットランドをもっと知りたくもなるだろう―
それに重ねて言うが、ケイトは素晴らしかった。
絢爛豪華な衣装に身を包みエリザベスになり切ったケイトの演技、そして腹の底から響いてくる声・・・劇場で堪能するに相応しい輝きを放っていた―
(4点)

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Dearフランキー

2008-02-14 08:18:18 | 映画【英・数字】

いい映画だと教えて頂いたのでどうしても観たかったのに、懇意にしているレンタル店に置いてないんだもの・・・買っちゃったわよ~ん(いよっ太っ腹!!)
【story】
DVが原因で離婚したシングルマザーのリジー(エミリー・モーティマー)は、耳に障害を持つ息子フランキー(ジャック・マケルホーン)と二人暮しをしている。リジーは息子に「父親は船乗りで世界中をずっと旅している」と嘘をついていたが―
    監督 : ショーナ・アウアーバック

【comment】
ジンワリと心が温かくなるようなお話だった

全てにおいてさり気なく優しい―
ここに登場する人々は、みんな誰かを思いやっている。
その何とも言えない心地良さは、寒さを感じる冬の午後、誰かにそっと掛けてもらったブランケットのような温かさを持っていた―

 

物語は、いきなり慌ただしく引っ越しをする3人の映像から始まる。
リジーと9才の息子のフランキー、そしてリジーの母は、何度も引っ越しを繰り返しながら誰かから逃げ回っているようだ。
3人のやむにやまれぬ事情は徐々に明らかになっていくのだが・・・
暴力的なリジーの元夫に居場所がバレないようにイギリス中を転々としていたのだ。
だが、難聴を抱える息子にはその事情を秘密にしていた。
「パパは世界中を旅する船乗りで、フランキーのことをとても愛している」と告げている。
そしてリジーは、パパのふりをしてフランキーに手紙を出し続けている。
「Dearフランキー、パパだよ・・・今は喜望峰をこえたところだ―」などと書いて。
フランキーはパパからの手紙を楽しみに待ち続け、自分も近況をパパに手紙で報告する。
私書箱を通してパパと息子の交流は何年も続いていた―
だがある日、パパが乗る架空の船が本当にリジー達の住む街の港に入港することになった。
困り果てたリジーは、自分の雇い主である親切なマリーに相談し、1日だけフランキーのパパになって貰える船乗りを雇うことにする。
やって来たのは「過去も未来もない男」、自分の素性を語らぬ寡黙な男(ジェラルド・バトラー)だった。
その男は、たった1日フランキーのパパとして一緒に過ごしてくれる契約に同意してくれたのだが―

 

リジーは息子にいくつもの嘘を重ねていた。
パパだと思わせフランキーに手紙を送り続け、フランキーがパパに宛てて書いた手紙を読んでいた。
それはもしかしたら間違いだったのかもしれない。本当のことをキチンと教えてあげた方が良かったのかもしれない。
だけど、、、その嘘は、リジーが息子を思いやり守ろうとする優しさであり、同時にリジーの心の奥底の希望でもあったのだろう。
フランキーと同じくらいにリジーも、息子を愛する父親を望んでいたのではないだろうか。

一方フランキーは、難聴というハンデを持ちながら、とても健気に母親を思いやっていた。
そして学校の友達に耳のことをからかわれても動じない強さも持ち合わせている。
フランキーは、口や手話で多くを語れない分、パパへの手紙で思いを書き連ねる。
顔も知らないパパに憧れを抱きながら・・・

そんな母子の前に現れた男は、最初はちょっと怖そうな風体だった。
だが、人に優しさを示すことが身についていないだけで、思いやりがある人間だということはすぐに伝わってくる。
フランキーとの初対面の時にさり気なく渡したプレゼント。
その行為からも、彼がただの丸刈り仏頂面でないことがわかり微笑ましく思えた。

擬似親子はたった1日だけのはずだった。
だけど、「もう1日だけフランキーと過ごしてあげたい―」と男が申し出たことで、長きに渡り人間不信に陥り頑なな心でいたリジーと、寂しさを隠し我儘を言わずにいたフランキーに、ささやかで温かな奇跡が起こる―

 

子どもがお母さんを思いやる気持ちってなんて深いのだろう・・・と思う。
リジーはフランキーを守っているつもりで、フランキーに守られていたんだ・・・ということが胸に沁みる。
物語はとても静かに流れていき、とても静かに終わるのだが、、、きっとこの先のリジーとフランキーには小さな幸せが待っているだろう・・・と感じさせてくれる素敵なエンディングだった。

リジーとフランキーは、海の見える街で沢山の思いやりに触れ、新しい生活を歩きだすことが出来た。
これからはもっと笑顔で過ごす時間が増えるだろうし、海を見ながら思い描ける人がいる幸せを感じるのではないだろうか―
 
    バトラーの拾った小石・・・私も宝物にしたいわ~ん  (4点)

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★~りらさんバトン^-^*~★

2008-02-13 22:02:05 | バトン

いつもお世話になっている『りらの感想日記♪』りらさんからバトンを受け取りました。
りらさん、どうもありがとう~

お題は先日やったバトンと同じなのですが、、、
今回は【本】を当てはめて答えるように、とのことです。 ラジャー

→ 最近思う【本】
→ こんな【本】に感動!!!
→ 直観的な【本】
→ 好きな【本】
→ この世に【本】がなかったら


  最近思う【本】
最近思う【本】と言われてもよく分からないので、私の最近の読書について答えますね。

ブログを始めてから、読書対象のジャンルが少し広がりましたぁ~
どうしても自分の好みだけで読む本を選ぶと選択肢が狭くなってしまうので、「ブログをやっていなかったら読んでいなかっただろうなぁ~」という本に出会えたことは喜びです
で・・・ブロガーさんに紹介して頂いたり、記事をコソッと拝読して興味を持ち読んだ本の中から、印象に残った作品を並べてみました~

      
           
       ・・・などなどです。
  特に『ファントム』は気に入って、ラストのあたりは何度も何度も読みました~

  こんな【本】に感動!!!
何を読んでも何を観ても、すぐに感極まり号泣したり、メチャンコ感情移入するタイプなので・・・数々の物語に全力投球で入れ込んで参りました

で・・・今回は変わったところを紹介しようと思います。
まず、子ども向けの本の『ゆうれいレンタル株式会社』(山田陽美/小暮健二郎)です。
何だかツボだったようで、読みながらボロボロ泣いてしまいました。
 小学校中学年位のお子さまには、読みやすくてオススメですよ
 大人も泣けますぅ~(私だけかも2度読んで2度とも号泣して子どもに呆れられました)

それから実は『絵画』が好きなので、行ったことのないルーブル美術館に憧れています。
お友達の家に、ルーブル美術館の全展示作品が載っている豪華本がドド~ンとあるので、時々見せてもらって溜息をついていますが、家ではお手軽な『ふくろうの本』シリーズで、聖書や神話のお話を楽しみながら絵画や彫刻を見ています。何度見ても感動です
  
    この絵大~好きなの

  直観的な【本】
直観的と言われても・・・ ここでは、ピピ~ンと好きになった作家さんを紹介します。
「この人の本は全部読みたい」と思わせてくれた魅惑の作家さんを思いつく順で、、、

*アガサ・クリスティ*エラリイ・クイーン*クレイグ・ライス*ネルソン・デミル*クィネル
*ディーン・R・クーンツ*グレッグ・アイルズ*ロビン・クック*メアリ・W・ウォーカー
*エリザベス・ジョージ*リンダ・フェアスタイン*コーディ・マクファディン*ダン・ブラウン
*ポーラ・ゴズリング*ロバート・ウォーカー・・・・・
ハァハァ疲れた。まだまだ・・・あれ?海外作家さんばかりのような気が
日本の作家さんについては次回何かの機会に告白します

       
     
     

  好きな【本】
大好きな大好きな本といえば、私の永遠のバイブル『赤毛のアン』シリーズです
 何でスゴク好きなのかよく分からないけれど、とにかく無条件で大好き
          アンにず~っと憧れています(年をとっても・泣)

  この世に【本】がなかったら

本がないなんて事はありえないと思いますが・・・もしないとしたら困りますね~
仕方がないから自分の頭の中の妄想機能をフル回転してセコク楽しみます。

    そして、妄想のなれの果ては・・・  
という事にならないように、もし映画があれば映画でリフレッシュ


今回はこれで終わりです。
最近バトンを連チャンでやったので、このバトンは私でアンカーにしますね~

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DOA/デッド・オア・アライブ

2008-02-12 13:10:30 | 映画【英・数字】

WOWOWで鑑賞―
【story】
行方不明の兄を捜すために北海道の忍者村を去り、抜け忍として追われる身となったかすみ(デヴォン青木)。世界最強のファイターを決めるトーナメント、DOA(デッド・オア・アライブ)に参加することになった彼女は、そこでプロレスラーのティナ(ジェイミー・プレスリー)や女泥棒のクリスティー(ホリー・ヴァランス)と出会う―
     監督 : コーリー・ユン 『トランスポーター』 『クローサー』

【comment】
   美女軍団てんこ盛り~
                  カラフルでスカッと爽やかアクション映画だぁ~

ワタクシ、こういう映画は結構好きです
内容なんかはハッキリ申し上げて『ない』とは思うのですが、割り切っちゃって観れば楽しいんじゃーないでしょうか。

ちょっと『チャーリーズ・エンジェル』を彷彿とさせるけど、あそこまでハイソではなくて、B級ムードがプンプンでありながら、アッパレな格闘シーンに見入っちゃいました~

 

どうやら本作も人気ゲームの映画化のようだけど、例によってゲームは知りませ~ん。
ただ、映画の内容や雰囲気がゲームや漫画っぽいのには気付きましたよ~(自慢・笑)

一応物語ですが、、、世界最強のファイターを決める格闘技大会(DOA)に招かれた美女の面々が、どんどこトーナメント方式で闘っていき優勝を競う―という単純なもので~す。
で、一応そこにトーナメント主催者の陰謀なんかが絡んでくるんですぅ~
まぁ~その陰謀なんかは、どーーーでもいい気がしないでもないのですが・・・
とにかくDOAも陰謀も、『ドラゴンボール』の天下一武道会やレッドリボン軍の悪巧みに通じるノリなので、軽~~~い気持ちで鑑賞出来ると思いま~す
考えたら、『ドラゴンボール』の方が、まだ痛々しかったりハラハラしたりする気がして、DOAは、あくまでも美女たちが、いちいち凝ったセットの中で、わざわざセクシーなコスチュームを纏い、とことん足を高く上げて闘う―その美しいカッコ良さを堪能する映画と言えるでしょう

例えば・・・
    この脚線美 ビシッ
 わざわざ竹林しかも髪が紫色
    またまた足あげ バシッ
 水着は必須アイテムよん
                   
『ローグ アサシン』で共演した2人はコチラにも出ていたんですね~
デヴォン青木は、無表情な顔が何だかセクシーな女優さんですね。
アクションシーンもキマッテいてカッコ良かったです
ケインも本作では大活躍 お得意のアクションを披露してくれました~
そうそう、、、この2人は、日本の忍者王国の王女と家来なんだけど・・・その設定のヘンテコさには笑ったなぁ~
北海道にあんな王国があるなんて・・・ある意味素晴らしいファンタジーだわん

もうこれは、お話が変だとか設定がバカバカしいと思ったらおしまいの映画なんだけど、セクシー美女といってもエッチな雰囲気ではないし、格闘シーンに残酷さもないので、安心して楽しめるアクション映画だと思いま~す。


   (3.5点)

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L change the WorLd

2008-02-11 10:35:00 | 映画【英・数字】

映画『DEATH NOTE デスノート』のLが大好きなので、スピンオフを楽しみにしていたが・・・予告を観て不安になった。
これってもしかして・・・ヤバイかも
【story】
名前を書かれた人間は必ず死に至る“デスノート”を駆使して犯罪者を粛清、新世界の神になろうとした“キラ”こと夜神月の野望を阻止するため、天才的な頭脳で応戦したL(松山ケンイチ)。しかし、キラ事件の解決には、Lにとって多くの代償が伴った。そんなLの前に、彼自身が解決しなくてはならない難事件が立ちはだかった―
     監督 : 中田秀夫  『怪談』

【comment】
予想通り「何だかなぁ~」という感じの物語でしたが、松山ケンイチさん演じるLはとっても良かったで~す
もう漫画とは別に、松山ケンイチのLを見事に確立されていて・・・愛らしいのなんのって
物語がどうであっても、Lになり切っている松山さんは十分堪能させて頂きました―

 
 
で・・・物語ですが、Lがデスノートに自ら名前を書き込んで余命23日になった―その限られた時間の中で起こった事件について描かれています。
で・・・その事件ですが(汗)、まずタイのある村で、村人全員が謎のウイルスに感染し悶え苦しんだ後に爆弾で村ごと消滅させられる・・・という惨事が起きます。
それは、「人間が増え過ぎちゃったために滅亡の危機に瀕している地球を守るべく、新種のウイルスを世界中にバラ撒いて人間を沢山殺しちゃおう―」という、よく訳が分からない危険極まりない理論をブチかます団体(と言っても5人程です・汗)の悪巧みだったのです。
その事件においての重要人物が、タイの少年と日本の小学生の女の子なのですが、その2人は、スーパーキーマンのワタリを訪ねてLの元にやって来て、ワタリを亡くしたLは、自ら二人を守りながら事件を解決へと導いていくのです。
タイの少年というのは、消滅した村でウイルスの感染を逃れたただ一人の生き残り、女の子は、優秀なウイルス研究者の娘さんで、抗ウイルス剤の秘密を握ると思われている人物です。
果たしてLは、新たな『死神』である恐ろしいウイルスを操ろうとする一味を阻止出来るのでしょうか―

  

とにかく物語は、私的には「何だかなぁ~」という思いはあったのですが、一緒に観に行った子どもがとても盛り上がっていたので、ついつい同じテンションで鑑賞しちゃいました~
これってもしかして、お話が子ども向けに作られているのかな?何となく『ウルトラマン』的な話のような気がしたもの・・・
でもそれにしては、ウイルスで苦しむ人々の映像がくどく、「そこまでしつこく見せんでも・・・」というシーンがあったし・・・ムムム

さて、工藤夕貴さん、高嶋政伸さんらが演じた悪役は、ちょっと魅力薄で残念でしたぁ~
あんなにツメの甘い悪巧みで世界をどうにかしようなんて・・・無理があるもの~
もうちょっと現実味のある、もしくは筋の通った事件を考えて欲しかったなぁ~
子役の二人はまずまず・・・まぁ~良かったのではないでしょうか。
Lと一緒に行動出来るなんて羨ましかったし(笑)
FBI役で南原清隆さんが出ていたけれど、、、あんなお間抜けなFBIはまずいないと思いますあまり必要な役ではなかったのでは?なぁ~んて思いました。

そんな調子で、脇を固める人々と物語には引き気味でしたが、Lは良かったですぅ~
「これまでワタリを通して外界と接触し、あらゆる事件をモニター越しに解決してきたLが、生身の人間と触れ合い、自ら体を張って動かなければならなくなった最後の事件―」
そのことを松山さん自身がよく研究されて演技に活かしていたのではないでしょうか。
Lがキラとの対決後、あのまま一人でチェスをしながら最期の時を迎えたのではなくて、少しでも人の温もりを感じたのだとしたら・・・私としてはちょっと嬉しいです。
Lの世界以外で、Lがいなくなったことを寂しく思う少女がいるんだな・・・と思うとジーンとするし・・・
でも・・・欲を言えば、もっと『デスノート』なみの完成度の高い物語でLを魅せて欲しかったのですが・・・キラという好敵手がいない限り難しいのかもですね―
 
 

オープニングからしばらく、『デスノート』でお馴染みのキャラがちょっとづつでてきます。
そのサービスはとっても嬉しかったです~
本編への繋ぎの部分は上手く出来ていたなぁ~と思いました。

     松山さんの演技は素敵でしたが・・・物語を考慮に入れて(3.5点)

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チーム・バチスタの栄光

2008-02-09 16:56:25 | 映画【た行】

くどくて申し訳ないが、海堂尊氏の『チーム・バチスタの栄光』が大好きだ。
だから、その小説が映画になると聞いた時に、「ほぅー」と思った。
で、キャストを聞いた時には思わず「ゲゲッ」となった。
何故なら、本作の主役を務める田口公平の名前が田口公子になっており・・・女性が演じると分かったからだ。
ショックで鑑賞をスルーするつもりだったが・・・ちょっと好奇心が出てきたりして
だから、原作のことは忘れよう。それはそれ、これはこれだ。
    由香、無の境地で劇場へいざ出陣― パッカパッカ

【story】
高難度の心臓手術「バチスタ手術」を26回連続で成功させていた“チーム・バチスタ”に、3度続けて術中死が発生。内部調査を任された田口(竹内結子)が適当な報告で締めくくろうとした矢先、厚生労働省から派遣された切れ者役人の白鳥(阿部寛)が現れる。2人はコンビを組んで、“チーム・バチスタ”のメンバーを再調査することになるが―
    監督 : 中村義洋 『アヒルと鴨のコインロッカー』

【comment】
う~~~~~ん、可もなく不可もなく―なのですが、ちと面白みというものに欠けるんじゃーないでしょうか。

原作を忘却の彼方に押しやって、映画自体を楽しもうと思っていたのですが、、、やっぱりちょっとだけ引きあいに出させて頂きますと、元々の物語が、『このミス』大賞受賞作品にしてはミステリが弱く、舞台設定及びキャラ設定、セリフ回しなどに魅力があるのにですね、そこを薄っぺらに描かれたらですね、何をどう楽しめばいいのでせうか?って感じではないでしょうかねぇ~
原作のポイントポイントは無難に抑えていてですね、妙に律儀に物語の筋範囲内で収めた映画のようですが、、、
そんなんじゃーわざわざ映画館に出向いて観る魅力は出せないんじゃーないかって気がしないでもないのですよ(超~回りクドイ・滝汗)


 

大学病院が舞台で、「日本いや世界屈指のチームによる心臓手術で立て続けに失敗が何故」っていう設定なのに、全体的に平坦で緊迫感がなく、「手術は何で失敗したの?ドキドキ」とか、「誰が犯人なの?オロオロ」とかの高揚感がほとんど襲ってこない気がしましたぁ~
また、イタイなぁ~と思ったのは、超高度であるはずのバチスタ手術が、バチスタ手術の第一人者の方の監修と、その方の執刀シーンを使っていると聞くのに、何故かちっとも難易度の高い手術に見えなかったことですぅ~
何度も剥き出しの心臓の映像が出てきても、、どう~もリアリティが感じられなくて・・・何だかシラケムードになっちゃいました~

そうすると、外科医である桐生(吉川晃司)の魅力が浮き立ってこないから、最後の方のエピソードにも全く心動かされなくなって・・・残念ですぅ~
それにしても、どうして手術シーンにリアルさがないんだろう?
だいたい看護師の大友(井川遥)があまりにもおマヌケに描かれていたのもイタダケナイ。
器械をガシャーンと落とすような初歩的なミスを演出するのも引いちゃったなぁ~

 

さて、失礼なことばかり言って申し訳ないのですが、主役のお2人について少々。
阿部さんは、先日観た『魍魎の匣』で榎木津をやっていたけど・・・何だか映画に出過ぎではないでしょうか(余計なお世話・汗)

どの役を観ても同じように見えちゃうので・・・今回も、トリックと榎木津と白鳥で何か違いがあるだろうか・・・とそんな事に気を取られました。で・・・あまり無かった気がしたわん
本作では、白鳥が出てくる必然性もあまり感じられなかったなぁ~
白鳥は、ゴキブリみたいな雰囲気があるけれど、超優秀で可愛い奴でもあるのに、その辺が全く出ていなくてガッカリですぅ~
そして田口医師ですが・・・こちらはボケーっとし過ぎていて、人間的魅力が伝わってこなかったなぁ~
偶然田口医師が事件の聞き取り調査に関わるんだけど、あんなのは子どもでも出来ることで、田口医師の本領を発揮させていなくて拍子抜けでした~


で・・・もしかしたら、もっと映画のテーマを絞った方が良かったのではないかと思う。
サスペンスを中心にするのか、バチスタ手術を通して医療を考えるのか、田口&白鳥コンビを徹底して中心に描くのか、大学病院を通して医療崩壊の問題や人間模様を描くのか・・・原作に大胆に手を加えてでも、確固たるテーマがあった方が見応えがあったのではないでしょうか。
ただただベストセラー本のあらすじを忠実に描き、本作のオリジナル部分が「野球」と「歌」のシーンでは・・・何だかガックリです。
ちなみに野球のシーンも歌もシーンも私的にはドッチラケでした―

 これ・・・連ドラにした方が良かったんじゃーないかしら? (2.5点)

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アイ、ロボット

2008-02-08 18:10:00 | 映画【あ行】

ウィル・スミスのSF映画の中で、これは結構好きー
DVDを持っていて・・・かなりの回数観てま~す。
【story】
2035年のシカゴ。ロボットは人間の日常生活に欠かせない存在となっており、人間とロボットの共存は三原則によって守られていた。
一、ロボットは、人間に危害を加えてはならない。
一、ロボットは、人間から与えられた命令に服従しなければならない。
一、ロボットは、前掲第一条及び第二条に反する恐れのない限り、自己を守らなければならない。
ある日、ロボット開発の権威者である科学者が謎の死を遂げる。その死にロボットの関与を疑ったスプーナー刑事(ウィル・スミス)は、ロボット心理学者カルヴィン博士(ブリジット・モイナハン)の協力の元、その謎を究明していく―
     監督 : アレックス・プロヤス

【comment】
いや~~~お恥ずかしいことに、ただ面白いっと思ってしつこく観ていただけで、この映画の原作がアイザック・アシモフの『われはロボット』であることや、『ロボット三原則』が、その作品の中で真面目に唱えられていて、後のロボット作品に大きな影響を与えた事など・・・感想を書く段になって初めて知りましたぁ~
あっでも・・・なんっか聞いた事があるような気もするのよねぇ~
結局あまり何も考えずに、ドップリと映画の世界に浸って、ミーハー気分でSF映画を楽しんでいるって訳ですねぇ~ハハハ

つまり、ロボットのサニーちゃんが可愛いわーんっていうノリですぅ~
    
これが、可愛い可愛いサニーちゃんです。同機種のロボットと比べてユニークな彼は、ロボット嫌いのスプーナー刑事と関わりを持っていくのですが・・・
映画が始まってすぐでは、ただの無機質なロボットにしか見えない彼が、映画が終わる頃には愛おしくなるのよねぇ~何だか健気なところに胸キュンですの。

さてさて、物語は良く出来たSFだと思いま~す。
先日観た『アイ・アム・レジェンド』に比べて(って、比べる必要もないけど)、世界観がシッカリしているんじゃーないかしら?
SFなので、多分ツッコミ所はあるのでしょうが、「とりあえず言っておきたい!」という衝動に駆られる程の矛盾はなかったような気がしましたぁ~
 
  
ロボット開発の科学者の死に疑問を持ったスプーナー刑事は、他のロボットとは少し様子の違うサニーが博士を殺したのではないか・・・と考える。だが、世の中はロボット三原則に守られており、人間とロボットの共存は上手くいっていたため、スプーナー刑事の考えを誰も相手にしなかった。
しかもスプーナー刑事は、ある理由からロボットを心底疎ましく思っており、ロボットが人間を死に至らしめる可能性もあるはずだと執拗に思い込んでいたのだ。
やがて、博士の死の真相とサニーとの関連を調べるスプーナーを、幾多のロボットが襲い始める。
スプーナーは、カルヴィン博士とともに不穏な動きの真相を探ろうとし、亡くなった博士を父と呼び、夢も見るというロボット・サニーとも深く関わっていくが―

  

まぁ~これは難しい事を考えずに楽しめるSF映画だと思いま~す
同じ形をしたロボットが大量に整列したり、襲ってきたり・・・のシーンでは、ちょっと空恐ろしくってドキドキで~す。アクションシーンもなかなか見応えがありますよぉ~
大好きなウィルは相変わらずカッコイイし、『トランスフォーマー』などでご活躍のシャイア・ラブーフ君もちょこっと登場します。
そして後半の人間ロボットの構図でワクワクした後のラスト・・・人間の身勝手さに心がとってもシクシク痛んで・・・ロボットが可哀想になるのですぅ~
なかなかシュールな終わり方が好きだわぁ~

 続編もあるかな?と思ったけれど、そうでもないみたい(4点)

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【本】ブラックぺアン1988

2008-02-06 16:48:55 | 本【小説・日本】

        『ブラックぺアン1988』     海堂尊      講談社
【comment】
本作は、1988年の東城大学医学部付属病院が舞台となっている。
つまり、『チーム・バチスタ~』から始まった『田口&白鳥シリーズ』の約20年前を描いたものだ。
これは、シリーズの番外編としてすこぶる楽しめる作品であり、今までの海堂氏の作品を全て読んだ方こそ押されるツボも多いだろう。
勿論本作だけでも面白いとは思うが、出来ればせめて『チーム・バチスタ~』を読んでから手にするのが望ましい。
筆者が、親切且つ巧妙に、または特有のジョークでそちらこちらに配置した『お楽しみ』は、全部せしめた方がラッキーというものだ―

   -story-
1988年、日本がバブル景気の頂点を極める頃、世良は、東城大学医学部付属病院の研修医1年生として外科学教室に入局する。
そこは、食道癌手術の権威である佐伯教授の御威光凄まじい教室だった。
その古い体質ともいえる外科学教室に、一人の異端児がやってくる。
帝華大学から講師として派遣された高階だ。
高階は、『食道自動吻合器≪スナイプAZ1988≫』を使えば、今まで一部の選ばれし者だけが執刀出来た高度な食道癌手術が
、より簡単に施術出来ると訴えるが―
新技術導入とそれに伴うリスクや人材育成の難しさ、医療現場の実態、癌告知問題・・・病院内の陰謀渦巻く中、新米医師世良が見た真の医師のあるべき姿とは―


本作には、高階講師、黒崎助教授、藤原婦長、猫田主任、花房看護師はじめ、田口、速水、島津の3人の大学生まで登場する。
そのため、まるでタイムスリップした病院内を赤裸々に見せてくれるような面白さがある。
今では病院長になった高階が、高潔な志を持った熱血漢で、少々怖いもの知らずな講師として登場するだけでも楽しいし、憧れの速水医師と、お友達になりたい田口医師が、20年前からもう今のキャラの片鱗を見せてくれるのも可笑しかった。

前作の『螺鈿迷宮』では、「これでもかぁ~」っていう位テーマ性を持っていたのに対し、今回はさしてテーマは深くは感じなかった。
しいて言えば、『Q:医療で何が1番大事か?!』―『A:そりゃー人の命でしょ』というような当たり前のテーマが、実しやかに仰々しく装飾され添えられているといえるかもしれない。
それよりも何よりも、これは全ての登場人物の作り込みが上手いので、『ヒューマンドラマ/東城大学医学部付属病院編』として楽しむ方がいいだろう。

ところで、海堂氏の作品は、どんどんミステリからは遠ざかっていく気がする。
今回も、大学病院という考えてみれば小さな社会で、すったもんだ、右往左往、虎視眈眈、初志貫徹、、、とにかくガチャガチャする面々の様子を中心に描いており、ミステリとしては表題の『ブラック・ぺアン』が、最後の最後に感動的に登場するのみだ。
その感動具合といったら、、、私的には「これは、ブラック・ジャックだぁぁぁ~」っていうものだったのだが・・・皆さんはどう感じられるだろうか―

さて、とても楽しく読了出来たが、ふと思ったことがある。
「病院内のゴタゴタで、しょっちゅう担当医が変わる病院には入院したくないなぁ~」


 ~手術の出血を浴びせられて卒倒したへたれの田口君。数行のレポートだった。
  『今回の見学では、自分が外科向きではないことを痛感させられました。
  特に血が苦手だということを再認識させられた私としては、今後はできるだけ
  手術室に近寄らないようにしようと決意しました。』~  
                          (本文、田口先生の学生時代のレポートより)
                                    (4点)
   ≪海堂尊 関連作品の感想です≫
    『チーム・バチスタの栄光』 
    
『ナイチンゲールの沈黙』 
    
『ジェネラル・ルージュの凱旋』 
    
『螺鈿迷宮』                  

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