★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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TAXi4

2007-08-31 16:53:50 | 映画【英・数字】

やっと長かった夏休みが終る・・・
子どもたちの宿題の残りは(まだあるんかいっ)、週末にチェックして何とか間に合わせるとして、空いた時間に『TAXi4』―

【story】
それぞれの息子が地元のサッカーチームで一緒に練習に励むなど、穏やかな日々を送るスピード狂のタクシー運転手ダニエル(サミー・ナセリ)とドジな刑事エミリアン(フレデリック・デファンタル)。そんな中、17カ国から指名手配されている凶悪犯『ベルギーの怪物』を護送する任務がマルセイユ警察に舞い込む。しかし、エミリアンのドジで犯人に逃げられてしまい―
    監督 : ジェラール・クラヴジック  『TAXi2』 『TAXi3』
    製作・脚本 : リュック・ベッソン 『ダニー・ザ・ドッグ』 『トランスポーター2』

【comment】
バチが当った―
母親としてキチンと息子の宿題を優先してみてやるべきだった・・・
イマイチどころかイマ30くらいに思えた映画だった(自己嫌悪につき言い過ぎかも・汗)

宣伝では、『フランスで2700万人が観た!』って言ってるし、『桁外れのスピードはシリーズ最大最速!』だって言うし・・・スピード感とスリル、笑いに溢れた映画だろう・・・とチョット期待していたのだが・・・(つくづく洗脳されやすいタイプ

まず、こちらでは吹き替版のみの上映しかなかったのだが、その吹き替えがチョット聞き苦しかった
主役のダニエル、エミリアンはオリエンタルラジオの2人、警察署長は高田純二、エミリオンの奥さんぺトラには真鍋かをり・・・と、話題性がある人々を起用したのだろうが、こういう微妙なギャグ満載の映画では、微妙なテンポひとつで面白くもつまらなくもなると思うので、どう~も素人くささが目立って残念だった
「字幕で観るか、プロの声優さんで観たら、もうちょっと面白かっただろうなぁ~」とイライラしながらの鑑賞になってしまった。

それから、TAXiシリーズであるはずなのに、全然TAXiが主役じゃーないのもガッカリだ。
TAXiがぶっ飛んで走るシーンなんて最初しかないんだもの
このシリーズは一応全部観ているが、ありえない程のカーアクションこそが見所だと思うのに・・・
主役のダニエルも何だか元気がなくて地味だったなぁ~
暴走シーンが少ないTAXiシリーズなんて・・・まるで肉を入れ忘れたカレーみたいに味気ないじゃーないの

『TAXiが走らない』・・・「じゃー何で時間を使った映画よ」とお思いの方!いい疑問です。
お答えします。それは・・・「ギャグのオンパレードです。」

このシリーズを観た事があれば、それぞれのキャラが頭に残っていて、笑えるっちゃー笑えると思うけど・・・今回はかな~りクドイかなぁ~
マルセイユ警察の人間は、皆おバカの税金泥棒以外の何者でもないし、警察署長に至っては、どこぞの病院に入った方がいいでしょう・・・ってくらいのおバカっぷりでした
まぁ~始めっからおバカ映画ではあったと思うけど、前はおバカ半分カーアクション半分だったのでそれなりに良かったんだけど・・・9割方おバカだと・・・ねぇ~

でも、ダニエルとエミリオンの息子ちゃんたちは可愛かったわ
おフランスの子どもって、どうして綺麗な顔立ちをしているのかしら?
そうそう・・・このシリーズで、美しいっていう位置にいるぺトラだけど、今回の彼女は老けて見えて・・・何となく和田アキ子さんに見えちゃったぁ~

  見納めか?
             もっとTAXiに活躍して欲しかったなぁ~  (2点)


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イルマーレ

2007-08-30 17:04:35 | 映画【あ行】
レンタルで鑑賞―
【story】
2006年、シカゴの病院で働くことになった医師ケイト(サンドラ・ブロック)は、湖岸に建つ一軒家からシカゴ市内に引っ越すことに。郵便受けに次の住人へのメッセージを残した彼女は、後日返事を受け取るものの、それは2004年を生きる建築家の青年アレックス(キアヌ・リーブス)からの手紙だった―
    監督 : アレハンドロ・アグレスティ
   ~同名の韓国映画のリメイク作品(オリジナルは未見)~

【comment】
どうやら私は、お肌にだけでなく心にも潤いを欲しているらしい・・・
トキメキ全開モードで、胸がキューーーンとしてしまったぁ~
ああっ!!これは劇場で観れば良かったなぁ~お友達の誘いを断って損しちゃったぁ~

2004年を生きるアレックスと2006年を生きるケイト―
湖岸に建つガラスの家の前にあるポストは、何故か2人を2年の時を違えて巡り合わせる。
アレックスとケイトは不思議な出来事に戸惑うが、2人だけに起きた奇跡に身を委ね、毎日のように手紙のやりとりをしながら心を通わせていく―
同じ街並みを散歩して、同じものに感動して・・・だけど決して逢えない。
埋まらない2年という時に振りまわされ苦しめられる2人。
だけど、アレックスはケイトに言う―
「必ず君を見つけて僕が守るよ―」
・・・・・・きゃあ~~~ ロマンチックだわ~ん
「人生で、こういう事が起こる人間(起こらないか・笑)と起こらない人間がいるなんて・・・神様不公平ですぅ~」って、天に向かって雄叫びをあげながら、目をハートにして見入っちゃった~

一旦そうなると、少しくらいのツッコミどころはかなり無視して観れる便利な体質なので、以下のカクカクシカジカはほとんど気にならなかった。
【カクカクシカジカ】
①「ちょっと辻褄が合ってないかな?」②「起伏に乏しい展開だなぁ・・・」③「キアヌとサンドラ老けたなぁ~」④「ケイトってば、安直な道を選ぶな~!!」⑤「ケイトのBFの魅力薄っ!!」⑥「あの事故のシーンは見せ過ぎでしょう」
もうもう、み~んな脇に置いてロマンチックな気分に浸れたわ~

特に私がドキドキしたのは、アレックスがケイトの誕生会に行くシーン
アレックスにはケイトが分かっても、2年後を生きるケイトにはアレックスが分からない。
この時のアレックスの気持ちが、キアヌのたどたどしい演技とマッチして痛いほど伝わってきて・・・ニャンコの目になりながら観ちゃった~そしてダンスシーンでは思わず涙よ・・・
  

映画のはじめの方の交通事故のシーンで、悲劇的なことが起きた予測がつくため、「悲恋物語かもしれない」という緊張感を伴って観たので、尚更一人でジタバタと盛り上がった。
「何とか幸せになってぇ~ベタでいい、ベタでいいから幸せに~」と願掛けしながら鑑賞しちゃった(笑)
結果は・・・観てのお楽しみで~す^^・
私は最後で、何とな~く『ジョー・ブラックをよろしく』を思い出しちゃった・・・

ところで、2人の恋愛物語だけでなく、サイドストーリーもなかなか良かった。
特にアレックスと父親の確執物語が良かったです。
あの2人に起きた奇跡は、もしかしてお父さんからのプレゼントかしら・・・なんて考えた。

果てしなく気が多い私は、もちろんキアヌ・リーブスも大好きだ
サンドラと共演した『スピード』はお気に入りで、ビデオで何度も観ている。
1番好きな作品は『マトリックス』かな・・・あの時は、キアヌの髪の毛に付いたホコリになりたいとまで思いつめた(笑)彼は決して演技が上手い俳優さんじゃーないと思うけど、不器用そうなところとチャレンジャーなところが好きー
サンドラも好きなんだけど、この映画ではチョット老けて見えちゃった。
でも、長い時を経て共演した二人を見れて嬉しかったなぁ~
 

    サンドラとチェスをするワンちゃんが可愛かった (4点)
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【本】予知夢

2007-08-29 10:01:00 | 本【小説・日本】

           『予知夢』       東野圭吾       文春文庫
湯川&草薙シリーズ第2弾―

【comment】
シリーズ第1弾の『探偵ガリレオ』が結構面白かったのでこちらも続けて読んだ。
だが、目次を見た途端「えっ?!そっちにいくわけ?!」と思ってしまった。
『探偵ガリレオ』の方は、「燃える」「転写る」「壊死る」「爆ぜる」「離脱る」と、何とも科学的な雰囲気が漂うタイトル&内容だったのだが・・・(「離脱る」を除く)
こちらは、どうも心霊現象っぽい雰囲気のタイトルが並んでいたのだ。(「絞殺る」を除く)

私は、少々心霊現象的な摩訶不思議については信じる傾向があるので、前作での「離脱る」のようなオチになる話ばかりだと引いちゃうなぁ~と身構えたが、とにかく読んでみた。

  -story-
警視庁捜査一課の草薙は、説明出来ない事件に出くわすとガリレオ先生の元を訪ねる。
ガリレオ先生とは草薙の友人で、帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川である。

*第一章 『夢想る』(ゆめみる)・・・子どもの頃夢で見た女性に17年後に出会う
*第二章 『霊視る』(みえる)・・・殺された女性が、死の同時刻に別の場所にいる
*第三章 『騒霊ぐ』(さわぐ)・・・毎晩同じ時間に、家がガタガタと振動する
*第四章 『絞殺る』(しめる)・・・絞殺痕が不自然な遺体がホテルで見つかる
*第五章 『予知る』(しる)・・・ジサツした女性の首吊りシーンを2日前に見た少女

前作と少々方向が違ったように思えた。
湯川の活躍が、「物理学者的推理」というよりも、「灰色の脳細胞的推理」に感じてしまったのだ。
だから、もし本作の数々の事件を「説明出来ない難事件」として湯川を頼るのなら、それは「警察が無能って事じゃーないの~?」なぁ~んて思ってしまった。
それに、事件の真相を解明していく湯川の推理が、どうも唐突でこじつけに思えるものが多々あったように思う。
私は、前作の方が面白かったなぁ~

もう一つ、これは全くの個人的な思考なのだが、読んでいる間中、「幽体離脱も幽霊もポルターガイストも予知夢も・・・あるんじゃーないのかなぁ~」って考えがムクムクと頭を過ぎり、どうしても湯川の思考と上手く合致しなかった。
湯川は、決してオカルト的な事例を全否定しているわけではないのだが、何でも科学的に解明してしまうのは、個人的な好みの問題で少々興醒めしてしまった・・・

だが、前作同様大変読みやすく、とてもテンポにいい作品だ。
湯川&草薙のキャラもスッカリ安定していて親しみが持て、2人の会話は楽しい。
そして、本作の最後のオチは洒落た展開になっていた。
科学とオカルトは紙一重っていう感覚にさせられ・・・ほっこりとした気分で本を閉じた。

 ~草薙 : 「オカルトめいたことを科学的に解き明かそうとすると、
                           意外な真理がみえてくる、というわけだ」
 湯川 : 「君から科学的とか真理とかいう言葉を聞くと、
                  二十一世紀に期待を持てそうな気がするから不思議だ」~
                       (本文中の湯川&草薙のお茶目な会話より)

   湯川に是非とも摩訶不思議体験をさせて反応を見たい(笑)  (3点)

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パプリカ

2007-08-28 09:37:37 | 映画【は行】

レンタルで鑑賞―
【story】
夢に入り込んで患者の治療を行う装置『DCミニ』が盗まれ、精神医療総合研究所に勤める若きサイコ・セラピストの千葉敦子は、『DCミニ』開発者の時田とともに島所長の元へと集まる。しかし、所長の島が突然意味不明の内容の演説をとうとうと語り出す。『DCミニ』を盗んだ者による夢の侵略が始まったのだ―
     監督 : 今敏 『千年女優』 『東京ゴッドファーザーズ』

【comment】
この映画公開時に「観たいなぁ~」と思っていたのだが、私の住んでいる地域では上映されなかったため・・・悔しくて原作を読んだ。
   こちら筒井康隆氏の『パプリカ』
なかなか面白い小説(評価は3点くらいかな)で、一気に読み終えた。
少々千葉敦子(=パプリカ)の人物設定に疑問を感じつつも、『DCミニ』やそれを巡る話には惹きつけらた。
この物語が描き出す『夢』という名の享楽と狂乱に満ちた幻想的な世界をどう映像化するのか―興味があったのでDVDを借りてみた。

ところで、『パプリカ』と聞いて思い出すのは・・・
    こちら           そして、こちらですね~
                     
    
               ジャックが体に振りかけているのが『パプリカ』で~す

で、『夢に入り込む』と聞いて思い出すのは・・・こちらですぅぅぅ~
  全人類を不眠症に陥れた恐怖のフレディ
これにはジョニーもご出演
                                  (全く記憶にないんだけど・・・)

どっこいこちらのパプリカちゃんは、男性なら誰でも病気になってでも逢いたいと切望するであろうキュートでセクシーな女の子
  貴方の夢に入りま~す

で・・・前置きがやたらと長いのですが、観終わった感想としては、ちょっとイマイチだったかなぁ~
私は原作の方が好きだし面白かった気がする。
映画がかもし出す世界観や映像美は良かったんだけど、どう~も惹き込まれなかった。

まず気になったのは、『DCミニ』の開発及びそれを悪用しようとする企みに何ら必要性が感じられなかったこと。もうちょっと『DCミニ』についての説明があった方が良かったんじゃーないかなぁ?
それから主役の千葉敦子にあまり魅力が感じられなかったのが痛かった。
ちょっとギスギスしたオバさんっぽく見えて・・・才媛で絶世の美女、オマケにフェロモン全開な女性を想像していた私としては物足りなかった。
そして、千葉に魅力を感じないと必然的にパプリカにも惹かれなくなっちゃった。
パプリカの天真爛漫な愛さずにはいられない魅力が伝わりきれなかったと思う。
それから悪役もイマイチだったなぁ~何を企んでいたのかがサッパリ分からなかった。

肝心な『夢』の描写では、ちょっと『平成狸合戦ぽんぽこ』や『千と千尋の神隠し』を思い出してしまった。
どうして幻想的な世界を描くと似たような形になるのだろう?
実際の夢で、ヘンテコな物が1本調子のセリフを言いながらただただ行進する・・・なんて情景はなかなかないと思うんだけどなぁ~
もっと独自な、例えば無間地獄のような鳥肌立ちまくりの雰囲気があっても面白かったんじゃないかな。

  パプリカ夢に進入中

さてさて、少々不満を述べてしまったが、物語のコンセプトには惹かれる。
私は元々『夢占い』なんかを信じちゃったりする乙女チックな性格なのだぁぁぁ~(笑)
『夢』は確かに深層心理に影響されることがあると思う。
他人に見せたいと思う楽しい夢もあれば、目覚めた瞬間に忘れ去りたい嫌な夢もある。
考えてみたら究極のプライベートな空間なんだから、誰にも邪魔されずに健全な夢ライフを楽しみたいな

  そういえば、友達と同じ日に同じ夢を見た事があったなぁ~    (2.5点)

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きみに読む物語

2007-08-26 11:50:50 | 映画【か行】

レンタルで鑑賞―
【story】
家族とひと夏を過ごすためにノース・カロライナにやって来た良家の子女アリー(レイチェル・マクアダムス)は、地元の青年ノア(ライアン・ゴズリング)から熱烈なアプローチを受け、やがて愛し合うようになるが―
   監督 : ニック・カサヴェテス 『ブロウ』 『ノイズ』 『ジョンQ-最後の決断-』

【comment】
これは運命の愛の物語―
長い長い時を経ても、決して色褪せる事のないノアとアリーの深い愛に心が振るえ、溢れる涙が止まらない・・・

認知症を患っている老婦人(ジーナ・ローランズ)に、優しく物語を読み聞かせる老人(ジェームズ・ガーナー)がいた。
彼が読んでいるはノアとアリーの物語―
 

ノアは田舎の材木置場で働く若者で、アリーは都会育ちの良家の子女。
育った環境も多分将来性も全く異なる二人だが、とても惹かれ合い愛し合う。
一夏をいつも一緒に過ごした若い恋人同士は、古い農園を買いとって白い家を造ろう・・・と約束するのだが―
 

アリーの両親に交際を反対され・・・二人は引き離されてしまう。
ノアは何度もアリーに手紙を書くが、それはアリーの元へは届かず、やがて二人の愛は消えたかに見えた。
 

数年後、アリーは両親の望みに叶った結婚を決めるのだが、ノアと再会し・・・

・・・ノアとアリーの物語が終る頃、聞き入っていた老婦人の心に変化が起こる。
「何だか聞いた事があるわ・・・」―
 

本編が始まってすぐに、「きっと物凄く好きになる・・・」という予感が私の体を駆け巡り、案の定鑑賞後に、力が抜けるくらいに感動している自分がいた。本当に良い映画だった。
この映画については、とても言葉で多くを語れそうにない。心の映画だと思うのだ。
いつまでもいつまでも心に残る美しく切ない愛の物語だと思う。

物語だけでなく、役者さんたちも皆素晴らしかった。
特にノア役のライアン・ゴズリング君にはノックアウト・パンチされてしまった。
私の大好きな俳優リストの上位に加えたいと思う^^・
  『完全犯罪クラブ』、『ステイ』の彼も良かった~

 DVDを買って、心ゆくまで何回でも観たい映画  (5点)

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ラッシュアワー3

2007-08-25 09:27:27 | 映画【ら行】
久しぶりに劇場鑑賞―
【story】
在米香港領事館の大使が、中国マフィア「シャイシェン」の存在を突き止めたために狙撃される。一命をとりとめた大使と娘を守るかたわら、シャイシェンを追跡することになったリー(ジャッキー・チェン)とカーター刑事(クリス・タッカー)。事件の鍵がフランスにあることを突き止めた二人はパリへ飛ぶが―
 監督 : ブレッド・ラトナー 『レッド・ドラゴン』 『X-MEN/ファイナル ディシジョン』

【comment】
このシリーズは1、2ともDVD鑑賞している。実はジャッキー・チェンが好きなのだぁ~
内容はともかく、ジャッキーとクリス・タッカーの掛合いが楽しい軽~いアクション映画なので結構好きなんだけど・・・
今回は申し訳ないがクリス・タッカーが少々ウザッタイって思っちゃった。
何でかって言うと・・・真田広之さんがスゴ~ク良かったからなのだ~~~
いっその事、ジャッキー主演の映画に、真田さんが堂々とした敵役って方が見応えがあっただろうなぁ~って思う。それじゃー『ラッシュアワー』シリーズにはならないんだけど・・・
ジャッキーを食っちゃうくらいに真田さんの魅力が光っていたなぁ~

  俺の名はケンジさっ

お話はいつものように単純かな?とにかく中国マフィアを巡る攻防って感じの展開よ。
で、いつものように、意味があるのかないのか、リー&カーターでコンビを組んで暴れまわる。今回はおもに暴れる場所がパリなんですよね~
そして、中国マフィアの組織の悪ケイジと対決する事になるリーなんだけど、実はケイジとは兄弟のように育った仲だったんですぅ~これはチョイ切ない・・・

俺たちゃパリでも漫才トーク

まぁ~表や裏があるお話ではありませ~ん。気軽に観ましょう~

でも、今回の映画ではビックリした事が2つあったの~
まず、しつこいけれど真田さんが素晴らしかった
彼のアクションって動きが滑らかで無駄がなく美しいのね~
特に剣を使うシーンでは、激しい動きの中での美しい立ち回りが際立って・・・日本人として誇らしく思えちゃった。
それからイチオシのアクションシーンは、やっぱりエッフェル塔の上での闘いですね。
高所恐怖症の方は要注意です。ブルブルしちゃうと思いますよ~

  夢の共演

それからもう一つ驚いたのは工藤夕貴さん。
 彼女がどんな役柄なのか全く知らずに観たんだけど、まさかアクションシーンをこなすとはジャッキーと工藤さんが闘うなんて・・・何だか感激しました~

とにかくアクションと笑いの両方を楽しめま~す。
そうそう、なんとロマン・ポランスキー監督がフランス警察役で出演していました~
今回はジャッキーと真田さんの間に流れる空気があまりにも良かったので、タッカーが浮いちゃった気がしたけど・・・まぁ~いいか

    ジャッキーも老けたなぁ~ちょっと寂しいわ・・・  (3.5点)
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恋愛小説家

2007-08-23 16:37:00 | 映画【ら行】

レンタルで鑑賞―
【story】
メルヴィン・ユドール(ジャック・ニコルソン)は人気恋愛小説家だが、実生活の彼は中年を過ぎていまだ独身の、潔癖症で毒舌家の嫌われ者の変人だった。そんな彼が、毎日ランチに通うカフェで働くウェイトレス、キャロル(ヘレン・ハント)に淡い恋心を抱き―
       監督 : ジェームズ・L・ブルックス

【comment】
ジャック・ニコルソンを好きなので、前から観てみたかった映画。
で・・・これは、『ジャック・ニコルソンのジャック・ニコルソンによるジャック・ニコルソンのための映画だなぁ~』って思ったわ。彼の魅力が遺憾なく発揮されていました~

小説家ユドールは、珠玉の恋愛小説を書く人気作家なのに・・・実はとっても偏屈オヤジ。
極度の潔癖症で、洗面所には新しい石鹸が積み上げられていて、1度使っただけでポイしちゃう。
外出時にはいつも手袋をはめていて、外を出歩くのは一苦労。
他人にぶつからないように、道の汚れを踏まないように、歩道の石の繋ぎ目を踏まないように・・・と、ピョンピョン跳ねながら歩くんだから
それから、顔を合わせた人には、だれかれ構わず毒舌で攻撃し・・・ぐぅの音も出ないほどに言葉の暴力を振るっちゃう・・・
ふぅぅぅ~全く困った子ちゃんなんだから・・・勿論友達なんて一人もいないのよね~
でもね・・・本当はあったかい心を内に秘めていることは予測がつくの。
人に酷いセリフを吐いた後に、一瞬「あ・・・しまったかな?」という間を見せるんだもの。
その辺の表情をジャック・ニコルソンが上手~く演じていたと思う。
彼だからこそ愛すべき変人オヤジを応援する気になれるんだと思うなぁ~

そんなユドールが、自分でも気付かずに、密かに求めている女性がキャロル。
彼女の気を引きたいんだけど、どうしても上手くいかずに撃沈の日々・・・
さてさて、精神的な病を抱えるほどの嫌~な中年男は、自分の殻を破って人間らしい喜びを見出せるでしょうか?っていう微笑ましいお話の映画です

そしてこの映画は、ユドールの魅力だけでなく、周りとの人間関係がとても素敵に描かれている。
まずはヘレン・ハント演じるユドールの意中の人キャロル。
彼女はシングルマザーで、カフェで働きながら一人息子を育てているんだけど、その息子が病気がちなの。そのためにいつも寝不足で、パニックに追いたてられるようにして暮らしている。
ユドールの援助で、息子の病気が快方に向かうんだけど・・・それとこれとは別!!って感じで、ユドールに対して戸惑いを見せる彼女が可愛かったなぁ~
それからユドールのアパートメントの向かいに住むゲイの画家サイモンとユドールとの交流が面白かった。
始めは潔癖症のユドールは、サイモンがゲイである事を極端に嫌悪していたんだけど、ひょんな事からサイモンの飼っている犬を預かったために・・・少しづつ優しい心が表面に出てくるユドール。ついでに言えばワンちゃんは芸達者で可愛かったなぁ~
サイモンは、グレッグ・キ二アが演じているんだけど、彼の追い詰められているような目付きがこの役にピッタリでした~

ユドール&キャロル&サイモン&
ワンちゃんの心の交流は観ていて心地良かった
欲を言えば、せっかくユドールが恋愛小説家なんだから、もうちょっと小説に絡めたエピソードがあっても面白かったかなぁ~って思う。

余談ですが、この映画に出演していた俳優にドキッとしました~
それはスキート・ウーリッチで~す。
        
      以前彼を『スクリーム』で観て、そのイケメンぶりに萌えた私は、怖がりのくせに『スクリーム』を何度も鑑賞しました~
最近全然見なくなったけど・・・どうしたのかなぁ~

     ジャック・ニコルソンの可愛い変人ぶりを堪能出来ます  (3点)
     こちらの二コルソン演じるオヤジも大好き~  『恋愛適齢期』

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スターのお仕事バトン

2007-08-22 21:43:30 | バトン

いつもお世話になっている『MOVIE-DIC』白くじらさんからバトンを頂きました~
その名も『スターのお仕事バトン』です。
映画の中で、色々と印象に残るお仕事ってありますよね~
ではでは早速始めてみま~す 好きな映画から選んじゃおう~っと
 
1.映画に出てくる「刑事」といったら誰?
  
 *『ダイ・ハード』シリーズのマクレーン刑事『ダイ・ハード4.0』も面白かったなぁ~
                             
 *『リーサル・ウェポン』シリーズのリッグス&マータフも大好きです^^・

 *『刑事ジョン・ブック/目撃者』も印象的でした~
          
 「まだ髪があるぜぃ」  「今はS監督だぜぃ」 「まもなく宝を探すぜぃ」

2.映画に出てくる「犯罪者」といったら誰?
 *『ハンニバル』シリーズの稀代の殺人鬼レクター博士でしょうねぇ~

   ー(年月+人肉)= 
 「こう見えても若い頃はイケメンさっ」           「僕が若い頃です

3.映画に出てくる「弁護士」といったら誰?

 *『ザ・ファーム』のトム・クルーズ&ジーン・ハックマン

 *『依頼人』のスーザン・サランドンが演じた女性弁護士も印象的でした

          
 「娘にメロメロなんだよぉ~」    ブラッド・レンフロ君可愛かったなぁ~

4.映画に出てくる「医者」といったら誰?

 *『グレイズ・アナトミー』&『ER』のドクター、どちらもドラマだけど大好きです

         番外編
                              死してなお少年を救う精神科医・涙
                            
5.映画に出てくる「大統領」といったら誰?

 *『アメリカン・プレジデント』の恋する大統領のマイケル・ダグラス。

 *『インデペンデンス・デイ』の戦う大統領も印象的でした。

    番外編
                                *『ラブ・アクチュアリー』
                             ヒュー・グラントがイギリスの首相を~

6.では、この人の「大統領」役を見てみたいと思うのは誰?

 なんとなくこのお二人が似合いそう・・・

            
「時間を超えてアメリカを守ります!」  「パーティーのダンスは任せてくれ」
  
7.最後に、映画に出てくるちょっと変わった職業で印象に残ってるのは何?

すみません・・・ジョニーをだすために一苦労
 *『ザ・物書き』で~す
            
         番外編
『シークレット・ウインドウ』 『ネバーランド』 *『恋愛適齢期』のダイアン
                              泣きながらPC打つ姿が可愛い~

 *そして『ザ・殺し屋』の方々―
           
              ジャッカルと愉快な夫婦
「悪役も正義の味方も任せてくれ」 「家はカカア天下です」

他にも色々あるんだけど・・・FBI、スパイ、詐欺師なんてのも!でもこのへんで・・・

8.バトンを回す人たち

  『ともやの映画大好きっ!』ともやさん
  『5125年映画の旅』えめきんさん
    『めでぃあみっくす』にゃむばななさん
    『Aのムビりまっ!!!(映画って最高☆)』
あっしゅ君

お忙しいところお願いしちゃってゴメンナサ~イ。
ヨロシクお願い致しますね~

 【コピぺ用】
1.映画に出てくる「刑事」といったら誰?
2.映画に出てくる「犯罪者」といったら誰?
3.映画に出てくる「弁護士」といったら誰?
4.映画に出てくる「医者」といったら誰?
5.映画に出てくる「大統領」といったら誰?
6.では、この人の「大統領」役を見てみたいと思うのは誰?
7.最後に、映画に出てくるちょっと変わった職業で印象に残ってるのは何?
8.バトンを回す人たち

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【本】探偵ガリレオ

2007-08-20 10:18:20 | 本【小説・日本】
           『探偵ガリレオ』    東野圭吾     文春文庫
【comment】
先日、東野さんの『使命と魂のリミット』を読み、今度は『容疑者Xの献身』を読もうと思っていたら、『眠り猫の憂鬱』のせつらさんがいい事を教えて下さった。
シリーズ作品なので、『探偵ガリレオ』⇒『予知夢』⇒『容疑者~』の順番で読んだ方がいいらしいのだ。
シリーズ物の順番は大事なので、早速『探偵ガリレオ』を読んでみた

せつらさんから理系ミステリと聞いていたので、森博嗣さんの作品ぽいのかな・・・と思ったが全然違った。
まず、とても読みやすい筆致でサクサクと読める。にもかかわらずかなり映像的で、作中に起こった事件の様子がスーッと頭に浮かんでくる。更にはシリーズの主役草薙&湯川ペアが大変魅力あるキャラで、メチャンコ好感が持てて・・・・・つまり面白い小説だったのだ

  -story-
警視庁捜査1課の草薙は、説明のつかない事件にぶつかった時に必ず訪ねる友人がいる。帝都大学理工学部物理学科助教授・湯川である。二人は学部も性格も違ったが、学生時代から懇意にしていた仲だった。

*第一章 『燃える』(もえる)・・・突然燃え上がった若者の頭
*第二章 『転写る』(うつる)・・・池に浮かぶデスマスク
*第三章 『壊死る』(くさる)・・・心臓だけ腐った男の死体
*第四章 『爆ぜる』(はぜる)・・・海の上で爆発した女性
*第五章 『離脱る』(ぬける)・・・幽体離脱した病弱な少年

常識を超えた難事件に草薙&湯川が挑む―

私は理系が全くダメで、ここで起こった事件が科学的なのか物理的なのかそのどっちでもいいのかの区別すらつかず、本文中で湯川が、スナックの女の子相手に自分の研究について、「相対性理論とダーウィンの進化論について、ニュートン展開しようとする研究だ」と説明した際、一瞬でも「スゴイなぁ~」と思ってしまった程なのだが、どの題材も大変興味深く面白く読めた。
五章からなる短編であるため、それぞれの話に深みがあるわけではないが、軽~い気持ちで楽しく読めることは間違いない。
上で紹介した数々の摩訶不思議な事件を、「幽霊の正体は、いつも案外つまらないということさ」という観点から、科学的な理由付けで真実へ導くガリレオこと湯川。
今後も彼の活躍が楽しみだ―

  ~突然彼の目が大きく見開かれた。と同時に、信じがたいことが起こった。
                山下の後頭部から炎が上がったのだ。~   (本文より)

   飄々としてユーモラス、子どもが苦手な湯川が可愛い   (3.5点)
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ウルトラヴァイオレット

2007-08-19 09:50:50 | 映画【あ行】

レンタルで鑑賞―
【story】
人間の政府によるファージ(新種のウイルスに感染した超人間)抹殺運動激化に伴い、ファージの地下組織最強の女戦士ヴァイオレット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、政府が開発した最終兵器を奪うべく政府のビルに乗り込む。しかし、その最終兵器とは9才の人間の少年(キャメロン・ブライト)だった―
    監督 : カート・ウィマー  『リベリオン』 

【comment】
話はちっともわけ分からなかったけど、ミラ・ジョヴォヴィッチはカッコ良かった~
これは深く考えずに劇画的に美しいミラを堪能する映画だと思いま~す^^・

  

アメコミ映画みたいにアニメ映像から始まった時には思わずワクワク&ドキドキ~
で・・・初っ端からやたらに露出が多く強~いヴァイオレットと、過度な近未来的雰囲気、「ここは理解を超えた世界」としつこく流れるセリフから、この映画への取り組み方は決まった
映像&アクション&ミラを楽しむぞォォォ~
こういう雰囲気の映画って内容がなくても結構好きなのよね~

とにかく物語はイマイチ不明で説明し難いかも・・・(汗)
雰囲気的には、『人間ファージ』っぽいんだけど、途中から違う方向にいっちゃう。
ヴァイオレットは兵器として利用されそうな子どもを命懸けで助けようとするし、人間とファージの闘いもあまり描かれていないのでよく分からない・・・
そもそもファージの能力とか体質って何だったんだろうなぁ~
牙はあったけど・・・吸血鬼ってわけでもないし、人間が必死で駆除する理由が伝わってこないのよね~
ヴァイオレットの髪の色や洋服の色が戦闘の時にビビーっと変わるのも能力ゆえなのかお洒落なのか・・・何なのよって感じで、それについての説明もなかった気がする。
綺麗だからイチイチ「おお~!!」って思って観てたけど。

全体的な雰囲気は、色んな映画のいいとこどりをしている感じがあって、新種のウイルスに感染したファージっていう設定は、ほぼ『バイオ・ハザード』だし、最強の女戦士の無敵の闘いぶりは、ほぼ『リベリオン』のガン=カタ。最終兵器の子どもってのは、役までまんま『X-MEN3』だし、何とな~く『マトリックス』の香りも漂っているし・・・
一緒に観ていた子どもまでが、「色々パクッてるねぇ~これじゃー女ガン=カタだぁ~」と生意気を言っていたわ

やっぱりこれはミラ万歳映画ですね~
私は彼女が大好きなので、心を閉ざした最強女戦士ヴァイオレットが、不可能な戦闘にポーズを決めながら臨んでいく姿に結構満足出来ました~

 

  そんな・・・必ず腹を見せんでも・・・監督の趣味?

  PS.  
*間違えられて死んじゃった子が可哀想だよぉ~
      *使い捨て携帯が便利そうだよぉ~
          *あんな小さいバッグに子どもが!!4次元ポケットだよぉ~


    ミラ大好き『バイオハザードⅢ』も楽しみで~す   (3点)
        『バイオハザードⅡ アポカリプス』の感想です。

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オペラ座の怪人・・・のはずが撃沈(号泣)

2007-08-18 20:50:10 | アカデミー賞・年間ベスト10・ドラマ・雑記

レンタルで鑑賞―
アンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカル、映画化作品。
【story】
19世紀のパリ、オペラ座に住む伝説の男ファントム(ジェラルド・バトラー)の仕業とされる怪事件が多発。一連の事件は、彼が見初めた歌姫クリスティーヌ(エミー・ロッサム)をプリマドンナにするため起こされたものだった―
       監督 : ジョエル・シューマカー 『ヴェロニカ・ゲリン』『9デイズ』

【comment】
先日『仮面の男』の感想をupしたので、『仮面』繋がりで以前から観たかったこちらを鑑賞―
ところがっっっ
借りてきたDVDがチャプター3から進まない・・・
何度試みてもダメなので、急いでレンタル屋さんに電話して取り替えてもらうことに・・・
車で往復40~50分の道のりをかっ飛ばし、他のDVDを持って自宅へ・・・
ところがっっっ
今度はチャプター6で止まってしまう・・・
何故だぁ~~~ こんな事があっていいのかぁぁぁ
まだファントムの姿も観ていないよう~

ということで・・・感想は後日 のはずでしたが・・・
3度めのDVDもチャプター6で止まってしまいました・・・ありえないっっっ
もうレンタルは諦めました・・・

ファントムに縁がないのかなぁ~
そのうちにDVDを買って鑑賞しようと思います・・・トホホ


   

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仮面の男

2007-08-17 10:25:30 | 映画【か行】

レオに萌える―
【story】
17世紀、絶対王制のフランスに君臨する若き国王ルイ14世(レオナルド・ディカプリオ)は、飢餓で苦しむ国民をよそに、度重なる戦争を行い、権力と贅沢に酔っていた。
前国王に忠誠を誓った三銃士アラミス(ジェレミー・アイアンズ)・ポルトス(ジェラール・ドバルデュー)・アトス(ジョン・マルコビッチ)と、ルイ14世に仕えるダルタ二アン(ガブリエル・バーン)は、暴君である現王の姿に胸を痛めていた。やがて三銃士は、国家存続のために、牢獄に閉じ込められている『仮面の男』を救出し、かつてない陰謀を企てる―
     監督 : ランダル・ウォレス

【comment】
この作品が好きで好きで好きで・・・
ビデオとDVDとサントラを持っている。(ただのアホタレ
今までに数え切れない程鑑賞しているが、毎回本編が始まった時点で胸がイッパイになり涙ぐんでしまう。
これは決して完璧ブラボーな作品ではなく、場面の繋がりが不自然だったり、セリフが妙にクサくてわざとらしい・・・と思ったりはするのだが、私の中では名作殿堂入りしている

昔、アレクサンドル・デュマの『ダルタニアン物語』が好きだった。
なかでもハンサムなアラミスがお気に入りだった
本作は、老いた三銃士+ダルタ二アンとルイ14世、そして鉄仮面伝説の胸踊る感動的な物語である―

この映画最大の魅力は、何と言ってもレオナルド・ディカプリオの二役にあると思う。
冷酷なルイ14世と不遇な双子の弟フィリップを見事に演じ分けている。

ルイ14世の時のレオは、顔の表情も目付きも口調も態度も・・・我が侭で冷酷で無慈悲で考えなしの人物そのもので、心底憎らしく見える。
一方『仮面の男』フィリップの時の彼は、他者を気遣い繊細で心優しい青年そのものだ。
フィリップは、ルイの双子の弟だが、その事実を知らずにひっそりと生き、その後6年もの間ルイによって鉄の仮面を被せられバスティーユ牢獄に閉じ込められていた。
三銃士に救出され、仮面をとった時の彼の表情は胸を打つ。
自分が何者かを知り、戸惑い怯える姿にも毎回涙が止まらない・・・
このフィリップ役のレオは、他のどのレオよりも好きだし美しいし愛らしい
  左上のレオがフィリップ

さて物語りの方は、三銃士が血を流さない革命として、双子であっても全く別人格のルイとフィリップをすり返ようと企てる展開になる。
ああ~っこの過程は何度観てもドキドキする。
銃士の誇りとそれぞれの愛を秘めた命懸けの革命には、興奮せずにはいられない―

それに、本作で脇を固める老いた三銃士がまた素晴らしい~のだ。
なかでもジョン・マルコビッチが演じたアトスが大好きだ。
ルイによって大切な一人息子を死に追いやられたアトスの哀しみと怒りを思うと胸が熱くなるし、フィリップを徐々に息子のように愛しんでいく空気がとても優しい。
それからガブリエル・バーンが演じたダルタ二アンもとても魅力的だ。
彼は国家を揺るがす程の秘密を抱えながらも国家に忠誠を誓う真の銃士だ。
彼の長く苦しい一途な愛を想うと、どうしても目頭が熱くなる。
また、ルイに忠誠を誓っているため、兄弟のように仲の良い三銃士と一時は剣を交える事になってしまうが・・・

全編で流れる美しい音楽も大好きだ。壮大な物語を充分に盛り上げてくれる。
時々サントラを聴いているが、その度に美しい宮殿や田舎の風景、フィリップの笑顔が目の前にスーっと広がり・・・またまた涙ぐむのだ

 1998年の作品。この頃のレオは細かったなぁ~   (5点)

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ポセイドン

2007-08-15 10:16:00 | 映画【は行】
WOWOWで鑑賞―
【story】
巨大波に襲われ転覆した豪華客船「ポセイドン号」で、元NY市長のラムジー(カート・ラッセル)と娘ジェニファー(エミー・ロッサム)、ギャンブラーのディラン(ジョシュ・ルーカス)、初老のゲイの男ネルソン(リチャード・ドレイファス)等は、沈みゆく船で生き残りをかけた死闘を繰り広げる―
   監督 : ウォルフガング・ペーターゼン 『トロイ』 『パーフェクト ストーム』

【comment】
パニック・ムービーを観ると自分がパニックになり、「もうダメ!!観ていられないっっ!!うわぁぁぁ~~~大変だぁ~死ぬぅぅぅ~~~」と叫びながら右往左往する・・・という病癖があるため(甚だ迷惑・汗)、劇場鑑賞はスルーした。

この作品の元となったジーン・ハックマンの『ポセイドン・アドベンチャー』(1972年)は大昔TVで観たが、ジーン・ハックマンが演じた人物の自己犠牲精神には衝撃を受けたものだ。
こちらの『ポセイドン』は、旧作と設定は同じでも登場人物や脱出のプロセスを変えた作品だが、風の便りで評判が芳しくなかった事と、「絶対に誰かが犠牲になるに違いない」という思い込みとでビビっていたが、恐る恐るWOWOWで鑑賞してみた。

それで・・・結構面白かったです―

 こちら『ポセイドン・アドベンチャー』    こちらギリシャ神話のポセイドン(ゲスト)
                              注:レオニダスではありません
                  

監督は、「余計な人間ドラマよりもリアルな脱出劇を試みた」そうで、確かにあまり登場人物たちに感情移入が出来なかったが、原因不明の巨大波で突然船が転覆してしまう時の迫力の映像や、その後の大惨事は凄まじく、ギャースカ喚きながら圧倒されて見入った。
多分最低でも2000人位は乗っていたと思われる豪華客船の乗員&乗客は、新年を迎えるパーティーの最中に成す術も無くどんどんと死んでいく―
転覆の衝撃で弾き飛ばされる者。爆発や火災に巻き込まれる者・・・ああ恐ろしい

で・・・大ホールにいてかろうじて生き残った人々は、例によって二者択一を迫られる。
そこに留まり助けを待つ者と、船からの脱出を試みる者とに。
こういう映画の場合は、大抵留まる者を待つのは死だ。
そして、脱出を試みる合わせて10人の人間を待ち受けるのは過酷なサバイバルだ。
本作は、特にその辺にヒネリがなく、「ここでそろそろ誰かが死ぬな・・・」と思ったところで必ず犠牲者がでるという親切設計になっている。
だから、「うわ~」と叫ぶ悲惨な死でも、観る方に一応心構えが出来てたりして・・・
そういう意味でも目新しさはないだろう。

それから、人道的にどうしても許せないシーンがあったのよね~
脱出組が最初の危機を迎えた時に、やむを得なかったとは言え、親切な青年を見殺しにしてしまうのだ。
これには100万光年くらい引いてしまい、「もしアンタが同じ立場だったら、そんな事出来ないでしょう?!」と本気でTVに食ってかかった。
だから、その後彼らが必死で誰かを助けても、「あの時は見殺しにしたわね~~」と、恨みがましく三白眼で睨んでしまった・・・(根に持つタイプ・汗)

やはり監督の思惑通り、人間ドラマを描いた映画ではないのだろう。そのため脱出組のキャラ設定が弱く、あまり誰かの生を願い刹那的な気分に陥ったりはしなかった。それは不思議な感覚だが、とにかくドキドキ&ハラハラ&オロオロ&ガビーンとはなれる。


 

極限状態での人間の心理はイマイチ描ききれていないように思うが、純粋なパニック・ムービーとしてはなかなか見応えがあった。
割りと短めの時間でスッキリと観れるし、CG映像が素晴らしく、かなり衝撃的な映像もあるので、一見の価値はあると思う。

水に潜るシーンでは、一緒に息を止めながら観たので疲れちゃった (3.5点)
 
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【本】前巷説百物語

2007-08-13 09:31:00 | 本【小説・日本】

           『前巷説百物語』     京極夏彦     角川書店
【comment】
「御行奉為―」
―道を通せば角が立つ。倫を外せば深みに嵌る。そっと通るは裏の径―
妖怪遣い・又市一味の暗躍する『巷説百物語』『続巷説百物語』『後巷説百物語』(直木賞受賞作)は好きなシリーズである。
とは申せど、残念ながら三作の詳細を事細かに覚えておるほど記憶力が良いわけではないが、「山岡百介」によって語られる「御行の又市」「山猫廻しのおぎん」「事触れの治平」らのいづれ妖しの暗躍は、妖怪たちの怪しき姿と相俟って、色鮮やかな印象を残す名作だと思っている。
この度手にした『前巷説百物語』は、「小股潜りの又市」がまだ御行姿になる前、双六売りであった時分の話である。
「又市、いかに御行となりしか―」いわば、「又市・ライジング」であろう。

本作は六編で構成され、いづれも「絵本百物語・桃山人夜話」の挿絵で始まる。
―大損まる損困り損、泣き損死に損遣られ損。ありとあらゆる浮世の損を、見合った銭で肩代わり。銭で埋まらぬ損を買い、仕掛けて補う妖怪からくり。―
双六売りの又市がひょんな縁から出会った損料屋「ゑんま屋」。元締お甲が営むこの店は、損で苦しむ依頼人の損を埋めるを商売としていた―

*『寝肥』(ねぶとり)
奥州辺りで伝わる病。
朝寝、夜遊び、不潔、無精、行儀が悪い、悪態を吐く、怠けるなどの自堕落が度を超した女性が罹る病をいふ。体がみるみる膨れ上がり巨大化するといわれている。 
(ビクビクビク~ン  嫌じゃ嫌じゃー「寝肥」になどなりとうない~

又市が惚れこんだお葉の損をゑんま屋が肩代わり。現を夢にし、夢を現に擦りかえるゑんま屋のからくりを子供騙しの仕掛けと言いながら、又市は一味に加わることになる。    

*『周防大がま』(すおうのおおがま)
周防の辺りの言伝え。
八尺を超える大蝦蟇がいて、虹の毒気を吐く。鳥も虫もこの気に触れれば命を落とし、皆蝦蟇に食われるといふ。

仇討ちと男色が絡む話。
~殿様が小姓の釜ァ掘ろうが、坊主が屍ェ舐ろうが・・・~ってセリフがある。ひぇ~
 
*『二口女』(ふたくちおんな)
下総国辺りの言伝え。
後妻が自分の子を産んだ途端に先妻の子を殺す。
やがて先妻の頭に出来た傷が口となり食べ物を要求し、先妻の子殺しを喋るといわれている。

恐ろしや。世におぞましきは子殺しぞ。虐待され餓死した子はいと憐れなり。
悲しきかな。昨今もよく耳にする虐待話・・・

*『かみなり』
落雷の際に一緒に落ちてくる獣がいる。その雷獣は鼬であるといふ。

ゑんま屋の仕掛けたからくりで人が死んでしまう。その為恨みを買ってしまうゑんま屋。
物事は多方面から見てバランスをとらねば凶事に繋がる。


*『山地乳』(やまちち)
山中深くに住む山怪。
山地乳に寝息を吸われると、吸われた者は翌朝までには死んでしまう。
吸っている現場を誰かが目撃すれば吸われた者は助かり必ず長寿を保つといふ。

黒い絵馬に名前を書かれた者は、三日以内に死ぬという珍事がお江戸で多発!!
まるで『デス・ノート』みたいな『デス・絵馬』事件は、実は祇右衛門の差し金だった。

*『旧鼠』(きゅうそ)
肥後の阿蘇辺りの言伝え。
根子岳にいる猫の王は、鹿ほどの大きさがあり尾が八尺もあるといわれている。
その猫王の元には、鼠が毎日毎日大挙して訪れ自ら食われに行くといふ。

いよいよ祇右衛門との第一次決着が・・・
ゑんま屋一味の末路と御行又市の誕生、そしておぎんとの出会い

粋で軽快な江戸口調で始まる物語は、今までのシリーズよりも読みやすく入り込みやすかった。
設定は『巷説百物語』の十年前であるから、若き又市の青臭さにも好感が持てて良い。
妙なきっかけから、又市が兄弟分の林蔵とともに雇われる事になった「ゑんま屋」面々のキャラも良く、凛として美しいお甲、荒事担当の殺しの達人・山崎、仕掛けを作る長耳の仲蔵、博識の本草学者・久瀬らの仕事ぶりは、主旨は違えど『必殺仕事人』を彷彿とさせ、胸をすく活躍をみせてくれた。
ワンクッションで必ず登場する南町奉行の同心・志方の謹厳実直、公明正大な人間性もいたく好感が持てた。
手先も器用ではなく、腕っ節もからきし弱い又市が、「人の命を無駄にする事を嫌う」一本筋の通った主義を持ち、「人に使われるより人を使う」才覚を見出していく過程も良い。
始めは単発のやっつけ仕事に見えた展開も、最後の方で後のシリーズに繋がらせる展開も上手いと思う。因縁の「稲荷坂の祇右衛門」についての詳細も興味深い。

見事に辻褄の合っていく又市の誕生秘話。
最後の方で沢山の死人が出てしまったのは少々残念ではあったが、決意を新たにした又市のセリフには感動を覚えた。
「御行奉為―」

 ~どんな時だってな、死んで良いなんて話ァねェんだよ。
 狡かろうが悪かろうが、汚かろうが惨めたらしかろうがよ、辛かろうが悲しかろうが、
 人は生きててこそじゃねェのかい。違うかよ。~   (本文、又市の言葉)
  
 又さん、いい男だねェ~あたしゃ惚れちまったよ byおゆか  (4.5点)



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オーシャンズ13

2007-08-12 18:25:00 | 映画【あ行】

ちっっっとも嬉しくないのだが、今日は私の誕生日・・・
この日になると、毎年故意的に記憶喪失が勃発し、一体何才になったのか本気で分からなくなったりして・・・・・
まぁ~戸籍上の年令と自分が認識している年令に大きく差があったっていいじゃーないの・・・わっはっはのは~~~ 

【story】
オーシャンズのメンバーの一人、ルーベン(エリオット・グールド)が心筋梗塞で倒れた。原因は世界的なホテル王ウィリー・バンク(アル・パチーノ)の裏切り。ルーベンの病床に駆けつけたオーシャン(ジョージ・クルーニー)、ラスティ(ブラッド・ピット)、ライナス(マット・デイモン)たちは仇をとるべく行動を開始。バンクが新たにラスベガスに建設した豪華ホテルで、バンクの全てを奪うべく大仕掛けをする―
    監督 : スティーブン・ソダーバーグ 『オーシャンズ11』

【comment】
暑いですね~猛暑です・・・
この暑さのせいも多分にあると思うけど、劇場で映画を鑑賞して、こんなに眠気に襲われた事はなかったなぁ~上映中に何度も頭がカックンカックンとなっちゃった

このシリーズは、他では絶対にありえない空前絶後の豪華キャストなのだし、今回はアル・パチーノも出ているので、それなりに楽しみにしていたけれど・・・
本気で眠かった
どうしてもワクワクしてこない
ストーリー自体は、嫌な男ホテル王をブッ潰せっていう単純なもの。
オーシャンズは綿密な計画をたて、バンクのカジノに多大な損害を負わせ、バンクが所有する巨額のダイヤモンドを奪うため大仕掛けをするんだけど・・・かなり退屈したなぁ~
スミマセン・・・何だか盛り下がっていますね私
暑いのと年取ったのとで、ナーバスになっているんですよ、きっと(苦笑)
それでもチョットだけ見所だったところを紹介しま~す

  まずはアル・パチーノ
この方が画面に現れるだけでシマルのよね~
オーシャンズにイジメられちゃって・・・自業自得でも可哀想だったなぁ~

  で、アンディ・ガルシア^^・
アル・パチーノとは『ゴッドファーザー』以来の共演。
11、12では敵だったべネディクトだけど、今回は打倒バンクって事でオーシャンズにチャッカリ資金提供をしま~す。

  マット&エレン・バーキン
ライナスが付け鼻をして媚薬を振りかけて・・・バンクの右腕の女性スポンダーを誘惑するシーンは1番笑えました~ 

  仲良し3人組
11、12では、それなりに泥棒シーンなんかもあってドキドキしたけれど、今回はハイテクホテル相手なので、オーシャンズのやり口もハイテクで・・・イマイチ彼らのプロとしての腕前が発揮出来ていなかった気がする。それとも肝心なシーンで寝てたのかな?
仲良し3人組は楽しそうなんだけど、観ている方は乗り切れなかったわ・・・

  そしてヴァンサン・カッセル
格好は派手だけど、出番が少な~~~い

ジュリア・ロバーツやキャサリン・ゼタ=ジョーンズが出ていないのも寂しかった。
豪華キャストなんだからもっと盛り上がって欲しかったなぁ~
そもそも『ルーベンが受けた仕打ち』<『バンクが受けた仕打ち』と思えちゃったので、
鑑賞後にもスッキリしなかったのかも・・・
このシリーズはもういいかな・・・
   ハリウッドのお祭りって感覚で楽しみましょう  (2.5点)

PS.ホテルのオープニングの時に、お相撲さんが出てくる。日本の曙と武蔵丸も出演して何番も試合をしたそうだけど、本編では残念ながらカットされたそうです・・・

                           『オーシャンズ12』の感想で~す   

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