★YUKAの気ままな有閑日記★

とても残念ですが、長期的にお休みします^-^*皆さま素敵な年末年始をお過ごし下さい☆

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愛しの映画館バトン

2007-07-31 10:07:00 | バトン

大好きな方々から『愛しの映画館バトン』を受け取りました~
 『JoJo気分で映画三昧!+α』のJoJoさ~ん
 『☆映画鑑賞日記☆』のmiyuさ~ん
 『とんとん亭』のとんちゃ~ん
バトンありがとうです。遅くなってゴメンチャイ

  「では早速始めるぞ」
                        「えっ?!一体何をですか?」
                        「馬鹿者~『愛しの映画館バトン』じゃわい」

1.年に何回くらい映画館で映画を観ますか?

去年の中頃までは、月に1~2本観れれば上等って感じで、専らTSUTAYAでマニアックなDVDを見つける事に情熱を注いでいましたー
ところが・・・次男君が家の鍵を持って学校へ行き、ちょっとはお留守番可能になってから一気に私の自由時間が延長よぉ~
ここで働かずにフラフラしているところは生来の怠け者って感じなのですが・・・
とにかくその後は・・・
  ①色々な映画を観に行こうと、映画ブログなるものを覗いてみる 
  ②情報が盛り沢山で面白くって、観たい映画が劇的に増える 
  ③ちょっとドキドキしながらブログにコメントなんかをいれてみる 
  ④皆さんが優しくて自分でもブログをやってみたい衝動に駆られる 
  ⑤ブログを始めたら楽しくて、映画館へドンドン通うようになる 

という単純な軌跡を辿り・・・・・今年はもう50本近く観ていま~す。
年末までに何本観れるか楽しみで~す

2.最後に観た映画は?

  『レミーのおいしいレストラン』で~す

3.初めて観た映画は?

この質問は何度か受けていて、その度に考えるのですが・・・忘れたなぁ~
でも今回、小さい時に『スヌーピー』の映画に連れて行ってもらった事を思い出しました。
   大好きだったスヌーピー

で・・・誰も聞いちゃーいないのですが、ジョニーの映画の劇場初鑑賞はコチラだったような記憶があります。
  『スリーピー・ホロウ』

4.映画館では飲み食いしますか?

基本的に飲み食いはしません。集中力が途切れるのが苦手なので・・・

5.主に誰と観にいきますか?

一人っ子だからかオタッキーだからが偏屈だからか分かりませんが・・・
  一人ぼっちで観に行くのが好きです~

6.映画館でうれしかった思い出

セコイ喜びですが・・・先日映画館に行って1700円払おうとしたら、「只今当館のオープニング記念中ですので本日は1000円です。」と言われた時・・・超ハッピー気分に

7.映画館で悲しかった思い出
悲しいというよりも『頭に来た思い出』ですが・・・
①うるさいオバさん集団が、鑑賞中に「あら~可哀想ねぇ~」とか「えっ?今どうなったの?」とか「ちょっと分からないわ教えてよ」とか、仲間内で普通に会話をする。
②持参したお煎餅の袋をバリッと開けて、ガサガサ音をたてながら煎餅を出し、ボリバリと食べる。
③小さなお子さんが途中で大泣きする。
等に遭遇した時・・・・・

8.映画館で困った思い出
こちらは困ったというよりも『驚いた思い出』ですが・・・
  『インディジョーンズ/最後の聖戦』鑑賞中(随分昔・汗)に、結構大きな地震があった時は驚きました。ちょうど盛り上がっていたところだったので、一瞬映画の効果かと思ったのですが・・・そんなのありえないし・・・でも中止にならずに最後まで鑑賞出来ました~^^・あれはビックリしたなぁ~

9.パンフレットは買いますか?またそのタイミングは?

買いません。気に入った映画のDVDは買いますが・・・

10.次に回す人(3~5人)

ふふふ・・・敬愛する先輩ブロガーさんたちが時々バトンの際に書かれているセリフを使ってみたかったので・・・ここで言わせて頂きます

     今回は、アンカーでお願いします。

言ったついに言ったぞ はははははぁ~って、JoJoさん、miyuさん、とんちゃんストップさせてゴメンナサ~イ。おまけにアホでスミマセン~

  【コピぺ用】
1.年に何回くらい映画館で映画を観ますか?
2.最後に観た映画は?
3.初めて観た映画は?
                                 ・・・・・・・あっいらないか・・・THE END

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アイスエイジ2

2007-07-30 09:14:09 | 映画【あ行】

本格的な夏到来 
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
我が家は『アイスエイジ2』で涼をとろうとWOWOWで鑑賞(字幕)

・・・・・・って、氷河期まで地球温暖化かいっ

【story】
約2万年前の地球には温暖化の波が押し寄せ、いまやアイスエイジ(氷河期)は終りを迎えようとしていた。谷の動物たちにとってはパラダイスで、マンモスのマニー、サーベルタイガーのディエゴ、ナマケモノのシドは仲良く楽しく暮らしていた。だが、このままでは大洪水が起こる!!と警告され、生き残りをかけて冒険の旅に出る―
         監督 : カルロス・サルダーニャ

【comment】
FOXの『アイスエイジ』は、そんなに好きーっていうアニメでもないけれど・・・
お気に入りのキャラがいるんだなぁ~
それがこの子、ドングリ命のリス君で~す
  
彼が、どこまでも何が何でもド根性でドングリを追いかける姿が可愛い~
今回は、前作で人気が高かったのか、最初っから最後まで、大々的にご活躍
出番が多くて笑わせてもらいました~^^・

さてさて、地球温暖化によって、ポッカポカのお天気が続く氷河期。
このアニメのウリである氷がどんどん溶け始め、それを利用して優雅に楽しくプール遊びをする動物たち。
でも、切り立った氷の絶壁に囲まれた窪地で暮らす彼らをもうすぐ大洪水が襲ってこようとしていたのです。
大ピ~ンチ
そこで動物たちは、皆で安全な場所へと『ダイナソー』のように大移動をする事になるのでした―

あらあら~とっても単純ですね。
折角巨大マンモスと肉食タイガー、ヘンチクリンのナマケモノが一緒にいるのだから、何かこう葛藤とか孤独とか裏切りとかはないのでしょうか?(←発想が暗いよ・汗)
いえっこの3匹の絆は強固なんです
バカにし合っているようでも、実はとっても信頼し合う3匹は、お互いの幸せを第一に考えられる度量も兼ね備えた関係なんですよ~見習いたいですね~
で、今回メインとなるのは、クソ真面目なマニー君の恋のトキメキなんで~す
  頭部の髪が可愛い2頭
地球で最後のマンモスかも・・・と不安を抱えるマニ―は、安全地帯への移動中に、偶然マンモスと遭遇。それは、自分のことをフクロネズミと思い込んでいるメスのエリーちゃんで~す。
ちょっと変わったエリーちゃんとヤンチャな弟たち(こちらは本当のフクロネズミ)にあきれながらも、どんどん惹かれていく純情なマニーの様子が微笑ましい

 
                   
そして、マニーとエリーの不器用な恋を何とな~く後押しする心優しい仲間たちは・・・
誰かに尊敬されたいと願うお調子者のシド。(右)果たして尊敬されるナマケモノになれるかな?
強くて渋~いくせに実は水が大の苦手で泳げないディエゴ。襲い来る大洪水をどう乗りきる?

ドタバタの珍道中では、お約束の数々のピンチが用意してあって、ドキドキしたり笑ったり楽しく鑑賞出来ますよ~

ストーリーにチト盛り上がりやパンチは欠けるけど、映像は綺麗だし、色んな面白い動物たちも登場するし、ディズニーっぽいミュージカルシーンはあるし・・・長い夏休みに家族で観るのにはピッタリのアニメだと思いま~す

  食事風景が出てこなかったなぁ~皆何食べているんだろ?   (3点)

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【本】使命と魂のリミット

2007-07-28 13:08:58 | 本【小説・日本】

          『使命と魂のリミット』     東野圭吾      新潮社

【comment】
以前、東野圭吾さんの作品を一冊だけ読んだ事がある。
その作品の題名すら忘れてしまったが、ちっとも面白いとは思えなかったため、以後他の作品に食指が動かなかった。
今回この本を読んでみて、「初めて手にする人気作家の本は慎重に選ぶべきだな」とつくづく思った。でなければ、「人生を大損する!!」と言っても過言ではない。
例えば、私は京極夏彦氏が大好きだが、もし一番最初に手にした氏の作品が『ルー=ガルー』(苦手なの・汗)だったら・・・他の作品を読む気にはなれなかったと思うのだ。

私がこの『使命と魂のリミット』を読もうと思ったのは、「どう考えても世間で大人気の作家の本を読もうではないか」という事と、「医療サスペンスが好きだ」という理由からだ。
チャレンジしてみて良かったと思う。
とても面白かったし、今後も東野さんの作品を読みたいと思った。

物語は、帝都大学病院を舞台に主要な3人の人物の視点で描かれている。

*氷室夕紀・・・帝都大学病院の若き研修医。中学生の頃、当病院で名医と言われている医師、西園教授の執刀により最愛の父が命を落としている事に「医療ミスではないか・・・」という疑いを抱き続けている。彼女は現在、西園教授、元宮医師の元で心臓血管外科での過酷な研修期間を過ごす中で、肉体的疲労だけでなく、精神的なプレッシャーも感じている。
母が西園教授と結婚するというのだ―

*直井譲治・・・帝都大学病院の看護士、真瀬望と付き合っている電気系統のエンジニア。彼は、帝都大学病院に大動脈瘤の手術を受けるため入院している大手自動車会社社長、島原の命をある理由で狙っている。西園教授の執刀、氷室夕紀の補助で行われる手術の時に犯罪は実行される―

*七尾行成・・・警視庁の刑事。帝都大学病院に不審者から脅迫状が届いたことにより同病院の捜査を命じられる。そこで彼が出会った研修医、氷室は、警察で恩師だった方の娘だった。氷室の父は、以前警察官であったが、勤務中に中学生を死なせてしまった事故をきっかけに警察の職を辞した過去があったのだ。さて、最初はイタズラであろうと思われた脅迫状事件だったが、七尾はもっと奥深い事件の匂いを感じ独自の捜査を進めていく―

本作は、病院を舞台にした医療サスペンスというよりもむしろ、命に責任を持つ者たちと、その責任に疑問を持つ者たちとの人間ドラマであろう。
そして、大手自動車会社社長、島原の手術の日に、それぞれの使命と魂が見事に絡み合っていくのだ。
話の運び方にも、スリリングなエピソードにも、考えさせられるテーマの布石にも感じ入りながら読み進めめる事が出来た。
これは映画やドラマになってもきっと面白いと思う。

ただ、私は東野さんの作品がほぼ初めてだし、他の作品をドラマや映画でも未見なので作風が分からないのだが、物語の終着点がとても平和的だった事に少々違和感を覚えた。
読了後に考えてみると、島原は別として登場人物が「善人」ばかりなのだ。

登場人物たちの人間関係が絶妙に絡み合い、それぞれの過去も現在も未来も錯綜しており面白かったのだが、こちらが願ったようなベタで優しい結末を迎えて、あまりにも収まるところにピッタリと収まってしまうと、ホッと一息つき、「あ~良かった」と思う反面、「こんなに大団円でいいんだろうか」とも思ってしまう。(我が侭な性格・汗)
直井のとった行動はまぁ~良しとしても、氷室の心情変化には少々安直さを感じた。
残念ながら、実際にはなかなかああいう心境にはならないのではないかと思う。
それは、作中で東野さんが投げかけているテーマ「遺族というのは、どんなに医師がベストを尽くしたといっても、腹の底から納得しているわけではない―」に関連している重要な部分であるので、私としてはもっと突っ込んで描いて欲しかった。

本作は、1.医療ミス2.欠陥車問題3.警察官の犯人過剰追跡など、根深いテーマを絡めた物語だ。それを深く追求しているわけではないが、それらが読む者の心にスーっと入り込んできて、それぞれが何かを思い出し考えさせられるようになっている。
そういう意味でも実に興味深く面白い作品だと思う。

     ~人間は生まれながらにして使命を与えられている~ (本文より)

     『白夜行』と『容疑者Xの献身』も読みたいなぁ~と思っています
                                (4点)

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レミーのおいしいレストラン

2007-07-27 09:20:55 | 映画【ら行】

子どもと一緒に吹替え版で鑑賞―
【story】
料理が大好きで、一流レストランのシェフになる事を夢見るネズミのレミーは、ある日家族とはぐれてしまい、一人ぼっちでパリのレストランに辿り着く。そこはレミーが尊敬するシェフ、グストーのレストランだった。
そこには料理が苦手の見習いシェフのリングイニがいて、ヘマをしてお店のスープを台無しに!みかねたレミーはスープを作り直すが、その様子をリングイ二に目撃されてしまう―
   監督 : ブラッド・バード 『Mr.インクレディブル』

【comment】
『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ファインディング・ニモ』『Mr.インクレディブル』など、ディズニー/ピクサーの映画はほとんど劇場で鑑賞している。
今回の『レミーのおいしいレストラン』は、今まで観てきた中でも上位に位置してもいいかな・・・と思える映画だった。観ていてワクワクしたもの~

どうしてネズミのレミーに、お料理の才能が備わったのかしら?
とにかくレミーは、匂いと味にとっても敏感で、瞬時に美味しいお料理を作り出す才能を持っている
その才能は、ちょっと『パフューム』グルヌイユに似ている気がしたわ。あちらは最高の匂いの組み合わせを瞬時に生み出す天才だったでしょ。
そしてレミーが出会った青年がドン臭~いリングイニ君。彼は、ある理由からグストーのレストランで働く事になるんだけど・・・お料理の才能はゼロ
レミーとリングイ二が、グストーの幽霊(?)に導かれて出会い生み出す美味しいレシピ・・・だけど、不思議でしょ?
ネズミと人間でどうコミュニケーションをとるのかって。
実はレミーは人間の言葉は分かるし文字も読める天才ネズミだったのでした~
でも流石に言葉は話さない。
そこで一人と一匹は思案して、コンビでお料理をするために、マリオネット方式を考案したのでした~
レミーがリングイニの帽子の中で、舵取りのように髪の毛を引っ張って彼の行動を操るので~す。
何で~って事は気にしないことにしましょう。楽しいですから・・・

美味しいお料理を

とっても映像が綺麗で、ネズミの毛まで丁寧に描かれていて、ちょっと感動した。
ネズミの視点で映像が進む事が多いので、レミーが水の中で溺れるシーンや厨房を走り回るシーンなど、コミカルでスピーディーで・・・ワクワクして楽しいっ
途中から沢山出てきて活躍するネズミの仲間たちも、空想の世界・・・と思えば可愛らしくっていいな。(ちょっとキモイけど・汗)人間よりもネズミの方が団結力があったしねぇ~
そして何と言っても美味しそうなお料理の数々
厨房で作られるフレンチ料理が美味しそう^^・リアルな料理シーンも必見で~す。

でも、このお話でどうしても残念だった事が一つ。リングイニ君のキャラかな
彼は、才能がなくてもシェフになりたい・・・と努力している青年だと思ったんだけど、そうじゃーなかった。
一生懸命料理を学ぼうという気持ちがなかったところは少々ガッカリしちゃった。
それだったら、わざわざ彼の血筋にあんな理由づけなんてしなくても良かったのになぁ~と思う。彼が、何でもいいから何かを目指している青年だった方が良かったなぁ~

きっとこの映画は、リングイニ君の成長―っていうよりも、あくまでも主役のレミー君の成長&サクセスストーリーがメインなのね。
ネズミに生まれながらも夢を諦めなかったレミー。
 
    長生きして美味しいお料理を沢山作ってね

  あの批評家はある意味偉いレミーのお料理に胸打つ批評をしてくれました
                                         (3.5点)

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PROMISE プロミス

2007-07-25 10:47:35 | 映画【英・数字】

TV鑑賞―
【story】
ボロを着て死体の食べ物を漁る少女の元に女神が現れて言った。
「約束しましょう望むものは全てお前に与えます。ただし真の愛だけは永遠に得られない。それでもいいですか?」少女は「それでもいい。」と答えた―
運命という逃れられない約束の中に閉じ込められた王妃(セシリア・チャン)と、彼女に真の愛を与えようとする3人の男たち(チャン・ドンゴン、真田広之、二コラス・ツェー)。
1度、運命の神との約束を受け入れれば、覆す事は出来ない。
川が逆流し、時が遡り、死者が甦らない限り・・・
それでも彼らは王妃を運命から解放すことができるのか―
     監督 : チェン・カイコー

【comment】
我が家でオオウケ&大爆笑
の【story】から言って、「悲恋物語だろうなぁ」と踏んで鑑賞したが、とんだお笑い映画だった。物凄~く真面目に作ってあり、スケールも壮大で美術も美しいので、申し訳ないが尚の事可笑しかった。

きっとこれは簡単に言うと、『男女のドロドロ四角関係悲恋物語』なのだろうが・・・・
どう考えてもストーリーが破綻していて喜劇調に思えてしまう。

そもそもドロドロの原因を作ったと思われる『女神』なるものの存在が怪しい。
この女神は、どうもルシファーの親戚っぽく思える。人の運命を翻弄し、約束だけさせておいてホローをしないのだ。何だか意地悪クサイではないか。
  造形は幻想的で美しい

そして、女神の退屈凌ぎの『運命の約束』に翻弄される男女は・・・

  
 『エントリーNo1.カンミン将軍』
3千人の兵で2万人の敵を打ち破った、スパルタ兵士のような無敵の将軍。冷酷無比で俺様根性丸出しの男だったが、絶世の美女チンチャンを愛してしまい骨抜きに・・・
彼は王妃の真の愛を得られるのか―

 
 『エントリーNo2.チンチャン王妃』
何もかも手にしている絶世の美女。彼女が振り向くだけで全ての男が平伏す。決めセリフは、『私の衣の下を見たい者は・・・』だ。(チョイ嫌な女・汗)だが、彼女は幼い頃の女神との約束から真の愛を得られない哀しい運命にある。
やがて自分の命を救った相手であるカンミン将軍を愛するが、実はそれは将軍の衣装を着た奴隷のクンルンであった事を知らずに、将軍に体をあずける・・・(注:少々濃厚ラブシーン有り。茶の間が一瞬静まりかえった瞬間だ・

 
 『エントリーNo3.俊足クンルン』
カンミン将軍の奴隷。凄まじ~~~い俊足で、多分100m3秒で走る事が可能な人物だ何たって水の上も走れる。右足が沈む前に左足が出せる能力があるのだ。公爵ウーファンに滅ぼされた北の国の出身で、密かに王妃に想いを寄せている―

 
 『エントリーNo4.ウーファン公爵』
王位と王妃を狙う残虐な公爵。劇中での映像はなかったが、多分1日の内の4分の1は鏡を見ている人物だ趣味も高尚で、捕らえた王妃を鳥篭のような檻へと監禁する。カンミン将軍を憎み、大っぴらに失脚させようとしている―

以上の人物の運命が錯綜し、逃れられない悲喜劇の結末へと向かっていく―

さて、一体誰が何をどうして、何が何なのかはサッパリ不明ではあるが、何だか知らないが面白くてついつい最後まで観てしまった
特にお気に入りのシーンは、俊足クンルンの走りっぷりである。
超チャチな合成のような映像で、信じられないスピードで走る姿は腹の底から笑える。
クンルンが、捕らえられた王妃を救い逃走するところでは、王妃を『女人凧上げ』にして走り抜ける。感服しきりのクンルンの速さと、楽しそうに空を舞う王妃の姿は非常に印象深く、一番盛り上がったシーンであった―

なかなか楽しく鑑賞出来たのだが、結末もよく分からなかった。
結局最後はどうなったのだろう?TV鑑賞なので、エンドロールで余韻に浸るヒマもなく、「天国へ行った」「子どもの頃に戻った」「女神が誘拐した」「二人は結ばれ一緒になった」「雰囲気で誤魔化した」「どうだっていい~よ」と家族で意見が割れてしまった。
 
何方かあの二人の運命を知っていたら教えて欲しい・・・

 真田さんの衣装が、慎吾ちゃんの孫悟空の衣装に似ていた気がする(2.5点)

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時をかける少女

2007-07-23 10:18:18 | 映画【た行】

TV鑑賞―
【story】
高校2年生の紺野真琴は、学校の実験室で不思議な体験をし、それ以来時間を跳躍するタイムリープの力を身につけてしまう。はじめはそれを利用して日々を楽しんでいたが、男友達の間宮千昭と津田巧介との「友情」と「恋」に微妙な変化が起こっていく。
真琴の未来には何が待っているのか―
       監督 : 細田守

【comment】
筒井康隆原作で、大林宣彦監督の実写版『時をかける少女』は1983年の映画だった。
「観たことなぁ~い」と言いたいところだが、しっかり観ているし主題歌だって歌える。
おまけに当時は見た事もない花・ラベンダーが、急に好きな花No1に昇格したものだ。
本作は、その続編という感じの物語だろう。
実写版で原田知世が演じたヒロイン芳山和子が、この物語の主人公真琴の伯母として出演しているのだ。
だからと言ってこれは、実写版を未見でもちっとも支障はないと思うし、鑑賞済みの方は、懐かしさとともにワクワク出来る作品に仕上がっていると思う。

  真琴・千昭・巧介(右)
    男2人に女1人・・・微妙な関係だねぇ~~~(妄想中

『タイムリープ』で時間を自由に飛び越えられたら・・・そんな夢のような事を誰でも一度は妄想した事があるだろう。大概は自分の人生が今よりハッピーになるために使うぞ・・・と考えたりする。
そういえば、あの正義のヒーロー元祖スーパーマンだって、自分の好きな女性を救う為だけに、地球を逆回ししていたっけ・・・(意味が違うけど・汗)。結構みんな自己中なのだ
この物語の主人公真琴も、はじめは自分のために身に付けた『力』を使う―

真琴は、学校の実験室で偶然『時間を飛び越える力』を得るが、最初はそれを理解出来ていなかった。
だが、ブレーキが故障した自転車で電車に突っ込む―という事故をキッカケに不思議な現象に気が付く。
確実に事故が起こったはずなのに、事故前に時間が戻ったのだ
その後真琴は、意気揚揚と『力』を使うようになる。
妹に食べられちゃったプリンを先に食べるため、カラオケを何時間も歌うため、小テストでいい点数をとるため『タイムリーーープ』なのだ。かなり可愛い時間旅行だ

真琴は、「どうしてこんな能力が私に?」とか「これを続けていると何か支障が?」とか考えたりするタイプじゃーない。あくまでも能天気で微笑ましい女の子だ。
一応不安に思って、仲良しの伯母に相談はするのだが・・・・この伯母はどこか惚けて詳しく語ろうとはしない。
だが伯母は、「真琴がいい思いをしている分、誰かが嫌な目に遭っているのでは?」とさり気ない一言は投げかけてくれる。
そうなのだ。
自分のドジを他の男子生徒に代わってもらったために、その生徒を襲う出来事。
親友の千昭に告白されたのを「なかったことにする」ために生まれてくる歪み―
楽しかった、便利だったはずの『力』は、思いもかけない悲しい方向へと繋がっていってしまう。
その時、真琴はどうするのか―?

人が精一杯感じて口にした言葉、一生懸命真剣にとった行動には何物にも変え難い価値がある。それで失敗しても傷ついたとしも・・・それも宝物なんだ。
そんな事を感じながら、ほのぼのと懐かしく暖かい気持ちになる素敵な映画だった。

真琴はきっと伯母さんと同じ職業を目指すのかな・・・大切な人のために
                                  (大切だって気が付くのに回り道したねぇ~真琴!)

     あの二人が未来で会えますように・・・   (3.5点)

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エミさん、メビウスさん、Anne Marieさん^-^*

2007-07-22 13:17:50 | バトン

いつもお世話になっている大好きな『めいほあしあんだ』めいほあさんからバトンを受け取りましたぁ~♪

 【ルール】
其の壱 : 回ってきた5文字を携帯の記憶している変換機能で1文字づつ変換。
其の弐 : その変換候補に出る上位5つを惜しげもなくさらす。
其の参 : そして次に回す人に新たな5文字を指定。

めいほあさんが、私に指定してくれた5文字は『じ よ に で い』
うふふ・・・ジョニー・デップに引っ掛けて下さってありがとう!
お陰でやる気満々ですよん
 
では、早速・・・
★『じ』   時  実は  時間  じゃん  自分

『よ』   夜  よん  良かったね  読んで  ヨロシク

★『に』   に  苦手  二時  煮詰まっちゃった  日曜

★『で』   で  電話  出掛けちゃって  です  出来ずに

★『い』   一時的  いるから  今頃  いつも  いいよ

全然面白くなくてゴメンナサイ~
しかも『じ』でジョニーが出てこなかったじゃーーーないの(号泣)

いつもどういうメールしてるのかなぁ~ちょっとの文字で文章を作っちゃおうかな^^・

『元気?今頃は会社かな? 実は私、自分の人生に煮詰まっちゃって・・・最近よく眠れないのよ。 何たって悩みが多いじゃん  寝るいつも熟睡出来ずにいるから寝不足で、だいたい二時頃目が覚めちゃうのよぉ―苦手な本とか読んで一時的に睡魔が襲ってくるのを待っているんだけどねぇ~で・・・話を聞いて欲しいのよん。日曜に家にいるから来ない?万が一出掛けちゃってるかもしれないから一応電話してね~ あっ!!先日頼まれた件はいつでもいいよんだって。
良かったね~ではヨロシクです
こんな感じかな・・・暗くて迷惑なメールだわ~トホホ・・・


Q.回してくれた方の印象をどうぞ

めいほあさんは語学に堪能で、とても知的で優しい方です。
私は語学が苦手なので・・・超尊敬しちゃいます
これからもヨロシクお願いしますね~

Q.大好きな人にバトンタッチ&Q.次のお題

『エミの気紛れ日記』 エミさんにお題を『びせいぶつ』でお願いします。
エミさんは大変勉強家で、ご自分のご専門以外でも色々な方面で詳しい方です。
私は無知な面が多々あるので、いつも教えてもらう事が多いんです。ありがとう♪

『シネマをぶった斬りっ!!』 メビウスさんにお題を『ぶつたぎり』でお願いします。
メビウスさんは映画だけでなくアニメにも詳し~の。メビウスさんのお住まいの地域にはお友達もいるので、勝手に親近感を感じていま~す^^・
そして密かに読んで笑わせてもらっているのが『1シーンネタ』です♪うふふ・・・

『映画でココロの筋トレ』 Anne Marieさんにお題を『まつとあり』でお願いします。
Anne Marieさんは可愛い奥さまです。お題は『マット&アンマリー』からとりました。(←無理矢理過ぎて何の事か分からんだろう・汗)
いつも楽しいレビューを書かれているので、読むのがとっても楽しみなんです♪

もちろんスルーでも構いませんよ~お手数をお掛けしてゴメンナサイネ

Q.タイトルに回す人の名前を入れてビックリさせて下さい

はい。でも気が弱いので、一応事前連絡をしたいわ~

Q.次のお題
上記の通りで~す。ヨロシク~

       ―コピぺ用―
 【ルール】
其の壱 : 回ってきた5文字を携帯の記憶している変換機能で1文字づつ変換。
其の弐 : その変換候補に出る上位5つを惜しげもなくさらす。
其の参 : そして次に回す人に新たな5文字を指定。
Q.回してくれた方の印象をどうぞ
Q.大好きな人にバトンタッチ&Q.次のお題
Q.タイトルに回す人の名前を入れてビックリさせて下さい
Q.次のお題

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西遊記

2007-07-21 09:23:10 | 映画【さ行】

TVドラマは滅多に観ないけど、慎吾ちゃんの『西遊記』は、子どもが好きだったので欠かさずに観ていましたぁ~
「テンション高~い!!ウルサ~イ!!」とか思ったけど、SMAPの中で1番目を付けている慎吾ちゃんを密かに堪能。
で・・・映画化が決まった時から我が家では楽しみにしてたんです^^・

【story】
三蔵法師一行(三蔵:深津絵里、孫悟空:香取慎吾、沙悟浄:内村光良、猪八戒:伊藤淳史)が立ち寄ったのは、草木の枯れた砂漠の町。
王宮に招かれた一行は、魔法で亀にされた王様と王妃様を目の当たりに・・・
かつて緑豊かだったこの国に金角大王(鹿賀丈史)と銀角大王(岸谷五朗)という兄弟妖怪が現れ、国の緑と全ての財宝を奪い、王様たちに妖術をかけたという。
王女・玲美(多部未華子)は、金角と銀角を倒すよう三蔵たちに懇願するが―

【comment】
いや~~~ん、参った
まるで戦隊物やウルトラマン系の映画を観た感じだった。
『東映まんがまつり』に子どもを連れて来たなぁ~みたいな気分にもなっちゃったし。
これは大人だけで観るのはキツイんじゃーないかしら?
内容がかなり子ども向けだったように思う。

いつものメンバーがいつものノリでギャグをやっているので、ドラマファンとしては嬉しいし、笑える事は笑えるんだけど・・・正直に言ってちょっと笑いが寒かったわ~
それにこれはドラマ未見の方はどう感じたのかな?
「俺たち仲良しメンバーさっ!このノリで視聴率を確保してたんだぜいっ」みたいな感じは引くんじゃーないかなぁ~どうでしょう?(言い過ぎでゴメンナサイ・汗)

まず、最初の方に出てきた『偽三蔵法師一行』にもズッコケちゃったし。
フジTV特番じゃーないんだから遊び過ぎでしょ~
まぁ~「ツヨシ君は河童が似合うな・・・」とは思ったけどね(笑)

慎吾ちゃんは大ー好きなんだけどなぁ~
あの悟空のハイテンション演技は、ドラマ向きであって映画向きではなかったのかなぁ~と思っちゃった。
物凄く力入れて頑張っているし、本当に大変な撮影だっただろうなぁ~とは思うけど・・・ドラマの方が感動的だし楽しかったわん。
でも、ニョイ棒を使った立ち回りやキント雲での飛行シーンはダイナミックだったので力入れて観てたけど

で・・・悪者の金角、銀角はメイクもバッチリで、流石の貫禄でしたねぇ~
銀角は大活躍で、慎吾ちゃんとの無玉を巡るバトルシーンは長かったし結構面白かったところ
岸谷さんはノリノリで演じていたんじゃないかな?慎吾ちゃんとも息がピッタリで、とっても活き活きしていたと思う。
それに比べて鹿賀さんの金角は見せ場がほとんどなくてショックだった
「絶対強いだろう・・・金角!!」と思っていたので、悟空との闘いがアッサリ終っちゃって・・・「これだけ?」と思ったわ。あれじゃー鹿賀さんに申し訳ないじゃないの。
 
まぁ~悟空決戦時の決めセリフ、「さぁぁぁ~答えろ天国に行きてぇ~か、地獄に行きてぇ~か」を言ってくれたし、三蔵法師の良い子向けいい言葉「生きる事は何もしない事ではありません。生きる事は闘う事です。負ける事は失う事ではありません。負ける事は逃げる事です。」なぁ~んて言ってくれたから、「息子よ、ちゃんと聞くのだ。」とか思っちゃったけど

一応巨大な魔物なんかも出てくるし、アトラクションみたいなシーンもあるので、漫画を観る気分で子どもと観ると楽しい映画かも。
劇場には小さなお子さんがいっぱいだったし、「きゃーきゃー」と喜んで笑っていました。
ちなみに家の子たちは、「慎吾ちゃんは好きだけど、『ダイハード4.0』と『ハリポタ』の方が面白かったなぁ~」だって。
当たり前だろう~が


     エンドロールで流れた『ガンダーラ』が懐かしかったし良かったぁ~
     三谷幸喜が出てた・・・・・             (2.5点) 

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【本】第四解剖室

2007-07-19 09:50:00 | 本【小説・海外】

        『第四解剖室』     スティーヴン・キング     新潮文庫
『ランゴリアーズ』読了後、スティーヴン・キングがマイブームになりそうな今日この頃。
とらねこさんオススメの『刑務所のリタ・ヘイワース』、せつらさんオススメの『トム・ゴードンに恋した少女』を読む前に、こちらを手に取ってみた。
(PS.遅くなるだろうけど必ず読むね~♪ススメテ下さってありがとう~^^・もう手元にあるよん。)

【comment】
本作は6編収録の短編集だ。
どの作品も趣きが違う面白い作品ばかりで、「いや~キングって天才だねぇ~」というセリフを吐きたくなる事間違いなしだ
短編で、こんなにドラマティックで読み応えがあり、想像力が総動員してウキウキするのも珍しいのではないか?一冊で楽しさ6倍なんて・・・ニクイぞキング

今回は、その中から3編を紹介したいと思う。

*『第四解剖室』
 
-story-
私の名はハワード・コットレル。ゴルフ中に突然倒れ、気が付いたら回りは暗闇で、体は全く動かない・・・私はどうなったのだ?!ここは何処だ?!
徐々に状況がわかってきたが・・・それは最悪の事態だった。
私は解剖室に運ばれたのだ―

これは最初ホラーだと思った。
自分が生きているか死んでいるか分からない状況って怖いじゃない?
なのにその後もっと恐ろしい事になって・・・絶対に自分は感覚があるはずなのに『死んだ』と診断されて解剖されそうになるのよ!!ひぇ~~~
ところが、だんだんブラックジョーク満載の展開になっていって・・・気が付いたら大笑いしながら読んじゃってたわ。
あまりにもウケちゃったので、話を簡単に纏めて息子に聞かせてみた。
子どもでも喜んでスッゴク笑ってたわ~バカバカしいんだけど好きだなぁ~コレ

    ~わたしを切り裂くような真似が許されるわけがない・・・
                      わたしには感覚があるんだから~ (本文より)

*『黒いスーツの男』 〈1996年度 O・ヘンリー賞最優秀作品〉
 -story-
わたしは子どもの頃に、「川が二股に分かれる場所」で黒いスーツの男に会った。
その男は、燃え尽きたマッチの匂いがしており、目は薪ストーブの炎と同じ橙がかった赤い色をしていた―

これは面白かったなぁ~ホラーファンタジーって感じの話かな。
今は90才を過ぎた老人が、子ども時代の恐怖の記憶を呼び覚ます。
長い年月を経ても、決して色褪せる事のなかった恐ろしい記憶―悪魔との遭遇だ。
黒いスーツを着た悪魔の形相は恐ろしくて、
読みながら思わず後ろを振り返りたくなった。
古典的ホラーの様相を呈していながら、残る余韻が素晴らしい。
これもとっても気に入ったので続けて2回読んだ。
そして、またもや子どもに聞かせちゃった。怖がりながらも絶対喜ぶだろうと思って。(意地悪な母親・怖がる子どもの顔が見たいの
『三匹やぎのがらがらどん』を読み聞かせるノリで、怖~い太~い声を出して、雰囲気をたっぷりと作って・・・
すると息子ったら「ママの顔が怖いよ―」だって

      ~男の涙は血だった。真っ赤な、どろりとした血だった。~ (本文より)

*『死の部屋にて』
 -story-
フレッチャーは「死の部屋」に連れて行かれた。
この部屋で尋問を受けた者は生きて出られない。
フレッチャーの側には、尋問のための電気ショックを与える機械が置いてあった。
俺はこのまま死ぬのか―

これはハードボイルド系の話だ。
結構面白くて、話を膨らませたら映画やドラマになるなぁ~なんて思いながら読んだ。
主人公が絶体絶命のピンチの中、「ミスター・かもしれない」と「ミスター・たとえ成功したとしても」と「ミスター・やればできる」の思考の間で揺れ動き、尋問する側と駆け引きする様が面白い。
後半、万が一のチャンスに懸けたフレッチャーには興奮させられた。

  ~この先端部を手足にふれさせてもいい・・・胴体でも・・・もちろん生殖器でもね。
            しかし、これを・・・挿入することも可能だよ。 (本文より)

他にも『愛するものはぜんぶさらいとられる』、『ジャック・ハミルトンの死』、『エルーリアの修道女〈暗黒の塔〉外伝』の3編があって、いづれも満足のいく作品ばかり。
読みながら、私の頭の中で、ホラー、ハードボイルド、ファンタジー等の珠玉の短編映画を作らせて頂いて感謝する事しきりである。(勝手にこさえて自己満足・笑)
本作は『-Everything's Eventual Ⅰ-』で、『~Ⅱ』の『幸運の25セント硬貨』も出版されている。読まなくちゃだわ・・・

これから気だるい夏がやって来る。
キングの作品を読んで、精神温度を調節して乗り切ろうと思う   (3.5点)
        『ランゴリアーズ』 スティーヴン・キング の感想です。

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明日の記憶

2007-07-18 16:25:05 | 映画【あ行】

TV鑑賞―
【story】
広告代理店に勤める佐伯雅行(渡辺謙)は、平凡だが幸せな暮らしを送っていたが、ある日突然若年アルツハイマー病に襲われる。あらゆる事柄をメモにとり、病魔と必死に闘い続ける夫を、懸命に受け止め、慈しみ、いたわる妻(樋口可南子)。彼女は夫と共に闘い、来るべき時が来るまで妻であり続けようと心に決めるが―
       監督 : 堤幸彦  『トリック』 『ケイゾク』

【comment】
身につまされた―

これは、第18回山本周五郎賞を受賞した萩原浩の同名小説の映画化である。
残念ながら原作は未読だが、機会があったら是非手に取ってみたい。
ずっしりと胸に残る物語であった―

人は、所謂『不幸』と呼べる出来事は、何故かサラリと自分を擦り抜けていき、自分の身に降り注ぐ事はあるまい―と思って生きている。
この物語の主人公、佐伯雅行もそうであった。
49才の働き盛りで、家庭を顧みる暇もない仕事人間。
家には良妻賢母の妻、枝実子と、結婚を控えた可愛い一人娘がいる。
そんな佐伯を突然襲った病が『若年性アルツハイマー病』だった―
佐伯の苦悩は、ここで述べるまでもないだろう。
彼はまだ49才なのだ・・・

佐伯 : 「俺が俺でなくなっても平気か・・・」
枝実子 : 「平気じゃないわよ・・・私だって怖い。でも・・・私がいます。私がずっと側にいますから・・・」
夫婦は、二人で運命を受け留めようとした―
 
   

佐伯を演じた渡辺謙は、自らこの役を演じる事を切望しただけあって見事に役を演じきっていた。
彼の表情から、途切れゆく、失いゆく記憶に対する佐伯の焦燥感や絶望感が痛いくらいに伝わってきて、何度も胸を詰まらせてしまった。
渡辺は、この役で日本アカデミー賞主演男優賞を受賞しているが、賞に相応しい鬼気迫る演技だったと思う。
また、妻を演じた樋口可南子も見事だった。あまり多くを語らず、夫の運命を苦しみながらも受け入れ立ち向かおうとする枝実子の姿には胸を打たれた。
この映画は、この二人の役者の名演技に尽きると思う―


だが、何度も感極まり泣きながら鑑賞を終えたにもかかわらず、少々中途半端な印象を抱いて仕舞った事も否定出来ない。
それは一体何故だろう・・・と、つらつらと考えてみた。
映画自体は、深刻な病気をテーマにしている作品で、否定出来る筈もなく、観て良かったとは思ったのだが・・・
例えば、『若年性アルツハイマー病の恐ろしさ』は強く胸に迫って来るが、実際は、もっと悲壮感が漂うのではないかと思う。佐伯は職こそ失うが、住む家を失う事なく小奇麗なまま生活を続けていた。生活感に荒れが見られないのだ。
また、病気の診断前後の佐伯の苦悩は詳細に描かれているが、退職後、最も病が進行したであろう時期の描写が希薄であったようにも思う。
それから、診断後に全く病院に行く姿が描かれておらず、病に立ち向かう気迫があまり伝わってこなかったし、妻は仕事に就いたりしていたが、一人娘と娘婿の心情を一切関与させていなかった事も少々残念だった。
これは、『湯のみ茶碗』に象徴されるように、『夫婦愛』をメインとした映画なのだろう。
だが、佐伯の妻に対する気持ちと妻の夫に対する本音の描写も少なかったように思う。
もう少し夫婦の情愛の奥底を描いても良かったのではないか。


いづれにせよ、渡辺謙と樋口可南子の演技は素晴らしく完璧だった。
もし自分の身内で、或いは自分自身で起こってしまったら・・・と考え、身につまされた。

   アルツハイマーを治療する方法が見つかりますように・・・(3.5点)

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イメージカラーバトン

2007-07-16 15:58:38 | バトン

とっても仲良くさせて頂いている大好きな『+++Candy Cinema+++』のanyさんから【イメージカラーバトン】を受け取りました。
ハリキッテやってみま~す。

せっかくだから思いつく限り映画キャラで答えてみようかなぁ~

☆『青』から思いつく物(または、事)は何ですか?

青と言えば、やっぱりスーパーマンでしょう。 タッタターンタタタターン♪
   
  「帰って来たゼ!」      特別ゲストは『デスラー総統』&『複製人間マモー』
 

☆『赤』は?

でヒーローが登場したので、こっちも出さなきゃね。スパイダーマン
「僕は時々黒くなる。でもバッドマンからクレームがきたから止めたよ」 byピーター

                           
 「ダークな黒は譲らん。俺のものだ」 byバッドマン

☆『黄』は?

可愛い黄色いバスが印象的だった・・・こちら。
 「家族の絆は黄色から」 byグランパ

☆『緑』は?

緑と言ったら、最強のヨーダ様
  「わしは強いんじゃー」
      に・似てる 親戚?                              
 現在公開中につき特別ゲスト
        沼にこだわるシュレック

☆『紫』は?

無理矢理イイ男ギャスパー君を登場させるため選出されたレデイ紫
  「愛があれば年の差なんて・・・」ああっ夢だわ・爆

☆『ピンク』は?
            
NO,1
キューティ・ブロンドのピンクちゃん  No,2僕は冬になったら食べられちゃうの?

   
  NO,3世界のマリーを忘れちゃいけない。贅沢なピンクは私のものよん
 
☆『白』は?
ジョニーを出すために一苦労   顔色の白さでチョイス
  顔も歯もメガネも白い~僕ウォンカ
 僕エドワード・・・
 
☆『黒』は?

やっぱりダースベーダーかな。  
   
    「息子よ、ダークサイドに来い!!スーハースーハー」

    MIBの二人
        「これが俺達の一生のコスチュームさっ

☆『灰色』は?

思い出すのは、灰色のガンダルフ
 
    「まもなく白くなる予定じゃ」 byガンダルフ         ゲストはトトロ君

☆『銀』は?
『ターミネーター』と言いたいところだけど・・・時は流れ、Newキャラ登場
 「趣味は銀河の破壊さ」
       ファンタスティック4~今秋公開


☆『金』は?

  「わたくしC-3POで~す」

「親友もヨロシク」ゲスト(意味なし)
                                          
☆これを回してくれた方のイメージカラーは?

anyさん
は、書かれているレビューやコメントでお話させて頂いているイメージから、ピンクや水色、黄色などのパルテルカラーを連想しちゃいます。そして内には白を秘めているの。
そんなanyさんにもし会うチャンスがあったら、こんな色合いの花束を渡したいな
     これからもヨロシクね^^・
    
☆あなたのイメージカラーは?

私?そうねぇ~以前「豹柄のイメージがある」と言われた事があります。
あと、「格好も性格も派手だからゴールド&シルバー系」と言われた事も(汗)
普段、地味に生きているんだけど、どうもお祭り的な性格から、誰も「白」とか「ピンク」とか言ってくれない。こんなに純真なのにぃ~・爆


☆お疲れ様でした。

いえいえ、面白かったです。

☆最後に、イメージカラー付きで次の方に回して下さい。

『小部屋日記』
アイマックさんにお願いします。
アイマックさんのイメージはクール&ビューティ。絶対に格好良い女性だと睨んでいます。
そんなアイマックさんには、こんな色合いの花束を贈りたいです。
   
そして、『とんとん亭』とんちゃにもお願いしま~す。
とんちゃんは、やっぱりピンクなイメージです。だからこちらの花束をお受け取り下さい。
と言いながらバトンを渡す私・・・ヨロシクお願いします♪
    

今回の【イメージカラーバトン】を、映画キャラでやっちゃいましたが、本来はそういう主旨ではないかも・・・アイマックさん、とんちゃん、楽しいバトン記事のanyさん、JoJoさん、とらねこさんのページをご覧になって参考にして下さいね


    【コピぺ用】
☆『青』から思いつく物(または、事)は何ですか?
☆『赤』は?
☆『黄』は?
☆『緑』は?
☆『紫』は?
☆『ピンク』は?
☆『白』は?
☆『黒』は?
☆『灰色』は?
☆『銀』は?
☆『金』は?
☆これを回してくれた方のイメージカラーは?
☆あなたのイメージカラーは?
☆お疲れ様でした。
☆最後に、イメージカラー付きで次の方に回して下さい。

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ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

2007-07-15 11:48:58 | 映画【は行】

台風による大雨、次男が蜂(?)に刺されて左手がグローブ・・・という悪条件の中、先行上映へ―吹き替え版です
【story】
ホグワーズ魔法魔術学校の5年生で15才になったハリー(ダニエル・ラドクリフ)は、ヴォルデモート卿(レイフ・ファインズ)が甦った事実が全く信じられていない事に驚く。ダンブルドア校長が勢力を伸ばす為に広めた陰謀だと魔法省が決めてかかっていたのだ。
ホグワーズを監視するために送られた新教師ドローレンス・アンブリッジは、厳しく生徒たちを取り締まり、魔法も教えようしない。ハリーとロン(ルバート・グリント)とハーマイオニー(エマ・ワトソン)は、仲間を集めてダンブルドア軍団を作り、魔法の特訓を始める。
一方、14年前にヴォルデモートを倒す為に作られた不死鳥の騎士団のメンバー、シリウス・ブラック(ゲイリー・オールドマン)らも、魔法戦争に備えて準備を進めていた―
     監督 : デヴィッド・イェーツ

【comment】
シリーズは全作吹き替え版で劇場鑑賞していま~す。DVDも買って子どもの要求に合わせて何回も鑑賞していま~す
原作は、ファンタジー小説が面白いと思えない性質なので、『賢者の石』と『秘密の部屋』を読んで挫折しました~
毎回、イベントのように公開を心待ちにいているけれど・・・面白いっと思ったのは最初の2作くらいかな・・・
あとは、派手な魔法の映像観たさに出掛けているようなもので、お話に期待しているわけではありませ~ん。あっ子どもは大喜びですよぉ~

今回は、ますますお話が複雑で登場人物が多くて賑やかでした。
でも考えてみたら、ずーーーーっとヴォルデモート卿が悪者なのよねぇ~
ちょっと飽きてきちゃったかも・・・
勿論、ハリー達の成長物語でもあるんだけど、何だかワンパターンに思えちゃう。

すっかり大人になった3人

今回面白かったのは・・・
1.今までの登場人物が色々と登場したり(狼男の先生、片目の先生、予言の先生・・・)、ハリー達の幼い頃の映像が沢山流れた事かな。これまでの全てのエピソードが繋がっていて意味があるんだ・・・とつくづく思ったわ。
それにしても子どもの頃のハリーは可愛かったなぁ~今でもハンサムだけど、すっかり大人になっちゃって・・・ちょっと寂しい気もする。先日TBSの『学校へ行こう』に出演したラドクリフ君を見たけど、ちょっと背が低めで
、品のある青年だったわ。
2.魔法の映像はどんどん綺麗でハイクォリティーになっている。
闘いも面白かったなぁ~特にダンブルドアヴォルデモート
ここまでダンブルドアが魔法を披露したのは初めて観たので、「やっぱり強かったのね~校長」と、何となく満足しちゃった。
3.悪い魔女役のヘレナ・ボナム=カーターが、ちょっとしか出演しないのに物凄いインパクトだった。次回も活躍するのかなぁ~楽しみ
4.大好きなゲイリー・オールドマンが素敵だった。素肌に黒いコートっていう格好はちょっとセクシーでも・・・まさかあんな運命に・・・原作を知らないけれど、彼はあのままなの?ハリーの拠り所なのに・・・悲しいよぉ~
  この髪型が似合ってる

5.・・・・・・・ハリーのキスシーンが長かった
家の子たちは照れちゃって・・・顔を伏せてニヤニヤしていました(笑)
やどり木の下でキスなんて、ロマンチックね。今後のハリーの恋の行方も気になるわ。
  THE思春期

登場人物が多くて、ハグリッドやマクゴナガル先生、マルフォイなどの出番が少なかったのは残念だった。スネイプ先生の苦い青春の思い出が垣間見れた事は嬉しかったけど。
それから、魔法界は不思議がイッパイで、原作者の想像力には毎回驚かされるけど、いつもハリーが悪者にされたり、孤独になったり、可哀想な状況になるのは・・・どうなの?と思ってしまう。
妙に皆が秘密主義なのにもイライラさせられて「ピンク女のエピソードなんてどうでもいいから、とっとと色々秘密を打ち明け合って、さっさと一丸となって協力して、たったとヴォルデモートを倒しちゃいなさいよぉ~」とセッカチに思っちゃう。
それにしても『ハリーの秘密』がやたらと厳重なので、「明かされてたいした事がなかったら大事だ・・・」ってくらいまで引っ張っているなぁ~
結局どこの世界でも、ヒーローには悩みと孤独と秘密が付き纏うっていう事かしら?

さて、次回は6作目になる。次回作でハリーにヒゲでも生えていたらどうしよう・・・とか思いながら、きっと鑑賞するんだろうな。こうなったら結末までお付き合いさせて下さいね

  大好きなレイフ・ファインズのメイクが悲しい・・・素顔が見たい  (3.5点)

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アドレナリン

2007-07-13 18:28:28 | 映画【あ行】
ジェイソン・ステイサムは結構好き
『トランスポーター』『トランスポーター2』の彼は渋くてカッコ良かった。
タイトルからしてヘンテコで、B級の匂いがプンプンするけど面白そうなので劇場へ―

【story】
シェブ・チェリオス(ジェイソン・ステイサム)は、ロサンゼルス最大のマフィアに雇われているフリーの殺し屋。ある日、同業の宿敵リッキーに「眠っている間に毒を盛った。お前はあと一時間しか生きられない」と告げられる。医者からは、「体内にアドレナリンを出し続ければ、毒の作用を遅らせるだろう」とアドバイスされた。シェブは、動き続け興奮し続けながら解毒剤を手に入れ、宿敵を追い詰めることが出来るのか―
      
【comment】
予想を大幅に裏切り、超おバカ&下品爆裂の映画だった―

ハイテンション&ノンストップアクションムービーだし、笑えるところも結構あったけど、予告で抱いていたイメージとは違ったなぁ~
もっと渋~いステイサムが攻めてくれると思ったのよ。
  こんな雰囲気で・・・
ところが
おバカな主人公シェブが、毒を盛られた事にブチ切れて、命の期限切れが刻々と迫る中、やりたい放題、言いたい放題何でもやったるでーーーって感じの話だった。
「俺は毒を盛られたんだよ~文句あるか」ってとこね。
↓な格好までしちゃって・・・しかも不必要に病院着の下には何も着けていないのよ
で・・・ステイサムの綺麗なお尻のサービスショットがチラホラなんだけど、意味がないので、あんまりサービスになっていない気も・・・
 アドレナリン出る薬よこせ

どうやらシェブは、愛する恋人のために、殺し屋稼業の足を洗うつもりだったらしいけど、そのエピソードが妙に中途半端だし、「毒を盛った奴等をブチ殺すまで死んでたまるかー」っていう意気込みは分かるんだけど、だからと言ってやることがハチャメチャ過ぎよぉ~
病院じゃー薬欲しさに暴れたい放題。町ではお尻丸出しで暴れまくり。ビルではとことん銃撃戦。乗り込んだタクシーの運転手には「こいつはアルカイダだ」という暴言を吐く。アドレナリンを出すために、恋人と人通りの多い中華街でヤッちゃう
結構笑える箇所もあったにはあったんだけど・・・引いてしまったわ・・・

それから、好きに暴れるだけ暴れたんだし、おバカ丸出しだったんだから、いっその事最後は「アハハ~のハ~おバカ~」で終ればいいのに、そうじゃーなかったので、「一体何がしたかったの?この映画」と激しく脱力
エンドロールの最後では、ゲーム映像みたいなものがでてきて、『Game Over』で幕を閉じた。それを観たらますます混乱よ~~~
「へっ?ゲーム感覚ですかコレ

適当に楽しめるけど、苦手な方も多いかも・・・
結局全部が中途半端だったような気がしたなぁ~アクションも笑いも。

    この男、往生際の悪さ天下一品    (3点) 
←必死のステイサムにプラス1点
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傷だらけの男たち

2007-07-11 18:50:05 | 映画【か行】
レオナルド・ディカプリオ主演でリメイクが決定しているこの作品。
それなら多分悲しい結末だな・・・ (レオ君は悲劇がお好き
【story】
かつては上司と部下の関係だったベテラン刑事のヘイ(トニー・レオン)とポン(金城武)。しかしポンは、恋人が自ら命を絶った事で生活が一転し、刑事を辞職し酒に溺れて私立探偵に成り下がっていた。
一方ヘイは、億万長者のチャウの娘スーザン(シュー・ジンレイ)と結婚して幸せの絶頂だった。だがある日、チャウが何者かに惨殺される。一見金品目当ての強盗殺人事件として解決するように見えたが、父の死に不審を抱くスーザンは、ポンに調査を依頼する―
  監督 : アンドリュー・ラウ、アラン・マック 『インファナル・アフェア』シリーズ

【comment】
鑑賞後、「意外に普通の話だったな・・・」と思い、涙を流す事もなく帰途についたが、いざ感想を書こうとしたら哀しさがこみ上げてきた。トニー・レオン演じたヘイの人生を想って―

メインとなる事件の犯人は早い段階で明かされるので、これはサスペンスっていう感じの作品ではない。
むしろ傷を負った二人の男たちの物語である。 
   

金城武演じたポンの傷―彼の悲しみは、冒頭から観る者に見せつけられる。それは愛する恋人が静かに自分の人生を閉じてしまったことだ。その理由を求め、酒浸りになり逝ってしまった恋人の幻影を見るポン。
金城は、実際に大量のお酒を飲んで撮影に臨んだそうだ。監督に「もっと酔っ払って」と言われ、本物のお酒をドンドン飲まされたらしいとすると、あの酩酊ぶりは演技ではないのだ(汗)
傷つき、自分の道を見失いながらも、実は有能で事件の核心に迫っていくポンはカッコ良かったなぁ~(レオがこの役かしら?ワクワク

トニー・レオン演じたヘイの傷―彼の哀しみは、物語が進むにつれて少しづつ見えてくる。彼は、ずっと出口のない哀しみの中を生きてきたんだなぁ~と思うと切ない。
トニー・レオンの哀愁漂う演技は何て心を揺さぶるんでしょう
笑っていても寂しげな表情が上手いったらありゃーしない。
オープニングでは、ヘイがある事件の犯人を痛めつけるシーンがあるが、「内に秘めた怒りがあるんだな・・・」と想像させてとても印象的だった。
最後の終り方は「もう、これしかないでしょう・・」と思う。これしか傷から逃れられない。

『インファナル・アフェア』が頭にあったので、ズドーンとくるだろうなぁ~と覚悟して鑑賞したが、それ程でもなかった。何となく想像がつく展開だし、どこかで観たような話でもある。
でも、トニー・レオンと金城武が良かったので、ちょうど良い余韻が残った。
それから、ポンが傷ついた心から抜け出せそうな予感を持たせたのも良かった。ポンを引き上げてくれるのは、笑顔が可愛いスー・チー演じた女の子。ヘイも彼女のような女性に出会っていたら良かったのに。彼は心から笑ったことがあったんだろうか。ダメ・・・泣く

 帰り際、鑑賞していた女性軍団が、「トニーってうちの会社の○○さんに似てない?」
 と言っていた・・・ 私は時々中井貴一に見えて、切なかった  (3.5点)
                    

  
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ティアーズ・オブ・ザ・サン

2007-07-10 19:05:00 | 映画【た行】

TV鑑賞―
【story】
ナイジェリアでクーデターが起き、反乱軍によって大統領一家が殺され深刻な内戦状態に陥る。アメリカ政府は、まだナイジェリアに残るアメリカ人全員の速やかな救出を決定し、ジャングルの奥深くで難民の治療にあたっていた女医リーナ・ケンドリックス(モニカ・ベルッチ)の救助に、米海軍特殊部隊シールのウォーターズ大尉(ブルース・ウィリス)のチームが向かうことになった。任務遂行率100%を誇るウォーターズは、7人の精鋭と共に苦もなくリーナのもとに到着する。ところが、リーナは難民を見捨てて自分だけが助かることは出来ないと、その場を離れることを頑なに拒否するのだった―
       監督 : アントワーン・フークア  『ザ・シューター/極大射程』

【comment】
『神はアフリカを去った―』
これは、ブルース演じるウォルターズ大尉が呟いた言葉である。
無残に虐殺され積み重ねられた死体の山に降り注ぐ雨。
その空から流れ落ちる雨は、誰の涙なのだろう―

アフリカが舞台となった映画は、『ホテル・ルワンダ』 『ラスト・キング・オブ・スコットランド』 『ブラッド・ダイヤモンド』など、最近何本か鑑賞している。
いづれの作品もテーマは異なっているが、共通して描かれているのが武器を持たない人々への虐殺行為であろう。
この作品にも、武装した反乱軍が無力な人間たちを惨殺する様子がリアルに描かれている。これは、多分にフィクションの部分が多い映画であるとは思うが、長きに渡り不安定な状態が続いているナイジェリアでは、似たような事例は起こっていたのかもしれない。

さて、劇中の主人公ウォルターズ大尉は、クーデターが勃発した危険な地にアメリカ人を救出する目的で乗り込む任務を命じられる。
彼は、任務に対し一切の感情を介入させず、ただ命じられた任務を遂行する事のみに没頭する優秀なシール隊員だ。
ところが、強い意志を秘めた女医リーナや虐殺が行われた現場を目撃する事により心動かされ、速やかにリーナを救出する任務を放棄し、必ず殺されてしまう運命の難民を助ける決断をするのだ。その結果ウォルターズのチームは、リーナを含む20数名の難民を引き連れ徒歩で安全な地へと向かわなければならなくなる。その際、虐殺現場の人々を救うために武力行使し、執拗に追ってくる反乱軍に対しては戦闘行為をを余儀なくされる―

難民を引き連れたウォルターズ大尉の部隊と反乱軍の闘いは、とてもリアルで緊迫感があり、息を止めて見入ってしまった。これは、なかなか見応えがある映画で、一見の価値は充分にあると思う。
だが、少々疑問に感じた点もある。
まず、ウォルターズ大尉と7名の部下の描き方が不充分で、軍の命令違反を犯してまで内政干渉とも言える戦闘に踏みきった理由が希薄に感じられた。
目の前で行われている虐殺を、人間として無視出来なかったのであろうし、隊がとった行動には敬服するのだが、結局大きな犠牲も払う事になるのだから、ウォルターズの下した隊長としての判断は果たして正しかったのか?―と悶々としてしまった。
それから、女医リースのキャラも分かりにくかった。彼女が何故難民と運命を共にしようと思ったのかが伝わってこないのだ。ともすると、少々強引で我が侭な女性にも見えてしまった。それと余計な事だが、ジャングルの奥地で難民を救う人間のわりには化粧が濃かったと思う(笑)


  

少々文句を言ってしまったが、そこかしこで琴線に触れた映画であった。
多くの犠牲は出てしまったが、最終目的地に着いた数名の中には、人々が待ち望んでいた人間も含まれていた。
ウォルターズらは人々の自由への希望も運んだのだ―

ブルースは渋かった。先日鑑賞した『ダイ・ハード4.0』と同じ髪型(笑)が似合っている。ここでもタフで孤独な男を演じていたが・・・益々味が出てきたブルースをこれからも見逃せない。

     アフリカを題材にした映画はズッシリと胸に響く  (4点)

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